はてなキーワード: 国民の声とは
コロナ対策が場当たりで後手後手と批判されてるけど良く言えば輿論に合わせて柔軟に対応を変えてるわけだ。
もともと安倍さんは憲法改正以外に特にポリシーは無い人で、他の政策はどーでもいいから世間の空気読みだけで決めてて、それで自民党が選挙で多数派取れる程度には支持され続けてるんだね。
第一次安倍内閣の挫折と民主党への政権交代で学んだんだろうね。有権者としては為政者がいつも国民の声に気を遣って政治をしてくれるのは大変結構なことで、王道と呼べる。
えっ、安倍は全然国民の声なんて聞いてない、私の周りではみんなそう言ってるって? そりゃ、あんたらがマイノリティだからだよ!
なに?なになに?
ハッシュタグつけて安倍やめろコールをして国民の声を届けましょう?
いやね、もうね阿呆ここに極まれり、ってやつで。閉口しますよ、本当に。
扇動者は多分ちっとも現状を考えてないと思う。
確かに反政府デモを行うのは大事ですよ。特にこの抜き差しならない状況。
一歩間違えば(既に五歩くらい間違えているのはさておき)日本が滅亡するライン。
そんな中で政府に声を届ける私たちまで間違ってどうするんですか。
ネットってのは不特定多数の賛同が得られる一方で匿名性が高いんですよ。
私たちの声を大きくできる、拡散して味方を作るにはちょうど良いんですが、デモには不向きです。
Twitterなんて、それこそアカウントなんて無限に作れること、先日のランサーズ事件でよくわかっているでしょう?
ついでにネットなんて恒久的な情報じゃあありませんから、多少騒いでも揉み消される、ということも。
(もし分かっていない方がいたら、それは救いようのない馬鹿です。自民党に鞍替えしてしゃぶり尽くされなさい!)
「今だからこそ」現実にデモを起こすんですよ。国会議事堂前、いや正直都内の目立つ所ならどこだって構いません。
やれコロナだ三密違反だ言われるでしょうけど、まず話題性の確保はここで担保できます。
加えて「それらを乗り越えてでも伝えたいことがある」覚悟が伝わるわけです。
勿論中止を呼びかけ食い止める方々もいるでしょうが、彼らも手出しは出来ないでしょう。
お上の宣言した「密」を乗り越えることは、政府の犬ことには到底不可能なので。
え、もし参加して万一コロナになったら?
「こうやって苦しんで訴えかける人々がいるのに直ちに動かない政府は腐っている!」と改めて世に知らしめることができます。
重篤者・死亡者なんか出たならもう政府はたじたじですよ。実害が出た以上は対策を早急に打つ必要がありますから。
ちゃんと私たちで映像を記録し、その様をばらまき、政府を動かす。
「外出できない、してはいけない」そういった政府の思惑を逆手にとって、行動する絶好のタイミングなんですよ。
それをまあお手頃だインスタントだって、Twitterで済ませるからこそ簡単にあしらわれ、バカにされるんですよ。
コロナにかかる恐怖と政府がこのまま補償もリカバリもなしにのさばられる恐怖、貴方はどちらがマシだと考えます?
ブコメ民からしたら、安倍はバカでサイコパスでどうしようもない奴なんでしょ? そういえば、ブコメ以外でも昔に似たようなものがあったね。脱原発やSEALDs関連でも、山口二郎法政大学教授の「お前は人間じゃない」、宮崎駿の「愚劣」、広渡清吾専修大学教授の「バカか嘘つき」、奥田愛基の「バカか、お前は」など。で、「バカで愚劣でサイコパス」な安倍に「立憲主義を守れ」だとか「民主主義ってこれだ」といった訴えを、国会前で叫んだり安倍のTwitterにリプライしたりブコメ投げかけたりしているわけだけど、「バカで愚劣でサイコパス」な安倍なんだから、当然そんな高尚なお話が通じるわけがないじゃない(笑)
なんで言葉を紡いでいくんだろうねぇ……美徳シグナリング? 駄々をこねて小遣いをせびる小学生みたいに見えるんだけど。安倍政権に影響を与えたいなら、安倍さんのお友達にでもなることから始めたら?
党内と官僚との調整、および国民の顔色ばかり窺っていて、この緊急時に、政治家とくに首相しかできない決断が遅いことだよ。
たまたま日本の医療サービスの水準と統制のとれた国民の行動に助けられているが、何もかも、事態の方から後押しされるまでやろうとしない。
せめてカネくらい気前よく出せよと思うが、ここは財務省の顔色を窺うから渋々になる。ただ、圧倒的に国民の声が高まると、それには渋々従う。
そりゃ調整しないといけない部分が多いのは分かるよ、お肉券とかアベノマスクとか、その辺は問題じゃない。
ただただ、無能なのよ。
ウイルスとの闘いは「検査と隔離」だと言われている、もちろんウイルス理解がなく、隔離所の容量に保証がない状態で検査しまくれば、病院が崩壊してしまう。保健所がクラスター化するのも怖かった。そういった意味で、「当初」検査数を絞ったのは間違いではなかった。これは厚労省の知恵だろう。
しかし、軽症者はモニタリング付きで自宅かホテルで隔離生活を、についてコンセンサスを得られ、ホテルの提供も始まっている今、検査数を増やすのを躊躇う理由はない。
なぜ検査するか?一人でも多く無症状or軽症の感染者を割り出しヒアリングして濃厚接触者(定義も変わった)を割り出し、そいつら全員に隔離を指示し、市中の感染を最低限に抑えるためだよ。
重症者については特効薬もないのだから、医療崩壊さえしなければほとんど結果は変わらない。PCR検査を増やすのは、台湾韓国ほどでないにせよ、ウイルスの終息を早めるためなんだ。
それらを急いでやろうとすればどこかに無理が生じる、一番はカネがかかる、そこを主導できるのは首相しかいないだろう。これが、安倍はできない。
少なくとも日本は他の国がやったように早い段階で中国からの入国を止めていれば被害をもっと抑えられたことは明らか。
でも中国からの入国を制限すべきという国民の声はガン無視され、入国禁止は遅れに遅れた。
入国禁止は法的に無理なんてデマ(?)も流れたけど国際法の入国拒否する権利を世界で日本だけが放棄しているとはちょっと思えない(今、入国拒否してんだからこの短期間に法律を変えたのか?)。
国民の声がガン無視されていた頃、全員一致で「ウイルスが大流行している国から入国させ続けるんだ!」となったとはとても思えないから、入国禁止を主張した議員と頑固に反対した議員がいたと思う。
新型コロナに関して、マスク2枚配ったりとか、お肉お魚券とか、歴史改竄とか、セクキャバ行ったりとか、色々あるけど、これって「政治」がどうこうの話じゃなくて、その「政治」に関わってる個々人に「公益に資する素質がない」っていうだけの話じゃない?
個人の生活になんの保証もないまま外出を自粛させる為政者と、緊急事態宣言出てんのに出社を強要する会社の上役に、それほどイデオロギーの違いなんてなくて、あるとすればどっちもテメエの事しか考えてない(他人の事なんてこれっぽっちも考えてない)っていう程度のことじゃないのかね。
少なくとも市井の人々が、こういう災害のときに政党、まぁ政治家や財界(財界は政治家じゃないけど敢えて一緒でいいでしょ実際)に求めるのは「公益に資する」ことだと思うんだけど、そういうのがまったくないから、マスク2枚とかお肉お魚券、歴史改竄、セクキャバみたいなことになるんじゃないの。
何も政治家や財界に「公益に資する道だけを歩め」とまでは言わないけど(政治家には言ってもいいかもだけど)、当の本人たちに素質がないし、あまつさえそういう人たちの中から無理くりにでも「国民の声」を選ばなくちゃいけないってのは、いくらなんでも最初っから負け戦すぎるでしょ。
ちょうどいいニュースが出たところだし久々に思ったことを適当かつ真面目に書く。なぜなら適当なことを言って問題点を指摘されたエントリのほうが伸びるからである。
みんながもっと経済の視点から政治を考えるようになれば何でもいいや。
消費減税と大規模な財政支出は支持できる。
財源が国債という部分は、買い手が公衆・銀行・日銀の3パターンあるが、アベノミクスでかろうじて実行した金融緩和でマネタリーベースがジャバジャバなので銀行に売ればいいのではないかと思う。この辺は「緑のお金と茶色のお金」シリーズ
http://whatsmoney.hateblo.jp/entry/2017/05/04/164911
の第3回に詳しい(この方の記事はあまり党派性がないので誰にでもおすすめできてよい)。
ただ、この施策でお金がひとまず社会を回ったとき、このままではそれが配当金に吸い取られることになると思う(実感なき経済成長というやつ)。
平成の間伸び悩んだ従業員給与や役員報酬をよそに、配当金が勢いよく伸びている(https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12496630093.html)。つまり、稼ぎの多くを消費に回さざるを得ない庶民ではなく、稼ぎを株式に回せる(or そもそも株式で報酬を受け取る)強者が更に富める仕組みである。
しかも消費増税の裏で行われた法人減税で、経常利益から出る配当金の力率が上がっている。従業員給与は利益確定前に決まるから、企業は従業員給与を抑えた分利益が増える(https://gentosha-go.com/articles/-/20313)。
なので法人増税+配当金への税率UP(現在20%くらい) → 儲けた分は給与として配分し企業は利益圧縮して法人節税 → 労働者の賃金上昇 → 内需アップ → モノが売れて粗利益アップ。もしくは設備投資でも利益圧縮できるのでビジネスもよく回るようになる → 設備販売側も儲かる。こんな好循環が期待できる(おそらく好景気の頃はこうだったのでは?)。
企業は内部留保がないと不安かもしれないが、家計に余裕があれば良いモノは売れるし、金を貸したくてたまらない銀行はたくさんある(低金利だし)。日本が好景気だった頃の企業は常に資金不足だった(https://note.com/prof_nemuro/n/n9ad063325fd0)。
(「法人増税したら企業が国外に逃げる」とよく言われるが、内需が弱くなっているので需要を外に求める効果で逃げる場合のほうが遥かに多い。あと消費税の輸出戻し税とかいう輸出大企業礼賛制度の話もしたいけど割愛)
こういうことを調べる内に、大企業と献金を受ける政府自民党議員との共犯関係も分かってくる。最近では急落した株を年金で買い支えようと必死なようで、日頃国民の声には反応しないくせに、このときは非常に素早く黙って動いたのには笑った。
なので自民が消費減税と財政支出をやるとしたら、それは国民のためというよりも、所詮「消費減税を掲げる野党に圧倒された結果当選できずに失業する」ことを恐れる議員の票取り商売ということを考えずにはいられないわけだ。
だから選挙に立候補するだけでウン百万も取る制度はさっさとやめて金の出処を心配する必要をなくせば、政治家をもっと信頼できるようになると思う。おふざけ立候補や過激な主張の候補も増えるだろうが、それは選挙制度でなんとでもなる話だと思う。たとえばmajority judgment(https://en.wikipedia.org/wiki/Majority_judgment)で明らかに不適格な候補を落としてから選挙すればいい。あと小選挙区制は早くやめてSTV(https://www.youtube.com/watch?v=l8XOZJkozfI)とかにしてほしい。
再度経済の話に戻そう。財政支出でハイパーインフレとかを怖がっている、政府の建前に対して素直な方もいるだろう。
個人的にはハイパーインフレは起き得ると思っている。シチュエーションとしては、ずばり「戦争または大災害が勃発し、道路や発電所や水道などのインフラ・生産施設が破壊され、何らかの理由で諸外国からの輸入も禁止される/不可能な状態に陥る」だ(なので経済のパイの端を使って防衛費・防災費を出すのは大切だと思うし、東京一極集中の危険性も分かるだろう)。
輸入さえできれば、日本は外貨準備やら経常黒字やらを駆使してしばらくは凌ぐことができると思うがどうだろう。その時日本が世界に見捨てられるのか、勇気をもって救いの手を差し伸べる国があるのか……(日本は巨大な債権国だから倒れてくれたほうが喜ばれるかもね)。そう考えると、アメリカに同じことが起こっても、残りの世界はこの世界一の債務国が滅ぶことを許さないだろう。
だからといって、当然ながら債権国は損ばかりではない。債務国より自信を持ってバラマキ政策ができる!
国内の需要が供給を超えてしまっても(そんな日は果たして来るのか?)、国外から輸入すればいい。
日本の企業がコストカットを続けて誕生した貿易摩擦が解消して外国に喜ばれるだろう。
……ともあれここで言いたかったのは「ハイパーインフレは日本の現状を考えるとほぼ起こりえないし、たとえ起こってもそれ以上の困難と同時に起こるから相対的にあまり問題ではない」ということだったんだけど、話が逸れてしまった。
あとこれは書いておきたいのだが、「国民を甘やかす政策を言う政治家は絶対ダメ」って人が一定数いるけど何なの?
まあ確かに、最近流行りのアルゼンチン(https://www.nicovideo.jp/watch/sm36150600)とかを見ているとポピュリズム的な政策で上手くいかなくなる国家は多い上に、議席を大量に獲得するための選挙対策として用いられやすいのは同意する。
でも「信頼できる政治家は、選挙に不利なのに敢えて国民に厳しい政策を掲げる」が常に成り立つわけではないはずだ。
しかもそういう政治家に限って裏で身内を甘やかすのが上手いものだ(身に覚えがあるだろう)。
書いてて思ったけど、これって「優しいだけの頼りない男」よりも「ちょっとアブない感じの男」のほうがモテるけど、そんな奴は往々にしてDV浮気野郎なのだ……って構図と似てない?
白黒つけないカフェオーレ……だと決められない政治なので、ブラックコーヒーで激励する時とホットミルクで癒やす時くらい、経済の様子を見ながら考えたほうがいい。
俺はココアの方が好きだけどね。
ニュースアプリのヘッドラインが韓国のことばっかりだ。いつもの朝日や日経の記事のほかに、普段はトップに登ってこないソウルの通信社の記事とかがずらずら並んでる。
まあね、そりゃそうだ。
とはいえ、軍隊がやりあうみたいな戦争に発展する可能性はないはずだ。何しろお互い全く利益がないし、片方が軍事的に圧倒的に強力ということもなく、欧米の監視や中露の脅威もある。核兵器がなくても相互確証破壊は成り立つ。いま日韓にあるものがそうだ。
しかし、軍事力に発展しないことは、かえって別のエスカレーションを生むだろう。
近代以降の戦争っていうのは普通、片方あるいは両方の当事者が疲弊し尽くすことで終わる。たくさん身内も死んだし、国内に厭戦気分が漂って、これ以上は続けられないというムードになることでしか、戦争は止められない。
翻って、経済戦争という形態の戦争では、まあ打撃があるにせよ身内が死ぬわけでもないし、なんなら戦争しているとの実感すら国内に起こらない。
この状況下において、戦争っていうのは止まるのか?
落とし所なんて作れるのか?
実際のところは、正直わからない。
ただ、上記のように考えるのは、自分に「炎上」についての知識が多少あるからだ。ちょっとカッコよく言えばフレイミング。所謂ネット上の口論のことだ。
それは、疲れないからだ。リアルタイムで顔合わせの口論なら、少なくとも数時間もすればどちらもが疲れ果てて、それ以上喧嘩を続けられなくなり、仲直りはしないまでもその場は収まる。しかし掲示板での書き込みを通じて喧嘩をしてしまうと、別に疲れたら寝て起きてまた書き込んでもいいわけで、レスポンスの殴り合いは原理的に永遠に続いてしまう。日本で観測された最初の「炎上」は雑誌の読者投稿欄における非難の応酬だったとされている。
(なお、昨今は利用者側に、さっさと立ち去った方が勝ちだ、みたいな認識が広まってるので、お互いが余程のアホでなければ日を跨ぐような炎上は起きにくくなっている)
翻って、もう一度考える。
我々は経済戦争という状況下にあって、厭戦気分に入ることができないのではないかと思われる。
なら戦争のやめ時ってのは、どこにもなくなるんじゃあないのか。
ちょうど、疲れずにレスし続けることで単なる口論が「炎上」になってしまうように、際限ないエスカレーションに陥ってしまうのでは?
もしそうなれば、あり得る帰結は二つだろう。
一つには、両方の政府トップが、抗戦を求める国民の声を無視した鶴の一声を発し、さっさと戦線から離脱してしまうことだ。
しかしこれはそもそも難しい気がする。両国とも今のトップにその気がなさそうだし、次のトップを選ぶ際にも敵国への譲歩を唱えて次のトップになれるような状況も考えにくい。アメリカなどが頭ごなしに両方に命令する的な状況を想定しても、なかなか厳しいのではないかと思う。
もう一つは、経済戦争のエスカレーションが行くとこまで行って、完全に交流がストップする。化学製品は韓国国内で作ればいいという奴がマジで出来てしまい、日本国内でも保護貿易が進み、その状態で経済が安定してしまう。
そうなった時にどうするか、という前提でこれからのことを考えねばならないんじゃないかと思う。
国家にあたっては、韓国自体との競争よりも中国米国との保護貿易競争に備えるとか。身近な範囲では、海外輸入品の食材で料理店をするのはリスクなので控えるとか。