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はてなキーワード: 山下達郎とは

2023-07-12

叱ってくれる人は貴重

奥さんとか事務所社長とか全然ダメだし、誰か山下達郎の身近で本人にガツンと言ってあげられるひとはいないんだろうか?

2023-07-11

anond:20230711193322

そもそも山下達郎って今どんな仕事してんの?

ライブなんかはファンが変わらず来るだろうから関係ないだろうし

anond:20230711181019

うーんどうかな。

ちなみに度々今回の騒動を受けて「白々しい」と批判される達郎の「市井の人に届けたい」発言だけど、これが盛んに言われるようになったのはRay Of Hopeという曲を出した後と記憶している

元々は自殺したワーナーミュージックの元社長に捧げた歌だったが、時期的に東日本大震災と重なり、特に震災被災者ファンによく聴かれたこから山下達郎もそういう人々に届けたい的なことをよく言うようになった(違ったら識者の人訂正頼む)。

それ以後の作品歌詞がその意向を反映しているか微妙だけど、少なくとも制作スタンスは日々悩む市井の人一人ひとりに寄り添う的な感じらしい。

(話は脱線するが達郎はノンポリとよく言うが、昔はちょいちょいラジオの冒頭部で政権批判してたし、なんなら原発事故直後は反原発姿勢を打ち出していたよね。だからコロナ禍で政権批判やめようと言い出して糸井重里かよと結構驚いた)

一見弱者に寄り添うように見せかけて今回のようなことがあると、作品自体世界観無関係でも先日のラジオの内容と先述のスタンスとのギャップが気になり入り込めない。

あと弱者に寄り添うと言いながら、サブスク批判して高額課金する信者向けの物理のみに振り切ったり、印税の振り分けも実店舗負担を強いるものだったり、なんだかなーっていう。

もちろん作品自体違法性はなく、達郎自身違法行為を行なったわけでもないので、市場から消すという意味でのキャンセルそもそも問題にはならないけど、個人的に手が伸びない。

お気持ちしかないが、お気持ちで聞くもんだしなとも。

山下達郎マネジメント会社って無能なのか

先週ぐらいかジャニーズ事務所の件で何故か山下達郎さんが説明を負わされている状況が発生しているが、今度の日曜日ラジオ説明します!って数日前ぐらいにアナウンスがあって上手に鎮火するのかなと思ったら、寧ろ大炎上してしまっているのが不思議しかない。

マネジメント会社山下達郎氏がラジオ発言する前に何をしたのか?何もマネジメント出来ていないのではないか?ルーティンワーク以外の突発的な仕事が来たときスタックオーバーフローになった?

こういうところに彼の音楽が当時の国際的流通チャネルに乗らなかった理由があるのかもしれない。

TATSUROの罪は何か、「正しい」以外は失敗になる社会について

つらつらと今のネット社会について思ったことがあるので、前者を話の出汁にして及第点を許さない・許すことが出来ないネット社会構造について書き散らしたいと思う。なお、筆者は別にTATSUROのファンではないしCD等も持っていない。また本件の松尾氏に対する言及については主題と外れるので取り上げない。

TATSUROのラジオでの発言について

まだ内容を知らないなら、radikoタイムフリー(一週間以内)で聞いてくるかニュースサイトの書き起こしを見て欲しい:

さて、その上で次の質問を投げかけたい。果たしてTATSUROは「ジャニー喜多川の性加害」を擁護しているのか。それともしていないのか。しばし、お考え願いたい。

答えが「している」の方はハズレ。そして「していない」の方もハズレ。正解は「本当なら問題だと考えるが、自分が把握していないのでコメントできない」。つまりノーコメントだ。

自分が考えるに、これおそらく次のような建付けで説明できると思う。

1. TATSURO本人はその噂は聞いたことがあったが、真実であるかを判断するほど情報を持っていない

2. ジャニーズ事務所も今に至るまで創業者による性加害を「あった」と認定していない( https://www.johnny-associates.co.jp/news/info-700/

3. よって会社代表するアーティストとしては「あった」ことを前提としたコメント出来ない。

これに対して、過去裁判で加害の事実が認められているではないか! 卑怯である! という反論が予想されるし、個人的にはTATSUROの発表には最高裁での判決を知った上でのコメントが足りていなかったと考える。ただ、今がトレンドジャニー喜多川の性加害問題について多くのメディアでも盛んに取り上げられているが、ならば現在、彼や事務所取引があった組織がどれだけ氏の所業について声明を出しているだろうか?

念の為だが、だからTATSUROの対応も許されるということではない。吉田豪氏が ヤフコメ で指摘していた通り、薄っすらと業界全体が共犯関係にあり、うかつに声を上げられないところが問題なのだろう。さらには現ジャニーズだけではなく、独立した元SMAP新しい地図)や元TOKIOなどにも延焼しかねないし、事務所を辞めたジュニアの人にすら風評被害が出てしまうかもしれない。松尾氏が口火を切って声を挙げたことは偉大ではあるが、個人ではなく会社組織となるとそう簡単には動けないのだ。当然、松尾氏もそれは想定した上で、声を上げようと呼びかけているのではあるが……

自分としては、だからジャニーズ事務所本体が早急に創業者による加害を認め、外部委員会や透明性のある組織改革看板の付替えなどで心機一転し、責任を持って業界全体を巻き込んで芸能界清浄化に取り組むのが筋であるとは考えている。)

次は、ならばTATSUROはその加害について言及する必要があったのか検討したい。

TATSUROとしての説明責任。ただのヒラ作曲家なのか音楽業界の重鎮なのか。

私見ではあるが、ジャニー喜多川の性加害について説明責任が発生するのは現段階ではジャニーズ事務所および加害に関与した者のみであり、それに関与せず単に所属タレント活動関係していた作曲家振付師などには発生しないと考える。

そこで、もう一度番組での発言に立ち戻りたい。もし時間が許すならば彼の発言をもう二回「イチ音楽家」および「長年に渡り音楽業界を引っ張ってきた重鎮」の言葉として読み直して欲しい。

いかがだっただろうか。思うに、前半と後半の論調の違いに違和感を覚えたのではないだろうか。そう、このコメントは、前半はスマイルカンパニー代表として会社代理、そして後半は一介の音楽家としてジャニー喜多川およびジャニーズへの想いの吐露という構成になっている。そう、TATSUROという唯の音楽家としての、だ。松尾氏の契約解除にジャニーズへの忖度が疑われているなか、なんでそんなことするんじゃいと頭を抱える行為だが、音楽家としての彼はジャニー喜多川の功の部分について語らざるを得ないのだろう。

ここで重要なのはあくまでのTATSUROはあくまでも音楽家として「私」を語っているつもりであるということだ。そして不幸なのは週刊誌などの好奇心の徒が興味を持っていたのがジャニー喜多川音楽を通じて縁があったことに対する反省・釈明であったことだ。なぜあんなにも大量の性被害を生み出したジャニー喜多川の肩を、今やシティポップで海外にも名が轟くTATSUROが持つのかと。

そう、求められていたのは、TATSUROという音楽界を生き抜いてきた重鎮が、責任感を持って性加害問題言及することであり、それによって歩みが鈍いジャニーズ問題に進展が見られることだった。筆者も正直その方向性声明を期待していたところがあるので肩透かしであったし、前述したように最高裁による裁判結果という事実は参照するべきであったと考える。

さらにここからラジオ聴き個人としての意見だが、自分にとって先日のサンソンはTATSUROの生き方をそのまま出力したようなものに感じた。週刊誌等の俗事な話題を厭い、一身上の理由のみ告げる。なので、全く持って現状の炎上状態対応するには未熟で不適切であると同時に、(氏の中で)一貫して筋は通っているな、と感じた。特にファンではない自分がそう感じる程なのだから、曲を聞き続け、ライブにも通っていた氏のファンのアンビバレンスは想像に難くない。

期待された正しい振る舞いが得られなかった場合に、高度情報社会ではその反応が画一化してしまうことについての懸念

ここからが本駄文の本題。

ここまでにグダグダと書いてきたように、長々6分も使ってラジオで述べたTATSUROの対応は、ジャニーズ事務所のゴタゴタに端を発する松尾氏のスマイルカンパニー契約解除事件のものとしては上手いものではなかった。そして連日のように彼のどこがマズイか諸々記事が生み出され、はてぶでを騒がせている。首肯するしかない理性的な論説もあれば、偏見に基づいた単なるアンチが皮を被っただけのゴミもある。しかし、一貫しているのは彼は失敗したという前提だ。つまり、何が大衆の心を逆なでし、何が更なる炎上を招くのか。これはネット社会では数多くの物事炎上してきた結果、その都度に識者がなぜ炎上したのか解説記事を書き広めてきたことの成果だ。

これによりネット民炎上リテラシが向上し、やれ謝罪文テキストではなく画像だ、検索クローラ拒否している、被害者に対する謝罪が条件付き謝罪だ、などなど「正しくない」炎上の型が言語化がされてきた。これ自体社会全体の知識の向上であり当然ではあるのだが、最近は「正しくない型」にハマっているとそれ自体が罪とされているような感覚がある。本来はそれらは当事者の間で決着を付けることで十分なのに、ネット民が「型」を定規のように振り回し、それがいかに正しくないかおもちゃにして遊ぶような。

そしてこれは謝罪文だけに限らず、どんな事柄に対してもSNSで尤もらしい解説批判が一斉に広まって、そしてフォロワーがそれを縮小再生産して再びばら撒く。これが正しい知識である場合問題ないし、歓迎することでもあるとは思うのだが、ただそれなりに長くネットをやっていて感じるのは、結局はそれは知識として深く根付くことはなく、単なる善悪物差しとしての判断基準になっているのではないか専門家専門家足るのは状況に応じて適切な対応が取れるからなんだが、単なるSNSユーザである我々にそれ程のものがあるのか。

そう考えると、松尾氏とTATSUROのこの問題は、突き詰めるまでもなく当事者間の契約問題の話であり、外野がそれを酒の肴にして相応しい相応しくないと論じるのはなんだかなあと感じている。

個人的には週刊誌ゴシップ記事情報源が曖昧ものが多くあまり好まないのだが、最近はてぶでは多く見かける気がしている。文春による調査報道週刊誌記事エントリーすることが多くなったからだろうか?)

anond:20230711182906

山下達郎の苦悩だ…














https://anond.hatelabo.jp/20230711182906

生理的に受け付けない部分と好きな部分どちらも持ってる友人との付き合いに困る。共通の友人も何人かいるので縁も切りづらい。

anond:20230711182906

山下達郎の苦悩だ…

作品と作者を分けて考える・作品の種類による違い

基本作品と作者は関係ないと思っているが、そうでもない場合もある気がしてきた。

歌手:曲と歌手関係ない。

作曲:曲と作者は関係ない。

作詞:詞の傾向による。平和とか愛をメインにしているのに差別発言とかだと困る。

(追加)プロデューサー関係ない。あくま作品とだからグループのものを嫌うのはあり。

(追加)社長関係ない。それこそジャニーズがどうでも曲は別判定。

タイアップ先がある場合そことの食い合わせも重要

作詞作曲を兼ねている場合関係あり判定か。メッセージ性が高い場合関係あり判定が出そう。

実写映像作品

出演者作品演者関係ない。

脚本作品脚本家は関係ない。

監督作品の傾向による。

プロデューサー作品プロデューサー関係ない。

他、スタッフ作品スタッフ関係ない。

アニメ

声優キャラクター声優関係ない。が、イメージの低下にキャラクターを付き合わせるというのも?

監督関係ない。

脚本関係ない。

作監関係ない。

プロデューサー対象年齢によっては気になる。

映像作品と併せ、複数人で成立する作品関係ない判定多し。

おそらくゲームもこのカテゴリ

漫画

漫画関係ない。

原作関係ない。

作画関係ない。

そもそも数が多すぎて合わなかったら投げ捨てろよという感じ。

文芸

小説作品の傾向と対象年齢による。

エッセイなど:自分の主張100%なので犯罪者だと書きなおしたほうがいいだろ感。

これも数が多すぎるが、漫画よりは真面目にとられる感がある。

山下達郎作詞やってるから関係あり判定かもなあ。

主張が全面に出てるか出てないかが分かれ目。普段聞いてる人が判断してくれ。

https://anond.hatelabo.jp/20230711141527

山下達郎松尾なんちゃらの話をいつのまにか右と左の対立にもっていこうとしている界隈きもい

ねえねえ、ユーチューバーさん

青森恐山イタコ

大滝詠一さんを呼んでもらって

渦中の山下達郎さんのことを尋ねてみてよ

恐山イタコいたこ) | 下北ナビ http://simokita.org/sight/osore/itako.php

以前は連休や土日などでも

イタコさんがいらっしゃる事がありましたが

今では恐山大祭と恐山秋詣りの時のみ

となっています

この恐山大祭ってのが7/20からだって!グッドタイミングすぎない?

恐山大祭 | 下北ナビ http://simokita.org/sight/osore/taisai.php

なお1回5000円ほどだそうよ


あ、でも、

ジャニーさん呼ぶ方がおもしろいか

ダブスタじゃね

山下達郎ディスってるやつって坂本龍一ディスってない気がしてきた

DV野郎最近も部下に暴力振るってたとか言われてるのに

まあ、俺は作品人格は切り離しているかあんまり山下達郎のあの意見普通じゃねって思ってる

ただ、自分の娘にも暴力振るって人間は許せないという気持ちはあるが作品は聞いちゃってるなあ (参考 - 婦人公論2018年7月24日号 表紙:篠原涼子|婦人公論.jp)

こういう人間って多分少数派なんですよね 多分

松尾潔小杉周水を誰から守りたかったのか

「涙を流しながら解約の弁をくり返す彼に、ティッシュ差し出すぼくまでもらい泣きしたのは一生忘れられないだろう。ぼくは周水くんも守りたかった」

ここ不思議でさ。なんで契約切られた人間自分を切った社長を守りたがるの?誰から守るの?世間の目?山下達郎小杉理宇造ジャニーズ事務所?なぜ一緒に泣くの?

山下達郎炎上、このまま最悪の状況が続くとスマイルカンパニー前で山下達郎竹内まりやCDとかレコードを叩き割るパフォーマンスとかまで起こりそうで怖いわね

山下達郎微妙ファン微妙お気持ちを語る

anond:20230710020252


まず自分はサタデソングブックから山下達郎ファンで、自分音楽の嗜好に大きな影響を受けているし、コピーバンドも多くやってきた。

ただ聴くのは最近評価されているシティポップ文脈上にあるシュガーベイブ時代RCA時代が主で、特にここ10年位は新譜リマスターを出る度全部買いするほどではない。

達郎の存在を大きく感じているが、胸張ってファンを名乗るほどでもない、微妙ファンである

そんな自分が例のサンソンを聞いた後、整理し切れないお気持ちをつらつら書いてみる。

自分は正直今回のサンデーソングブックを聴くまでは、少々達郎氏に同情すらしていた。

ジャニーズ下請けみたいなもんだし、まぁ多少の忖度も致し方ないよねと。

松尾氏がSC業務委託関係にあるのは知らなかったけど、氏との親交は様々なメディアで見聞きしていたので

バッサリ解除はだいぶ物々しいけど、達郎も板挟みで苦労してるのかなと。

からサンソンでは忖度否定しつつ、ジャニー喜多川氏の一連の疑惑についてはひとまず調査チームの報告を待つ程度の当たり障りない報告をして、場合によっては今後の対応決めるまでの時間稼ぎにサンソン休止もあるかも、位に思っていた。

ところがいざ蓋を開けてみたら、松尾氏との今までの親交は全否定

松尾氏の提言根拠のない憶測による批判と斬り捨て、それが解除の一因と認める(そもそも社長に一任なのに達郎が「認める」っておかしいが。そして色々他にも論理矛盾があるが)。

それどころか松尾氏の他のやらかしまで仄めかす。

(この辺りの達郎の言い回しは是非Radikoで聴いて欲しい。文面以上の怖さ、冷たさがある)

ドン引きだ。こんなん実質松尾氏の公開処刑やん…

これ聴いて今後松尾氏に仕事頼む奴おる?

事実音楽メディアは腰が引けた報道しかしていないし、業界人も多くはダンマリ

達郎がジャニーズ忖度した結果だった方がずっとマシだった。

実際は達郎こそが忖度要求し、少しでも異を唱える者を切り捨てる側だった。

ショックだった。

日々理不尽忖度根回しを要求され、少しでも異を唱えれば切り捨てられる。

そんな日々の辛さを癒してくれるのが音楽であり、達郎の言う「市井の人に届ける」はそんな自分のような者に寄り添う音楽を届けてくれるものだと勝手に思っていた。

そんな自分が一番見たくないもの、聴きたくないものを聴かされた。

今まで抱いていた勝手な期待が裏切られた。

その後達郎は延々とジャニーズ愛を語った後で「これを忖度と感じる人は私の音楽不要とする人だ」と言い放つ。

達郎の方からの絶縁宣言である

信者なら「自分こそが選ばれしファンだ」と狂喜しただろうけど、自分はもうだめだ。ついていけない。

そもそも達郎はサブスク拒否し、物理のみでやっていくと宣言しているから、新作を逐一追わなくなった自分のようなファンはもはや邪魔ノイズしかないのだろう。

これを聴いてしまった以上、今後はどんな気持ちで達郎の音楽に接すればいいのか。

作品と作者の人格は別だ」と力説した達郎が、その舌の根が乾かぬうちに「俺の言うことが分からない奴は俺の音楽聴くな(意訳)」と言っている。

「ああわかったよ。もう聴かねえよ」と吐き捨てたい一方で、達郎の音楽は達郎の思う形ではないにせよ自分の中で大きな位置を占めているのも事実だ。

サンソンで知って聴くようになった数々の音楽も、達郎と紐づいてしまっている。

新興宗教の元信者のようなといえば大袈裟だが、それの縮小版のような複雑で空しい気持ちを抱えている。

唯一今回の騒動の中でほっこりしたのが七尾旅人ツイートだった。

https://twitter.com/tavito_net/status/1678010883971366913?s=61&t=4yrPjfd_pvJEGuUfn5NXxw

七尾ビジネスパートナー、いいなぁ。

斉藤和義氏が政治的発言をして炎上した時も、事務所社長浜田省吾がのらりくらりと庇ったりしていたよなぁ。

というか、SCというか達郎もこういうミュージシャン多様性を認める懐の深い奴だって勝手に思っていたんだよな。

松尾氏の契約マネージメントと違うし、バックグラウンドも違うから一概には比較できないけど、もう少し血の通った解決はできなかったのか。

できないんだろうな。達郎はそういう奴じゃなかったんだ。

松尾潔

当初の話だと「所属事務所社長不当解雇された」みたいな話し振りで、

実際にいまでも「解雇」と勘違いしている人が多いのに、

山下達郎が「解雇じゃない」と指摘すると、

「私は解雇されただなんて言ってない」って言い訳するのズルいよな。

明らかに山下達郎やその事務所に火をつけているのに、

「私は山下さんや事務所攻撃してるわけじゃなくただ契約解除を残念に思ってるだけですよ」みたいなポジションを取っているのも、

自分の手を汚さずにファンネルを飛ばすやりくちじゃん。

いけすかねえわ。

マツデラの引退説流れてるが確かにしかいかもしれない

すっかりお茶の間の顔になったマツコ・デラックスだが、ジャニー告発を発端とする今の流れが別の議論を呼ぶ前に、今のうちに引退するのが正解に思う。(逆に引退せず自分自分に取り戻すチャンスとしても良いが、茨の道だしテレビでそれをやり切るのは難易度が高すぎる)

理由説明する。

ジャニー告発により性被害女性特有のものであるという社会認識は今後ゆっくり変わっていくと考えられる。元々当たり前のことなのだが、これまでの現実社会では被害女性、加害は男性という構図が出来上がっていた。その証左電車には女性専用車両があるわけである男性の性被害社会としてはほぼ考慮されていない(もちろん法律の守りは最低限あるが)。今回は加害者男性だが、これまでも某議員など女性からセクハラ世間としてはほぼ無風だが現実として存在する。スカートめくりレイプを同一視してきた向きがいる社会である、これが程度の差であるなんて口が裂けても言うことはあるまいや。

他方マツコ・デラックス。軽妙な憎まれ口と印象的な見た目、そして時折見せる教養で気づけばテレビでは見ない日がないほどの人気者となった。また氏はゲイとされており(真実は知らん本人に聞いてない)、前述の特徴も相まって普通人間では炎上してしまうような物言いも許される状況を作り上げており、テレビはこぞって男女に言いたいこと決めつけに近いことを氏に言わせるのである(尤も、それは本人が完全に望んだものではないと推測できる。氏はブラックジョーカーとして人を楽しませることは好きであろうしそういうことが許される状況を産み出せる気遣い上手であることも自覚のあるところであろうが、そうして作り上げた地盤にまあ裸足で上がられて色々と代弁させられている。氏はおそらく「商品」としての自覚もあり人のせいにすることはしない矜持もあることでその業を少しずつ背負っているのだろう。しかしそれは心も体も蝕むことである(元来働くとはそういうものでそれは氏も理解範疇ではあるにしろ)。賢い氏のことなので自分に嘘にならないギリギリを行こうとしているだろうがそれも物量の前には諦めざるを得ないところもでる。おそらく氏は今後への漠然とした不安(今は大分小さいかもしれないが)とこのソウルジェムの穢ととはいえ自分表現の場を失う恐れを天秤にかけてはいるだろう。ただ今はすでに天秤を見るエネルギーも少なくなっているのではないかと、氏の言動からは推察される)。

さて、氏はよく男の品評をする。これはもちろん本音もあろうが(でなくば的はずれなものになる)、自分に期待される役割コンテクストを全うするというところが大きかろう。これが許されているのは社会的な「男性は性被害に合わない」「ゲイギャグ利用」という意識であり、この令和でもセクハラ不快だと言われづらい(「男」が「女」に同様の品評をすればそれなりのクレームは免れない)状況となっている。

そこにきて先のジャニー告発である

これまでジャニーの行いは告発本もすでにあり世間の知るところではあったが、それはある意味生々しさを失ってほぼ「ギャグ」として扱われてきた。メディアに限らずほとんどの市民がそう扱ってきたのであるしか外圧から始まる今回の一連の流れにより市民は一気に(自分のこれまでの認識無視して)厳しい目を向けるようになり、果ては山下達郎まで炎上するほど関心が高まっている。ジャニーの行いに生々しさが取り戻されたのである

するとどうなるか?社会認識では性被害女性対象でありそこに反論しようともミソジニーレッテルにより閉口させられてきたものに生々しい反論がうまれる。加害側にしてもジャニーは男であるが、先に言ったように女性からの性加害も挙げれば出てくるわけである。そのように世論が傾いてくるとニュースでは女性から男性の加害も取り上げ始める。そうして性被害は誰にでも起こるもの認知が広がり、徐々に「性被害女性のもの」を前提とするテレビコメンテーター発言炎上の種になっていくわけである

もちろんマツコ・デラックス例外ではない。氏の男性への品評は紛うことなセクハラであり、言われた側も「あとから考えればあれ嫌だったな」といくらでも言える状況になってくる(もちろんマツコ氏は人を選んで発言するが、もはや言われた側の意向など無視して当人置いてけぼりで発言者を批判する現代にそれはあまりにも弱い論理なのである)。そうなると辛い。そうなってから「世の求めに応じて演じていた」と言ってもすでに世間聞く耳を持たないである。その世間の求めが氏を作り上げたにも関わらず(世間というのは個人ではないのでここが非常に恐ろしい)。

長くなったが、つまり結論として、マツコ・デラックスは今引退するのはある意味でとても良いタイミングではあると思う。テレビで見る氏のことが大好きな自分にとってはとても辛いことだが、氏の人生こそ氏にとって最優先にしなければならないことであるからして、周りの人を考えすぎず決めてほしいなと、そう思うものである

anond:20230711115701

自分山下達郎世代ではないけど、最近シティポップブームだとか、日本のポップ音楽史におけるシュガーベイブあたりの存在感があったから、どことな尊敬の念があったけど、今回のコメント読んだらなんか「萎えた」

汚れた達郎

ファンと名乗れるほどではないが、達郎(山下達郎)の音楽が好きだ。

メロディセンスレトロリッチアレンジハイレベル演奏

上質なAORの供給源として、代表的アルバム数枚やベスト盤ライブ盤などを楽しんでよく聴いていた。

自分の中ではネッド・ドヒニーニック・デカロとかと同じ枠に入れていたと思う。

 

私にとってリスニング分析であり考察であり、つまり研究だ。

吹き込まれた声と音のひとつひとつを拾い上げ、そのことば・その音がそこにある意味を問い、音と音との相乗効果を探る探求だ。

紀元前遺跡に向かい合う考古学者のように、感覚を研ぎ澄ませ、精神を集中して、真摯に・謙虚サウンドと向き合う。

そこには、アーチストの送り出した音とそれを受け止める自分の耳、という対等な関係しかない。とても純粋対話だ。

 

ところが、そこに招かれざる夾雑物が混じり込んでしまった。ジャニーズ論争である

はっきり言って、創作関係ない部分のバックグラウンド音楽との対話において邪魔な要素でしかない。

むろん、ある種のアーチストにとって生き様思想信条はその創作性と切り離せない。その人が過去に起こした薬物事件や暴力事件すら作品重要な一要素だったりする。

だが今回の達郎の騒ぎは違うよね。

達郎の音楽と向き合うのには完全に必要ない、まったく邪魔情報しかない。知りとうなかった。

きっとそういう方々には私の音楽不要でしょう。

こんな風に言われてしまうと、リスナーは達郎の音楽聴くたびに、暗黙に達郎のスタンス同意したとみなされてしまう。

むろん、そんなことは気にせずに勝手に聴けばよいのだが、もう心を空にしてというわけにはいかない。

どうしたって、あの見苦しい保身にまみれた長広舌が思い起こされてしまう。達郎の音楽聴くという行為は、もはや純粋対話ではなくなってしまったのだ。

 

私のCDラックには10枚ほどの達郎のアルバムが並んでいるが、あのコメントを境にその価値はだいぶん変わってしまった。

もろちん中古価格の話ではなく、自分の中での価値である純粋に楽しめなくなったぶんだけ、価値が目減りしてしまった。

そういう「含み損」を、達郎は一回のコメントで全国にばら撒いたんだと思う。

山下達郎コメントで分からないのは「第三者委員会調査必要」と言ってるけど「ジャニーさんには世話になった、ジャニーズアイドルはすごい、これからも頑張って」と言っていて、つまり調査結果としてジャニーさん無罪確信しているとか、もしくは頑張っているジャニーズアイドルの中に被害者がいたとしてもクソどうでもいいだろ、ということなのか。

それとも調査必要、みたいな部分は用意していた建前で、後半の「ジャニーさんありがとうアイドル頑張ってる」部分、つまり自分商売に関わる人たちの商品価値だけに興味あるのよ、ということが言いたいだけなのか。

通して読んでもよく分からない。

anond:20230711104032

ジャニーに罪がない」なんて山下達郎が言ってるのか?

もう山下達郎ラジオコメントすると決まったときから「揚げ足取ってやろう」って手ぐすね引いて待ってるもんな

もっと真面目に考えろよ

権威主義の露呈と醸成

なんて書くと主語が大きいかもしれないが、山下達郎発言は結局そういうことだよね。

どんな世界でも大きな力を持つ会社批判したら干される。だから批判しない。

「あの山下達郎でもひよっコメントしかしない。逆らったら干される」

こうして一般の人は無意識権威主義になっていく様な気がする。

音楽家体制への革命を求めてどうするという声もあるけど、

ジャニー氏の過去の性加害は到底許せるものではなく、ジャニーズの今後の対応とこれからを期待したい」

とかなんとか位は言ってほしかったなぁ。これは勝手な期待なのでスルーで。

70歳の爺が急に恩人の過去の罪を糾弾しだす方が気持ち悪い

最後まで恩に殉ずる山下達郎は完全に正しい

anond:20230710174954

元増田は、ラーメンハゲセリフに誤解がある。

ラーメンハゲセリフは、「情報→売れる/売れない」ということを言っているわけではなく、「情報うまい/まずい(→売れる/売れない)」ということを言っている。

山下達郎のケースでは、「売れる/売れない」は「一緒にビジネスをする/しない」になるのだろうが、そこが何であるにせよ、

ラーメンハゲセリフは「アウトプットだけでクオリティ評価されず、情報に影響されている」という指摘。

 

山下達郎による松尾潔能力評が変化しているのであれば、ラーメンハゲの指摘が当たると言えるが、

元増田は(少なくとも文章上は)別の行動からそれを勝手に読みとっているだけであり、ラーメンハゲの指摘の重要な部分を理解していないと言える。

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