はてなキーワード: ポリタンクとは
専用の2Lぐらいの入れ物が1個500円ぐらいでそれを買えばあとは何度でも汲みに来れるっていうアレだ。
見るからにケチ臭さそうなオバちゃんが専用容器に水をタプタプにしてはいるアレだよ。
あんなものを使って水を汲むなんてまるでアフリカの恵まれない子供たちみたいじゃないか。
そう思っていた。
帰郷した僕が勝手知ったる自分の家とばかりに実家の冷蔵庫を物色しようとすると、ソレは冷蔵庫に収まっていた。
水としか思えないものが2Lぐらいの真っ白いポリタンクに入って2つ並んでいる。
冗談めかして
と聞いてみた。
親は答えた。
と。
親が言うには浄水器のフィルターが減価償却される時間と値段を考えれば、スーパーで水を貰う生活を1ヶ月も続ければ元は取れるらしい。
なんだかんだ平均で1人2Lほどの浄水を毎日使うので毎日スーパーに行っているらしい。
両親揃って年金ぐらしに突入して暇しているから出来ることのようだ。
客寄せのためかいいフィルターを使っていると言っていたが、たしかに実家で飲む水の味は昔より美味しい気がする。
というか、実家で飲んだ水の8割ぐらいは使い古しのフィルターにまだ効果があると信じてほとんど何も濾過されていない水を飲んでいたのだと思う。
有料のペットボトル水、たとえばコンビニの「霧島」なんかと違って妙な感じもせずタダすっきりとおいしい水なのも毎日使うことを考えると助かるだろう。
どうも話を聞いていると両親はその容器を購入してからはほとんどその店で買物をするようになっているらしい。
図々しさを極めれば水だけ汲みに行って何も買わずに帰ることも出来るのだろうが、どうもそれは出来ずついでに何かを買ってしまうのだという。
僅かな投資で朝的な利益を得ているのはスーパーの方なのだろう。
固定客の確保という大仕事をボタンを押したら水が出るだけの機械がやってのけている。
両親は飲み水の確保をスーパーに委託したことでスーパーに縛られているのだ。
スーパーは水という最大の資源を利用して人々の生活を支配しているのだ。
やはりアフリカだ。
エアコンよりも部屋が暖かくなるし、上にやかんを置いて加湿したりスープ類を調理したりできて便利
冬っぽい風情もあり素敵なストーブだが
ストーブを買う前は灯油は配達して貰えばいいと思っていたのだが、
最低発注量が一人暮らしには持て余す量だったり、意外と近所のガソリンスタンドが配達に対応していなかったりして、配達してもらうという計画は早々に崩れた
仕方がないので自分で容器を抱えて近場のスタンドまで灯油を買いに行くのだが、
灯油で満タンになった20kg近い重さのポリタンクを抱えて自宅まで歩くのは重労働だし、かといって軽くするために容器の7分程度に抑えると買い出しの回数が増えてしまう
だいたい2週間に1度のペースで買い出しを行っているわけだが、せっかくの貴重な休日を灯油の買い出しというタスクが常に占有しているのは少々しんどい
総括すると…
1. 先頭車両に起爆装置を設置(ガソリンの入ったポリタンクとか)
2. 先頭車両から順にドアに工作し、出れないようにしつつ、後部車両に移動
3. 後部車両にてボヤ騒ぎを起こす
4. 人が先頭車両に集まったところで起爆
まず、電車本体は基本的に不燃物の塊りだと考える必要があります。
シートやカーテンなどの布類はすべて難燃素材なので部分的には燃えても燃え広がることはありません。
なので、可燃物を大量を持ち込むか、電車内に居る人間を直接燃やす必要があります。
最近の電車放火2件の事例では、そもそも可燃物の量が少なすぎたのが、被害が小さかった原因です。
リュックにポリタンクを入れて背負うか、旅行用スーツケースに隠すなどしてとにかく可燃物の物量を確保しましょう。
人的被害を増す為には、一カ所に人を集める必要があります。そのためには、
まず、時限発火装置により先頭車両で軽い発煙事件を起こします。
煙りをみて慌てた乗客は一斉に後ろの車両に避難、密集するでしょう。
あなたも積極的に避難を誘導し、極力後ろの車両だけに乗客を集めるようにしてください。
避難誘導するフリをして乗客を最後尾車両に密集させたら、床一面にガソリンをどばーっと撒くのです。
・立体交差
カーナビないと身動き取れない運転下手なんだけど、「この先5km以上道なりです」って言われた後に「100m先、右です」て言われた時の私の発狂振りに共感してくれる人いませんか。
立体交差って入口が交差点の300mくらい前にあるから「えっ、えっ、これなに?? この道なに??? 入っちゃったらどうなるの???」てなって入りそびれてカーナビ通りじゃなくなったりする。
立体交差の直進道に入り損ねても直進できることを知ってからは発狂度は減ったけど、運転中にパニックになるのマジ危ないので教習所の段階でもっときちんと教えて欲しい。
・ガソリン
親が車にレギュラー入れてたから自分もセルフでレギュラーで給油してたら、スタンドから爺さんがやってきて「何でこの車にレギュラー入れるんだ!!」ってすげー怒られた。
ていうかセルフでもガソリン出す出さないのボタンはそっちで制御してるんじゃなかったっけ?
満タン入れてから怒りにくるのおかしいだろ。全部捨ててハイオク入れ直せってか? お金は? 捨てられるレギュラーの分も払えって?
教習所ではガソリンスタンドで空気圧変えられるくらいのことしか習わなかった気がするんだよね。あと灯油のポリタンクにガソリン入れるの禁止くらい。そもそもセルフの給油に関しても教わらなかったから友人に聞きつつ機械の説明読みつつだったよ(親はそれを嫌って断固セルフで給油しない)。
ガソリン違ってダメならもう車の給油口にハイオクの色付けるなり「この車はハイオクです」て書くなり接合部に爪付けてちゃんとハマるノズルじゃないと給油できなくするなりしてくんねーかな。ガソリンスタンドでスタッフにどのガソリン入れるかの指定する必要もなくなって世界が平和になるんじゃない???
ところで自分は怖いからエンジン切って給油する(してもらう)けど、エンジン付けっぱなしで給油してる人いない? あれつけっぱでいいの? それも教習所で聞いた覚えないんだよね。なんで教えてくんないんだろ。
246を池尻大橋から青山一丁目方向に走ってだんだけど、渋谷駅前で4車線あって、Googleマップの「左車線で走ってください」の指示に従って左折レーンのすぐ右の直進レーンにいたんだわ。
左折レーン、直進、直進、右折の4レーンだったからそれでいいと思うよな?
そしたら左直進レーンは信号超えたら左折専用レーンだったんだよ。宮益坂に誘導されて大パニック。(まぁ標識見えてはいた)(見えた位置からして私ごときに車線変更できる状態じゃなかったけど)
つまり国道246号線とかいうデカい道路なのに進み続けられるのは右から2番目の直進レーンだけなのな! 渋谷怖い!! そうでなくとも246は路駐があって左走りたくないわ右折レーンなしの右折があって右走りたくないわ、真ん中走ってたつもりがいつの間にか左レーンなくなって右レーン増えて「???」てなるわ、意味不明なのに。
あとカーナビが地図更新されないのなんとかなりませんか。多分新東名入ってないんだよこれ。カーナビの名前でGoogle検索しても7年くらい前に地図の更新提供終了してるし。カーナビとGoogleマップのナビの併用も割とキツいんで(ルートが違うが細かく合わせられない)(カーナビはオリパラ交通規制反映されてない多分)(Googleマップは立体交差マジ分からん)、カーナビ各社または正規代理店はなんとかしてください…。
もう忘れた人もいるかもしれないが2年前大型台風が関西を襲った。
人は忘れるものだ。被害としては同年の地震よりひどかったのに。
信号が止まることがここまでデスシティ化させるとは思わなかった。
近辺の信号は一気に新しいものになったが、あの日を忘れられない。
ゆがんだり落ちたり傾いた信号機、もちろん電気はついてない。二週間三週間エアコンがつけられなかった家も多い。
台風のあと小さな交通事故が多発していた。もちろんみんな気を付けてたわけだが交差点ではどうしても仕方なかったのかもしれない。
電気が止まっていたので、充電が解放された施設ではみな地べたに座って充電待ちをしていた。
町中がゴミだらけで看板が落ちたり公園の木の多くが折れていた。
もうこの辺はしょうがないかもしれないので、9月一週目の週末伊勢湾台風クラスが来る予報に合わせて対応策を模索する。
懐中電灯が必要だ。スマホで代用するな。スマホの充電は命だ。バッテリーを持っておけ。
あの時、断水地域もあった。近場の災害時給水栓を用意しておこう。ポリタンクも必要だ。
ベランダにはなにも置くな。物干しざおが窓ガラスを破ってくるのは勿論、薄いものは飛んで行ってしまえば良い、ではない。飛んで行った先で電柱にぶつかり関電がサイレンをならすのを何か所も見た。それも2週間くらい続いた。
瓦屋根は落ちるものだ。落ちてすぐ片付けられないなら、外を歩く人が踏まないように黄色と黒のテープや赤いコーンなどでいいから目印を置こう。
家がもろいと感じる人は避難所へ。
プレハブは飛ぶ。近づくな。
窓の側に居るな。関西ではとくに雨戸というものを設置している家が少ない。カーテンでは生ぬるい。テープじゃ意味が無い。新聞紙も生ぬるい。段ボールを貼っておけ。できるだけ奥の部屋に居ろ。
時期的に少ないと思うが外国人への通達はなんとしてでも早めにしろ。大阪駅で寝泊まりする人が多かった。そのため駅員が大変そうだった。
自転車は外に出すなら寝かせておけ。ビルとビルの間で起きた局地的小さな竜巻が、自転車置き場ごと巻き上げるのが映像に残っている。
関空には行くな。行くな。
車の中で実況中継をするな。次は死ぬぞ。
水害は大雨と高潮だけではない。大きな川の近くに住んでいる人は、ビル竜巻で飛んでくる川の水に注意だ。前回で分かってるはずだ。
水を貯めたポリ袋を玄関においておけ。防水対策にも、非常用の水にもなる。
スーパーの供給が不安定になった。最低限必要なものを用意しておこう。
外に置く車は悲惨なことになる。防水対策&窓ガラスの対策を。できるだけ頑丈に、思ったよりも頑丈でいいから。
物置はキャンプテントのようにワイヤーで固定しろ。絶対倒れる。
1日半ほど凌げばいい。なんとしてでも生き残るための準備をしろ。
直前ではだめだ。今から、準備しよう。
私は、十年くらい前までとあるビルメンテナンス会社の清掃部門で働いていて、そのある全国展開するビジネスホテルチェーンがそのビルメンテナンス会社のある地域で運営する3店舗くらいのビジネスホテルと業務委託契約を元請けを通じて請け負っていて、その担当をしていた。
主に客室清掃と日常清掃、定期清掃の3つになる。
当然のことながら、ホテルの清掃と言えば客室清掃がメインで、請負金額が余りに安すぎて、客室清掃係のハウスキーパーさんには実質的に最低賃金を下回る賃金しか払えず、部屋数の歩合制という悪しき偽装請負形式でやらざるを得なかった。
やらざるを得ない、とは、当然会社の都合でしかないわけで、犯罪行為であるが、実際のところ、それでも赤字だった。
赤字にしていても、元請けから他の仕事で補填するという考え方で会社の方は請け負っていた。
元請けにしても利益は微々たるもので全く儲かっていない。十店舗くらい請け負ってやっと一人分の給料が出るという程度らしかった。
それくらいそのビジネスホテルのオーナー会社はドケチなのである。
どうしてそんなドケチな仕事を引き受けるのか? それについては少しカラクリがあるのだが、その話はややこしいのでしない。
だから担当者の私は、そんな安い給料で働いてくれるパート(パートとは言えないが)を確保するのにめちゃくちゃ大変だった。
そのホテルで働くのが好きな人や、働く仲間が好きな人、時間の都合が合う人、そして他でもあまり雇ってくれそうにない人などが中心になる。
当然どの業界でもそうだが、私自身もしょっちゅう人手不足を補わざるを得なくなる。
ただ、そのホテルは支配人を業務委託契約で雇っていて、その支配人の方がもっと酷くて、住み込みで24時間365日(うるう年なら366日)×数年間、基本的にはほぼホテルにい続けなければならない(完全にい続けなければならないわけではないが実質的にはそうだった)。
数十室から百室を超える場合もあるのだけど、基本、それを夫婦二人で見なければならず、それでは当然賄えないので、自分たちの報酬からアルバイト雇用経費を支払わなければならなくなる。
でも、金銭的にはどうしてもそこを抑えないと、自分たちの取り分が余りに雀の涙になってしまうので、支配人が受け持つ仕事はかなり多くなる。
稼働率によるインセンティブがあったかどうかまでは知らない。でもそんなの入れても、吃驚するくらい安いのは確か。賃金計算したら最賃を遥かに下回るだろう。
ここまで話すと、ひえーひでぇブラックだな、と思われるだろうが、しかし待遇を除けば、実はそうでもない部分がある。
このホテルチェーン、地域や場所にも依るとは思うけど、その支配人にピタッと嵌ると、楽勝らしい。
担当者をやっていた数年間で四人ほどの支配人と会ったが、うち二人はいつも上機嫌で、そのうち一人はほんとに「全然楽勝っす」と言っていた。
要は要領がいいのだろうけど、担当者の私がいつそのホテルに行ってもその支配人、昼間は寝ていたし、起きて出てくる時はステテコ姿が多かった。
さてそんなホテルだけど、どこのホテルチェーンかは私は絶対に言わないが、温泉付きになっているところがある。
温泉と言っても、温泉水をどっかから買ってそれを循環させている形式になっている。
レジオネラ菌が保健所の検査で検出されてしまうと業務停止を喰らう。
だからどこの温浴施設でもいろいろな方法で殺菌処理をしている。
で、私が担当したあるホテルの温泉、ここでは薬中ポンプと言って、温泉水にここから塩素成分を付加してレジオネラ菌を発生させない仕組みになっていた。
ところが。
私は、当時まだ新人で、そんなのあるなんて全く誰にも教わっていなかった。これ自体が酷いのだけど、ある日、そのホテルの支配人から激怒して会社に電話が掛かってきた。
「保健所にレジオネラ菌が検出されたと言われたぞ!どうなってるんだ?」
である。
薬中ポンプだけでは防げない場合がある。循環経路の何処かで異常発生しているかも知れないからだ。だから普通、一定規模以上の温浴施設では必ず毎週一回は、高濃度次亜塩素酸ナトリウム溶液を投入して、温泉水を循環させ殺菌消毒後、湯抜きをする。
そこはそんな規模ではなかったので、条例適用外だったが、薬中ポンプは必須だった。
この薬中ポンプが数年間に渡り、全く動作していなかったのである。俺はそんなの知らんし。
一体何故そんな事になったのか。
支配人も知らない。
薬中ポンプがあるのを知っていたのは、私の会社のもう一つの別の部門であった設備系である。でも、設備には責任はない。定期メンテナンスをしているだけだったから。
で、その私の会社の社長、大慌てで次亜塩素酸ナトリウム溶液のポリタンクを担いでそのホテルに馳せ参じ、会社社長の跡取り息子と二人、循環に依る殺菌消毒に取り掛かったのである。
理屈は知っていてもやり方なんか知らんド素人の社長、必要量の何十倍か知らんけど、大量投入したもんだから、お風呂はシャボン玉発生機と化した。だって、ジェットも回してるんだから。
「おい!水入れろ!水だ水!泡を消せ!」との社長の怒号が飛ぶ。
息子は大慌てで、ホースを繋いでお風呂に水投入……したらしい。息子から聞いたんだよ、この傑作話。
ともかく一旦はそれで落ち着いた。
原因究明すると、過去に誰かが、薬中ポンプの管理が面倒で、お風呂を洗っているアルバイトにやらせようとしたら、うまく機器が扱えなかったらしい。
そこで、その薬中ポンプに投入する専用薬剤を、温泉タンクに定期的に一定量投入するという独自の方法になっていたのだった。
誰やねん、そんなアホなことしたのは。それは分からずじまい。
ともあれ、これでは循環経路の温泉水に対しては何の役にも立たない。
で、まだ後日談がある。
その会社のバカ社長、じゃー取り敢えず、一週間に一回はしなくていいけど、一ヶ月に一回だけ循環消毒しましょかと、激安の仕事にしやがった。確か一回2万円。
それはまだいい。だけど、ド素人なものだから、適正な塩素濃度を知らない。
何処で調べたのか知らないが、今度は激薄を指示して私に教えた。おそらく自分がやった泡発生事件が怖かったのだろう。
で、激薄すぎて、その一年後、またレジオネラ菌を出したのである。で、その仕事はなくなった。
言い訳してたなー、そのバカ社長、「レジオネラ菌は外から持ってくる温泉水に入ってるんだよなぁ、防げない時は防げないよなぁ」なんだって。
で何が言いたいかと言うと、温浴施設では当たり前のレジオネラ菌という重大な問題すらも、支配人が知らないという杜撰なことをやっているというのがそのホテルチェーンの実態だ、ということ。
こっちはその管理責任の契約すらないんだよ。上の時もたまたま慌てて対応に乗り出しただけ。
あそこは見た目は綺麗かもしれないけど実態はそういうホテルなんだよ。少なくとも私の知っている十年くらい前まではね。何処とは言わんけど。
呼ぶ気なんかさらさらなかったけれども彼はあまりにしつこい男だったため渋々家に呼ぶことにした。
家に呼んでみてわかったけど、まずコイツは全然デリカシーって言う概念がない。
人の家の引き出し勝手に開けて物を漁ったりとか、食い物食べ散らかしたりとか、食い方も汚いし、それにポテチを触ったその手でリモコン触るのマジでやめろ。
本当に彼を家に呼んだことを後悔した。
フローリングの床とトイレの壁におびただしい数の黄色い水滴がこびりついている。
彼は人の家のトイレを汚していることに気づいているのだろうか。
思わず私のキュートで小さな唇から鬼のようにしゃがれた言葉が漏れ出した。
その瞬間今まで溜まりに溜まっていた自分の中の怒りという怒りが沸々と湧き出し私の中で爆発した。
彼は36歳。高学歴ってほどでもないけどそこそこの大学を出ている。仕事も安定した職種だし、イケメンではないけれどまあ整っている方かと思う。好きでも何でもなかったがこれが最後のチャンスだと思っていた。
周りの友達がどんどんと幸せになっていく中で自分も早くみんなみたいに幸せにならなきゃ、そういった強迫観念が自分の心の奥底に眠っていた違和感を押さえつけていたに違いない。
「もう別れよう」
私は彼にそう言い放ち彼を外に追い出すとマンションのドアの鍵をガチャリと閉めた。
自然と溢れ出る涙が私の頬をつたう。
どうして私は泣いているのだろう。
思い通りにうまくいかない現実を忘れたい。そんな思いからか私はトイレを無心に掃除し始めた。
何十回も何百回も私はトイレを掃除した。この家に彼の痕跡を残したくなかった。だが壁に染み込んだ黄色い雫は何度掃除しても落ちることがない。
私はおもむろにクローゼットを開け、オレンジのポリタンクにアルコール注ぎその重いタンクを背中に背負った。
農家の長男だった私は小さい頃からやりたくもない仕事を手伝わされた。
あの辺鄙な村から上京するときどうしても手放せず持ってきてしまった噴霧器。
え、長男?
そうです私は男です。
騙されましたか?
おしまい。
千葉台風の体験記録を忘れないうちに書いておきます。長文です。
我が家は木更津アウトレット周辺に住んでいて、家は大手ハウスメーカの建売住宅。キッチンはガスで屋根にはソーラーパネルが乗ってます。家族構成は夫婦と二歳児が一人。
台風前から家にあったものはLEDランタン二個(ただし小さい)。
非常用のおかず缶詰と米のセット
9月9日(月)
深夜2時頃に雨風の激しい音に目が覚める。夫と二人で眠れずにいるとクーラーが止まったことで停電したことを悟る。
我が家は非常時に電源を太陽光発電に切り替えられる仕様になっていることを思い出し、朝6時頃に冷蔵庫を非常用電源につなぐ。冷蔵庫の電源が切れていたのは4時間ほどだったので、冷凍食品もなんとか無事。朝ご飯はパンとチーズなど。
午前中に夫が近所の様子を見に行き、被害の大きさに気付く。お昼はそうめん。
子供の保育園は休園。この時点では午後には停電も復旧するかなー、と思っていた。
しかしなかなか停電が復旧しないので、ベビーバスに水を貯め庭に出して水を温めることにする。暑いから子供に水遊びをさせようと考えたていたのだけれど、停電のままだったので日のあるうちに温まった水で行水をさせる。大人は気合の水シャワー。
夕ご飯は冷蔵庫にあった肉と卵を焼いたもの。ご飯はガスで炊いた。
暗くてすることがないので子供と一緒に早く寝る。
9月10日(火)
朝ご飯は冷凍肉まんをフライパンと耐熱皿を使って蒸したもの(フライパンに水を入れ、その上に耐熱皿を置く。耐熱皿の上に食材を載せ、蓋をして火にかければ蒸すことができる)。電子レンジが使えないので冷凍食品はすべてフライパンで蒸して食べることに。日が暮れると太陽光発電を電源にすることができないので冷蔵庫は止まる。12時間も冷蔵庫が止まるとさすがに冷凍食品は半分溶けていたので、冷凍食品から食べていくことにする。
お昼は冷凍食品。焼きおにぎり、お弁当用のチキンカツなど。今日中に停電が復旧するだろうと期待する。午後は冷房の効いた公共施設が解放されるというので涼みに行く。思ったよりは混んでいなかった。子供は9日と同じように行水。大人は水シャワー。
夜が長いと辛いので早く寝る。期待に反して停電が解消されなかったのでがっかりする。
9月11日(水)
暑くて汗だくで着替えが必要なので太陽光発電に洗濯機をつないで洗濯をする。お昼はタラコのパスタ。タラコはもともとは冷凍してあったものを使用。
午後は10日と同じように開放されている公共施設に行く。前日よりも人が多い。昨日は開放されているという情報が行き届いていなかったのだろう。夜は冷凍ハンバーグと残り野菜をトマト缶で煮込んだもの。これは前日に作っておいたもの。
今日こそ停電が復旧するだろうと期待していたのに日が暮れても電気が付かない。もう耐えられないという気持ちになった、ちょうどその時に家の電気がついた!停電から復旧して心底ホットしたし嬉しかった。
うちは太陽光発電で昼間のうちは電力を確保できたのと、キッチンはガスで料理ができたのが非常に役立った。オール電化の家の人はカセットコンロは絶対に備えておいたほうがいい。あとできれば蓄電器もあったら相当役に立つはず。充電池もLEDランタンの電源になるのであってよかった。
カップラーメン、そうめん、パスタ、レトルトカレーなどは冷蔵庫が使えなくても保存でき、お湯を沸かせれば食べられるので便利。我が家には非常用のおかず缶詰と水で戻せるご飯もあったので食に関しては精神的に追い詰められないで済んだ。
あったらいいなと思ったのは大きいLEDランタン。うちには小さいのしかなかったので暗かった。しかし2個あったので一つはリビング、一つはトイレに行くときに持っていく、とできたので便利だった。あとはポリタンク。断水時の給水に使えるし、朝のうちに水をいれて庭においておけば水シャワーをしないで済んだからあれば良かった。水シャワーは地味に辛い。
うちの二歳児は停電初日はテレビを見たがったけど、二日目以降はテレビが付かないのに気付いたのか絵本を読んでとせがんできた。アナログな玩具は停電時にも強い。
夜はいつもと違う雰囲気を喜んで楽しくなってる様子だった。親もやけくそで「これはおうちキャンプだよ。楽しいね。滅多にできない経験だよ!」と言って盛り上げてみた。
子供はすぐに汗をかくので少し汗疹になってしまった。着替えも大変だからオムツだけ履かせてこまめに濡れタオルで体を拭いてあげたほうが良かったかもしれない。
保育園も停電しているので大変。初日の朝は先生たちも出勤できないから休園。でもその休園の連絡もまわってこなかったので登園して初めて休園を知り途方に暮れる親も多かった。医療関係者など、こんなときだからこそ出勤しなければならない親もいるので。
二日目からは保育可になっていたけれど給食が提供できないからお弁当持参とのこと。停電で冷蔵庫が使えず、スーパーも開いてない状態で子供用のお弁当を作るというのは至難の業。
そして想像してください、クーラーの使えない園で過ごす先生と子供達のことを。子供を熱中症にするわけにはいかないから、先生たちは相当神経を使ってしんどかったはず。
私は家も壊れなかったし、食料もあり比較的いつもと同じ生活が送れたと思う。それでも家の中で動き回って熱中症になったら困るから家事もできない。暖かいお風呂にゆっくり入ることができない。日が暮れて暗闇の中でいつもと同じようには過ごせない、といったことにストレスを感じていた。そしてそれは少しずつ塵のように溜まっていった。
停電生活三日でも辛かったので、未だ停電が続く地域は本当に大変だと思う。少しでも早く復旧しますように。
以上、長々と書いたけれど千葉台風の体験談でした。何か役に立つ知見があれば幸いです。
→適当な住所氏名を書いて身分証明書を偽造した場合,窓口担当者がそれを見抜ける?
→全国にうん万とある雑居ビルのオーナー全てがやるわけねーよ。カネねーんだし。
今だって消防署の指摘なんてガン無視されまくりだよ。絶対に機能しない。
ただしこれができないと仕事にならない業界があるかもしれない。
→ガソリンスタンド据え付けのごっつい電子キーが無いと車の給油口が開けられないようにする。
なおかつスタンドからオンライン認証で車両所有者の中国ばりの信用情報の審査が必要。
スタンドの設置業者以外は物理的にガソリンを得ることができない仕組みにする。
現実性?無いよ。
→いやー無理だね。
ポリタンク持ってるいかにも怪しい男がいたって、こっちが先に飛び掛かって制圧するっていう判断ができるか?
ぶちまけて着火するまでの間なら?できねーよ。
結論としては、1部屋1個ぐらいしかない消火器をガンガン増やすしかない。
1本1万円もしないぞ。ガンガン買え。