はてなキーワード: 洋菓子とは
元ケーキ屋バイトが個人的にアドバイスするよ!たかがバイトかつ本当に個人的な意見だから参考程度にね!
味は絶対譲れない!というのであればケーキ屋や洋菓子屋のもののほうが外れにくい
ただクリスマスケーキは気合の入った見た目も特徴なので、そこを重視するなら余計なこと考えずインスピレーションを大事に
もちろん味と見た目どっちも極上!みたいなのもたくさんあるよ!(その逆もあるかも?そうですね…)
ただ見た目普通だけど味が極上とかもある、そもそもクリスマスの食卓にクリスマスのためのケーキがあるという体験自体が一番のデコレーションであることも添えておこう
あとケーキはお店で食べる以外は誰か素人(自分や家族、運送の人)が運ばなければいけないので、気にするならいかにも崩れやすそう…というのは避けたほうが安全かも
お店の味が一番出やすいのはショートケーキだと思っているので、生クリーム・フルーツ・スポンジを気に入っているお気に入りのケーキ屋で買うなら個人的にはショートケーキ一択。見た目も好き
誤魔化しにくいとも言い換えられるので、味重視かつ確信がないなら外す(あるいは今後リピするかどうかの品定めとして挑む)のもありかも
ブッシュ・ド・ノエルはその名のとおりクリスマスのためのケーキなのでおすすめ!どこのお店も出してるから色々迷えるのと、土台がロールケーキなのでお値段控えめが多いのもありがたい
関係ないけどたまーに「クリスマスノエル」という名前で出しているケーキ屋を見かけて大変もやもやする
その他は、自分の好物があれば優先するのがいい、やっぱり好きなもので季節限定の特別となるとめちゃくちゃ特別なのである
あとはそのお店の得意(キルフェボンならタルト、ブールミッシュならシブーストみたいな)は基本外さないので信じて選んでいい
選ぶ時間も楽しんで!自分はお店の前でニコニコしながらあれがいいこれも食べたいって迷う家族とかカップルとかを見るのが大好きでクリスマスのケーキ屋バイトが好きだった(超忙しいけど)
あと、ケーキ屋目線でクリスマスはよくも悪くも特別で、ケーキの値段が上がったり、ホールケーキ以外では手の込んだ品が出せなかったり、一人一人にかけられる接客の時間が短くなったり…というネガティブな側面も否定できない
もしケーキ自体が好きなら、世間的には何でもない日でも個人的にちょっと特別な日とかに、普段のケーキを食べるのもおすすめ
良いクリスマスを!
妻がバニラエッセンスを買ってきた。
特にバニラの風味がいい味を醸していて…といった感想をつぶやくと、それはバニラエッセンスの味だという。
俺は料理を嗜まないのでバニラエッセンス云々とは?となり、そこで妻は「これだよ」とバニラエッセンスの小瓶を渡してきた。
ふむ。ちょうど買い置きのバナナがあり、試しに垂らして食べてみた。
旨い。超絶に旨い。ちょっとお高いフルーツパーラーに出てくるパフェみたいな味がして驚いた。
そこで試しに色々なものにかけてみた。結果、洋菓子系に垂らすと全てがより美味しくなって驚いた。
これはあれだ。うな丼のタレ。
なんだか新たな扉が開いた気がした。
バニラアイスに追いバニラもしても超絶旨くなるし、100均チョコクッキーにひと垂らしするだけでデパ地下に売っているような高級クッキーの味にジョブチェンジ。
明日はショートケーキとチョコケーキを仕事帰りに買って帰る予定。
これらも超絶旨くなるのは間違いないだろう。
https://lin.alic.go.jp/alic/month/domefore/2012/mar/milk-jp.htm
22年度以降の増加の主な要因としては、コンビニ各社がオリジナルブランド商品として展開している、ロールケーキ、エクレアなどクリームを使用したチルド生洋菓子でヒット商品が生まれ、市場を拡大しているためと考えられる。
機構が実施している「乳製品の流通実態調査」によると、21年度のクリームの推定消費量10万3,700klの用途別構成比は、菓子・デザート類が26.8%(2万7,800kl)と最も多く、次いでアイスクリーム類が20.9%(2万1,700kl)、発酵乳・乳酸菌飲料が19.5%(2万200kl)と続いている。今後公表予定の22年度以降は菓子・デザート類の構成比が増加すると思われる。
2024年5月11日(土)と5月12日(日)に、東海オンエアのりょうくんが新しくオープンしたケーキ屋さん「La Maison du R(ラ メゾン デュ アール)」へ行ったので記録します。
この記事は、りょうくんやお店、その他全てを批判する目的はありません。
(どこにこの文章を出すか悩んで結局匿名ダイアリーにアップしてしまうので批判感満載だけどそんなことはない!)
15時40分頃到着。テイクアウト待機列が2組ほど、イートイン待機列が5、6組ほど。20分ほど待ったところでスタッフの方が出てきて、
ことが案内される。最初から掲示されていれば並ばなかったのになぁと言いながら退店。
※スタッフの方が出てくる直前に売り切れたのでは、という意見もあるかと思うが、それにしても残りの商品数はかなり少ない状態だったのだろうから、状況の事前共有は出来たと思う。
※ちなみに在庫状況を知って列を抜けたのは当方のみだった。オタクにとって、イートインで店内に入れること自体に価値がある時期だからなぁ。
私は明日再チャレンジすることができるスケジュールだったので明日に期待して退店。
10時30分頃到着。前日の来店時にイートイン、テイクアウトで列が異なることを知っていたが、道路を挟んで向かいの歩道の列は1列しかなかったので最後尾に並ぶ。
途中でテイクアウト希望の人は列が違うことを警備員の方に案内される。この時点で歩道側列の2組目になる。店前に並ぶテイクアウト希望者と合わせても、10組+α程度だったと記憶している。
が、結果としてケーキを購入し店を後にしたのが13時20分。テイクアウトでも約3時間滞在したことになる。
今後お店を利用される方に強くお伝えしたいのは、【イートインは時間がかかるだろうから、せめてテイクアウトだけでもして帰ろう】はやめておいたほうがいい、ということ。
一般的なケーキ屋であれば、テイクアウトするために10組程度を待つ必要があったとしても、1時間もかからないのではと思う。それがオープン前に待機した30分を除いても、2時間30分かかっている。
イートインは前のお客さんが食べ終わるまで案内されないと分かっているので長期戦になる覚悟で並ぶと思うが、
テイクアウトはさっと買えるイメージで並ぶ方も多いのでは無いだろうか。そのイメージは捨てて、覚悟を持って並ぶことを勧める。
列に並んでいる間お店を見ていて、なぜこんなに時間がかかるのか、個人的に気になった点を以下に挙げる。
※あくまでも「個人的に気になった点」である。以下のような点が気になった時点で私はこの店の客層ではないのだろうと重々理解している。
オープン間際で情報が少ないこと、聖地巡りの1スポットとして訪れたい方が多くいるだろうこと(=次の予定に追われた状態で訪問する方も少なくないだろうこと)をふまえ、参考材料になればとの思いで記録しておく。
これ読んでる人に東海オンエアのオタクいるのかな。まぁ岡崎付近の民もぜひ参考にしてください。
の3名しかいないように見受けられた
同じように商品を選んでレジで会計してもらうことになる。(イートイン客は会計を済ませてから2階の席へ上がっていく)
(オープンのタイミングでも、変わらずイートイン・テイクアウト合わせて数組ずつの案内だったので、一般的に想像されるような「オープンと同時にイートイン客が席数分まとめて案内される」ことはない。
オープン後長い間イートイン席がガラガラ、列は大行列、という状態だった)
時間をかけた人がいればいるほど後の人の案内がダイレクトに遅れることになる(順々に店内に入ることができれば、悩んでいる人を抜いて会計列に並べるが、そういうことは出来ない)
(テイクアウト客は、イートイン客の合間に挟まれる形で案内されるというイメージがあっていると思う。
オープン直後も順々に席を埋めていく間に先の客が出ていくので次のイートイン客が案内される。イートインが埋まっている隙にテイクアウトフィーバー!はほぼ起きない)
仕組みを変えたり、そこまでせずとも混雑時は注文の取り方を工夫したり、今の状況を改善する方法はいくつもあるように思う。
けれど、このお店では【店内での体験をリッチで良いものにすること】に完全に比重を置いているのだろうと考えると、
混雑していない店内、1組ずつ丁寧な接客、洗練されたスタッフ、と、現状何も問題がないということなのだろう。
「店外の待機時間」はあくまでも客側の自由ということかな、と。待ってるのは客、そう言われるとそうでしかない。
私はテイクアウトを完全に舐めてかかったので、案内される頃には疲れ果ててしまっていた。
後の予定をずらしたこともあり、店内をゆったり見る暇も無かった(完全に見通し不足の私の責任です。)。
そんな事にならないよう、「La Maison du R(ラ メゾン デュ アール)」訪問と合わせて他の予定を組みたい方はぜひ、この投稿を参考にしていただければと思う。
まぁオタク同士で行けば並んでる間も楽しいし無問題。ファミリーで、とかは要注意。
(あえて書かせていただくと、子連れの方、妊婦の方へはもう少し落ち着いてからお店に行くことをおすすめする。待機列は立ちっぱなしで座るところもないため。)
最後に、味。
美味しすぎた。★5。(ちなみにバスク、ショコショコ、ブロンド食べました。衝撃的だったのはブロンド、また食べたいのはショコショコ。全部本当に美味しかった)
綺麗なんだよね、具体的に何がってわけじゃないんだけどさ
薄曇りの朝、肌寒くて風が強くて、それでも空は青くて高い、太陽光は間接的に建物を照らして、遠くには変哲のない山、ただ濃いグレーが木や土や石の多くの集まりによって作られているだけ
ただそれだけなんだけどさ
今思い出すとなんかこう、涙袋が熱くなるくらい、目の裏に刻んでおける景色なんだよね
今日過ごす一日のあまりにも長い時間に比べれば、そのトラックやらバスやら軽自動車やらの編み上げる音なんざ、全然気にならないんだよ
日常ってさ、こういう風に僕の真横を平行に貫く国道を駆ける自動車たちみたいにざーっと過ぎ去っていくんだけどさ
そんな自動車たちに追い縋ろうとして、僕はこんなものを書いたりしてるんだ
こんなことを書いたって所詮は徒歩、牛歩に近い徒歩なわけだから、何も追い縋ることなんて出来ず、ただ自動車的毎日にびゅんびゅん横を通り過ぎられ、圧倒され、蹂躙され、こうしてコンクリートの植木の脇に打ち捨てられた白い不織布マスクなんかを横目にまた一歩一歩なわけなんだけどさ
今、この目で見えているものを見えているものそのままに扱うと、とても鮮やかだよ
今日のタスクが、とか、今日は上司が、とか、気勢を削いでくるものは色々あるけど
目で見えている生のもの、それは国道を突っ走る自動車的だけれど、実は違うの
吸い込む外気も、空の色も、遠くの山も、建物の外壁も、国道沿いのトヨタやら日産やらの販売ディーラーも、葬儀屋も、iPhone修理屋も、洋菓子屋も、ガソリンスタンドも、信号も、母と子も、中年男性も
綺麗なんだよね、
たぶん誰も興味ないんだろうけどさ
同じ女だけどまじで全然違いすぎてびっくりしたから私もメモに残しておくわ
【最高】
・ロクシタンのハンドクリーム(気分によって変えるし鬼のように使うので嬉しい)
・花(これ個人的に一番嬉しい!花って高いし、部屋中に植物飾ってるので神。植物の種とか球根でもめちゃくちゃ嬉しい)
・ご飯を奢ってくれる(男友達だったらめっちゃ嬉しい!神!でも恋人だとなんか微妙なんだよな不思議)
・デパコスリップ(女友達からもらった色は信用できるので嬉しいが男性からもらうのは微妙。グリッターとかならハズレないし嬉しい)
・ゴディバのチョコ(食べ物ならなんでも嬉しいけどたしかに「ゴディバか……」とは思う)
【くっっっそいらねぇ】
・酒(飲まん)
・珈琲(飲まん)
桜餅といえば、粒感のあるピンク色の餅で餡を丸く包んで桜の葉を巻いた和菓子だ。関西で生まれてこのかた、「桜餅」と言われればまずこれだった。それ以外の「桜餅」の存在なんて想像すらしていなかった。
ところがどうだ、東京に来てみれば見慣れないやつが桜餅を名乗っていた。平べったい生地で餡をロールケーキのように巻いてその上からさらに桜の葉を巻いた和菓子。関東ではこれを「桜餅」と呼ぶらしい。
アホか。どこが餅だ。今日からきみは桜クレープと名乗りなさい。おしゃれぶりやがって。なんだその軽やかなフォルムは。ヨックモック気取りか。洋菓子のパーティにでもお呼ばれしているのか?大体その葉っぱはなんだ。意味があるのか?その桜の葉っぱはな、本物の桜餅をそのまま触ると手がべたついてしまうから巻かれているんだよ。きみは見たところ結構さらさらしているようだが本当に桜の葉っぱが必要だったか?そのまま手でつまんで食べられそうなものじゃないか。ふざけている。桜の葉は飾りじゃないんだ。ファッションとして消費するな。そもそもの話、餡を生地で巻いてその上からさらに葉っぱで巻いて、それでもなお餡が見えているのはどういう了見だ。重ね着をしているくせに露出趣味なのか。餡なんてものは半透明の餅の向こうにうっすら透けて見えるのが奥ゆかしいんでしょうが。それをこんな明け透けに餡ばかり見せびらかして。隠しなさい。破廉恥だ。私の知っている本物の桜餅と何もかもが違う。合っているのはせいぜい間に合わせに巻いたその桜の葉ぐらいだ。どうせ関西の方に桜餅という風流な代物があると聞いて関東の芋侍どもが見よう見まねで作った似ても似つかないジェネリック桜餅、それがきみなんだろう。いつできたか言ってみろ。Wikipediaでその浅ましい歴史を白日のもとに晒してやる。知っているか、こちらの本物の桜餅は天保時代にはもう存在していたんだ。きみはどうせ平成のスイーツブームにナタデココとかと一緒に台頭してきた口だろう。なに、享保……。享保というとこちらの100年ほど前ですか。そうですか、関東風桜餅の人気を受けて関西でも後追いが……それがこちらの知っている桜餅……。へえ、すみません。そちらが元祖でございます。あなたこそが桜餅を名乗るべきだ。いえいえ、手前どもの餅菓子には桜餅なんて名前は勿体ない。道明寺。道明寺です。私が食べていたのは道明寺です。
ある北の街の老舗和洋菓子屋を非常に愛していて買い続けていたけれどもその和洋菓子屋は昨今の経営不振のためにそこよりもっともっとでかい世界で売りまくってる洋菓子屋と業務提携をしたのだったが、
その後どんどん市内の店舗が閉店につぐ閉店になってしまって寂しい限り
近所の店の閉店は寝耳に水すぎてしばらく没頭した仕事を終えたときにはすべてが終わったあとでなにも残っていなかった
昨今その和洋菓子屋の目玉(を一点集中主義的に作ろうとする感じも嫌い)商品は業務提携した洋菓子屋の何にでも生クリームないし乳脂肪入れとけば売れるだろと言わんばかりのものばかりになり、
まっとうにおいしかったその老舗和洋菓子屋のストレートな味は店舗と共に失われつつある
業務提携先の洋菓子屋がなければ現在はすでにその会社の存在ごととうになかったかもしれないから痛し痒しだが、それでもその洋菓子屋の方針には正直そうじゃないだろと思わざるを得ない
趣味が甘味巡りなのであれこれ食べたが、今でも市内で一番おいしい桜餅を作る和洋菓子店だったと確信している
パルワールドの話題をあれこれを見ていて、みんな今出ているゲーム要素以外で色々やりたいことがあるんだなぁと思った。
ポケモンが生活になじんでる感じの世界観がすごく好きなんだけど、ピクニックやボール遊び、街の至る所にポケモンが普通にいる感じ、連れ歩きとかで満足してたんだよね。あとゲームじゃないけど薄明の翼でこれが見たかった!の欲が満たされた。
仮にパルワールドみたいなゲームがいつか出るとしても、銃火器はいらないと感じるし、ブランド的にないだろう。となると戦闘はアルセウスとかレッツゴーに近いものしか残らない気がするけど、どうなんだろう。
クラフト要素は楽しそう。店や農場の経営とかやりたい。ウール―の毛でマフラー作って出荷したり、ミルタンクのミルクで洋菓子作って売ったり、みんなできのみを集めて日銭を稼いだりしたい。どうぶつの森とか牧場物語とかそういうやつ。
俺が仕事に行ってる間の家事を毎日こなしてくれている事にもいつも感謝している。
あなたには一生幸せで苦労のない暮らしをさせてあげたいと思っているし、そのためならいくらでも何歳まででも、例えばこの先歳をとってどんなに身体がこわれようとも働けると本気で思っている。それくらいあなたが好きだし、尊敬している。
だがプラモ作りはもう辞めてくれ。
プラモが好きなあなたの一番好きな趣味だということはわかっている。だけどそれでも、月に何度もデコレーションプラモを食べるのはしんどい。
それに、申し訳ないがやはりどこまで行っても製菓学校やホテル・レストラン等でしっかり学んだ訳ではない素人の味なんだ。
クリームがところどころはげていたり下のスポンジが透けているぐらいデコレーションの見た目が良くないのは食べれば同じなので気にしないとしても、ふくらみの悪い目の詰まったスポンジ、見てわかるほどきめが乱れていて舌触りの悪いホイップクリーム、鈍重という言葉が一番しっくりくるほど全体的にくどくてもたれる甘さ、なんというか本当に「具合が悪くなる」味なんだ。
それでも俺が笑顔で食べて、あなたのことを褒め続けたのはあなたの「努力」を褒めたんだ。
だけど、デコレーションプラモを一台苦心して作り上げる努力は素直に凄いと思ったし、それを俺に食べさせてくれようとした気持ちも素直に嬉しいと思った。だからそれを指した「作ってくれてどうもありがとう」なんだよ。申し訳ないけど、味じゃない。
店のプラモを美味そうだと言った時に「私だって」と張り合い、不機嫌になるのもやめてくれ。何かで見た洋菓子をうっかり「食べたいなあ」と発言してしまった時に「私が作る」という選択肢しかないのも勘弁してくれ。プロの料理人が作った美味い菓子を買って食べたい。俺が食べたかったのはガムや練り飴のように歯に貼り付くネチャネチャとしたマカロンじゃなくて、プロの焼いた中はモチモチしつつも歯切れの良いマカロンなんだ。底が小麦粘土のような油と粉の白っぽい混合物になったアップルパイじゃなくプロの作った底までサクサクと香ばしいアップルパイなんだ。
こんなにつらくて苦しいと思いながら月に何度も美味くないプラモや洋菓子を食べないといけない生活を心底きついと思いつつも、それでもまだ本人に辞めてほしいと言えないのは、それぐらいあなたがプラモ作りが大好きなのを知っていて、本当に心から楽しそうにプラモを焼いている姿を今までずっと見てきたからだ。面と向かって伝えようとすると、どうしても「妻から取り上げるのではなく、たとえ具合が悪くなっても我慢して食い続ければ良い話では」と思い、躊躇ってしまう。それで今までずっと言うことができなかった。今日帰ってきて冷蔵庫に陣取っているゴテゴテにクリームを塗ったプラモを見ただけで一切の食欲が無くなってしまった俺は、それを今猛烈に後悔している。
俺は今、ともすれば吐くかもしれない事を覚悟でアレを胃に流し込むか、夜食に食うと嘘をつき妻が寝るのを待って捨てに行くかを真剣に悩んでいる。
俺が仕事に行ってる間の家事を毎日こなしてくれている事にもいつも感謝している。
あなたには一生幸せで苦労のない暮らしをさせてあげたいと思っているし、そのためならいくらでも何歳まででも、例えばこの先歳をとってどんなに身体がこわれようとも働けると本気で思っている。それくらいあなたが好きだし、尊敬している。
だがケーキ作りはもう辞めてくれ。
料理が好きなあなたの一番好きな趣味だということはわかっている。だけどそれでも、月に何度もデコレーションケーキを食べるのはしんどい。
それに、申し訳ないがやはりどこまで行っても製菓学校やホテル・レストラン等でしっかり学んだ訳ではない素人の味なんだ。
クリームがところどころはげていたり下のスポンジが透けているぐらいデコレーションの見た目が良くないのは食べれば同じなので気にしないとしても、ふくらみの悪い目の詰まったスポンジ、見てわかるほどきめが乱れていて舌触りの悪いホイップクリーム、鈍重という言葉が一番しっくりくるほど全体的にくどくてもたれる甘さ、なんというか本当に「具合が悪くなる」味なんだ。
それでも俺が笑顔で食べて、あなたのことを褒め続けたのはあなたの「努力」を褒めたんだ。
だけど、デコレーションケーキを一台苦心して作り上げる努力は素直に凄いと思ったし、それを俺に食べさせてくれようとした気持ちも素直に嬉しいと思った。だからそれを指した「作ってくれてどうもありがとう」なんだよ。申し訳ないけど、味じゃない。
店のケーキを美味そうだと言った時に「私だって」と張り合い、不機嫌になるのもやめてくれ。何かで見た洋菓子をうっかり「食べたいなあ」と発言してしまった時に「私が作る」という選択肢しかないのも勘弁してくれ。プロの料理人が作った美味い菓子を買って食べたい。俺が食べたかったのはガムや練り飴のように歯に貼り付くネチャネチャとしたマカロンじゃなくて、プロの焼いた中はモチモチしつつも歯切れの良いマカロンなんだ。底が小麦粘土のような油と粉の白っぽい混合物になったアップルパイじゃなくプロの作った底までサクサクと香ばしいアップルパイなんだ。
こんなにつらくて苦しいと思いながら月に何度も美味くないケーキや洋菓子を食べないといけない生活を心底きついと思いつつも、それでもまだ本人に辞めてほしいと言えないのは、それぐらいあなたがケーキ作りが大好きなのを知っていて、本当に心から楽しそうにケーキを焼いている姿を今までずっと見てきたからだ。面と向かって伝えようとすると、どうしても「妻から取り上げるのではなく、たとえ具合が悪くなっても我慢して食い続ければ良い話では」と思い、躊躇ってしまう。それで今までずっと言うことができなかった。今日帰ってきて冷蔵庫に陣取っているゴテゴテにクリームを塗ったケーキを見ただけで一切の食欲が無くなってしまった俺は、それを今猛烈に後悔している。
俺は今、ともすれば吐くかもしれない事を覚悟でアレを胃に流し込むか、夜食に食うと嘘をつき妻が寝るのを待って捨てに行くかを真剣に悩んでいる。
https://goldhead.hatenablog.com/entry/2015/05/30/210204
2015-05-30
そしておれはケーキをむさぼるように食べた……。いや、ひと口ひと口噛みしめるように食った。おれが6年想像していた味か? いや、そんな問いは野暮だ。こいつは美味い。とにかく美味い。そこらのコンビニの菓子なんかとは、そりゃ比べられるようなもんじゃねえんだ。そうだ、おれには比べるべきハイレベルな洋菓子なんかない。ただ一つ、オーボンヴュータンは美味いと、そう思って生きてきたのだ。世の中にはこんなに美味いケーキがある。それ一つで十分だ。同じくらいの店がある、この店でももっと美味しいものがある。そうかもしれないが、そんなことは知った話じゃないんだ。
さっき、大きい地震があった。もし、今、おれがすごい災害に見舞われても、おれはもう満足だ。おれはついにオーボンヴュータンのケーキを食べることができたのだから……。
個人的にも冷凍ケーキは何度か注文したことあるし、家でもよくケーキ作ったりするずぶの素人からみた雑感。
冷凍ケーキって結構ガッチガチで届くし、冷蔵庫で解凍するのも結構な時間がかかるものなのよね。
凍ってる生クリームって外箱に当たったってかけることはあってもべちゃっとはならないのよ。
だから崩れたケーキを見る限り、あれじゃデパ地下でかってかえってきて途中でころんだときの状態なわけで、
凍ってるとはとても思えないわけなのよ。
まぁ動かないように形を固定できない形状なのも痛いんだけど、それ以前にあれは冷凍ケーキじゃなくて生ケーキの配送だよねって感じがする。
oem製造元のホームページを見る限り、2023年に「通信販売、デパート、高速道路等の、冷凍ケーキ、チーズケーキ、アップルパイ、スイートポテト等の洋菓子需要の拡大に伴い、安全・品管基準を向上と製造部門の増産体制の設備投資を実施。」って書いてあるのをみると、ははーんこれはーって感じしない?
まぁ100%推測だけど、多分みんな同じことを思うのではないでしょうか。
そうですね、IT界隈でもよるある営業がむちゃな数字を取ってくるタイプのやつ。
設備投資は往々にしてちゃんとパフォーマンスを発揮するまでにも結構時間はかかるし、設備はあっても造り手は雇用しなくちゃ増えないし、ちゃんとした技術がある人だったらすでに他所で働いているからかなり早い段階からコストをかけて採用してトレーニングしなくちゃならない。
生クリームをあれだけ波打たせながらデコレーションするのはそりゃまぁもちろん素人ができるものではないのよ。
無事なケーキをみてもいちごがやっぱり少ないから、材料調達の時点で苦戦していることもわかる。
せめて中は2段でいちごを挟むんじゃなくて、一段はジャムにするとかにしちゃっても良かったのではないかと思うくらい。
まぁ何かっつったら、3000個配送できるように工場に設備投資はしたけど、生産ラインが計画軌道に乗らず、凍らせる時間も足りず、強引に作って発送した結果、、、、
みたいな?
もちろん経営者として、設備投資した分は今年から回収しないと厳しいのもわかる。だから多分ケーキの台数ではない。
もしかしたら通常であれば生産ラインも計画割れすることはないが、12月にインフルエンザやコロナが社内で流行してしまったのかもしれない。
製菓工場なんだから、クリスマスに合わせてなんて生産能力の200%〜300%発揮させるのは当たり前の世界だし、クリスマスは待ってはくれない。
1ミスで全部が崩壊するシビアなオペレーションが元々要求されるのが製菓業界のクリスマス。
でもまぁ、今回は1/3がクレームっていうんだから、事前計画の時点で無理があったのかもしれないけどね。
まぁ知らん。わからん。
ただまぁ、工場では想像を絶するデスマーチだったんだろうなって思う。
そりゃお客さんは気の毒だけどさ。