はてなキーワード: タイプとは
陰キャの一部、いつまでも自分よりカーストが上のやつらがキラキラしてることにルサンチマン拗らせてるのが嫌い。
”今更”、「自分は学生の頃から勉強ちゃんとしてたのに、遊んでたやつらが幸せそうにしてる、許せない」となる。今更。
お前は真面目にやってただか知らないけど、その費やした時間でいい学校やいい会社に入ったんだろう。おめでとうな。
たださ、自分が努力しなかった分野まで手に入れられると思うなよ。自分の選択に責任を持て。誰かのせいにするな。お前はそれを得て、得られなかった。それだけ。
そういう話をする。
お前が遊んでるようにみえたそれな、「人生のタスク」っていうんだよ。その一部には勉強も入るけどな。今お前が手に入らなくてネットで八つ当たりしてるそれ、努力しないと手に入らなかったものだぜ。
結局さ、自分の羞恥心や劣等感を変えるでもなくそのまま真面目という体の撤退をしたんだろ。お前がやらなかったことをやったやつがいて、結果お前が手に入れられなかったものを手にしたやつがいるだけ。
そんな単純なこともわからないのは、人生の課題から逃げ続けることで、レールの上でなにも考えないまま来たからなんだよ。
どうせお前は大学デビューとかもバカにしたタイプだろ?ブスなりにファッションに気を遣ったり、慣れない会話にも何とかついていけるように場数をふんで、傷ついたり。
お前はどうだ?どうせ変わろうとしたやつらを鼻で笑って、今更何イキってるんだとか思ってたんだよな。
そこまでして欲しいものはない、疲れるって?そうだな、それで拗らせずに胸を張ってるお前だったらかっこいいよ。この文章はお前のためのものじゃない。
で、貫いたそいつらの何人かは変わる機会を得て、お前は何もしなかった。それだけ。
マイルドヤンキーとかもバカにしてそうだよな。酒にタバコ、うんうん体に悪いよね。ファッションも無駄にお金がかかるだけ。そんなことにお金かけるより、勉強した方が役に立つよな。
彼らの寿命は確かに短いかもしれないね。けどどうだい、お前は疑いなく彼らより幸せと言えるかい?
お前が努力した方面で手に入れたものだろう。胸を張れよ。そうだろ?
だったらいらないと決断したことを貫けよ。今更ぐちぐち他人を攻撃して、羨ましがって、戦う勇気はなくて、SNSで大きな子供を続けている。
先生にふられちゃった
僕は彼女いるんでご期待には沿えないと思いますって可愛い絵文字つきのLINE
レッスン中ずっと私の顔みてたのに(君も私の顔タイプだったんでしょ)
連絡先聞けばノリノリで教えてくれたじゃん
本命にはならない君
そいつは赤コーダーで飛び級できるほど学業は優秀だったが、性格が最悪だった。
すぐ不機嫌マウントとるしなんかあったら正論パンチを周りに撒き散らしていた。友達も少ないタイプ。
新卒で外資系に入ったのだがPIPでクビになって転職活動している。だが、悪評があまりにも広まっているのか未だに就職できてない。
幼女がドレスとか好きなのの延長線上の可愛いものが好きの一形態なのかね。そのうち「他人が欲情しそう」と自覚してる対象について「可愛いから好き」を「エロいから好き」と言い換えてる感じか。
でもだとしたら、エロいのは好きだけど通常女が可愛いと言ってる種種雑多な無機物に対しては興味を示さないタイプの女が説明できないんだよな
私はこれまで、「戦略や戦術を語る前に、まずは戦闘モードを全開にせよ」と、口を酸っぱくして現場に、戦う姿勢の重要性を唱えてきた(いまだに唱え続けている)。
私が嫌いなのは、戦略や戦術をごちゃごちゃ言うわりに、実際には戦闘をしないタイプの人間である。
こういう輩が社内で幅をきかせるようになるのを、私は何よりも恐れている。
低質なものをたくさん楽しみたいタイプだから、めっちゃ楽しい。昔好きだった漫画のキャラの絵描かせたり、最近はR15くらいの微エロ小説も書かせてる。
結局、同じような作品を何年も楽しんでる俺にとっては、まじで十分なんだよねこれが。今まで金払って買ってたのがアホみたい。ついでにパソコンのスペック良くなって、快適にゲーム遊べてるのもちょっと嬉しい。
大切なこと書き忘れた。二次創作もできるのがいいんだよねこれ。設定とかちゃんと書けば、キャラ同士の会話もいけるから日常系のSSもいけんだよね。
妻を主人公と捉えてサポート役に回ることを苦に覚えず、具体的な指摘を含めて支えてくれるタイプの男は割といるんだけど、増田はそういう男に出会っても「つまんない」って感じてそう
大好きな落ちつく店が急な夏休みだったので、近くの気になっていたけど端正でモダンな外観ゆえなかなか入りづらくて機会がなかったカフェに初めて来てみて今いるのだが失敗した
店主二人はあとから来た常連、いやもはや友達か?みたいな動物連れの女性ともう30分くらい大声で話続けてる
店主の一人はマスクせず会話しながらはげしく咳こみながら私の茶を入れている
コロナ以前の世界はこんな感じだったわそういえば…と思いながら勇気を出して来店したその選択を激しく後悔してる
会話は全部つつぬけ
店主と客の通勤路から行ってる病院や居酒屋他まで全部知っしまった
ここには書きづらい他の話の内容も態度も文化圏が違いすぎる人たちのやってる店すぎた
二度目はないが、向こうもきっとそう思っているだろう
客と友達になりたいタイプでそれが平気なの人がやってる店とは思わなかった……
ワイは無理
最悪だー
・忘れ物
・提出物をやっていない
・履修登録ができない
・単位を把握できない
父親は私より酷く、落ち着きがなくて不注意だ。遺伝なのだろうと思う。
専業主婦の母親は父の秘書のようだ。父が全くできない、書類手続きからスケジュール管理まで、母がやっている。
移動教室の前に「移動だよ」と声をかけてくれ、提出物についても「持った?」と声をかけてくれる。
その友達が注意してくれるおかげで先生からの怒られが激減したし、
周囲からも要介護者と介護者のような関係とみられていて、私自身、ガイジを自称して、友達を神と呼んでた。
小学生の頃は、担任ガチャだった。不注意を特性とみるタイプと、「教師を馬鹿にしている」とみるタイプがいて、
後者に当たったときはひたすらいじめられた。後者タイプはテストの点数が悪くて不注意なのは仕方ないとしても、
テストの点数が良くて不注意なのは、教師を馬鹿にしているからと考える。
高校では友達と別の高校に進学することになり、日常のすべてが苦痛でしかなく、私は自殺未遂した。
それからは母が、父だけでなく私の秘書もやるようになった。単位と持ち物の管理はすべて母がやった。
すべきことを整理して指摘してくれた。母に面倒を見てもらえなかったら高校も大学も卒業できていないと思う。
学歴はそこそこで、面接は得意なので、就職は上手くいった。でも一社目は不注意が酷くて針の筵になり退職した。
再就職した二社目では、総務部の女性が不注意を指摘してくれるおかげでなんとかミスなく続いている。
私の人生が「なんとかなっている」か「なんともならずに自殺を考える」かは、
母親か、中学時代の女友達か、今の会社の総務部の女性のような人が、支援してくれるかが全てになっている。
幸福を感じられるか、鬱状態で常時希死念慮のある状態になるか。
「〇〇に気をつけろ」と指摘してくれる人が近くにいるかがすべて。
元彼は5人いる。
私との結婚を望んだ元彼もいるけど、「主婦になって俺を支えてくれ」か「今の年収を引き続き稼ぎながら俺を支えてくれ」という人だけ。
高校生で死のうとしたときも、一社目を辞めて鬱状態になったときも、彼氏はいたけど、救いにはならなかった。
「〇〇に気をつけろ」と指摘してくれる人がいるかどうかが私の幸福感のすべてで、励ましや褒めは何も影響しない。
具体的な指摘と、どうしても出来ないことを代わりにやってもらうこと、でしか私は助からない。
男は励ましと褒め言葉だけで片づけようとする。要らない。それでは何も解決しない。失敗の回避ができない。助からない。
中学時代の女友達は24歳で結婚した。総務部の女性も既婚者だ。よく気づく面倒見の良い女性は、男性に確保されている。
男性はだいたい、女性に対しては、私の母親、中学時代の女友達、総務部の女性のような特性を持っていることを期待する。
私はむしろそういう女性を必要としていて、日々助けられて、失ったら鬱・自殺未遂するような人間だから、男性の期待が重圧でしかない。
男性は女性のことを、男性の面倒を見て子供を産む生き物、と認識している。私個人がガイジであることが見えていない。
n=5に過ぎないけど、女性に対する期待が高すぎるから、私がガイジであることを認識できない。
現在の年収は600万円。専業主婦を養うにはギリギリのラインだと思う。
でも私に注意喚起と家事をしてくれる人を養えるものなら養いたい。
実家暮らしだから、母親から「私がボケたり死んだりしたらどうするの」と笑いながら言われたりする。
笑い事じゃなく、母親が死んだら破滅すると思う。母親には健康に長生きして欲しいし、母より先に死にたい。
母親が居ない状態で生きさせられるくらいなら、死んだ方がましだ。
あと総務部の女性が妊娠や転職をしてしまうと、それも終わりだ。また仕事が成り立たなくなり、鬱、退職、引きこもりになると思う。
総務部の女性は小学生の子供がいて、残業はゼロで働いている。職場ではそのせいで、軽い働き方という認識をされている。
私にとってはその女性がいるかいないかが職場のすべてで、死活問題なので、ことあるごとに褒めちぎるようにしている。
その女性がいないところで、「〇〇さんがいるから今のパフォーマンスが出せてる、〇〇さんが居なくなったらおしまい」と繰り返し主張している。
でも人の妊娠や転職を妨害なんてできない。そう考えると、非常に不安定な年収600万円だ。
だから必死で貯金している。ADHDに多いとされる浪費傾向は私にはない。躁が出ることもない。
父が妬ましい。父は私より不注意の程度が酷いのに、助けが常にあるから自分のミスを直視したことがなく、私のような挫折を経験していない。
不注意の自覚はあるが、男だからチャームポイントになるとすら思っている。
総務・秘書の女性から面倒を見られているのでミスをせず、支えられている実感もあまりなく、当たり前と思っている。
支えを失って、不注意の結果としてミスを連発、迷惑をかけ、怒られ、舌打ちされ、職場が針の筵になっていくという経験が無い。
「弱者男性」には支えてくれる女性が見つかりづらいから、そういう経験のある人が多いかもしれない。
しかし男性は、支えてくれる女性がいることを当たり前だと思い過ぎだと思う。
強者男性は当然のことと思っているし、弱者男性は「男なら得られて当たり前の権利が不当にはく奪されている」と思っている。
私は母親か、中学時代の女友達か、総務部の女性のような秘書的能力の高い人であれば、
外見が男性であっても養いたいけど、「養われ希望」の男性はヒモか研究者だ。
ヒモ希望・ママ活希望の男性は、お金にも世話にも困っている。お金をくれて世話もしてくれる人を求めている。
研究者も、人の世話はできない。学力偏差値が高く過集中、興味ないことには徹底的に無関心、ほっとくと生活が乱れる、であれば私とタイプがかぶる。
父親から、いつまでも実家で母親に面倒みられていないで、結婚しろと言われる。
過去の自殺未遂も、一社目の挫折による鬱・引きこもりも知っているくせに、そういうことを言ってくる。
父親のような強者男性の自尊心の高さ、挫折のなさ、上から命じてくるところ、本当に不快で死んで欲しいと思う。
お前のクソ特性が遺伝したせいで苦しんでいるんだけど?母のクローンなら鬱回避できているけど?
お前の遺伝情報が悪いんですけど?お前みたいな人間が子供を作るなよ。そう思ってしまう。
不注意や過集中は男性の特徴とされている。実際、発達障害は男児・男性のほうがあらわれやすいらしい。
しかし娘に発現することもあるし、その場合、レアであることで理解されにくい。
「女なら、男の世話ができるだろう」という目線で未だに見られる。
しかし私は女性でありながら、生きるために、女性による細やかな世話を欲する側。
男性が、パートナーではなく、「人の世話ができる女性」を奪い合う敵に見える。
公金チューチューマン、公約を批判するという以前の次元で、明らかに仕事できないやつで、
言ってることが酷いけど仕事できるやつなら百歩譲って認めるとしても、
漏れ伝わってくるのがどれも仕事わかってないやつのムーブすぎて、
(この場合の「仕事」は、政治家として意見をまとめるとかそんな高次元の話じゃなく、
普通に会社勤めのサラリーマンのお仕事いろいろと同じレベルの、ごくごく普通のお仕事が出来るかってことね)
あれの発言を取り上げるの、選挙掲示板ポスタージャックと同レベルで民主主義の手段としての選挙への妨害になってる
あれ雇いたいか? 部下にしたいか? 上司にしたいか? 下請け仕事まわしたいか?
明らかに、やれと言ったことと全く関係ない作業に勝手に没頭して「この業務はおかしい、この部署は変だ、この会社は間違ってる、俺のやり方が正しい」と発狂するタイプだろ
それで「いや、君にやらせてる仕事の目的はこうで、こういう規格があって、こういう手順で情報をまとめてるから、この通りにやってね」って丁寧に教えたとしても「それはあなたがそう思ってるだけですよね」って定型文しか返さない、てオチが目に見える
一人で業務効率をダダ下げに下げるのわかりきってるやつが、今は公職選挙という業務の効率を著しく下げにいってるのだが
競プロやってない自分から見て、競プロやってた部署の人達は優秀で人柄も良かったなー
アルゴリズムに理解があり、必要であれば適切に最適化できる、みたいな競プロ勢の良いところが生きてた
競プロつよつよなわりに使えねー、みたいなのは、ただ競プロしかできない人なだけじゃないかな
競プロやってない自分から見て、競プロやってた部署の人達は優秀で人柄も良かったなー
アルゴリズムに理解があり、必要であれば適切に最適化できる、みたいな競プロ勢の良いところが生きてた
競プロつよつよなわりに使えねー、みたいなのは、ただ競プロしかできない人なだけじゃないかな
競プロやってない自分から見て、競プロやってた部署の人達は優秀で人柄も良かったなー
アルゴリズムに理解があり、必要であれば適切に最適化できる、みたいな競プロ勢の良いところが生きてた
競プロつよつよなわりに使えねー、みたいなのは、ただ競プロしかできない人なだけじゃないかな
おだてて褒めまくってやる気出させるの大事だよね
たまに「あやつられてる〜😣」ってシュンとするけど、謝って「押し付けになっててごめんね。やめていいよ〜😣夫くんの幸せのほうが大事だよ〜😫」って謝るとまた頑張ってくれる
高専卒は基本的に有能という印象。チームワークどうこうじゃなくて
高学歴IT屋はポンコツ多いけど、高専卒はそこそこ優秀な人が多い
自分がやってたジャンルじゃない仕事(営業とか)に行く人も優秀な人そこそこ多い
そらコスパ意識があって、実務に関して手を動かせる&能動的で、
お勉強まで出来ちゃうんだから(大学や大学院へ移る人もそこそこ)当然よな
でもみんながこの水準について来れるわけじゃなくて、かなりドロップアウトするんだ
なので、『進学時にすでにやりたいことが決まっていてさらに適性もある人』、
『貧乏で他に選択肢がない人』、それ以外は高専行くのやめといた方がいいぞ
少なくともなんとなくで選ぶべきではない
って言うやつ、半分正しいよ。でも半分間違ってる。なんで半分かって、東大生の親の世帯年収1000万以上が大体半分だから。
2人の東大生を例にして比べる。
Aさん
男。埼玉の都市部出身。親の世帯年収1090万。私立小学校から都内の中高一貫男子校に進学する。親が教育熱心で、校舎が学校の近くにあるSAPIXや鉄緑会に通っていた。周りが東大を受けるので、自分もなんとなく東大を目指して無事現役合格。上智大出身の親には喜ばれる。大学には埼玉の実家から通う。週に2回、時給3500円の鉄緑会の塾講師バイトをしている。奨学金は周りも借りてないし、親にも何も言われなかったので借りていない。旅行好きで、年に数回海外旅行に行く。
Bさん
女。九州の田舎出身。親の世帯年収780万。小中と地元の公立校で、習い事はピアノと公文。高校は県内トップの共学公立校に進学する。家や学校の近くに校舎がないので予備校にも通わない。高卒の親には東大受験を反対されたがそれでも押し切って東大を志望する。高校は受験対策に手厚く、なんとか東大現役合格。月5万の奨学金を借りて進学を許される。2年間の家賃補助制度で3万円安くなった、6万3千円のマンションに一人暮らし。時給1150〜1500の飲食バイトや塾講師バイトを掛け持ちして週5〜7働き、たまに単発の派遣や治験もして、学費と生活費は自分で工面している。旅行好きで、バイトを休めれば年に数回国内旅行に行く。
実際の東大生のマジョリティはAさんである。進学にも塾にも苦労していない。しばしば、Aさんはアイデンティティや進路、モテないことに悩んでいる。(そのくらいしか悩める不遇がないんだろう)
一方、数%だが確かに存在するのがBさんである。なぜならBさんは筆者だからだ。(多少脚色を加えている)そして、東大がいま家賃補助制度の対象として増やそうとしているのもBさんのような学生、地方出身女子学生だ。
家賃補助制度は女子優遇と批判を受けがちだが、その実あれは反対派が捲し立てるほど良いものではない。対象は地方出身の女子学生、期間は2年間だけで、3万円支給されるわけでなく家賃が3万円差し引かれる。対象物件についても、あくまで大学が選んだ数十の物件から第10希望まで選んで抽選になるのだが、大抵は元の家賃が8〜12万かつ大学から1時間近くかかる物件も多く、「2年間、ちょい安でやたら遠い部屋に住む」ということになる。問題の根底は、地方出身の男子学生がよく格安の寮に住んでいる一方で、地方出身の女が入れる寮がほとんど無いことだ。
Bさんは週6回働いても、時給が3倍のAさんが週2回働くのと同じ給料しかもらえない。時給の高いバイトは大抵、高校時代に通っていた予備校や、中学受験の経験に左右される。Bさんは予備校OGでもないし、中学受験の勉強内容は特殊で、普通に公立中に進んだBさんは学んでいない。だからBさんは時給が安く、東大生の中での評判も悪い個別指導塾で働くか、激務の飲食バイトで早朝や深夜に働く羽目になる。東大生バフで時給1500円になる個別指導塾バイトは時間外労働が多くて、実質時給1250円程度、だから多くのAさんのような東大生は時給も待遇も良い家庭教師や準備時間にも時給が発生する集団指導塾を選ぶのだ。
Bさんは本来なら周囲の大人に「Bちゃんは頭がいいんだね」と言われながら、地元の県立大学心理学部に行くとか、短大に行って看護師になるとかが関の山だった人間だ。そうならなかったのは本人の才能と努力に加えて周囲の人間が比較的寛容だったからでしかない。優秀な両親の頭脳と社会的地位を受け継ぐAさんが難なくある程度良い大学に行けるのは本人の努力ではないとまでは言わないが、決して難しくない。持続可能な社会とはAさんの子供がAさんであるだけでは成り立たず、Bさんのように1世代で社会的地位が上昇する人間がいなければならない。
いまBさんは月8.5万のバイト代と5万の奨学金で53万の学費を支払い、月に使える生活費は9万。Aさんなら親が出してくれるかもしれない交通費も教科書代も、Bさんにとってはバカにならない。この時点でまず進学は不可能だ。学費が年10万上がると、月の生活費は8万円になる。帰省の交通費を出すので精一杯で、旅行には行けなくなる。
学費を年10万くらい値上げしたって平気だ。どうせ親ガチャSSR、勝ち組人生なんだろ。金持ちにはいくらでも払わせておけ。という言説は多くの東大生において確かに正しいが、それが当てはまらない東大生こそ、増やすべきなんじゃないのか。たとえBさんは自分の通ってる間に値上げがなくても、自分の苦労を思えばこそ、未来の自分と同じような学生の苦境を想像して、自分のような学生が将来減ってしまうことを想像して、値上げに反対しているのだ。Aさんたちはどうせ知ったこっちゃないだろうから、別に黙ってればいいけどさ、少しくらい想像力を働かせてくれてもいいんじゃないかな。
(追記:地方で世帯年収780万なら東大じゃなくても、旧帝大でも医学部でも行けるだろ、という意見に対して
個人の学歴やキャリアの問題としてなら分からなくもないですが、マクロ的に見ると、本来東大に受かる能力のある人が東大に行けないというだけで社会的損失だと思います。もちろん個人の問題としても、学費免除が使えれば/あと少し世帯年収があれば/あと少し地域間の教育格差がなくなれば/格安学生寮に住めれば/せめてあと10万円くらい学費が安ければ通えていた第一志望の大学に通えないというのは、残念なことです。また、Bさんタイプの家は「女は勉強できなくていい」と思っているので、たとえ隣県の医学部に入れるお金があっても、その代わりに県立大学に通わせて、余った金で新車の軽を買い与えます。学費値上げの話と直接関係しないので省きました。
ちなみにAさん、Bさんの例は色々脚色を加えてはいますが、それぞれの全体的なバランスは極めてリアルなものだと思います。
皆さんが指摘している通り、Aさんも決して特段「富裕層」というほどではありません。Aさんは親が教育に熱心で積極的に投資しているだけで、普段の生活は極めて普通の一般市民のものです。かつBさんも決して「貧困層」などではなく、少なくとも生活には困らず、そもそも大学に進めている時点で恵まれています。筆者は学費免除になる年収400万円以下の苦境で東大に進んでいる人たちを心から尊敬しています。
ただ、学費が値上げされて困るのは誰か、現状変更によって「今はギリギリ通えているがこれから難しくなるのは誰か」というだけの話です。)
(じゃあ例の有志たちみたいに表立って実名で抗議活動するかと言われると、下手に公安に目つけられたら将来国家公務員になりにくくなるのかな?とか考えるし、自分のキャリアを人質に取られてる気分ですね。。あ〜あ、東京大学の辛いとこね、これ)