「出生前診断」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 出生前診断とは

2020-01-27

anond:20200127210902

あと付け加えると、降ろす云々は着床前診断じゃなくて出生前診断な。着床前診断胎児になる前の卵を母体の外で選別することを指す。

トップブコメで何も指摘があがってこない辺りに、大半のはてなーのリプロダクション技術に関する無知さが身に染みて悲しくなる

anond:20200126115242

このあたりの話、多文化共生主義を掲げているヨーロッパ諸国ではどのような扱いになっているんだろう?

20世紀の負の歴史反省し、多様性否定しかねない出生前診断中絶規制しているのかな。

2020-01-26

anond:20200126212119

出生前診断障害が判明した場合には中絶禁止

それ以外の中絶母親自由

落とし所としてはこれ以上ない

anond:20200126212119

出生前診断

男女くらいしか見ないんじゃない?

あんまりいたことないな。

肯定否定も知らんがな。

名前考える時間楽しむくらい?

トランプは違うだろ。

さすがアメリカ

お前みたいのばかりだから

勝てないんだよ。平成日本は。

令和では消えな。

出生前診断肯定するくせに優生主義ではないと言い張るクソガキはてなー

分かってて言ってるなら全く持ってクソガキだよお前

2020-01-23

anond:20200123161255

不慮の事故で誰がいつ障碍者になるかわからいからかな……

死刑囚はなるべくしてなったけど、障害はどうにもならん。誰のせいでもない。

でも出生前診断して間引くのには賛成派です

2020-01-19

リベラルの考え方と技術出生率回復するよ

リベラル理想現実出生率、または女性キャリア高齢出産の間で矛盾が生まれていると決めつける記事流行している

こんなもの出生前診断技術の精度を完璧に上げたら高齢出産問題ほとんどなくなって出生率回復する

キャリアを積む→子供が欲しくなったら完璧な診断を受ける→診断で安心できれば産む

異性婚性愛主義押し付けもやめて、未婚の女性でも子供を産みやすくすると出生率を上乗せできる

婚外子差別撤廃して、魅力的で稼得力のある男性との間にできた未婚の子でも十分な保障を受けられるようにする

精子バンクスクリーニングと質も担保して、出産希望者が希望の条件を満たす精子を購入できるようにする

だがこうした改革は古臭い家族制度にこだわる保守政治家高齢者から抵抗が強い

まずは保守派意識改革必要だろうな

2020-01-08

相模原の養護施設殺人出生前診断での堕胎との違いはなんだろう。年齢と親子関係以外で。

2020-01-03

anond:20200103145816

となると出生前診断でダウンって判定されて堕胎ってすごく難しいことしてるんだな

2019-12-16

優性思想の何がいけないのかわからなくて考えたりちょっと調べたりしてみたんだが

政府から強制されるのはちょっとアカンなあと思った、これ完全にお気持ちね。

出生前診断何が悪いのかやっぱりわからない。

子供を産むこと自体が親のエゴなんだから生き辛そうな個体ならハネるのも親のエゴやろ、変わらんと思う

anond:20191216082418

そりゃあそうだよ、恋愛出生前診断も、自分社会が決めた枠に入らないもの積極的排除する時点で、全て優生思想と繋がっている

いくら自分負担がないところで多様性なんか無責任に持ち上げたって、そのために自分が何かを背負うことはゴメンだ、親の都合で障害中絶して何が悪いというのが今の草の根優生思想

でもこれが広まれば結果として多様性担保するものは誰もいなくなるわけで、やってること自体は昔の国家となんにも変わりゃしない

単に生まれる前に殺せば殺人じゃないと開き直っているだけだ

せめて「仕方なく殺している」という自覚ぐらいは持ってほしいが、親に後ろ暗い思いをさせたくないものから、それすら問題ないと言い張ってしま傲慢

みんな嫌いな奴や気に食わない国家が振りかざす時だけ「それは優生思想だ!」と殊更に非難するが、実は優生思想のものは誰にも否定されていない

2019-11-29

anond:20191129122208

まれた以上は人権があるからしゃーない。重度な身障者は多様性よりも弱者救済の側面から語られることの方が多いやろ。

まぁ出生前診断も進んできて今後は減っていく一方だし、あの手の人らは比較して寿命が短い。

高度医療必要者や老人の方がよほど金がかかるわけやし、健全社会の建前を整えるためには大したコストじゃないと思うわ。

2019-11-25

anond:20191125114204

元増田本人が絶対妊娠することはないし、おそらくは健常児しか育ててきていない父親ということもあって、全体的に「望まれない妊娠」「重篤障害児だと出生前に分かったケース」に対する想像が甘いし、仮に運悪くそうしたケースが娘さんの身に起きてしまった場合フレンドリーファイアになりそうな点が少々気がかりではあるな。

もちろん世の中には性に関する話し合いをできない親の方が圧倒的に多いわけで、その親たちに比べれば増田はずっとずっと立派な親だと思うよ。


ちなみに自分は30代で結婚後に妊娠した者で、まだ子供も小さいけど、その子が腹の中にいる時に新型出生前診断(NIPT)を受けたよ、陽性だったら中絶するつもりでね。

「生んですぐに特別養子に出して二度と会わない」ということが可能なのでなければ、結局その妊娠が望んだものであろうがあるまいが、産んだ子をメインで育てる羽目になるのは産んだ当人なのだから出産決断において産んだ当人QOLが最優先されなくてどうするんだと思っている。

からってもちろん中絶なんか望んでしたいわけじゃない。だから独身の時はピルを飲んで、子供を産み終わった今は避妊リングを入れて、望まぬ妊娠九分九厘せずに済むよう自衛をしてきたし、しているよ。


おそらく平穏な家庭に育っただろう元増田や娘さんの世界には、夫との間に子供妊娠したけれど家にお金がなくて、その子を産んだら上の2人の娘を中卒にして水商売で働かせなれば家が立ち行かなくなる状況とか、長く同棲していて親にも紹介していた恋人妊娠した途端に態度を翻して別れたがり、そのショックで薬を大量に飲んで救急車で運ばれ、服薬が胎児障害をもたらしている可能性があると医者に言われる状況とか、そんなものなかったんだろう(まあ大抵の家の人がそうだろうけどね)。


私は自分ではない身内がそういう目に遭うのを見てきたから、ゴムだけの男頼りの避妊がどんなに不確実で恐ろしいかを知ってるし、未来の我が子のいかなる妊娠に際しても「我が家の孫なのだから中絶絶対に認めない」なんて言葉を使うことはできない。

中絶は認めない」なんて言葉を使っていいのは、腹の子遺伝上の父親が娘への愛情のかけらもない卑劣醜悪性犯罪者でも、腹の子が生まれから死ぬまで一度も言葉を発さず、親や祖父母をそれと認める能力を持たず、仕事余暇もすべてをなげうって介護しなければならない重篤障害者だったとしても、その子を受け入れて責任持って育てられる人間だけだと思っている。

2019-11-14

anond:20191113190043

育児中の俺の意見です。あくまで参考に。

子育ては多分想像してる10倍くらいは大変。とにかく手がかかる。子ども一人でワンオペ育児てんやわんやになるのが普通なので、嫁さんのご両親が他界している現状、増田も育休取るレベル

おっぱいミルクあげるにも、なんやかんや一回40分くらいかかる。それが一日八回。

双子場合、それが作業量は倍にはとどまらない。一人にミルクあげてる時にもう一人が泣きわめくからな。

単純に手が回らなくなることが想定される。常にマルチタスク

からそもそも認識が違う。一人だろうが二人だろうが、出産を決めた段階で増田親の協力は不可欠。

実家がどの程度離れているかはわからないが、現状双子なので遠方なら期間限定でも近所に引っ越ししてきてもらわないと、どのみち詰む。

別居はあんまり選択肢に入れないほうがいい。

仕事大学だ言っても、一般的な間隔の親だと孫のほうが可愛いからな。ご両親と嫁氏は名実ともに家族になり、増田が絶縁状態になる道が見える。あくま可能性だけど。

離婚についてだが、離婚はしないほうがいいぞ。

どうせ養育費大学どころじゃなくなる。

そもそも前述したように、一人で双子育児はできない。

世話に追われて母親が小便漏らすんだぞ。

そんな状況に妻を一人にさせてざまーみろと言うなら、それはそれで少しは冷静になれよと。






で、堕ろす場合だが、妊娠中の女性に堕ろすという選択肢は無い。

まぁ俺もエコーで見てからはなくなったが。

我が家出生前診断は行ったが、する前はさんざん話し合った。

堕ろすことなんて考えられない。だが、診断をしなかったら、もし障害を持って産まれた時に「あの時検査していれば」なんて思うかもしれないし、それはあかんやろってことで。

まぁ俺の話は余談だな。

この頃はツイッターでも出生前診断についてつぶやいてるマタ垢もたくさんみたけど、堕ろす覚悟がある人はいなかった。

しろどんな子でも育てる覚悟を持つために受ける人が多かったように思う。

確定検査の結果を見て、初めて堕ろす選択肢覚悟を持つということじゃないだろうか。

出生前診断を受ける頃には、すでに胎動も感じる。

もう母親だ。

妊活していた時の妻はいない。別人だ。

別人だから以前の約束なんか知らん知らんってのはまぁ普通にある。

そんなもんだ。




まぁなんだ。

親の協力は必須離婚ダメ、別居もダメ、堕ろすのもダメってことだ。

妊娠リスクは女にしかない。女にしかいから、種を出した男の責任は大きい。

それを認識自覚してなかったのは増田が悪い。

自分認識不足、知識不足が招いた結果なんだから責任をとるのも増田だ。

他の人に押し付けるんじゃない。

2019-10-26

デヴィッド・ベネター『生まれてこないほうが良かった』要約

本稿の著作権著作人格権は完全に放棄する。無断での利用・転載はむしろ推奨する。

○第1章『序論』

p.10 子供を産むことの決断には様々な理由があるだろうが、そこに存在することになる子供の利害が含まれているはずはない。

●『誰がそんなに幸運なのか?』

p.12 「生はあまりにも酷い。生まれしまわない方がよかっただろう。誰がそんなに幸運なのか?」(ユダヤ人格言

「決して誕生しないことは、死ぬ運命にある人間にとっては最善の事柄だろう。しかし、このことは十万人のなかの一人の人間だってほとんど生じない」(フロイトジョーク)…「非同一性問題」→私たちはたしか非存在がよりよい状態にあるとは言えない。しかし、存在するものについては、存在することは当人たちにとって悪いことだと言える。「これは哲学的ゲームでも冗談でもない」

p.15 生殖をするカップルは、苦しみを生みだす氷山の頂点にいる。遺伝的な起源責任。=デレク・パーフィット起源説」

●『反出生主義と出生を促進する偏見

p.16 反出生主義の偏見子供嫌い、子供を持つことによる自由財産制限

p.17 出生の偏見子供をもたないことは利己的で未発達→①子供は別の人間なのだから子供もつ動機利己的でしかありえない。②(1)子供もつことはしばしば不注意の結果でしかない。(2)生殖衝動原始的ものである

p.19 全体主義者の政治団体軍事的理由生殖奨励する。民主主義国家も、つねに生殖を支持する層が勢力の大半を占めている。…あらゆる国家移民より生殖により人口構成されている方が正当化される。

●『本書の概要

●『読者への指針』

○第2章『存在してしまうことが害悪である理由

●『存在してしまうことが害悪であるということがあり得るか?』

p.27 「非同一性問題」「未来個人パラドックス」…(ex)遺伝性の障碍

・『生きる価値のある人生と生きる価値のない人生

p.29 非存在存在比較できないため、存在することがしないことよりも「より悪い」と言うことはできない。…存在害悪は単に「悪い」というだけで十分だ。

 …誰かが死んだ方がマシだと考えるとき自分状態が良くなると考えるわけではない。存在しなくなる方が良いほど人生が悪いものである可能性と同じく、はじめから存在しない方がいいほど人生が悪いものである可能性はある。

p.31 誰かが存在していることとしないことを比較するのは、2つの状態比較するのではなく、まったく別の事態比較することだ。…障碍が耐えがたいにしろ人生を生きるに値しないものにするほどではない場合は、そうでない場合より難しいと考えられている。=生きるに値する人生において、存在するよりしない方がいいというのは矛盾だ。→これは「生きるに値する人生」という表現多義性が原因だ。

・『始めるに値する人生と続けるに値する人生

p.32 「生きるに値する人生」は実際には「生き続けるに価する人生」だ。だが、問題は今はまだない人生であり、これに「生きるに値する人生」という表現を使うことはできない。「始めるに値する人生」を始めない方がいいというのは矛盾だ。

p.34 道徳的問題に関わる意味で、人が存在するようになる過程は長く、段階的だ。

●『何故存在してしまうことは常に害悪であるのか』

・『快楽苦痛非対称性

p.40 非存在苦痛がないことはいいことだと言える。可能性において存在する誰かの利害で判断することができる。我々は、自分たちについて存在しなければよかったのにと仮定することができる。

p.42 人々を幸福にする積極的義務があると考えている人でも、幸福な人々を存在させる積極的義務があると考える人ほとんどいない。

p.44 非対称性思考実験「遠く離れた(異国の住民の)苦痛と、無人場所無人島・火星)」(…非対称的判断)で実証できる。

p.46 積極的功利主義者は幸福を増加させようとする。そこにも①人々を幸福にすること、②幸福な人々を生みだすこと、の違いがある。①は倫理要請だと言える。しかし、②を倫理要請だとすると、個人価値幸福価値から派生することになり、人々を幸福を生みだす手段だと見なすことになる。

・『存在することと決して存在しないことを比較する』

p.52 つねに健康な人と、病気がちだがすぐ回復する能力もつ人を比較すれば、存在しないことの利点がつねに勝ることは明らかだ。回復するのは手段的な善であり、内在的な善ではない…という批判は成立しない。実在する人物について善がないことに「奪われていない」という判断ができるのは手段的な善のみだ。この区分意味がない。

p.54 楽観主義者快楽苦痛費用対効果分析…は「存在しない」場合との比較でなされていなく、無意味だ。…快楽苦痛の2倍以上の値がある場合、「存在する」ことの費用対効果分析は成立する。しかし、QOLを決定する快楽苦痛割合苦痛の下限の問題がある。何より、思考実験「つねに健康な人と、病気がちだがすぐ回復する能力もつ人」はつねに相対的に前者が勝る。

・『別の非対称性

p.59 シフリン:より大きな害悪を防ぐために小さな害悪をもたらすことはいい。しかし(純粋な)利益をもたらすために害悪をもたらすことは悪い。よって、生殖は悪い。存在利益をもたらすとしても、あらかじめその存在の承諾を得ることは不可能だ。また、その仮想上の承諾を想定することもできない。…①存在しなければ害悪を被らない。②存在することの害悪は耐えがたいものでありえる。③人生という害悪を逃れるには大きな代償を支払わなければならない。④仮想上の承諾はその個人人格無視している。…そもそも、出生が利益もつことはない。

p.63 出生された人物権利生殖侵害するということは、その権利請負人間はその時点で存在していないためにありえない…という議論生殖特別な特徴を無視している。害悪を被り「得る」ということで、特別権利を認めるべきだ。なぜなら、存在しない権利がないということはありえない。…自律していない存在(=子供)にはより大きな利益をもたらすために害悪を与えていいというパターナリズム的な議論…は、子供とまだ生まれていない子供は異なり、出生は絶対に悪いということで否定できる。

p.64 フェーイゲ「反失望主義(antifrustrationism)」:選好が充足した場合も選好がない場合も等しくいい。悪いのは選好が充足しない場合だけだ。よって、出生は悪い。

・『生まれたことを悔いないことに逆らって』

p.68 自らの人生を楽しんでいるという理由で、存在してしまたことを良いことだと考える…もし存在してしまわなかったら、その楽しみを逃す人はいない。しかし、存在してしまわなかったことで、苦しみがなくなるのは良いことだ。

p.69 存在して良かったかどうかを間違うはずがないと考える…存在してしまった当人存在が良い/悪いということは、存在してしまたことが幸福/不幸ということと同じではない。

○第3章『存在してしまうことがどれほど悪いのか』

●『人生の良さと悪さの差が人生の質にはならない理由

p.72 人生の良さと悪さの差は、順番、強度・頻度、人生の長さ、閾値、で人生の質とは変わってくる。

●『何故人生の質の自己判断は信頼できないのか』

p.75 ①ポリアンナ効果:楽観主義人生の質を改善するらしく思われる要因のほとんどは、人生の質の自己判断にあまり影響を与えていない(例:体の各症状に対する自分健康状態への判断がほぼ一致するのに、幸福への判断とはあまり一致しない)。②適応。③比較幸福自己判断は、実際は相対的指標による。

●『人生の質に関する三つの見解のどれをとっても人生はうまくいかない理由

・『快楽説』

p.81 人間人生の大部分をマイナス精神状態で過ごす…空腹、渇き便意尿意疲労ストレス、暑さ・寒さ。前述の3つの心理学効果無視されているだけ。さらに…持病・加齢:痛み・苦しみ、眠気、挫折感。災厄:アレルギー頭痛挫折感、苛立ち、痒み、寒気、生理痛・閉経後の火照り、吐き気低血糖、発作、罪悪感、恥、退屈、悲しみ、憂鬱孤独無力感喪失感、その他、被害感情全般

・『欲求充足説』

p.84 精神状態について判断を間違うことはなくとも、欲求については間違うことがありうる(単に快楽を追求している場合は除く)。…欲求は当然、満たされていない時間の方が長い。また、欲求が満たされるのは一時的で、そもそも欲求が満たされないことも多い。現状維持欲求さえ、実現は不可能だ(老い、死)。

p.86 マズロー「つねに新たな欲求が生じる」。イングルハート人間永遠幸福を得ることができるなら、何ら行動しなくなる」。マズロー人間はおおむね幸福で、不満足は病的状態だと言うが、ショーペンハウアーは不幸こそ人生の当然の状態だと言う。

p.88 欲求の充足までに困難があった方が、あるいは充足の過程のものが良いという議論…は明らかに不条理だ。

・『客観的リスト説』

p.92客観的リスト」は「永遠の相のもとに」ではなく「人間の相のもとに」構成されている。…40歳死ぬことが不幸だとして、90歳でそうでないのは何故か? 「色んな芝生に生えている草を数えることに人生を捧げている男」(ロールズ)の人生無意味だが、その視点人類視点は大差ない。

p.93 人生の質は「人間の相のもとに」判断すべきである、あるいは、具体的な背景に応じて判断すべきであるという議論…は明らかに不条理だ。

・『三つの見解についてのまとめ』

p.98 害悪に満ちた人生を、①すでに存在している人のためでなく、②功利主義的な目的でなく(また、そうであっても)、生みだすことはできない。人生の質の判断は当てにならず、よって、人生を続けるに値するかは別論だ。

●『苦痛世界

〇第4章『子供を持つこと:反出生的見解

●『子作り』

・『子作りの義務はない』

p.103 子作りの義務…①射程:子供を(1)何人か、(2)できる限りたくさん、持つ。②正当化理由:(1)存在させられる人々の利害関心、(2)その他(他者の利害関心、功利性、信仰、等)。…存在させられる人々の利害関心によれば、子作りの義務はあり得ない。それ以外の理由ならあり得るが、それにしても相当に疑わしい。とくにできる限りたくさんの子供を持つべきだという場合は。

・『子どもを作ってはいけないという義務はあるのか?』

p.105 生殖衝動、子作りへの関心…「性交への関心」「親になることへの関心」と「子作りへの関心」を分ける。前2者に子作りは必要ない。

p.107 他者の関心…両親、部族民族国家しかし、こうした他者利益を適えることは、それによる当人利益を適えることと表裏一体だ。

p.109 子作りへの関心は…これまでの議論から権利制限されるべきだ。

●『子どもを作る自由

・『子どもを作る権利とされているもの理解する』

p.113 子供を持つべきでない道徳的義務があるなら、子供を持つ道徳的権利はあり得ない。よって、子供を作る権利は(愚行権を含む)法的権利だ。

・『子どもを作る権利自律性に根拠付ける』

p.114 法的権利道徳的義務対立する場合、そうした方が良いという仮説を必要とする条件付きのものとなる。そして、阻却可能条件(子供を作るべきでない)がつねに適合する場合、その法的権利妥当ではない。

・『子どもを作る権利無益さに根拠付ける』

p.115 政府子供を持つべきでない道徳的義務を認めると、施策としてあり得るのは①権利を与えず自由放任する、②禁止する、のどちらか。①は権利を与えず容認するというのは矛盾で、いずれも積極的な②を包含する。②はその道徳的代償が子作りの禁止による利益を上回ることはないと思われる…非最大化主義的非帰結主義者の見解

・『子どもを作る権利意見の相違があるということに根拠付ける』

p.116 法的権利とその正当化にはこのことだけで十分だ。危害原理必要条件:ある行為害悪であるかどうか意見の相違がある場合は、危害原理の射程の外にある(例:人工妊娠中絶)。…ただし、奴隷制のように、ある行為害悪議論余地があるだけでは許されないものもある。

・『子どもを生む権利妥当意見の相違に根拠付ける』

p.118 危害原理例外となる意見の相違は妥当/無条件のどちらか。奴隷制アパルトヘイトは明らかに妥当ではない。

p.120 少なくとも反出生主義が最も優れた反論比較して十分に検討されるまでは、妥当判断のできる理性的な人々によって、意見妥当に違えることができるかは結論付けられない。

p.121 少なくともリベラル社会において子供を作る法的権利撤回されるのには長い時間がかかり、そのときにはその意見は広く認められているだろう。それまで、新しい人間存在させてはならない道徳的義務を認めつつ、子供を作る法的権利を認めることはできる。…実際、テイサックス病やハンチントン病のような遺伝性の病気エイズのような感染病など、他の場面では許されないほどの害悪を与えることが、子供を作る場面では容認されている。

●『障碍とロングフライフ(望まずに生まれた命)』

p.123 障碍…障碍は社会構成されたもので、実際には障害(disability)ではなく不能(inability)だ。また、障碍の出生前診断政治的に悪いメッセージとなるという「表出主義者」の議論…障碍が不能ということは、「より悪い」ということを否定するものではない。健常者と同じQOLを持つ障碍者も、さらなる障碍についてはQOLを低く見積もる。また、反出生主義はむしろ平等主義だ。

p.132 ロングフライフ訴訟は①子供を持つ法的権利に関する妥当意見の相違。②QOL評価個人的なものだ(とくに現在のロングフライフ訴訟代理人によることが多い)。もし判例ができれば、もうQOL評価個人に独特なものではない。の2点の課題がある。

●『生殖補助と人工生殖

・『生殖倫理と性倫理

p.135 セックスは子作りの目的でなされる場合のみ道徳的容認されるという多くの反論がある見解オーラル・アナルセックスレイプ不倫不妊症)を、反出生主義は「性倫理の反生殖見解」として完全に退ける。

・『誕生悲劇婦人科学(gynaecology)の道徳』…『悲劇誕生』と『道徳の系譜(genealogy)のもじり。

●『将来生まれてくる人間を単なる手段として考えること』

p.140 1人の子供を救うために新たに子供を持つという場合は…(a)自分たちの関心(interest)を満たすため、(b)今存在する子供に弟妹を与えるため、(c)家族部族民族種族を大きくするため、(d)何の理由もない、という場合よりはるかに良い。これらは、他人手段として扱ってはならないというカンティアン命題によりいっそう当てはまる。

デヴィッド・ベネター『生まれてこないほうが良かった』要約

本稿の著作権著作人格権は完全に放棄する。無断での利用・転載はむしろ推奨する。

○第1章『序論』

p.10 子供を産むことの決断には様々な理由があるだろうが、そこに存在することになる子供の利害が含まれているはずはない。

●『誰がそんなに幸運なのか?』

p.12 「生はあまりにも酷い。生まれしまわない方がよかっただろう。誰がそんなに幸運なのか?」(ユダヤ人格言

 「決して誕生しないことは、死ぬ運命にある人間にとっては最善の事柄だろう。しかし、このことは十万人のなかの一人の人間だってほとんど生じない」(フロイトジョーク)…「非同一性問題」→私たちはたしか非存在がよりよい状態にあるとは言えない。しかし、存在するものについては、存在することは当人たちにとって悪いことだと言える。「これは哲学的ゲームでも冗談でもない」

p.15 生殖をするカップルは、苦しみを生みだす氷山の頂点にいる。遺伝的な起源責任。=デレク・パーフィット起源説」

●『反出生主義と出生を促進する偏見

p.16 反出生主義の偏見子供嫌い、子供を持つことによる自由財産制限

p.17 出生の偏見子供をもたないことは利己的で未発達→①子供は別の人間なのだから子供もつ動機利己的でしかありえない。②(1)子供もつことはしばしば不注意の結果でしかない。(2)生殖衝動原始的ものである

p.19 全体主義者の政治団体軍事的理由生殖奨励する。民主主義国家も、つねに生殖を支持する層が勢力の大半を占めている。…あらゆる国家移民より生殖により人口構成されている方が正当化される。

●『本書の概要

●『読者への指針』

○第2章『存在してしまうことが害悪である理由

●『存在してしまうことが害悪であるということがあり得るか?』

p.27 「非同一性問題」「未来個人パラドックス」…(ex)遺伝性の障碍

・『生きる価値のある人生と生きる価値のない人生

p.29 非存在存在比較できないため、存在することがしないことよりも「より悪い」と言うことはできない。…存在害悪は単に「悪い」というだけで十分だ。

 …誰かが死んだ方がマシだと考えるとき自分状態が良くなると考えるわけではない。存在しなくなる方が良いほど人生が悪いものである可能性と同じく、はじめから存在しない方がいいほど人生が悪いものである可能性はある。

p.31 誰かが存在していることとしないことを比較するのは、2つの状態比較するのではなく、まったく別の事態比較することだ。…障碍が耐えがたいにしろ人生を生きるに値しないものにするほどではない場合は、そうでない場合より難しいと考えられている。=生きるに値する人生において、存在するよりしない方がいいというのは矛盾だ。→これは「生きるに値する人生」という表現多義性が原因だ。

・『始めるに値する人生と続けるに値する人生

p.32 「生きるに値する人生」は実際には「生き続けるに価する人生」だ。だが、問題は今はまだない人生であり、これに「生きるに値する人生」という表現を使うことはできない。「始めるに値する人生」を始めない方がいいというのは矛盾だ。

p.34 道徳的問題に関わる意味で、人が存在するようになる過程は長く、段階的だ。

●『何故存在してしまうことは常に害悪であるのか』

・『快楽苦痛非対称性

p.40 非存在苦痛がないことはいいことだと言える。可能性において存在する誰かの利害で判断することができる。我々は、自分たちについて存在しなければよかったのにと仮定することができる。

p.42 人々を幸福にする積極的義務があると考えている人でも、幸福な人々を存在させる積極的義務があると考える人ほとんどいない。

p.44 非対称性思考実験「遠く離れた(異国の住民の)苦痛と、無人場所無人島・火星)」(…非対称的判断)で実証できる。

p.46 積極的功利主義者は幸福を増加させようとする。そこにも①人々を幸福にすること、②幸福な人々を生みだすこと、の違いがある。①は倫理要請だと言える。しかし、②を倫理要請だとすると、個人価値幸福価値から派生することになり、人々を幸福を生みだす手段だと見なすことになる。

・『存在することと決して存在しないことを比較する』

p.52 つねに健康な人と、病気がちだがすぐ回復する能力もつ人を比較すれば、存在しないことの利点がつねに勝ることは明らかだ。回復するのは手段的な善であり、内在的な善ではない…という批判は成立しない。実在する人物について善がないことに「奪われていない」という判断ができるのは手段的な善のみだ。この区分意味がない。

p.54 楽観主義者快楽苦痛費用対効果分析…は「存在しない」場合との比較でなされていなく、無意味だ。…快楽苦痛の2倍以上の値がある場合、「存在する」ことの費用対効果分析は成立する。しかし、QOLを決定する快楽苦痛割合苦痛の下限の問題がある。何より、思考実験「つねに健康な人と、病気がちだがすぐ回復する能力もつ人」はつねに相対的に前者が勝る。

・『別の非対称性

p.59 シフリン:より大きな害悪を防ぐために小さな害悪をもたらすことはいい。しかし(純粋な)利益をもたらすために害悪をもたらすことは悪い。よって、生殖は悪い。存在利益をもたらすとしても、あらかじめその存在の承諾を得ることは不可能だ。また、その仮想上の承諾を想定することもできない。…①存在しなければ害悪を被らない。②存在することの害悪は耐えがたいものでありえる。③人生という害悪を逃れるには大きな代償を支払わなければならない。④仮想上の承諾はその個人人格無視している。…そもそも、出生が利益もつことはない。

p.63 出生された人物権利生殖侵害するということは、その権利請負人間はその時点で存在していないためにありえない…という議論生殖特別な特徴を無視している。害悪を被り「得る」ということで、特別権利を認めるべきだ。なぜなら、存在しない権利がないということはありえない。…自律していない存在(=子供)にはより大きな利益をもたらすために害悪を与えていいというパターナリズム的な議論…は、子供とまだ生まれていない子供は異なり、出生は絶対に悪いということで否定できる。

p.64 フェーイゲ「反失望主義(antifrustrationism)」:選好が充足した場合も選好がない場合も等しくいい。悪いのは選好が充足しない場合だけだ。よって、出生は悪い。

・『生まれたことを悔いないことに逆らって』

p.68 自らの人生を楽しんでいるという理由で、存在してしまたことを良いことだと考える…もし存在してしまわなかったら、その楽しみを逃す人はいない。しかし、存在してしまわなかったことで、苦しみがなくなるのは良いことだ。

p.69 存在して良かったかどうかを間違うはずがないと考える…存在してしまった当人存在が良い/悪いということは、存在してしまたことが幸福/不幸ということと同じではない。

○第3章『存在してしまうことがどれほど悪いのか』

●『人生の良さと悪さの差が人生の質にはならない理由

p.72 人生の良さと悪さの差は、順番、強度・頻度、人生の長さ、閾値、で人生の質とは変わってくる。

●『何故人生の質の自己判断は信頼できないのか』

p.75 ①ポリアンナ効果:楽観主義人生の質を改善するらしく思われる要因のほとんどは、人生の質の自己判断にあまり影響を与えていない(例:体の各症状に対する自分健康状態への判断がほぼ一致するのに、幸福への判断とはあまり一致しない)。②適応。③比較幸福自己判断は、実際は相対的指標による。

●『人生の質に関する三つの見解のどれをとっても人生はうまくいかない理由

・『快楽説』

p.81 人間人生の大部分をマイナス精神状態で過ごす…空腹、渇き便意尿意疲労ストレス、暑さ・寒さ。前述の3つの心理学効果無視されているだけ。さらに…持病・加齢:痛み・苦しみ、眠気、挫折感。災厄:アレルギー頭痛挫折感、苛立ち、痒み、寒気、生理痛・閉経後の火照り、吐き気低血糖、発作、罪悪感、恥、退屈、悲しみ、憂鬱孤独無力感喪失感、その他、被害感情全般

・『欲求充足説』

p.84 精神状態について判断を間違うことはなくとも、欲求については間違うことがありうる(単に快楽を追求している場合は除く)。…欲求は当然、満たされていない時間の方が長い。また、欲求が満たされるのは一時的で、そもそも欲求が満たされないことも多い。現状維持欲求さえ、実現は不可能だ(老い、死)。

p.86 マズロー「つねに新たな欲求が生じる」。イングルハート人間永遠幸福を得ることができるなら、何ら行動しなくなる」。マズロー人間はおおむね幸福で、不満足は病的状態だと言うが、ショーペンハウアーは不幸こそ人生の当然の状態だと言う。

p.88 欲求の充足までに困難があった方が、あるいは充足の過程のものが良いという議論…は明らかに不条理だ。

・『客観的リスト説』

p.92客観的リスト」は「永遠の相のもとに」ではなく「人間の相のもとに」構成されている。…40歳死ぬことが不幸だとして、90歳でそうでないのは何故か? 「色んな芝生に生えている草を数えることに人生を捧げている男」(ロールズ)の人生無意味だが、その視点人類視点は大差ない。

p.93 人生の質は「人間の相のもとに」判断すべきである、あるいは、具体的な背景に応じて判断すべきであるという議論…は明らかに不条理だ。

・『三つの見解についてのまとめ』

p.98 害悪に満ちた人生を、①すでに存在している人のためでなく、②功利主義的な目的でなく(また、そうであっても)、生みだすことはできない。人生の質の判断は当てにならず、よって、人生を続けるに値するかは別論だ。

●『苦痛世界

〇第4章『子供を持つこと:反出生的見解

●『子作り』

・『子作りの義務はない』

p.103 子作りの義務…①射程:子供を(1)何人か、(2)できる限りたくさん、持つ。②正当化理由:(1)存在させられる人々の利害関心、(2)その他(他者の利害関心、功利性、信仰、等)。…存在させられる人々の利害関心によれば、子作りの義務はあり得ない。それ以外の理由ならあり得るが、それにしても相当に疑わしい。とくにできる限りたくさんの子供を持つべきだという場合は。

・『子どもを作ってはいけないという義務はあるのか?』

p.105 生殖衝動、子作りへの関心…「性交への関心」「親になることへの関心」と「子作りへの関心」を分ける。前2者に子作りは必要ない。

p.107 他者の関心…両親、部族民族国家しかし、こうした他者利益を適えることは、それによる当人利益を適えることと表裏一体だ。

p.109 子作りへの関心は…これまでの議論から権利制限されるべきだ。

●『子どもを作る自由

・『子どもを作る権利とされているもの理解する』

p.113 子供を持つべきでない道徳的義務があるなら、子供を持つ道徳的権利はあり得ない。よって、子供を作る権利は(愚行権を含む)法的権利だ。

・『子どもを作る権利自律性に根拠付ける』

p.114 法的権利道徳的義務対立する場合、そうした方が良いという仮説を必要とする条件付きのものとなる。そして、阻却可能条件(子供を作るべきでない)がつねに適合する場合、その法的権利妥当ではない。

・『子どもを作る権利無益さに根拠付ける』

p.115 政府子供を持つべきでない道徳的義務を認めると、施策としてあり得るのは①権利を与えず自由放任する、②禁止する、のどちらか。①は権利を与えず容認するというのは矛盾で、いずれも積極的な②を包含する。②はその道徳的代償が子作りの禁止による利益を上回ることはないと思われる…非最大化主義的非帰結主義者の見解

・『子どもを作る権利意見の相違があるということに根拠付ける』

p.116 法的権利とその正当化にはこのことだけで十分だ。危害原理必要条件:ある行為害悪であるかどうか意見の相違がある場合は、危害原理の射程の外にある(例:人工妊娠中絶)。…ただし、奴隷制のように、ある行為害悪議論余地があるだけでは許されないものもある。

・『子どもを生む権利妥当意見の相違に根拠付ける』

p.118 危害原理例外となる意見の相違は妥当/無条件のどちらか。奴隷制アパルトヘイトは明らかに妥当ではない。

p.120 少なくとも反出生主義が最も優れた反論比較して十分に検討されるまでは、妥当判断のできる理性的な人々によって、意見妥当に違えることができるかは結論付けられない。

p.121 少なくともリベラル社会において子供を作る法的権利撤回されるのには長い時間がかかり、そのときにはその意見は広く認められているだろう。それまで、新しい人間存在させてはならない道徳的義務を認めつつ、子供を作る法的権利を認めることはできる。…実際、テイサックス病やハンチントン病のような遺伝性の病気エイズのような感染病など、他の場面では許されないほどの害悪を与えることが、子供を作る場面では容認されている。

●『障碍とロングフライフ(望まずに生まれた命)』

p.123 障碍…障碍は社会構成されたもので、実際には障害(disability)ではなく不能(inability)だ。また、障碍の出生前診断政治的に悪いメッセージとなるという「表出主義者」の議論…障碍が不能ということは、「より悪い」ということを否定するものではない。健常者と同じQOLを持つ障碍者も、さらなる障碍についてはQOLを低く見積もる。また、反出生主義はむしろ平等主義だ。

p.132 ロングフライフ訴訟は①子供を持つ法的権利に関する妥当意見の相違。②QOL評価個人的なものだ(とくに現在のロングフライフ訴訟代理人によることが多い)。もし判例ができれば、もうQOL評価個人に独特なものではない。の2点の課題がある。

●『生殖補助と人工生殖

・『生殖倫理と性倫理

p.135 セックスは子作りの目的でなされる場合のみ道徳的容認されるという多くの反論がある見解オーラル・アナルセックスレイプ不倫不妊症)を、反出生主義は「性倫理の反生殖見解」として完全に退ける。

・『誕生悲劇婦人科学(gynaecology)の道徳』…『悲劇誕生』と『道徳の系譜(genealogy)のもじり。

●『将来生まれてくる人間を単なる手段として考えること』

p.140 1人の子供を救うために新たに子供を持つという場合は…(a)自分たちの関心(interest)を満たすため、(b)今存在する子供に弟妹を与えるため、(c)家族部族民族種族を大きくするため、(d)何の理由もない、という場合よりはるかに良い。これらは、他人手段として扱ってはならないというカンティアン命題によりいっそう当てはまる。

○第5章『妊娠中絶:「 Permalink | 記事への反応(1) | 21:07

id:hedgehogxの無神経が憎い

たこんな記事を書いてるが(内容は読んでない)

オタクで奥手な自分は無害だと思っている男性の無神経が憎い

http://hedgehogx.hatenablog.com/entry/2019/10/26/002141

id:hedgehogxは、n=1でも問題視すべきとか言ってるのに、片手落ちと書いて批判されてるのにまだ書いてるな。

http://hedgehogx.hatenablog.com/entry/2019/10/23/155621

片手落ちと書かれて、障害者差別されたと思った人が1人でもいたら問題視すべきなんでしょ?

1人どころか、今は会社障害者差別教育があったら、片手落ち障害者差別とか言われてるだろ。

id:hedgehogx自分は女だから被害者で無害だから障害者差別するわけがないという無神経さが憎い。

id:hedgehogx出生前診断障害者差別批判されても、女性が産む苦しさを無視した女性差別と言って

障害者なんか知るかの態度だろ?酷い。

2019-10-24

id:hedgehogxという障害者差別フェミ

id:hedgehogxのこの記事


巨乳掲示する自由と、女性たちの恐ろしいまでの絶望について

http://hedgehogx.hatenablog.com/entry/2019/10/23/155621


政治的正しさを全て撤廃した私個人心理としては、女性搾取するような表現焚書にしたいし女性エロい目で見た男は打ち首獄門でいいと思っている。去勢した男だけがよい男」とまで書いて「なんで私がそのような過激感情を持つに至ったかというと、そこに至るまでのそびえたつクソのような事柄を千切っちゃ投げ千切っちゃ投げしてこれまで戦ってきたからなわけ」と書いてるのに、後の文では、「それだけだと片手落ちだなと思う」と書いてますね。


「ごく一部の頭のおかし犯罪者が大多数の女性に加害しているせいで男性の思うエロ女性強要されるエロが大きくズレているという点をまず考えてほしい。とかいうと主語がでかいとか被害妄想とか言われるんですけどね、主語をでかくしているのはどっちだと」と書いてるのに、片手落ちと書いてますね。


id:hedgehogxは、片手落ちという表現は、元々は何の問題もないんだから使っても問題ないとして書いてるんだから

もう二度と、元々問題ない言葉であれば、文脈がどうであれ、セクハラとか言うな。


女性がこの世の中で、どれだけ絶望してるか?今の世の中で一番絶望しても声が届かないのは障害者なんだけど。

どれだけ健常者から断種しろとか今でも言われ続けても、仕方ない仕方ないと思い込んでる。

障害者を標的にして19人も殺されたのが戦後最悪の殺人事件だったよね?それでも我慢してる。

そして、障害者障害を健常者が笑いまくるNHK番組とかでも、それでも許してる。


もちろん、健常者の女性現実でも加害してるよ。出生前診断とか、障害者のことを完全無視して正当化してるじゃん。


id:hedgehogxを見ても、単に、片隅にあった萌え絵には現実女性差別と結び付けて去勢した男がよい男とまで言うのに、

片手落ちとか言うんだから障害者教育のほうが圧倒的に不足してるな。


id:hedgehogxは、女性差別を語る場で、「片手落ち」なんか使うのが当たり前だと思ってんの?

それこそ、世の中の圧倒的権力者側が作った健常者用語で、今までの実際の場面では障害者を見下した言葉で使われてきてるのにね。


しかし、片手落ちは元々何の問題もないか曲解するなと言うんだろうな。

から、繰り返すが、それじゃ、何の問題もないもの文脈セクハラと言えなくなるだろ。

よくある「ちゃん」付けはセクハラってのも、ちゃんには元々問題ないで終わるわな。

何で、障害者が絡むと、途端にハラスメント差別も吹き飛ぶのか?


あと、君がフェミじゃない?いや、君って旧態依然としたフェミのことばかり書いてる旧態依然フェミじゃん。

女性差別語りながら障害者存在無視してきたことの繰り返し。


id:hedgehogxさんに単純に質問

https://anond.hatelabo.jp/20191024023549

2019-10-21

妊婦に十分なカウンセリングをすれば

あらゆる命に平等価値があり、日々の生活の中で感じる不安感も杞憂だと悟る。

そして新型出生前診断を受けるのをやめる。

2019-10-15

anond:20191015073714

いまアラフィフ新成人をぽこぽこ巣立たせてるはずの

おばさんの世代だよ>30はマルコーはんこおされちゃう

障害児が生まれるってダウンだけは出生前診断はできてたけど

それも初期は意外と当てずっぽうで偽陽性がでてて下ろしちゃったとか、

産んでみたら健常だったみたいな話もあるし

ADHDアスペなども障害児にいれるとすればむしろ減ってなくて増えてるじゃん

産婦人科医の「障害児ガー」っていうおどしって出産を減らすマイナス意味のほうが大きかったのでは

2019-10-08

anond:20191007120113

だよね

男=障害児ということで出生前診断で分かるようにしてほしい

2019-08-16

anond:20190816103320

嘘乙。出生前診断があるから子供女の子だと分かった瞬間スレイするから産んで育てるという選択肢はないんだぞ

2019-08-13

子供かわいい

半年を過ぎて、離乳食を食べるのが少しずつうまくなったり、

おぼつかないけど座れるようになったり、歯が生え始めたり、

毎日成長と変化があって楽しい

やすと全力で笑ってくれるし、本当に愛おしい。

でも、この子にもし障碍があったとき、同じように愛せる自信がない。

理由をつけて家に帰らないのではないか

今と同じだけの愛情を注げないのではないか、そんなことをふと考える。

2人目を作る時、お互いの精子卵子は当時より劣化している。

出生前診断を受けて、もし障碍があったら堕ろしたい。

自分が愛せる自信もないし、1人目の子供を可哀想に思ってしまう。

妻にそんな話をしたら引かれてしまうのかな。

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