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はてなキーワード: エヴァとは

2023-05-06

anond:20230506031312

うーんとね、、、エヴァが第何時かのアニメブームを牽引してクリエイターに影響を与えて商業的にも大成功した、ってのはわりと一般的な言説として存在してるよね?

はっきりいうが俺はファンでもないなんでもない、何度も言うけど一般的存在してる言説を例に出しただけなの。なんでさっきもこれ言ってるのに俺をファン扱いするのかよくわからないんだけども。

てかまあ流れを見りゃわかると思うけど、そもそもエヴァの話が主題ではなかったからね。

君がエヴァ過大評価されてると思ってるのは、わかった、わかったよ。

とはいえもう20年以上前のことだからから検証するのは大変だし、

存在するああいった一般的な言説が人々の共通認識として撤回されるまで今更考えが変わることもないので、

君が時代背景や具体的なデータを整理した上で記事でも書いてくれよ。

その考えが一般化されたら俺も心機一転思い直すから

anond:20230506025633

「今のクリエーターが影響を受けた」というのは単に今のクリエーター若い頃に流行っていたというだけの話であって、「これは源流として意義があるんだ」のような主張はポストエヴァ作品の持つ共通点でも上げなければ源流としての意義のようなものが見出せないんじゃないか

 

「売れたから」「今人気のアーティストも影響を受けたと言ってるから」その程度で別格にされて然るべきだと考えるのはファンの贔屓目でしかないんじゃないかな?

anond:20230506024700

いやまあそんなこと言われてもエヴァの影響受けたクリエイター実際問題多いし…

源流はガンダムだ!と主張したところで彼らが直接影響を受けたのがエヴァだったってのがただの事実でしょ

結果的に与えた直接的な影響の度合いと、君が主題にしたいと思われる評価はそれこそ直結しない

てか横から語りたいなら割と一般的なことしか言ってない俺だけに言わないでちゃん記事でも書いてくれ

anond:20230506023736

商業的な話はさておいて、その後のアニメ界にどんな変化があったかというとその影響力はどの程度なんだろうねという

エヴァ以前と以後で明確に違うのは何かってあるの?

 

エヴァガンダムより遥かに洗練されてるんだけどそれは洗練の度合いでしかなくて、本質的には富野フォロワーしかないんじゃないの?というのが正当なアニメ史上での評価になるんじゃないかな、と思ってしまうんだけど

anond:20230506015439

エヴァまで行くと話がおかしくなる、てか順番が違う

今の漫画アニメはその多くがエヴァの影響を直接、あるいは世代を跨いで源流としてインスパイアしてる

オタクっぽい」と感じる感覚そもそもエヴァが要素として含まれてるの

エヴァがないときエヴァを観て感じる感覚は今とは全く違うよ

anond:20230506015439

鬼滅は配信でバズったりしてかなり「最新のバズり方」をしたよな?

エヴァは初出が古過ぎて流行った要因も時代背景も当たり前だけど今とは全然違うの

鬼滅の流行り方の話をしてるとき鉄腕アトム一般に受けた理由考察し出す奴がいたら流石におかしいだろ?

おっさんから話をしたいのはわかるけどエヴァ最初流行ったのは1990年代なの

そら近年の物差しや考え方で比較しても無意味なの

鬼滅の話をしてたんだから例えを出したいならせめてもう少し最近作品にしてくれ

2023-05-05

すずめの戸締まり26回目、シン・仮面ライダー4回目、すずめの戸締まり27回目感想

すずめは仕事終わりに平日レイトショー。客三人。旅行先でレイトたことはあるが平日は初。帰りにグッズ買おうとしたら売場閉鎖してた

シン・仮面ライダー

エヴァ付き。多摩ヒデキのキャラ微妙に立ってる。アスカが痛い目に合う(日常茶飯事)サクラのサの字も出ないが、事の顛末を考えると連想せざるを得ない

本編は面白い。見るたび一文字評価が上がっていく。スマホ観てたヤツがいたが、遺言で泣いてた

上映後、隣のおじさんに「バッタもんでしたね」と言われる。映画の出来が!?2号の居酒屋??と混乱するが、「途中泣いてましたけど」とのこと、スマホ客をバカモンと言ってたらしい。

GWすずめ、最後の一席だった。最後に新バージョン公開するらしいが、今日大きな地震があり影響が気になる。そんな心配の仕方も不謹慎だが。本編、なぜか全く集中できず。隣席の醤油ポップコーンケミカル臭いのせいか、逆隣が一人言多いタイプだったせいか…いや単純に飽きちゃったのかなー

天気の子興収超えたし、海外でヒットしたし。金熊は逃したけど、色々配慮して売れ線狙ってたから結果出てよかった。天気の尖りっぷりも良かったけどね

anond:20230505044310

かに。シンエヴァドキュメントって鶴巻監督の死にそうなほど疲弊している顔しか印象に残ってないもんな

仮面ライダードキュメント見た考察として堂々と間違いをのたまう厚顔無恥なやつ

わざと答えを言わないディレクションをしたんだとかしたり顔でのたまってるヤツがいてワロタ

シンエヴァときから同じことやってるの知らないとか庵野にわかにもほどがある

シンエヴァどきゅめんと見てから同じこと言えるか?

あれもシンカメとまったく同じディレクションスタッフ疲弊しまくってたぞ

ほんとにわかどや顔で語るの見るのははずかしいわ

2023-05-04

「何の思想もない」は昔から誉め言葉だったでしょ

マリオ映画を(どう見ても誉め言葉として)「何の思想もない」と表現した人がめちゃくちゃ叩かれているけれど

からオタクの間には、何の思想もない、頭を使わずに楽しめる作品こそが最も高等で王道であり、偉い、という価値観ってあったと思うけどね

少なくともドラゴンボールが出てきた辺りからから、もう30年以上にはなるか。

それよりもっと前になるとちょっとからないけれど、少なくとも1990年代からオタクの間では

どうでもいいような心理面を掘り下げた少女漫画はくだらなくてレベルが低い、

恋愛心理描写なんて適当でとにかくハイレベルデッサン空間認識能力を使って駆け引きのある能力バトルをやっているのが一番偉い、って価値観支配的だったでしょ

歌詞でも「頭空っぽの方が夢詰め込める」って言ってたしね。

エヴァまどかマギカの時に流行った「考察」はあくまでも推理小説的というか、サザエさんドラえもん謎本ブームの延長線上にあるというか

設定やその元ネタを探る方向にあるのであって、思想信条的なそれとは別物だよね

2023-05-01

anond:20230501174234

作家性とか展開の仕方とかはそうかもしれんな>エヴァ

制作年代的にはガンダムだけど

事実を知ったときのことを考えると切なすぎる描写が好き

マンガ版エヴァ トウジ脂肪描写後、まだそれを知らずに弁当を作ってトウジを待つ委員長

とある フレンダが死んだことを知らずに 遅いなーとか言ってる サテンサン

2023-04-28

anond:20230427230551

条件は大きく2つ

① 誰もが知ってる作品となる

② 知る人ぞ知る作品となる


①は分かりやす

誰でも知っていて、(自分の周囲の)誰とでもその話ができる

エヴァハルヒけいおんけもフレガルパン

大事なのは、(自分の周囲の)誰とでも話ができること

それも「好意的な」話が

ネガティブな要素をはら話題性は、人を選ぶ

マミるだってマミさん好きの中には嫌う人がいる

から、誰とでも比較好意的な会話として場に投げることができる作品というのは語られやす

ガルパンなんかは最高だ

震災後の大洗復興に貢献し、地元の人とも交流ができている

オタ話として選んで間違いが起こりにくい作品


②はなかなかに難しい

ある程度の知名度を持ちながら、でも世間評判はさほどでもなく、好事家には好かれる作品

北へ。」とかがそう

電波ソング知名度はあり、ワゴンに行く程度には評価が低い

けれども、あのゲームは、「好きな人はすごい好き」という作品

北海道舞台に現地の実店舗を実写で取り込み、旅好きかつギャルゲ好きの心を掴んだ

イラストレータNOCCHI氏(大槍氏)は、コアなファンが居ること有名

ワゴンいきする程度の評価ながら、ゲームショウとかでトレカの交換に困らない程度のファンはい

聖地があるためファン交流も盛んだった

こういうのは、ファンの結束が硬い

実際、ファン勝手イベント勝手グッズが、公式関係なく展開された

ただし、①と違って、②は狙って作れるものではない

というか、狙って売れ線をハズのは間違っている

そういう意味では、①を狙うのが王道

2023-04-27

anond:20230427182806

オタクを目覚めさせるには絶望を見せればいいと思って作った旧エヴァオタクがむしろオタクにどっぷりハマってしまった

その反省を元にオタクに一番効くのは希望だと気づいた庵野がとりあえず希望っぽいものを描いた邪悪所業がシンエヴァ

そして、目論見通りオタクが苦しみ庵野としては大成功

作者の目的が達成された作品ということは駄作とは言えない

シン・エヴァってやっぱり駄作じゃね?

当時内容についてこれで卒業だ、よかったよかったって言ってたけどさ

改めて思ったらこ駄作じゃね?

なんだよあの戦闘シーン

なんだよあの投げっぱなし展開

なんだよあの人工田舎

しかもあれだけダラダラ続けて最後異世界転生モドキじゃねぇか

やっぱ駄作だろあれ

反論は「卒業しろ!」以外でお願いしま

2023-04-24

anond:20230422233218

それは「相手の言いたいことを理解する力」じゃなくて、ただの「知識の多い人」になろうってだけの話だね。

話の中の”特定の要素”を理解するためには知識量が必要だけど、話の”全体”を理解するためには理解力が必要になってくる。

例え話をすると、

エヴァの配色に似たパネルを見た人が、「あ、これヱヴァンゲリヲンみたいだね〜!」と言ったとする。

この話から

(このパネルの配色はヱヴァンゲリヲンに似ているな。)「色似てますねー。」 となるのが知識

(このパネルヱヴァンゲリヲン?形のことか、それとも色のことか?少なくともヱヴァンゲリヲン好意的な印象を抱いているな。)「あー俺ヱヴァンゲリヲン知らないんですよー。好きなんですか?」 これが理解力。

まぁ、その理解力っていうのも文化とか経験とか環境とかで簡単にズレるけどね。

からこそ、すり合わせっていうのが大事なのよ。

英語文法単語理解しても「英語」は理解できないってよく言うでしょ。これの典型例だよね。

ただ、知識を多く獲得できるような環境っていうのは、良質な学習環境コミュニケーションの場が存在した可能性が高いわけで、そうすると知識の多い人は国語力も高い可能性が高いよねって相関関係はあると思うよ。

ひどい言い方しちゃえば、家庭環境とか社会階級低い人ほど知識量と理解力が低い人が多いっていう相関関係はあるんじゃないかな。

2023-04-23

シン・仮面ライダーをいまさら見て来た

ネタバレありで、かつ否定的感想なので一応注意。

世間評価はおしなべて低かったので、Amazon primeに来るまで待っていようと思ってたのだが、

観に行った同僚が、「TV版の仮面ライダーは観てないけど普通に面白かった」というので、本日観に行ったわけだが、

うむ、最後まで退屈はしなかったがこれは評価低いわ、という感想

製作途中か、せめて試写会の段階で誰かヤバいと指摘しなかったんだろうかこれは。

製作陣がアレコレ試行錯誤し過ぎて、最終的に『初見一般人にはどう見えるか』が認識できなくなった」としか思えないまとまりの無さだった。

気になった点を思い付く端から羅列すると、

最初の2つのキャラキャラ作りし過ぎて滑ってる。蜘蛛コウモリ。後半の敵はそうでも無い辺り、出現順序を逆にした方が良かったのではなかろうか。初見の客にどう見えるか考えろよ。

キャラ作りを口癖でやろうという安易さ。蜘蛛なんてなんかメフィラス星人二匹目のどじょう狙いじゃないかと疑われるわざとらしさ。蜘蛛とか蜂とかだけでなくヒロインまで。そういうの良いから。キャラ作りは人と人との間の呼吸でやろうよ。

主人公がどういう奴か判らん。後半でやっと父親との思い出とか出て来るけど、変身して怪人と戦うモチベーションがどこから来てるのかとか全然わからん。なんか、隙あらば敵と和解しようとしちゃうせいで、改造人間悲劇とか全然感じない。要するに主人公情念が無い。

・途中を端折り過ぎてダイジェストみたいになってる。ラスボスに会いに行くと決めて、次のシーンではもう玉座の前。ワープ能力でも持ってんのか。

・急に疲労するラスボス。途中までライダー2人相手に圧倒してたのに、急に疲労困憊して一人相手に取っ組み合いして転げまわるようになったの何でなの。

・敵も味方も、どこにいるのか分からん多摩ナンバーから多摩で戦ってるのか? とにかく、場所が分からないだけでなく、位置関係距離も判らない。前述のように移動シーンカットしまくってるし地名も出さないし、敵陣にどうやって乗り込むかとか一切作戦立てずにいきなり敵陣ど真ん中シーンになるから

テンポが良いというレベルの話ではない。信長で喩えると、今川と戦うと決めた直後に義元の本陣に討ち入りしてるシーンに飛ぶような唐突さ。格ゲーかよ。これも、「初見の客に何が見えてて、何が見えてないのか」を完全に失念してる気がする。

観客の予想をコントロールできてない、というか予想をコントロールする発想があったとすら思えない。

政府技術力がよくわからんヘルメットとかスーツとか修理してたみたいだけど、修理できんのかよ。近い性能の物作れる技術力があるなら、家族経営企業並みに人材が少ないショッカーなんて物の数じゃなくない?

そーいや、「ろくすっぽ構成員がいない巨大組織」って、庵野作品によく出て来る気がするな。エヴァネルフもそうだったし。RRRみたいにむやみやたらに人海戦術になるのもアレだが、幹部やらボスやらが1人~数名の部下だけ連れて白兵戦とか笑止である

っつーか、誰向けに作っとんじゃこの作品初見の子供向けでは無いよな。かと言って当時はTVで見てましたという層向けでもない。前述のようにキャラ作りが強引すぎてメフィラス星人もどきだし。まあ初代仮面ライダーは観た事ないけど、幾らなんでもあんな敵だったはずがないと思う。ラブロマンスもねーし。SF的な仕掛けもねーし。今時CGで唸らせようというわけでもあるまい。本当に誰向けか判らない。

致命的なのが、美学の無さ。監督美学が観客に刺さらずにコケた、というより、元々大して作りたい物などないのに取り敢えず何か作らなければならず、アレコレ突っ込んだり削ったり入れ替えたりと繰り返してる内に作ってる側も良く分からなくなったけど完成はさせなきゃいけないので何とか章立てした、という雰囲気がただよう本筋の無ささだった。あらすじ書けと言われたら困るぞこれ。

結論としては、各シーンの頑張りと、取り敢えずダラダラはしてない進行速度のおかげで最後まで見られるが、一本の映画としての核心の無さがひどい。製作陣には反省を求めたい。反省すべき事が山のようにあるだろこの出来なら。

2023-04-20

暴力啓発ポスターがたなかみさきの絵と、フォントまで似てるからパクリで取り下げも当然だと言われてるらしいけれど

そんな理由で駄目なら

ちょっと前に流行ったエヴァ風極太明朝体使いなんて全部アウトになっちゃうじゃん(当のエヴァ市川崑パクリ認定されてアウト)

これってまさに「お気持ち」で「キャンセル」される「キャンセルカルチャー」なんじゃないの?

2023-04-17

青のオーケストラヒロインがあまりにもエヴァアスカ

青のオーケストラヒロインがあまりにもエヴァアスカ

ツインテ赤髪

浮き沈みの激しいピーキー性格

声優の演技もかなり寄せてるように感じる

しかしこれってどうも私のほうがエヴァ呪いにかかってるだけにも感じる

青のオーケストラ時間かぶりしてる水星魔女も、クワイエットゼロ人類補完計画プロペラ碇ゲンドウの相似性にアニメ業界はいつまでエヴァを擦るんだって思ったが、これだって実は私のほうが呪いにかかって、すべてのアニメエヴァに似てるか似てないか判断する評価軸ができあがってるせいなだけな気がする

エヴァ以外に好きな作品はあるけど、エヴァ以外の作品で他をみてこれはあの作品だとかあの作品じゃないと判断することはない

そして、この呪いは多くのおっさんがかかってるように感じる

庵野に対して「いつまでエヴァを擦るんだ」と言われるが実はそう感じること自体が我々にかかった呪いのせいのように思うのだ

エヴァ呪いを解きたいのだが

anond:20230417161535

エヴァとかセッションとか解釈がピシャッと決まる作品より、解釈余地を程よく広げた作品の方が評価されるよね

水星魔女と旧エヴァ

これ言うとガンダムファンの方々に怒られるかもしれないけど、水星魔女、旧エヴァとかと色々被った。

いやでも、パクリとかって叩きたいんじゃないんよ。そうじゃなくてめっちゃ面白いって言いたいわけ。

うまく伝わるかなぁ。

以下、本日放送回のネタバレ含むのでよろしく

今回出てきたエヴァっぽいとか思っちゃったのが、ガンダムの中にエリィ(の魂?)がいる(のかも?)とか言う話。

そう言えば、エヴァとGUND-ARM仕様類似特有物質を介して人間の神経を外殻マシン接続して動かすが、一般操作可能な者は限られるか、搭乗者への負荷が高すぎるかして、兵器としての汎用性はあまり高くない。しかし、ある素養のあるもの天才的に動かせる)とかも似てる感はある。

おまけに今週、エアリアルが本気になったら地球ガンダムの胸の点灯が赤から青に変化して支配されていましたよね。青く反応するといえば「パターン青! 使徒です!」で自分にはお馴染み。

というわけで、自分の中の理解では、上記の旧エヴァっぽさに加えて、あの奇妙な決闘奨励されている校風でのウテナらしさとかと、昔から培ってきて今の技術が磨き上げたガンダムらしさ(音楽、絵作りの凄さアクションのかっこよさ)の合わせ技を1作品で楽しませてもらえてるって思ってて、すごくお得感がある。

しろウテナで学んだ漫画らしいが不可思議な学園感覚や、旧エヴァでなんか馴染んでいた巨大ロボット特殊技術で動かす感覚とかが、毎週楽しめるわけで。

しかも、プラモデル化できるくらいキチンと造形されている新型巨大ロボットのバトル、謎、百合友情、父と子の確執、母の過去、奇妙な主人公戦争という名のビジネスライバルキャラの急な退場、などなど、ストーリーの立体感半端ない

なにしろウテナエヴァも、放送当時に見ることができなかったもんで、今頃になって毎週ごとにこんなに楽しく苦しめてもらえる作品出会えるってめっちゃついてるモンだなってなってる。

おしむらくは昔のアニメと違って1年間やってくれないこと。仮にこのクールで終わっちゃうとしたら……話数、少なすぎない? 色々と大風呂敷しか見えなくて、たたみきれなかったりしたらどうするんだろうと思ったり。でもまあ、今週の急展開をみたら心配いかな。

それにしてもなあ。てっきり今期は地球魔女水星魔女が競い合っていく学園青春ロボットモノになるかと思ったら! そんな甘いモンじゃなかったようだ。

ともあれ、ゲンドウにしろプロペラしろ子どもをある種、自分の道具にもしちゃおうとする大人はロクなモンじゃない。とはいえ、巻き込まれ子供にもそれなりの責任は生じるわけでさ。シンジ君は最後自分なりのオトシマエを付けてくれたけど、スレッタはどう向き合う? 色々、知らなかったじゃ済まされないこともある。どっちの作品も親が子供にある種の呪いをかけちまってるのも似てる。それをどう打開していくのかは見ものだろうね。

あとミオリネさんもスレッタとは別の意味で親に呪いをかけられちまってるわな。クソ親父、とっとと復活しやがれ。そして娘に引導をキチンと渡されろ。このままこの世を引退するとか絶対さない。

放送日に3回も見直しちまうアニメなんて久しぶりだわ。スレッタって何者なのかますますからなくなったし(エリィ自身ってわけじゃなくなったし、クローンだとすると年齢設定がおかしくなるし、小説版ではエアリアル自身人格があるし)。いったいぜんたい、どうなってるの?

2023-04-16

『街とその不確かな壁』に対する感想

まりにも酷い。

インターネッツ村上春樹好きの諸氏については、村上春樹新刊を書いただけでも評価に値するのかも知れないが、10年来、いや……海辺のカフカ挫折した私にとっては、これはあまりにも酷い長編だった。村上春樹が単なる老害、「個人」と言う殻の中に閉じこもって、右往左往しつつ、ではその先は?と言う問いに応えるのは作家が同じテーマを繰り返す、と言う法則を踏まえて、それで良いのかもしれないが、それを一方的に見せられる他人にとっては「は?」と言う感想しかかばず、80も近い老人にとってはこれがせいぜい「外部」なんでしょうね、と言うあまりにも脱力した結果を残す、EOEに対するシン・エヴァのごとき、いや……それよりなおタチの悪い完結編と言うべきである

「ぼく、私」にとって外部は一切関係ない。「きみ」が唯一の外部である、一貫して彼は「きみ」を求めており、それ以外の外部はいわば「おまけ」のようである。その「きみ」部分に対する「おまけ」である免罪符が2部に渡って冗長に繰り広げられる。あくまで「私」から照射された外部であって、コイツは本当にありのままの「外部」を認識する能力に欠けるんだろうな、と言う独白が続くのが酷い。

たかもそれが「私は外部と関わりがありますよ」と言うように。あーだこーだと理由をつけて、「私」は「外部」が必要だ、と言う結論に至る。しかし、なぜ「外部」が必要なのかと言うことは語られず、青春時代の「ぼく」の記憶に「私」が遡行してゆき、「私」の分身たる本体現実に帰ってゆく、という選択肢を取るだけである。ここまで読んで、なぜ「私」が現実を選び取るのか、「きみ」をどう思っているのか、と言う本質的にこの物語に求められる理由動機が全く語られない。なぜなら「きみ」が一体どういう考えを持った1人の個人なのか?と言うことが一切語られないかである

ここで「きみ」とは一体なんだった?と言う疑問が残り、「きみ」の作った世界であるはずの壁に囲まれた街にイエローサブマリン少年機構として残る必然性特に語られない。「私」は一貫して受動的であり、現在という地点から耳を澄ませて自分に対する働きかけ、力のようなものをひたすら待ち続ける……それが70過ぎた大人が書く40代の姿なんですかね?と言う脱力感が酷い。「イエローサブマリン少年」もとってつけたような「外部」であり、「外部」を描くのであれば、もう少し長さを持ってその必然性描写するのが小説家の勤めであると思うのは、大作家様に対して不敬であろうか?

そもそも現代40代描写的外れすぎて無理しすぎんてな、という感覚が酷い。スマホも使わずジャズに詳しくてシャブリを家で冷やしてる40台ってどんな40代ですか?普通に60代70代の男性を描けばいいんじゃないですか?いちいち40代である必要性が(物語として)要請されてますか?

若い頃に村上春樹を読んで面白いな、と思った一切が脱臭されている。元々の短編再構成した一部を除き、物語面白さを残らず搾り取ったような退屈さを、さもそれが退屈であるが故に真実だ、と説教されているような描写が延々と続き、であるが故に「僕が感じた青春妄想が最強なんだい!」と訳もわからず長い老人の語りと共に三部に至って「ワシは疲れたわ〜、もうええわ」と喚き散らされる、そんな体験だった。

これだったら『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の方がストーリー的にもテーマ的にもよっぽど綺麗にまとまっていたと思いました。

いやマジで本当に聞くけど、村上春樹ファンはこれを面白い、深いと思ってんの?本当に(一部を除いて)面白くないし、深くもないよ。二部以降の描写のどこが深いの?「外部」の契機があるだけだよね?「内部」であり「外部」である「きみ」に対してどうやってケジメをつけたの?教えてくれ。マジで、本当に。妄想の中で若返って「きみ」会いました〜、イエローサブマリン少年がそれを助けてくれました〜、っていい歳した70の男が書く内容ですか?

なお、この増田40代男性からお届けしております10代で『ねじまき鳥クロニクル』が出版されています。聞いたことのあるジャズチェット・ベイカージェリー・マリガンくらいです。パッと思い出せるのは。音楽シューゲイザーが好きです。最近はparannoulって韓国のエモ+シューゲイザーアーティストが良いと思うよ!言っておくが村上春樹はなんらかの普遍的人間思考に対する答えを求めて小説を描いてると思ったよ、しかしこれではチラシの裏に書いたなんだかかんだかと一緒じゃねーか!!それが熟年に達した小説家が自信をもって書く技巧の現れか?マジでガッカリした、悲しい。おれが10代の頃に感じた心の震え、自分人生に対する、このようなことが俺の心で感じられるんだ、と言う希望を返して欲しい……そんなのテメーの人生だろう、シラネーってか?ああそうか、そりゃそのとおりだな!!おれは就職氷河期最後の方にしてはソコソコ金稼いでるよ!!ChatGPTも使ってるよ!!どんな風に質問すれば確実なコードが返ってくるか悩んだりしてるよ!!バカにすんな!!そんじゃーね!!

大河戦隊ヒーローを撮り溜めしては見ないで消すのを毎年やってる

クールもあると序盤は面白いけど終盤失速が多いじゃないですか。

から最後評価が出るまで撮り溜めておいて一気に見ることにしてるんです。

でもいざ番組が終わるともう見る気がしないんですよね。

自分が見てないだけで皆の感想SNSで流れてくるわけで、ストーリー大体ネタバレされているのもあるし、なにより次のシリーズに皆の熱が移ってるんですよ。

次のシリーズが2クール目とか入ってる時に、皆の感想評価高かった前作見たら面白かったって話しても誰も聞いてくれないじゃないですか

感想スレとか言っても終わってからクールず~~~っと粘着してきたアンチと、そのアンチ粘着し続けてる信者しか居ないんですよ。

感想言うために作品見るわけじゃないけど、世界の中でもうとっくにブームが去っている状態になっているのを感じるわけですね。

やっぱ流行ってるものってそれ自体がなんか魔力を持っていて、人間本能的な部分に働きかけてくるんですよ。

なんだかんだ人間って集団じゃないと弱い生き物なので、集団の流れていく方に行ったやつが生き残ってきた結果、そういう流され癖のある奴のDNAを皆受け継いでる。

でも完全に流されると全滅するから唐突にここだけは譲れないって頑なになる瞬間もある。

そういった流され9:拘り1ぐらいの本能に対してビビって来させるためにはリアルタイム性が必要というか。

じゃあリアルタイムで見ろって話なんですけど、でもそれやると後半でコケときに悔しいというか、最初から見なきゃよかったってなるわけでして。

んでまあ録画して後から見るってやり方を取ってるんですけど、自分としては3クール終わってもコケてなさそうなら追いかけようって気持ちがあるんですよ。

でもその時期って年末に向けてスパートかけていくじゃないですか。

だったら2クール目終わったぐらいで見極めて夏休みに追いつけよって思うでしょ?

でも2クールまで調子良くて3クールで一気に駄目になる作品って凄く多いと思うんですよ。

大体の作品が2クールラストに前半・後半を切り分けるプチフィナーレを持ってきて、そこで第一部完みたいになるんですね。

そこからスタートして更に大きなラストに向かう流れが難しくて結構コケるんですよ。

今まで近くにあったゴール一つずつ片付けてきたら、今度は凄い遠くのゴールを目指すことになって、そうなると目標を見失ったみたいにフラフラして時間無駄にしてしまったりする。

逆に新シゴールへの意識が強すぎて唐突に生やした設定の博覧会だったり鬱展開乱発だったりで見てる側がついてけなくなったりする。

エヴァの序破Qシンがまさにそんなだったでしょ?

序破までは王道中間ゴール地点に向かって順調に進み、Qからは最終ゴールにたどり着くための道がよくわからなくなって迷走していましたよね。

クール番組ってこれがあるから怖いんですよ。

前半はエヴァ破ぐらい盛り上がって今年めっちゃ強いぜと思った所から急転落して終わってみたら2クール目まで面白かったのもこれからもっと面白くなる期待値込みだったし結局全部駄目だったんだよみたいな言われようにさえなる。

これが嫌だから出来れば4クール終わるまでは追いかけたくない。

せめて3クールの終わりまでくれば大体方向性は見えるのでそこまでは撮り溜めしておく。

これはもう長年の経験で学んだ戦略なんですよ。

途中から糸の切れた風船みたいになっていく平成ライダーとか、平気でワープしまくるようになった大河とか、そういうのをリアルタイムで4クールちゃんと見てからコンコルド効果ってこういうのかなって自嘲する羽目になった苦い思い出から得た戦訓なんです。

ゆーてまあ最後最後コケパターンあるので、基本的にはきっちり終わりまでですね。

それで結局消してますよ。

最近配信サイトに全話あったりするからそもそも録画しなくていいから助かってますね。

今はキングオージャーが伸びてるのを尻目にドンブラ見るかを悩んでます

アマプラっていつまで置いてるんすかね。

まあ5年周期ぐらいで過去作品ちょっとずつ入れ替わるだろうし5年後に見るのもありか……でもドンブラって絶対ライブ感系だよなあ……。

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