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2024-01-14

チバユウスケFRAGILE

チバユウスケがこの世から去ったときいて、いまだに信じられない気持ちでいる。

違うかな、信じられないのではなくて、「そんなバカな」という否定なのかな。

チバの歌声や彼が率いるバンドサウンドはいだって、どんなときだってわたしそばにあったから。


ぜーんぜん意味がわからなくて、お知らせがあったあの瞬間からずーっと目の前がぐらぐらしている。

言葉としての情報理解できるんだけど、心はまったくもってついてこない。

空をみても海をみても「チバ、なにしてるかなあ」と、これまでと同じように考えていた。

不思議なことに涙はぜんぜんでなかった。そりゃそうだよね、ぜんぶの感情シャットダウンしてるんだから


年が明けたらいっぺんにいろんなメディアが「追悼」って言いだしたり、ふだんは使われてなかった番組音源露出したりしてた。

(実際、各番組を目の当たりにはしてなくて告知やSNSで見た話だから、違っていたらごめんね)

でも、そんなのもぜんぶどこか空虚な気がしていて、ひとつも目や耳に入れられなかった。

※『音楽と人』だけは紙媒体なのに、あのタイミングであのページ数の特集をつっこんだことに敬意を表して取り置きしてるけど、まだ引き取りにはいけない。


チバがいない(ほんとに?)この世に自分がいるなんてまったく意味がわからなくて、自分気持ちにさえ知らないふりをし続けてきたんだけど、

今日読んだ漫画フラジャイル24巻で急に違う視点を得て、やっと泣いた。

急に漫画とかどうしたよって感じなんだけど、ほんとうなんだよね。

(これから読む人がいるかもしれないのであらすじとかは省くけど癌と治療に関するお話だよ)

この数年間、チバはたぶん身の回りの人々だけじゃなくて、世界中の人たちを心底どうにかしたいっていう思いがあったように感じてて、

わたしは甘んじてありがく受容してきたんだけど。

なんていうか、受け取るだけの自分たちだったと思ってるんだけど。


チバが治療してる間、つらくなかったわけないんだよね。

もっというと、告知そのものもそりゃあしんどかっただろうと思う。

でも、わたしも含めてずーっとチバとチバの音楽を愛したり関わってきた人たちの存在が、治療を受けるチバにとっては

プラス作用してたのかもしれないって思えた。

誰かが「チバさんはお酒たばこもやめて、またみんなに会おうとしていた」って話していたことの意味がやっとわかった。


これから先、チバがこの世にいないってことを実感する日々が待ってるのかもしれないね

でも、チバが生きたいと願った理由ひとつ自分たちの存在があったとしたら、乗り越えるしかないよね。

わたしたちが生きているからこそ、チバは生きたいと思ってくれたのかもしれないのなら、チバのつくった歌とチバの声をたくさん聴いてこの先も生きるよ。

いつか自分の命が尽きるその日までに、心の底からThanks!」って言いたいから。



2023-03-22

Every Little Thing

出逢った頃のように神曲

 

Time goes by:狂ったかのように売れた

 

fragile:また神曲が出てくるとは

 

恋文:一番好き

 

久々にELT聞いててやっぱ恋文好きだわーと思ってたらもう19年前の曲で震えた

最近こんなんばっかりや

2022-12-11

anond:20221211130053

男はちっちゃい頃から老人に至るまで鈍感になる訓練を積んできてるから、その成果が出てるんだわ。

上半身裸になっても恥ずかしがるもんじゃないし、ちょっとやそっと怪我しても大騒ぎするもんじゃないし、仕切りのない小便器で隣にちんちん見られながらおしっこしても平気であるべきだし、男は一人で行動しても怯える必要はないし、肉体労働をするべきだし、危険職業になるべきだし、他人に警戒されてもしかたないし、同情は買いづらいし、などの扱いによって鈍感になる訓練を積んでいる。

リベラル」とか「フェミニスト」とかの人らはこれを悪しき性役割だの抑圧だのと批判するけど、それは繊細さん(海外風に言えばFragileSnowFlake、雪の結晶のように脆い精神)を増やして不幸をもたらす考え方だ。


男だけが粗末な扱いをされるのは、確かに男性差別だ。だが、鈍感さ・タフさを身に着ける良い訓練でもある。

から、女も幼少時からある程度粗末に扱うことで差別ではなくし、かつ女も鈍感力を鍛えるべきなんだよね。

これに「はあ?」って言いたくなる人もいるだろうが、女にも鈍感さが必要な好例として、先月話題になった女湯窃盗ニュースがある。

https://www.fnn.jp/articles/-/437217

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20221110/k00/00m/040/171000c

男湯の脱衣場は七割に監視カメラがあるが、女湯は監視カメラがつけられないので、窃盗ターゲットになるって話。

だって脱衣場にカメラがあるのは嫌だよ?

でも幼少期からの鈍感訓練のおかげで我慢できる。そして窃盗被害にあうよりは脱衣場に監視カメラがある方がずっといい。

俺は強さや男らしさから落ちこぼれ人間だが、それでも多少のタフさが身についていることについてはプラス評価せざるを得ない。

しかし、今のヘンテコな正しさは、まるで弱いことが良いことかのように扱って、弱さや繊細さからくる問題は見ないふりだ。

男性が受ける差別とは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです」のブコメhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20220908185524)も、男性差別にならないように男を粗末に扱うのはやめようってのが当然のように並んでる。

なんでだよ。性差別をなくすんだったら、男だけじゃなく女も雑に扱うことで、タフさや鈍感さを身に着けましょう、共感性は弱めましょう、って考えた方がいいだろ。


鈍感訓練がいい効果を発揮する例は、他にも沢山ある。

キャンプなど野外レクリエーション経験のある奴ならよく知ってるだろうが、トイレの回転が速い(最悪トイレがなくてもいい)とか、川で転んで服が濡れた時に脱いで乾かしやすいとかも、男の鈍感訓練が成果を出してるところだよな。

それから、「男なら虫は平気で退治できるでしょというのは性差別です、男の子だって虫を怖がっていいんです」みたいなのがポリコレ的に正しいとされるけど、そんじゃあ現実問題として家や職場に発生した虫を誰が退治するんだって話だよ。

虫を怖がる弱さは尊重してあげましょうって社会だと、虫が出た時にたまたま平気な奴がいてくれる確率がどんどん下がってくぞ。

「男だけが虫は平気であるべきというのは性差別です、男も女も虫くらい潰せるべきと考えて、性別わず虫が苦手な子供にも幼少期から慣れさせていきましょう」の方が適応力のある生きやす人間が増えるだろうが。

殺虫剤屋さんにテクノロジーで頑張ってもらうからいいのか? いつどこで虫が出ても大丈夫なようにスマホに殺虫機能もつけてもらうか?

SDGsを気にすることが善だとしている一方で、虫を叩ける鈍感さを鍛えるのは悪だから資源を消費して殺虫剤を作るのが善だってのも、現代社会おかしさだよなぁ。

もちろんこの虫退治の話は、3K仕事ストレスや傷を我慢してくれる鈍感でタフな奴らのおかげで社会は回ってるってことと繋げられる。


そして男オタク検索避け必要としないのも、鈍感訓練の成果だよ。

男は幼少期から鈍感訓練をしてるから内向的で「男らしく」ないと揶揄されるオタク達ですら地雷を踏んでも我慢できるやつが多くて、検索避けだの村ルールだの注意書きだのは定着しない。

どうしてもムカついた時は、直接批判して叩き合う。

ジャンルだと、マナー啓蒙だのルール決めだのを勝手にしようとする風紀委員みたいなツイートをした繊細さんに、なぜか「そうだそうだ」「知りませんでした気をつけます」みたいに賛同する人が多いが、男ジャンルに発生した繊細さんはたいてい変な奴扱いされて終わりよ。

(ただし、百合好き男オタクとか、女性上位好きのM男は、比較的繊細さんが多いので学級会になる率が少し高い。百合に男を出すな議論や、おねショタショタに逆転させるな議論がそうである

だがその繊細さんたちのジャンルでも、M男向け創作では「逆転なし」タグなどのという、魅力アピールになるポジティブ表記が使われつつあるのはなかなか効率的だと思う。

検索避けとか注意書きとか村ルールといったネガティブ表記は、こういうのを不快に思う人がいるか気遣いしましょうという空気マナーで縛ることで不快回避しようという対策だが、息苦しさが漂い、しかもそのルールについて無視or無知人間がいると破綻する。

一方で「逆転なし」タグをつけるというのは、創作者のアピールポイントとしての積極的情報発信により、消費者積極的検索できてお互いに快楽を追及できる前向きさがあり、かつ無知人間がいても破綻しづらいよい方法だ。

もっとも、この手のタグが普及しすぎて20個も30個もつけたくなったらどうするんだという問題は、長すぎ注意書きと共通だが。

ジャンルpixiv小説で主に使われている「♡喘ぎ」タグも似た感じに評価しているが、こちらはまだ苦手を避けるための配慮という空気もそこそこ支配的なようでもあり、もっとアピールポイントとして自信を持ってもいいのにと思う……まあこれは余計なお世話か)


とにかく、男は鈍感になる訓練を幼少期から積んでるおかげで、耐えられる鈍感さが身につき、他者感情移入しすぎる共感性は小さくなり、傷は増えるが気楽で自由だし、本人にとっても社会にとっても様々な利便性がある。

ホルモンが違うから仕方ないって考え方は、このポストでは採用しない。採用していいんだったら、有害な男らしさも女らしさも有益な男らしさも女らしさも性ホルモンから仕方ないで終わらせるけどな。

マジな話、女も男も同様に、鈍感になる訓練を幼少期から積んだ方がいい。

そうすれば男性差別じゃなくなるし、女は強さを手に入れられて女性差別も起きづらくなるし、女湯窃盗を減らすための監視カメラも設置できるし、トイレもさっさと終わるし、息苦しく迂遠な学級会も減ってわかりやすい叩き合いがメインになる。

男の自殺率の高さや平均寿命の短さも改善するんじゃないか

女がタフで鈍感訓練をしないシワ寄せとして男が責任孤独を負って死に追い込まれているわけで、女も鈍感になって一緒に負担を負えばきっと今より状況はマシになる。

結局この世界ってのは、現時点の文明レベルでは、不快作品は作られるし、雨は降るし風は吹くし災害は起きるし、犯罪者は出るし、荷物は重いし、全ての人間苦痛を無くすだけの資源はないし、人が死ぬことは防げないわけじゃん。

鈍感になる訓練は辛いからやめましょうと唱えたって、世界過酷さをなくしたことにはならないんだわ。消火訓練を止めれ火事をなくしたことになるか、ならないだろ。

二十代や三十代になって、世界には消せない過酷さがあって繊細さが自分の足を引っ張ってると気づいても、育て直したり保護してくれる人は少ないんだよ。

理解のある彼くんとか、優しい家父長さんとかを見つけられて、かつそいつらに庇護される生き方をヨシとできるなら別だけどな。

そうじゃない俺ら(性別わず)は、繊細でかわいこぶって他人は愛してくれねえし守ってもくれねえんだから、せめて鈍感でタフでなきゃやってけねえよ。

100年前に比べれば解決された問題は色々あるが、それでもまだまだ世界過酷だ。

それにも関わらず、弱さを尊重しようという無責任に甘い道徳が正しいとされ、現実過酷なままなのに男女ともに繊細さが増し、男オタクにも不毛な学級会が増え、自由をもたらすはずのインターネット被害者度合いとかわいそうランキングを競い合っている。

そしてこういう話って、「じゃあ戸塚ヨットスクールとか軍隊教育がいいのか」みたいな反論が来やすいんだけど、そんな極論はむなしい。極論が好きなら、命には必ず苦痛が発生するから存在しない方がいいとかまでいって反出生主義でもやっててくれ。

マッチョイズムの支配を脱しようとするあまり、強さを疎んじて弱さを貴ぶのは愚かなことだ。

苦痛不快無視する訓練を積んでタフになろうや。


増田が繊細さんじゃん、みたいな指摘

あっ………たりまえだろ! インドアインターネットオタクはてなで長文書いてておねショタ趣味があるんだぞ? ついでに性別違和持ちでメンヘラで元フェミニスト現代思想の影響を受けて男らしさからドロップアウトした繊細な男だから不条理を黙って我慢できずこうやって文句を言っている。

2019-04-16

anond:20190416094119

しか研究評価を人文系自然科学系と同じ評価基準でされたら

文系が圧倒的に不利になるのは明らかだね。

簡単数字で示せない繊細でfragileものをあえて研究対象にするのが

文系なのだから

2018-05-27

Bought a new food processor. Nice design, good process and expensive but it seems to be a fragile. Previous processor was tuff. It had worked over 10 years. New one , how long years you last? Welcome.

2015-09-05

メンタルヘルス周辺領域略語

A

A: 合理的な大人の心 [Adult](エゴグラム

ABA: 応用行動分析 [Applied Behavior Analysis]

AC: 従順子どもの心 [Adapted Child](エゴグラム

AC/ACoD/ACoDF: アダルトチルドレン [Adult Children of Dysfunctional Family]

ACT: アクセタンス&コミットメントセラピー [Acceptance and Commitment Therapy]

AD: アスペルガー障害 [Asperger disorder]

ADD: 注意欠如障害 [Attention Deficit Disorder]

ADHD: 注意欠如・多動性障害 [Attention Deficit / Hyperactivity Disorder]

AN: 神経性無食欲症 [Anorexia nervosa]

AS: アスペルガー症候群 [Asperger Syndrome]

APD: 回避性パーソナリティ障害 [Avoidant Personality Disorder] / 不安パーソナリティ障害 [Anxious Personality Disorder]

ASD: 自閉症スペクトラム障害 [Autistic Spectrum Disorder] / 急性ストレス障害 [Acute Stress Disorder]

ASPD: 反社会性パーソナリティ障害 [Antisocial Personality Disorder]

ASPS: 睡眠相前進症候群 [Advanced sleep phase syndrome]

AUD: アルコール使用障害 [Alcohol use disorder]

B

BD: 双極性障害 [Bipolar disorder]

BDD: 身体醜形障害 [Body dysmorphic disorder]

BN: 神経性過食症過食症) [Bulimia nervosa]

BPD: 境界性パーソナリティ障害 [Borderline Personality Disorder]

BPRS: 簡易精神症状評価尺度 [Brief Psychiatric Rating Scale]

BT: 行動療法 [Behavioural Therapy]

C

CBT: 認知行動療法 [Cognitive Behavioral Therapy]

CCT: 来談者中心療法 [Client-Centered Therapy]

CDD: 小児期崩壊障害 [Childhood Disintegrative Disorder]

CFIDS: 慢性疲労免疫不全症候群 [Chronic Fatigue and Immune Dysfunction Syndrome]

CFS: 慢性疲労症候群 [Chronic Fatigue Syndrome]

CP: 臨床心理士 [Clinical Psychologist] / 脳性麻痺 [Cerebral palsy] / 厳格な親の心 [Critical Parent](エゴグラム

C-PTSD: 複雑性PTSD [Complex post-traumatic stress disorder]

CT: 認知療法 [Cognitive Therapy] / コンピュータ断層撮影 [Computed Tomography]

D

DA: 発達年齢 [Developmental Age]

DBT: 弁証法的行動療法 [Dialectical Behavior Therapy]

DCD: 発達性協調運動障害 [Developmental coordination disorder]

DESNOS: 特定不能の極度ストレス障害 [Disorder of Extreme Stress not otherwise specified]

DD: 解離性障害 [Dissociative Disorder] / 気分変調性障害 [Dysthymic Disorder] / 発達障害 [Developmental disability]

DDNOS: 特定不能の解離性障害 [Dissociative disorders not otherwise specified]

DD-NOS: 特定不能のうつ病障害 [Depressive disorder not otherwise specified]

DID: 解離性同一性障害 [Dissociative Identity Disorder]

DIQ: 偏差知能指数 [Deviation IQ]

DMDD: 破壊的気分調節不全障害 [Disruptive Mood Dysregulation Disorder]

DPD: 依存パーソナリティ障害 [Dependent Personality Disorder] / 抑うつパーソナリティ障害 [Depressive Personality Disorder]

DSM: 精神障害の診断と統計マニュアル [Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders]

DSPS: 睡眠相後退症候群 [Delayed sleep phase syndrome]

DQ: 発達指数 [Developmental Quotient]

E

ECT: 電気痙攣療法 [Electroconvulsive therapy]

ED: 摂食障害 [Eating Disorder] / 勃起障害 [Erectile Dysfunction]

EEG: 脳波 [Electroencephalogram]

EFT: 感情焦点化療法 [Emotionally focused therapy]

EMDR: 眼球運動による脱感作と再処理法 [Eye Movement Desensitization and Reprocessing]

EPS: 錐体外路症状 [extrapyramidal symptom]

EUPD: 情緒不安定性人格障害 [Emotionally Unstable Personality Disorder]

F

FAS: 胎児アルコール症候群 [Fetal alcohol syndrome]

FASD: 胎児アルコールスペクトラム障害 [Fetal Alcohol Spectrum Disorders]

FC: 自由子どもの心 [Free Child](エゴグラム

FD: 注意記憶 [Freedom from Distractibility](WISC)

FIQ: 全検査IQ [full scale IQ]

FM: 線維筋痛症 [Fibromyalgia]

FMS: 線維筋痛症 [Fibromyalgia Syndrome]

FT: 家族療法 [Family therapy]

FXS: 脆弱X症候群 [fragile X syndrome]

G

GAD: 全般性不安障害 [Generalized Anxiety Disorder]

GH: 幻聴 [Gehörshalluzination]

GID: 性同一性障害 [Gender Identity Disorder]

GLA: 全般性不安障害 [Generalized Anxiety Disorder]

H

HFA/HA: 高機能自閉症 [High-Functioning Autism]

HFPDD: 高機能広汎性発達障害 [High Functioning Pervasive Developmental Disorder]

HPD: 演技性パーソナリティ障害 [Histrionic Personality Disorder]

I

IBS: 過敏性腸症候群 [Irritable Bowel Syndrome]

ICD: 疾病及び関連保健問題の国際統計分類 [International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems]

ID: 知的障害 [Intellectual Disability]

IP: 患者とみなされた人 [Identified Patient](家族療法での用語

IQ: 知能指数 [Intelligence Quotient]

J
K

K-ABC: [Kaufman Assessment Battery for Children]

L

LD: 学習障害 [Learning Disabilities]

M

MA: 精神年齢 [mental age]

MAO: モノアミン酸化酵素 [monoamine oxidases]

MAOI: MAO阻害剤 [monoamine oxidase inhibitor]

MBCT: マインドフルネス認知療法 [Mindfulness-based cognitive therapy]

MBSR: マインドフルネスストレス低減法 [Mindfulness Based Stress Reduction]

MD: 仮面うつ病 [masked depression]

MDD: 大うつ病障害 [major depressive disorder]

MDI: 躁うつ病 [Manic Depressive Illness]

MR: 精神発達遅滞 [mental retardation]

MRI: 核磁気共鳴画像法 [magnetic resonance imaging]

MSLT: 反復睡眠潜時検査 [multiple sleep latency test]

MTBI: 軽度外傷性脳損傷 [mild Traumatic Brain Injury]

N

NaSSA: ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動抗うつ薬 [Noradrenergic and specific serotonergic antidepressant]

NDRI: ノルアドレナリンドパミン再取り込み阻害薬 [Norepinephrine-Dopamine Reuptake Inhibitors]

NLP: 神経言語プログラミング [Neuro-Linguistic Programming]

NP: 保護的な親の心 [Nurturing Parent](エゴグラム

NPD: 自己愛パーソナリティ障害 [Narcissistic Personality Disorder]

NT: 物語療法/ナラティブセラピー [Narrative therapy]

O

OCD: 強迫性障害 [Obsessive Compulsive Disorder]

OCPD: 強迫性パーソナリティ障害 [Obsessive-Compulsive personality Disorder]

OT: 作業療法 [Occupational therapy] / 光トポグラフィ [optical topography]

OTC: 市販薬 [Over The Counter]

P

PANSS: 陽性・陰性症状評価尺度 [Positive and Negative Symptom Scale]

PCA: 人間中心療法/パーソンセンターアプローチ [Person-Centered Approach:PCA]

PD: パニック障害 [Panic disorder] / パーソナリティ障害 [Personality disorder]

PDD: 広汎性発達障害 [Pervasive Developmental Disorder]

PDD-NOS: 特定不能の広汎性発達障害 [Pervasive Developmental Disorder - Not Otherwise Specified]

PDNOS: 特定不能のパーソナリティ障害 [Personality Disorder Not Otherwise Specified]

PE: 持続エクスポージャー法 [Prolonged Exposure]

PET: ポジトロン断層法 [positron emission tomography]

PIQ: 動作性IQ [performance IQ]

PMDD: 月経不快気分障害 [Premenstrual Dysphoric Disorder]

PMS: 月経前症候群 [Premenstrual Syndrome]

PMT: 月経前緊張症 [Premenstrual Tension]

PO: 知覚統合 [perceptual organization](WAIS / WISC)

PPD: 妄想パーソナリティ障害 [Paranoid Personality Disorder]

PS: 処理速度 [processing speed](WAIS / WISC)

PSD: 心身症 [Psychosomatic disease]

PTG: 外傷後成長 [Post Traumatic Growth]

PTSD: 心的外傷後ストレス障害 [Post-traumatic Stress Disorder]

Q
R

REBT: 理性感情行動療法 [Rational emotive behavior therapy]

RLS: むずむず脚症候群 [restless legs syndrome]

RT: 現実療法 [Reality therapy] / 論理療法 [Rational therapy]

S

SA: システムズ・アプローチ [Systems Aproach]

SAD: 社会不安障害 [Social Anxiety Disorder] / 季節性情動障害 [Seasonal Affective Disorder]

SARI: トリアゾロピリジン抗うつ薬 [Serotonin antagonist and reuptake inhibitor]

SAS: 睡眠時無呼吸症候群 [Sleep apnea syndrome]

SD: 身体表現障害 [Somatoform Disorder]

SDA: セロトニンドパミン拮抗薬 [Serotonin-Dopamine Antagonist]

SLD: 限局性学習症/限局性学習障害 [Specific learning disorder]

SLTA: 標準失語症検査 [Standard Language Test of Aphasia]

SMIT: 自己洞察瞑想療法 [Self Insight Meditation Technology/Therapy]

SNRI: セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬 [Serotonin and Norepinephrine Reuptake Inhibitors]

SPECT: 単一光子放射断層撮影 [Single photon emission computed tomography]

SPD: スキゾイドパーソナリティ障害 [Schizoid Personality Disorder] / サディスティックパーソナリティ障害 [Sadistic Personality Disorder]

SRS: 性別適合手術 [Sex Reassignment Surgery]

SSRE: 選択的セロトニン再取り込み促進薬 [Selective serotonin reuptake enhancer]

SSRI: 選択的セロトニン再取り込阻害薬 [Selective serotonin reuptake inhibitors]

SST: ソーシャルスキルトレーニング/社会生活技能訓練 [Social Skills Training]

T

TA: 交流分析 [Transactional Analysis]

TBI: 外傷性脳損傷 [Traumatic brain injury]

TCA: 三環系抗うつ薬 [Tricyclic Antidepressants]

TS: トゥレット症候群 [Tourette Syndrome]

U
V

VC: 言語理解 [verbal comprehension](WAIS / WISC)

VIQ: 言語性IQ [verbal IQ]

W

WAIS: ウェクスラー人知検査 [Wechsler Adult Intelligence Scale]

WHO: 世界保健機関

WISC: WISC知能検査 [Wechsler Intelligence Scale for Children]

WPPSI: WPPSI知能診断検査 [Wechsler Preschool and Primary Scale of Intelligence]

WM: 作動記憶 [working memory](WAIS)

X
Y
Z

2009-03-03

村上春樹講演英文と和訳まとめ(仮) 付録III

参照元

英文

(共同通信47News=K)http://www.47news.jp/47topics/e/93880.php

(毎日新聞=Mの後半) http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/national/news/20090303p2g00m0dm005000c.html

和訳

(K和訳)http://www.47news.jp/47topics/e/93925.php

(M後半和訳I)http://mainichi.jp/enta/art/news/20090303dde018040076000c.html

(M後半和訳II)http://mainichi.jp/enta/art/news/20090303dde018040076000c2.html

KとMの違い(承前 http://anond.hatelabo.jp/20090302222413)

23

(K)a unique, irreplaceable soul enclosed in a fragile shell.

(M)a unique, irreplaceable soul that is enclosed in a fragile shell.

24

(K)and then it begins to kill us and cause us to kill others--coldly, efficiently, systematically.

(M)and it begins to kill us and cause us to kill others--coldly, efficiently, and systematically.

25

(K)to bring the dignity of the individual soul to the surface and shine a light upon it.

(M)to bring the dignity of the individual soul to the surface, and shine a light upon it.

26

(K)I truly believe it is the novelist’s job

(M)I truly believe that it is the novelist’s job

27

(K)stories that make people cry and quake with fear and shake with laughter.

(M)stories that make people cry , quake with fear and shake with laughter.

28

(K)I asked him why he did this, and he told me he was praying for the people who had died in the battlefield.

(M)I asked him why he did this. He told me he was praying for the people who had died on the battlefield.

29

(K)He was praying for all the people who died, he said,

(M)He was praying for all the people, he said, who died,

30

(K)and one of the most important.

(M)andone of the most important.

31

(K)transcending nationality and race and religion, and we are all fragile eggs faced with a solid wall called The System.

(M)transcending nationality, race and religion, and we are all eggs, we are all fragile eggs faced with a solid wall called ''The System''.

32

(K)The wall is too high, too strong—and too cold.

(M)The wall is too high, too strong and too cold.

33

(K)The System did not make us: we made the System.

(M)The System didn’t make us: we made the System.

34

(K)in many parts of the world. And I would like to express my gratitude

(M)in many parts of the world, and I would like to express my gratitude

2009-02-19

村上春樹講演英文と和訳まとめ(仮)

英文

署名記事: ハアレツ紙 http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html

テープ起こし: 共同通信 http://www.47news.jp/47topics/e/93880.php

テープ起こし: 毎日新聞(前半) http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/news/20090302p2a00m0na004000c.html

        毎日新聞(後半) http://mdn.mainichi.jp/mdnnews/national/news/20090303p2g00m0dm005000c.html

和訳

(ハアレツ紙より)

増田さん訳: http://anond.hatelabo.jp/20090218005155

sho_ta さん訳: http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20090218/1234913290

びじうさん訳: http://blog.livedoor.jp/bijoux_iris/archives/51179283.html

finalvent さん訳: http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/02/post-1345.html

ちぶぞうさん訳: http://lsi.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-118d.html

wh_cm さん訳: http://d.hatena.ne.jp/wh_cm/20090218

mousecat さん訳: http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/2177/diary0902.html#20090218

fujipon さん訳: http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20090218#p1

adfjpn さん訳: http://d.hatena.ne.jp/adfjpn/20090218

yu-kuboさん訳: http://www3.atwiki.jp/cloud9science/pages/121.html

m_debuggerさん訳: http://d.hatena.ne.jp/m_debugger/20090218/1234917019

youghsoroさん訳: http://d.hatena.ne.jp/youghsoro/20090219

maki555さん訳: http://maki555.blog88.fc2.com/blog-entry-1161.html

Ryo-maさん訳: http://ameblo.jp/fwic7889/entry-10210795708.html

chorocoさん訳: http://choroco.tumblr.com/post/79548962

giantpandaさん訳: http://d.hatena.ne.jp/giantpanda/20090220

適当社長さん訳: http://ameblo.jp/at-nine/entry-10210524463.html

細馬さん訳: http://12kai.com/murakami_jerusalem.html

共同通信より)

共同通信訳: http://www.47news.jp/47topics/e/93879.php

ただし、共同通信記事では省略されているハアレツ紙記事の内容が含まれていたり、単語が落ちていたりするので、英文ともども最終版なのかは注意が必要。

共同通信訳微修正版: http://www.47news.jp/47topics/e/93925.php

変更箇所

(前)父が朝食前に毎日、長く深い仏教の祈りを捧げている

(後)父が朝食前に毎日、長く深いお経を上げている



毎日新聞より)

毎日新聞訳(前半):http://mainichi.jp/enta/art/news/20090302mog00m040057000c.html

毎日新聞訳(後半I):http://mainichi.jp/enta/art/news/20090303dde018040076000c.html

毎日新聞訳(後半II):http://mainichi.jp/enta/art/news/20090303dde018040076000c2.html

付録(ハアレツ紙=Hと共同通信=Kの違い一覧)

番号は便宜的につけただけ。

1

(H)I have come to Jerusalem today as a novelist,

(K)Good evening. I have come to Jerusalem today as a novelist,

2

(H)Diplomats and military men

(K)Diplomats and generals

3

(H)no one criticizes the novelist as immoral for telling them

(K)no one criticizes the novelist as immoral for telling lies

4

(H)the novelist can bring a truth out to a new location

(K)the novelist can bring a truth out to a new place

5

(H)we first have to clarify where the truth lies within us.

(K)we first have to clarify where the truth-lies within us, within ourselves.

6

(H)A fair number of people advised me

(K)In Japan a fair number of people advised me

7

(H)the fierce battle that was raging in Gaza.

(K)the fierce fighting that was raging in Gaza.

8

(H)in the blockaded Gaza City

(K)in the blockaded city of Gaza

9

(H)unleash its overwhelming military power. This is an impression, of course, that I would not wish to give. I do not approve of any war, and I do not support any nation. Neither, of course, do I wish to see my books subjected to a boycott.

(K)unleash its overwhelming military power. Neither, of course, do I wish to see my books subjected to a boycott.

10

(H)I chose to speak to you rather than to say nothing.

This is not to say that I am here to deliver a political message. To make judgments about right and wrong is one of the novelist's most important duties, of course.

It is left to each writer, however, to decide upon the form in which he or she will convey those judgments to others. I myself prefer to transform them into stories - stories that tend toward the surreal. Which is why I do not intend to stand before you today delivering a direct political message.

Please do

(K)I chose to speak to you rather than to say nothing.

Please do

11

(H)Please do, however, allow me to deliver one very personal message.

(K)Please do allow me to deliver a message, one very personal message.

12

(H)Someone else will have to decide what is right and what is wrong; perhaps time or history will decide

(K)Someone else will have to decide what is right and what is wrong; perhaps time or history will do it

13

(H)white phosphorus shells are that high, solid wall.

(K)white phosphorus shells are that high wall.

14

(H)This is not all, though.

(K)But this is not all.

15

(H)The System

(K)the System

16

(H)I fully believe it is the novelist’s job

(K)I truly believe it is the novelist’s job

17

(H)My father died last year

(K)My father passed away last year

18

(H) When he was in graduate school,

(K)When he was in graduate school in Kyoto,

19

(H)at the Buddhist altar in our house.

(K)at the small Buddhist altar in our house.

20

(H)the people who had died in the war.

(K)the people who had died in the battlefield.

21

(H)individuals transcending nationality and race and religion, fragile eggs

(K)individuals transcending nationality and race and religion, and we are all fragile eggs

22

(H)and from the warmth we gain by joining souls together.

(K)and from our believing in the warmth we gain by joining souls together.

23

(H)I am grateful that my books are being read by people in many parts of the world. And I am glad to have had the opportunity to speak to you here today.

(K)I am grateful that my books are being read by people in many parts of the world. And I would like to express my gratitude to the readers in Israel. You are the biggest reason why I am here. And I hope we are sharing something, something very meaningful. And I am glad to have had the opportunity to speak to you here today. Thank you very much.

蛇足

英語読みの読者が思い浮かべるのは、やはり''Hard-boiled Wonderland and the End of the World''(『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の英訳)になるでしょうか。パレスチナを念頭に置いて見ると、''The End of the World''の地図は強烈に感じるものがあります。私は主人公(=作者)の選択と「卵の未来」について思いを馳せました(このような読みの良し悪しは脇に置きます)。

追記

追記:

adfjpnさん訳へのリンクを追加

追記II(2009年2月19日20時30分記):

yu-kuboさん訳、m_debuggerさん訳、youghsoroさん訳へのリンクを追加

追記III(2009年2月19日22時記):

共同通信訳微修正版へのリンクと変更箇所の引用、蛇足としての感想を追加

追記IV2009年2月20日8時記):

maki555さん訳、Ryo-maさん訳、chorocoさん訳へのリンクを追加、蛇足部分の誤記を訂正、追記が増えたため見出し

蛇足部分の訂正箇所

(前)『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

(後)『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

追記V(2009年2月21日22時30分記):

giantpandaさん訳、適当社長さん訳、細馬さん訳へのリンクを追加

追記VI2009年3月2日22時30分記):

毎日新聞英文(前半)、毎日新聞和訳(前半)へのリンクを追加

付録II http://anond.hatelabo.jp/20090302222413 を別に作成、リンクを追加

追記VII2009年3月3日21時45分記):

毎日新聞英文(後半)、毎日新聞和訳(後半)へのリンクを追加

付録III http://anond.hatelabo.jp/20090303214139 を別に作成、リンクを追加

2009-02-17

村上春樹エルサレム講演と「ペスト

http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20090216/1234786976 の"unique divinity of the individual"に着想を得ました。

英文の引用は http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1233304788868&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull

和訳の引用は http://anond.hatelabo.jp/20090217011603


上段:村上氏の発言(訳されたもの)

中断:村上氏の発言(JPostより引用

下段:アルベール・カミュ作「ペスト新潮文庫、第67刷、2006年刊)」


固く高い壁があり、卵が壁に打ち壊されるなら、壁がどんなに正しく卵がどんなに誤っていても私は卵の側に立ちます。

If there is a hard, high wall

and an egg that breaks against it,

no matter how right the wall or how wrong the egg,

I will stand on the side of the egg.

「この地上には天災犠牲者というものがあるということ、そうして、できうるかぎり天災に与することを拒否しなければならぬということだ」 (P377)

「あの大物のペスト患者たち~略~もまたその場合の立派な理由があるわけだし、もし僕が小物のペスト患者たちのもちだす不可抗力という理由と、必要性ということを容認するとしたら、大物どものそれも否認することができなくなる」 (P373, 374)

「僕はこう考えた。 ~略~ このいまわしい虐殺にそれこそたった一つの ~略~ 根拠でも与えるようなことは絶対に拒否しようと」 (P374)


どうしてなのか?私たちそれぞれは卵であり、壊れやすい卵にくるまれた唯一無二の存在だからです。私たちそれぞれは高い壁を前にしています。高い壁とはシステムです。それは通常では個人として受け入れがたいものを私たちに強います。

Why? Because each of us is an egg, a unique soul enclosed in a fragile egg.

Each of us is confronting a high wall.

The high wall is the system which forces us to do the things

we would not ordinarily see fit to do as individuals.

「僕の問題というのは、つまりあの胸にあいた穴だったのだ」 (P374)

「われわれはみんなペストの中にいるのだ」 (P375)


私が小説を書く理由はただ一つです。すなわち個人が持つ唯一無二の神聖さを描く事です。唯一無二なるものを満足させる事です。システムが私たちをめちゃくちゃにするのを防ぐ事です。だから私は生と愛について物語を書きます。人々を笑わせ、泣かせます。

I have only one purpose in writing novels,

that is to draw out the unique divinity of the individual.

To gratify uniqueness.

To keep the system from tangling us.

So - I write stories of life, love.

Make people laugh and cry.

「これはあなたのような人には理解できることではないかと思うのですがね、~略~ おそらく神にとって、人々が自分を信じてくれないほうがいいかもしれないんです。そうしてあらんかぎりの力で死と戦ったほうがいいんです、神が黙している天上の世界に目を向けたりしないで」 (P188)


私たちは皆人間であり、個人であり、壊れやすい卵です。壁を前にして、望みは失われます。高く、暗く、冷たすぎるのです。暖かみと力のために、私たちの存在を一つにして壁と戦わなくてはなりません。システムが私たちをコントロールするのを許してはいけません。私たちが何者であるか、決めさせてはいけません。システムを作り上げたのはは私たちですから。

We are all human beings, individuals, fragile eggs.

We have no hope against the wall:

it's too high, too dark, too cold.

To fight the wall, we must join our souls together for warmth, strength.

We must not let the system control us - create who we are.

It is we who created the system.

「このペストがあなたにとって果たしてどういうものになるか」「際限なく続く敗北です」 (P188)

「そして心の平和に到達するためにとるべき道について~略~何かはっきりした考えはあるか、と尋ねた。『あるね。共感ということだ』」 (P379)

「われわれは一緒に働いているんです。冒涜や祈祷を超えてわれわれを結びつける何者かのために。それだけが重要な点です」 (P373)


イスラエルの皆さん、私の本を読んでくれて感謝します。意義ある何かを共有できればと願う次第です。あなたが私がここにいる最大の理由なのです。

I am grateful to you, Israelis, for reading my books.

I hope we are sharing something meaningful.

You are the biggest reason why I am here.

「神さえも、今ではわれわれを引き離す事はできないんです」 (P324)

村上春樹エルサレム賞ピーチまとめ

追記: id:le-matin さん( http://d.hatena.ne.jp/le-matin/20090217/p1 )より抜粋である事を明記した方がいいと助言を頂きました。ありがとうございます。

これを受けて、明らかな間違いの修正及び説明の追加、変更を加えさせて頂きました(2月17日 20:00)

共同通信エルサレムポストが一番網羅的ですが、どの記事も講演すべてを収めていないものと思われます。ご留意下さい。



共同通信

特記すべき点として、戦車ロケット弾白リン弾といった具体的な「得物」にふれています。他のニュースソースではまだ確認できていません。

http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009021601000180_Detail.html/

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090216041.html/

http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090216/acd0902161022003-n1.htm/



テレビは聞き取れた部分だけです***

日テレ

http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/dw/ng.html?m_url=090216039&n_url=129212/

i chose to come here rather than stay away. rather i chose speak rather than nothing....

フジ

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00149487.html/

i chose to see for myself rather than not to see. ... like novelist opposite....

TBS:

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4063622.html/

whether this to create impression i supported one side in the conflict and that i endorsed the policy of a nation that chose to unleash its overwhelming military power...

(はたしてこれが紛争当事者の一方に付く印象を与えるのか、圧倒的な軍事力で苦しめる選択をした国家の政策を裏打ちするものになるのか・・・)

NHK:

http://www3.nhk.or.jp/news/t10014185071000.html/

I asked myself whether travelling to israel at a time like this and accepting a literary prize is a proper thing to do, they can not genuinly trust anything that they haven't seen on their own eyes or touched with their own hands...

Japan Today:

http://www.japantoday.com/category/features/view/haruki-murakami-wins-jerusalem-prize/

村上氏の発言のみ抜粋)

"sometimes takes on a life of its own and it begins to kill us and cause us to kill others coldly, efficiently and systematically."

"We are all fragile eggs faced with a solid wall called the system....To all appearances, we have no hope...the wall is too high and too strong...If we have any hope of victory at all, it will have to come from our utter uniqueness"

"Each of us possesses a tangible living soul. The system has no such thing. We must not allow the system to exploit us"

「時にはそれ自体が自らの生命を受け、私たちを殺し始め、私たちが他者を殺すよう冷酷に、効率的に、システマティックにけしかけます」

「私たちはシステムと呼ばれる堅固な壁を前にする壊れやすい卵です・・・・壁は高く、強すぎます・・・それでも望みを抱くのなら、勝利は私たちがそれぞれ唯一無二である事からやってこなければなりません」

「私たちそれぞれが形ある生きる存在です。システムにはそんな物はありません。システムが私たちを食い物にするのを許すわけにはいかないのです」

Gurdian(イギリス

賞金が1万ドルであること、親パレスチナグループより受賞を辞退するよう働きかけがあった点についてふれています。

http://www.guardian.co.uk/books/2009/feb/16/haruki-murakami-jerusalem-prize/

Ha'aretz(イスラエルヘブライ語新聞メイン英語と併売)

受賞理由と村上作品について。スピーチ内容については言及なし。

http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064160.html/

エルサレムポストイスラエル、英字紙)

http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1233304788868&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull/

(以下記者自身の記述を含め、だいたい訳しています。"the lucid wisdoms in his novels tend to come from acquaintances of the protagonist"の訳については全く自信がありません)

イスラエルは卵じゃない」

わかりにくい? 日本ベストセラー作家である村上春樹から聞く事になる説明としてはこれが唯一のものだろう。まさしく村上スタイルであり、さらにどことなく曖昧である。

時差ボケ政治的論議、マスコミの群れに逆らって日曜に彼は受賞のためやってきた。

シモンペレス大統領エルサレム市長であるニル・バルカトを脇に従え、落ち着いた態度で彼は賞を受け取った。壇上で一人、フラッシュを浴びる事もなく彼は本題にかかった。

「ついにエルサレムに来ました。小説家として、嘘の紡ぎ手としてここにいます」

小説家だけが嘘つきなわけではないです。政治家も(大統領、失礼)外交官も嘘をつきます。しかし小説家とその他の人々を分け隔てるものがあります。私たち小説家は嘘つきの嫌疑で訴えられる事はありません。賞賛を受けるのです。嘘が大きければ、またより高い賞賛を受けることになります」

「私たちのつく嘘とその他の嘘の違いとはすなわち、私たちの嘘が真実をもたらすという点です。総体をもって、真実を把握するのは難しい事です。だから私たちは真実創作の領域に落とし込みます。しかしなによりも、私たちの中に潜む真実がどこにあるのか明らかにしなくてはなりません」

「私は今日真実を語ります。1年のうちに真実を語るのは数日しかありません。今日がその1日です」

彼の小説は超現実的かつ想像力にあふれたもので、しばしば突拍子もないところまで話が進む。彼の本を読むのはピカソの絵画を見るようなものだ。普通の状態から離れる事を必要とされ、村上世界では事物や出来事は彼固有のロジックに落ち着きどころを見いだす。

しかし彼の小説根底にはロジカルなカオスとはまったく対称的な個人がいる。非常に人間的で、自己に目覚めた慎ましやかな個人だ。すなわちその個人の内的格闘は我々のものと同じなのだ。

村上を受賞者に選んだ選考は速やかに満場一致のうちに終わった。普遍ヒューマニズムと現存する回答困難な問題との取り組みが(受賞理由として)引き合いに出された。しかし審査をめぐる論議はほとんど起こらなかったが、村上自身は受賞について複雑な心境だった。

「受賞の意志を打診されましたが、ガザでの戦闘の件があり、訪問を取りやめるよう警告がありました。私は自問しました。はたしてイスラエルを訪問するのが適切な事なのかと?一方の側を支援する事にならないか?」

「ちょっと考えを巡らしました。で、来ようと決めたわけです。大抵の小説家のように、言われたのとはきっちり反対の事をするのが好きです。それが小説家として、私の根底にあります。自分の目で見ず、自分の手で触れないものを小説家は信用しません。だから私は見る事にしました。なにも言わないよりはここでしゃべることにしました」

「ここに私が来て、言いたかった事があります」

すると村上は主要人物の仮面を脱ぎ捨て、端役へと回った(彼の小説では明確な啓示はしばしば主人公の奪還から立ち現れる)。発言は明快で、再考の余地はなかった。曖昧さのための時間はなかった。

「固く高い壁があり、卵が壁に打ち壊されるなら、壁がどんなに正しく卵がどんなに誤っていても私は卵の側に立ちます」

「どうしてなのか?私たちそれぞれは卵であり、壊れやすい卵にくるまれた唯一無二の存在だからです。私たちそれぞれは高い壁を前にしています。高い壁とはシステムです。それは通常では個人として受け入れがたいものを私たちに強います」

「私が小説を書く理由はただ一つです」続く彼の声音は控えめで、誠実な響きがある。

「すなわち個人が持つ唯一無二の神聖さを描く事です。唯一無二なるものを満足させる事です。システムが私たちをめちゃくちゃにするのを防ぐ事です。だから私は生と愛について物語を書きます。人々を笑わせ、泣かせます」

「私たちは皆人間であり、個人であり、壊れやすい卵です。壁を前にして、望みは失われます。高く、暗く、冷たすぎるのです。暖かみと力のために、私たちの存在を一つにして壁と戦わなくてはなりません。システムが私たちをコントロールするのを許してはいけません。私たちが何者であるか、決めさせてはいけません。システムを作り上げたのはは私たちですから」

村上は読者への感謝言葉で締めくくった。受賞のために人前に出る習慣のない人物としては、本当に特別な事だ。

イスラエルの皆さん、私の本を読んでくれて感謝します。意義ある何かを共有できればと願う次第です。あなたが私がここにいる最大の理由なのです」

2008-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20081013231150

店主も驚いたっぽいね。ヤラセじゃないってわざわざ書いてある。

でも雑貨ショップしては品物チョイスも、サイトの作りも秀逸だと思うよ。

自分はインテリアしての置き時計が欲しくて雑貨サイトかなり回ったんだけど。

アンジェ

http://www.rakuten.ne.jp/gold/angers/

ZAKKASHOP

http://www.rakuten.ne.jp/gold/zakkashop/

大手代表・ヤマギワインテリア

http://www.rakuten.ne.jp/gold/e-yamagiwa/

ここらへん見ると、漠然としたイメージだけで、具体的に何が売ってるかはランキングで見るしかないし、アイテム名や写真は見られても、価格が分からないわけです。

あと、トップが重い…。

その点、雑貨ショップFRAGILEはトップにオススメ商品製品写真価格が載っていて、まず商品を気に入らせる作りになってるわけです。

ランキングも3つまでしか載せていない代わりに写真を大きくしているので、物惚れしやすくなってる。

当然写真キレイなんだけど、この「おすすめ商品」のチョイスもいいし、なにより低価格製品をうまく選んでるんだよね。

高いものでも、他の店で扱ってない「ドロワーボックス」(12,600円??)だし。

素人がざっと見ただけでも、成功要因がいろいろ詰まっていると思うのです。

あー黒いストロー欲しい…。

 
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