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はてなキーワード: 無責任とは

2022-04-28

anond:20220428132927

尾木氏って、コロナ問題以外にコメントしてるほど暇なの?

尾木氏は前日に行われた桂田社長の会見に言及。「なんですかねーーあの無責任な態度

anond:20220428132410

これとかね、怖いよね

 

尾木氏は前日に行われた桂田社長の会見に言及。「なんですかねーーあの無責任な態度 人の命を預かっているのに【結果的に間違いだった】なんて弁解が許されると思っているのでしょうか?・途中で引き返す約束だったとも なんていう命の軽視か 土下座して許される話じゃありません!ダメです」と厳しく批判した。

 

批判したはいいけどじゃあどうすれば正解だったの?って思う

2022-04-27

anond:20220427205457

アイヌごはん戦闘ホモもシモもグロも全部自分のなかで「やりたい」と思って、コラボも「やりたい」と思って、情熱優先で作品作りしてる

 

それ、ただの無責任なのでは…

昭和天皇戦争責任を問うべきだという議論は勿論あってもいいがそれはあくま日本国内問題でしょう

東京裁判対外的には手打ちにされているんだから海外昭和天皇個人の罪を問うのはどうかと言っているのであって

別に昭和天皇は無実だとか戦争責任はないとかは言っていない

日本人が言うのはともかくとして、海外からどうこうは言われたくないと思うのは当たり前だと思うんだよね

「王冠を懸けた恋」のエドワード8世の無責任さを英国人以外がどうこういうべきではないように

所詮画面の向こうのことなんだなぁ

ウクライナロシア停戦調整を行っているトルコ(NATO加盟国)外相

NATO内部にロシアとの戦争を長引かせたい国々がある」

発言していることに対して、ヤフコメ民他、いろんな人たちが

「今後のことを考えるなら戦争は長期化すべき」

みたいなことを平気で語っており、それに対して同意が集まっている。

 

そりゃ、時間が経てばたつほどロシア勝手疲弊していくなら永久時間が経てばいいけど

実際には時間が経てばたつほど、ウクライナ軍人民間人も死んでいくし国土燃えていく。

もちろん、じゃあさっさとウクライナ折れろというわけにもいかないが

無責任に長期化すればいーじゃんいーじゃんすげーじゃんと言ってしまえる神経が分からない。

 

これが日本降伏するまで毎日日本都市10ミサイル撃ち込みます

ただし降伏しなければ中国毎日ちょっとずつ弱体化します。

アメリカ日本降伏するな、抗戦しろと言っています

という話だったら、今「長期化すべき」と言っている人たちは同じように言うだろうか。

お前の住んでいる家に街に今まさにミサイルが飛んできているとき

中国弱体化のためならやむなし、南無三!」と言えるだろうか。

 

アメリカウクライナ兵器供給しているが、喪った人がそれで帰ってくるわけじゃない。

なんていうか、しんどい話だ。戦争、ホンマにクソ。

2022-04-26

anond:20220426194248

だって女子高生が駅で立って微笑んでる絵だよ…?

まりにも卑猥すぎるでしょう?

この前提を共有できない人は現代社会に住むものとして無責任すぎると思います

なんだかな

職場の先輩が納期を目前に会社を休んでしまった。

本人は休まず働くって言ってたけど、直属の上司に「休みなさい休みなさい」と言われて折れて(?)た。

そしてその仕事は私に回された。忙しすぎて先週は休日出勤した。

当の上司は休んだ先輩のことを「あいつは仕事放り投げて後輩に押し付け無責任なやつだ!」って言いふらしてるみたい。

なんだかな。

そんなに言うなら「休みなさい」とか言うなよ。

というか、

そんな風に言いふらすために休ませたんだろうなって分かってしまう。

かに先輩が休んだせいで私の仕事が増えたけど、今回の場合は私に仕事押し付けたのって上司じゃね?

でも業務上事実としては先輩が悪者なんだよね。

だって上司は「俺がやっておくから休みなさいとは一言も言ってないし。

なんだかな。

はっきり言って先輩のことは嫌い。悪い人じゃないけど馬鹿メンタル弱そうでナヨナヨしてる感じがムカつく。

でも上司のこともかなり苦手。こっちは仕事はできる(風を装うのが上手いだけかも)けど人として邪悪すぎ。

なんでみんな先輩の悪口ばっかり言って上司のことは問題視しないんだろ。

私は上司に気に入られているので居心地がいいと言えばいいのかもしれないけど、いや居心地良くない。

上司はいつも私をヨイショするために先輩を落とす話し方するし。

今回みたいに先輩の悪口材料に私が利用されるのもすげー嫌。

休日出勤した時も断ったのに「俺が見てあげなきゃ」とか言ってやることないくせに出勤してきて職場で2人きりになったの気持ち悪かった。

あーなんかもう私も仕事休みたいな。

それをまた先輩のせいにされるんだろな。

めんどくさ。

anond:20220425213225

フェミニストたちは別に、法的規制までは求めてないんだよね。

ぶっちゃけこの手の問題の核心はこの意識にある。

問題の当初、フェミは「この表現女性蔑視犯罪助長する(から撤回しろ)」みたいな批判を繰り返してて、これって明らかに法的規制を求めるレベル言動

これを「法規制は求めてない」と解釈するならフェミは「女性蔑視犯罪助長行為合法であるべき」って言ってることになって破綻してる。

そういう言動反論され始めると、徐々に言動ニュアンスを歪めていって「法規制は求めてない」って言いだす。

こういう卑劣言動咎め手段がないのが、根本的な問題

有象無象で1点に集中して無責任批判を繰り返す行為摘発する法が必要だと思う。

2022-04-25

anond:20220425085902

おそらく改善も期待できないし作ってしまったもんはどうしようもないか子供には金で詫びなよ

死ぬ気で働いてたくさん金を残してあげたら?

それもできないとか言わないよね

無責任子供作ったんだからそのくらいは最低限がんばってね

2022-04-24

anond:20220424220912

ありがとう

もうだいぶ楽になったよ。

この状況を知ってしまうと、検査しないで日常生活を続ける人を無責任に責められないなって思った。

風邪という扱いにしてくれれば、発熱したら薬を飲めばいいんだと判断できるし、高熱でうなされることもなかっただろうに。

本当に無駄作業が多い現状はなんとかすべきだと思う。

頭がもげそうなくらい同意

表現の自由戦士」と揶揄されるような人々によくみられるのが、「そのような表現はよくない」と批判をしただけで、「表現への弾圧だ!自由侵害だ!」と騒ぎ立てることです。表現に対し批判をすることも表現自由のはずなのですが、批判すること自体攻撃するのです。打たれ弱いにも程がある。

https://twitter.com/bokukoui/status/1517859622841110529

一部の「オタク」、表現の自由戦士揶揄されるような人々の求めているものは、表現自由ではなく「表現無責任」なんじゃないかと私は思うのです。それは、自分領分と思い込んだ表現批判されたくない、というものです。それは「ありのまま自分」を受け入れてほしいという欲求なのです。

https://twitter.com/bokukoui/status/1517887750766493696

表現無責任」というのは、コンテンツ化して表現物と一体化した自己を、無批判に受け入れてほしいという、たいへん虫のいい、傍迷惑な考えといえます。当然、社会的責任などは埒外となります

https://twitter.com/bokukoui/status/1517893318101049344

2022-04-23

anond:20220423001844

本音で喋れて偉い。

 

でもまあ、わいらは天下国家無責任に語るのが楽しいだけなのだ

自分がどうしたいか確認できるのはマジで偉いと思うが、どうすべきかを考える悦楽も楽しむが良い。

2022-04-19

anond:20220419175003

「キツくて無責任コメントされて安心したい」とか心にもねえこと言うんじゃねえって

どうせヨシヨシ待ちのくせにw

子宮をとったらどうなるかな

不正出血が続いてたので、仕事の合間を縫って病院行ってきた。

もともと子宮筋腫持ちで手術を済ませてて、その経過で子宮頸がんが少し進行してることも分かってて、

から、この出血はどっちの理由かな…と思うと怖くて、積極的病院いけなくて、やっとの思いで行ってきたんだけどさ。

もう、子宮取っちゃった方がいいかもって。

子どもが欲しかったわけじゃないけど、すごいショックで、診察室で勝手に涙がでちまった。自分でびっくりした。

別にこの臓器のあるなしで何かが決まるわけじゃないのに、なんでこんな悲しいのか。

取ってしまった方が病気も進行しないし生理心配もなくなるし、生活が楽だって、いろんなコラム一気読みして、そうなんだ、そっかそっか、って理解できたのに、

わたし子宮がなくなったら、世界がどう変わるか全然想像できなくて、こわい。

このままにして様子見ながら絶対がんにはなっちゃうけどそろそろと生きていく選択肢もあるっちゃあるのよね。

どうすれば良いか、友だちだと気を使わせちゃうし、はてな界隈のみんなにキツくて無責任コメントされて、安心したい。

2022-04-17

anond:20220417160835

表現の自由権利行使側が特に根拠もなく問題なしとするのはただの無責任リバタリアンのものでしょう。クレームが不当というなら根拠を出すのはそっちでしょ

ジャンルのグッズ交換界隈で取引大量継続中の垢消しがあったらしくザワついていてしんどくなってしまった

推しに飛ばれたのは3回目とか

推し無責任なやつ多いとか

そんな推し名出してdisらんでも…

そして実際は垢凍結だったらしい当人が別垢を作って対応を始めたんだけど取引相手上記コメを読んだらしく

グッズオタなんかならなきゃよかった

人生で一番無駄だった

これから届くグッズ全部ゴミしかならない

処分するのも手間なので交換じゃなくてみなさん引き取ってください

取引再開した垢で愚痴まくりなんかもう…

2022-04-16

自分被害者だけど勝利宣言はしたい、みたいな

自分が敗者なのは他人のせいで自分は一切悪くないって無責任自己肯定だよな

anond:20220416103411

ぶっちゃけ無限無責任文句言いたいだけだから

さっさと全員投獄されたらいいのにね

2022-04-15

最近読んだBLではない本と、関連BL本・関連するがBLではない本。(ネタバレあり)

 けっこういい感じに分厚かったけど、半日没頭して読んでしまった。

流浪の月』(凪良ゆう)

 来月辺りに広瀬すず松坂桃李の主演の映画が公開されるし、TSUTAYAに行けば売れ筋ナンバーワンとしていっぱい平積みされているので、わざわざ私が紹介しなくてもいい気がするが……。

 著者の凪良ゆう先生BL小説家としてデビューした人気作家。数年前からBLレーベル外の小説も書くようになった。『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』など著書多数。

あらすじ

 主人公の更紗(さらさ)は、風変わりな両親に愛され、自由奔放で健やかに育っていた。だが、平和な日々は突然瓦解してしまう。天涯孤独となった更紗は伯母の家に預けられたものの、普通の家庭に馴染むことが出来ない。居場所のない彼女放課後、独りきりで公園に行き、ベンチに腰掛け読書をして時間を潰すようになる。

 公園には更紗以外にもう一人、ベンチの常連がいた。更紗の学校の友人達からは「ロリコン」と呼ばれる、痩身の若い男。彼は毎日、暗い目で女児達の姿を追っていた。

 更紗が伯母の家での暮らし限界を感じた夕方、これまで更紗に対して無関心を貫いていた「ロリコン」が彼女に近づいてきて……。


増田感想ネタバレあり)

 ざっくりと言えば、かつてTwitterとかでフルボッコにされた伝説の『幸色のワンルーム』(はくり)みたいなストーリー。傍目には、猥褻目的誘拐犯に性犯罪被害者が懐いてしまストックホルム症候群しか見えないけれど、実は訳ありのお兄さんが虐待を受けている女の子を救い、それをきっかけに強い絆で結ばれ、唯一無二の関係性を築いた二人の物語

 なんか物議を醸しそうな筋書きだけど、今のところ『幸色のワンルーム』のようなボコられ方はされていなさそうだし、これからもそうはならないかもしれない。

 ただ、レビューを見てみると、猫も杓子も作者が読んで欲しいように読んでいるというか、「事実真実とは違うということがわかりました。わたし無理解から他人を傷つけないように気をつけてようと思いました」と多くの人々が判を押したように書いていて、道徳時間小学生じみていて、うすら怖い。一体どうした、みんな真面目か。

 まあそれは置いといて。『幸色―』よりは好意的に受け入れられているっぽいのはたぶん、そもそも挿し絵無しの小説なので、女児可愛い言動性犯罪被害を描いてもそれを「性的消費」目的で書かれたとは思われ難いというのがあるのかなと思う。それに、物語全体のうち、被害者女児誘拐犯の暮らしが書かれた部分はそんなに多くない。それより、更紗が事件以来、15年の歳月をどのように生きてきて、現在はどんな風に暮らしているのかに多くのページが割かれている。そして、更紗が性的虐待を受けている場面や、彼女にとってはしんどいだけの性行為の場面は、心情はリアルに書かれても行為のものは生々しく描写されはしないので、虐待描写オカズ化は防がれている。そういう意味では安心

 未成年略取という犯罪に夢見すぎという批判はあると思う。だがそれも罪を犯した文(ふみ)の内心が吐露される章で緩和されるのかな、たぶん。

 現実にも起こりうる、子供被害に遭う犯罪とその冤罪当事者しか真実は知らないはずなのに憶測が飛び交い、被害者加害者ともにオーバーキルとなるほど晒し者にされ平穏日常生活を奪われ追い詰められること。そういうことを物語ネタとして取り上げることの良し悪し。それについて私自身がどう思うのかといえば、良しとも悪しとも言えないなぁという歯切れの悪いことを言うしかない。

 個人的好き嫌いのことをいえば、センシティブネタほど「逃げの一手」を打たない方が好き。例えば近親相姦もので実は血が繋がっていなかったのでセーフでしたとか、小児性愛者が未成年略取の罪を犯したと思ったら実はそいつ小児性愛者ではなかったのでセーフでしたとかいうのは、何がセーフじゃ甘えんな! もっと業に正面から向き合えと思う。

 『流浪の月』はどうだったかといえば、文は実は小児性愛者ではなかったので、そういうとこは私のあまりきじゃないものの類なんだけれど。だってたぶん多くの読者が「更紗と文にはこれからは静かなところで幸せ暮らして欲しい」とレビューに書いているのって、文が「安全な人」だとわかったからで、もしもまじもんの小児性愛者だったら同じ感想が出るか? っていう。なんていうのか、結局は罪を軽減して世間並に受け入れられるレベルまで物語引き下ろした感が出てしまうというか。それで事実真実は違うよねーと言われてもなって感じがする。

 だが、文がなぜ自らを偽ってまで小児性愛者のふりをしてきたのか、その事情と心情があまりにも切々と書かれていて胸を打たれたので、私の個人的好き嫌いとかどうでもいいかもう、と思い直した。

 事実真実は違う。人それぞれに抱えているものがあって、それを他人が何も知らない癖に常識だのなんだのを笠に着て叩くことが許されようか? 本作のテーマはそんな感じだが、幼い頃の更紗を育んだ家庭や、大人になった更紗に関わる人々などを、更紗が許容するもの・拒絶するものに、そうは言ってもな……とちょっと疑問が残るようになっているところが良いと思った。

 たとえば、母親が無理をせずに幸せであることは大切だとして、更紗は彼女自身母親や、同僚の子持ち女性自由奔放ぶりを許容する。ところが更紗の母親と同僚女性は娘の物分りのよさに甘え、自分恋愛にかまけて娘を放置するという全く同じ行動をする。だが、その結果は大きく異なる。更紗は母親に遺棄されたせいで理不尽辛酸なめることになったが、同僚女性の娘は放置されたものの完全には棄てられず、それが切っ掛けで更紗と文という年の離れた友人に出会い精神的に救われることとなる。同僚女性は更紗と文という協力者を得たお陰で、娘を遺棄せずに自分人生も大切にできたとも言えるかもしれない。同じ事が起きても結果は違う。これを人それぞれと言うか、そんなんただの運だから最初からちゃんとしているに越した事はないと思うか。現実としては、周囲から親にかけられるプレッシャーのお陰で子供が守られているという事も、往々にしてあるが……? などと、ちょっと考え込んでしま余地が読者には与えられている。

 一方で、更紗はDV気質のある恋人の亮のことは、交り合うところが一つもないと拒絶し切り捨ててしまう。亮がなぜDVを止められなくなってしまったのか、その理由を知っていながら、理解共感彼女拒否するのだ。母親が我が子を遺棄することには同情すら示すというのに、DV男はどんな事情があれどもダメであるというアンバランスDV男は許してはならない、そんな奴からは早急に逃げるべきだというのは正しい。ここを違えたら今時の読者には受入れられないのは想像に難くないが、世間へのご機嫌取りとも思えない、あえての偏った描写なのだろうか。と、ここにも悶々と考えさせられる余地がある。

 また、他人無理解によって苦しめられてきた更紗もまた無謬の人という訳でもなく、無邪気な思い込みで発した一言で文を深く傷つけたのに長い間気づかず、文の真実を知らないままであった。それは、読者が安易に更紗と自己を同一視して気分を良くするだけにとどまるのを阻んでいる。更紗が文の真実を知った時、それまで更紗と一緒に被害者意識を持って、解っていない人々を糾弾出来る立場にいたはずの我々は、自分達が解っていない人々と同じ穴の狢であることに気付かされ、ショックを受けるのだ。

 後半、読者目線では余裕で予想できる破滅的な結末に向けて、更紗と文が善意ちょっとした人としての良識を発揮したせいで転がり落ちてゆくところは、はらはらしてつい目が離せなかった。それはダメだ、善意でもやったらいけないやつだと、更紗達を批判することを、圧巻の心理描写妨害してくる。簡単に教訓を得ていい気分になって読み終えることを許してはくれない。それがこの小説のすごい所なのかなと思う。

 にも関わらず、レビュー者が判を押したように教訓を得た事ばかりを書くのは、この小説安易共感を読者に許さない、熟考を強いてくるからなのかもと私は思った。そう易々とは自分意見を書くことが出来ないから、かえってテンプレみたいな感想を書いてお茶を濁すことになるのだ。


さて、以下は凪良ゆう先生BL作品の紹介と、『流浪の月』とテーマが似ていると思う作品とかの紹介。

『美しい彼』(凪良ゆう)※BL小説

 主人公平良吃音を持っているせいで上手く喋ることができず、学校生活の中ではスクールカースト底辺に追いやられていた。両親に心配をかけることを畏れた平良は、イジメターゲットにならないように極力目立たぬよう、息をひそめて暮らしている。

 そんな平良は、高校二年の新学期、同じクラスになった清居(きよい)に一目惚れをしてしまう。清居はスクールカーストの頂点に君臨し、陽キャの面々に一目置かれながらも孤高にマイペースを貫く、まさに王者である。そんな清居とそのしもべ達から奴隷のようにこき遣われる平良だったが、清居が気まぐれに差し伸べる暴力的な救いの手や、逆境ものともしない凛とした姿勢に心酔する。やがて平良は、清居の一兵卒から立派なストーカーへと進化していくのだった……。

 凪良ゆう先生BL小説のなかでたぶん最も人気のあるシリーズであるイジメ被害者加害者カップリング主人公平良と、平良に惚れられた清居、それぞれの視点によって相手人間性共通体験についての見方ががらりと変わる。事実真実は違うとはまさにこのこと。

『にいちゃん』(はらだ)※BL漫画

 幼い頃、近所に住む「にいちゃん」に遊んでもらっていた、ゆい。彼はにいちゃんのことが大好きだった。ところがある日、にいちゃんが奇妙な遊びに誘ってきた。怖くなったゆいは、にいちゃんの部屋から逃げ出した。そこへゆいの母親鉢合わせたことにより、にいちゃん逮捕されてしまう。

 数年後。高校生になっても、ゆいはにいちゃんのことが忘れられず、親には内緒でにいちゃん行方を探していた。そして遂ににいちゃんと再会を果たしたゆいだったが、にいちゃんはゆいを怨んでいた。にいちゃんはゆいを拘束して動画を取り、それを脅迫材料として、ゆいを呼び出し、苛烈性的虐待を加えるのだった。


 ほんもの小児性愛者でしか性犯罪者の大人と、ストックホルム症候群高校生のカップリング虐待描写があまりにも凄惨で心を折ってくるので、性描写ゴリゴリにあるが抜けないエロ本みたいなことになっている。ヤバい奴に雁字搦めにされてしまった状況での愛は偽りなのかもしれないが、渦中にある本人にとっては本物に見える。その様を綺麗事なしに描写した怪作である


『私の男』桜庭一樹

 腐野花(くさりの はな)は、恋人との結婚をもって養父の腐野淳吾の手を離れることになった。花は幼いうちからまだ年若い養父性的関係を持ち、そしてもう一つ、誰にも言えない秘密を淳吾と共有していた。

 そんな花と淳吾の暮らしを、時の流れとは逆順に、章ごとに語り手を変えつつ描いた物語最後には花と淳吾の真の関係性が明かされる。

 はたからみれば養父から性的虐待を受ける女児物語だが、やはりこれも事実真実は違う系。ところが真実事実よりもどろどろとしていて、なのに純心であり耽美でもあるが、物凄い業の深さでもある。

 第1章が花と淳吾の別れの話で、それから章ごとに時を遡っていき、最終章家族を亡くして孤児になった花が淳吾と出会い養子になるところで終わる。

 私は初読の時に、まるでハッピーエンドのように終わるなぁと思ったのだが、再読したら別にハッピーエンドには思えなかったのは何故なんだ。もう一度読めってことかな、ハハッ。

 映画にもなっているのだが、映画版はまるで小さな悪女・花に淳吾が狂わされ搾り滓にされたみたいなラストだったから、あまりきじゃないな。


『つみびと』(山田詠美

 酷暑真夏若い母親は幼い子供達を部屋に置き去りにし、餓死させた。懲役30年の実刑判決を受けた母親を、世間の人々は好き勝手糾弾する。一体、母親は何故、愛していたはずの子供達を死に追いやってしまったのか? 母親自身の生い立ち、彼女祖母の代から続く凄絶な負の連鎖とは……。

 小説しか描けない現実があるとして、実際に起こった事件モチーフに書かれたフィクション小説である

 児童虐待と、世間の人々が助けたいとは思わないタイプ社会的弱者物語。著者の山田詠美先生自由女性恋愛小説を書く一方で、昔から社会の最下層にひっそりと生きる人々の事も書いてきた。中でもこれはすごい作品

 山田先生作品にしては珍しく、リベラル無責任で冷酷な一面が批判的に描写されている。

2022-04-14

人生をある程度立て直したいのだが、誰か相談乗ってくれませんか

大学卒業時に就活に失敗したのをきっかけに、引きこもり社会復帰アルバイトを繰り返しているうちに30代になってしまった。

コロナ禍になる前は、資格もなにもないが何度か正社員になれないかと思って頑張った年もあったのだけど、

書類で通らず、たまに面接に呼ばれたこともあったがいつもお祈りをされるばかりだった。

思えば、20代はその期間をすべて捨ててしまったような気もする。

今はコロナ禍になる前に始めたバイトを掛け持ちすることでなんとか生活しているが正直それもほとんどが公共料金で持っていかれてしまっている。

今は身内に頼れる人もおらず、職場でも孤独だ。

これから先再度就活を再開しても、正直経歴がボロボロで今やっている仕事も大したことをしていない単純作業が主でかつ、出来ることいったらパソコン操作がある程度できるぐらいしか取り柄がない。

正直世間からはいらない部類だな、ということは自覚している。

30になる前は、ある程度希望を持っていたようで、もう少し焦っていたような気もするが、最近は焦りもなんだか麻痺してきてしまっていている。

どうせこのまま仕事がなくなり、家賃も払えなくなり、路上死ぬというビジョンにどんどん近づいていっている、そんな未来確信めいたものになっているが、それは別にしょうがいねっていうふうに思っているのだ。

それが怖い。自分はそんなふうになりたくない。

ただ、どうやったらこんな状態からある程度普通になれるのかがわからない。

ここまで読んでくれている人がもしいるなら、無責任でもいいかアドバイスがほしい。自分の力だけではもうダメだ。

2022-04-13

全力肯定おじさん

俺には甥っ子姪っ子がいる。親じゃないか責任もたなくていいし無条件でかわいい

甥っ子も色々相談してくれる。あらゆることを否定しない、全力肯定する。

若いうちは勉強なんかしなくていいよ」

「今を楽しめ、遊べ」

などなど耳障りの良い事ばかり言い続けた結果、親が教育ママだった反動もあってか

無事にバカ高校に進学しそこですら進級が危ぶまれるくらいになった。

もうちょっと卒業だ。進路はどうするんだろ。おじさんは無責任で楽だわ。

2022-04-12

anond:20220412225708

なんだろう、正直いい言葉が見つからないのだが、その職場業務そもそも増田にあってるのか?

おそらくエリートコースだろうし無責任転職等を勧めるわけにはいかないが、何かいい働き方が見つかるといいな。応援してるぞ!

自覚のない年長者になりつつある

おっさんエンジニアで、何度目かの転職で新しい職場にいるんだけど、ふとみわたしたら経営陣も追いこして最年長者になってた。

小さい会社ってわけでもないんだが。

シニア相当の成果は出してると思うし、相応の給与も貰ってるけど、あんまり若い人と同じ精神感覚でいるのはみっともいいもんでもないかもなと思い始めた。

今後も無責任に生きていくつもりだし、年相応の振る舞いをしなければならないってことはないと思うけど、無自覚でその状態だと、いつか恥ずかしい思いをするんじゃないかという気がしてる

アイデアITエンジニア実装してくれるので

俺は無責任に思い付きを垂れ流すだけで良い

2022-04-11

anond:20220409153721

1年たったらまた元の記述に戻るんだろ知ってるぞ

こういう無責任なことをやる組織は同じことを何度もやる

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