はてなキーワード: 白リン弾とは
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-896730.html
辺野古移設反対が多数を占めた県民投票の結果を受けても、安倍政権が「基地負担を軽減するため辺野古に新基地を造る」と沖縄を愚弄(ぐろう)する言葉を吐き続けるなら、もはや島はさらなる苦難を覚悟で独立を志向したほうがいいのかもしれない。その場合、沖縄が味方に付けるべき相手は中国、ロシア、北朝鮮のうちの1国。または3国全て。
琉球新報の記事で提案されている通り、さらなる苦難を覚悟で沖縄県民が独立を志向する際、中国、ロシア、北朝鮮を味方に付ける必要があるかもしれない。
いきなり3国は難しいから、1国を味方にするところからはじめるとすると、どこからがよさそうだろうか?
ちなみに今日の3国の動きを見ると、
【中国ウォッチ】中国、「祖国統一法」検討か─台湾併合へ蔡政権に圧力
https://news.yahoo.co.jp/articles/81f2fcc87c3900a3734b5b55bd40b853d7dbccfa
ロシア軍、非人道兵器「白リン弾」使用か キエフ周辺では後退の模様
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4dbbd526ef2b5ce0643d8dacbdee3a78a85847a
北朝鮮発射の弾道ミサイル 落下は北海道・渡島半島沖150キロの日本海 函館市民の脅威と道庁対応
https://news.yahoo.co.jp/articles/f19b74534bb545aa6c224de30f3f568ba100521b
琉球新報は平和を希求するリベラル紙の一つではあるけど、その新聞社の記事ですら苦難覚悟で協力を提案するこれらの3国のどれを頼れば、ヤマトの政治家と米軍に二重に苦しめられている沖縄県民にとって一番よい未来が到来するのだろうか?
レバノン戦争をはじめ、ガザ地区(ハマス)に対しての過剰までの攻撃、なぜそんな理不尽な攻撃を好みしたがるのか、そんなイスラエルが紛争をするカラクリについて掘り下げたいと思います。 まず結果から言えば、イスラエルは儲ける為に紛争をしているのです。つまり紛争をすれば自国のハイテク武器やセキュリティシステムの宣伝になり世界に売れるからなのです。
それと同時に、ナスダックにイスラエル単体で公開している株価が紛争の度に上昇し、2重で儲かるカラクリがわるワケです。その結果、2007年の統計でイギリスを抜いて世界第4位の武器輸出国家になったのです。
ではなぜ、イスラエルはリダスターキャピュタルに依存したのか、自分たちで紛争を起こして宣伝をし、武器やノウハウを売る武器商人みたいになったのか?その背景には、モルゴバ共和国、旧ソ連からの100万人規模の移民がキーワードの一つではないかと思っています。当時ソ連が崩壊したときに、イスラエルはここぞとばかりにソ連の優秀な国民を招きいれ移民させました。
基本的には、その移民たちはイスラエル全体の18%になり経済難民として、出稼ぎ扱いとされています。つまり、アメリカでいう黒人奴隷扱いに近い職業差別なども起こっているのです。で、その中でもロケット開発技術者なのどの優秀な人材により、世界でも圧倒的なITブームが90年代に起こりました。それにより、セキリュティシステムなどが向上していったのです。
それと同時に、ちょうどアメリカでは2000年にITバブルで株が暴落し、9.11をきっかけに対テロ対策としてセキュリュティの需要が高まったのです。これが俗にいう、ブッシュ元大統領のホームランドセキュリティです。
ここでちょっとイスラエルのセキュリュティシステムとはどんなもんやということで紹介しときます。例えば、アメリカの911番(日本で言う110番)の通話を記録して分析するシステム。アメリカとメキシコの国境に、メキシコからの不法移民を防ぐ為の分離壁。その分離壁には、センサーや防犯カメラなどのセキュリュティソリューション。などなど、アメリカを筆頭に世界各国でイスラエルのハイクオリティな商品を購入しているのです。しかも、この分離壁を作るにあたって下請けを受けたイスラエルの会社は、あのパレスチナとイスラエルとの間(殆どパレスチナの土地)にある分離壁を作った会社なのです。
qalqiliyawall.jpgパレスチナの分離壁がでてきたので、ちょっと話がそれますがこのアパルトヘイトウォールについて言及します。そもそもパレスチナの人たちは、ガザでは仕事があまりなくイスラエルに出稼ぎに行くのが当たり前になっていました。イスラエル側にとっても、重労働や、汚い仕事を低賃金でしてくれて、その日にガザに帰ってくれる都合の良い労働者として重宝していたと思います。
しかし、旧ソ連からの移民のおかげで、今までパレスチナ人がやっていた仕事を移民の人たちがするようになり、イスラエルは分離壁を蛇口のようにコントロールして通行できなくしてしまったのです。その結果、ガザ地区では失業率が 70%にもなり国民の殆どが仕事をしていない状態に陥ったのです。エジプトとかに働きに行けばよいのではと思われるかもしれませんが、エジプトもそう易々と受け入れられる簡単な問題ではないのです。
で、パレスチナ人のイライラはピークに達し、ハマスを筆頭にイスラエルへロケット弾を2.3発打ち込んだワケなのです。その打ち込まれたイスラエルはというと、待ってましたとばかりに白リン弾などで10倍、100倍にして攻撃を返し、罪のない子供、老人を皆殺しにし、その裏で全世界に私たちの武器はこんなにハイテクですよ、ディフェンスセキュリュティはこんなにクオリティ高いですよ、と宣伝し、それをマスコミで見た国家などが武器を購入し、株価も上がりイスラエルはボロ儲けするカラクリなのですね。イスラエルも戦争はメンドクサイし、リスクもあるからしないと思いますが、ちょっとした紛争ならアピールとばかりに積極的に仕掛けるワケです。
勘違いをして欲しくないのは、金儲けの為に弱者を殺す、そんな最悪のシナリオをイスラエル国民が全員思っているわけではありません。むしろ権力者のビジネス依存によってイスラエル国民も被害を受けているのです。なぜかと言いますと、2000年のITバブルの時、9.11の時に、対テロ対策で軍事システムが売れると分かったイスラエルは、今までのセーフティネットである国民の社会保障のお金を軍事費に投入し、GDP向上を優先したワケなのです。
もちろん、その結果2007年の統計では、24.4%が貧困ラインにあたる難民と呼ばれ、子供の3分の1が食べるのも厳しい状態になったのです。だから、イスラエルが武器商人による紛争ビジネス依存によって、自国の国民を苦しめ、ガザの人たちをもっと苦しめ、一部の既得権者だけが喜んで儲けているだけのことなのです。
アメリカでは、オバマになりイスラエルを今だに擁護していますが、その背景には色々あって簡単には切り離せないのでしょう。しかし、グリーンニューディールが成功し、中東の化石燃料依存がなくなれば光が見えてくるのではないでしょうか。
村上春樹: 常に卵の側に (http://anond.hatelabo.jp/20090218005155)の元増田です。
訳に関してご助言頂きましたので独立したエントリーを設けさせて頂きました。
その1(2月18日 09時)
参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
(前)私たちの存在がシステムの網に絡みとらるのを防ぎ、システムをからっぽにするために
(後)私たちの存在がシステムの網に絡みとられ貶められるのを防ぐために
その2(2月18日12時)
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20090218005155
ご指摘ありがとうございます。"bombing"だと思いこんでいました。
"bomber"ですが、"1.Military. an airplane equipped to carry and drop bombs. 2.a person who drops or sets bombs, esp. as an act of terrorism or sabotage."( http://dictionary.reference.com/search?r=1&q=bomber )
となっています。
"bomber"がイスラエル関係の報道では「爆撃機」というよりも「爆弾魔」として使われている事が多い事、また原文ですが、"Bombers and tanks and rockets and white phosphorus"ですので、それぞれのやり口を並列しているものという印象を受けました。
(後)爆破犯(bomber)と戦車とロケット弾と白リン弾は高い壁です
id:breathnoir さん butchersは肉屋ではなく死刑を宣告する裁判官の方が近いかと
<<
"car salesmen, butchers and builders"と普通の職業が並んでいるので、現状通りにさせて頂きました。
ご指摘ありがとうございます。助言は基本的にすべて反映させて頂きました。
訂正箇所をご覧になりたい方は上記リンクを参照下さい。
以下ご指摘とは異なる訂正箇所です(もちろん参考にさせて頂いています):
(前)ガザを揺るがせた激しい戦いです
(後)ガザを怒りでみたした激しい戦いです
(前)メモ書きして壁に貼るほどのものではないです。どちらかというと、心のなかにくっきりと刻みこまれているたぐいのものです
(後)メモ書きして壁に貼るようなことはしたことがありません。どちらかといえば、それは私の心の壁にくっきりと刻み込まれているのです
(前)私たちそれぞれが壊れやすい殻に包まれた唯一無二のかけがえのない存在です
(後)私たちそれぞれが壊れやすい殻に包まれた唯一無二のかけがえのない存在(soul)です。
(前)それはシステムです
(後)それはシステム(The System)です。
http://anond.hatelabo.jp/20090218110410
>>soulをどういうニュアンスで使っているのか、正直よくわからないです。尊いものとしているのは確かですが
「肉」を伴った「魂」というふうに個人的には感じられたので「存在」とさせていただいてます。現状このまま行きますが、ご提案されている「生」についても候補のひとつとしておさえさせていただきます。
その3(2月18日 21時)
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20090218005155
id:fishcake さん 「やはりbombersは爆撃機(による空爆)ではないかと」
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20090218122627
id:sho_ta さん 「私は「tank」と並列にとって(イスラエル軍の)「爆撃機」としました」
id:rna さん 「村上氏の英語にそんな事情が反映されるとは思えない。イスラエル軍もロケット弾使いまくってる」
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/02/post-1345.html
助言ありがとうございます。id:sho_taさん、前言撤回です。修正します。
http://anond.hatelabo.jp/20090218201455
実態→実体
(前)私たちはそれぞれ、実態ある生きる存在です
(後)私たちはそれぞれ、実体ある生きる存在です
ハアレツに発表されたエルサレム賞での村上春樹スピーチ(原稿なのか書き起こしかは不明)です。
彼の署名記事です。
原文は http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html
常に卵の側に
今日私はエルサレムに小説家、つまりプロの嘘つき(spinner of lies)としてやってきました。
もちろん、小説家だけが嘘をつく訳ではありません。すでに周知のように政治家も嘘をつきます。外交官や軍人は時と場合によって独自の嘘を口にします。車のセールスマンや肉屋、建築屋さんもそうですね。小説家とその他の人たちとの違いですけど、小説家は嘘をついても不道徳だと咎められることはありません。実際、大きい嘘ほど良いものとされます。巧みな嘘は皆さんや評論家たちに賞賛されるというわけです。
どうしてこんな事がまかり通っているかって?
答えを述べさせていただきます。すなわちこういうことです。創作によって為される上手な嘘は、ほんとうのように見えます。小説家はほんとうの事に新しい地位を与え、新たな光をあてるのです。ほんとうの事はその元の状態のままで把握するのは殆ど不可能ですし、正確に描写する事も困難です。ですので、私たち小説家はほんとうの事を隠れ家からおびき出して尻尾をとらえようとするのです。ほんとうの事を創作の場所まで運び、創作のかたちへと置き換えるのです。で、とりかかるためにまずは、私たちの中にあるほんとうの事がどこにあるのか明らかにする必要があります。これが上手に嘘をつくための重要な条件です。
しかし今日は、嘘をつくつもりはありません。なるだけ正直でいようと思います。1年のうちに嘘をつかないのは数日しかありませんが、今日がその1日なのです。
そういうわけで、ほんとうの事を話していいでしょう。結構な数の人々がエルサレム賞受賞のためにここに来るのを止めるようアドバイスをくれました。もし行くなら、著作の不買運動を起こすと警告する人までいました。
もちろんこれには理由があります。ガザを怒りでみたした激しい戦いです。国連によると1000人以上の方たちが封鎖されたガザで命を落としました。その多くは非武装の市民であり子供でありお年寄りであります。
受賞の報せから何回自問した事でしょうか。こんな時にイスラエルを訪問し、文学賞を受け取る事が適切なのかと、紛争当事者の一方につく印象を与えるのではないかと、圧倒的な軍事力を解き放つ事を選んだ国の政策を是認する事になるのではと。もちろんそんな印象は与えたくありません。私はどんな戦争にも賛成しませんし、どんな国も支援しません。もちろん自分の本がボイコットされるのも見たくはないですが。
でも慎重に考えて、とうとう来る事にしました。あまりにも多くの人々から行かないようアドバイスされたのが理由のひとつです。たぶん他の小説家多数と同じように、私は言われたのときっちり反対の事をやる癖があります。「そこに行くな」「それをするな」などと誰かに言われたら、ましてや警告されたなら、「そこに行って」「それをする」のが私の癖です。そういうのが小説家としての根っこにあるのかもしれません。小説家は特殊な種族です。その目で見てない物、その手で触れていない物を純粋に信じる事ができないのです。
そういうわけでここにいます。ここに近寄らないよりは、来る事にしました。自分で見ないよりは見る事にしました。何も言わないよりは何か話す事にしました。
政治的メッセージを届けるためにここにいるわけではありません。正しい事、誤っている事の判断はもちろん、小説家の一番大切な任務のひとつです。
しかしながら、こうした判断をどのように他の人に届けるかを決めるのはそれぞれの書き手にまかされています。私自身は、超現実的なものになりがちですが、物語の形に移し替えるのを好みます。今日みなさんに直接的な政治メッセージをお届けするつもりがないのはこうした事情があるからです。
にもかかわらず、非常に個人的なメッセージをお届けするのをお許し下さい。これは私が創作にかかる時にいつも胸に留めている事です。メモ書きして壁に貼るようなことはしたことがありません。どちらかといえば、それは私の心の壁にくっきりと刻み込まれているのです。
「高く堅固な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。そんな時に私は常に卵の側に立つ」
ええ、どんなに壁が正しくてどんなに卵がまちがっていても、私は卵の側に立ちます。何が正しく、何がまちがっているのかを決める必要がある人もいるのでしょうが、決めるのは時間か歴史ではないでしょうか。いかなる理由にせよ、壁の側に立って作品を書く小説家がいたとしたら、そんな仕事に何の価値があるのでしょう?
この暗喩の意味とは?ある場合には、まったく単純で明快すぎます。爆撃機(bomber)と戦車とロケット弾と白リン弾は高い壁です。卵とは、押しつぶされ焼かれ撃たれる非武装の市民です。これが暗喩の意味するところのひとつです。
しかしながら、常にそうではありません。より深い意味をもたらします。こう考えて下さい。私たちはそれぞれ、多かれ少なかれ、卵です。私たちそれぞれが壊れやすい殻に包まれた唯一無二のかけがえのない存在(soul)です。私にとってほんとうの事であり、あなたにとってもほんとうの事です。そして私たちそれぞれが、多少の違いはあれど、高く固い壁に直面しています。壁には名前があります。それはシステム(The System)です。システムはもともと、私たちを護るべきものですが、ときにはそれ自身がいのちを帯びて、私たちを殺したり殺し合うようしむけます。冷たく、効率的に、システマティックに。
私が小説を書く理由はひとつだけです。個人的存在の尊厳をおもてに引き上げ、光をあてる事です。物語の目的とは、私たちの存在がシステムの網に絡みとられ貶められるのを防ぐために、警報を鳴らしながらシステムに向けられた光を保ち続ける事です。私は完全に信じています。つまり個人それぞれの存在である唯一無二なるものを明らかにし続ける事が小説家の仕事だとかたく信じています。それは物語を書く事、生と死の物語であったり愛の物語であったり悲しみや恐怖や大笑いをもたらす物語を書く事によってなされます。生と死の物語や愛の物語、人々が声を上げて泣き、恐怖に身震いし、体全体で笑うような物語を書く事によってなされます。だから日々私たち小説家は、徹頭徹尾真剣に、創作をでっちあげ続けるのです。
昨年私の父は90才でなくなりました。彼は元教師でたまにお坊さんとして働いていました。彼は大学院にいた時、徴兵され中国に送られました。戦後生まれの子供として、父が朝食前に長く深い祈りを仏壇の前で捧げていたのを目にしましたものです。ある時、私がどうしてお祈りをするのかたずねたところ戦争で死んだ人々のために祈っていると答えてくれました。
味方と敵、両方の死んだ人たちすべてに祈りを捧げていると父はいいました。仏壇の前で正座する彼の背中をながめると、父にまとわりつく死の影が感じられるような気がしました。
父は亡くなり彼の記憶も共に消え、それを私が知る事はありません。しかし父に潜んでいた死の存在感は今も私の記憶に残っています。それは父から引き出せた数少ない事のひとつであり、もっとも大切な事のひとつであります。
今日みなさんにお知らせしたかった事はただひとつだけです。私たちは誰もが人間であり、国籍・人種・宗教を超えた個人です。私たちはシステムと呼ばれる堅固な壁の前にいる壊れやすい卵です。どうみても勝算はなさそうです。壁は高く、強く、あまりにも冷たい。もし勝ち目があるのなら、自分自身と他者の生が唯一無二であり、かけがえのないものであることを信じ、存在をつなぎ合わせる事によって得られた暖かみによってもたらされなければなりません。
ちょっと考えてみて下さい。私たちはそれぞれ、実体ある生きる存在です。システムにはそんなものはありません。システムが私たちを食い物にするのを許してはいけません。システムがひとり歩きするのを許してはいけません。システムが私たちを作ったのではないです。私たちがシステムを作ったのです。
私が言いたいのは以上です。
エルサレム賞をいただき、感謝しています。世界の多くの地域で私の本が読まれた事にも感謝しています。今日みなさんにお話できる機会を頂いて、うれしく思います。
追記:
いろいろ助言頂いたので、独立してノート( http://anond.hatelabo.jp/20090218122627 )を作りました。訂正や履歴についてはそちらに記述します。
ハアレツのコメントも別途のせてます( http://anond.hatelabo.jp/20090218205723 )
追記: id:le-matin さん( http://d.hatena.ne.jp/le-matin/20090217/p1 )より抜粋である事を明記した方がいいと助言を頂きました。ありがとうございます。
これを受けて、明らかな間違いの修正及び説明の追加、変更を加えさせて頂きました(2月17日 20:00)
共同通信とエルサレムポストが一番網羅的ですが、どの記事も講演すべてを収めていないものと思われます。ご留意下さい。
共同通信:
特記すべき点として、戦車・ロケット弾・白リン弾といった具体的な「得物」にふれています。他のニュースソースではまだ確認できていません。
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009021601000180_Detail.html/
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090216041.html/
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090216/acd0902161022003-n1.htm/
日テレ:
http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/dw/ng.html?m_url=090216039&n_url=129212/
i chose to come here rather than stay away. rather i chose speak rather than nothing....
フジ:
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00149487.html/
i chose to see for myself rather than not to see. ... like novelist opposite....
TBS:
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4063622.html/
whether this to create impression i supported one side in the conflict and that i endorsed the policy of a nation that chose to unleash its overwhelming military power...
(はたしてこれが紛争当事者の一方に付く印象を与えるのか、圧倒的な軍事力で苦しめる選択をした国家の政策を裏打ちするものになるのか・・・)
NHK:
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014185071000.html/
I asked myself whether travelling to israel at a time like this and accepting a literary prize is a proper thing to do, they can not genuinly trust anything that they haven't seen on their own eyes or touched with their own hands...
http://www.japantoday.com/category/features/view/haruki-murakami-wins-jerusalem-prize/
(村上氏の発言のみ抜粋)
"sometimes takes on a life of its own and it begins to kill us and cause us to kill others coldly, efficiently and systematically."
"We are all fragile eggs faced with a solid wall called the system....To all appearances, we have no hope...the wall is too high and too strong...If we have any hope of victory at all, it will have to come from our utter uniqueness"
"Each of us possesses a tangible living soul. The system has no such thing. We must not allow the system to exploit us"
「時にはそれ自体が自らの生命を受け、私たちを殺し始め、私たちが他者を殺すよう冷酷に、効率的に、システマティックにけしかけます」
「私たちはシステムと呼ばれる堅固な壁を前にする壊れやすい卵です・・・・壁は高く、強すぎます・・・それでも望みを抱くのなら、勝利は私たちがそれぞれ唯一無二である事からやってこなければなりません」
「私たちそれぞれが形ある生きる存在です。システムにはそんな物はありません。システムが私たちを食い物にするのを許すわけにはいかないのです」
Gurdian(イギリス)
賞金が1万ドルであること、親パレスチナグループより受賞を辞退するよう働きかけがあった点についてふれています。
http://www.guardian.co.uk/books/2009/feb/16/haruki-murakami-jerusalem-prize/
Ha'aretz(イスラエル、ヘブライ語新聞メイン、英語と併売)
受賞理由と村上作品について。スピーチ内容については言及なし。
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064160.html/
http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1233304788868&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull/
(以下記者自身の記述を含め、だいたい訳しています。"the lucid wisdoms in his novels tend to come from acquaintances of the protagonist"の訳については全く自信がありません)
「イスラエルは卵じゃない」
わかりにくい? 日本のベストセラー作家である村上春樹から聞く事になる説明としてはこれが唯一のものだろう。まさしく村上のスタイルであり、さらにどことなく曖昧である。
時差ボケ、政治的論議、マスコミの群れに逆らって日曜に彼は受賞のためやってきた。
シモン・ペレス大統領とエルサレム市長であるニル・バルカトを脇に従え、落ち着いた態度で彼は賞を受け取った。壇上で一人、フラッシュを浴びる事もなく彼は本題にかかった。
「ついにエルサレムに来ました。小説家として、嘘の紡ぎ手としてここにいます」
「小説家だけが嘘つきなわけではないです。政治家も(大統領、失礼)外交官も嘘をつきます。しかし小説家とその他の人々を分け隔てるものがあります。私たち小説家は嘘つきの嫌疑で訴えられる事はありません。賞賛を受けるのです。嘘が大きければ、またより高い賞賛を受けることになります」
「私たちのつく嘘とその他の嘘の違いとはすなわち、私たちの嘘が真実をもたらすという点です。総体をもって、真実を把握するのは難しい事です。だから私たちは真実を創作の領域に落とし込みます。しかしなによりも、私たちの中に潜む真実がどこにあるのか明らかにしなくてはなりません」
「私は今日、真実を語ります。1年のうちに真実を語るのは数日しかありません。今日がその1日です」
彼の小説は超現実的かつ想像力にあふれたもので、しばしば突拍子もないところまで話が進む。彼の本を読むのはピカソの絵画を見るようなものだ。普通の状態から離れる事を必要とされ、村上の世界では事物や出来事は彼固有のロジックに落ち着きどころを見いだす。
しかし彼の小説の根底にはロジカルなカオスとはまったく対称的な個人がいる。非常に人間的で、自己に目覚めた慎ましやかな個人だ。すなわちその個人の内的格闘は我々のものと同じなのだ。
村上を受賞者に選んだ選考は速やかに満場一致のうちに終わった。普遍的ヒューマニズムと現存する回答困難な問題との取り組みが(受賞理由として)引き合いに出された。しかし審査をめぐる論議はほとんど起こらなかったが、村上自身は受賞について複雑な心境だった。
「受賞の意志を打診されましたが、ガザでの戦闘の件があり、訪問を取りやめるよう警告がありました。私は自問しました。はたしてイスラエルを訪問するのが適切な事なのかと?一方の側を支援する事にならないか?」
「ちょっと考えを巡らしました。で、来ようと決めたわけです。大抵の小説家のように、言われたのとはきっちり反対の事をするのが好きです。それが小説家として、私の根底にあります。自分の目で見ず、自分の手で触れないものを小説家は信用しません。だから私は見る事にしました。なにも言わないよりはここでしゃべることにしました」
「ここに私が来て、言いたかった事があります」
すると村上は主要人物の仮面を脱ぎ捨て、端役へと回った(彼の小説では明確な啓示はしばしば主人公の奪還から立ち現れる)。発言は明快で、再考の余地はなかった。曖昧さのための時間はなかった。
「固く高い壁があり、卵が壁に打ち壊されるなら、壁がどんなに正しく卵がどんなに誤っていても私は卵の側に立ちます」
「どうしてなのか?私たちそれぞれは卵であり、壊れやすい卵にくるまれた唯一無二の存在だからです。私たちそれぞれは高い壁を前にしています。高い壁とはシステムです。それは通常では個人として受け入れがたいものを私たちに強います」
「私が小説を書く理由はただ一つです」続く彼の声音は控えめで、誠実な響きがある。
「すなわち個人が持つ唯一無二の神聖さを描く事です。唯一無二なるものを満足させる事です。システムが私たちをめちゃくちゃにするのを防ぐ事です。だから私は生と愛について物語を書きます。人々を笑わせ、泣かせます」
「私たちは皆人間であり、個人であり、壊れやすい卵です。壁を前にして、望みは失われます。高く、暗く、冷たすぎるのです。暖かみと力のために、私たちの存在を一つにして壁と戦わなくてはなりません。システムが私たちをコントロールするのを許してはいけません。私たちが何者であるか、決めさせてはいけません。システムを作り上げたのはは私たちですから」
村上は読者への感謝の言葉で締めくくった。受賞のために人前に出る習慣のない人物としては、本当に特別な事だ。
「イスラエルの皆さん、私の本を読んでくれて感謝します。意義ある何かを共有できればと願う次第です。あなたが私がここにいる最大の理由なのです」
834 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/15(木) 18:41:50 ID:7uM59L1d0
ttp://d.hatena.ne.jp/mujin/20090115/p1
リバーシブルな批判であることに気付かないバカがまた一人w
836 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/15(木) 19:24:22 ID:6k/cFBMq0
「東も軽率だが。。。」
「リバーシブルな批判」
878 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 19:39:28 ID:/T4oTA2V0
>>840
rna まだ要求してないじゃん。/日本にも「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」というのがあってだな…
fujiko-m 痛ニュる, 印象操作 要求してないし…/まあ韓国版「領土を守るため行動する議員連盟」みたいなのが提出したんじゃないの
kaihai2 日本にも靖国参拝する超党派の議員連盟とかあるけど?
buyobuyo これはひどい, あたまがわるい いずこの国にもバカ議連があるという事実。韓国の「the Fact」w /
↓韓国全体に敷衍しているテイノウは、韓国がネウヨのバカ発言を日本全体に敷衍しても許容するんだな?
正解は 「大袈裟」「日本も同じ」「韓国人の一部に過ぎない」でした。
>>840 >>847おめでとうw
879 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 19:49:12 ID:wIugx0Zf0
↓で878が日本のとくらべて広域で根深く、現実に対処しなければならない問題であるかを100字で解説します
880 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 20:18:01 ID:NSY9BkyKO
↑と、見当違いの揶揄をして何か言った気になってるアホ
881 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 20:30:02 ID:NLmxVi+G0
>>878
「日本も同じ」と言うのなら、日本人を叩く時と同じぐらいのテンションで叩けってんだよなぁ。
882 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 21:02:17 ID:wIugx0Zf0
韓国人じゃないし、選挙権もないから ダブスタなら「断絶しろ」とか噴き上がってるはてなにも言えよ そういうのはしないだろ? ここは「はてサ」ヲチだからw
883 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 21:04:40 ID:F7DRvkvi0
885 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 21:08:56 ID:KP+7u5EV0
ふうーむ。そういう観点から批判の有無が決まるというのはなかなか新鮮な考え方ですなあ。
アメリカ人じゃないし、アメリカの選挙権も無いのにアメリカの政策を叩いたり、
イスラエル人じゃないし、イスラエルの選挙権も無いのにガザ侵攻を叩いたり、
そういう人の集まりだと思ってたんですけどねえ。はてなサヨクの皆さんは。
886 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 21:15:05 ID:NsLfAgVC0
内向きの人たちばっかりで外に出るなんて発想が無い
887 :無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 21:18:13 ID:wIugx0Zf0
「差別じゃない区別だ」ってタームさんざん利用してきたくせにw
現在進行中の戦争と米国の政策と議員団の一部決議案を同等に扱えと? すごいなヲチスレ
888 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 21:22:22 ID:ML2qwFPG0
ふむ・・・・
889 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 21:27:58 ID:4gvBM5vG0
890 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 21:28:20 ID:Z54Zya030
>>878
>いずこの国にもバカ議連があるという事実。韓国の「the Fact」w /
>↓韓国全体に敷衍しているテイノウは、韓国がネウヨのバカ発言を
>日本全体に敷衍しても許容するんだな?
これぞ「自称中立」「妖怪どっちもどっち」なんだけどなあ、はてサのお歴々ww
こういう相対化はきれいな中立ですかそうですかw
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/ttp://obiekt.seesaa.net/article/112484553.html
>PledgeCrew 軍事, 戦争, 白リン弾 ↓ 「嘘をつく」とか「デマを飛ばす」と
>いうのは意識的な行為のこと。参照先の質があまり高くないのは確かだが、
>それを「サヨ」叩きに利用してはしゃいでいるのもみっともない。
>本音が透けて見える(何人か)
…そのメソッド使うとチミの大嫌いなトンデモビリーバーの大半は免責されるんだが?
891 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/16(金) 22:12:40 ID:KP+7u5EV0
>「差別じゃない区別だ」ってタームさんざん利用してきたくせにw
それをやってきたのはいわゆるネトウヨの皆さんじゃあないですかねえ。
それをここで仰られましてもねえ。
それはそれとして、その論法は要するに「「差別じゃない区別だ」ってタームさんざん利用してきた」ネトウヨは韓国を批判しないはてなサヨクを批判する資格などない、という理路ですよねえ。
その理路の正誤自体は正直どうでもいいんですが、ただそれを主張するということは、とどのつまりネトウヨとはてなサヨクの言説は相殺するのが妥当であるような水準のものであると、ぶっちゃけ両者同レベルの存在であると、そういう認識でよろしいんでしょうかね。
いやまあ、言われるまでもなくここを見てれば普通は皆そういう認識を持つだろうとは思いますけれどもね。
そういう意味ではなにを今更な、という話ですなあ。
903 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/17(土) 08:25:14 ID:IiSMmkuN0
>>891
んな一行レス「はてウヨに割くリソースなどないという差別主義」に改変できるほど無意味って話だろがw あそこで元記事も読まず噴き上がってるのはウヨクだといいたい訳? 左翼の「行き過ぎた結果平等」を批判してきたのはウヨだけ?
どうも解せないが、まさか石原発言が問題視されるのは韓国びいきだからだとか、はてサに「the Fact」や日本の一国会議員の非難フォームはあっても韓国議員のがないのはけしからんとか、「イスラエル」の核言及は被爆国の首相として制裁覚悟で批判すべきとか考えてないよね?
「自称中立」呼ばわりが忌々しかっただけだよな?
904 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/17(土) 08:34:41 ID:9m4/d1VU0
文体をかえてかきこもうね。苦笑
905 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/17(土) 09:06:30 ID:IiSMmkuN0
なぜ文体変えなきゃいけない訳? 単発IDは工作員認定されてもしかたないスレ?
906 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/17(土) 13:38:52 ID:9DEllYG1O
相変わらず国語の成績が悪いようだね。
988 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2009/01/18(日) 22:45:24 ID:Qc4NHNB/O
じゃあ話題変えるか。既出だったと思うけどはてサのブコメ増えてきたからもう一度貼ってみる。
ttp://b.hatena.ne.jp/entry/11708572
解毒求ム