はてなキーワード: 微熱とは
先々週の話だ。うっかり傘を忘れた俺はずぶぬれ、そして見事に翌日風邪を引いた。
風邪を引いたといっても、37度にも満たない微熱に少し寒気がする程度だ。いかにも濡れた身体を適切に処理しなかった結果だという感じである。
しかしながらこんなご時世なので、大事を取ってその日の用事をキャンセルした。
先週の話だ。父が風邪を引いた。
といっても随分汗をかくので大事を取って休むことにしただけで、基本は元気らしい。
俺がうっかり風邪を移してしまったかもしれないし、単にこのところの天気の悪さに体調を崩しただけかもしれない。
父は組織のトップだ。「体調が変だと思ったらすぐ休むんだよ」という環境づくりの為、率先して休まなければいけないという立場上の問題もあったようだ。
さて、週末の話だ。母が出かけた。
…………。
県外への外出!!しかもよりによって毎日コンスタントに200人以上感染者が見つかっている東京!! (※東京の隣県在住)
だいたいこの時期に東京でやるセミナーって開催者のお里も知れてるというか、一体どんな役に立つことを教えてくれるというのだろうか。
帰ってきてぐったりしている母に「東京行ってきてぐったりとかコロナじゃん、近寄るなよ」と言ってみると、
「どうしてそうやって人を差別するの!?あなたは本当にネガティブな事ばかり言う差別主義者に育って……」と騒がれた。
なんで?
こんなに辛いものだったの?
痛みはあったけど、うわーきたか、と思うくらい。
■予定日の1週間〜10日前に体温が37度を超える
ぼわーっと暑い。
検温される店には入らないようにしてる。
元々根暗だけど、輪をかけて酷くなる。
何年も前の言動を突然思い出して頭を抱えたり、
周りにはこう思われてたんじゃないか…
人と会ったり、話したりするのが怖い。
■期間中、腰の鈍痛と下腹の捻じ切られそうな痛み
これがみんな苦しんでた生理痛か…と思った。
めちゃくちゃ重たい荷物を、
腰だけに体重かけて持たされてるみたい。
下腹はずっとギリギリ、ああここに子宮がありますねぇ…となる。
あと穴がとにかく痛い(生々しくてごめん)
筋肉が無理やり収縮してる痛み、みたいな感じ。
こんなに何日も続くと泣き言も言いたくなる。
この時ばかりは突き落としてやろうかと思う。
できるだけ外に出さないようにしてるつもりだけど
"その時"の精一杯の努力なので
平常時からしたら不機嫌かもしれない。
3日くらいで量が減って、あとはダラダラ終わらない感じ。
単純計算で毎月の半分近くが不調なの、
どう考えても人体のバグでは?
みんなどうやって乗り越えてるか教えてほしい。
虐待毒親、イジメ、レイプでメンタルやられて二次障害で双極性障害の二型持ち
自律神経ももれなくおかしいから毎日微熱で身体は怠くてどこかしら痛いし、慢性疾患も沢山持ってる
メンタルが駄目なら身体だけでも健康になりたくて酒もタバコもしないし、運動だってしてるのにこのザマ
親は障害者1級だから障害者(私)が障害者(親)の面倒見てる地獄
福祉も最大限活用させてもらってるけど、国民年金すら払ってなかった親はどうひっくり返っても働くことすらできないが、当然障害基礎年金1円たりとも貰えない、もちろん非課税家庭だよ
25歳になって初めて彼氏ができた。
中高一貫と女子校で出会いがなく、大学も周りのノリについていけず特定の女子とだけつるんでいたため男子と触れ合う機会がなかった。バイト先は地方の塾講師なので他の先生は皆パートのおばさまたち。場はそれなりに整っていたはずなのに自分の面倒くさい性格も相なって25歳まで処女を貫き通した。
24歳の夏、会社で説明会に出席してた時に突然それはおこった。今までも体調不良や微熱はあったけど、その日は特別だった。目の前がぐるぐると回転し続けてて座っていられない。自分が今どこにいるのか、上を向いているのか横になっているのかもわからないくらいの強烈な目眩に襲われた。説明者の目の前で。
幸い慌てて会場を出てしゃがみ込んでいたら落ち着いたのでその場は凌ぐことができたが、その後も目眩はひどく暫く続いた。真っ直ぐ歩くことができない。ふらふらして駅でホームに落下しそうになる。電車のつり革を握っているはずなのに目の前が歪んで立っていられない。座っていても世界が回り出して気持ち悪くて顔を上げられない。勿論病院には行ったがどこにもたらい回され、よくわからない薬を処方されるだけ。一度処方された薬を飲んだ夜に過呼吸を起こして熱が出たのでそれ以降薬を飲むのをやめた。
最終的に頼ったのは精神科だった。ブラック企業にいたわけでもなく親から虐げられていたわけでもない普通のオタクが行くにはあまりにも敷居が高すぎたけど、そう言っていられないほど状況は逼迫していた。毎日休むたびに減っていく有給、上司からの心配の声、悪化していく自分の体調、原因不明の謎の目眩。もう誰でもいいからこの症状に名前をつけて私を安心させて欲しかった。
普通に鬱と診断された。
それからは早いもので、といってもここのあたりの記憶は朧げなのであまり覚えていないんだけど、会社を休職し、給付金をもらい毎日家で暮らしていた。24の貴重な半年を家で過ごした。目眩がひどい期間は寝たきりだったけど、徐々にスマホでYouTubeを見るくらいならできるようになって、後半はYouTubeばかり見ていた。
初めは外に出るのも怖かったのが近くを散歩できるようになり、怖くて乗れなかった電車に乗れるようになり、友達と会って話をすることができるようになった。色んなことができるようになってくると目眩も治まってきて、その話を先生にしたら「目眩が心の危険信号だったんですね」と言われてなるほどなぁと思った。私は不必要以上に色々なものを抱え込みすぎていたらしい。毎日嫌味を言ってくる父親とか、一週間に二度ヒステリーを起こす母親とか、期待してるねと必要以上に仕事を回してくる上司とか、普通だったらなんとも思わないそれらを私は重く受け止めすぎて、結果抱えきれなくなって心が壊れてしまったらしい。それに気づいたのは休職して一年経った夏のことだった。
この辺りになってくるとTLも普通に見られるようになってきて、フォロワーとリプもすることができた。(前はなんだか億劫で見てなかった。ツイッターと10年近く寄り添って生きていた私がツイッターを見るのを面倒だと思うのがそもそも異常だったのだ)
そんな中で同世代のフォロワーが今流行りらしいマッチングアプリを始めたと言っていた。そういえば私も彼氏いない歴イコール年齢の喪女だからそろそろ考えないとなぁとぼんやり友達の結婚報告を聞きながら思っていた時だった。職場に出会いのない、そもそも今鬱で休職中だから職場にすらいない私に出会いなどあるはずなく、フォロワーが始めたならやってみようかな〜の軽いノリで登録した。ちょうどその頃恋愛神社とも言われている有名ツイッタラーさんをフォローしていて、もしかしたら私も恋人できちゃうかも〜!?なんて浮かれていたからこそそんな行動が取れたのかもしれない。いつ撮ったか不明な、人生で一度した飲んだことのないタピオカを持った写真をアイコンにして、オタクです!という内容のプロフィールで登録した。当時ヤリモクだなんだと騒がれておりマッチングアプリ自体にいい印象がなかったから登録ボタンを押した時はめっちゃドキドキしてた。
年齢が若かったからか大量にハートが来て必死に返事をする毎日が始まった。きっちり返事をしないといけない!という謎の義務感と長年ツイッターで培われてきたリプライ力を生かして声をかけてくれた方とは積極的にやりとりをした。中には会おうと誘ってくれる人がちらほらといて、どうしようかな、とりあえず会ってみるかということで一人目と天下の池袋で会うことになった。
そしてそのあとなんやかんやあったあとにその一人目の人と付き合うことになって、会社にも復帰できて、コロナの影響で口うるさい親がいる埼玉の実家に帰ることができなくなり、半強制的に彼氏の居候と化している。
実家で両親の嫌味を聞かなくてよくなったことで精神的に回復し、会社への通勤時間は短縮どころかテレワーク化でゆっくり自分のペースで仕事ができる。そして一番は一番大好きな人がずっとそばにいてくれて、尚且つ私がそばにいることを許してくれている。
私、引き運強すぎない?
横で寝てる彼氏の顔を見て、あまりのかわいさに嬉しくて文章書いてたら長くなりすぎちゃった。最近悲観的な増田が多かったからこんな幸せな奴もいるんだよっていうのが半分、もう半分は私これからも幸せでいられるために頑張るよ!ていう惚気。愚痴もだけど惚気も周りに言いづらいよね。そもそも友達少ないから言う人もあんまりいないんだけどね…
みんなも生きて行こう おわり
私がそれを考えているというと、いったい、ひとはなにを考えるだろうか。
「コロナ禍のいま、なんて不謹慎な!他人に迷惑をかけるトンデモ増田じゃないか!」と直感した人がいるかもしれない。読者いなかったらいないだろうが。
「迷ったり、考えたりする必要なんてない!ニュース見てないのか?
連日増加し続ける感染者数、怖くてたまらないのに、近くに来るなんて言いませんように!」と恐れるだろうか?悲しむだろうか?
あるいは、「この非常事態に自分さえよければ、他人に迷惑をかけてもいいと思っている非常識な増田」という印象を受けるだろうか。
「考え直してください!実はすでに無症状の感染者でひとにうつすかもしれないんですよ!
そうでなくても、それに旅行先でウイルスにかかったら、まわりにまき散らすことになるんですよ!あなた自身、発症したらとても苦しむかもしれないのに!」
「落ち着いたら、行けばいいのに、なにも今じゃなくっても……。」
「こういう人のせいで、身内になにかあったらと思うだけで悲しくなる。」
「感染防止は家にいることが最善なのに、自己中心的考え方の増田がいて、そんなやつのためにおびえるのは悲しい、涙がでる」
「バカだから、いっそコロナ肺炎にかかって死ねばいい」だろうか?
だれかの頭の中にいる私は、「菌をばら撒く不届き者」だろうか。
私はいわゆるサラリーマンだ。幸運にも、ずっと仕事を続けられている。
リモートワークはできないとの判断があったため、コロナ肺炎が問題となり、自粛要請、緊急事態宣言が発令され、
Stay Homeと声高に斉唱されたときも、そして今も、Covid-19の話が出る前と変わらず出勤し、通勤で公共交通機関を使用する。
休業要請の対象ではないので、会社が止まることもなかったためだ。ありがたいやら……。
マイカー通勤はしていない。駐車スペースがなく、許可されていない。
1月から4月は、ご存知の通り、マスクが出回っておらず、高額なものを購入したり、
会社がどこかからかき集めて配ってくれたこともあったが、今はいくらか容易に入手できる。
おかげさまで、通勤時はマスクをしている。会社でも、マスク着用は義務付けられている。
つり革、手すりを触ったら顔やマスクに触れない。外でマスクを外さない。
それでも気になるので、自前の消毒液を買って、トイレや、不特定多数の人々がどうしても触れてしまう箇所などに触れたら、自分の手指を消毒している。
出社したら、まず入口で検温を受ける。微熱でも発熱しているのものは帰される。
オフィスは20名弱がいる。デスクはクリアボードで仕切りがされている。会議はweb会議、出張は要相談だが、基本ない。
昼休みは時間をずらしてとる。11時から13時はそれでも混みあうので、最近は15時ごろに行く。
帰りは買い物をして帰るが、必要なものがあるときだけ、それだけ買って帰る。店内を物色して回ることはしない。
それが平日。
平日にやらなかった家事だとか、電子書籍を読んだり、動画配信サービスを使用し映画鑑賞したり、友人とWeb通話もした。
外出といえば、近所のスーパーまで行って帰るだけだ。車にも乗らない。
実際の行動をつらつらと書いてみたが、誰とて似たようなものじゃないだろうか?
手に入るなら、フェイスシールドもつけられるならつけたいくらいだ。
家から出なくて済む人からすればすでに「コロナ肺炎感染被疑者」だろうか?
駅にいるのが、
大きな旅行カバンを携えた私なら、マスクをしていても、「感染しているかも、なんでいるんだろう?」と考えるのだろうか。
小さなカバンだけを持っている私なら、「マスク(感染対策)をしているし、そこまで危険じゃない、いてもいい」と考えるだろうか。
平日、通勤している私は思う、
「この人はどこから来た人かなんてわからない。昨日何をした人かなんてわかりはしない。」
外にいる人々に対して、貴賤上下をつけられるだろうか。
もしそれが可能だとしたら「感染対策をしているか、いていないか」がわかるときだけだと思う。
マスク警察を、支持するわけではない。マスクはとても息苦しいので、時には外したり、水分を取るべきだ。
私は手に入れているが、まだ手に入れづらい人も多くいるだろう。人々の理由は様々だ。
それを悪と指摘する向こう見ずさは見上げたものだが、怖ろしい、わたしが持っていたら移すかもしれないし、と感じるときは離れることで十分だろう。
私は実際、マスクをしていない人を発見したら、可能な限り、距離をとるようにしている。
それと、すべての人に家の中にいてくれと、願いたくなる気持ちはわかる。
私も叶うなら、リモートワークをしたい。家にいたい。
でも叶わない。生活費を得るために、仕事は辞められない。今しばらく在宅勤務になることはないだろう。
出勤、知らない人々とすれ違う、雨ならいつもより混みあう車内、密度が上がり、暑くなってマスクを外す人々。
毎日、毎日、これを見て、なぜ、県またぎの移動をする人や、旅行者や、外出する人々がやり玉にあがっているのだろうか、と思う。
私が、疑問に思うのは「県またぎ」「旅行」「外出」ではない。しないほうがいいのは、明白なのだ。
わかりきっている。でももう私は外にいるのだ。連日、休日以外はずっと。だから、疑問はそこじゃない。
私がどんなに感染防止に気を遣っても、あなたの住む町の駅で、マスクをしないで大声で喚き散らす人よりも、リスクの高い人間だろうか。
逆に、私の住む町にいる人で、私と同じ時間帯にいる人は、私を低感染リスクとするのだろうか?
受け入れる土地のものは、客人を選べないのだからたまったものではないだろう。
だからだれも来ないでほしい、Go To キャンペーンなんてふざけている、と。
休日に、家でできることはたくさんある。コロナ禍を機に、友人とweb通話をしながらゲームをすることも覚えた。あれは楽しかった。
ここではないどこかに、たまには行きたい。正直、もう息苦しくてたまらない。
この半年にも及ぶ自粛生活で、ずっと疑問を抱え、自宅にいられる人をうらやんで、
時にはどこぞのだれとも知らぬ人のそばに立って出勤し、趣味の旅は断念してきた。
「今じゃなくてもいい」全くその通りだ。今は行かないほうがいいな、やっぱり感染は怖いし、感染防止には家にいなくちゃな、と。
そして通勤して、だ。
「家にいたくても、仕事でそうもできない」と感じている。
「この人が旅行者じゃない、なんて誰も証明してくれない。もし旅行者なら?ずるい、うらやましい」と感じている。
旅行はできないけど外に出たくて、出張を申し出た、というニュアンスのなにかを見た。テレビニュースのインタビューかもしれない。ひたすらにうらやましい。
うらやましさも通り越して、恨めしい。
「今じゃなくて、コロナ肺炎が収束してから行けばいい」というのはいつだ?
「増田は子供じゃないんだから、駄々こねるなよ、みんな同じ状況で、みんな苦しいんだから我慢しろ」という人はきっといるだろう。
私もそれまで元気で、お金を貯めて、と考えることもある。
でも私が死んでも誰も「旅行に行かなかった」ことに責任は取ってくれない。
私は絶対に恨んで出るだろう。呪えるなら呪いたい。死ぬ前からそう思っているのだから、死んだら確実に化けて出てやろう、と思う。
疲弊していくことをだれも救ってはくれない。
別の様々な方法を試したが、それでも癒されない苛立ちや、苦しさがある。すり減っていく。
自分のために、誰かのために、と我慢し続けている。美談だろうか。私はそうは思わない。
もちろん「私が誰かから感染」したり「私が誰かを感染させる」ことも、
100%完璧な防止策をうつことはできない。そうして誰かを巻き込めば、私はきっと後悔するだろう。
私は今も悩んでいる。
私を悩ませるのは、後悔したくない気持ちと、苦しみから解放されたい気持ちから来るんだろうな。
人に「行っておいで」と言われたいけれど、言ってもらえない、その理由がわかるけど、
だけどもう我慢も限界で、精神が摩耗しているから増田に書き付けた。
同じようにどうしても行きたいけど、迷っている人がいたら、一人じゃないと、安心できるように思うが、
この時世では、どうだろうか。やはり、少数派だろうか。
インドアだから外に出られなくても大丈夫、な感覚や、嗜好だったらいいのに。
私が答えを出せるよう、私に祈りをささげて終わる。
娘の起床を待ちながら豚汁を作る。
9時娘起床、10時朝飯。
熱も下がって元気。
昼めしの支度をしようとすると、外で食べたいと言う。
食べ終わって帰ろうとすると、近くのカラオケボックスに走り出す。
ペットコーナーのイグアナ、ウーパールーパー、コーンスネークと楽しそうに対峙。
息子を拾って帰る。
妻帰宅。
食べてないと言い張る。
妻に連絡したことを打ち明ける。
俺に襲い掛かる娘。
女は何歳でも女。
信じられない。
父はここひと月ほど微熱や倦怠感、食欲不振なんかに悩まされていて、その受診が切っ掛けでこの事がわかった。ちょっと早めの夏バテかな〜とか考えてた自分がアホみたいだ。
骨髄移植が必要で、ドナー適合者が見つからなければ、余命は半年だそうだ。この辺りはちょっとよくわかんない、呆然としてて聞き流しちゃったし、怖くて聞き返せなかった。適合率が最も高いのは兄弟間(約25%)で、父には兄と姉がいるため、まだマシ…みたい……………
わけわかんねえ。だってお父さんまだ42だよ?働き盛りの男盛りでまだバリバリ夫婦生活もあるんだぜ?(前間違えて営んでるところに直撃しちゃった)
最悪余命半年って、来年の私の成人式に間に合わないのかもって思い至ったら凄く怖くなった。一緒にお酒を飲むことも出来なくなるのかもしれないし、ウェディングドレスはおろか、晴れ姿を見せることも叶わないのかもしれない。(私は見せたい派の人間)
急すぎてわけがわからない。わかりたくもない。私が何したってこの状況は変わらない。辛い。 お父さんを見ていると涙が勝手に出てくる。頑張って本人には分からないようにしているつもりだけど、多分バレてる。私も怖いけど、お父さんの方がずっと怖いだろうに、本当に申し訳ない。
先日、妻が高熱を出した。
緊急事態宣言解除後であり感染者数も落ち着いた段階ではあったが、
しかし、仮にコロナであるならば、安易に医療機関を受診することで感染拡大に加担してしまう恐れがある。
どうしようかと右往左往しながら調べたところ、大阪市には「新型コロナ受診相談センター」という電話窓口があったので電話をしてみた。
結論から言えばコロナの診断ではなかったが、自分と同じように電話した人の体験談を見かけないので、参考までに記録しておきたい。
大阪市内在住。
増田・・・30代後半会社員。オフィス勤務。書類を扱う業務があるため緊急事態宣言中も週2程度出社。
子無し。
5月30日(土) 朝から体がだるいと言っていた妻が、午後になり発熱。当初は微熱だったがみるみるうちに上昇し、39度になった。
しんどそうではあるものの、咳や鼻水、喉の傷みなどは特に無し。本人曰く味覚も問題ない。便は下痢。
接客業のため緊急事態宣言中も出勤はしていたものの、マスクも着用しており、帰国者や陽性患者とも接触はなかったという。基礎疾患は無し。
素人目から見ても、「コロナではなさそう」とは思ったが、無症状の患者もいるというのだから判断がつかない。
土曜の午後ということもあり近隣のクリニックはやっていないし、連れていくわけにもいかない。
「この状態で4日待たないといかんのか、いや基準は変わったのか」と思っていたところに、大阪市のウェブサイトで「新型コロナ受診相談センター」の相談基準を知る。
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000490878.html
24時間の電話を受け付けており、相談目安に該当すれば電話してもよいのだという。
次の症状がある方は、新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)にご相談ください。
1.息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
2.重症化しやすい方(※)で、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状がある場合
(※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
3.上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)
とある。今回の場合、(2)は問題が無いし、発熱してすぐのため(3)でもない。(1)の高熱に該当すると判断した。
土曜の夕方に電話をしたが、待たされることなくすぐにオペレーターにつながった。相手先は「大阪市保健所です」と名乗ったと思う。
(あとから相談センターの電話番号をググったところ、大阪市の保健所の番号だった)
電話先の相手は30代くらいのはきはきとした喋り方の女性。口調は丁寧だし、応対には慣れしていた。
こんなことでいちいち電話するなよ、と塩対応をされたらどうしようか不安だったため、この点では少し安心。
最初に、妻が発熱をしており、コロナではないか不安である旨を伝えたところ、
発熱者のフルネーム、同居人である増田のフルネーム、年齢、住んでいる区を確認される。どちらか一方の連絡先を尋ねられたため、ひとまずは増田の携帯電話の番号を伝える。
そののちに症状を伝える。今朝から体調が悪かった、39度の熱がある。咳や味覚異常は無いなど。
オペレーター側からも改めて、「基礎疾患は無いか」「息苦しさはないか」「外国からの帰国者との接触はないか」「陽性患者との接触はないか」「風邪薬や解熱剤等を飲んだか」
などを確認される。いずれも該当しないと返答する。
その上で、今後どのように行動したらよいかを指示される。
「コロナであるか否かに関わらず、一度近くのクリニックを受診して、医者の診察を受けてほしい。
PCR検査は医師が診察し、コロナの疑いがあると判断した場合しか受けることができないため」
「土曜の午後で病院がやってないと思うので、受診は月曜日でよい」
「たしかに高熱ではあるが、息苦しさや陽性者との接触などの状況が無いことから、コロナかどうかは分からない。
しかし、若くて体力もあるため、熱以外の症状が出ていない場合もある」
以上を説明された上で、大阪市の24時間の相談窓口の番号を案内される。
(https://www.city.osaka.lg.jp/shobo/page/0000003501.html)
オペレーター曰く
「24時間救急病院を案内している窓口があるので、万が一以前として熱が下がらなかったり症状が悪化するようならば、
電話をしたうえで近隣の夜間診療対応の病院を受診してほしい。コロナ対応で救急医療も依然としてひっ迫している状態が続いているため、
と伝えられる。
説明は分かりやすかったし、内容を復唱確認したうえで、電話を切る。
一晩経過し、翌日(日曜)の熱は38度台~37度台後半で推移。
息苦しさや味覚異常なども無し。
念のため増田も自身の勤務先に相談したが、緊急事態宣言が解除されることもあり、増田本人に症状が無いなら出社してほしいとのことだった。
月曜の朝に妻の熱を測ったところ37度。熱は残っているが、体調は問題が無いとのこと。
午前休を取って病院に連れて行くことも考えていたが、結局増田は普通に出社した。
病院が開く時間には熱は下がった。待合室では隔離されたらしい。
医師の診察した結果は「下痢症状があるため、おそらく胃腸からの風邪ではないか」との診断だった。PCR検査は不要と判断される。
翌日から平常通り妻も勤務を再開する。
案内ややりとりもスムーズであり、安心感はあった。最終的にPCR検査は医師の判断が必要なため、「発熱=疑わしい。すぐに検査」という体制ではないらしい。
少なくとも「30代前半で39度の熱が出た程度では、ただちに検査する必要がない」という方針で運用されているようである
最終的にコロナではなかったからよかったものの、万が一感染していた場合は、平常通り出社した増田自身が無症状の感染者として、周りにウイルスをばらまいていたのではないかという不安はある。
実際、twitter検索で「大阪 検査数」「大阪 保健所 相談」といったワードで検索すると、発熱はあるが検査をしてもらえなかった人々のツイートが散見される。「検査数を絞って感染者を抑えているのではないか」という疑惑とセットではあるが、検査数も公開されているためそれはさすがに無いだろう。
医療リソースやこれまでわかってきたコロナ感染者の状況を加味した総合的な判断ではあろうことから、素人の増田が現在の大阪市の方針を批判するつもりはない。
だが、クラスタに関わらなかった無症状・軽症者については、もう当たり前に外を歩き回っているという前提で、これからも過ごしていきたいと思っている。
ちなみに大阪では「https://covid19-osaka.info/」で、陽性者数・検査数はもちろん、新型コロナ受診相談センターへの相談者数も公開している。
増田が相談した5月30日の相談件数は590件であり、検査数は390件だったらしい(相談・受診後、検査が実施されるまでのタイムラグがあるだろうから、この数字が相関しているわけではなさそうだが)