はてなキーワード: GyaOとは
こないだ今季のアニメ1話ほぼ全部見た感想書いた元増田だけど、ちょっとみんなに聞きたいことがある。その日記には気になるブクマが付いてて、内容は「耳が良い増田だね」的なもの。恐らくレビュー内でアニメの音響やら音楽についてちょこちょこ触れていたのを受けてのコメントだと思ったんだけど、そもそも私は耳が悪く(具体的には、後天性の病気で片耳があまり聞こえない、という具合だ。もう片耳は人並みに聞こえるが、多少仕事等に支障が出るくらいには不便である。)、アニメを見るときも本当はヘッドホンを使いたいけど、左の音があんまり聞こえないのでスピーカーで我慢している状態だ。なので上のブクマを読んだ時「え、みんなは両耳使えるんだしアニメの音楽とか音響とかもっと楽しんでるんじゃないの?」と感じ、ここ2~3週間ずっともやもやしていた。んで、さっき「視聴環境が違う人には、アニメが違う風に見えたり、聞こえてるんじゃないだろうか」と思い至ったわけである。それなりにでかい画面+それなりに音質の良いスピーカーないしヘッドホンでアニメ観てる人はどれくらいいるの?
・兄弟A:地上波をXP画質(キレイなVHSくらい)で録画し、CMを削ってBDに焼いたものを観る。たまに円盤を買ったり借りたりして観ることもある。再生する機械はBDプレーヤーと19インチくらいの小さいフルHDテレビ(スピーカー内蔵)。基本的にメッチャ小さい音or消音で観る。
・兄弟B:ニコ動やGyaoを使い、無料視聴できる作品のみ視聴。非プレミアムだそうだ。再生機械は2010年頃のノート&イヤホン。
・友人:私には友人がいないので聞けず。
・私:サブスクリプションサービスでHD画質配信されてるのを観る。機械は24インチのフルHDモニターと1マソのサウンドカード&2マソのヤマハスピーカー(アンプは中華製)orAKGヘッドホン。(弁明させてもらうと、私はよく3Dゲームをプレイするのでそれに合わせて機材を買っていたらこうなってしまったのだ。あるあるだよね?)
n=3て。本当なら兄弟たちと同じアニメについて感想の言い合いっこと洒落込むのも一興だと思うのだけれど、私はそこまで彼らを愛していないので無理なのだ。ただ、彼らから「このアニメ、音楽が~」みたいな話を聞いたことは今のところ無い。
要は「視聴環境が異なるならば、アニメにおいて注視するポイントが異なる」の真偽が気になる、という話。ただ、アニメの視聴環境と作品の印象について考えるとき「元々音へのこだわりが強く、結果今の視聴環境がある」なのか、「ひょんなことから金のかかった視聴環境を持つ事になったが故に、アニメを観る時音響やら背景美術やらが目につくようになった」のか分からないという問題があるので、アニメが大好きな諸兄の力を借りたい。以下に最近放送されたアニメの、私なりのざっくりとした印象を書くので、諸兄の視聴環境を踏まえた印象の違いを知りたい。「同じような環境だけど違う」のか、「環境にこだわってないけどだいたい同じ」なのか、はたまた「もっと環境にこだわってるけど違う」なのか。「いやいや手元のスマホで再生してみればええやんけ」っていうのはそうなんだけど、それなりの視聴環境で堪能している私がスマホでアニメを見ると、背景とか音楽を脳内補完しちゃうのであんまり意味がなかった。アニメを見る上で脳内補完は非常に優秀なツールである。
1.少女終末旅行
ケッテンクラートのドコドコ音が心地よいアニメ。なんてこと無い会話の後ろで流れるアコースティックなBGMも相まって無限に聴いていられる。「雨音」とか最高すぎる。
2.宝石の国
劇伴が劇的に優れているアニメ。1話で月人が登場するシーンの音楽は魂が震えた。音響効果も凄くて、特に宝石たちの硬い足音がすごく好き。公式ラジオによると、あの硬い音はキャラクターごとに違う石を使って録音したらしい(聞き分けられる人いる?)。一番好きなのはアンタークの話以降フォスがハイヒールになり、足音が変わるっていう演出。
3.魔法使いの嫁(前期)
美麗な背景美術を観ることができるアニメ。また各話の、挿入歌による効果的な演出がすごい好き。
4.覇穹 封神演義
すげー書き込まれてる背景とデカイ音で楽しむバトルアニメ。1話あたりの尺がバトルに極振りされてるので、ストーリー知りたかったら原作見てね、と言われてる気がする(ストーリー忘れちった)。ちなみにシリーズ構成は「異世界はスマートフォンとともに」のシリーズ構成でおなじみ高橋ナツコ。
5.ポプテピピック
6.ゆるキャン△
色んな人が、あるいは一人で、あるいはみんなでワイワイ、アウトドアを楽しむ姿を描くアニメ。この作品、BGMの音量デカイよね。キャンプ場毎に変わるBGMとすんごい背景美術が流れる様は、「なんだ、ミュージックビデオか」と思わせる。特に3話の、「ED曲を挿入歌として流しながら映る夜のキャンプ場と、ずっと聞こえる風の音」と「背景美術を効果的に使った5話ラスト」がヤバかった。
ここから予想。スマホやタブレットは画面が小さいので、例えば美しい美術は目に止まりにくく、相対的にキャラクターの表情や動き等分かりやすい所に目が行く傾向があるのかなぁ、と予想している。音についても、スマホやタブレットの内蔵スピーカーは「人間の声」がよく聞こえるような仕様になっているので、「美麗な音楽や環境音が流れる会話」が「会話の後ろでなんか音楽流れてんな」みたいな印象に変わりやすいんじゃないだろうか。
一昔前と比べると、ネット配信でアニメに初めて触れる人は増えたと思う。ネット配信が目指すのは「いつでも手軽に楽しむ」ことなので、それに伴い視聴環境も非常に多様化しているのは間違いない。例えばAbemaTV。コメントしているユーザにスマホ勢が非常に多い印象を受ける。もし視聴環境によって作品の印象が変わるのなら、AbemaTV独占配信のアニメである「覇穹 封神演義」は、その背景美術や音楽の魅力が薄れちゃうので「なんか主人公が毎回敵と戦ってるけど、ストーリーも意味分からんただのクソアニメ」みたいな印象が大多数になったりするんかな。
ほいでネット配信が主流になるにつれ、視聴環境に金をかけてる人は相対的に減ることになるのでは?と思っている。もっとも、そういう人向けに「円盤」という商品があるのだけれど。今後、「視聴環境に金をかけてる人に好まれるアニメ」と「視聴環境にこだわらない人に好まれるアニメ」の2極化が起きたりして。
もしみんなが「アニメは基本スマホで見るモノ」と考えるようになったら、作り手はきっと「スマホの画面やスピーカーで再生することを想定した作品」を作るだろう。簡易な視聴環境を持つ人が多数派になると、例えば「ポプテピピック」のように視聴環境に依存しない面白さを持つ作品の相対的な価値が上がっていく可能性がある。別にこの手の先駆者では無いのだけれど、AbemaTVで放送しているアニメ「ポンコツクエスト」を試しに観て欲しい。簡素な背景、8Bitサウンドの音楽、シンプルなアニメーションの会話劇。明らかにスマホで観ることを想定して作られてると思うんだけど、今後こういう需要が増えていくんじゃないかなぁ、と予想している。んで、相対的に高予算高クオリティのアニメの立場が弱くなって行くんじゃないか、とすごく心配している。ちなみにポンクエは面白い。
でも一方で、ネトフリ限定配信作品である「ヴァイオレットエヴァーガーデン」なんかはめちゃくちゃハイクオリティだったりするので、「ネット配信利用者の増加≠視聴環境にこだわる視聴者の減少」と作り手は考えてる、ということなんだろうか。
高クオリティ需要に応えるカタチの一つが劇場版作品。劇場版アニメの一番いいところは、最高レベルの視聴環境が提供されることである。作り手も映画館で上映されることを想定して作品作りができるので、劇場版作品を金のかかる視聴環境で視聴すると明らかに音響が凄かったり、細かい効果音を使った演出や異常に美しい背景美術が楽しめる。マジで最高。こないだ劇場版攻殻機動隊観たけど凄いぞアレ。
全24話を半分の12話ずつに分けての配信だったのだが、とても面白くて後半の配信が始まるまで待ちきれず、配信されると一気に最後まで見た。
ところどころ矛盾点に見える箇所や明かされない謎があったり、完璧ではないかもしれないがそれでも大いに楽しめた。
「生存戦略ー!」の号令から始まる謎空間の演出や、登場人物同士の関係、実際の事件をモチーフとして扱った点など、好きな要素がたくさんあった。
また、登場人物の中では特に苹果ちゃんが好きで、序盤のイカレストーカー野郎の時からツボだった。
ところでなぜ、私は少し気になる箇所があっても楽しめたのだろうか。
いや、気になる箇所があったら楽しめない、というわけではない。
気になる点はあったけどなぜ一気に見てしまうほど楽しめたのか、ということについて少しだけ考えてみる。
簡潔に言えば、飽きさせなかった、という点が大きいと思う。
輪るピングドラムにはピングドラムとはなんなのか、桃果の日記の秘密とは、など多くの謎が散りばめられていた。
この「物語中の謎を追う」というのはかなり視聴者を飽きさせない力が大きいと思う。
あとは、引きだ。輪るピングドラムは引きがよかった。
かなり上に一気に最後まで見たと書いたがそれはなにより引きが良かった、すなわち続きを見たいと思わせる力が大きかったからだ。
続きをみたいと思わせることも、飽きさせない要素のひとつだと思う。
世の中で散々言われ尽くしてることだとは思うけど。
私は映像作品を見る際TVよりも動画サイトでの期間限定無料公式配信を利用することが多い。
違法視聴じゃなくてGYAOとかバンダイチャンネルとかのちゃんとしたとこのだよ。
前置きはさておき、私が毎週視聴してる某特撮作品シリーズの公式配信、
前々から動画に行きすぎたスケベコメントが多くてちょっとげんなりしてるんだよね。
最近ではエロ絵をアイコンに使ってるユーザーのコメントとかあるし。
あといつもコメント書き込んでる常連さん同士でお互いの変態紳士っぷりをいじり合う
スケベコメントを容認・推奨する空気が出来上がっちゃってるのもなんだかな~って思っちゃう。
YOUTUBEやらニコニコやらで公式チャンネルが配信してるアニメ・ドラマなどの
「公式」配信動画って不特定多数の人が利用する公共の場だと思うの。
公式運営の配信なんだから下手すりゃ製作サイドさんの目につく場所でもあるよね。
エロ絵自体は別に嫌いじゃないし、スケベな感想を持つことだって悪いことじゃない。
私だって作品に登場するヒロインたちにいやらしい気持ちがこれっぽっちもないと言ったらウソになるよ。
でもTPOってあるじゃん。エロってTPOをわきまえる必要があるじゃん。
いつでもどこでも蒔き散らしていいものではないじゃん。
自分がやってるSNSで吐き出すとか、匿名掲示板のそういうのOKなスレに書き込むとか、
公式動画のコメント欄でない場所にもたくさん捌け口があるはずなんだよね。
こちらも自分から探しに行って見つけたスケベな書き込みは気にならないし。
いつもコメ欄には自分たち常連しかいないから気が大きくなってる気持ちもわかるけど、
その動画は再生回数分だけ他の人も視聴しているということを思い出してほしいな。
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それにしてもアニメ然りアイドル然り、男性をメインターゲットに据えた美少女コンテンツでは
公式配信動画またはそれに準ずるものにこういったスケベコメントがつくのは普通のことなの?
今現役で活動しているアイドルに対して「僕はこの子たちを全裸にして首輪で繋いで犬にしたい!」
(過激なものだと本当にそういうコメントが書かれてたりするんです)
なんて公式動画のコメント欄で発言したら気持ち悪がられてもしょうがないと思うんだけど。
私が見ているのは美少女アイドル登竜門ドラマ枠としての男性向けの面と
変身ヒロインものという女児向けの面と両方持ってる微妙なラインの作品群で、
だからお互いのローカルルールがぶつかり合ってしまって不快さ被ってるのかも。
変身美少女もの路線よりもシュールでカオスなドラマの内容がお目当てで、
本編動画見てここクソワロw他の人はどう反応してるかなwwってコメント欄覗くと
作中に登場する変質者同然のおっさんたちのようには笑えない
生々しいスケベコメントが目に入って水を差された気分になるんだよね。
ああ、こんなこと前にもあったぞ。こっちは女性向け(?)作品でのお話。
腐コメと腐女子アンチコメ両方がしんどくてニコニコでは絶対見ないようにしてた。今もそう。
ギャグアニメなんだから本当はコメント表示有りでみんなでツッコミ入れながら見たいんだけどね。
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もう一度言うけど「公式配信動画は不特定多数の人が利用する公共の場。
震えてきた……
また録画パズルを作らなきゃいけない
視聴計画も練らないと
リアルタイムで見れそうなアニメがあったとして果たしてそれを実況付きで見るか1人で見るかも考えなきゃ
どれをニコニコで見てどれをAbemaで見るかってのも大事な選択だ
アマゾンやGYAOのラインナップを確認して録画しなくても大丈夫な作品の洗い出しもしておきたい
録画用HDDの整理もしておかないと駄目だろう
そもそもどれを見るかを決めないと駄目だ
伏兵に備えてなるたけ全部録画だけはしたいが……余裕はないな……
今期のアニメで結局見なかった物を消すのも忘れちゃ駄目だ
忙しい……アニメってこんなに忙しい娯楽だったのかと疑問に思う
3ヶ月おきにつくづくそう思う
gyaoで11話まで一挙配信してたから一昨日あたりに一気に見た
かなり面白かった
最近はアニメを追うことなんてめっきり無かったのだが最終話への引きがえげつなくて最終話が待ち遠しくて仕方なかった
しかしネタバレ無しで観たいのにネット配信最速が全く分からない
公式サイトを見ると配信情報は(色んなWebサービスで配信してるはずなのに)何故かdアニメストアの情報しかない
紹介されてるdアニメストアはテレビの最速より2,3日あたり遅れて配信してるっぽい
これだけ注目度高いアニメだしネタバレを避けるために全SNSを見ることが出来なくなったし
迂闊に検索してもネタバレ見る可能性もあるから下手にググったりも出来ない
軽く調べた限りgyaoとかその辺の配信サイトは無料にしろ有料にしろ基本的に1週間遅れっぽいのはなんなんだ?
最終話を最速で観れるなら1000円くらい払う勢いなのにこの体たらくはなんなの?
このSNS時代に違法以外で最速で見る方法が全く無いのはなんなの?
Gyaoでひっそりと配信されているM-1グランプリの準々決勝の動画で、準決勝に上がれなかったけど面白かった10組を紹介。リンクから探してね。
ウエストランド…あまり好きなコンビじゃなかったけど、このネタはよかった。
晴天サンティ…準々決勝唯一の素人、2人とも声が良い。まあ3回戦の動画のネタのが面白かったかな。
バッドナイス…最近テレビでたまに見る人。ワードセンスが高かった
たぬきごはん…髭男爵のフォロワー?かわいい。ずっと見てたい。
マッハスピード豪速球…最後の方ビンタで流血してて笑った。叫び声が面白くて何度も見てしまう。
馬鹿よ貴方は…会場も盛り上がっていたのに、なんで今年は上がれなかったんだろう?
教えてくれとブクマで頼まれたので。http://anond.hatelabo.jp/20160818164555
しかしamazonのそういうやつというと、電子書籍レンタルもそうだけどシリーズの1巻目とか…ああいう風にあんまり充実してなさそうだな…。
と思い検索してみたら映画色々あるんだね。まぁなんでも見れるわけじゃ無いか。勉強になった。
ざっとリストを見て、面白いと思っているやつをオススメしていきます。
1はわりと引くほどボコボコになる大泉洋が。2はオッパイに戯れる大泉洋が出てくるんで、親とは見ないでください。
最近の邦画フリークが見ることをノルマ化している山下敦弘監督の映画です。
これも書いたな。ただただ素晴らしいのでぜひ。
これも書いたぞ。あいきゃんふらーいに隠れがちだけど、評価されたのはこっち。名作です。
山田洋次が何故山田洋次なのか、を知りたければ見ると良いと思います。
これも書いた
原田知世とか尾美としのりとか若すぎて、タイムスリップした気分になれますよ。
比較的精神が落ち着いてるときに見ると良い、狂ったやつが集まった場所の話。
余談だけど松尾スズキが演出してるときだけ、クドカンの役者センスが最大に光るのはなんなんだろう。流石師弟?
名作ですよね。
映画なんてこれっきりだと思ったのか、やりたい放題しまくったコミケ舞台のカオス映画。
まさかジヌよさらばで同じキャストで映画とるなんて思ってなかったでしょう。あ、ジヌよさらばもプライムあった。面白かった。
タイトル惹かれるでしょう?そのまま見てください。
いまいち知名度低い方になってるけど、同監督作品見てて気になった人はぜひ。
タイトルに惹かれていかがわしい気持ちで見ると、一気に心洗われてしまう映画。
お、松田優作だ!これは見ておこうぜ!彼を知らない人が見たら「龍平…?」ってなること間違いなし。
周防正行監督作品。おっさんの成長映画として傑作だと思います。
サブカル好き名乗るなら見とくべきかと。名台詞のオンパレード。
この映画の凄いところは、子供たちがほとんどをアドリブでこなしているところです。
実際に子供たちが考え、なにを発するのか。役者なんていらねー、とさえ思わせるリアルさが見どころ。
ここにあがったのってgyaoとかでも無料になってたりするんで、是非どっかで映画みたいなって思ったとき、参考にしてみてください。
http://anond.hatelabo.jp/20160114204909
の続きです
ずばり、赤松さんが何をやりたいか、何を最終目標としているかというと、上記ブログ、最新記事の表題にもある通り「電子書籍版YouTube」でしょう
赤松さんは将来を見据え、Googleやamazonが運営し、多量のインセンティブを取られ、アメリカ式の表現規制が導入された読み放題サービスではなく
発生利益のほぼ全てが権利者に渡り、過度な表現規制のない「マンガ図書館Z」という読み放題サービスを作りたいと考えているのです
「え?読めなくなった絶版漫画を読めるようにするサービスでしょ?」
このように思われる方もいるかも知れません、それも当然です
赤松さんは自身のブログにおいて当初から絶版漫画を対象に、と明言しています
しかし実は最近のブログ記事では少しトーンが変わってきています
(切り取った文章では、赤松さんの言いたいことが伝わらないかもしれません、できればぜひそれぞれ全文を読んでみてください)
最近、アマゾンがAmazonプライムで「ビデオ見放題」に続いて「音楽聴き放題」も始めました。
次は、どう見てもAmazonプライムでの「マンガ読み放題」を狙っているはずです。もともと本業は書籍ですしね。
(略)
・・・ここまで来ると、我々「日本人」が、しかも「クリエイター主導」でこれを率先して進めないと、
・・・目指すは、出版社(=新作を持つ)と共同での、日本の全マンガ作品のコンプリート蒐集。
ここに来れば、どんなマンガでも必ず読める(または新作を買える)。私たちの仕組みを使えば、この果てしない夢が叶うと考えております。
に着手いたします!
更に「マンガ図書館Z」には月額300円の有料プレミアム会員プランがあります
これは、アダルト漫画に対応するためと説明されていますが、今後、プレミアム(有料)会員向けに絶版以外の漫画が読めるサービスを開始することを視野にいれた展開でしょう
ここで繰り返しになりますがもう一度、論冒頭の逆説的な説明をさせて下さい
まずそもそも絶版漫画だけを読めるようにする便利サービスというのであれば
youtube的なアップロードシステムを取り入れる必要などありません、従前のアップロードシステムで十分に対応可能ですね
更に最初からその目的として謳っていた海賊版に対抗するという文句も、あまり意味のあるもではありません
違法アップロードされる漫画の量は圧倒的に絶版<その他だからです、つまり絶版以外の現在連載、発行されている漫画が殆どなのです
そして何より、絶版のみを扱うのであれば、黒船としてgoogleやamazonが漫画読み放題サービスを始めた時の対抗軸になることは絶対に出来ません
つまり本当に絶版漫画専用のサービスのみに終始するというのならここまで面倒くさいことをやってきた意味などないのです
別に赤松さんが途中で目的を変えたであるとか、そういうことではないと思います
最初からこういう展開を視野に入れた上で、扱い易い絶版漫画という分野でまず実績を積み上げて、その後絶版以外の漫画にも進出したかったのでしょう
そしておそらく、今すぐに読み放題サービスを始めるということもないでしょう
ある程度今後の成り行きを見守り、上手くいきそうなら、といった感じだと思います
しかし種々の権利問題や出版社への合意を取り付け、実際にマンガ図書館Zが絶版以外の漫画を扱い出した場合
「現在、違法サイトや海外違法サービスで漫画が読み放題だとはいえ、そんなサービスを利用する人間は限られている
しかし、マンガ図書館Zとして正式に国内でサービスを開始してしまえば、今まで紙の書籍を買っていてくれたお客がそちらに流れてしまう」
確かにいくら海賊版が溢れているとはいえ、やはりそんなものを利用するのは少数派です
一つにはそもそもその存在を知らないという人たちも多い
更に一つ、知っていても違法な事に手を染めたくない人たちが大半、というような理由です
マンガ図書館Zというサービスがもし出来てしまい、そして有名になれば、今まで海賊版の存在を知らなかった人たちの中にも利用を始める方が出てくるでしょう
そして違法だからという理由で避けていた人たちも、やはり使いはじめるでしょう、そうなると当然、書籍の売上は減ることが予測されます、これは確かに問題かもしれません
しかしそれは果たしてマンガ図書館Zがなければ解決される問題でしょうか?
この記事でも述べてきたようにそして赤松さんが予測されるように、例えマンガ図書館Zが読み放題サービスを始めなくても
Googleやamazonが類似の読み放題サービスを始めるのではないでしょうか?
もしそうなればやはり紙の書籍の売上は減るでしょう
そしてそれがスタンダードに、日本とは表現規制も何もかも違う外国のサービスが業界標準になってしまったら、それは漫画家にとって不利益とはいえないでしょうか
但し、このように、より悪い状況を想定し、それを人質のように選択を迫るという行為を嫌う方も多いと思います
確かにある意味上からの物言いでこの様にどっちが良いか、と選択を迫られるのは気持ちの良いものではありません
しかし、現実に音楽業界及びネット販売業界では、そうした選択の末、現在のamazonやAppleが支配するような状況が生まれてしまっています
もちろん
「それでも、昔ながらの紙の書籍を売るビジネスが好きだ。電子書籍ビジネスには関わりたくない」といった意見や
「本当にGoogleやamazonが読み放題サービスを始めるかなど誰にもわからない、そしてそのサービスが日本にとって悪いものであるという想定も所詮はただの推測に過ぎない」
という意見もあると思います、前者の方にはマンガ図書館Zというサービス自体が決して受け入れられるものではないでしょうし
後者の言い分もそれを100%否定できるような材料はありません
他にも
「そもそもなぜ赤松さん(GYAO)がサービスを運営するのか?自分は赤松さん(GYAO)は嫌いなので使いたくない」
「結局はお金や名声目当てでは?マンガ図書館Zが成功した後、サービス内容が改悪されない保障がどこにある?」
「マンガ図書館Zが次善の策であるように言っているが、もっと考えれば漫画業界にとってより良い方法があるのではないか」
等など、考え出せば切りがありません
漫画家や権利者、そしてマンガ業界を支える関係者やファン、消費者の方々が十分に考え、導き出した結論であれば
例えそれがマンガ図書館Zには反対!という意見であっても仕方のないことでしょう
何より重要なのは、より多くの当事者が日本のマンガ業界の現状を認識し、ただ座視するのではなくそれぞれに考え行動することではないかと思います
そしてもし、その結果がマンガ図書館Zを支持するというものであれば、ぜひ応援して頂ければと思います