はてなキーワード: カチューシャとは
今日は久しぶりに疎遠になっていた友人の家に遊びに行ってきた。独身で一人暮らし、僕の数少ない友人だ。
さて、部屋に入った瞬間、数年前に訪れた時とは明らかに違う空気が流れていた。
AKB48
ポスターが壁にでかでかと張られており、書棚にはCDがぎっしり…。
・・・( ゚д゚ )
テレビで狂ったようなファンが紹介されているのは見たことがあるが、実際にハマっている人間を見たのは初めてだ。
一応、これは何かと聞いたら、「え、お前知らないの?」と。名前程度は知っていると答えると、彼は熱心にAKB48について語り初めた。中でも柏木という女性に熱を入れているらしく、個人の写真集まで持っていた・・・。
そして、「で、お前は誰の応援しているの」と聞かれた。応援も何も、個人名は誰も知らないんですけれど…。
すると、彼は何とかカチューシャとかいうDVDをつけて、嬉しそうに言うのだ。誰かひとりくらい可愛いと思う子がいるだろう、と。
はっきり言ってどうでもよかったのだが、答えないと友人関係にひびが入りそうだったので、比較的、顔の彫が深い女性を指さして、この子と伝えたところ、彼女はAKBのメンバーではないというのだ!?意味が分からん・・・。てっきりAKB48の中で人気順に人選しているのかと思いきや、曲ごとに外部団体からも人間を入れてメンバーを構成しているのだそうだ。いやはや、勉強になったよ・・・。
それから、DVDを見ていて、どう見ても数名、アイドルというよりただの不細工が混じっているように見えたのだが、それを口に出すと「ファンが育てている感じが好きなんだ」という友人に殴られそうな気がしたので、言わなかった。
他にも色々とDVDを見せてもらった後、CDを貸そうかと提案されたので、僕は丁重に断った。が、結構しつこかったので、MP3データでメール送信してもらうことで決着をつけた。こんなCD持って帰ったたら、嫁に何を言われるかわからん。
僕がTOEICの点数を上げることに夢中になっている間、彼はAKB48に夢中になっていたということか。どちらの方が幸せなことなのだろうな。そう思いながら、帰宅した。
第3回AKB48選抜総選挙から一夜明けた10日、投票総数が116万6145票に上ったことが発表された。
投票権付きCD「Everyday、カチューシャ」は、約145万枚売れたが、CDからの投票は77万9090票。
公式ファンクラブ会員やAKB48モバイルサイト会員からの投票が38万7055票だった。
関係者は「CDを購入した方の半分は投票をしていませんでした」と話す。
これまでも投票権のないシングル「桜の木になろう」などがミリオンヒットを記録しており、
単に投票権のためだけでなく、純粋に楽曲だけが目的で購入するファンも多かったようだ。
今回は3倍増となり人気の広がりが数字に表れた。
「Everyday、カチューシャ」「桜の木になろう」どちらにも大握手会参加券が特典についてる。
こないだの目覚ましテレビのインタビューに答えていたAKBファンの女の子は握手会のために80枚購入したが投票はしていないって言ってた。
CDの方が特典で握手会参加券や投票券のために複数買いしてる。
そんなのみんな知ってること。だからあえて書かなかったんだよね。
こういうのも大島優子cが言う愛ってやつなんね。
私はたまに妻と息子を連れてディズニーランドに行くのですが、毎回残念に思うことがあります。それは一部の客のマナーの悪さです。
園内を歩いていると、開けた場所でディズニーキャラクターの着ぐるみが現れてファンと握手したり一緒に写真に写ってくれたりするサービスがあります。息子はディズニーキャラクターが大好きで、着ぐるみを見つけると目をきらきらさせて近づきます。しかし大抵着ぐるみの周りにはネズミのカチューシャやトラの尻尾を身につけた大人たちの人だかりができていて、なかなか近づけません。遠くから見ようにも、身長1メートル足らずの息子には何も見えません。
着ぐるみの周りでたむろしていつまでたってもどかないあの大人たちはなんなのでしょうか?
恥ずかしくないのでしょうか?
着ぐるみを取り巻いているのが小学生や中学生で、それで幼児が入っていけないというならまだわかります。小中学生ではまだ大人としての配慮ができないのは当然ですし、子供たちがはしゃぎすぎて周りが見えなくなるのもしょうがないかと思えます。
しかし、現実に着ぐるみを取り巻いているのはいい年をした大人です。
まったく理解に苦しみます。
また、園内を普通に歩いているときも注意が必要です。
園内はただでさえ混んでいるのに、その多くが白痴のような表情で上を見上げながらふらふらと徘徊しているのです。私は息子が蹴られないように周囲を警戒しながら歩かねばならず、大変消耗しました。
さらに、ある決まった時間になると始まるパレード等のイベントを見るためにビニールシートを敷いて路上を占拠する輩も大量発生します。
路上を占拠されると動線が狭くなるのです。動線が狭くなると通路の人口密度も高まり、息子が蹴られる確率が上がってしまいます。
それに、最前線に大人たちに居座られると、背の低い子供の視界は完全にさえぎられ、後ろからではパレードを見られないのです。
ディズニーランドとは、そもそも子供たちに夢を与えるテーマパークなのではないでしょうか?
園内に群がる大きなお友達は、自身の行動が子供たちの夢を奪っているということがわかっているのでしょうか?
子供たちから光を奪うこのような破廉恥な所業の数々を見ると本当にはらわたが煮えくり返ります。
もし私が南斗白鷺拳のシュウであったなら!
着ぐるみの周りから退かない暴徒どもに烈脚空舞を食らわしてやりたい・・・!
路上占拠するごろつきどもに南斗烈脚斬陣を食らわしてやりたい・・・!
私が南斗白鷺拳のシュウであったなら!
本当に悔しい限りです・・・!
昨日仕事の帰りにアキバ寄ってきたんですけど、着いて早々にものすごい人と出会っちゃったよ!!!
男の人なんだけどメイドさんの格好して頭にメイドさんのカチューシャつけてて、さらに手でハートの形をつくって何かぶつぶついいながら横断歩道を渡ってきたよ。
メイドさんの格好をしてるけど中の人は特にメイクしたり女装とかしてなくて、アキバでよく見かける小太りのいかにもオタク風な人なの。
なんか怖いとか面白いとかやばいとかいろんな感情が同時に湧いて来て私の脳では処理しきれずあやうく吐いちゃうとこでした。
アキバやばいよね。本格的に始まったって感じ。
こういうすごい人に出会ったときは本人の事前承諾無く撮影しても構わないっていう法律つくらないかな。
そんなの作って誰得? な企画だと思うけど、通りすがりの人の記憶だけでは補完する事が難しい街の記録を残しておくことって、きっとなんかの時に役に立つんじゃないかな? そんなことない?
とりあえず今度出会うことがあったら隠し撮りしよう。あの存在は何かの形で固着させておく事が必要だと思うよ。
とんび兄弟は黒装束に身を包み、闘技場にあがっていたTAKURO兄弟の前に姿を現した。時代錯誤とも言えるとんび兄弟の黒装束は忍者の雰囲気を醸し出している。だが、忍者の装束と違って、顔までは覆っていない。
兄のとんび昇空は、長い髪を頭の後ろでポニーテールのようにまとめていた。痩せた体で、身長は弟よりも低い。弟のとんび滑空は黒装束がはちきれそうな巨躯であった。どこかで拾ってきたでこぼこの岩。それをそのまま置いたような無骨な顔で、ひびが入ったように細い目であった。頭のてっぺんに苔が生えたように短髪がはりついている。
昇空は振り返り、自分の後ろの観客席に視線を送った。三ヶ月前合コンで知り合ったガールフレンドが、昇空の視線に気づいて小さく手を振った。まだ彼女と呼べる関係ではない。その娘の黒のストレートの髪には、昇空が誕生日プレゼントに贈ったオレンジ色のカチューシャが付けられていた。昇空はそれを見て、今までの人生になかったリアル世界での充実をかみ締めながら、緩もうとする表情筋を引き締めなおし、目の前のTAKURO兄弟をじっと見つめた。
こんなちゃらちゃらした男たちに人気がある、そう思うと昇空の心の底にある暗い嫉妬の炎は、静かに燃え盛った。年齢=彼女いない歴。自分の人生は、こんな男たちにずっと敗北し続けていたのだ、そういう想いがこみ上げる。2対2の格闘戦。トーナメントの試合という形を借り、自分の人生をあざ笑い続けたちゃらちゃらした男たちに、今日こそ思う存分自分の感情を叩きつけることが出来るのだ。昇空の胸に暗い怨念にも似た歓喜が膨らんでいた。
試合のゴングが会場に響き、とんび兄弟は弾かれたように前に出た。昇空はTAKURO兄(TERU)、滑空はTAKURO弟(TAKURO)に襲い掛かる。昇空はローキックでTERUの体勢を崩して顔面に蹴りを入れるが、TERUは必死に両手でブロックした。両手のガードごとたたき折るような容赦ない蹴りが続いた。
滑空は低く沈み込んだ姿勢から、TAKUROの顔面に張り手を喰らわせた。TAKUROはTERUとは対照的に一切ブロックをしていなかった。張り手の嵐の中で、みるみる顔面が膨れ上がり、口から血と唾液がいりまじったものが飛び散った。
ひとしきり続いたとんび兄弟の攻撃が止むと、会場から悲鳴があがった。ガードを続けていたTERUの手はあちこちが腫れ上がり、TAKUROの顔は見るに耐えない様相であった。目の周りが青黒く変色し、腫れあがったまぶたでTAKUROの視界がほとんど遮られているのは明白だった。
会場に詰め掛けたTAKURO兄弟のファンから、もうやめて、と悲痛な声が上がる。TAKURO兄弟の姿を見るとんび昇空の顔面には、残酷な笑みが張り付いていた。見ろ、ちゃらちゃらとした男など、実際に戦えばこんなに弱い。外見だけなのだ。見た目でモテてるだけなのだ。虫ケラのように負けるしかないこいつらの姿を見て、目を覚ますがいい。昇空はTERUを見つめて、止めを刺す必殺の構えを取った。
その時、TAKUROが動いた。
背中に背負っていたギターを手に取り、ギターが切なげに響き始める。腫れあがったまぶたに覆われて目は見えていないかもしれない。だが、TAKUROの指は滞ることなく華麗にギターの上を舞っていた。
ガードで壊れかけた両手を下ろし、TERUの澄んだ声が会場に響き渡り始める。二人とも大切なものには傷一つ負っていなかった。会場は静まり返り、ギターと歌声だけに満たされた。
聞く者の魂を根底から揺さぶるような音の波が、とんび兄弟を包み、その動きを止めた。これがTAKURO兄弟のうた。昇空は自分が抱いていた暗い情念が、透明な波に押し包まれ、形を失って四散して行くのを感じたのであった。やがて歌はどこまでも澄み切って、空に溶けるように終わった。
だが、負けるわけにはいかなかった。敵である自分の心を、ここまで屈服させた歌。それに敬意を表して、出来る限り苦痛のない形で止めを刺そう。昇空は決意を胸に秘めて、ゆっくりと前に足を踏み出した。
「まだTAKURO兄弟を痛めつけるつもりなの?」
会場のあちこちから叫びにも似た声があがった。見ると、会場にいる女性は、ほとんど全員が涙を流していた。
「このブサイク兄弟!」「TERU様に触れたら殺すから!」「その髪型、かっこいいつもり?かなり生え際が後退してるわよ?」「どチビ」「短小」「包茎」「童貞」「帰ってオナニーでもしてろ」会場の女性陣は口々に罵詈雑言を並べ立てた。滑空は既に戦意を失い、闘技場に膝をついていた。「短小」「包茎」あたりが刺さったらしい。
髪型と身長の事を言われた昇空も、既に終わりかけている。ただでさえ苦手としている女性からの言葉は、一つ一つが重かった。今にも倒れそうな中、昇空はたった一つの希望を抱いて、自分の後ろの観客席にいるガールフレンドに目を向けた。目があったその娘は、にっこりと微笑み返した。彼女さえ応援してくれれば俺はまだ戦える、そう思った瞬間、彼女は昇空が贈ったカチューシャを外して、二つに叩き割り、会場を去って行った。
昇空は滑空の隣に倒れ、いろんな意味でもう立ち上がれなかった。TAKURO兄弟の二回戦進出が決定した。
「そもそもファッションなんてものは同じコードを共有していなければ土台理解なんてできないものだからね。」
「たとえばダメージジーンズなんてものが流行ったことがあるけど、あれもその時代のファッション誌を読んで同じコードを共有していた若い人達からすれば全然問題ないし、それどころかオシャレの最先端ですらあるわけだよね。でも、それを共有していない大人からすればそれは単なるみすぼらしい破けたジーパンでしかないわけだ。だって大人はそれをオシャレだとするコードを共有してないからね。さすがにワンレンボディコンファッションがオシャレの最先端で止まってるってこともないだろうけど、何がオシャレで何がオシャレじゃないかって決められたコードを元に判断しているわけだから、コードを更新せずに昔のまま止まっている人と、最近のファッション誌を読んでる人じゃ、オシャレの基準が違うわけだね。だから、娘のファッションを理解できない親御さんってのは、いつの時代にもいるわけだ。」
喋り続けることで落ち着きを取り戻しつつあった僕は更に続けた。
「そう、だから時代によってオシャレは変わるし、それは必然とも言える。何十年か前のファッションが再評価されることもあるけれど、あれは当時のファッションを評価するコードが新しく現代のものとして流通するからであって、普遍的なオシャレってのがあるわけじゃない。当時の服をオシャレとする基準を身につけたからそう思えるだけの話。だから、いつの時代でも変わらぬオシャレな輝きを有するファッションってのは存在しないんだ。あくまで何をオシャレとするかという基準があるだけでね。でも、そんな中、唯一の真理に近いものがあるとしたら、僕はブランメルの言葉だと思うんだ。ジョージ・ブライアン・ブランメル。19世紀のイギリスの人なんだけど、オシャレなことで有名なんだ。オシャレっていってもド派手なファッションじゃなくて、むしろ地味ともいえるようなファッションを好んだんだけど、その人がこんな言葉を残してる。『街を歩いていて、人からあまりじろじろと見られているときは、君の服装は凝りすぎているのだ』僕はね、これを金言だと思うんだ。金言至言まさに名言。確かにいつの世にも変わらぬオシャレなんてないよ。でも、こういった心がけが、いつの時代もオシャレを作る、必要不可欠なものなんじゃないかなって思うんだよね、僕は。ねえ、どう思う?」
「さあ?」
僕の3分にも及ぶスピーチをたった二文字で返しやがりましたよ、このアマは。大体なんで僕がこんな長ったらしいスピーチをぶらなければならない理由をとんとわかってないと見える。今日は僕と彼女との初デート。身長が167cmある彼女は手足もすらっとスタイルが良い。学校の制服なんてとてもよく似合っている。まあ着こなしを見る限りファッションに興味がないんじゃないかなって気はしていたけど、それを補って余りあるスタイルの良さだから、お母さんが買ってきたシマムラファッションだったとしても、彼女が着ればすらっと素敵なファッション美人。そう。そうなると思って、僕はウキウキワクワクデートに来たわけだ。
場所は駅前にある変な銅像。うちの市出身の芸術家の人が作ったらしい、よくわかんない猿の像。なんだか漢字が多い長ったらしい題名がついてはいるのだけど、誰もそんなの覚えてなくて、みんな「おさるの所」なんて呼んでいる。13時におさるの所。ウキウキワクワク5分前集合。ごめん、待った?いいや、今来たところさ、なんて言いたいからね。5分前に着いた僕は周りを見渡した。日曜日ってこともあって、人が多い。カップルカップル男女男男女ウサギ女カップル。ん?なんか変なのがいた気がする。もう一度。カップルカップル男女男男女ウサギ――。ウサギ!?うわー、何あれ。前に渋谷で動物のパジャマみたいなのがギャルっぽい人の間で流行ったことがあるけど、よく見てみるとそれとも違う。パジャマみたいな薄手でぺらぺらな素材ではなく、ピンクのもこもこした厚手の起毛で、動物の着ぐるみとかで使うような、結構しっかりした作り。手足は共に七分丈で、袖は膨らみを持たせたちょうちん袖のような仕上げ。僕とは逆っ側を向いてるから頭を包み込んでる頭部の作りはよくわからないけど、それでもわかるぴょこぴょこと揺れるウサギの耳。
嫌だね、全く。僕はああいった、ファッションは自己表現ですからとかいう輩が一等嫌いなんだよね。10年もしたら普通の服装に戻って、あの時は若かったから、なんて言っちゃうんだぜ、あいつらは。嫌だ嫌だ。なんて思っていると、ピンクがとことこ寄ってくる。うわ、もしかしたら露骨に嫌なのが顔に出ちゃったかな。なんか言われるのかな。なんか文句あんのー?自己表現なんですけど、なんて。うわあ、どうしよう、携帯掛かってきた振りして逃げ出しちゃおうかな。それよりも彼女早く来てくれないかな。ていうか遅いよ全く。普段からちょっとズレてるキャラだなだとは思っていたけど、初めてのデートくらい5分前くらいに来ておいてよ。そうすれば僕もこんなウサギに――と、空転しまくる思考はそこで遮られた。
「やっほー」
そう。そういったわけで、テンパる頭を押さえつつ、連続深呼吸を5回ばかりキメた僕は、彼女に延々とファッションのなんたるかを、控えめというオシャレイズムの尊さを、説いたわけなんだけど、彼女は一言、さあ?と返した。このアマが。さあ?って何だよさあ?ってさあ!どう思う?さあ?って何だよその会話。くそ!どうしたものか。更に平易な言葉を用いて説明を試みるべきか。それとも有無を言わせず服屋に連れ込んで適当なものを見繕うか。はたまた用事があるとブッチしちまうか。いずれにしろこんなウサギとデートなんてできるわけがない。こうしてる今も周りの目が痛くてたまらない。やめて見ないで違うんです彼女はちょっとズレてるだけなんです僕は普通なんですオーディナリーボーイなんです、と沸騰しそうな頭で考えてる僕の思考はまたもや彼女の一声で終わりを告げた。
「かわいく……ない?」
傾げる小首にウサ耳揺れて、僕の価値観が砕け散った。可愛い。可愛い!可愛い!!それだけでいいじゃないか。充分すぎる程に最高だ。いつの世も変わらぬものはない?10分前の俺に見せてやりたい。200年前の侍を連れてきても、1000年前の貴族を連れてきても、3000年前の縄文人を連れてきても、銀色のスーツ来た未来人を連れてきても、宇宙の果てからグレイを連れてきても、やつらは全員同じ言葉を言うだろう。可愛い。そう。人類は2008年にして辿り着いた。究極のファッションに。至高のオシャレに。ブランメルを呼べっ!説教してやる!お前は守りの姿勢だから辿り着けなかったんだ。究極のファッションは人を振り向せる運命にある。いつの世のいかなる人をもだ。彼女を可愛くないだなんていうやつがいたら連れてこい。三日三晩に渡って説教してやる!72時間聞き取れますかだ。ああ、そうだ。こんなことを考えてる場合じゃない。今も不安げな顔で僕に問いかけてる彼女に伝えなければ。
「可愛いよ!最高に可愛いよ!」
「本当……?」
「ふふ。ありがと。」
嬉しそうに頬を染めて照れる彼女。可愛さ量が等比数級的に増大し続けて駅前やばい。可愛さのブラックホールが生まれそう。彼女に吸い込まれそうになる体を必死に地面を踏ん張ることで耐えていると、もじもじしていた彼女が僕に何かを差し出した。ん?何だいハニー?っと見てみると、ネズミーランドでつけるような、カチューシャ型のウサギの耳。僕は固まる。え?いや、それは、ちょっと、あの、その、本当、え?なんで?なんて逡巡しているとまたもや彼女の桃色破壊光線。
「……だめ?」
その後、駅前の繁華街で、デートを楽しむ一組のウサギカップルが目撃された。周囲の冷ややかな視線とは裏腹に本人達は至って幸せそうだった。
らしいですよ。みなさん。
そんなわけでクリスマスパーティーなんちゅーものに誘われているんですけどね。パーティーて。なんだかもう笑っちゃうわけですが、まあ暇なんで行きますよ、自分。そしたらあれっすよ、仮装してこいなんていうの。それハロウィンちゃうのん?ジャッコーみたいなあれ。そりゃまあミニスカ(とは言ってないけど、俺がそう決めた)サンタやら、ミニスカ(とは言ってないけど(以下略))女子高生やらは見たいけど、というかみたいかどうかは中の人によるけど、それと天秤にかけても、俺が仮装して行くのはリスキーすぎる。リスク管理能力がなっちゃいない。でもね、もういまさら行かないともいえないので(NOといえない)覚悟を決めました。できるだけ手軽にいこう。うん。
こういうときに役に立つのは「ないもの以外なんでもある」東急ハンズです。ハンズ。ハンズにいったら、こうもっさりとパーティーグッズがあるわけですよ。もちろん、仮装グッズもある。ん?ということは仮装はそこそこメジャー?しかしこのぺかぺかな素材のセーラー服はまさにそういうお店の…。いやなんでもない。俺がセーラー服着るわけではないし。俺が求めているのはここ<http://www.tokyu-hands.co.jp/xmas2006/party01.html>のトナカイのカチューシャ。間違えた。トナカイのプリティーカチューシャ。言うに事欠いてプリティーって。まあしかし、お手軽セレクションには違いない。ついでにプレゼントも買ったりして、俺ってば抜かりないね。
そんな感じで、あとは当日を待つばかり。だと俺も思っていたんだけどね。買ってきたトナカイのカチューシャ、もといトナカイのプリティーカチューシャを試着してみたら、何かが足りない。いやプリティー成分が足りないのはよーく分かってる。だけど、それは当日かわいい子にむりくりカチューシャ付けさせて補給するので問題ない。そこまで考えてのこのチョイス。みんなに見せられないのが残念だ。で、何が足りないかというと、それは真っ赤なお鼻だと思うのだよ。ワトソン君。でもね、それをやると絶対笑いをとる方向に行っちゃう。それはよくない。どちらかというとシリアスな方向がいいと思う。語っちゃう系のシリアスさ。トナカイカチューシャ付けてるけど。
それはともかく、何でトナカイが未完成なのかわかった。髪の毛が黒いのがいかんのだ。トナカイの髪の毛(かみのけ?)は黒くない。どちらかというと茶色っぽい。ということで茶髪にすることにした。自分でやるのは面倒なので美容院でね。美容院で「トナカイっぽい色でお願いします」って言ったら笑われた。嘘だけど。言っとけばよかった。それでまあ、トナカイ色になったわけだけども、正直言って似合ってない。シリアスには程遠い。それにお金掛かってる。ぺかぺかのセーラー服のほうがよっぽど安い。しかも、今日会社にきたら誰も突っ込んでくれない。泣けるね。
これでミニスカじゃなかったらぐれてやる。
続け!