はてなキーワード: がっかりとは
小学生のときに露出狂に遭い、中学生から高校生にかけては痴漢に遭い、大学生のときには先輩におっぱいをもまれたりそれ以上のことを無理やりされた。
もっと自衛せよという声も予想されるが、膝丈以上のスカートは履かないし、体のラインが出る服は避けてきた。異性とは2人きりにならないようにしていた。
なぜ私は私であるだけで、人間らしい扱いをされないのか。これまで私を精神的・肉体的に苦しめてきた人々の最も分かりやすい属性、すなわち「男性」が怖くなった。「いままで危害を加えてきた人」と同じだと思ってしまい、拒絶した。でないと、何か被害を受けたときに「すきを見せたお前が悪い」と批判されるから。
仕事上でどうしてもかかわらないといけない人物であった。仕事だと認識していると多少はマシになったが、心の準備ができていないと男性に話しかけられるとフリーズしてしまうし、触れたときには過剰に拒絶してしまう。目が会ったときには全力でそらしてしまう。日常生活では失礼にあたることだ。
そういった言動をとってもあなたのせいではなく、男性恐怖症のケのある私に原因があるから不快に思うことがあったら伝えてほしいと遠回しに伝えてた。彼はよく理解してくれてほどよい距離をとってくれていたが、これまでの男性たちとは違かった。言動ひとつひとつに下心が感じられない。性的な肉ではなく、ただ、人間として自分を見てくれていることがわかった。
彼と一緒に仕事を終え、プロジェクトメンバーで打ち上げをして、彼からランチのお誘いが来た。正直迷った。昼とはいえ、異性とふたりでいることには抵抗があった。恐怖心もあった。
それでも、「彼なら大丈夫」と思う気持ちもあり「いいですね」と答えた。
これまで受けた性的被害を思い出し吐き気がした。結局彼も他の男性と一緒だったのだと思い、動機が激しくなった。脂汗がにじみ出るのがわかった。
その様子を見て、彼は驚いていた。私は付き合うことはできないと答えて、ランチ代を置き、店を出た。しばらく街を散歩して落ち着きをとりもどした途端、自分のとった態度の悪さを恥じた。
きちんと説明しなければならないと思い、メールで告白を受けられない理由を書いた。
ドン引きされるだろうと思いつつ、おそらくもうほとんど会うこともなさそうだし、半ば諦めにも似た気持ちで送信した。
彼からの返事は、ここに書くのも恥ずかしいような歯の浮くようなセリフ(正直嬉しかった)と性的なことや身体接触は一切しなくてもよいということ、そして、彼は性的な関心が人より薄く、性経験がなく、自慰すらほとんどおこなわないということだった。
それが1年前。そして今、私の左薬指と彼の左薬指にはお揃いの指輪が光っている。
見なくてもいいのにわざわざはてなでジェンダー系の燃えているエントリーを見ては男女の性に対する認識の違いにがっかりし、内在している男性への嫌悪感を自覚し、自己嫌悪に陥る。
でも、そんなとき「私の最も近くにいる男性は私を理解してくれているし、優しい」と思い出すことで、インターネット上でおこなわれている不毛な争いは、どこか遠くの惑星でおこっていることのように考えられる。どこかのバーチャルアイドルを巡って争いがおきていようと、それはあくまでバーチャルアイドルを対象とした議論である以上のものではなく、必要以上に自分事化して凹むことはないのだと教えてくれる。
今日の夕飯は鍋だ。鍋をおなかいっぱい食べたらお風呂にゆっくり入って、夫とハグをし、夫の体温に安心感を抱きながら眠るのだろう。夫と会えて本当に良かった。
近年、転職した時に退職しましたブログを書くのが流行りのようなので書いてみる。
今転職しようか悩んでいるシステムエンジニアの人がいたら参考になれば。
ずっと小さいベンチャー企業を渡り歩いているせいで、インフラからバックエンドからフロントエンドからなんでもフルスタックでやってきた(人がいなさすぎてやらざるを得なかった)。
近年は自分も開発しながらマネジメントもするプレイングマネージャだった。
社名を出す勇気はないので出さないが、まあまあ有名なWebサービスをやっている非上場企業から、ある業界で手広くいろいろやっている一部上場企業に転職した。
2社の業界は全く違う。
年収は現状維持で変わらずに転職したのだが、これは自分にとってかなり上出来。
というのも前の会社が小さいベンチャー企業で、CTO的な立場で役員に気に入られていたこともあって、相場よりも大分高い給与をもらっていた。
なので、中規模以上の企業の基準ではこの年収では無理ではないかと考えていた。
というか実際それが理由で最終選考で断られた別の中規模企業もあった。
元が小さい企業というのも、大中規模企業への転職には足かせになった。
小さい企業のため、チームがせいぜい10名程度になるため、「PM経験あります!」とアピールしても、「10名程度じゃね〜」と軽く見られて響かないのだ。
エージェントを使って転職活動したのだが、そういうことはやる前から予測していたので、ダメ元で大中規模の有名企業を受けてみて、ダメなら有望なベンチャー企業を受けてみる、くらいに考えていた。
そしたら運良く経験やスキルセットがぴったりハマる企業がタイミング良くみつかり、1次面接でほぼ内定な感じでさらりと決まった。
で、なぜ大中規模の有名企業を志望したかというと、小さいベンチャー企業に疲れたのとそろそろある程度安定した環境で働きたくなったからだ。
小さいベンチャー企業は本当に波が大きい。
上手くいっているときは高級ホテルで盛大なパーティー開いちゃったりするくらい羽振りが良いが、ちょっとつまずくとすぐ単月で赤字決算になる。
大体主力業務1本でやってるから、その一つコケると会社全体が存続の危機になってしまう。
そうして経営危機を迎えると、「ここままではダメだ!会社に変革を!新しいことに挑戦しよう!」と会社の空気がなるのだが、「そうはいってもこれ以上悪くしたくない」という役員の保守的な気持ちも働いて、結局「失敗しないように挑戦しろ」というそれってつまり挑戦じゃないよねこれまで通りってことだよねっていうがっかりな指令がでて、やる気のある社員のモチベーションを下げる。
そうなるとスキルとやる気のある社員から抜けていくのは自明の理だ。
私もその一人だ。
前の会社は上層部を営業チームが占めているせいで、売上至上主義な会社だった。
そのため、ユーザビリティやシステムの堅牢性などは全く関心がなく、10年前のシステムが現役で動いているような有様だ。
少し前まではそれでもなんとかなっていたが、近年になりついにユーザとGoogleに見放されてしまった。
システムを革新して良いサービスを提供する競合他社に取られ始めたのだ。ユーザもSEOも。
役員はSEOコンサルを使ってシステム的に小細工すればSEOは取り返せると信じているようだが、それは10年前のSEO対策だ。
下手なことをするとスパムと見なされてもっと悪くなるよとは伝えはしたが、適当にいい加減なことを言うSEOコンサルを盲信していて、聞く耳は持ってもらえなかった。
そんな会社だが、ある程度自由にやらせてくれる風土もあったので、俺が担当しているところはどんどん勝手に新技術を取り入れていった。
事前に確認取るとOKでるのに時間かかったり、NGになったりするので、本当に勝手に作って、事後報告してた。
AWS上でReact+RoRのWebアプリを立ち上げ、ElastiCache、ElasticSearchなどなるべくAWSのサービスを使ってクラウドネイティブで動くようにした。
APIはAPI Gateway+Lambdaでサーバレスで動くようにした。
AWSに関して教えてくれる人は社内にはもちろんいないので、全て独学で習得した。
この行動が良かった。
もし前の会社で会社に言われた仕事だけしていたら、今頃どこにも転職できないしょうもないおっさんエンジニアになっていただろう。
だから、ベンチャー企業への転職を考えているエンジニアは、いつまでもそこにいれるとは思わないでほしい。
会社にエンジニアとして成長できる機会がないのであれば、自分から作っていかないといけない。
そして、会社の方針と自分の考え方が一致していることはとても大事だ。
それが違うと、経営危機の時に頑張ろうって気になれない。
転職するときの面接は、受けるこちらも会社を査定する場なので、その辺も良くみてほしい。
業界全体において今自分がどの位置にいてどのくらいの価値のある人間なのかわかるからだ。
まず職務経歴書を書いてみてほしい。
※ネタバレ注意
なんなんだよーこの打ち切りエンド。
1巻のあとがきに担当編集から「○割を削りましょう」とか言われたってあったから、
何かしら消化不良になるのは覚悟してたけど、まさかこれ程とは。
主人公に名前を付けた人間、主人公と契約した天使の正体も目的も分からずじまい。
物語序盤に別れた、仲間キャラの友人と妹は、モブに殺されましたって説明で終了。
ifストーリー?「こういう構想をしてました」っていう後書き?
仲間キャラ、罪人の部隊、人工魔王が悪魔や人間達とどう関わっていくかとか
話の広げ方はいくらでもあっただろうに、
なんでこんな雑な終わり方してしまったんだ。
全巻そろえる程、気にいってたのに。
なんか、会話とかできるんだ〜って感じ
贔屓はとっても優しいし素敵
思い出せば思い出すほど好きになる、すごい
多分そのうちいけなくなる
贔屓が優しくて余計に申し訳なくなる
わたしの話は聞かないし言わない
それってやっぱり同じように、ずっと来てたのに来なくなった人とかいるからってのもあるかなてちょっと思う
そうだとしたら悲しいなぁ
憧れの人は憧れのまま
でも会いたいなあ
この人おかしなこと言ってなくない?
それはこの人が大きくなって稼いでる時点で返してるんじゃないの?
この人が自分の死後の社会の為のコストまで払うことがフェアかどうかって話しだよね?
masumizaru 税金と社会保険料を月40万払うって、お前そんな高給取りなのになんで非モテなんだ。そっちのほうが問題だと思うぞ
これ一番最悪じゃね?
弱者の訴えに対して「なんでお前はそんな弱者なんだw」「もっと頑張れよw」という混ぜ返し。
え、これに☆付けちゃう?
sunamandala なんか言おうかと思ったけどなんの得にもならなそうなので止めた
こうやってなんの意味も建設性もないほのめかしで馬鹿にするだけの卑劣なコメントにも☆が集まる。
これも。
抗議する弱者や懐疑する弱者に「お前はなんでああ出来ないんだ」っていうコテコテの抑圧のやり方じゃん。
しかもずるいのが、不参加にする手段なんかないのに「嫌なら参加しなくていいよ。」とか言ってること。
kotetsu306 日本人の子供が育たないと、増田が歳をとった頃には (A)日本は衰退しまくり、貯めた財産も使い道が無い (B)移民だらけで日本語が通じない街で独居老人をやる羽目に、辺りの未来予想図なんだが
それはもうそうなってるんじゃないの?
増田はそこに関われないからそのためのコストも負担したくないってことでしょ?
laislanopira 俺は病気をしないので福祉や医療への補助はいらない、美術館も図書館も巨大望遠鏡も興味ない、もう大学は卒業したので大学予算もいらない、日本刀を持って自衛してるから軍隊も空母も警察もいらない
こういう言ってもないことを言ったように非難する。
ザ・藁人形論法じゃん。
anigoka お前は泥の中から生まれたのかよ!wあ、でもこのメンタル 泥っぽいからホントにそうかも…誤解してゴメンな!
もはや意味不明。
目が腐る幼稚さ。
要するにさ、
この人は社会の再生産に参加させてもらえない立場の人なわけでしょ。
子孫を持てない人。
子孫を持ってる人は何も問題ないんだよね。
けど子孫を持てない人にとっては自分の死後の社会ってもう関係ないじゃん。
自分一代の期間についての社会コストは当然適正に負担する。それがフェア。
でも自分の死後の期間に紐づくコストを負担させられるのはおかしくない?アンフェアじゃない?と。
筋通ってるじゃん。
まだギリ20代だし子供を持つ可能性はまだ終わってないと思う(実は終わってるのかもしれないけど。)
ポジショントークではなく筋の問題として元増田はおかしいことは言ってないと感じた。
そういう人のちゃんと筋の通った訴えが非論理的な嘲笑でリンチされてるのはがっかりする。
ただの愚痴です
炎上といっても、もともと大した人気グループでもないのでファンが騒いでるだけなんだけど
渦中のメンバーは私の推しではないんだけど、昔からなんとなく信念を持ってアイドルやってるんだろうな、って好感を持ってたメンバーだった。
炎上の理由はよくある彼女匂わせで、婦女暴行とかに比べたら本当に大したことないんだけど、なんかがっくりきてしまった。
ファンになったのは5年くらい前で、割と長く続いているグループなんだけどなかなか日の目を見なくて、細々と活動するのをのんびり応援するのが心地よかった。最近メンバーのほとんどが30代になって、グループの雰囲気も変わってきたけど、それも味が出てきていいな〜なんて思ってた。
少し前からそのメンバーの女の噂はあって、自分自身アイドルとて人なのだから彼女くらいいたっていいだろうというスタンスだったので特に気にしていなかったんだけど、ちょっとしたきっかけで彼女のインスタグラムを見て、あまりの露骨な匂わせに辟易してしまった
もう30過ぎなのに、彼女匂わせなんてダセエことしてんじゃねえよと
彼女のこと隠さないなら隠さないで、もっと堂々としてほしかったし、そういうプロ意識のある人だと(勝手に)思ってた
いい歳して恋愛に関わる自己顕示欲すらコントロールできない人だったのかとがっかりしてしまった
私の好きなグループの中にそんな奴がいるのかと
グループのことが好きだったけどもう推し以外を応援する気持ちが薄れてしまった
てっきり がっかり うっかり がっくり がっつり とっぷり まったり ゆったり どっきり しゃっきり あっさり しっとり ねっとり すっきり くっきり はっきり ざっくり そっくり きっかり しっかり ぴっかり こっきり めっきり
どっきり⇔どきり がっくり⇔がくり になるやつとならないやつがあるきがする
どっきり⇔どきどき うっかり⇔うかうか しゃっきり⇔しゃきしゃき
くっきりはくきりにもくきくきにもなんないね あっさりもかな
まるわかりノーベル賞2018 においてキズナアイがインタビュアーを務めたことがジェンダーロールの再生産にあたるのではないかと一部の人たちから批判を受けました。私もメディアにおけるジェンダーステレオタイプは気になる方なのですが上記の指摘には首をかしげます。本来この手の指摘例えば
といった形で議論されるべきなのではないでしょうか。N=1 で議論するものではないでしょう。
それにNHKの子供向け番組は私の見る限りにおいてはジェンダーロールによく配慮して作られていると感じています。まるわかりノーベル賞も2017年には鈴木福くんがインタビュアーを務められています。私には特に性役割が偏っているようには感じられません。(ちなみに2016年から始まっているようでなのですが2016年度のインタビュアーは調べられませんでした。)
また、キズナアイさんの受け答えに関しても一部の方から批判を受けていましたが私には彼女はよくやっているように見えました。そもそもノーベル物理学賞は毎回インタビュアーからひどい扱いを受けることが多いです。小林益川の時は特にひどかった覚えがあります。
でもキズナアイさんは違いました。最後まで楽しそうに聞いてくれていました。おそらく量子テレポーテーションのあたりからついてこれていないのですがそれでもなんとか理解しようとして聞いています。もし仮にキズナアイさんが
「えーそんな難しいこといわれても〜〜 アイわかんないよぉ〜〜☆」
みたいな反応をしていたら私もがっかりしたし怒ったかもしれません。でもキズナアイさんは逃げず、最後まで嫌な顔もせず付き合ってくれました。キズナアイさんどうもありがとう。
NHKの特設サイトを見ただけでキズナアイさんを語るのはキズナアイさんにもVtuberファンの人たちにも失礼かな、と思ったので少しみてみました。見たのは人気動画4本です。本来全部見るべきでしょうが時間がなかったのですみません。
特に笑ったのが「体力測定やってみる!」です。体力測定というよりはモーションキャプチャーの限界やモデルと中身の身体バランスが異なる時どう見えるか?みたいな実験になってしまっていますね。中の人は垂直跳びをしているようなのですがキズナアイは飛べずに妙な動きをしています。唐突に「…これ飛んでいますか?」「…わたし飛べないんですか?」「…なんで(垂直跳びを)いれたの…。」と虚空のスタッフと会話を始めてなんとも笑えるし、親近感が湧きます。中の人がなんとなく見えているのがVtuberの魅力の一つなんでしょうね。
感心したのが「あんな声やこんな声で話題の声ゲーに挑戦」です。これは音声入力で遊ぶゲームプレイ動画です。「動物の声」などのお題に合わせて遊んでいきます。動画中程で「セクシー」というお題が出てきました。普通ならここで「男性ファンへのサービスタイムかな」と思うところです。でもキズナアイさんは「なまたまご〜〜♪」「たまごかけごはん〜〜♪」とセクシー台無しなワードで迎え撃ちます。私はこれをみて「なるほど、女性ファンが多いわけだな」と感心しました。おそらくキズナアイさんは抜群のバランス感覚の持ち主なんですね。動画を見ている様々な人たちを配慮していて、笑いとセンスで誰にも嫌な思いをさせないようにしている。ギャグも基本的に一人ボケ一人突っ込みで誰も傷つけない。この辺りが信頼を集めているのかな、と思いました。
動画を見た後はずいぶんイメージが変わりました。キズナアイさんは「熱狂的なファンが多い」というよりは「愛されている」「信頼されている」という表現が似合うように感じました。私が連想したのはTwitterのシャープさんです。ちょっと抜けてて、なんだか中の人が見えていて親近感がわく。いつも全力で楽しんでいるように見えて実はいろんなひとに配慮している。抜群のバランス感覚で踏み越えてはいけない線を絶対に超えない。だから信頼できる。私の抱いた印象はこんなかんじです。
もうひとつ、キズナアイさんはいわゆる「男性に媚びたキャラクター」ではないですね。なんといいますか リナ・インバースを現代風にマイルドにした感じでしょうか。
最近小売業はなかなか厳しいと言われてるけれども、個人的にはあらゆる消費に対して微妙にケチになっているかもしれない。前は欲しいものがあったらイヤッホウ的に買っていたけど、失敗したことの記憶の蓄積が閾値を超えたみたいで、もういいやっていう風になる。行きたいコンサートはあるけれども、「マニアしか知らない曲ばっかりだったら乗れないかも」「好きな曲をやってくれなかったらお楽しみどころがまるでないかも」という、失敗したくない感が先行して、ズルズルしているうちに時機を逃す。この現象があらゆる消費に対して出てくるので、「失敗したくない病」と名付けた。失敗したくないとは、幻滅したくないということ。ちなみに、これ以上幻滅したくないので、芸能人の類に夢や憧れを抱くのもやめた。ちょっと素敵な人がいても、深入りしないで遠巻きに眺めることにした。そうすれば、嫌な部分を見てがっかりしたり、冷たくされて心を痛めたり、他の異性と仲良くしている様子に密かに苦しんだり、ということがないから。そういうわけで、今、幻滅と失敗をできる限り回避していると思うけれども、案の定、そんな生活あるいは人生はウキウキも熱狂も無関係で、ただ灰色一色の荒涼とした風景になってしまった。門扉に雀の網を張るなんとか、という詩を思い出した。