2015-08-31

検索エンジンのコツ

この間、飲みの席で上司がすごく得意気にこんな話をしていた。

「おれは検索エンジンを使うのが得意だ。お前らの半分以下の時間目的の結果に辿り着ける」

確かに、この人は検索エンジンの使い方が上手だ。

その時も適当技術的なお題に対してスマホ検索合戦をしていたが、じじいのくせに確かに周囲より早く答えを導き出していた。

まずは答えというのは疑問とセットになっているはずなので、質問者が使いそうな単語しかもその質問しか登場しないような単語を選ぶのがコツだという。

また、聞くところによると検索エンジンはまだまだ文脈に弱いらしい。(文脈自由言語?)

そのため、文章質問するとむしろ余計な検索結果を導き出してしまうのだという。

もっと技術的な話が出ることを期待していただけに、その場はなんとも言えないしらけ方をしてしまった。

これを聞いて思ったのだけど、こういうのが検索エンジン進化を遅らせている一番の理由なんじゃないだろうか。

例えば飛行機って便利なはずなのに、未だにライセンスハードルが高くて、余計な知識をつめ込まないと操縦させてもらえない。

一度事故が起これば精子に直結する問題なのはわかるけど、それにしたってあの計器類の数は無駄に多すぎると思うんだ。

自動化は信用出来ないって考えが世の中まかり通ってるけど、本当は技術投入すれば大半を簡略化できるはずだ。

未だに人の目がコンピュータより正確だとは誰も思わないなはずなのだから

本当はそこに技術革新余地があるはずなのに、大きな問題に目を向けるあまり煩雑でも成り立っていることをよしとしている状況って他にもいくらでもあると思うんだよね。

こんなところに情報格差の原因が放置されていていいのだろうか。

SEO不正対策する前にもっとやることあるはずだ。

なんというか、得意気に語る上司がどうみても飼い慣らされているだけに思えて哀れでしょうがなかった。

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