はてなキーワード: 緊急事態とは
https://www.nato.int/cps/en/natohq/115204.htm
ロシアからのNATOの印象操作が垂れ流されているので、NATOの言い分「Top Five Russian Myths Debunked(ロシアの神話トップ5を覆す)」を確認した。
以下DeepLの翻訳。
事実: そのような合意はなされていない。NATOは1949年の創設以来、新規加盟国に対して門戸を開いており、それは今も変わっていない。この「門戸開放政策」は、NATOの創設条約第10条に明記されており、「この条約の原則を推進し、北大西洋の安全保障に貢献する立場にある他のいかなる欧州国家も」加盟を申請できるとされている。加盟に関する決定は、すべての同盟国の合意によって行われる。米国、欧州、ロシアが署名した条約にNATO加盟に関する条項が含まれているものはない。
特にワルシャワ条約がまだ存在していた1989年には、統一ドイツを越えてNATOが拡大するという考えはなかった。このことは、2014年のインタビューでミハイル・ゴルバチョフが確認している。"NATOの拡大 "という話題はまったく議論されなかったし、あの時代には持ち出されなかった。私は全責任を持ってこれを言う。1991年にワルシャワ条約が消滅した後も、東欧諸国は一国もこの問題を提起していない。西側の指導者もそれを持ち出さなかった。"
ホワイトハウスの機密文書によると、1997年、ビル・クリントンは、旧ソビエト共和国がNATOに加盟しないという「紳士協定」のボリス・エリツィンの申し出を一貫して拒否していたことも明らかになっている。「私はNATOに代わって約束することはできないし、私自身がどの国に対してもNATO拡張に拒否権を発動する立場になるつもりはない、ましてあなたや他の誰かにそれをさせることはない・・NATOは合意に基づいて動いているのだ」。
事実:NATOは防衛同盟であり、その目的は加盟国を守ることである。NATOの公式方針は、"同盟は対立を求めず、ロシアに脅威を与えない "というものだ。NATOはグルジアに侵攻しなかったし、NATOはウクライナに侵攻しなかった。ロシアがやったのだ。
NATOは過去30年間、一貫して公然とロシアに接触してきた。麻薬対策やテロ対策から潜水艦救難や民間緊急事態計画まで、NATOの拡大期であっても、さまざまな問題で協力し合ってきた。しかし、2014年、ロシアのウクライナに対する攻撃的な行動を受け、NATOはロシアとの実務的な協力を停止しました。我々は対立を求めないが、ロシアが国際ルールを破り、我々の安定と安全を損なっていることを無視することはできない。
ロシアがウクライナに対して軍事力を行使したことを受け、NATOは2016年、バルト三国とポーランドに4つの多国籍戦闘団を配備した。これらの部隊は、この地域に恒久的に拠点を置くものではなく、同盟国の国際公約に沿ったものであり、約5,000人の兵力となる。ロシアの100万人規模の軍隊に脅威を与えるものではない。ロシアによるクリミアの不法な併合以前は、同盟国東部には連合国軍は存在しなかった。
NATOはロシアとの有意義な対話に依然として前向きである。NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、NATO・ロシア理事会の全メンバーを、ウクライナ周辺情勢、NATO・ロシア関係、軍備管理・不拡散を含む欧州安全保障について話し合う一連の会議に招待したのはこのためである。
事実:NATO加盟国はウクライナのNATO加盟希望を歓迎し、2008年のブカレスト首脳会議でのウクライナの加盟という決定を支持している。
NATO加盟に関する決定は、個々の加盟申請者と30カ国のNATO加盟国次第である。他の誰でもない。ロシアはこのプロセスに介入する権利を持たず、拒否権を行使することもできない。
すべての国と同様に、ウクライナにも自国の安全保障体制を選択する主権的な権利がある。これは欧州安全保障の基本原則であり、ロシアもヘルシンキ最終法(1975年)、パリ憲章(1990年)、NATO・ロシア建国法(1997年)、欧州安全保障憲章(1999年)などを通じて署名してきたものである。
事実: NATOは防衛同盟であり、その目的は加盟国を守ることです。我々の演習や軍事配備は、ロシア、あるいは他の国に向けられているわけではない。
この神話は、地理的なことも無視している。ロシアの陸上国境のうち、NATO諸国と接しているのはわずか6%である。ロシアは14カ国と陸上で国境を接している。そのうち5カ国だけがNATO加盟国である。
NATOの領域外では、同盟はコソボとイラクにのみ軍事的プレゼンスを有している。平和維持活動(KFOR)は、国連安全保障理事会の委任を受けて実施されている。
イラクにおけるNATOの非戦闘任務はテロとの戦いに貢献し、イラクの主権を完全に尊重した上で、イラク政府の要請により実施されています。これに対し、ロシアはグルジア、モルドバ、ウクライナの3カ国に政府の同意なしに軍事基地と兵士を駐留させている。また、ロシアはウクライナの国境に10万人以上の軍隊を集結させ、ウクライナに侵攻すると脅している。
事実:旧ユーゴスラビアは、NATOのせいで崩壊したのではない。同盟は、旧ユーゴスラビアの国境を変更するために軍事力を行使しなかった。1992年から1995年にかけて、NATOはボスニアで飛行禁止区域の強制や国連平和維持軍への航空支援など、いくつかの軍事作戦を実施した。これらの活動は、ロシアもメンバーである国連安全保障理事会によって委任されたものである。1995年のボスニア・セルビア軍への空爆は、10万人以上の犠牲者を出したボスニア戦争を終結させるデイトン和平合意への道筋をつけるのに貢献した。1996年以降、NATOはロシア軍を含む多国籍平和維持軍をボスニアで指揮した。2004年に欧州連合(EU)がその任務を引き継いだ。
2011年にNATOが主導したリビアでの作戦は、1970年と1973年の2つの国連安全保障理事会決議(UNSCR)に基づくもので、いずれもロシアは反対していない。UNSCR1973は、国際社会が「攻撃の脅威にさらされている民間人および民間人の居住地域を保護する」ために「あらゆる必要な措置をとる」ことを認めている。これは、地域国家とアラブ連盟加盟国の政治的・軍事的支援を得て、NATOが行ったことである。
1999年のNATOのコソボ作戦は、国連とロシアもメンバーであるコンタクトグループが紛争終結のために1年以上にわたって行ってきた激しい外交努力の末に行われた。国連安全保障理事会は、コソボでの民族浄化と増え続ける難民を国際平和と安全への脅威と繰り返し烙印を押したのである。NATOのミッションは、大規模かつ持続的な人権侵害と民間人の殺害を終わらせることに貢献した。NATOのコソボにおける継続的な平和維持活動であるKFORは、国連安保理の委任状(UNSCR 1244)を受けており、ベオグラードとプリシュティナ双方から支持されています。
「病院 特別室」でググっても事例があまりないので、体験談を書いてみようかなと思いました。
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ある疾患を抱えていて、入院して手術しないと死ぬよと主治医に言われ、都内屈指の大学病院に2週間ほど入院することになった。もちろん保険適用で差額ベッド代ゼロ円の部屋もあったが、他人のいびきなんぞ聞きたくもないし、クチャラーにあたった日には最悪なので、個室を希望した。
個室の差額ベッド代はミニマム3.5万円スタートで、この時点で「高くね?」と思っていた。それでも貯金を切り崩してまでも個室にしたかったので、個室の種別がいくつかある中で、第1希望から第3希望まで選んで入院受付に提出した。
入院3日前までの新型コロナウィルスの陰性証明、つまりPCR検査必須と言われ、渋々有給を取ってPCR検査を受けに行った。最近のPCR検査はすごく、鼻に長い綿棒をぶっこむやつではなくて、唾液から検体の検査ができるらしい。
後日、PCR検査の結果報告が来る前に第1希望〜第3希望の個室の空きがなく、大部屋しかないと言われて愕然とした。そもそもPCR検査で陽性だったらどうしていたんだろうという疑問はありつつも「あれ、個室の上に特別室っていう項目あったよな」と思い出し、「特別室の一番安いやつは空いてないですか」(安いやつでもミニマム6万円)とダメ元で聞いてみたところ「確認してまた折り返します」とのことで連絡を待つことに。
空いてなかったら、大部屋かぁ鬱だな手術キャンセルしようかなと思い至るくらいには大部屋が嫌だったわけだが、数時間後「今特別室の10万円のお部屋しか空いていないのですが、6万円の金額で構わないのでこちらでご入院いただけますか」と連絡が来た。目を疑う…いや耳を疑ったのだけど、6万円で10万円の特別室か…いったいどんな部屋なのかワクワクだったのと、入院に対する不安と支払うお金に対する無の感情が入り乱れてきたが、医師看護師完備の高級ホテルに泊まるんだと自分に言い聞かせ、なるほど、これが病院の経営で利益を上げる手法なんだな、学びになるなと思いながら6万円の部屋で渋々承諾した。ちなみにPCR検査の結果は陰性だった。
入院当日、そもそも特別室と個室の違いが、電気ケトルと大きいテレビ置いてるか置いてないかくらいにしかわかっていなかったのだが、入院受付に受付をしに行った。
特別室の驚きは、まずこの入院受付から始まるわけだが、アドオンで1日あたり2,000円出すと一般病棟とは異なった食事が提供されるらしい。怖いもの見たさでとりあえず申し込んでみた。
次に特別病棟に案内された。特別病棟は最上階にあり、直行エレベーターに乗り最上階まで行ったのだが、エレベーターのドアが空いた瞬間、また驚いた。
床がタイルではなく淡いレッド色のカーペットが全面に敷かれており、エレベーターホールにはいかにも王室で使われているような高級そうなイスがずらりと並べてあった。
そして病棟とエレベーターホールには硬い扉での隔たりがあり、扉はALSOKのカードでタッチするか、インターホンでナースステーションから開けてもらわないと開かない仕様になっていた。
「は?ここ病院だよね?」と二度見三度見、そして降りる階を実は間違えたんじゃないかと思い、エレベーターに再度乗るも、入院する病棟の階に間違いはなかった。
昔、別の疾患で別の大学病院の大部屋に入院したことがあるのだが、その記憶が嘘のように思え、エレベーターホールで頭を深く抱えていたところナースステーションから固く閉ざされた扉を開けて、看護師が来た。
「ご入院でございますね。ご連絡承っております」…「承っております…?」何かの聞き間違いかと思った。看護師と言えば忙しさのあまり、悪気がないにせよ患者に冷たくあしらった対応をしてしまうような方もいる中で、「○○様の看護を務める山田(仮名)でございます」と開口一番に言われ、高級ホテルだと比喩したのはあながち間違いではなかったのだなと思った。
病室へ案内され、病室の説明を受けた。病室自体にツッコミたいことが山程あるが、「看護のリーダーをしております。何かありましたら、お気軽にナースコールでお呼び出しくださいませ」と言われ、頭を下げて病室から看護師が立ち去っていった。
「お気軽にナースコール…?」ナースコールって気軽に押していいものなのか、これは押すなよというフリなのか、と頭の中で葛藤をしていたが結局押さなかった。手術が終わるまでは。
そして病室自体のツッコミだが、病室自体もそうだが、病室までの廊下にはコケシ(?)が置かれていたり、吹き抜けがあったり、病室の扉も内鍵が付いていない以外は、さながら高級ホテルのようだった。なお、外側からは鍵をかけられる仕様になっているため、コンビニへ行くときは病室に誰も入れない。鍵はナースステーションで預けるようなシステムだった。
なお、病室にはクローゼットもあるし、収納もたくさんある。いや、こんな収納使わないけど…。そして部屋の奥に佇む1つのべッド。広い部屋の中にポツンとあるベッド。
さぞかしふわふわで柔らかいんだろうなと腰をかけたら、やはり病院のベッドは堅く、しばらくの間首が痛かった。部屋はゴージャスなのに、なぜ病院のベッドは…
ところで、今回10万の部屋になってしまったわけだが、これよりも上のグレードもあり、そのグレードの部屋はALSOKを使わないと入れない仕様になっていて、その部屋の目の前はナースステーションになっていたので、
緊急事態でもすぐに対応できるような造りになっているのだろう。そして、こういう部屋を使うのはおそらく要人とかなんだろう。永遠にご縁はないだろうが。
有名政治家、芸能人やどこか有名上場企業の社長が一般病棟ですれ違わないのは、こういった特別室という概念があるからなのかと腑に落ちた。
申し込んだ特別室専用の食事だが、デザートにパイナップルが出たり、キウイが出たり、ハーゲンダッツが出たり病院食とは思えないほど豪華で美味しかった。なんなら不摂生な毎日の食事よりも健康的で美味しく食べられる。
手術当日、担当看護師がオペ室まで案内してくれた。そういえば大部屋って案内されないで、自分で行って勝手に受けてねだったような気がしたが…。特別室だからなのか、それともこの大学病院の方針なのか定かではない。
全身麻酔だったということもあり手術を終えた当日の記憶が若干曖昧ではあるが、痛すぎて鎮痛剤をもらうためにナースコールめっちゃした。ごめんなさい。
点滴を交換する際に、看護師が部屋を訪れるわけだが入る時にノック3回して「今よろしいでしょうか?」と確認してくれる。すごい。ちなみに消灯時間を超えたあとはノックなしに勝手に入ってくるので、めちゃくちゃビックリする。ちなみに、部屋の電気をすべて消したあとは、携帯ライトで点滴を交換しているようだった。
主治医が来たり、当直医が来たり、看護師がバイタルを測りに来たりと、あんまり気は休まらなかったが、大部屋よりかはのんびりできたのかもしれない。
結局ゲームを持っていったのに痛くてゲームどころじゃなく、スマホで朝から晩までずっとTikTok見て過ごしてた。
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そんなこんなで退院日になり、退院の準備を進めていた。手術代よりも病室の差額ベッド代のほうがもちろん高くて目ン玉が飛び出た。
そして特別室の患者は特別らしく、専用の紙を受付に渡すとどんなに並んでいても割り込みで支払いができるシステムになっている。
他の待ってる人に申し訳ない気持ちが込み上げてくるが、上級国民はこういったのが日常茶飯事なのかと思うと本当に格差ってあるんだなとしみじみ思いながら、割り込みしつつも、大人のクレジットカード分割払いで会計して家に帰った。
会計料金はお察しください。
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まさかここまで反響があるとは思ってませんでした。退院祝いに大量飲酒しながら書いたので稚拙な文章ですが、こういう世界もあるというのが伝わってよかったです。
ちなみに、特別室に泊まるともれなく大学病院のアメニティが無償で付いてきます。入院時の持参物でティッシュやシャンプー、トリートメントなど書かれていたので持っていったのですが、アメニティや特別室そのものに付属されていて、持ってく必要なかったなと若干後悔しました。
あと、面白かったのは、特別室の患者のみ新聞を取ることが許可されていたり、今でこそ不要ですが、はてブにも書かれていた方がいるように外部との連絡手段としてホテルにあるような電話機が設置されていたりしてました。
部屋のイメージは、はてブで既に比喩されている方もいらっしゃいますが、私が泊まった部屋は、ドクターXに出てくるいわゆる特患向けの部屋が広さと見栄えがイメージとして近いです。私自身も入院するまではドラマの世界だけだと思っていたのですが、そうではなかったようです。
ただ、ドクターXのように大門未知子先生が唐突に入ってくるような構造にはなっていないので、これは現実とはかけ離れているなとは思いました。おそらくエレベーターホールのALSOKで医師・看護師の入退室は管理されていると思います。
書くのを失念していましたが、もちろんトイレと浴室付き、独立洗面台付きの特別室でした。特別室によっては前室やキッチン付きの部屋、またはてブに書いている方もいらっしゃいましたが、病院によっては執務室や会議室が備え付けのところもあるようです。
ちなみに、浴室・トイレに鍵をかけられないのと、浴室やトイレのあちこちにナースコールボタンが設置されているのは、やはり病院だなと思いました。
入院中あまりにも暇で調べていたのですが、予約診療っていう概念があって、お金を払うことで(しかもワンショット2万円前後)一般患者と一切顔を合わせないで決められた枠内の時間での診察から調剤まで一気通貫して行うサービスを提供している病院もあるようです。こういうサービスの恩恵を受けるのは、まさしく要人といったところでしょうか。
医師からのサービスの質に関しては、一般患者も特別患者もあまり変わらないのかなというところです。当直医の方はすごい無愛想でしたし、主治医は毎度丁寧な喋り方です。ここは医師によるのでしょう。
看護師からのサービスについては、一般病棟よりも優れているなとは感じました。ただ、医療明細書を見ると「特別看護点数」が取られていたので、この点数から看護師たちの教育は一般病棟とは異なっているのかもしれないです。ちなみにホテルマンの如く、キャリーケースは看護師が率先して運んでくれたりしてくれました。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4715652522773456834/comment/kohakuirono
”まん延防止や宣言についても言えるけどオミクロンで感染の主が保育や教育現場、家庭内や介護施設になってる訳で半端な飲食規制に膨大な金を突っ込む今のやり方を変えないと意味の薄い規制になってるよ。”
”人流規制を重視するのはいいとして飲食にだけ多大な犠牲を押し付け、ほかの感染ルートを考慮しないやり方はコスト(←金銭に限らない)に対してパフォーマンスが悪すぎないか?”
これが怪しい。
たまたまデルタ株でそうだったというだけで、オミクロンには当てはまらない。
今更宣言がでても、人流を減らそうと思う人が圧倒的に少ない。
人流が減らないので、感染も減らない。
それがオミクロン。
====議論の余地の壁====
個人的には、急増していた1月半ばに早々と宣言をしておいて、現在の医療逼迫の度合いをやわらげつつ、低めのピークを越えたあたりでまん防に移行し、3回目の接種を進めつつ、いずれはまん防も解除して全員感染させていく、というのがベストシナリオだったと思っています。オミクロンの強力な感染力に対しては、全員感染が避けられないというあきらめが前提となっています。逆に、全員感染にあらがおうとすると、非常にコストがかかるので、それこそ差し引きでマイナスになってしまうと考えています。
いま現在の東京の状態を是とする人にとっては、宣言なしで乗り切ったことも評価できるかもしれません。しかし大阪の状態まで是とする人は少ないでしょう。2割でも3割でもピークを低くできたなら、事態はずいぶんと違っていたはずです。
ここで言う「全員感染」は極端な表現ですが、ロンドンでは、まだオミクロンの感染の影響を反映し切れていない段階での自然免疫による抗体保有者が、すでに17歳以上人口の35%に達しています(若者ほど多い)。3回目接種率も12歳以上人口の4割を超えている(高齢者ほど多い)ことを合わせて考えると、集団免疫の効果はかなり高まっていると言えます。 また、そもそも検査して陽性になる感染者の大半は、症状が出た上で検査に訪れています(東京では90%以上)。しかし逆に、全員検査する空港検疫で見つかる陽性者のうち79%は(少なくとも報告段階では)無症状ですから、文字通り全員感染したとしても、あなた自身は気づきもしない可能性の方が高いです。ちなみに、空港検疫での無症状の割合は、年代に偏りがありません。高齢者ほど3回目接種の割合が高いことと相殺された結果である可能性もありますが、ほぼワクチン未接種と思われる10歳未満でも、無症状率は82%です。 さらに、全員感染に対するあきらめは、基礎疾患持ちや高齢者、そうでなくてもそもそも感染したくないという人の感染まで無防備にあきらめるという意味ではありません。最終的にたとえば8割の人が感染して集団免疫に至るとして、その8割が一斉に感染してもゆっくり時間をかけて感染しても、残り2割にとっては短期のハイリスクを回避するか長期のローリスクを逃げ切るかという、確率分布の違いでしかありません。2割に入るべきひとが正しく入れる可能性を高めるような感染対策と社会制度が望まれます。 最終的には全員感染が前提ですから、3回目の接種は、感染したときの症状をやわらげるのが主な目的です。もっとも、感染に対しても、少なくとも接種後しばらくは効果があると見込まれています。
しかしそうした「ピークを低くする」という意味では、いまから緊急事態宣言しても、時すでに遅くその効果は得られないでしょう。そして、宣言を続ける限りは感染者を勢いよく減らすことができますが、そのぶん集団免疫が遠のくだけなので、いつまでも宣言を解除できない(解除したら残りの未感染者たちが感染する)ということになります。
これもまた、オミクロンの全員感染が避けられないという前提での、理論上の極論です。しかし「そうは言っても現実は」という現実の話は、理論上の前提をしっかり整理した上でなされるべきだと思います。
と、ここまで全員感染を前提にした話をしてきましたが、そこをあきらめるべきではないという意見も十分に理解できます。
まず、「少なくとも3回目接種が希望者に十分行き渡るまでは、あらがい続ける価値が大きい」という条件付きならば、特に高齢者に限定するならなおのこと、理論的にも現実的にも成立しうると思います。欧米が感染に対してあきらめつつあるのも、3回目接種を進めてやれるだけのことをやった上での話です。
また、野心的な一例ではありますが、「どこかの都道府県を選んで、国家プロジェクトである旨を十分に説明した上で、ゴジラが来襲してきたときのように県民の心をひとつにして、1週間、黙食だけをめちゃくちゃに徹底してもらう。それが成功したら、全国に拡大して、定期的にキャンペーンを実施していく」のような大胆なことができれば、緊急事態宣言を何ヶ月も続けることなくオミクロンの全員感染から逃げ切れるかもしれません。
しかし、仮にオミクロンの100倍感染しやすくて、なおかつ重症化率が1/100になった変異株が現れれば、さすがに100倍の感染力に立ち向かい続けるよりも、全員感染のほうが政策として勝るでしょう。もっとも、重症化率が逆に10倍だったら、その判断はとても難しいものになるかもしれません。今回のオミクロンがそうした限度を超えているかどうかに議論の余地はあると思いますが、いつか、その限度を超える変異株が現れることは想定しておくべきだと思います。
雪!わかる!?雪!!
なのになんで出勤なんだよ!!
去年リモートだったじゃん!!
緊急事態宣言出るまでは頑なにリモートにしないくせに緊急事態宣言出るってなったら急に「リモートにする!」とか言い出したんだよね!
そんで解除されるってなったら急に普通通りね!社員全員に携帯とWi-Fi配ったのにね!全部経費のムダ!バーーーーーーカ!!!!
それでも去年は緊急事態宣言出まくってたからなんだかんだリモートの期間長かったじゃん!
週に2日くらいは出勤したけどそれでちゃんと回ってたじゃん!!
あのクソ長いだけのパワハラ会議が無くったって問題なかったじゃん!
なのに緊急事態宣言明けたら全部復活!毎日出勤!!1日会議も復活!バーーーーーーーーーカ!!!
このWi-Fiと携帯の存在意義なに!?この経費給料でよこせや!!
まあそれはいいよ!とりあえずいいよ!!
な ん で 今 日 リ モ ー ト に し な い ! ?
わかってたよ。まあ解ってた。台風の時だってなぜかリモートにしなかったし。
でも明日から3連休じゃん。連休って前日の退勤から始まってんじゃん。だから絶対早く帰りたいわけ。
なのに雪!しかもピークは夕方!!台風と違って勢いが弱まってもすぐ電車は動かねえ!
ヤダ!!早く帰りたい!!!さっさと帰って酒飲みながら進撃の巨人を見るんだよ!シガンシナを奪還するんだよ!!
一抹の望みを持って上司に連絡したけどムダ!!とりあえず出勤しろってさ!
雪もさあ!降るなら夜のうちに振っててくれよ!朝動けて夕方動けないって最悪だよ!!
リモートできない職種ならまあわかるけどさあ!去年できてたんだからさあ!こういう日くらいさあ!!
ああクソ!!クソ!!こんな奴になんで俺ボーナス査定されなきゃいけないの!?お前ら仕事しろや!管理職の仕事しろや!!
私は製造業就労者です。
つまりハードウェアを扱い、ハードウェアを生産、販売する者です。
私は非常に怒っている。
それは何故か?と言えば、はてな界隈ではあまりにもハードウェア産業を軽視する傾向があり、ハードウェア産業を無視したコロナ禍対策をさも正義かのように主張する方々があとを絶たないからです。
このような主張をする方々はおそらく叱られないと自分が何を言っているのかまったく理解できないのでしょう。
まるで幼児や児童のように大人から叱られないと自分がどれだけのことを言っているのかわからないのでしょう。
世の中には24時間稼働のハードウェア生産工場はゴマンと存在するのです。
あなた達の着る服も、インターネットへアクセスするデバイスも、眼鏡も、靴もハードウェアです。
解釈によっては食べ物や水、医薬品だってハードウェアの枠組みへ入れることが可能でしょう。
「緊急事態宣言を出されたりコロナがピークアウトしてくれないとそんなに困るのか?」
誰もあなた達を叱らないのであれば私が叱ります。
困るに決まっているでしょうが!!!その年齢となりそんなことも理解できないのですか!!!!?????
一端の大人を気取り、社会情勢へ対して倫理観高く良識風な主張をしながら、本当に、本当にそんなことも理解できないのですか!?
恥ずかしくないんですか?あなたの親や祖父母、恩師は、憧れた人はあなたへそのようなことを言えと教えたのですか?
これほど常套句「親の顔が見てみたい」が口から漏れる想いをしたのは初めてです。
理解できてますか?あなたは今まさに愚かなことを言っています。
バカやアホはシチュエーションによっては冗談に受け取られてしまうこともあるのでバカやアホとは言いません。
他人の気持ちになって考えろと教わりませんでしたか?他人へ親切にせよと教わりませんでしたか?
幼児や児童でも理解できることを一端の大人を気取るあなたが何故理解してないのですか?実行できてないんですか?
世の中にはハードウェア産業が存在するのですが、そんなことも知らないで生きてきたのでしょうか?
まさかその程度の視野で、子供や年下や後輩へ指導したり、ネット上で倫理についての話題へ触れたりしていませんよね?
良いですか?あなたは良い歳して本気で叱られています。怒られるのではなく叱られる。何たる愚か者かと叱咤を受けているのです。
もし叱られてしまったという事実へ感情的となり気にしないよう振る舞っても無駄であるとも言及しておきましょう。
今日のことは10年後20年後ふとした瞬間に思い出す。
大人になってから叱られるというのは20年やそこらで忘れられるものではないのですから。
いい加減にしなさい。本当にいい加減にしなさい。
思えば2020年に最初の緊急事態宣言が出て東名高速道路がめっちゃ空くようになり、ホテルが安くなって最初に思ったことは「旅行行きやすくない?」だった
それに気づいてその秋には東京から鹿児島まで車で2週間あちこち観光して回って、確かGotoのクーポンがないやつが使えたから温泉旅館に激安で泊まったりした。
キャンプの趣味は元々あったけど何故か密回避!って言ってバカがキャンプ場に増えたから逆にしなくなった。
人気観光地も人であふれかえるなんてこともないし、ホテルとか新幹線、飛行機も安いし絶好の旅行のチャンスなのに全然旅行行ってる人いなくて何なんだろ(有難いけど)
去年も北海道一周したし、次はどこ行こう。