呼ぶ気なんかさらさらなかったけれども彼はあまりにしつこい男だったため渋々家に呼ぶことにした。
家に呼んでみてわかったけど、まずコイツは全然デリカシーって言う概念がない。
人の家の引き出し勝手に開けて物を漁ったりとか、食い物食べ散らかしたりとか、食い方も汚いし、それにポテチを触ったその手でリモコン触るのマジでやめろ。
本当に彼を家に呼んだことを後悔した。
フローリングの床とトイレの壁におびただしい数の黄色い水滴がこびりついている。
彼は人の家のトイレを汚していることに気づいているのだろうか。
思わず私のキュートで小さな唇から鬼のようにしゃがれた言葉が漏れ出した。
その瞬間今まで溜まりに溜まっていた自分の中の怒りという怒りが沸々と湧き出し私の中で爆発した。
彼は36歳。高学歴ってほどでもないけどそこそこの大学を出ている。仕事も安定した職種だし、イケメンではないけれどまあ整っている方かと思う。好きでも何でもなかったがこれが最後のチャンスだと思っていた。
周りの友達がどんどんと幸せになっていく中で自分も早くみんなみたいに幸せにならなきゃ、そういった強迫観念が自分の心の奥底に眠っていた違和感を押さえつけていたに違いない。
「もう別れよう」
私は彼にそう言い放ち彼を外に追い出すとマンションのドアの鍵をガチャリと閉めた。
自然と溢れ出る涙が私の頬をつたう。
どうして私は泣いているのだろう。
思い通りにうまくいかない現実を忘れたい。そんな思いからか私はトイレを無心に掃除し始めた。
何十回も何百回も私はトイレを掃除した。この家に彼の痕跡を残したくなかった。だが壁に染み込んだ黄色い雫は何度掃除しても落ちることがない。
私はおもむろにクローゼットを開け、オレンジのポリタンクにアルコール注ぎその重いタンクを背中に背負った。
農家の長男だった私は小さい頃からやりたくもない仕事を手伝わされた。
あの辺鄙な村から上京するときどうしても手放せず持ってきてしまった噴霧器。
え、長男?
そうです私は男です。
騙されましたか?
おしまい。
つまらない。やり直し
なんかそういう定型文を投げるだけのネットライフってつまらなさそう でも、しょうがないよね。君がネット始めた当時はそういう態度がクールだったんだよね
うわぁいだ、まされぷ。 彼氏心のブスだぷ!!
うんち
途中から意味わからなくて笑った
増田文学
これは伸びる気がする
みんな無視しないで、せっかく書いたのに反応してよ!!