はてなキーワード: 拉致問題とは
5月か6月中に、南北軍事境界線上の板門店で行われるであろう、米朝首脳会談の流れを予想してみた。
金正恩「トランプ大統領、よく板門店にお越しくださいました。今回の会談が、米朝の両者にとって大変良い会談になることを期待しております(ニヤニヤ)」
トランプ「そうだな。今回の会談は両国民や周辺国の将来に関わる会談になるのだから、よろしく」
金正恩「では、トランプ大統領。私は朝鮮半島全土からの核放棄を目指しておりますので、核ミサイルを含む在韓米軍は韓国から撤退していただくということで・・・」
トランプ「おい、何か勘違いをしているのではないか? 今お前の国が受けている経済制裁は、国連加盟国のほぼ全てが承認した声明に基づいているものだ。北朝鮮の非核化と、在韓米軍撤退の条件が釣り合うわけないだろう。お前の国の非核化と引き換えに、在韓米軍の撤退を要求するというのであれば、北朝鮮が国連を脱退するというのが筋論ではないのか?」
トランプ「ふん、私は別に北朝鮮が国連を脱退しても何の不都合もないのだ。逆に今以上の経済制裁や軍事オプションの選択をしやすくなるだけの話なのだからな!」
金正恩「(ビクッ!)」
トランプ「我々アメリカとしては、お前らには完全で検証可能かつ不可逆的な核放棄を要求する。そのことが証明されるためには、今後無期限にIAEAやCIAの査察を受け入れてもらおう。この条件が受け入れられない場合は、どうなるかわかっているだろうな?」
金正恩「(ビクッ!)」
トランプ「話は変わるが、去年2月や今年4月に我がアメリカ軍は化学兵器を使用したシリア政府軍に対して、人道的見地から軍事攻撃を実施した。お前の国も、残忍な独裁者によって国民が圧迫されているらしいね。核の放棄以前の話として、国民を苦しめる独裁者を排除するためには、アメリカは軍事攻撃も辞さない構えである!」
金正恩「ト、トランプ大統領。我が国は国民を圧迫しているなどと言うのは誤解でして・・・」
トランプ「とぼけるな! 我々や韓国の情報機関、それに脱北者の証言から、お前が恐怖政治を敷いていることは全部わかっているんだ! 国民が飢えて苦しんでいるというのに、お前だけが肥え太っているというのはいい身分だな!」
トランプ「では、2カ月後に北朝鮮北部の核実験場に我々の査察を受け入れてもらおう」
トランプ「もしこの約束を守らなかった場合はどうなるか。お前はリビアのカダフィの二の舞になるだろう」
トランプ「そうだ、忘れていた。我が同盟国の日本の拉致問題についてであるが、今すぐ拉致被害者全員を日本に帰国させてもらおう。我がアメリカは太平洋艦隊の基地を提供してもらっている日本のことを、同盟国以上の存在だと思っている。核放棄以前に、日本の機嫌を損ねたりしたら、それだけで軍事攻撃に踏み切るかも知れんぞ?」
トランプ「中国軍の支援はアテにしないほうがいいぞ? あちらとは、我々国連軍は鴨緑江南岸で進軍停止する旨を伝えていて、中国側とも了承済みだからな! 我がアメリカ軍は10年以上戦争をしていないものだから、軍内はミサイルや爆弾の在庫品の山で困っているところなのだ。今回の会談は両国にとって、非常に有意義なものであった。この後の共同宣言では、北は核の完全放棄を表明したと発表しよう。あっはっは!」
ですよね~。
本当にこれで拉致問題が解決したり朝鮮戦争が終戦すると思っている人がどのぐらいいるんだか。
あれって、毎回周辺国のイライラが頂点に達しそうだから 嫌々やってるガス..へのコメント
拉致問題の解決なしに北朝鮮との対話を進めるなんて日本の立場としてはありえない
明日、韓国と北朝鮮の南北首脳会談が開かれるそうなので、少し前に読んで印象に残っていた増田を紹介しておきます。
[拉致問題][自民党]「父から聞いた話」/「安倍首相にガッカリした」
この増田主の気持ちが良く理解出来る。
安倍首相の政治家としての経歴の根本には拉致問題が存在する。
安倍首相が首相になれたのは、親の七光りと拉致問題を利用して政治家になれたからというのがある。
だからこそ、今の安倍首相を見ていると「安倍首相は政治家になった頃の初心を忘れている」と感じる。
ネット上だと安倍首相を評価している声が多い事は理解している、その上で。
この増田主の様に安倍首相に失望し始めている人が居る事も、広まって欲しい。
私も、現政権中に拉致問題を解決できなければ安倍首相不支持の立場に回り、次の選挙では与党以外の党に投票しようと考えている。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASL4R7D5RL4RUTIL04H.html
ここのコメントには対話が必要って意見が多いけど、対話して譲歩を引き出すにはこちらから差し出すものが必要なわけで
だから差し出すものを作るために安倍は圧力をとか言ってたわけだけど、中露他がそれに同調せず、北朝鮮をのさばらせてきたわけだ
そうこうしているうちに北朝鮮が日本から得ていた利益を他国が代替して、日本のプレゼンスはなくなってしまった
そのうえ、拉致被害者を返さなかったことで北朝鮮側も日本のことなんて信用してないし、もう北朝鮮も日本との対話なんて求めてないから、日本から対話をなんて言ったって相手にされるわけがない
今では北朝鮮にとっての日本の価値なんて国民の憎悪の矛先とか、いくら叩いても壊れもしないし反撃もないサンドバックとか、せいぜいそんなもん
圧力一辺倒じゃ状況に変化はないし、日本からの支援なんてもう既に必要とされてないし、残る譲歩できることって核保有を認めるか、核保有黙認してひたすらATMになることくらいじゃない?
核保有を認めるから拉致被害者返しておくれって言うか、北朝鮮が韓国並みに発展するまで無償で援助し続けたらワンチャンあるかもね
それってつまりアメリカの核の傘から堂々脱退して、中国、北朝鮮の傘の下に入りましょうってことなんだけど
中国すげーも流行ってるし、日本の企業のトップも全部有能な中国人に差し替えたら社会の変革スピードも上がるし、いいことずくめだゾ☆
まぁ、ねーわw
あとは国際社会に圧力の共同歩調を求めるくらいだろうけど、中露は緩衝地帯の北朝鮮が崩壊するような強い圧力は決してかけないだろうし、北朝鮮の核開発のノウハウを欲しがっている国だって秘かに支援するかもしれない
それにもう核を持っちゃったから強い圧力を掛けたら暴発の危険が上がるわけで、もうそのオプションは取れなくなっちゃったんだよね
だからもう詰んじゃってるんだよ
コストがかからないだけ圧力をかけ続ける、国際社会に圧力を訴え続けるだけってのが今の最適解じゃろ
百万に一つ、トランプが北朝鮮に軍事行動を起こしたときに後方拠点としてせいぜいできることをやれば米軍が取り返してくれるかもね
中露がバックにいる限りないだろうけど
拉致被害者家族も高齢化してるし、このままうやむやになっておしまいでしょう
過去にこうしとけばってのはあったかもしれんが今それを言ったって拉致問題の解決になんの役にも立たねーし、せいぜい安倍批判の材料の一つになるくらいやろ
でも安倍がやめたら拉致問題みたいな不良債権誰も触らなくなるんじゃねーかな
与党は成果が上がらないものに注力しないだろうし、野党も政権批判に使いづらくなるし
拉致被害者の家族の方々はお気の毒ですが、北朝鮮の発表通り、拉致被害者は亡くなったものと考えて余生を楽しく生きたほうがQOL上がっていいと思いますよ。切り替え大事。
北朝鮮の金正恩が中国を訪問したというニュースのブックマークコメントに「日本が孤立する」というような事を当てこすっているコメントが散見される
たとえば以下のようなもの
http://b.hatena.ne.jp/entry/361159842/comment/murasakizaru
ネトウヨって、北朝鮮の毎度の好戦ブラフは真に受けたふりして大騒ぎするくせに和平に向けた発言は嘘だ信じるなコール。こりゃ日本ハブられるわ。少しでも流血を減らすため薄紙重ねる努力する全世界の敵。
http://b.hatena.ne.jp/entry/361159842/comment/kitamati
http://b.hatena.ne.jp/entry/361162574/comment/tomoya1983
アメリカとの対談前に中国との接近、外交戦略としてこの上ない妙手。かたや置き去りで八方塞がりの日本、拉致問題の進展が見出だせず。このまま列強に食い物にされ続けてよいのか
http://b.hatena.ne.jp/entry/361155015/comment/murasakizaru
本当、日本抜きだと協議が建設的な方向に向かうなあ。日本はなんでハブられたのか自覚と反省をもって黙ってようね。この期に及んで分断とヘイト煽ってたら、日本が世界の敵認定されちゃうよ?
(1)北朝鮮が本当に核を放棄するなら日本を含む全世界にとって望ましいことなのに、それを「孤立」「ハブられる」と、あたかも日本の不利益になるかのように考える理由
(2)北朝鮮が近いうちに本当に自主的に核を放棄すると信じられる理由
この辺誰か分かる暇な人いたら教えて欲しい
これも安倍首相が結果を出せていない案件なんだが?
[拉致問題][自民党]「父から聞いた話」/「安倍首相にガッカリした」
安倍首相が結果出せてるってのが妄言にしか聞こえない。
Re:そう豪語した上で、北方領土以外で結果が出てるから今も支持があるんだろ ..
15年程前、父と話していた時に父がこんな事を言い出した。
「実はな、俺の中学時代の同級生に北朝鮮に拉致された人が居た。」
と言っても、父とその同級生は仲が良かった訳では無い。
そもそも、父が中学の頃は一つの学年で40人のクラスが6組まで有ったらしい。
その中で、1年だけ同じクラスになった事のある人の中に、後に北朝鮮に拉致された人が居たという話。
調べてみたら、その拉致被害者は確かに拉致被害者に認定されていた。
父もそんな同級生が居た事は忘れていたらしい。
珍しく同窓会に行ったら、そこで話題になり「あいつは北朝鮮に拉致されたぞ。」と言われて知ったらしい。
ただ、やはり、そういう話を聞くと感傷的になるのだろう、父も、その同級生に日本に帰国して欲しいと思ったらしい。
その同級生は未だに、北朝鮮に拉致されている。
だからこそ言いたい。「私は今、安倍首相にガッカリしている」と。
父の同級生に北朝鮮拉致問題の拉致被害者が居るという事を知り、北朝鮮拉致問題に興味が出て、拉致問題について調べる様になった。
その中で、ある一人の拉致被害者の話に興味が出た。その拉致被害者の名前は有本恵子さん。
有本恵子さんの拉致の経緯について説明する。
有本恵子さんは神戸に生まれ、神戸市外国語大学という大学に進学した。大学生を卒業後ロンドンに語学留学に行った有本恵子さんは
現地で出会った人物に仕事を紹介され「市場調査」の仕事を始めたという。そして、帰国予定の昭和58(1983)年8月9日に「仕事が見つかる 帰国遅れる 恵子」
という電報が実家に届き、同年10月中旬にコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に音信が途絶えた。
この「市場調査」の仕事を紹介した人物が北朝鮮の工作員だったらしい。
(よど号ハイジャック事件で北朝鮮に亡命した人達が北朝鮮の工作員として当時ヨーロッパに出向いて、
語学留学にヨーロッパに来ていた日本人を誘い、北朝鮮に連れて行っていたらしい。)
音信が途絶えてから5年後の1988年9月、北朝鮮に拉致されたとされる石岡亨さんという人物の札幌の実家に一通の手紙が届く。
その手紙には石岡亨さんと有本恵子さんと松木薫さんという三人が北朝鮮の平壌で一緒に暮らしている事が書かれ、写真が同封されていた。
この手紙はポーランドの消印が押されており、非常に小さく折りたたまれていたらしい。
おそらく、北朝鮮旅行に来たポーランド人に出国する際にこっそり手渡された物なのだろと考えられている。
有本恵子さんが生存していて北朝鮮に居る事を知った有本恵子さんの両親は、当時、朝鮮総連と繋がりが有ると言われていた社会党の議員で、
地元の有力議員だった土井たか子議員に話をしに行った。しかし、社会党が動く気配は無かったため
有本恵子さんの両親は、当時外務大臣だった自民党の安倍晋太郎議員の事務所に連絡を入れた。
安倍晋太郎は有本恵子さんの両親に自分の秘書を同行させて、警察庁、外務省へ赴き話をする様に指示したという。
しかし、警視庁も外務省も「国交がないのでどうにも出来ない」としか言えず、外務省は「危険ですので、秘密にしておきましょう」と口止めをしたという。
後に、小泉内閣の時に北朝鮮から日本政府に渡された報告書では、石岡亨さんと有本恵子さんは、石岡亨さんの実家にポーランドからの手紙が届いた二カ月後の
1988年11月に死亡したと記されていた。
この、安倍晋太郎議員の秘書をしていたのが、安倍晋太郎の息子で、現在の内閣総理大臣の安倍晋三だ。
謂わば、安倍晋三は政治家としての心得を父親から学んでいた頃から北朝鮮の拉致問題に触れた立場に有る。そして、
「拉致問題の解決こそがライフワーク」と豪語していた事さえある。
それなのに、第二次安倍内閣になってからの数年間、北朝鮮の拉致問題は進展していない。
拉致被害者の帰りを待つ人は80代後半~90代の年齢になっている人も居る。もう時間は残されていない。
森友・加計問題は野党が自民党に難癖をつけているだけと言えば確かにそうかもしれない。
だが、「拉致問題の解決こそがライフワーク」とまで豪語した安倍首相だからこそ
今の任期内に拉致問題を解決する気概を見せて欲しい。
正直、拉致問題の解決へ向けた進展を出せていない安倍首相にはガッカリしている。
もし、今期の任期中に安倍首相が拉致問題を解決する事が出来なかったなら、私は
次の衆議院議員選挙では、自民党を見限り、立憲民主党か民進党に投票するつもりだ。
今期の任期中に、安倍首相には政治家生命の全てを賭けて北朝鮮拉致問題を解決して頂きたい。
リベラルは失敗から学んだのか -拉致問題と三浦瑠璃の「スリーパーセル」発言から考える議論の方法 | Football is the weapon of the future
この人の主張は一般論としてはわかる。
「在日朝鮮人≅北朝鮮の工作員」という拡大解釈の危険というのが基礎にあるのは疑いない。
だけど三浦が「日本には北朝鮮の工作員が潜伏しているので危険だ」
とだけ言ったのならばこれほどの炎上にはならなかったのではないか?
三浦は単に首都東京でのテロは全面戦争になるから日本第二の都市の大坂の方が危険と言いたかったのだろう
(この主張にはツッコミが入れられているけれどもそれも炎上ポイントとまではいえないだろう)
それが一部のウヨサヨには「大阪には在日朝鮮人が多いから危険」と受け取られた
それが炎上の主要な原因であろう
韓国民も歓迎している。もちろん、だんだん将軍サマが柔和になってきての話。ただ、数年で実現するだろう。
われわれ日本人はそれを認めたくないし(喧嘩は飯ウマだし、南は共産圏の盾だし)、米国のエスタブリッシュメントは日本がアジアで孤立してほしくて堪らんし、ゆえに日本人向け報道はそれに沿って事実と異なることを流布する。
日本国がうまく立ち回るなら、もっとはやく北朝鮮と近づいて、逆に似非同盟である韓国の日本国内でのプレゼンスをさっさと低めるべきだったのではないか?
ところで、北との拉致被害者の件と、慰安婦攻勢とは、政治利用されている点で同じ。ただ、後者のほうがダントツで旨くいっているみたいだ。蓮池さんが拉致問題の政治利用を批判してきているが、日本政府がガチで拉致被害解決のために北と敵対してきたなら、私たち日本国民も拉致被害者家族も、まさしく泣きっ面に蜂の思いじゃないか?
俺の場合、
【埼玉5区】立憲民主党代表・枝野幸男の選挙区。複数のマスコミで、枝野リードが伝えられているが、一部メディアでは自民リードとなっている。枝野の場合、比例復活は確実だが、党首が小選挙区で落選してては、いくら党に勢いあっても、選挙後に野党のイニシアチブを握ることはできないだろう。ってなわけで、枝野が勝てるか、注目。
【千葉1区】自民と希望、どちらが勝つか自体に関心あるわけではない。維新の長谷川豊が何票取れるのか、維新は千葉・神奈川・山梨の南関東ブロックで比例議席を取ることができるのか、に注目。
【山口4区】安倍晋三総理大臣の選挙区。安倍勝利は変わらないが、加計問題を追及しているフリー記者の黒川が出馬しており、「安倍10万票阻止」を目標に選挙運動を展開。安倍の票自体は、拉致問題で名前が売れた2003年総選挙の14万票をピークに徐々に減らしており、2014年総選挙では10万829票。もし、10万票を切るようだと、小選挙区比例代表並立制になって初めて行われた1996年の総選挙以来となる。
安倍さんがようやく東京で演説をしてくれたので、子どもと一緒に聞きにいきました。
池袋の駅前に集まった人の数はものすごくて(アンチも含めて)、枝野さんや小池さんのときとは比べものならないくらいでした。ヘリが飛んでたり交通整理の警官がうるさかったりで大変だったけど、演説の全文を書き起こしました。
https://anond.hatelabo.jp/20171014230038
https://anond.hatelabo.jp/20171015174223
も合わせてご参考まで。
みなさん、この選挙は北朝鮮の脅威からいかにして国民の命と幸せな暮らしを守りぬくのか。それを問う選挙であります。そしてこうした中、いかにして子どもたちの未来を切り開いていくのか。これを問う選挙であります。
先般新潟で街頭演説をしておりましたら、安倍さん、この地域は横田めぐみさんが通っていた学校があるんだよね、めぐみさんを助けてください、そう話しかけられました。お母さんの早紀江さんも、お父さんの滋さんも だいぶお年をめされた。なんとしてもお二人の手でめぐみさんを助けることができる、その日がやってくるまで私たちの使命は終わらない。そういう決意を新たにいたしました。
昨年トランプ大統領と会談を行った際、今年の2月10日の首脳会談においても、私はこのめぐみさんの話、そして拉致事件、核の問題について時間をかけて話をしました。この前の国連演説においては、世界が最も注目するアメリカ大統領の演説においてトランプ大統領は、米国の大統領としてはじめて、めぐみさんについてふれてくれました。私はうれしかった。
首脳会談を行ってお礼を言った。そして11月にトランプ大統領が日本にやってくる際に、どうかめぐみさんのご両親、そして被害者のご家族に会ってください、そして日本からこの問題を変えていかなければいけないというメッセージを発してもらいたい、そうお願いをしました。そうしたらトランプ大統領は、晋三わかった、ひどい話だ、この問題を解決をしていくためにも米国は全面的に協力するよ、そう約束をしてくれました。
この拉致問題についても核問題についても、あるいはミサイル問題についても、アメリカや国際社会に連携をしていかなければなりません。中国の習近平主席ともこの問題について話をしました。ロシアのプーチン大統領やあるいはドイツのメルケル首相とも話をしました。そうした外交努力をもって、先般国連において、北朝鮮へ厳しい制裁を下す決議が、満場一致で採択をされました。北朝鮮へ対して厳しい圧力をかけていかなければならない。それは政策を変えるためであります。
安倍さん、そんなに圧力かけて大丈夫ですか。戦争になりませんかという方がおられます。確かに気持ちは分かります。私は紛争なんてまったく望んでいない。闘争を望んでいる総理なんて世界にはいないんです。
みなさんこの20年間、わたしたちは話し合いのための話し合いは意味がないということを経験してきた。94年の核合意。北朝鮮はもう核開発をやめるという約束をした。そして日本や世界は支援した。でも北朝鮮は私たちの目を欺いて開発を行っていた。そして残念ながら貸した400億円、一円も戻ってきていない。
でも私たちはこれを飲み込んで、そして話し合いを続けてきましたが、そして2005年、北朝鮮はもう一度核放棄をするという公約をしました。でも残念ながらみなさん、次の年には核実験を行なったんです。私たちの誠意を欺き、そして話し合いを時間稼ぎに使って、核やミサイルの開発をしていたんです。もうわたしたちに、騙されてる余裕はないんです。
本来北朝鮮は、勤勉な国民がいて豊富な資源がある。しっかりと北朝鮮が新しい道を歩んでいけば国民を豊かにできる。北朝鮮に明るい未来がやってくる。でもみなさん、北朝鮮がミサイル問題や核問題をそして拉致問題を解決しないのであれば、北朝鮮には明るい未来はないんです。いま北朝鮮が意図的に緊張を高めている今こそ、私たちがぶれてはならないんです。みなさん、北朝鮮の脅かしに屈してはならないんです、みなさんそうじゃないでしょうか。北朝鮮の側から政策を変えます、話し合いましょうと言ってくるようにもっていきたい。そう考えています
あの当時のことを思い出していただきたいと思います。日本全国を黒い雲が覆っていた。ひどい円高で、工場や会社はどんどん世界へ出ていった。中小企業や下請け会社はついていけないから、お店や工場を閉めるしかなかった。若い方がどんなに頑張ったってなかなか就職できない、そういう時代だった。
みなさん、日本のGDP、経済力は1997年536兆円、過去最高になりました。でもその後はデフレです。成長できなかった。民主党が政権をとってからはとうとう500兆円をきって、493兆円になってしまった。あのとき民主党政権はなんと言っていたか。人口が減少すれば成長なんかできない。こう言っていました。
でも私はそう考えない。正しい政策さえしっかりとすれば日本人はやればできる。成長させられる。その思いで、三本の矢の政策を進めてまいりました。結果どうなったか。民主党時代、493兆円まで落ちたGDPが543兆円、過去最高。みなさん50兆円も増えたんです。やっぱり日本人はやればできるんです。人口が減少していたって、政策が正しければ成長していくことはできる。
みなさん、株価も22年ぶりの高い数字になった。わたしは株持ってないから関係ない、というかたがおられるかもしれませんが、そうではないんです。みなさんにとって大切な年金がこの株式市場で運用をしていますから、この4年半で年金の資産は46超円も増えてもう心配しなくていい、という状況を作り出すことができました。
また海外からの観光客は800万人から2400万人まで増えた。今年はもっともっと増えていくと思う。この海外からの観光客。日本人の観光客はだいたい5万円使う、でも海外からの観光客は15万円使う。ですからいま海外からの観光客が日本で使っているお金は、4兆円になりました。民主党政権時代はたった1兆円だった。4兆円になって、もっともっと増えていくと、こう思います。
そしてみなさん。中小企業、大切です。
わたしは総理になって従業員10人の町工場を視察しました。その町工場の社長さんのお父さんがいった、言いつけ。それは、従業員を大切にしろ。そのお父さんが残した言葉を大切に、中学や高校を中退して入ってくる従業員、彼らを会社が応援をして定時制高校を卒業させました。
そしてこの会社は、リーマンショックで厳しくなってしまった。民主党政権時代とくに厳しくなっていった。でもお父さんのいいつけを守って彼は誰も解雇せず、がんばって雇用を守った。その後政権が変わって、だんだん状況が良くなった。従業員はこの彼の思いにこたえて、一生懸命工程を改良して、生産性を上げた。そして販路を拡大したんです。その結果いま、みなさん自動車のスピーカー端子のメッキは、世界中を走っている車の約3割は、この工場から生まれているんです。
まさにこれが日本の中小企業の力です。日本人の力なんです。わたくしは頑張る中小企業を応援をして行きます。
たとえば新しい機械を買った。お店を新しくした。そうやって売上を伸ばしたり、生産性を上げて、従業員の給料を上げようと思っている。そういう小規模事業者に、私たちは投資をしたい。固定資産税を半分にする、約3年間半分にするという政策をスタートしました。いまもう3万人の方々が使っている。
またみなさん、大企業の社長に求められなくて、中小企業や小規模事業者、小さな会社やお店やさんに求められるものは何か。それはみなさん、個人保証です。設備投資をしようと思って銀行からお金を借りると、個人保証を求められる。家や土地や家財一切を担保にしなければお金を借りられない。一回失敗すれば終わりなんです。
本人はもとより家族も人生を失うかもしれない。これはやっぱりおかしいと私たちは考えました。そこで私たちは新しい仕組みを作りました。一定の条件を整えれば、小さな会社でも個人保証抜きでお金を借りられるようになったんです。こうした努力も実って、あるいは経済がよくなって、みなさん、前の政権よりも中小企業の倒産はなんと3割も減らすことができました。
もっともっと私たちは中小企業を応援してまいります。みなさん、2009年、私たちは政権を失いました。でも政権を失っても私たちは自由民主党という名前を変えようとは思わなかった。悪いのは党の名前ではない。やっぱり私たち自身に責任があった。何回何回も車座集会を、ミニ集会を開いて皆さんの声を聞いて、真剣に反省をしました。そして、ひたすらに政策を磨き、鍛えてきました。
私たちは三本の矢の政策で政権を奪還しました。デフレから脱却をして、経済を成長させ、雇用を作って、国民を豊かにしていく。こうお約束をし、一つ一つ私たちは実行してまいりました。
雇用は185万人分増えました。そして今日も、若い方にこの街頭に足を運んでいただきました。若い方にとってはやっぱり正規雇用がいいでしょう。正社員になりたい。多くの人はそう思っている。とうとう日本は、一人の正規雇用を求む求職者に対して、一人分の正社員の職がある正規雇用、有効求人倍率1倍を、それを私たちは初めて成し遂げることができました。
前の政権ではどうだったか。私たちに対して正規雇用がないと言って批判していた前の政権時代はどうだったかといえば、あの民主党政権時代は、正規の有効求人倍率は0.5倍しかなかったんです。つまり2人の求職者に対して1人分の正規の職しかない。そういう状況だったんです。
批判だけをしていても、やっぱり何にも生まれてこない。大切なことはしっかりと政策を立てて進めていくことであります。そして、うれしかったことは、この4月、高校や大学を卒業して就職した若いみなさん、就職率は過去最高水準になりました。この前会ったお年寄りが、私にこう言っていました。
安倍さん、最初の孫は運が悪いことに民主党政権時代に就職をした。だから、就職がなかなか決まらなくて悩んでいる孫を見るのがつらかった。でもねえ、次の孫はおかげさまで行きたいところに行けたんだよ。こう言ってくれました。
みなさん、若いみなさんが、自らの手で未来をつかみとることができる社会。そして働きたい人が働くことができる社会。この社会こそがみなさん、希望ある社会ではないでしょうか。私たちはこれからも未来ある、意義ある、希望ある社会をつくっていきます。
この選挙は、どの党に日本を託すか、これを決める選挙です。同時に、誰にこの地域を託すことができるのか、それを決める選挙です。そして、誰を信用することができるか、誰が信頼できるか、それを決める選挙でもあります。当選するために、ころころころころ政党を変える人を信用できるでしょうかみなさん。当選したいがために看板を替える人を信用できるでしょうかみなさん。
どんなに厳しくても歯を食いしばって、自分の信念、政策を遂行するには、がんばるしかない。北朝鮮の脅威から、国民の命と幸せな暮らしを守り抜くことができるのは、子供たちの未来のために、日本の未来のために、その未来を切り開いていくことができるのは私たち自由民主党そして公明党であります。
この選挙はもっと厳しい選挙になる。みなさんの一票を必要としております。どうぞ皆さん、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございます。