はてなキーワード: 科研費とは
大学教員の攻略それとなくわかるからアドバイスはあるけど,疑問として彼のポストの説明に謎が多い.
(補足)はてな記法はコピペしても確認画面で出力を確認できなかったので見づらいと思うけどご容赦を.
というか (連続した空白の行2つ) をしても改行すら挿入されないしはてな記法は難しすぎる.みんなよく書けるね.
それとも何記事か書かないとはてな記法使えないとか縛りでもあるの?本文は↓から
> この春に博士号を取得し、出身大学に任期付き(任期3年)の助教として就職。
PhDとって任期付き助教ってことは理工系なんだろうけど,29歳でPhDは優秀と呼ぶには取得が遅い.
それなのに
> 大学からの特別奨学生として奨学金をもらっているので、大学院卒業後(つまり2023年春から)5年は大学の職員として働かないといけないらしいです。
> 大学側としては将来的にポストが空くことが確定しており、助教→講師→准教と順当に彼を育てていきたいと思っているらしく、海外留学もその一環とのことです。
というのは非常に謎.それなら少なくとも任期5年つける.
そもそも常勤安定財源の任期付き助教は基本5年(全部じゃないけど傾向はJREC-INで調べらればわかる https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop)だし3年にする意味がわからない.
特任助教とかなら3年というのは納得の数字だけど,それは安定財源じゃない.
そもそも助教は「教員」であり「職員」ではない.「教員」と「職員」は業務上明確に違うのでここの間違えるのは違和感しかない.
通常,ポストが空くことが確定しているならテニュアで採る.テニュアじゃなくて任期付き3年ってことは少なくとも大学側に彼を順当に育てていきたいという思いと矛盾する.
邪推だけど,研究員なら「職員」なので,彼は助教ではなく特任研究員とかなのではないだろうか?任期3年の特任研究員なら29歳PhD取得後の最初のキャリアならわりと合点がいく.
まったく将来性のないポジションで大学側が彼を育てたい説明とまるで一致しないけど,アカデミアにいない人には,そういうのわからないからからフェイクがすぎるか増田は嘘を付かれていると思う.
邪推はともかく,助教で将来性が本当にあるポストにいると仮定すると一応留学周り,
> 教授に、論文を1つ書いたら、海外留学の話を持ち出されているそう。ほぼ強制で断ると、ポストに影響がでるから、彼も留学する気でいる。彼の大学の教職員の留学は、最低半年~最大2年(2年目は休職扱いらしい。)
> 留学先も提携大学になるだろうけど、いくつかあってどこの国になるかわからない。
など,海外大学で Visiting Researcher をやるのはよくあるはなし.昇進のために必要なところも多く,海外留学がその一環という説明は納得できる.
そして受け入れ先の都合もあるので,別にどこにいつからというのが事前に決まっていないのも少なくない.
・初産は遅く見積もっても35歳以前でないとリスクが跳ね上がっていくのは医学系でよくいわれるので,そういう論文やデータを集めて結婚と子供について説得する
・もちろん高齢出産も不可能ではないので35歳以降でも諦めることはないけど,常識的な適齢期に入ってからは早ければ早いほどあらゆるリスクが低いのは否定できない事実
・なお,理工系的に査読のない書籍は情報が古かったり嘘が平気かかれてあるのでデータ集めは論文をベースとすると反撃する隙を潰せる
・真っ当かつオープンアクセス論文も最近は多い,medRxivはプレプリントで情報の確度の判断に能力を要するのでおすすめはしない
・余談だけど結婚・育児雑誌や本は有名どころ含めて信頼性低い情報がかなり多いので真面目な理工・医学系のPhD持ちにこれらの情報提示するときは相当の注意が必要
・どうしても雑誌や本の情報使いたい場合信頼性を確認する手段として素人でできる範囲としては,本や雑誌は専門家が意見していたらその専門家の研究歴(科研費dbやresearchmap,非公式なものとしてはresearch-er.jpとか)と論文執筆状況(Google Scholarで最近の記事出てくるか)の確認となる
業績なかったり本・雑誌ばかり出てくるならその情報は居酒屋の酔っ払いの与太話と科学的信頼度は同じなので,扱わない方が無難
・余談の余談だけど,日常的にはそこまで科学的信頼度高い情報じゃなくても普通に生活する上でなんとかなるので,そういう雑誌や本読んだり知識を使うのはほどほどにしていれば喧嘩にはならないはず
・専門外だからと論文に目を通そうともせず話を聞こうともしないなら少なくとも大学教員としての資質はそう高くないので,大学で重宝されて順調に昇進できるタイプには思えないので,よほど好きとかでないなら違う人探したほうがいい
・学内も男性の育休取得率や育児支援制度は拡充しつつあるので,そういう制度を(表向きだけでも)利用できると大学は実績としてカウントできるので大学側はハッピーになると説得する
・ただし研究活動は大学の用務ではないので休業できるわけではなく(科研費の研究は育休できる),早い昇進で生活を安定させるためにも研究実績が必要で,夫氏が休んで育児に参加するより1本でも論文を書いて出してもらった方が冗談ぬきで1年後から数年後に収入が増えて生活が楽になる可能性はあるので覚悟は必要
・そういう大学の用意した制度や中期的な視点をもてない人なら,順調に出世できる資質も疑わしいので,よほど好きとかでないなら違う人探したほうがいい
・結婚式はいったん棚上げて子育てに向けて貯金すると割り切って,入籍はする.紙出すだけなのでほぼ0円でできる(戸籍謄本取得とかで経費はちょっとかかるけど1000円以下切り捨て)
・なお結婚式のおすすめは10年後とかバウリニューアルでと言っておくのがおすすめ
・特に10年後なら本当に大学に重宝されているなら少なくとも准教授にはなってるだろうからお金に余裕もでてくるはずで,新婚夫婦のやる盛大な結婚式より数ランク上の結婚式も難なく盛大にすることは可能
・盛大にとまでいかなくても,キッズスペース設ける費用もそんな負担にならずできて,同級生とかも子供大きくなってきた頃なので参加しやすいし,たぶん同級生からはすごく評判な結婚式にできる
・金銭的負担が心配なら結婚式などなしで紙出して一緒に住むのが名実ともに一番金銭的負担が少なくなる.この金銭的合理性に同意できないなら結婚的ない不安が別にあることなので話し合うか,よほど好きとかでないなら違う人探したほうがいい
・「寄り添えるのは俺以上に居ないと自負する」としながらも「遠距離恋愛はしたことがないから考え方が変わって、増田のことが好きでいられるか不安」の感性が謎
・大学に重宝されるほど優秀な理工系教員の基本的な思考ではプライベートでもそのような結論は安易に出さないし,未知なることへの探求に対して不安は覚えずむしろ挑戦的な傾向を示すorなんとかなるとする傾向が強い
・ただし,私調べ,理工系の業績がぱっとしない教員・間違いなく優秀な教員での比較,それぞれn=20±5,なおサンプルは国立の方が少し多めだが十分な私立教員含む
・優秀でもただ単に相手はそこまで本気でない可能性が十分に否定できないので,よく話し合うか,よほど好きとかでないなら違う人探したほうがいい
(追記)
邪推がすぎましたね.助教で間違いないのですね,失礼しました.また6年生学部とのことで,こちらも失礼しました.
ただ逆に本当に助教であるなら,より採用側の認識とご本人の認識に齟齬があるのではと思われる状況ですね.
分野によりますがAMEDの若手育成枠の採択目指せそうな実績でもあるのでしょうか.とてもとても不思議です.
(追記終わり)
いやー、けっこう真面目にアドバイスしてるのよ?
研究者だからって結婚してない人、子供いない人が多いかと言えば、別にそんなことない
確かに多くの研究者が、博士号取った後に海外でポスドクしてる(大体20代の終わりから30代)
そういう人たち、海外行く前のタイミングで結婚して、一緒に海外に行くパターンも多いです
で、海外で子供産んで育ててる(もちろん帰国後出産パターンもある)
「うちの子は英語圏で幼稚園まで過ごしてたのに、まったく英語話せないよ〜」なんて、研究者あるあるネタですね
なので、本気で結婚したい、子供を産みたいと思うのであれば、今のうちに籍を入れてしまい
それで断られるようなら、まあ決定的にライフプランが異なるので、無理ですね。次行きましょう
あと彼氏さんについて、他の増田も言ってますが、特定の大学の特定のポストが取れそうなんて、かなり楽観的ですね...
基本的に、競争力の高いまともな大学ほど、公募は公正です(そのはず...)
いくらその研究室のOBだろうと、より業績の強い人が来たら、その人にポストは渡りますからね
まあ、めちゃくちゃ狭い特殊な分野の研究室で、その筋の専門家がその研究室からしか誕生しない、みたいなケースもある...かもしれない
じゃあ一方で彼氏さんの今後の研究者人生が暗いのか、というと、そんなことはないと思います
ちゃんと海外に武者修行に行って、しっかり業績残せれば、日本で食いっぱぐれることはないんじゃないでしょうか
メジャーな分野で研究してるなら、関連する科研費とかプロジェクトつきの研究員(or特任助教or准教授)があるでしょうし、
そんなのやりながら、専任助教、准教授...などとステップアップしていくのは、それなりに現実的に思えます
それこそ、ドロップして企業行ってもいいですしね。良い待遇で雇われるのではないでしょうか
「引っ越し多すぎ!」というのは研究者の奥様からよく聞く愚痴です。それは覚悟してください
でも、食い詰めているという話はあまり聞きません
(もちろん、独立して研究者できるレベルの人材が私企業に行けば、2倍3倍の年収になるんですけどね...)
まとめると、双方が納得できるならさっさと結婚して良いと思います
それが決断できないなら、別れたほうがお互いのためです
恐縮する事しきりなのだが
従来コミュニケーションだとか、本来の仕事ができない分を人的能力で繕いとりあえず群れて飲んで騒いでいた人類が復活の兆しを見せている。
例えば日本国内にウィルスを持ち込んでジムで拡散させた人、スーパースプレッダとして激烈に他人を病魔に冒した人たち。
マスク一つとっても鼻を出してみたり、顎に下げたものを戻してみたり、シーリングが甘くてメガネを呼気で温める人々。
彼らはなぜのうのうと生きる事を許されたのだろう。
この国では非常事態になると非国民だとか地域社会からはじき出す等してきた歴史があるのだが、今回はそうはならなかった。
これを研究課題にしなければいけないのはもう少し時が経つのをまっていただきたい、あっ科研費に手を付けるのはおやめください。
すでに言及されたとおりで、昔はやらんでもよかった業務が増えた。
昔は、運営費交付金というのがかなり大盤振る舞いで各大学に出ていたらしいのだけれども、
近年は、そっちの金額を絞って、競争的資金という形で、「科研費に申請させて、研究費を取得すると、研究費が出る」という形式に移行してきている。
ただ、この科研費の申請のための業務とか、科研費をコンプライアンス違反しないように使うための調整がけっこう多くて、めんどくさい。
なんか、高校の先生がやるようなタイプの学生さんのオモりみたいな仕事がけっこう多い。
不登校の学生のケアとか、重要な仕事かもしれないが、研究者にやらせることか…?
世界的な権威の研究者が、センター試験の監督をして、「では、これから回答用紙を配ります…」とかアナウンスをしていたりする。the不毛。
三浦さんとか、古市さんみたいなケースを想定して、「実績のない学者wwww」的な論調をよくみるのだけれども、
大学に勤めている人間の一人としては、そういう主語の使い方はほんとうに有害だから、やめたほうがいいと思う。
結論を一言で言えば、研究外の大学の仕事をしている先生は、ふつうに尊敬すべき職業人なので、雑にディスんのをやめろ、ということだ。
(三浦さんとかをディスんな、という話ではない)
もう少し丁寧に言うと、「日本の大学は研究力が落ちてる!」的な話がよくあるけど、実際、研究に割ける時間が少ないのである。
授業なのど教育や、啓蒙活動などの業務をやっている先生というのは、一般の人にも見えやすいとは思うんだけれど、
・大学内の雑務(入試業務や、学生がしでかした案件の面倒、学内のハラスメント案件対応)
・学会関係の雑務(学会ジャーナルの編集業務、大会開催に関わる雑務、査読)
・行政関係の委員会仕事(各官庁で開かれている○○委員会などの)
などなどで、とにかく忙しい。
人柄に問題がなくて、企業などの中でもやっていけそうなタイプで、人のいい先生などは、多様な業務にこき使われることになる。
また、その真逆の現象としては、権力欲が強くて学内政治を頑張ってえらくなるタイプの先生もそれなりにいる。
結果として、「すごくいい人」と、「権力欲の強い人」が学術関係雑務を担っており、
そういう人たちが、大学・学会等の雑務をもろもろ引き受けているおかげで、論文執筆の時間を作れている先生方はたくさんいるわけだ。
言ってみれば、宮崎駿をサポートする鈴木敏夫みたいな先生とかもいるわけだ。
日本の大学の研究パワーが落ちているのは、研究に割ける時間がそういう雑務によって圧縮されて、少なくなっているからなんだけど、
「実績のない学者www」というのを馬鹿にすると、そういう人にまで被弾するし、そういう人を大学から追い出しても、いいことは特にない。
大学の事務局が、雑務を全部やってくれるんならいいが、業務内容の性質から言っても、事務局がすべてを引き受けることはできない。
大学の研究者は、実業界の実績などによって評価されて教授になる実務家教員と、研究の成果が評価される研究者教員という区別があるが、
現状に実情としては、そこに「事務方教員」みたいな役割の人がいるのである。
たぶん、今の大学の先生の8割ぐらいは、そう言われると「ああ、俺、ぶっちゃけそれだわ」みたいな気分になるんじゃないかと思う。
制度上は、実務家教員ないし研究者教員として採用されているが、実態は「事務方」の仕事がほとんどみたいな人はほんとに多いと思う。
なんでもかんでも競争的資金にするとかいう、文科省の馬鹿みたいな政策方針が変われば、もう少しマシになるのかもしれないが、
大学教員の大半は、ほんとうに、日々、事務仕事をやらされていて「一体、俺は何の能力で雇われてるんだっけ……」みたいな人は、多いと思うよ。
この実態がいいとはビタイチ思わないけど、大学教員の雇用実態が、そういう事務能力の高さを評価する組織になっているという事実はあると思う。
日本の大学がこのような状態に陥ってしまっていることは、文科省をはじめとする大学行政の責任がやはり大きいと思うので、この状況はどう考えてもよくないけど、
やりたくもない雑務をひきうけて、研究の時間をとれなくなっている人間を、実態も知らずに主語に含めてしまってディスるのは、単に失礼だし、やめたほうがいい。
saebou
@Cristoforou
Colabo叩きを面白がってる研究者、肉屋に投票する豚と同じだよ。次は科研費に来るに決まってるでしょ。というか既にきてるからね。
そもそも美術館女子に切れ散らかしてキャンセルしたのあんただろ。
はじまりが違う。
https://twitter.com/Cristoforou/status/1613364321802944513
@usovich
いや、ちゃんとさえぼう先生は叩いてましたよ、「お母さんがカレーを作って待ってくれる暮らしを守りたい」 って言ってたSEALDsの学生を。「それは性役割固定のアベ的家庭観!」って
https://twitter.com/usovich/status/1581844366511202307
トムヤザさん
@tommTycho
返信先:
@NoKichStickHigh
さん
さえぼうさんとかもいってたけど、もともと美術館通いをする女性層(美術ファン)がかなりいるので、ポップカルチャーを取り込みたい企画で「美術館女子」って使ってしまうと、もといるファン層の反感買うし、自分たちの積み上げてきた文化をAKBで塗り替えられるって思われちゃうと思う
@kenji_kajiya
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東京大学教養学部報11月号に「「美術館女子」は何が問題だったのか」という小文を寄せました。ウェブでも読めます。 https://c.u-tokyo.ac.jp/info/about/boo
ね、この界隈はデタラメすぎる。
よほど憲法改正したいらしい。
先日源泉徴収票をもらったので書いてみる。
本務校の給与は約980万。非常勤先から約30万。国関係の某委員会メンバーなので、その謝金がだいたい100万。合計、額面1100万くらい。
本務校は、割と好きにやらせてもらっていて、自由度も高いので正直高すぎるんじゃね?と思う。近所の国立大の知り合いから「うちに来ませんか?」と言われて給与額を聞いて即断った。あまりにも安かった。
逆に、国の委員会がもの凄く忙しくて拘束時間も長いのに年に100万くらいだと全然割が合わない。これのおかげで研究時間も授業準備もかなり削られてしまった。
(紹介制で突然、来年からやってもらえませんかと連絡が来て、気軽に引き受けたらとんでもないことになったと後悔)
研究費はほぼ科研費頼み。ただここ3年は海外出張がほぼないので、逆に余っている状態。一人でできて機材はそれほど必要ない専門なので研究費はほぼ旅費です。
以上、信じるかどうかはご自由に。
それはRAとしてお金が出たのかな!ここでは、学生に科研費の研究の一部を手伝ってもらう費用を科研費から支出するのが大変だという文脈だよ!そもそも、研究する学生のためのバイト代を科研費から支出しようと考える自分みたいな大学教員は、大学教員全体の中では「良心的」な方だと思うよ!「学生が研究するのは当たり前!」、「卒業論文や修士論文の存在をチラつかせて焦らせて無給で学生を自分の科研費の研究のために働かせよう!」という発想で、そもそも学生に研究のバイト代を払うという事すら考えたことのない大学教員はかなり多いと思うよ!数割の大学教員はそうなんじゃないかな!でも、学生が大学に払っているのは「学費」であり、科研費は教員の研究のために国から出ているお金なので、扱いとして全然別物で、厳密にいえば学生に教員の科研費の研究を手伝う義務はないはずだよ!そして、科研費の仕組みとして学生をRAとして雇いお金を払う事も想定されている以上は、「科研費の研究に学生を従事させたいなら、ちゃんとバイト代を払ってね」という仕組みに制度上はなっているはずだよ!卒論や修論を盾に学生に科研費の研究を手伝わせる行為は、厳密にいえば、無償労働の強要に当たるんじゃないかな!学生の側も変に大学教員と対立したりして卒論や修論が完成させられなくて留年とかになったらいやだから、ほとんどの場合、そのまま受け入れると思うけど、厳密には無償労働の強要でサービス残業させているのと同じだと自分は思うよ!学生の側も一枚岩ではなくて、教員の研究を手伝えるのが嬉しいとか研究楽しいとか、そういう学生もいるはずだよ!でも、全ての学生がそうなわけじゃないし、「大学教員の研究なんかどうせ社会の役に立たないんだから、早くやり過ごして社会でマトモなもっと役に立つことやらせろ」って思っている学生も割といると思うよ!いや、自分の研究は社会の役に立つから(そうじゃなかったら科研費通ってない)、たいていの場合、大学教員の研究が社会の役に立たないというのは学生の勘違いだと思うのだけど、だとしても、そう勘違いしている学生が多いことは否定できないよ!研究楽しいと思えるタイプの学生の「善意」によりかかるのは危険だと自分は思うよ!寄りかかりすぎて、本来は科研費の研究と卒論・修論の研究は関係ないのに「卒業できないぞ!」とおどして論文を書かせるのは、厳密にはアカハラと取られる可能性があるよ!全国を探せば、それでアカハラ認定されて懲戒解雇になった大学教員もいるよ!自分はそういう方がこわいので、学生に科研費の研究は手伝わせないよ!逆にこっちも科研費の研究を学生に手伝わせる義務は負ってないしね!
申し訳ないけど研究設備の話はしていないよ!自分は研究設備は足りていて、学生の雇用の話をしているよ!研究設備は一度そろえてしまうか、最悪、設備を持っている他研究室に頭下げて研究させてもらえばいいだけだと思うよ!大きな予算の分担者に入れてもらったところで、年100万が数年間、年数百万になるだけで、大差ないと思うよ!あと、少なくとも自分は自分の分野では無能ではないと思うよ!ここ5年の業績だと、分野を限定すれば明らかに国内で上から数えて何番目の位置にいると思うよ!与えられたリソースの割には業績出している方だと思うよ!自分より業績ない大型個人研究費獲得者、割といるしね。自分より研究業績あげている人を連れてきてから、無能呼ばわりして欲しいよ!
後、年100万が安いと思う人は、正直、企業に行けばいいと思うよ!自分は金にならない研究が好きだからアカデミアに残っているけど、アカデミアが研究費獲得に苦労する割には研究費やすいなんて言うのはわかりきったことなんだから、不満があるならさっさと企業に行けばいいと思うよ!
こういうこと言う人結構いるんだけど、これが全く意味わからないよ!違うと思うよ!だって、企業はこんな事やってないよね!労務管理の担当をする方を別におくことができるはずだよ!で、研究の内容に関しては、企業でも技術的には大学と似たような研究できるはずだよ!お金にならないから大学と同じ研究やってないだけの事が大半だと思うよ!「そういうの全部ひっくるめて研究」にしちゃったら、逆に、「そういうの」を経験しない企業は大学と同じような研究ができないって企業を下に見て小馬鹿にしているように聞こえるよ!国立大学だって、各研究室の光熱費や水道代とかは普通、研究費からは請求されないから教員個人が把握していないだけで、しっかり各研究室ごとにどれだけ電気使ったか計算されて支払われているはずだし、その会計を担当されている職員の方がいらっしゃるはずだよ!光熱費に関してはたくさん使ったからと言って大学教員の手間が増えたりしない仕組みが構築されているよ!現状、光熱費や水道代については、同じ大学の財産でも、教員に管理の手間がいかない仕組みができているのだから、労務管理でも本来はできるはずだよ!できないのは制度が悪いんだと思うよ!