はてなキーワード: 若気の至りとは
初めて女風を利用した時になんとなーく指名した人に気づいたらどっぷりハマって、紆余曲折ありながらも今に至る。
夜の… しかも性が絡む業界にこんなに安定して長く働いている彼は、ある意味すごい。というか最早怖いまである。
昔はそりゃあ好きだの付き合いたいだの、若気の至りで彼にありとあらゆることを伝えまくるメンヘラだった。
今も思っていないことはないし、「付き合って!!」とか「結婚して!!!」って口をついて出そうになるけど、伝えたところで「無理だよ~~~☆」と笑われて終わる可能性100%なのよ。
そういうところは腹立つ。いやまあすきなんだけど。
正直これ以上一緒にいる時間にお金を使っても、恋愛に発展する可能性はないし、そもそも友達にもなれない!!
そんなこと最初にメンヘラかました時点から本人に断られ続けてるんだからわかる。
わかるんだけど思うもんは思う!!だって私異性ってこの人しかまともに接したことないから。
それに課金関係ではあるものの、1人の異性とここまで関係性を深められたのは初めてで。
あと、人生ではじめて、めんどくさい!とか本当にメンヘラだね!って目の前で言いながら、私の痛さに喝をくれた。課金してるからか、すごく面倒を見てもらった。
20代の私は彼に出会ってとことん落ちて、やっと今浮き上がりつつあるし、メンヘラ女は、女風に出会ってとんでもつよつよ女風セラピストに出会って、強くなりつつある!
ただ、腐ってもメンヘラ長女なので、彼には「離れなきゃ」だの「自立したい」だので、色々とわめいたり衝動的に連絡を絶ってしまう。こともある。
でもこの間とうとう「環境や状況が変わればいつか嫌でも切れるんだから、その時までは諦めて俺にしときなよ」って真顔で言われた。
(^ω^;)
その発言、かっこいいんだか腹立つんだかわからない。彼は別に営業とかじゃないって言ってたけど3年目も相変わらず手中にハマる自分が悔しい。いやまあすきだけど。
俺にしとけと言われたらもうそうするしかないじゃん。こちとらずっとすきなんだから。
あとはまあ、他に楽しいことや素敵な人を見つけるまで彼に付き合ってもらった方が、結構健康に生きられるかもしれない。
(彼と会うと私の夜遊びやオイタが減るし、仕事もがんばれる)
まあ大層にやばい男を好きになったわけだが、私はもっと大層にやばい女である。
それをいつもまとも風味でコーティングした上で社会生活を送っているもんだから、時たま引っぺがしたくなる。
だから、これからも私が真面目とか無理!!遊びたい!ってお金を出す限りは、一緒に思いっきり遊んでくれよな!!!!
さて、来月はなにしようかなー、しごとがんばろ。
中1の姪がインスタでよくわからん趣味垢みたいなのやってて、そこで男による囲いみたいなのできてて心配になった
別にインフルエンサーみたいな規模じゃない、でもフォロワーは男ばっかり
自分と会うときは普段着か制服だからそういう服が好きなことも全然知らなかった
どうも知らない人とやり取りしてるみたいでそれがすごい不安 コメントとか見てもだいたいよくわからん男だし
男の方もなんか地雷系っぽい感じの人たちで、向こうも顔写真載せてるしおっさんではない 多分大学生ぐらい?
でもなんか不安になる
そりゃうちの姪は可愛いよ、おしゃれして写真もいい感じにフィルターかけてさ、
でも年上の男が中学生の女の子にコメントしてるのってキモくない?というか危なくない?
そのうち会おうとかなったらどうするの?
というかもうそういう感じになってる?
見るからに中学生ぐらいの女の子と会う男とか全員ヤバい奴でしょ
心配だから姪に直接話聞きたいんだけど、インスタのアカウント見てるの知ったら傷付きそうでそれも考えもの
自分は垢教えてもらったわけじゃなくてたまたま見つけただけだから
ポエムっぽい文とかちょっと痛めの投稿とかさ、そういうの家族に見られたらやっぱ嫌だろうし
友達にこの話したら「今の中学生なんか皆そんなもんじゃないの」って言われてさ
うーんまあそうかなって そういうのが楽しい時期なんだろうね
有名人の名前を数字に当てはめて、毎年その日がくると第二の誕生日のように盛り上がる。
推し活している人たちの中では、メジャーな文化ではないでしょうか。
今年もとある有名人の名前をもじった日が、界隈に祝福ムードを届けた。
なんせ大々的に活動してから初めての「その日」だから、ファンの喜びもひとしおである。
お祝いのメッセージを送る人、関係のあるグッズで記念撮影する人、イラストで日頃の感謝を伝える人……。
そんな人たちでTLが賑わっているなかに、とある作品が投稿された。
その作品は有名人の名前をそのままタイトルに載せており、その人のこれまでの成功・失敗経験や決断について当時の感情を想像して補完しながら描かれている。
この作品についてこれ以上触れないが、その有名人本人に伝わるようにハッシュタグが付けられているため、作者が消さない限りはすぐに出てくるはずである。
さて、みなさんには私がこの作品を読んで浮かんだ疑問に答えてほしい。
「ネット上に昔からある暗黙のマナーってどうやって知ったの?」
古くから「ナマモノ」は実在する人間をモチーフにすることから、人目につかないように検索避けをする、鍵垢の中だけで公開する、などの配慮のもとに行われてきた。
アニメや漫画のキャラクターとは違い、人格もありその人の過去も現在も未来もある、我々ファンと同じ生身の人間だからだ。
たとえテレビの向こうにしかいないと思うような遠い存在であったとしても、それは変わらない。
特に事実を超えてその人の心情を描く場合は、最大限の配慮が必要になる。
なんせその人の当時の感情は本人にしか知り得ないものであり、本人の許諾なしに描いた感情の虚実を本人以外の誰も判断できないからだ。
一度拡散されてしまえば、たとえ嘘であったとしても世間には事実として扱われることになる。
だからこそ、不特定多数の目に留まる場所ではやらないように伝えられてきた。
しかしこのルールは暗黙的に存在するだけのものであり(厳密に言うと人格権?とかあると思うが)、学校の授業でナマモノを扱うときの注意点など私は聞いた覚えがない。
知っている人は知っているけど、ルールがあると知らない人には調べようとすら思わない。そんな幻のルールである。
SNSのインプレッション数が収益に繋がるようになったことで、その誘惑は以前よりも強くなっている。
「心を強く持て!」と言っても、自分を律するのはいつでもできるわけじゃない。
界隈に自浄作用があると安心できるが、注意と私刑の線引は難しい。
ヒートアップすれば我を忘れる人も出てくるだろう。
本来は界隈のファンだけで防ぐべきものだが、それでも一般の目に付く場所に出てきた分については事務所が毅然とした態度で対応していただきたい。
事務所が黙認すると、インプレッション稼ぎに所属タレントの人生が消費される時代が来てしまう。
中盤での質問を再度投げかけたい。
「ネット上に昔からある暗黙のマナーってどうやって知ったの?」
才能のある若い創作者が次々と産声を上げる時代に、古くからある暗黙のマナーを伝えていくにはどうすればいいのだろうか。
これが大原則だと、どうやって伝えていけばいいだろうか。
界隈の空気に慣れる時間を作って若気の至りによる火傷を防ぐ良い文化だと思う一方で、タイパを重視する若い人には「老害」と一蹴されてしまいそうだが。
はじめに、特定防止のため下記には一部フィクションを混じえています。ただ被害内容に一切のフィクションはありません。
それを「いじめ」だとは思いたくない。わたしにとって彼は「加害者」で、いじめなんてそんな言葉で片付けられるほど克服できていない。
名誉を考えるならば、加害者は彼だけでは無い。複数名のうちのひとりであって、主犯でもない。
「いじめ」られていたのはもう何年も前で、今更どうこうしたいわけじゃない。いわゆる時効だと思う。
ただ、彼は知っているだろうか。
テレビでお前の名前を耳にするだけで過呼吸になる人がいるということを。
もう何年も耐えたんだから、「時効です。もう無効です」って、トラウマも消えて無くなってくれればいいのに。
きっと彼はいじめてた記憶なんてないと思う。わたしの存在は1mmも覚えてないだろう。
たとえ思い出したとしても、笑うかもしれない。
「俺だけじゃない。みんながやってたじゃないか」
確かにそうだ。
「ブス」「○ね」「きえろ」と言ったのもそうだね、お前だけじゃないね。
お前はたまに優しく笑ったし、普通に会話もできた。その前後に罵詈雑言と暴力があっただけだ。
芸能事務所に入ったらしいという噂を聞いたのは、お前から離れて1年経ったくらいだった。
だって、そんなのずるい。
毎月通院し、昔のことを思い出さなくなったころ、とある再現ドラマに彼が出演していた。
優しい先輩とか、そんな感じだった気がする。
夢を叶えているんだね。
わたしはお前の名前を見るだけで全身が冷たくなって震えて涙が出て、苦しかった毎日に戻ったかのようにしにたくなるというのに。
テレビが好きだった。
「わたしが何をした」「この症状ときっと一生付き合わないといけない」
テレビがトラウマのスイッチになるだなんて想像したことがなかった。
「彼はそんなに酷かっただろうか。他の加害者に比べたら優しかった。会話もした」
そう言い聞かせた時期もあった。だけど心は正直なのか、頭を使って言い聞かせても苦しみは変わらなかった。
好きになりかけたアイドルが彼と仲いいと聞いた。
「そっち側」なのかと思った。
何年も前のことだけど、人はそうそう変われない。
わたしの症状が変わらないなら、いっそそのままお前も加害者らしく生きてくれた方が恨める。
一体彼はどんな顔して活動しているのか気になってネット記事を見たことがある。
学生時代やんちゃをしていたと明かしたらしい。「今の印象とは違うギャップも素敵ですね!」と書かれた一言に心がぎゅっとなった。
誰かが素敵だと思うギャップも、やんちゃだと明かされた過去も、わたしにとっては一生付き合わなければいけないトラウマだ。
いつか誰かが実名で暴露をしたとしても「若気の至り」だとか、「何年も前のことを今更言うのはおかしい」って、彼の人生も私の人生も責任を取らない人たちは言うだろう。
(追記、実際にこの記事を投稿してすぐ嫌味に溢れたコメントがついた)
地に落ちてほしい。
誰よりも不幸になってほしい。(もちろん彼だけではなく加害者全員そうだ)
だから諦めた。
ただ願う。
ルイヴィトンのショーに招待されませんように。
伊坂幸太郎先生作品の実写化にキャスティングされませんように。
わたしと同じように被害者だったあの子たちが同じように苦しんでいませんように。
そして、もし暴力や暴言に苦しんでいる人がこの記事を目にすることがあれば言いたい。
闇に葬られた話だから当人しか知らないと多分思うし、口止めされてるんだけど
それなりにおしゃれな人が多い男女半々20人くらいの、でも真面目な、ほぼ部活みたいなサークルで
4年生になり引退したので、みんなで海外旅行をしよう、という話になった。
就職も俺以外全員決まっていたので、短期でバイトをしてみんなで稼ごうよ、という話に。
そこで誰が言い出したかわからないが、「キャバクラみんなでやろうよ!」となったんだけど
10人の団体を受け入れるキャバクラなんてない、そしてサークル内外で彼氏彼女が居るので
妥協しておさわりとかのない、大学近辺のガールズバーに入ることになった
男子はそこら辺の深夜バイトの土木で稼ごう、という話に最初なっていたけれど、
サークル内のカップルのうちの男がやっぱり渋って、そりゃそうだよな、ガールズバーはやめようって話になるはずだったのが
ガールズバーは順調にお金を貯めて行って、早めに目標金額到達。
男性陣、ホストはそんな簡単にお金が貯まるわけでなく、延長戦が始まった。で、そんな男性陣を女性陣は笑うわけだよ。
まぁホストなんてコンビニバイト以下、そこで「コンビニバイト以上」にするには、まぁ風俗嬢以上のサービスをやらなきゃいけないわけで。
数人は渋ってたけど、女性陣に喧嘩を売られてプライド傷ついたのか、俺以外の何人かは風俗嬢のお客さんやおば様といろんなことをして。
そこで女性陣は男性陣に対して「ちょっとヤバくないか」みたいな話になってきて。
夜職を見た男性陣は、女性陣があか抜けない奴らに見えてくる。ホストは成果制で青天井だから、女性陣の稼ぎを総体では一気にぬかして、
今度は女性陣を男性陣が鼻で笑うようになって、ギスギスしてきた。
4年制のサークル全体が何故か現役時代のギスギスに戻ってしまった。
結果的にお金は余るくらい集まって、とりあえず1人30万円(俺は借金した)の海外旅行に行くことになったんだけど
その2,3か月でホント見違えるくらい皆スれてたね。カップル全員別れてたし。
海外旅行中、男性陣も一気に軽くなって、なんか俺以外はヤリサーみたいになってたし。
そんなこんなで卒業して、最初は俺以外皆ちゃんと就職してたんだけど、2,3年くらいして訪れる転職のタイミングで数人夜の世界に消えて行ったのを知った。
もうブログなんてやらないだろうと思っていた。
約18年前、mixiなるブログが流行った頃。やってみたはいいものの、まるで続かなかったからだ。
最初は楽しかった。いわゆる「映え」を、誰に言われるでもなく既に取り入れて、活用していたと思う。
でも次第に、そういう「仮想現実」や「虚構の世界」に違和感を覚える。
自覚したのは、始めて一週間くらいだっただろうか。私は、全消しした。
今思えば若気の至り。
でもやっぱり、嘘は嫌いなのだろう。
アメブロ、GREE、Facebook、Twitter、LINE、note、いろいろあるけれど。
18年経った今も様々な媒体のブログが存在していることに正直驚いている。
私が何周もして周回遅れで合ったような古くささを覚えながら、その中に私が知りたかった情報があることにも気付く。これを玉石混交というのか、古今東西というのか、はて、これ如何に。
奇しくも、ちょうど水瓶座月間。
年末年始にかけてのあの重苦しい居心地の悪さ、昨晩から今朝にかけての激しい変化、他の方はどうお感じになられたのか、また平気だったのだろうか。私などはイライライライラ、自分でも驚くほどにとにかくイライラが大爆発でございました。
何これ?
というのが今の気持ち。
最近になりどうやら私は、自らが水瓶座生まれであることに誇りを持っているらしいことに気付く。占いは興味はあるが特に詳しくないし、スピリチュアルには見向きもしない。今の関心事といえば哲学、禅、心理学、美術、音楽。
難しいお話は然るべき機関でやればいい。J-STAGEやCiNiiのような情報論文検索サイトなるものがあるはず。
よって、全ては私調べの情報を元にして興味のあるものを取っ掛かりに心ゆくままゆらゆらとしてみたい。真偽も大切だが、自身が良いと思うものを追求していきたい。さすれば、自ずと真実のみが残ると信じている。
その昔、増田はアメリカに留学しており、若気の至りで妊娠してしまった。
ルームメイトに堕胎を相談したら産んで奴隷に出す方法もあると説得される。
増田は、堕胎がトラウマになって再び妊娠することが怖くなったり、
あるいは再び妊娠して産んだ弱者男性を育てていくことに一生罪悪感を覚えるんではと恐怖を感じて、
産んで奴隷に出すことにした。
すでに成人していたので親にも秘密ですべて終えた。
5歳の娘さんと大きな黒い犬のいる白人家庭とマッチングすることになり、あらゆる問題をサポートしてもらった。
なんと買い取った奴隷に教育も施してくれたし、娘さんの世話の仕方まで教えてくれた。
大柄な女性だったけどすごく優しい人で、私をジャップと呼んでくれた時は本当に嬉しかったわ。
奴隷には出したものの、やはり増田はずっと後悔していて、時々手紙を書いていた。今回届いたのはその返事だ。
なんでも売り払った奴隷は私のことを恨んでいるらしく、私が売ったことで人生が変わったと恨み言を連ねていたらしい。
若気の至りだったな~って感じで思い出すよ
よくはないけど、若気の至りってやつは誰にでもあるから前科つけてしっかり反省すればええ。
ハメ外しやすいのはある程度しゃーないと俺は思ってる。
レイープみたいに他人に迷惑かけたわけじゃなし、自分で勝手にチルってラリってる分にはまだいい。
でも、だ。
5日後とかいう異例の速さで練習再開した時の、日大アメフトとアメフト部の主張はこうだったよな。
「本学は、アメリカンフットボール部に対して下した無期限活動停止処分を8月10日付で解除しております。解除にあたっては、同部部員全員の潔白をその条件とし、このため全部員に対するヒアリング調査及び部員、保護者の方々との対面並びにオンラインでのミーティングを行った結果、今回の事件は個人の犯罪であると判断しました。このことにより、すべてをアメリカンフットボールにかけ日々精進している部員の権利を守ることができると考え、無期限活動停止を解除した次第です」
全部員、保護者に対して、ヒアリング調査を行って身の潔白を確認したって言ったよな。
話になんねーよ。
どうせまだいるんだろうけど、少なくとも今回発覚した9名に関しては自分もやったにもかかわらず
俺はやってません、無実です、今回捕まった奴が一人でやったことだからそいつだけ処罰しろって
そう言ったってことだよな。
全く信じてない俺が言うのもなんだが、スポーツマンシップはどこに行ったんだよ。
無理だよ。
バレてないからみんなで、とかじゃなくてもうそういう犯罪があるのはバレてて
本気で調べればあっという間に足がつくのもわかりきった上で平然とシラを切るような奴は
自己保身しか考えてない犯罪者と、それを見抜くこともできない無能運営に部の再建なんて無理。
さっさと潰せ。
《メリー氏にもかわいがられた》を良いエピソードとして語ったり、《時にスキを見せる人間らしさや謙虚な一面の方が武器になる》と褒め倒したりする。
スポーツ紙の"ジャニーズ観"は今も変わらず、"忖度報道"はいまだに続いている。今までジャニーズ事務所に不利な情報をほぼ報じなかったスポーツ紙も、最近は踏み込んで書いているように見えるが、その実態は……。
9月7日の記者会見では故・ジャニー喜多川氏による性加害だけでなく、社長就任が発表された東山紀之(56)のハラスメント疑惑についても質問が飛んだ。当初は「直接指摘を受けたことはありません。ただ誤解を招くようなことはあったかもしれません」と話していた。
しかし、過去の暴露本の記述をもとに「(合宿所で)パンツがない方に『自分のパンツを履け』と言ったり、電気アンマをしたり…。ジュニアを前に、ご自身の陰部を晒し『俺のソーセージを食え』(と言ったのか)」と具体的に踏み込まれると、「覚えていることと覚えていないことがある。している可能性もあるし、してない可能性もあるし。若気の至り、自分の幼稚さもあったとは思う」と表現を変えた。
さらには「森光子さんに性接待をしたのか」「莫大な遺産を引き継いだのか」という噂まで聞かれた。こちらについては「全くありません」と完全に否定した。
翌日の紙面ではデイリースポーツ以外は東山のハラスメント疑惑について載せていた。この点については忖度がないように見えるが、「僕のソーセージ」「森光子さんへの性接待、遺産」という具体的な言葉はスポーツニッポンにしか掲載されなかった。
森光子さんに関する質問は会見の趣旨から外れており、書いてなくても特に不思議はありません。ただ、昨年辺りからジャニーズに厳しいスポニチは書いて、他の5紙がスルーしている点は気になります。そして、東山さんの社長就任についての評価を読むと、未だにスポーツ紙には"無意識の忖度"が働いているように感じます
記者のコラムを比較すると、各紙の忖度度合いが明らかになる。まず、スポニチを読んでみよう。
《自社タレントの中でもジャニー、メリー、ジュリーの"同族経営"3氏と最も近い東山を新社長に起用。事務所の今後の運営を第一に考えた人選とも見え、再発防止特別チームが提言した「解体的出直し」からは程遠い船出と取られかねない》
「僕のソーセージ」「森光子への性接待、遺産」を載せたスポニチは厳しい。SMAP解散騒動の頃とは比べ物にならないほど、忖度しない姿勢を見せている。
次に東京中日スポーツを読んでみよう。
《生みの親で育ての親でもある恩人と完全決別し、きっぱり現役を引退して諸問題と向き合う意志の強さはしっかり感じることができた。ただ所属タレントの長男坊ではあるが、若い世代のタレントとはほとんど接点がなく、今後いかにしてリーダーシップを発揮するかに注目したい》(コラム『記者の目』)
良い点も挙げながら、《若い世代のタレントとはほとんど接点がなく》と不安点も指摘している。本来、記事にはこのようなバランスが求められる。しかし、他のスポーツ紙は東山社長就任に対し、前向きな言葉が並んだ。
デイリースポーツはこう書いた。
《信頼回復のため陣頭指揮を執っていく立場として、明確に「脱ジャニー」を掲げていくしかない。そんな強い信念が見て取れた》(コラム『担当記者が見た世紀の会見』)
■東山の“良い人エピソード”を並べた報知、日刊スポーツ、サンスポ
スポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツには"良い人エピソード"が並んでいる。報知から見よう。
《東山は自他共に認めるストイック。1日腹筋1000回、月に100キロ走ることを35年以上続けている》《裏方への気遣いも欠かさない。ドラマの現場では自ら進んで食事に付き合い、深夜まで現場の声に耳を傾けることも。体形キープのため酒席から走って帰る生真面目さも》(コラム『こんな人』)
報知は
《今後は、傾聴力とストイックさで抜本的な変革が求められる》と結んでいる。ジャニーズ寄りに違いはないが、《抜本的な変革が求められる》と書くだけ"称賛感"は幾分薄くなる。一方、日刊スポーツの編集委員は東山の人柄を"絶賛"している。
《かつて「サンデーLIVE‼」で、悪質な詐欺事件を取り上げた際、「こういう人にはバチが当たります」と真顔で言うのを見て、思わず笑ってしまったことがある》《この人に染み付いたかなり古風だが、確かな倫理観が思わず口をついたようだ。事務所を立て直す上で、何より大切な資質に違いない》
《会見で指摘されたように10~20代の頃には、当時は当たり前だった「体育会」的な行動があったのかもしれないが、今は後輩やJr.を相手にした「聞く力」を十分に蓄えているはずだ》《これからは時にスキを見せる人間らしさや謙虚な一面の方が武器になるのだと思う》(以上、コラム『こんな人』)
《当時は当たり前だった「体育会」的な行動》が何を指しているか不明だが、もし仮に暴露本の記述だとすれば、当時でも間違いなく非難される行動であり、決して"当たり前"ではない。
サンケイスポーツは、本人との具体的なエピソードを綴っている。
《メリー氏にもかわいがられた。“女帝”といわれた同氏からの食事の誘いを周囲が断りがちな中、東山は常に応じる社交性を持ち合わせ、“人間力”を磨き、森光子さんを筆頭に萬屋錦之介さんら先輩のスターからも寵愛された》《取材の際、自身への差し入れだったおはぎを食べながら「おいしいですよ、どうぞ」と報道陣に勧めたり、飲食店でばったり合った顔なじみの記者にボトル1本おごるなど隅々まで気遣う細やかさも一流だった》(コラム『新社長 東山紀之という男』)
図らずも、東山がジャニーズ事務所で伸し上がってきた理由がわかるような"逸話"の披露となった。
「権力のある人間に寄っていくのは自然なことですし、東山さんがメリー氏との食事にも積極的に応じていたことで、他のタレントが助かった面もあるでしょう。これ自体が悪いわけではない。ただ、サンスポの記者はボトル1本おごってもらっていたわけで、懐柔されていたと思われても仕方ないですね。このような過去があるから、スポーツ紙の忖度は簡単にはなくなりません。今回のコラムを書いた記者はジャニーズ担当ばかり。これからは、今までジャニーズと関わりのなかった人を担当にしないとダメでしょうね。テレビ局にも全く同じことが言えます」(前出の週刊誌記者)
会見で、元V6の井ノ原快彦(47)は「忖度って日本に蔓延っているから。これをなくすのは本当に大変だと思います。だから皆さんの問題でもある」と話していた。