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2022-04-06

娘の入学式

娘が小1になった。

公立小で児童数60人ぐらい。

その中に一人体育館に入ってくるなり、大きな足音で走り回る子がいた。

すぐに先生タックル気味にハグされてたけど、式が終わるまでずっと先生に手をつながれつつ、足をどたどたしてた。

養護学級もあるのでそっちかもしれないけど、正直娘のクラスはいて欲しくない。

多分授業が成立しない。

私立だったら全くしなくていい心配を思い知らされて帰ってきた。

2022-03-29

毎度その人が歩く時だけ地震かと思うほど床揺れる人がいるんだけど

見た目は骨太ちょいぽちゃでそこまで百貫デブというわけでもないし足音も静かな方なのになんでこんなに揺れるのか…

2022-03-25

足音をさせないようにしている

なぜかはわからないけど、自分他人足音が気になることがある

基本、大きな足音をさせることには抵抗があって、普段歩くときも走るとき足音を殺そうとしてしま

特にかかとをズリズリと引きずったりドタドタと踏みならす音はあまり好ましくない

スリッパだとパタパタと音がしやすいけど長年の足運びで他の人より数段静かだと思う


足音は疲れているとき特に強く出るので健康バロメーター的になることもある

自分足音に少し驚くこともあって、そういうときは、あーちょっと疲れてるなと感じる

2022-03-24

エルデンリング流行ってるから前にセールで買って積んでたダクソ3をやってみたけど難しすぎるわ

2番目の鎧着た犬みたいなボスにすら勝てない

なんならうろついている雑魚騎士にすら勝てる気がしない

アクションゲームまったくしない勢だから使うボタンからして多すぎて辛い

キャラを動かすのとカメラを動かすので二つ方向スティックを使うのがもうわからない

でも敵をロックオンして剣で対峙するのはなんかちょっとアガるな。かっこいい。足音とかのSEもとてもいい。

いうてこれ結構昔のゲームなんだよな、わりとすごいね

2022-03-22

夜道で後ろにいる人が怖いのは変なことじゃないんだ

ワイ、アラフォー弱者男性だけど夜道で後ろから足音が聞こえてきたらそれが仮にハイヒールでも怖くなるもん。

自然に早足になっちゃうよね。

後ろの女の人からしたら「お前が逃げ出すんかーい」って感じかもしれんが、

暗闇で誰とも知らない人に対する根源的な恐怖にはあらがえない。

2022-03-18

就活スーツを着たら付きまといに遭った

わたし痴漢ストーカーセクハラといった性被害に遭ったことがほとんどない。

2年ほど前に電車内で盗撮っぽいものに遭ったことと、高校生の頃に頭のおかしいおじさんにホームから電車内まで延々と怒鳴られたことがあるくらいだ。

盗撮は突き出そうと近づいたらダッシュで逃げられ、怒鳴られた時はもともと要注意人物だったのか、すぐに駅員さん二人が来てくれて、おじさんを両側からガードしてくれていたので涼しい顔をして音楽を聴いていた。

  

中高と地元でも有名な女子校だったこともあり、周りの盗撮痴漢被害はかなり多かった。

それに比べればわたしは遭いにくい方だと思う。

  

被害に遭いにくい理由はおそらくビジュアルだ。

  

元々たまに「ハーフ?」と聞かれるくらい顔が濃く、全てのパーツが大きくて強い。

まさに「気の強そうな顔」だと思う。

  

さら高校卒業してからウルフヘアにし、水色や紫、緑、緑と紫のツートンカラーなどド派手な髪色を続けてきた。

普段メイクも派手なカラコンに濃いアイシャドウ、跳ね上げたアイラインとガッツリだ。

魔女みたいに伸ばした爪を真っ黒に塗ることも多かった。

  

おまけに服装も15センチの厚底を履いたり、露出が多めだったりと、いわゆる「強い」格好が好きでよくしている。

痴漢特に露出の多い格好は狙われにくいというのは本当だと思う。

そもそもバス電車で隣に男性がくることが少なかった。

  

しかし、今年の3月就活が解禁されてから当然全てやめることとなった。

  

髪は結べる長さで真っ黒に染め、日常用のカラコンはしてるかしてないかもわからないナチュラル茶色になり、爪も短く切って何も塗れなくなった。

  

説明会面接で直接会社に行くとなれば、うっっっっっっっすいメイク葬式のように髪を縛り、真っ黒のパンツスーツで向かうこととなる。

  

  

先週は、志望度の高い会社の2次面接だった。

  

まらない化粧とヘアセットをし、まだ少し肌寒かったのでトレンチコート羽織り、なんの面白みも大して実用性もない真っ黒のビジネスバッグを持って地下鉄に乗った。

  

目的の駅で降りて、改札の手前の精算機でICカードチャージをした。

ポイントも見ようとしたが、2mくらい離れたところに男性こちらを見ながら立ってたため、精算機を使いたいのだと思い、すぐに譲って改札を出た。

  

一度目が合った。

カーキ色の上着を着た、大人しそうな20代〜30代くらいの男性だった。

  

男性は精算機を使わなかった。

  

わたしは改札を出てすぐのところで立ち止まって携帯マップを見た。

面接の前にお昼ご飯を買うためにコンビニに行きたかたからだ。

2番出口から出ればすぐセブンイレブンがあったので、構内の案内板を探してきょろきょろしていたら、精算機を使わなかった男性わたしのすぐ斜め後ろに立っていた。

  

また目が合った。

  

この時点で若干不気味に感じた。

  

ただまあ人を待ってるんだろうと思って変に気にせず、2番出口を目指した。

  

足音で、男性も歩き出したのがわかった。

  

地下鉄ではあるが平日の昼間ということもあって構内に人はほとんどいなかった。

駅はかなり古く、トンネルのような薄暗く狭い道を歩かなければならなかった。

  

後ろを見ないようにしたが、ずっと足音がした。

  

めちゃくちゃ怖かった。

  

偶然じゃない。使わないのにわたしが使っている間精算機の近くに立ち、不規則に立ち止まるわたしに合わせて何をするでもなく立ち止まって、わたしが歩き出すと同時に同じ方向へ歩き出した。

全てこっちを見ながら。

  

明らかにわたし認識している男性が、明らかにわたしの後をつけてきている。

後ろから何かされたらどうしよう。

もし刃物薬品を持っていたら?

もし肩を掴まれたら?

本当に生きてる心地がしなかった。

  

駆け足で階段を登ったら、本当に目の前にセブンイレブンがあったので入った。

走ってもないのに心臓が破裂しそうだった。

  

外を見たら男性が、肩からかけたカバンベルトの胸のあたりを握りながら地下鉄の出口のところに立っていた。

  

また目が合った。

  

正直泣きそうだった。

  

震える手で彼氏電話をかけたら、仕事中だったが出てくれた。

  

声も震えてたと思う。

  

面接時間までは30分以上あったから、とりあえずセブンイレブンから出ないように言われた。

  

外には相変わらず男性がおり、うろうろ歩いていた。

  

幸いオフィス街コンビニでお昼休み時間だったこともあり店内は大混雑。

電話もあり少しは安心できた。

  

しばらくしても男性がいなくならなければ店員相談した方が良いと彼氏から言われ、落ち着かないのでとりあえずひたすら店内をうろうろしていた。

  

お昼ご飯を食べるつもりだったが、そんな気分になれなかった。

  

面接対策の最終確認をするつもりだったが、何もできなかった。

  

ぶっちゃけ男性に対する恐怖心とか今までなかった。

痴漢も突き出せると思ってたし、ストーカーや付き纏いもボコボコにできると思ってた。

  

気が強いのもあるが、幼少期から10年近く格闘技を習っていたし、大学に入ってから趣味キックボクシングもやっていた。

  

いざという時の護身術として、身についてると思ってた。

  

実際はどうだ。

  

格闘技護身術が役に立たないとは言わない。

だけど、身についていることと目的不明な加害行動を取られたときに恐怖心を抱かないというのは全く別物だった。

  

20分近く経って男性は見当たらなくなっていた。

  

彼氏電話は繋いだまま外に出て、周りを見回してもいなかった。

  

もちろん周囲に気をつけるよう言われ、そこから徒歩で2〜3分面接会場のビルに入る時もしつこいくらいに周りを見渡した。

  

  

付き纏い、めちゃくちゃ怖い。

  

比べるものではないかもしれないが、明確に何をしたいかわかる「突然怒鳴られる」や盗撮に比べて、何をしたいか全くわからないのが本当に怖い。

  

カバンの中に刃物が入ってるかもしれないし、ポケット薬品を持ってるかもしれない。

  

よくわからんがまあ何か気に入らなかったんだろうなとわかる怒鳴られや、足なりスカートの中なりが撮りたかったとわかる盗撮に比べて、付き纏いの目的はわからないのだ。

  

ただ少し付き纏うだけかもしれないし、家までつけてくる気かもしれない。

危害を加えてくるつもしかもしれないし、襲おうと思ってたかも、ナンパだったかもしれない。

  

ただ何であろうとめちゃくちゃ怖い。

真昼間の街中だったが、めちゃくちゃ怖い。

最悪の可能性をいくらでも孕んでるし、それを考えてしまうから怖い。

  

もし今までみたいに二度見されるような髪色で、ハロウィンみたいなメイクで、人を蹴り殺せるような靴を履いてたら、たぶん付き纏われてなかったと思う。

  

21年生きてきて初めての付き纏い被害たまたま就活ルックの時だった、なんて偶然馬鹿馬鹿しい。

  

強い見た目は武装だ。

自信を持つだけでなく、加害から身を守るための鎧だと思う。

  

誰も話しかけんな!という心持ち強気でズカズカ歩いているつもりではあったが、「付き纏おう」と思える見た目だったのかと思うと普通にショックだ。

  

でも就活が終わるまではどうしようもない。

  

今回はたまたま面接まで時間があり、たまたま彼氏電話が繋がり、たまたまコンビニに駆け込めたからまだよかった。

  

30分でだいぶ落ち着くことができ、面接は割と平常心で臨めた。

  

これがそこまで時間がなく、付き纏われたまま会場に行かなければいけなかった場合を思うとマジで怖い。

  

そんなん絶対落ちるし、そもそも会場に入った瞬間に泣く気がする。

  

弱そうな見た目で外を闊歩しなればならない間は、どう自衛したら良いのだろうか。

  

スカートではなくパンツスーツを着ているし、いくらメイクが薄いとはいえ普通に顔は強いままだし歩き方は強気だし。

  

それでも被害に遭うのだからどうしようもない。

  

本当に、どうしようもないのだ。

  

  

ちなみに2次面接ちゃんと受かった。

ありがとう彼氏

  

2022-03-15

中国コロナ感染者の爆発的増加で激やばインフレが来る

まだまだ日本では全然注目されていないが、数日前に中国コロナ感染者増加ペースヤバくない?という増田を書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20220313103927

あれから2日たったが、1週間で10倍という激やばなコロナ患者の増加ペースは衰えず、事態悪化しつつあるので情報アップデートしたい。

中国 国家衛生健康委員会の発表より

日時新規市中感染新規無症状患者合計
3/36156117
3/410273175
3/5175127302
3/6214312526
3/7175330505
3/8233322555
3/9402435837
3/103977031100
3/1147610481524
3/12180713153122
3/1313377882125
3/14350716475154


もともと、ここ2年くらい物流網の混乱で半導体不足とか、自動車減産とかいろいろあったわけだけど、それに加えてロシアウクライナ侵攻で原油天然ガス価格の上昇、穀倉地帯だったウクライナ戦場になることで小麦価格の上昇が起きつつある。

本格的なインフレ足音がすぐそこまで来てるんだけど、中国コロナ爆発が最後ダメ出しになりそうな予感。意識してみないとなかなか気づかないが、身の回り日用品工業製品Made in Chinaってめちゃくちゃ多いよ。

衣類や雑貨をはじめ、iPhoneの組み立てもほぼ全量中国だ。最近東南アジアシフトも進んでいるものの、組み立てだけ現地で原料は中国製とかいうケースも多かったりする。いずれにせよ中国コロナ蔓延することの影響は計り知れないだろう。

あみんな、早く必要ものを買いだめしインフレ絶望的な品不足に備えるんだ!

2022-03-02

anond:20220302233936

すごいうらやましい。階下のオッサンが歩くたびに「ベチャン!ベチャン!」ってクソ小汚い足音が鳴り響く俺の部屋とは大違い。

2022-02-27

anond:20220227140452

ちな何したらええんや

足音リズムに合わせて奇声あげたら効く?

2022-02-24

しょーもない話なんだけど

うちの職場ビル内の男子トイレの前の1室を借りてる

なので同じフロア男性達は仕事中みんなうちの職場の前を通るんだけど

基本、トイレに向かってくる段階でもう歩きながらベルト外して準備してる人がやたら多い

まあ、今日までは「ハハハみんな急いでるんだな」としか思ってなかったんだけど

ちょっと女性になったつもりで想像してみてほしい

今日、すごい複雑な仕事があって事務処理に没頭してた

からすごい速さで足音が近づいてきて

ふっと意識が戻って顔上げて右見たら

物凄い形相でベルトを外しながら高速でこちらへ向かってくる体格の良い男性w


いや、もちろんトイレ行くんだから途中で道を曲がるし、私になんて用ないのも分かってるんだけどw

その瞬間なんかすごい生き物として危機感があってめちゃくちゃ焦ったw

こえーよw

2022-02-23

これヤバくねえか

明らかに戦争足音が近づいている気がする

自分たちからケンカ売って世界評価落としてどうすんだろ

北京五輪が終わったタイミングというのもあるんだろうね

中国「抗議受け入れない」と反発  日本大使館職員拘束

北京三塚聖平】在日中国大使館は23日に発表した報道官談話で、北京市内で在中国日本大使館職員中国当局により一時的に拘束されたことについて、「身分に適合しない活動従事しており、中国関係部門が法に照らして調査質問した」と主張した。日本中国側に厳重な抗議をしたことに「中国は受け入れない」と反発した。

北京在中国日本大使館によると、同職員は21日午後に外交官としての活動を行っていた際に一時的に拘束された。拘束の経緯など詳細については、本人の安全面への配慮などから明らかにしていない。

森健事務次官は22日、楊宇駐日中国大使館臨時代理大使に対し、外交関係に関するウィーン条約の明白な違反だとして厳重な抗議をするとともに謝罪要求。再発防止策も強く求めた。

垂秀夫(たるみ・ひでお)駐中国大使も同日夜、中国の呉江浩外務次官補に厳重な抗議を行った。日本大使館職員が拘束された21日に中国外務省に抗議を行おうと調整したが、中国側の都合により22日夜にまでずれ込んだという。

ウィーン条約外交官身体不可侵を定めている。

2022-02-22

橋の上から見た川は雪に覆われ、乱反射する日の光は無数の粒となってきらめいている。その上を通っていった何かの足跡が、蛇行しながら切れ目なく続いている。キタキツネか犬が夜明け前に現れ、またどこかへ去っていったのだろう。

こんなところにオメガラーメンはあるのか。

麻布十番の店はシャッターが閉まっていた。貼り紙も何もなかった。あの味は永遠にこの地上から失われてしまったのか。喪失感にさいなまれ続けるよりは、かすかな希望にでもすがって失われたものを追い求めた方がよい。とは思っていた、が。

噂だけを頼りにやってきた土地。雪原。夏の間は田んぼか畑なのだろう。トタン屋根木造の物置か家かわからないものがまばらに建っているほかは何も見当たらない。道路は山に向かって真っ直ぐ伸びているが、車は通らない。雪で段差のわからない歩道を歩く人もいない。

雪を踏みしだく自分足音以外に音のない世界。冷気が頬にひりつく。マスクを顔からはがすと、自分の呼気で湿った内側からすぐに凍り付いて固くなる。

茶色スズキアルト。路肩に止まって。テールランプの点滅。道から少し離れたところに、髪を後ろにまとめたロングコートの人が、こちらに背を向けてしゃがんでいる。近づいていっても動く気配はない。

すみません

「あ、すみませんちょっと待って」

その女性は立ち上がりざまにスカートパンツをたくしあげてからこちらを向いた。足元の雪には、黄色い尿が深く穿ったばかりの穴があいていた。

すみません、このへんにラーメン屋って」

「ありますけど、歩くとちょっと遠いですよ」

「どれくらい……」

「10km?」

「……」

「今行くところなので……乗ります?」

「すいません」

車は山に近づき、周囲が針葉樹林に変わり始めたあたりで脇道に入ると、木造小屋の前で停まる。小屋の壁からは黒ずんだL字型の煙突が出て細い煙が立ち上る。ガラス引き戸を開けて女性が入っていく。

「ばあちゃん、お客さん!」

小屋の中心には大型のストーブがあり、中は暑いほどだ。小さなカウンターの向かいは小上がりになっていて、樹脂製の天板を金属で縁取りした座卓が置いてある。

カウンター席に座ると、毛糸チョッキを着た老婦人が現れ、こちらを一瞥してから、車を運転してきた女性の方を訝しげに見る。

「お客さんだよ!」

「あら。いらっしゃいませ」

「すいません、オメガラーメンありますか」

「あ?」

「オ メ ガ ラー メン!」

はいオメガいっちょう」

油っぽい台の上のテレビがつく。また誰かの車がコンビニに突っ込んだらしい。店内に半分以上めりこんだ車体。散乱するガラス片。

さっき乗せてくれた人は店主の孫かなにかなのだろうか。割り箸の束を出してきて補充したり、カウンターをふきんがけしたりする。戸が開いて、海老色のジャンパーにニッカズボン姿の二人連れが入ってくると、いらっしゃいませええと声をかける。二人連れは小上がりに座る。孫は注文を取りに行く。

味噌大盛ー オメガ大盛ー」

店主は寸胴鍋からアルマイトのひしゃくで黒い液体をすくい取り、丼に注ぐ。湯気が立ち昇る。

出てきたラーメン東京でよくあるオメガ系のラーメンとは少し違っていて、輪切りのネギと肉厚のチャーシューが大量に載っていた。黒いスープは今まで食べたオメガ系のどのスープよりも熱く、油の層が表面を完全に覆っていた。北国にありがちな昔懐かしい醬油ラーメンに、どことなスパイシーな風味が混じっていた。チャーシュートロトロに柔らかく、甘辛く仕上がっていた。

食事を終えて店を出ると、外は吹雪いていた。地面から吹き上がる粉雪。前を向くと顔に雪が吹きつけて歩けないので、うつむいて頭を前に突き出すようにして進んだ。歩けば、市街行きのバス停があるだろう。歩き続けることができれば。

背中の方からクラクションの音。振り返ればヘッドライトに照らされて。茶色アルトの窓が開く。もの問たげに見つめてくる目。

すみません。行きも帰りも」

バス夕方まで来ないから、駅まで行った方がいいですよ。この吹雪だし」

ワイパーはひとときも停まらずにフロントガラスの雪を掻き落とし続けるが、数メートル先は真白で何も見えない。何の番組かわからないラジオの音がかすかに聞こえる。

「次の列車は二時半だから、待合室にいるといいですよ」

ありがとうございます

車はすぐに白の中へ飲み込まれる。

辺り一面真白で、何も見えない。風はさらに強まり、歩き回ろうとするとなぎ倒されそうになる。もう一度辺りを見回す。駅らしいものは見当たらない。白。白。白。食後の身体の火照りはすでに取れて、雪の冷たさをじかに感じ始めた。

anond:20220222225021

音の聞こえやすさは圧倒的に横が多いやで

上は足音や窓の開け閉めくらいやが横はその両方に加えてドアの開け閉めもいびきや会話やテレビ音楽も聞こえるやで

anond:20220222165537

あのニンニンやシンシンテレビ演出上ニンニンとかシンシンって言ってるけど本当は足音と逆位相の音を口から発することで足音を消す忍術の一つだぞ。まあ今考えた嘘なんだけど。

2022-02-15

ドスドスドスドス(足音

良三「このあらいを作ったのは俺だあっ!!」

2022-02-11

サイゼリヤデートの思い出

実際、鶴見緑地サイゼリヤ咲くやこの花館、っていうコースはかなり黄金だと思っていて、本当に輝く思い出のひとつなんだけど、サイゼリヤ花博通り店は閉店してしまったらしくて、そうやってひとつまた世界から輝きが失われるんですよね

その分あたらしい輝きも生まれるんだろうからべつに良いのだが、それはそれとして、やはり寂しいもの

 

まず、梅田からよく分かんねえバスに乗って鶴見緑地に向かうんだ

電車でも行けないことはないんだけど、乗り換えがある上に降りてから結構歩かないといけないんで、さすがにバスの方がいいよねって話になる なった

朝、梅田の謎の場所から謎のバスに乗るわけですよ

俺たちにとってはまったく謎の場所なんだけど、当然そこを日常の場としている人はメチャクチャいるわけで、当たり前のような顔をして、慣れた感じで歩いている まあそりゃそうなんだけど、世界って広すぎるし、人間って多すぎるよな〜といつも思う

謎の場所を出たバスは謎の場所2に着く

謎の場所2から鶴見緑地への道は、なんか知らねえけど結構イイ感じに整備されている

片側3車線くらいあるでけえ道路の真ん中に、2車線分くらいの広さがある遊歩道公園みたいなのが設置されていて、文化的な感じがする

意味もなくそこを歩いてみたりする

楽しい 何が楽しいのかはわからないが、楽しい

やがて鶴見緑地が近づいてくる

ヘンな塔みたいなモニュメントがある

アレ何なんだ、みたいな話をしているところで、公園入り口あたりの看板なんかに花博」ってワードが頻出しているのに気がついて、そうか、ここは"祭りの後"なわけですね、と納得がいく

そう思って見ると、鶴見緑地に聳える聞いたことねえ割にデカいタワーは、ちょっとくたびれた感じに見える

冬の鶴見緑地、随所に廃墟っぽさが漂う

実際荒れ果ててるって感じでは全然ないし、むしろ花なんかも植えられたりして、人もそれなりにいるんだけど、それでも隠しきれない何かがある

緑と花の博覧会?みたいな名前の、かなり立派な会がかつてあったらしく、その時の世界各国の庭園コレクション!みたいなものの残骸が、憐れを誘う

絶妙に往時を思わせてくるんですよね

無にはなってないけど、現存してるって感じでもない 頑丈な骨組みだけが残っているような印象

それが冬枯れの雰囲気と合わさって結構よかった

鶴見緑地の園内マップを見て、コースを定める

いくつか庭園を見て、風車を見て、サイゼリヤに行く そういう感じ

緑地を突っ切っていく

アップダウンがわりとあって、疲れてきたところで風車につく

風車デカい けっこう立派だ

足元には花畑があって、冬なのに色鮮やか

立派なカメラを構えた人もそれなりにいて、フォトスポットだ

彼女写真を撮ろうというので、撮る

彼女はかわいくて俺はキモい そういう写真が何枚か撮れる

ちょっと早いけどサイゼリヤに行こうぜ、腹減った!という話をする

サイゼリヤに向かう

緑地を抜けて、でけえマンションの横を通っていく そのへんに猫がいて、若いニイちゃんが座り込んでじゃらしている

俺たちの足音を聞いて、猫が目を丸くしてこっちを見る ニイちゃんは振り向かない そうだよな

花博通りは広い道で、交通量もそれなり 都会らしい場所だ サイゼリヤは案外遠いが、全然いける距離

サイゼリヤに入る アラカルトと称して、気になったメニューをいろいろ頼む 

アンチョビキャベツサラダサラミパスタエスカルゴ、羊の串焼き そんな感じ

味はあんまり覚えていないけど、うまかった気がする 何より楽しかった

鶴見緑地の魅力と、咲くやこの花館への期待について話しつつ、サイゼリヤのメシを食う

そういうデートっていいよね というか、よかった よかったです

2022-02-07

anond:20220207020843

 その明くる日もごんは、くりを持って、兵十の家へ出かけました。兵十は物置でなわをなっていました。それでごんは、うら口から、こっそり中へ入りました。

 そのとき兵十は、ふと顔を上げました。と、きつねが家の中へ入ったではありませんか。こないだうなぎをぬすみやがった、あのごんぎつねめが、またいたずらをしに来たな。

 「ようし。」

 兵十は、立ち上がって、納屋(なや)にかけてある火なわじゅうを取って、火薬をつめました。

 そして足音をしのばせて近よって、今、戸口を出ようとするごんを、ドンとうちました。ごんはばたりとたおれました。兵十はかけよってきました。家の中を見ると、土間にくりが固めて置いてあるのが目につきました。

「おや。」と、兵十はびっくりしてごんに目を落としました。

「ごん、お前だったのか。いつもくりをくれたのは。」

 ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなづきました。

 兵十は、火なわじゅうをばたりと取り落としました。青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。(おわり)

2022-02-06

愚痴

朝の5時から6時くらいにランニングしてる人が家の前を通る。その息切れ文字にするの難しいんだけど、ウェアー!!!!!ハァッ…!ハァッ…て感じですげえでかくて特徴的で、朝だから静かなのも相まって響いて聞こえてくる。それがもうここ1年以上続いてジワジワキツいので愚痴らせてほしい。

家の前を通る数秒のことだけど、周回してるのか2回くらい通るし、この時間帯はうっすら目が覚めてるというか眠り浅いタイミングから余計に。

足音だけならまだしもな…

とはいえ完全な解決策なんてないし、耳塞ぐくらいしかできなくて、気づかないくらい熟睡してることを願う。

マンションの上の方の階に住んでたら、地上のランニングしてる人の音なんて聞こえないんだろうな、いいな。

2022-02-05

anond:20220204230210

人間足音がうるさく感じるシチュエーションが思いつかない。

木造民家とかでドシドシ歩くみたいな感じ?

足音の話すると

クセになってんだ、足音消して歩くの。

 

を思い出す。

anond:20220204230210

親が金持ちじゃなくても田舎だと一軒家暮らし足音気にせず育ってしまうやで

anond:20220204230210

…ワイは長身だが存在感が無いらしく「不意に近づかれた」と思われてビックリされて疎まれるので、わざと足音をたてるようにして学校職場では過ごしているんやが

キニイランヤツヲナンデモカンデモコロストカイウナヤコロスゾ!

2022-01-25

マトリックス外伝

マトリックス レザレクションズ』を観に行って、わたしが観たかったのはコレじゃない感があって、だったらどういうのが観たかったのかという妄想が膨らんだのだけれど、そういうのを書くと2次創作になるのかな。著作権侵害? ウォシャウスキーに怒られる? でも膨らんだ妄想放出しておきたいのでここに。

わたしが好きなのは『MATRIX』。1999年3月全米公開。

ぜんぶ妄想です。

1998年9月モンタナ州ロッキー山脈のふもとに住む14歳のジョージは、遂にボンダイブルーiMacを手に入れた。8月Appleから発売された最新機種で、ディスプレイ一体型のパーソナルコンピュータは、長らく遅れのAmigaしか与えられていなかったジョージ狂気乱舞しても足りないほどのものであった。

インターネット接続し、睡眠時間も惜しんでありとあらゆるもの検索した。様々な都市伝説真偽不明陰謀論、そしてハッカーという恐ろしくも魅力的なソフトウェア魔術師たちの存在も知るようになった。

コンピュータに齧りついているジョージを見かねて母親は言う。

「裏山にトレッキングにでも行ってみては?」

父親

ティエイジャーの男ならそれくらいの冒険必要だ」

と言う。ジョージiMacを取り上げられる可能性があるとみて素直に両親の提言に従った。

その日、ジョージリュックサンドウィッチ飲料水を詰め込んだ。母親父親陸軍病院に車で連れて行くという。父は軍属だったが、数年前のハイチでの作戦に参加して負傷して車椅子生活になり、何よりも精神を病んで家族はこのモンタナ州に越して来たのだった。軍医自然豊かな土地で療養することを父に勧めたらしい。

幾つかキノコでも採ってくれば両親は納得するだろう、そんな気持ちジョージは出発したのだった。

から少し離れた森の中でキノコを狩り、昼時にサンドウィッチをもそもそ食べて、もう帰ってもいい頃だろう、そんな風に思った時に遠くから人が近づいてくる気配がした。そして遠くから銃声。ジョージは素早く大きな木の根本の窪みに身を隠した。誰か、恐らく二人の人間が走り去る足音がする。

しばらくすると数人の足音がする。ジョージ好奇心を抑えられず音のする方向をそっと見ると黒のスーツサングラス、耳には大統領の警護官のようなイヤフォンをした男たちがいた。先程の二人を追っているのだろうか。男たちはまた走り去ってしまった。

ジョージは走って山を降り、森を抜け出した。家に着いた時には助かったという気持ちでいっぱいだった。キッチンでコップに水を汲んでがぶがぶと飲んだ。その時、家の呼び鈴が鳴る。両親が帰ってきたのだと思ったが、玄関には見知らぬ男と女が立っていた。

白いスーツの短髪の女と黒いスーツに髪を後ろに撫でつけた男、女は男の腕を肩に抱えて男はうつむいている。女は言う。

友達怪我をしたの、電話を貸してくれませんか?」

電話を貸すだけなら別に構わない。隣家も離れているこんな田舎ではこういうことも仕方ない。最近普及している携帯電話を持っていない人たちなのだろう。父親のように分厚いモトローラ電話を持っている人はまだ少ないのだから

家に二人を招き入れたが、男の方は腹部に血が滲んでいる。その時に気づいた。あの黒いスーツの男たちに追われていたのはこの二人なのではないのかと。

電話場所に二人を案内すると女は言う。

「私はスイッチ、彼はエイポックと言うの、ありがとうこれで助かるわ」

不安に思っているジョージを尻目に、部屋を見回したスイッチiMacを見つけたのだろう。

あなたコンピュータに興味があるようね」と言う。

ジョージは頷く。

「どんなものインターネットで見つけたの?」スイッチは言う。エイポックは体の傷が痛むのか椅子腰掛けうずくまっている。

ジョージは素直に陰謀論都市伝説、そしてハッカーのことを調べたということを話した。スイッチは言う。

国税局侵入したハッカーのことは知ってる?」

トリニティ?」ジョージは答える。

その時FAX兼用固定電話が鳴った。

エイポックは受話器を取りスイッチ差し出したが、スイッチ

あなた怪我をしている、先に行くべきよ」と言った。

エイポックは素直に受話器を耳に押し付ける。すると驚くべきことに彼の姿は受話器に吸い込まれるように消えてしまった。

「今のを見たわよね?」スイッチは言う。ジョージ言葉を失ってうなずくしかなかった。

あなたが見た都市伝説陰謀論の中には真実が少しだけある、この世界ソフトウェアだという話を目にしたことは?」

ジョージは確かにそのような荒唐無稽な話をインターネットで読んだことがあった。

「それはマトリックスよ、トリニティを探しなさい、そうすればあなたも目覚めることができるわ」スイッチのその言葉の返事としてジョージ

あなた達は何を探してるの?」と訊いた。

スイッチは少し逡巡して

救世主を探している、ネオと言う名よ」

そして電話機がまた鳴った。

「行くわね」スイッチ笑顔で受話器を取って耳に押し付けると彼女の姿も消えて、コードにぶら下がった受話器だけが残った。

マトリックスとは?

ジョージは、インターネットに今すぐ接続すべきだと思った。

おしまい

2022-01-22

同い年の従弟(学年は同じだが誕生日は向こうが遅い)は、子どもの頃すげーーいじめっ子乱暴者だった。

俺も何度か腕脱臼させられたり、額から血ダラダラ出るような怪我させられた。

しかし従弟は中学になってすぐ身長が伸び止まってただのデブになり、腕力<<学力世界になっていったら見事に逆転し、いじめられっ子になった。

高校名前さえ書ければ入れる底辺校に進んだがそこはヤンキー巣窟だったので、むちゃくちゃにいじめられ、中退して以後、引きこもりになった。

それから十数年。

今は引きこもってはいないが従弟はニートのまま。

俺は中2の時に従弟の身長を追い越し、それ以来殴られておらず、今はむしろ避けられてる。

……のはずだったが先日、実家にいたら従弟がやって来た。

署名してくれ」

と言って。




(変な政治宗教運動でもやってんのか)

と思って恐々見たら、

反差別がどうの~』

という宇宙語が書いてあった。

従弟いわく

「俺は女子生徒に差別されたせいで高校中退させられ人生破壊されたので女性による男性差別をこの世から撤廃すべく法律を変えたい。

そのための署名活動」

だそうだった。

だが待ってほしい。

従弟が通った高校は男女比率9:1の超DQN校で、

従弟を殴ったり蹴ったりパシリにしたのは100%男だった。

中学は俺も同中だったから知ってるが、その時も従弟をいじめたのは男で、

女子は従弟を嫌ってそもそも近づかなかった。

それを指摘したが従弟は聞く耳持たず、俺が署名しないとわかるとわざとカップを倒してドスドス足音たてて帰っていった。

その後、帰宅した妹によると、従弟はまったく同じ主張をSNSでもやっていてしかもかなりの数のフォロワーがいるらしい。

そのフォロワーチヤホヤされて調子に乗って署名活動まで始めたそうな。

あんなのに1,000人以上フォロワーがいるとは完全に終わってる。

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