はてなキーワード: TVとは
新型コロナウイルス(COVID-19)感染者数、連日過去最高を報じるテレビのニュースやワイドショーに緊迫感を感じない。
第一波の頃はスタジオの出演者は最小限、出演者の距離も広く取っていたが。
緊急事態宣言が終了してからは徐々にスタジオ出演者は増え、出演者の距離が近付いて。
今でも緊張感を感じるのはメインキャスターの2チーム制を続けてる報道ステーションくらい。
「緊急事態宣言の再発令を!」とか呼びかけてたのに、年末になると例年通りの番組編成で年末特番ばっか。
「緊急事態なのでニュースやワイドショー(の報道枠)は減らしません」とはならず。
一度緩んだ箍を締め直すのは難しいのかなと。
第一波の頃、ミュージックビデオの制作/公開がパタッと止まった。
増田がよく見るラップ/ヒップホップのMVでは、豪邸やクラブに若い女性や仲間を大勢集めて賑やかに、みたいなシチュエーションがお約束。
例として↓こんな感じ。密な状況。そりゃ撮影無理だろなと。
Tyga - Taste ft. Offset
MVの制作/公開がパタッと止まった中、偶に公開されたのはこんなの↓
Tyga x Curtis Roach - Bored In The House
新型株に変わった時点で国内の専門家や医療関係者が「日本オワタ」ってなるらしいのを散々TVとかでも記者会見でも言ってたのに
平気で国内に入れるとかいうバイオテロかました地下鉄サリン事件並みのことやらかしたアホどもは無罪なのに
そこら辺のDQN親に虐待されて逃げ出した子供をそこらの大人が一時でも避難させた後に警察に引き渡したら誘拐罪で捕まるという矛盾
手間かけりゃ安くていいものが手に入るのだが、ロクに労働もしなくて時間が有り余っている生活保護受給者ほど、口に入るモノに時間を使わないんだよな
それで有り余った時間に何してるかってと、1日中TVを見てたり、スマホポチポチしてたり、パチンコ・パチスロに出かけたりなんだよな
「健康的で文化的な最低限の生活」ではなく、働かずして1日みっちり勤労しているヤツと同じような生活を送りてーわーってことだもの
犯罪者を捕まえる話なんかは好きなんだが、交通課の話がめちゃめちゃ嫌い。
白バイの話なんかは最悪だわ。
理由は簡単なんだけど、そもそも白バイ隊員も交通課の警官もあんな親切に会話してこない。
昔からの流れで偉そうに権力をちらつかせて横柄な態度を取るやつしかおらんし。
TVだから普段から丁寧にやってますよーって演じてるだけじゃん。
速度違反してなくても集ってくるし、自転車乗ってるだけでそれ窃盗自転車じゃないのって聞いてくる奴もいる。
防犯登録確認してもまだ疑ってくるし、防犯登録してるのに疑いようねえでしょうって。
事故があったときも、最初に疑ってくるし。お宅が速度出しすぎたんじゃないの?とかね。
ドラレコ見せて速度も確認してもらっても、いじってんじゃないのこれ?なんて言うやつもいるんだよ。
いじれねえよ、アホかと。
轢いてきた奴に説教垂れるならわかるけど轢かれて負傷してる側に轢かれる方も悪いんですよって言うのなんなの。
赤信号で止まって青待ちしてただけだよ?ハンドル切りすぎてアタックしてきた奴が悪いに決まってんでしょ。
ほんと、昔から警察24時でいい顔して街の平和のために頑張ってますアピールしてんのがむかつくんだよね。
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事の発端は、今年の11月頃に遡る。
母が急に、施術(あえてぼかしている)の無料体験に行くと言い出した。どこからかスマホで見つけたその講座では疲労を回復したり、代謝を改善する施術について説明してくれるらしい。うちは体が弱かったり、アレルギー持ちだったりな家庭なので、それを助けたい思いで応募したらしい。
講習から帰った母はとても感動していて、聞くと例の施術をしてもらったらしい。体が楽になる実感があったらしく、それから数日のうちにその講習生になると決めていた。講習生になると、その施術を直接教えてもらえるらしい。入学(?)に関わる費用については本人が出すらしいので聞かなかった。
それからは週に一度、母はその講習に通って施術を覚えてきては俺に試してくれるのだが、実感はあまり沸かなかった。体の気(?)の流れだとか電流とかが関係するらしいが、いまいち本人も理解出来ていない。理解出来ていないが、効くことは実感しているから信じているらしい。肩付近にしてくれた時は肩が軽くなったが、いまいち普通の肩揉みと区別がつかないといったところ。
一つ転機が見られたとするなら、ある講習帰りの日のことを思い出す。講習から帰った母はとてもイキイキとしており、ご飯を食べながらこんな内容を話してくれた。
「○○(施術の総称)って凄くてね、西洋医学を根底から覆すような医療らしいの。薬に頼る療法はよくないって」
「講習の先生は腰が悪かったらしいんだけど、それでピンピンに治ったって。私もしてもらったら体が柔らかくなってね」
とても楽しそうに話していたが、この時点でなんだか不安ではあった。この時点で警戒するべきだったのかもしれないが、頭ごなしに否定すると、「いつもそうやって反対しかしない!」と噴火してしまうのでとりあえず様子見、とすることにしていた。
ちなみに講習(数週間単位)には何段階かのレベルがあって、レベルが高い講習になるほどお金がかかるようだった。初級レベルでは数万、その次が30万と続き、最高レベル(開業者向け)が100万以上といった感じである。
開業者というのはお店を構えて施術する人から自宅で知人に有償マッサージする小規模なものまで含むらしい。母は後者に「出来るならなりたい」らしいが、「自宅に他人を呼びたくない」と家族に反対されてそれは諦めた様子だった。ちなみに開業する場合は専用ベッド(10数万円)が必要とのこと。
そうこうしているうちに今年が終わりに差し掛かった頃、俺が帰ると母が神妙そうな顔でコタツに座っていた。話を聞くと、講習の先生に俺の事を相談したらしい。そして俺の体が弱いのは、薬を飲んでいるからだと語ってくれたそう。
「薬を飲んだり注射を打ったりすると毒素が溜まり、体が冷えやすくなって、体が弱くなる」そういう内容を母は真剣そうに俺に話してくれた。俺は内心「それなら生まれつき体が弱いのなんでよ…」と思いつつ話を聞いたが、その結末が想定外だった。
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「それはいくらかかるの?」
「70万くらいするの」
茶の間の空気が凍った。TVで変なCMが流れるとか、そんなものとは別次元で凍った。時間が止まったかのように思えた。先にこたつで寝ていた妹はスマホを見ながら鼻で笑った。
俺はめちゃくちゃ焦ったが、冷静にこの決断を逸らす事に努めた。具体的には、なぜ買う気になったかを話を遮らずに聞き、その善意を受け止める。そして、その選択をなぜやめてほしいのかをゆっくりと話した。
母は弱い体に生んだことを深く後悔しているようで、どうにかその埋め合わせをしたかったらしい。例の道具は手に持つほどの大きさで純金や宝石で装飾された特注品である。購入の決め手は、母自身が効果を感じたらしい。だが、俺はそれを望んでいないと話したところ、顔をクシャクシャにしながらも、了承してくれた。俺が望まないなら講習を受ける意味がないと判断したらしく、その講習も近々脱会することになった。この時は心底ホッとした。
数日後、講習から帰った母は、この道具を購入していた。加えて、開業者用のベッドも購入していた。どちらも、クレジットカードで一括払い。合わせて80万以上がぶっ飛んだ。
本人は「私のお金だからいいの!」と言い張っているが元を辿れば家庭の財産である。正直な話、80万をポンと使えるお金持ちであれば問題ないのだが、うちはそんな訳もなく月の食費が何円か、と家計簿を取るレベルである。(母は家計簿に関わっていない)
帰宅次第、それを伝えられた俺は唖然としたが、もう何も言えなかった。ここで母を怒鳴っても、もはや何も変わらない気がした。
最後の希望として、その道具に効果がない事が明らかになれば解決しそうではある。だが、例の講習にはこういう教えもあるらしい。「薬漬けになっているとその毒素を出す必要があり、その過程で症状が悪化することがある」
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この話に落ちはありません。
この手の増田を見るたびに遠い世界の話として消費していました。この増田を読む大半の人もそうだと思います。
でも急に来ます。
西村氏、菅内閣になってから「新型コロナウイルス感染症対策担当大臣」の肩書きが外れた。
元増が当初、勘違いしたのも仕方ない。
新型コロナウイルス(COVID-19)問題が解決してもいないのに。
西村氏、以前と同じように出しゃばってるし。
「勝負の3週間」、戦いの全記録
archive.md/20201217124527/https://anond.hatelabo.jp/20201216230814
「勝負の3週間」、戦いの全記録
元増だけでなく、TVのワイドショーやニュースショーでも菅内閣発足後も「西村新型コロナ担当相」呼びがしばしば見られた。
さすがに最近はなくなったが。
よくTVや教科書でみかける魚の産卵風景も平たく言えばぶっかけしてるのをとってるし、人間に近い形状じゃなきゃ気まずくならないというのが基準なんだろうね。イカにしたって人間が「手(あるいは脚)」と認識しがちな触手を突き刺してるだけだし、触手=ちんちんという回路はオタク界隈の18禁をしらなきゃピンと来ないからえっち感はないのかもしれない。魚類は大体許されそうだけど、エイは性器が人間そっくりなんで例外的に気まずくなりそう
不正研究で名指しされ著名な学術誌や国際学会では口にできないようなことを
国内のTVや機関誌やSNSに撒き散らしているだけあるなぁという
けど国民のレベルがその国の政治家や専門家のレベルなんだよなぁ
増田にもワクチンなんか作ることができないってほざいてたアホがおったぞ
仲良く衰退しただけでは?
アホの見本 → anond:20200811111731
少女漫画と少女が読んでる漫画は全く別という根本のところを勘違いしてる。
少年漫画や少女漫画といった呼び名はいわゆるレーベルで、ブランドのカテゴリであって、実際の漫画の中身や顧客層とはまったく関係がない。
関係ないけど前にヤングアニマル(青年漫画雑誌)で連載していた3月のライオンがTVでオススメの少女漫画として紹介されていて
小学館発行の少女漫画雑誌「少女コミック」。現在は「Sho-Comi」という名前になったらしい。
「トーマの心臓」や「風と木の詩」などが連載していた雑誌と言えばピンと来る人も多いかもしれない。
鬼滅の刃の大ヒットについてその「Sho-Comi」の編集長からこういう意見があった。
https://alu.jp/article/kOyx6lll8bfy1UsFImfL
ーー『鬼滅の刃』が、小学生から大人まで幅広い層から人気を得た理由が分かった気がします。
女の子からもすごく人気ですしね。きっと、今年一番読まれている少女マンガといえば『鬼滅の刃』ですし、部数やピュアな読者数で定義すればジャンプが一番の女性読者を抱えたマンガ誌かもしれません。
少女マンガって、恋愛マンガが多いと思われがちですが、本当はもっと広いんですよ。私は、女の子が読めば、どこで連載されていようとも「少女マンガ」だと思っています。
この言葉に、とても驚いた。
間違ってはいないと思う。今現在最も少女の心を魅了し読まれている漫画が「少女漫画」で無くて一体何なのだろう。
驚いたのは、この言葉が少女漫画雑誌の編集長を務める人の口から出てきた事である。どんな想いだったのだろう。
「週刊少年ジャンプで連載している漫画のどこが少女漫画だ?言ってみろ」と思う人も居るかもしれない。『鬼滅の刃』は、何故「少女漫画」と呼ばれるのか。
少年漫画雑誌を読む女性は古くから居た。女性ファンが多い古の少年漫画と言えば「キャプテン翼」や「聖闘士星矢」「キャッツアイ」等が有名かもしれない。
そのもっと昔、それこそ水島新司先生の「ドカベン」や手塚治虫先生の「バンパイヤ」の頃には少年漫画を好む熱心な女性読者が大勢居た。半世紀以上の歴史がある。
少年漫画を読んだ女性達は、「自分達もこういう漫画が描きたい」と少年漫画雑誌に自分の作品を持ち込んだ。あの高橋留美子先生もその一人だ。
「好きな漫画・描きたい漫画が少年漫画だったから」以外にも男性向け漫画雑誌に作品を持ち込む女性が多い理由は他にもある。
全ての雑誌がそうであるとは言わないけれど、最近の少女漫画雑誌は「恋愛物」以外を描く事が許されない傾向にあるのだ。
現実での恋愛を題材にした作品以外、バトルやファンタジーの要素が強い作品は「そういうのは少女漫画雑誌ではちょっと…」と拒絶され追い出されてしまう。
それは少女漫画ではない、そういうのが描きたいなら少年誌なり青年誌なりに行けという事らしい。女性は、創作という界隈でも無言の圧力に縛られ、抑圧されている。
『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴先生は学生時代にジャンプで連載していた大人気漫画「銀魂」を読んでジャンプに自分の作品を持ち込んだらしい。
吾峠先生の性別は今のところ公表されていない。女性ではないかと噂されているが、公式には性別不詳の漫画家さんである。
ジャンプに限らず少年漫画雑誌に自分の作品を持ち込む女性は男性のペンネームを使う事が多い。
高橋留美子先生など一部例外も居るけれど、男性向けの雑誌で連載している女性漫画家の中で男性的・中性的でないペンネームを名乗る方は極少数派だと思う。
少年漫画雑誌という極めて男性社会的な場所で、女性が「自分」を隠さずに堂々と振る舞う事は難しい。男性が多いコミュニティでは、女性は排除される傾向にあるからだ。
これまでアニメ化まで至った人気少年漫画の作者の中には女性も多く居るが、男性名を名乗っているため「女性」とは認識されず殆どが男性漫画家の功績とされてきた。
『鬼滅の刃』の連載が始まった当初、真っ先に「この漫画は面白い!」と『鬼滅の刃』に食い付いたのは、当時のファンアートや感想を見るに女性読者だったらしい。
作品がアニメ化してから社会現象に至るまで作品を盛り上げたのも女性ファンだった。1年ほど前から「鬼滅女子」がTVでも頻繁に取り上げられていた事をよく覚えている。
「りぼん」や「マーガレット」などの少女漫画雑誌、「Seventeen(セブンティーン)」や「anan」など女性向け情報雑誌が『鬼滅の刃』とコラボレーション・特集を行い大きく取り上げられた。
近年社会現象になった少年漫画は他にもあるけれど、『鬼滅の刃』の女性人気はその中でも最大であるらしい。老若を問わず女性の心を強く惹き付ける物が、あの作品にはあった。
『鬼滅の刃』は勿論少年向けのバトル漫画としても読める作品である。全国の男児は『鬼滅の刃』に出てくるキャラや必殺技に今夢中になっているし、男児向けの玩具も売れに売れている。
あの作品が「少女漫画」と呼ばれる理由は、細やかな心理描写や丁寧に掘り下げられたキャラクターの人間関係が少女漫画に馴れ親しんでいる女性達に違和感無く受け入れられた事が大きいだろう。
女性、主に少女を読者層に想定している雑誌の編集長が、「週刊少年ジャンプ」に掲載されていた『鬼滅の刃』を日本で一番読まれている少女漫画と認めた。
これは「少女漫画は最早少女にさえ読まれなくなった」という事ではない。むしろその真逆と言ってもいいと思う。今現在、日本で最も少女に愛される『鬼滅の刃』が「少年漫画」の世界で一番の人気がある。
女性の存在を疎み排除する傾向にある少年漫画という界隈で、少女漫画の作法で描かれた「少女漫画」が頂点を取っている。少女漫画の在り方が、今少しずつ変わり始めているのかもしれない。
【追記】
もし風と木の詩が今の鬼滅の刃くらい人気が出て、男性ファンが沢山付いて男性向けの商品が大量展開されるような事があれば…おっさん漫画と呼んでも良いかもしれない。
そういえば最近だと「名探偵コナン」なんかはある人気キャラが登場してから元から多かった女性ファンが激増して女性向けの作品と言われる事が増えたんだとか。
この手の言説でいつも疑問なんだけど、少年漫画と違って少女漫画では男性作家が男性名のまま連載して受け入れられてるの? ジャンルの排他性をミソジニーだけに求めようとしすぎじゃない?
少女漫画の開祖達が手塚治虫・赤塚不二夫・横山光輝等々偉大な先人の男性漫画家さんなのは有名な話だけど、少女漫画を描く男性というのが極めて稀なケースなので何とも言えない。
あだち充先生や魔夜峰央先生は少女漫画雑誌で連載したけれど…男性が少女漫画を描くと線の太さや内容ですぐ性別が分かると聞いたけど実際の所はどうなのだろう。
立原あゆみ先生や新谷かおる先生など、一見少女漫画を意識している画風の人でも見る人が見ればすぐに男性が描いている絵だと分かるそうな…。
今騒いでる人、報道の連中。
なんでこんな事になったかわかる?
西浦教授、尾身先生たちはじめ、一番最初の専門家会議が、鉄壁の防御を敷いていたときには、それを全く支えなかったんだよ。
5月のころには、「悲鳴がー経済がー」と連呼して、「もう緊急事態宣言は無意味だ解除しろ」って大阪と一緒に騒いでたんだよ。
もう緊急事態宣言やめるべし、効果はないというトンデモにのった。
報道が、慎重な構えを見せ続けた専門家会議を支えなかったくせに、今更になって「もう一回鉄壁防御を」と言っても、国の政策はそう簡単には動けない。
だって、強硬に8割減を主張した西浦教授はパージされてしまって、尾身先生がなんとかなだめすかしてなんとか残ってる状態だが、いつまで残れるかわからない。
感染症の素人のインチキ野郎が続々口出しするようになったときに、お前ら、そのインチキ野郎を改革者として紹介したじゃん。
TVは、お前ら散々因縁つけてインチキ医療ジャーナリスト使って半年以上ずっと足引っ張ってるじゃん。
お前らがインチキジャーナリストやインチキ専門家を使って、最初期の専門家会議を支えなかったから、もうぼろぼろだよ。
大阪を持ち上げてK値だのイソジンだの報道してきたから、今があるんだよ。
本物の専門家を支えてこなかったのに、状況が悪化して、今更になって、「どうして政府は対応しないんだ」って、そういう人たちがパージされた後なんだよ。
どうしろっていうんだ?
私立がいいか、公立がいいか?みたいな話をするときに、「公立は私立より多様性があって、そこは私立が敵わないところ」というのは、自明のこととされ、話の前提となっている。
でもそれは間違っている。
正確には、公立の方が高い多様性と、私立の方が高い多様性がある。
・家庭環境
・家庭の財力
・学力
・性格
・趣味
・人間関係
オレ自身は私立出身だが、公立のやつの話を聞くと、独特の息苦しさにげんなりする。「オマエは公立だったら絶対いじめられただろう」とよく言われる。よく言われるように公立には日本独特の同調圧力がある。
というか公立だけでなく、ほとんどの企業や役所など、日本組織には同調圧力がある。同調圧力って「多様性を許容しない圧力」のことだから当然、性格、趣味、人間関係の多様性は失われる。
例えばこないだTVで「高校のときにモデルとして雑誌に出たら悪目立ちしてイジメが始まった」というエピソードが出ていた。「悪目立ち」こそ、同調圧力。
だが芸能活動が許容され、普通に級友からも応援されるような私立はたくさんある。
ここからは私立というよりもトップ進学校の話だが、こういう学校って「級友が他人と同じかどうか?」に全く関心がない。そういう世界、想像できる?
ある程度賢い、大人びた生徒しかいないので、「あいつはあいつ」というクールな態度が普通というのもある。あと良くも悪くも「賢い」「勉強ができる」ということを多少意識するので、「勉強ができるが性格が変わってるヤツ」には一定の敬意が払われる。
例えば級友に、漫画「ぼのぼの」みたいなやつがいた。小太りで運動神経はゼロ。話し方も子供っぽくて、母親が重度の過保護という噂があった。普通ならめちゃいじめられそう。
でも幸いなことにそいつはめちゃくちゃ勉強ができた。そのためかどうか分からんが、「ちょっと変わったやつ」ぐらいで、普通に学校生活を送っていた。オレもそいつとまあまあ仲が良くて、家まで遊びに行ったりしていた。
結局そいつは東大に行き、今では研究者になっている。こういうやつは本当に私立進学校に行ってよかったよね。その方が人類のためでもある。田舎の公立とかに行っていたら、どんな人生になっていたか。
で、最初のお題に戻る。
私立(特に進学校)は、もちろん家庭環境の多様性はない。オレの級友の母親はほぼ100%専業主婦だったし、父親は医者、経営者、大企業の管理職だった。
だが性格ということになると、多様だった。勉強さえやっとけば、あとは好きに生きることが、許されていたからだ。学校からも親からも級友からも。
普通にスポーツが好きなやつもいるし、城とか天文とかゲームとかのおたくもゴロゴロいた。異様に我が強いやつとか、暗いやつ、今で言うパリピーっぽいやつとか、人間の幅は広かった。
特に大事なのは、パリピーの方が暗いやつより人間として上位、というカースト的な意識が全くなかったことだ。「あいつらはあいつら、オレらはオレら」単に違うだけであって、上下ではない。スクールカーストって最悪な言葉だよな。
まあ、「公立は私立に比べて色々不利なあげくに同調圧力のせいで人間としての多様性もない」という論調は絶望的すぎて世の中には受け入れられないだろうけども。