はてなキーワード: タチコマとは
経験と言っているのは、タチコマが経験値が上がったと言っているようなものだよ。
既婚だと配偶者という外乱要因が一つ加わるし、子持ちだと子供という外乱要因が加わる。
就職していったん生活のリズムが落ち着いたら、自分で外乱を求めないと生活に変化がつかないこともある。
外乱要因が入っていると自分から求めないでも人生をかき回されてそれなりに経験値を積ませてもらえる。
その意味ではかつ丼食べたことがないとかつ丼の味がわからないのと同じレベルというとそうだと思う。
でも、結婚するまではこれほど人と対立したり、仲直りしたりという経験はなかったなとは思う。
まあ、喧嘩したことがないという夫婦も喧嘩したが最後お別れになったという夫婦もいるかもしれないので個人差のある話だとは思うけど。
結婚式もいろんな人がいろんな思惑のことを言うので、それを調整して何とかするというのにかなり忍耐力と交渉力を鍛えられたと思った。
子育てはね、まず、寝られない。でも、世話しないといけない。一言で言えば修行としか言いようがない。
修験道で修行することでいろんなことを気づくようになるという話があるけれど、そういうのに近い。
極限状態にあると自分の弱さを嫌と言うほど認識させられて、それを克服することになる。
あと、子供はまず話が通じない。
それに付き合っていると、大人との会話はそこまで話が通じないことはないので割と寛容になる。
自分の立場を押すだけではなく、相手の立場に立ってどう伝えたら伝わるかなとも考えるようになる。
子供との関係性の為に勉強し、練習している叱らないけれど譲らないような関係性は大人との関係でも実は結構使える。
そういう子供や配偶者との関係で鍛えられた忍耐力、調整力、交渉力などを指して成長したなと思ってる。
もちろん、子どもがいても鍛えられない奴もいるし、子どもがいなくても鍛えられる奴もいるから一概にどうこう言うつもりはない。
今回のシリーズは11年後だから、多分サイボーグの死とはとか、不死性について触れられるのではないか。歳を取らない少佐と歳を取る生身の人間たちの対比は面白いだろう。おそらく荒巻は引退していて、トグサが指揮を撮るのではないか。
実際のSAC:
11年経ってCGで作り直した結果、メンバーはむしろシワが無くなったりして若々しくなった。メンバーの関係性はなにも変わらなかった。特に深いテーマやメッセージ性が伺われることはなく、何かよくわからない超人が敵役として出てきた。
メッセージ性の無さとか、やたらとハリウッド映画っぽくなった無意味なアクションとか、軽薄になったキャラクターとか、不自然で予算がかかってないCGとかは、まあ目をつぶれなくもないけど、江崎プリンはまじやめてほしかった。
サポートまで含めてなにも変わっていない九課メンバーに変化を加えるために、続編で全然違うキャラを入れるっていうのはよくある手だ。だから、外見が変でも、性格が浮いていても、以前のキャラの影が薄くなっていてもいいだろう。でも、演出として、最低限、リアリティのレベルは揃えるべきだ。あまりに動きがアニメのテンプレート通りで現実離れしていて、CGの低いクオリティと相まって、見ていてつらかった。
「プリン」という名前の不自然さは作中でも指摘されていたし、バトーへの不自然な愛着とか、タチコマの手なづけ方とか、超優秀な情報取得能力とかを考えると、実はAIだったりするんだろうか。それなら不自然なリアクションも説明がつく。でも、「捜査は現場から」って言ってみたり、笑顔から不自然さを感じ取ったり、人間臭さもあるんだよな。まったくわからん。ありがちなのは親との関係が悪くてトラウマ抱えててバトーへ父親を投影しているとかだけど、もうちょっとひねって欲しいなあ。
あーあ。サイボーグとか電脳の老化とか死について考えるSACとか見たかったなぁ。老人が銀行強盗するとかじゃなくてさあ。まあ、続編も見るんだけどね。できるだけ江崎プリンを視界から外すようにしながら。
タチコマの会話みたいなもんだな。
タチコマっぽいよね ビョーン
お盆休みに攻殻機動隊を見たいけど、何から見たらいいんだろう?
漫画と映像作品があるのは知ってる、何種類もあるのも知ってるけどタイトルも発表順も知らない
(あとは主人公の立ち位置が政府の犬だけど自分の利益最優先とか、タチコマがカワイイらしいとかぐらいしか知識がない)(あ、「ほんとにいたんですよ、あれ…?」みたいなのはTwitterで見た)
言及してくれた皆さんと、あとネットでも色々検索したのを参考にして、時系列順に見ることにした
そしたらS.A.C.ってのだけで色々あるじゃん…
何も書いてないやつを見始めたよ
追記2
えー、TV版は2002、その前に1995劇場版が先なんじゃん…
まあいいや、いずれ全部見るし…
全然アニメ見なかった自分が去年からアニメを見始めたんだけど、見た作品の7割以上が面白かった。てかアニメどんだけあるの。
※長いので、「どうして面白いのか」のとこだけ読んで下さい。
きっかけは去年の5月、ニコニコ動画で西尾維新の〈物語〉シリーズを時系列に配信する企画があって、初めて最近?の深夜アニメ?を見てから。それが本当に面白くて、当時のちょっとした楽しみになっていた。
これまではジブリ作品とかポケットモンスターとかワンピースとか観たりして育ったんだけど、高校生になる頃には殆ど観なくなった。大学生→社会人の頃見たアニメはAKIRA、攻殻機動隊くらいしか覚えていない。
でも去年の10月頃、ひょんなことから精神病院に入院したついでに無職になって、時間を持て余すようになった。今までできたことが、全くできなくなったからだ。それでも〈物語〉シリーズ視聴だけは続けていた。そのうち「他のアニメってどうなんだろう、もしかして面白いものもあるんだろうか?」とか思い始め、今に至る(ちなみに今は職業訓練中)。あとアラサー。
1.作品当たりの情報量多すぎ説
アニメは、世界観があってシナリオがあってキャラクターデザインがあって背景美術があって声があって音響があって音楽があって場面ごとの演出があってキャラの動きがあって…云々、とてもじゃないがその作品を構成する要素すべてを理解するのは難しい。どれだけの人が作品のすべてを理解したうえで、あっちが面白い、こっちが面白い等評しているんだろうか。
私が作品を観ていて面白さを感じるとき、「あ、このシーンの音楽最高だな」とか「このシーンの美術やべえ、どうなってるんだこれ」とか「ここの演出しゅごい」等、作品の中のごく一部分だけを切り取って考える場合が多かった。それはつまり、切り取り方(主観)が面白さの大事な要素っていうことじゃないんだろうか。たとえその作品が長い歴史の中で使い古された手法で再生産された焼き増しの類だったとしても、他の作品と全く同じという事はないわけで、見方を変えればいくらでも個性は見つかる。新しいアニメが既存の作品と似ているからと言って、どちらかが劣っていることにはならないんじゃないだろうか。
これまでアニメは1度観たら終わりだったのだけれど、今は同じアニメを見返すたびに新しい発見があったりして、マジで錬金術じみている。なんせアニメは総合芸術ゆえ、多種多様な、千差万別な主観を受け入れられる器がある以上同じ作品でも多様な評価があるはずで、もしどの作品もおもんないというの事実がだとしたら、観てる人たちの切り取り方がどんどん似てきている、つまり視聴者側の多様性が失われているっていうことなんじゃない?
2.作品の多様化説
まだじぇんじぇん作品を観れていないのだけれど、思った以上に表現方法が多種多様で驚いた。最近はキャラクターがCGオンリーのアニメなんかもあったりして、すごいよねあれ。表現方法が増えるってことはつまり「何か」を伝える方法が増えるわけで、より多様な人たち、それこそアニメとは無縁の人たちにも新たに「何か」を伝えるアニメが作られることで、面白いと感じた人の絶対数は増えてるんじゃないだろうか。
また、私が沢山の作品を好きになれたのは専ら作品の多様性のおかげだ。今まで見たこともないような表現に出会って感動するたび、これまでなんとも思わなかった作品が突然面白く感じるようになるという経験を沢山した。自分の「アニメを見る目」どころじゃない、心そのものが多面化していく、豊かになっていく感覚だ。こうしてアニメが多様化するたび、受け手側もどんどん変化していくのだと思う。
3.視聴方法の多様化説
あくまでライフスタイルを優先しながらアニメは観るべきで、放送側の都合で観てたら、やっぱり疲れると思う。あれはあれで楽しいこともあるけど…。
ちなみに私はこれまでアニメを見る=TVを録画するか円盤を買うか?しか無いと思ってたので、こんなにも視聴方法を選べるとは思わなかった(ただしひまわり動画、テメーはダメだ)。なんせ私の兄弟たちは皆テレビ・レコーダーが大好きで、今もなお空き容量と戦争している。とりわけアニメは熾烈で、「とりあえず一通り録画→早いうちに1話を見比べる→ピンときた作品を残し、それ以外の作品の録画をやめる→CMを削り、ディスクに焼く」と言った具合だ。一方円盤はくっそ高いし、そういうのが嫌でアニメを今まで見なかった。
ところが、先のニコニコ動画では無料配信があるし、amazonPRIMEでは年間3000円そこらで一部のアニメが見放題だし、abemaTVではアニメが垂れ流しだ。すごない?これ(ちなみにアマプラとd'アニメとabemaTVプレ垢契約しました。ネトフリは検討中)。
そんなわけで、最新作の最新話をリアルタイムで追いかけるのがアニメ視聴のすべてじゃなくて、疲れてるときにはアニメを見なくていいし、1話が微妙だったら観るのを止めて、また気が向いたら見始めれば良いし、見たことないアニメも他のアニメを観るついでに、試聴してみればいい。いっそ5年位寝かせてみてもいい。楽しむためにはこれが必要だと思う。今年の最新作も、2025年頃には「昔のアニメは良かったリスト」に加わってるかもしれないぜ。
4.アニメ視聴以外の楽しみ
アニメのイベントがこんなに盛んだとは思わなかった。1作品でも2回3回とトークイベントとかあるのね。あと驚いたのが、ラジオ。大抵の作品に広報のためのラジオ番組(あるいはニコ生とか)があるという。何かしら作品を深く理解したいと思ったとき、こういう催しはとてもありがたい。作り手の考えや苦悩が作品をより立体的に、奥行きのあるものへ変化させていくし、作る人を好きになるきっかけを与えてくれる。作り手への興味はその人が作る他作品への興味に繋がるので、よりアニメへの造詣が深くなる好循環を生む。マジでトークショー行って良かった。
すこし脱線するけど、声優ファンって最初はこんな感じだったんだろうか。彼らはよく広報担当として公の場に出てくるから顔と名前を嫌でも覚えるし、その割にはあくまで作品づくりのごく一部を担当する外注の技術者?(クリエイターと言えば良いのだろうか?)みたいなもんなので、作品に対してはなんというか、他のスタッフよりも「ただの作品ファン」側に近い存在のような印象を受けることがある。実際、放送されるまでどんな絵になってるか一度も見てないとかあるみたいだし、作品作りの中核を担っていない場合が多い。すると、アニメ視聴者からすれば声優は「そのアニメに思い入れのある同士」みたいな、変な親近感を覚えてしまう。ほれてまうやろー
いろんなアニメを観ていると、悪魔みたいな作品に出会うことがある。それはとても不快で、心がざわざわして、二度と観たくないと思わせるような。観たら最後、寝ても覚めても脳裏に焼き付いたシーンがフラッシュバックして、頭のなかであの音楽が流れ続け、胃痛で眉をしかめ、何も手につかなくなってしまう。
しかも、そういう作品に限って評価することが出来ない。悪夢みたいに思い出すシーンや音楽は美しく、登場人物の瞳は深淵みたいに深く、あの声優の演技は恐怖さえ覚える。そういう作品のどこまでが演出で、どこからが自分の感情なのかわからない。作品のことを一生懸命考えてるつもりが、気づいたら自分の過去の記憶で胸が一杯になってしまう。もはや作品の面白さがどうとか考えられないくらいに、心をかき乱されて頭の中がぐちゃぐちゃになってしまう。
ああいう悪魔みたいな作品を観ることのできる幸せを、今日も噛み締めています。
最後に、ここ1年位で見た作品を(覚えてる限り)載せときます。検索妨害になりそうだったら消します。長文駄文失礼しました。
カウボーイビバップ(1998)
キノの旅 -the Beautiful World- (2003)
APPLESEED(2004)
BLACK LAGOON(2006)
パプリカ(2006)
東のエデン(2009)
刀語(2010)
四畳半神話大系(2010)
gdgd妖精’sシリーズ(2011~)
日常(2011)
ジョジョの奇妙な冒険(2012)
絶園のテンペスト(2012)
氷菓(2012)
人類は衰退しました(2012)
キルミーベイベー(2012)
じょしらく(2012)
ポンコツクエスト~魔王と派遣の魔物たち~シリーズ(2013~)
境界の彼方(2013)
有頂天家族(2013)
直球話題ロボットアニメ(2013)
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース(2014)
ソウルイーターノット!(2014)
結城友奈は勇者である シリーズ(2014~)
四月は君の嘘(2014)
ワンパンマン(2015)
機動戦士ガンダム THE ORIGIN(2015~)
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(2015)
ふらいんぐうぃっち(2016)
くまみこ(2016)
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(2016)
この素晴らしき世界に祝福を!シリーズ(2016~)
ファンタシースターオンライン 2 ジ アニメーション(2016)
Re:ゼロから始める異世界生活(2016)
亜人ちゃんは語りたい(2016)
けものフレンズ(2017)
アリスと蔵六(2017)
正解するカド(2017)
エロマンガ先生(2017)
クズの本懐(2017)
終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(2017)
サクラクエスト(2017)
サクラダリセット(2017)
フレームアームズガール(2017)
ゲーマーズ!(2017)
メイドインアビス(2017)
プリンセス・プリンシパル(2017)
セントールの悩み(2017)
恋と嘘(2017)
徒然チルドレン(2017)
アホガール(2017)
少女終末旅行(2017)
アニメガタリズ(2017)
魔法使いの嫁(2017)
妹さえいればいい。(2017)
Infini-T Force(2017)
UQ HOLDER! 魔法先生ネギま!2(2017)
宝石の国(2017)
いぬやしき(2017)
此花亭奇譚(2017)
キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series(2017)
<2017-10-22追記>
こんな与太話に付き合ってくださりかありがとうございます(汗)幾つか気になったコメントがあったので…
・なんの分野にせよ自分がハマり始めた頃を最盛期と思う人が多いから仕方ないね
書きながら全く同じことを思ってた。例えば私の場合、新作ゲームの評価がまさにそうなっていたりする。恐らく10年前よりも面白い新作ゲームがたくさんあるはずなのに、買う前にやたら躊躇するようになった。そのくせ「面白いゲームないかな-」とか言っちゃってたりするわけで。これに対する答えはきっと無いんだろうけど、強いて言うなら「作品を作る人達への尊敬の念を忘れない」ということなんじゃないだろうか。それを忘れない限り、70歳位になってもアニメやゲームを楽しめると信じてる。
・BACCANO!見ようぜ!ヒャッハー!
・もう見てるかもしれないけど、攻殻機動隊好きなら「PSYCHO-PASS サイコパス」おすすめする
「○○お勧め!」的なコメントはとても嬉しいです。ただ、本文にもある通り「どんな切り取り方をすると」面白いのか、に興味がある。バッカーノは、原作が成田良悟(電撃文庫)、監督が大森貴弘(デュラララ!や夏目友人帳の監督、音響演出兼任)、構成、脚本が高木登(デュラララ!のシリーズ構成、地獄少女シリーズの一部脚本)、キャラデザが岸田隆宏(デュラララ!やボールルームへようこそのキャラデザ)、音楽が良守信(デュラララ!や夏目友人帳の音楽)みたいな感じなんだけど、夏目友人帳やデュラララ!も好きだったりするんだろうか?とか思う。もしそうなら、上記の中の誰かがグッとくる何かを持っているクリエイターということになるはずだし、そういうのを知りたい。
・最近見たアニメの中で特に面白かったの3つ位あげて欲しい。どういうの好きなのか知ると皆無責任に自分のおすすめアニメ教えてくれるぞ(酷
アニメを観てると、やっぱり「面白い」作品の中に「劇的に面白い」作品があるなぁ、と感じる。根拠はもちろん主観なので、これは「一般的に比較できる面白さの差」ではないのだけれど。
一つ目:アリスと蔵六
2017年の作品。原作は今井哲也(月刊COMICリュウ)、監督は桜美かつし(ふらいんぐうぃっちの監督)、シリーズ構成は高山文彦(超時空要塞マクロスの演出、機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争の監督)、音響監督は岩浪美和(ふらいんぐうぃっち、プリンセス・プリンシパル、ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けないの音響監督)制作はJ.C.STAFF。
去年見たふらいんぐうぃっちで、桜美かつしと岩浪美和すげえ!ってなって、同作のスタッフを見て「これは観るしかない!」と思ったのがきっかけ。脚本と演出と音とBGMと背景美術とキャラデザと声優の演技とが優れた作品だった。難点は見放題方式の配信しているサイトが少ないので、見る機会が少ない点。
2009年に始まった作品。原作は西尾維新(講談社BOX)、監督・シリーズ構成は新房昭之(さよなら絶望先生、3月のライオンの監督)、セカンドシーズンや憑物語などの監督は板村智幸(さよなら絶望先生の絵コンテ、3月のライオンの演出)、キャラデザは渡辺明夫(神のみぞ知るセカイ、グリザイアの果実のキャラデザ)、音楽は神前暁(らき☆すた、かんなぎなど多すぎて書けないくらいアニソンやBGMを作ってる人)、制作はシャフト。
同作は作品の章毎にOPやEDが違うという演出がされているのだけれど、それらが全部極めて良い。楽曲もそうだし、アニメーションも。自分の中ではこの作品の魅力は半分くらいOP、EDが占めていて、本編を観るほどにOPEDが輝く。今のところ、すべての作品の中でOPEDが最も優れていると感じる。難点は話数が非情に多く、どの順で観ればいいかわからない点。
2002年に始まった作品。原作は士郎正宗(ヤングマガジン)、監督・シリーズ構成は神山健治(東のエデン、ひるね姫などの監督)、メカニックデザインは寺岡賢司(スレイヤーズのモンスターデザインやってたらしい)と常木志伸(PSYCHO-PASSのメカ監修)、音響監督は若林和弘(東のエデン、各ジブリ作品の音響監督)、音楽は菅野よう子(マクロスシリーズ、カウボーイビバップの音楽)。
世界観がずば抜けて優れてる。しかもこの作品はほとんどオリジナルストーリーらしい(原作未読です、すみません)ので、このアニメ作品の世界観やストーリーの良さ≠原作の良さと言っていいと思う。軽く「もう一つの地球」が想像できるくらいの深さがあるので、アニメを観ずに考えているだけで楽しい。加えてメカニックデザインもすごく良い。セブロとかマテバとか外骨格フレームとかタチコマとか大好き。菅野よう子の音楽も非常に良いし、ベテラン声優たちの演技もヤバイ。近々新作が作られるようだけれど、世界観と脚本とメカニックデザインと音楽と声優演技が優れているのだからきっと自分好みの優れた作品になるだろうと思っている。
難点は難しい点。兄弟に勧めてみたけど、「よくわかんない」って言われた。
・好きなモチーフが描かれてないと心が震えないのよな。そのとき作品の巧拙を判断する回路が走る。そうなるとよくできた作品にはなっても面白い作品になることはない。
よく出来てるなぁ、すごいなぁ。という感覚にエクスタシーじみた何かを感じる事はないだろうか。それは例えば神前暁の音楽だったり、岩浪美和の作る音だったり、江畑諒真のアクションだったり、ムーン・フラワーの美術だったり、悠木碧の演技だったり。ぶっちゃけそういう技巧的な魅力を感じたシーンの前後の文脈とか全然覚えてないし、どうでも良かったりする。ただあの瞬間をまた観たくて、何度も再生したりする作品を「面白い作品」と評してもいいとおもうけど。
試写会見た
俺はアニメ映画を一度しか見てないけど、それでも「あっこれアニメのほうでもあったわ」ってのが何度もあった
アニメ映画でのあのシーンとかこのシーンとか
終わったあと「すっげえおもしろかった」って言ってる人もいた
やっぱり今見るとテーマ、ストーリー、ビジュアル、設定の全部が見慣れたものに感じてしまって、
どうしても退屈しちゃうところはあったなあ
でも総じてうまくハリウッド映画化してるとは思った
某エボリューションみたいなことにはなってないから、面白いかどうかは別として、それなりに安心して見れると思う
※さらに念のため、反転してね(はてなキーワードのやつは出ちゃうけど勘弁)
素子の母親役がまさかの桃井かおりで、出てきた瞬間それまで静かに見てた人が一瞬ざわっとしておもしろかったwww
セリフは全部英語でしゃべってたし、セリフ量も見せ場も地味に多かった
アニメ映画でそんなのあったっけと思ったけど、母親役っていうポジションがすごくハマってた
タチコマって名前ではなくて多脚戦車って名前でしか出てこなかった
なんかビジュアルがFF8のseed試験で山から下りるときにおっかけてくるクモ型のロボットと似てて、かわいさがまったくなかった
ゴーストインザシェルにロマンス、というかラブ要素を入れてきたのは、微妙だった
もともとあったっけ?
なんかアニメ映画のほうは廃工場でもとことゴーストの人形がならんであおむけになってたビジュアルは覚えてるんだが
ゴーストが実は素子の恋人で、素子で成功するまでに何度も繰り返された脳擬体化の実験の犠牲者だった
ほんとは生きてたのに廃棄された復讐をしてた
たけしの荒巻の髪型が、最初にビジュアル公開されたときのアニメに寄せすぎてたものよりもだいぶおとなしくなってた
たけしのセリフ(全部日本語)は割りとわかりやすくしゃべるようにしてるなってのは感じたけど、やっぱり聞き取りづらいところはあった
たけしちょい役でちょろっと出てしゃべるくらいかな?と思ったけど、結構ちょくちょく出てきてしゃべって、ドンパチまでやってたからめっちゃ驚いたwww
あとたけしのセリフと英語字幕が、え?って思うところが結構あったなー
中途半端にたまーに聞き取れたりすると違和感が気になってしまった
バトーさんの義眼ネタ、アニメのほうでもこの映画の中であったんだっけ?
もう覚えてないや・・・
しかし電脳ハイテクの世界で、普通のB級ハリウッド映画よろしくドンパチしまくってると、なんかすげー違和感があった・・・
もともとそういうもんだったっけ
バトーさんが目にレンズつけたあと、素子に「おまえとおなじになったな」みたいなこと言ってたけど、
スタッフロールのあとなんかあるかと思ったらなかった
dアニメストアでたまたまこの2作を続けて見たんだけども、両方めちゃ面白かったていうかこの2作は全然違うのに構図が似ていてビックリした
クラウズではギャラックスがみんなの善意とスキルを効率的に結集・運用して無秩序な欲望に打ち勝ったけど、その人類大勝利シーンは先にサイコパスを見ていたせいで結構不気味に感じた
ギャラックスで世界をより良くアップデートしていったら最終的にシビュラシステム完成するよねこれ
無秩序な欲望を人類の英知(システム)で抑え込んでより良い世界にしていきたいけど、世界が良くなったらなったでまた槙島みたいなのが出てきて「そんなのは家畜だ、野生に帰るんだ」とか言い出してぶっ壊しにかかるわけだ
どっちなんだよと
序盤に出てきたあかねの家みたいな生活あこがれまくるんだけど、ああいう総合生活支援ロボットみたいのいいよね
今後VRの発展で作られたりするんかな?
ほかにも現実と攻殻機動隊の中間くらいの微妙なラインの近未来社会感は本当によかった(服の転送とかはオーバーテクノロジー感あったけど)
作中は猟奇犯罪者ばかり出てきてなかなかグロかったが、とにかく格闘シーンがかっこよかった。どみねーたは起動遅いし判定も遅いし無駄に威力強いしで使いにくそう
あと影薄いけどドローン君たちは毎度大活躍だったな。ただの箱が喋りもせず走ってるだけなのにかわいいという不思議。タチコマによる先入観か
終盤、あかねがシビュラに呼ばれたところであっこれまどマギ展開くると思ったよね
「私、すべての潜在犯を消し去りたい! 過去と未来すべての潜在犯を! 叶えてよインキュベーター!」って言ってシビュラの一部とかになってシステム変革すると思ったよね?
そんなことはなく結構泥臭い終わり方になったけど現実はあんなもんか
あとイケメン先輩(名前忘れた)がとっつあんと同じになっていくところはベタだけどグッとくる。手も潰れてたし義手にしたんだろうな
調べたら劇場版もあるんだな。見なきゃ
1話のスーツのギミックがかっこよくて戦闘で魅せていくのかと思ったけどそんなことはなかった
戦闘はあんまりしないが序盤からルイ君とギャラックスとか謎だらけの展開でどんどん引き込まれた
はじめちゃんがちょーかわいいんだけど底知れなさが不気味で(もし仲間が死んでもへらへらしてそう感があった)、どこかで一度へこんだり落ち込んだりするとこ見せてくれないかな~とか思ってたけど、カッツェをデートに誘ったところでああこのキャラはこれでいいんだなと、このまま突き進んでくださいと
他のキャラもみんな個性的出ててよかった。隊長かわいい。ODの強さだけは言ってるのと違くない?って感じのしょぼさだったけど(カッツェの力と相殺されたんだろうか)
あと食べ物描写もいろいろよかった お弁当とか隊長のおつまみとか
でもカッツェは絶対に許さないよ。好き放題煽ってたら巨乳女子高生がかまってくれてキスされて最後はおっぱいの中に保護されるなんてあるわけないだろ。調子に乗ってたらブクマカに正論で煽られて憤死するとかの落ちでよかったんだよあんなの
まあ面白かったしいいや。さーて2期もみるっすよ~
タチコマは並列が解けて来てたしリルルは個あったろ。
それを言い出すとリルルもタチコマもありえないで片付けられますが
とにかく知りたいのは反出生主義的に電源を落とす様なAI関係の作品が
どっかにないかなってことです
見つからない
小学校、中学校、高校、大学と学生生活を過ごしそのまま会社員になったごく普通の男だ。
今の時代にごく普通という言葉を使うのもなかなか難しいところはあるかもしれないが特にこれといった特技もない。
と。
正直、答えに詰まった。
私はこれをどちらかというとオタクでアニメや漫画のほうに興味があるしテレビも見ないから答えられないんだよな~とずっと思っていた。
ただ、社会人になってから周りに結婚している人がいたりおっさんも多かったりでそういう話になることが学生時代よりも多くなった。
それでそういう話を振られるたびに答えに窮するようになる自分に気づいた。
場の空気が死んでしまうことも経験上知っていたので適当なうそをついたり話をごまかしたりしていたのだが、答えることが若干苦痛になっていた。
仕方がないので少し話のネタを考えることにした。
自分の好きな女性のタイプだったり学生時代のことを無理にひねり出したり。
「まったく楽しくない」
妄想や分析、考察するのはわりと得意で好きなはずだったが、ことこの話を考える場合はぜんぜん面白くなかった。
そこでふと考えた。
学生時代もこの手のことはまったく考えたことがなかったし、よくアニメで俺の嫁がどうのだの言っている人を見かけるが
皆が俺の嫁、俺の嫁とかいいあいながら楽しく話しているのを見ながら俺も楽しんでいた。
でもよく考えたらおれ自身はまったくそんなの考えたことがなかった。
ただ、オタクたちのコミュニケーションを外から見て眺めるだけだった。それが楽しかっただけだった。
確かに傾向として自分がどちらかというとおっさんくさいキャラが好きだったり硬派ぶったキャラだったりが好きなのは自覚していた。また、自分が人見知りでコミュニケーションが苦手なのを自覚していたのである種の弱者男性的なキャラに感情移入することはあったし、好きなキャラ多い。
でも女性キャラをそういう目線で見たことがほとんどないことに気づいた。
好きだった女性キャラも草薙素子だとか「かっこいい」キャラが好きなだけだった。
攻殻機動隊2話後半でタチコマ(戦車)から草薙少佐が降りるシーンがあって、そのアングルがお尻の後ろから移したようなショットがある。
ネットの感想で見たときそのシーンをエロイといっている人を見てはじめて気づいた。
「あ、このシーンエロイんだ」
と。
人並みに性欲はある。
でも俺はそれを逃げ道にしていただけだ。
ただ、単に興味がなかったのだ。
だから、そういうことを考えたこともなかったし、考えようともしなかった。
なんだか弱者男性と同じ立ち位置になった気で擁護したりしていたがそんな資格はないのかもしれない。
自分の容姿にコンプレックスを持っている人がセックスだの何だの言っている増田を見かけたがあんまり共感できなかったのはそういうことだったのかもしれない。
よく考えたら俺は自分の容姿にコンプレックスを持ったことがなかった。
でも鏡を見たら俺の肌もわりとずたぼろだった。