はてなキーワード: 感染症とは
ブクマカ の家の近くにBSL-4施設を作れば感染症研究で遅れなかった (2020-03-05)
anond:20200305014355
おう!COVID-19ことコロちゃんは風邪とエボラも風邪症状と変わらないぞ !!!
昔、ネトウヨ新聞って定評もある産経新聞でさ、こういう記事があったんだよね
日本の議論:危険ウイルス研究施設“動けぬ”日本、「このままでは中国にアジアの感染症研究リードされてしまう」の懸念
https://www.google.co.jp/amp/s/www.sankei.com/premium/amp/150503/prm1505030010-a.html
>危険度の高いウイルスの治療薬開発や正体不明の病原体によるバイオテロに対応するには、BSL4施設の稼働は最低条
>協議会では稼働に反対する住民と、安全面の対策は万全だと主張する感染研の議論が平行線
>都内にはエボラなどの感染症に対応できる病院が4カ所もあるのに、村山庁舎の近くにはない。もしもの時に治療できる場所が遠いと不安だ」
>中国は感染症対策に力を入れており、今年中にBSL4施設を追加で稼働するほか、今後も施設を増やす方針だという。複数の日本の研究者は「このままでは中国に、アジアの感染症研究を完全にリードされてしまう」と不安を口にする。現在、研究者がレベル4の病原体の研究をするには海外の施設に行くしかないが、テロ警戒などのため、近年は受け入れ体制が厳しくなっているという。
風邪だとか言ってる連中のところにBSL-4施設作れば日本が感染症研究で遅れをとることはなかったのでは???
そういう人間を一か所に集められるといいなのにな
たとえば、今回のコロナに対し効果があるとWHOが認めた認めたレムデシビルだって日本は使えない
米中ともにBSL-4で実際に患者へ使って改善を確認、米医薬品メーカーは中国の保健当局と連携するのだと
こういう人らを一ヶ所に集められたらいいのにな
そんなにCOVID-19って危険な病気?の知能に問題があるブクマカ ↓
(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20200303170825)
追記
医薬品医療機器等法に基づくレムデシビル製剤の 特例承認について|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/000628076.pdf
レムデシビルは、令和2年5月7日に新型コロナウイルス感染症の治療薬として特例承認されましたが、全世界的に薬剤供給量が限られている状況です。
レムデシビルによる治療を必要としている患者に、公平に配分する必要があるため、供給が安定するまでの間、国においてレムデシビルを買上げて、
レムデシビルによる治療を必要とする患者に無償で提供することとしています。
「新型コロナウイルス感染症におけるレムデシビル製剤の各医療機関への 配分について(依頼)」に関する質疑応答集(Q & A)について(一部改正) 令和3年4月 14 日
正しいこと言ってる医者はずっといたが?
[COVID-19] 日本は今のところ医療従事者も患者も守る気がない (2020-04-08)
https://anond.hatelabo.jp/20200408150744
復帰しなくていいぞ。少なくとも医療従事者を守る施策を明確に打ち出すまでは
『現場で働く病院勤務の医師+看護師と老人ホームなどの介護士』の温度感が違いすぎることは
当初からずっと感じてきていることだな
日本病院会の相澤会長は、こうした中で「PCR検査体制の拡充」を急ぐべきではないかとの考えを強調しました。「例えば、発熱していて肺炎を起こしているが、インフルエンザでもなく、その他の肺炎でない。そこで鑑別診断のために検査を・・・となるが、すぐには検査が行えない。『新型コロナではないだろうか、怪しい』という段階で迅速に検査が行えなければ、感染拡大を防止することは難しい。まず『PCR検査の量』を確保することが急務であろう。現在は病院側から依頼しても、なかなか検査してもらうことが難しい」と医療現場の実情を訴えました。
GemMed
https://gemmed.ghc-j.com/?p=32570
今回の感染の蔓延でわかったのは、実際はPCR検査ができるのに、検査の条件を厳しく設定していることである。
感染防御で最初に行うべきことは、感染者を特定することである。診断がつかなければ、治療方針が立てられないのと同じである。
政府に近い人は検査をしても意味がないようなことを言っているが、感染者を特定しないでどうやって対策を立てるのであろうか。
確かに感染研などの公的機関では検査は手一杯かもしれないが、日本には何千件の検査が可能な民間会社が多く存在する。
なぜ検査をする余地がないというのであろうか。
問13 医療機関や検査機関で新型コロナウイルス感染症患者に診療を行った後、PCR検査を行ってもらえますか?
適切に感染防護具を着用して診療した場合には、感染する可能性が低いと考えられるため、一律のPCR検査は行いません。原則として無症状の方へPCR検査は実施していません
[厚生労働省] 新型コロナウイルスに関するQ&A(医療機関・検査機関の方向け)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00004.html
訳知り顔で憶測垂れ流す前にググればいいのに
【政府、肺炎など中等症も自宅療養 原則入院を転換、重症者に限定】
政府は2日夕、新型コロナウイルス感染症の医療提供体制に関する閣僚会議を首相官邸で開き、肺炎などの症状がある中等症について重症化リスクが高い人を除き、自宅療養とすることを決めた。
追記:
ググってわかる範囲で良いので情報を知ってから話せばいいのに、という主旨なんだが、
別のソースを持ってきて議論を深めようとする人はともかく、さらに憶測をかぶせていく人は度し難いな。文字から読み取れることと、そうでない事との判別が出来ていない人もちらほら。
これはインフルエンザもかかったことがない自分の記憶史上最大の大病を後世に残すために記録するものである。オチとかない。
4時ごろ喉の痛みに気付いて目覚める。風邪でよくある咳が出る系の痛みではなく、飲み込むときの違和感と強めの痛み。口にライトを当てて鏡で見ると、左の扁桃腺らしきものが明らかに赤黒く腫れ上がっている。その奥の喉も血管が太く赤くなっているが、扁桃腺に由来するものだろう。熱はなさそう。
コロナが少し頭をかすめる。コロナの症状的には「喉の痛み」もあるらしいが、咳に関連するものじゃないかなと自分をむりやり安心させる。嗅覚はある。
念のため、夕食後に体温を測ると36.7度だったが、就寝前は37.2度。あれ、やばいかも。明日は医者に行こう。
朝36.9度。
痛みはあいかわらず。
午前は休みを取り、かかりつけと自分では思っているが10年ぶりくらいの内科へ。額で測定する体温計で37.4度だったが、すでに暑くなった時間に移動したせいじゃないのと思う。コロナの検査はできないと言われる。「扁桃腺が炎症を起こしてますねえ」との診断。知ってるし。何か他に症状はというから、痰が出やすいというと、色を聞かれて無色と答える。「抗生剤、炎症止め、解熱剤を出しておきますね」でおしまい。かかりつけやめるぞ。解熱剤はにわかに有名になったカロナールだった。
帰って測ったら36.9度。だから非接触体温計とか信用できないんだよ。
午後は普通に出勤。この頃まで元気。
午後遅くなって頭が回っていないことに気づく。あと重い。幸い体温計を持ってきていたので測ると37.4度。もしかしてあれは予知能力のある体温計だったのか、とか思いながらさっさと帰ることにする。熱とかあったらすぐ休めという柔軟性のある会社で良かった。
夕食には早いしとりあえずベッドに潜り込む。
20時ごろ目が覚め、測ると37.9度。これはやばいぞ。コロナの心配もふたたびよぎる。
夕食はなんとか食べ切れたが、あとから思えばかなり喉の痛みに堪えながらだった。処方された薬もちゃんと飲む。
21時ごろやはり37.9度。解熱剤を飲んで就寝。
就寝と言っても、途中何度も目覚め、連続した熟睡はない。痰がとても多く、それを気管から引っ張り出すのに喉が痛み、いちいち立って吐き出しに行けないので、それを飲み込むのに喉が痛む。一度に飲み込めなかったらやり直し。つらい。
6時ごろ37.4度。
朝食のトーストを食べるのがつらい。なるべく小さくかじって何度も噛んで牛乳も追加で含んでドロドロにしても、飲み込むのに決死の覚悟が必要で、覚悟してても痛いものは痛い。食べなきゃいけないのに大きな苦痛。これ拷問になりませんかね。吐き気まで感じてきたので1枚で切り上げた。いつもは2枚食べるのに。足りないカロリーを補えそうなものはと冷蔵庫を見たら、何年も放置していたゼリードリンクを見つけた。やっぱり痛いけど喉に優しい。
疲れてしばらくまた寝る。
11時ごろ、そうだコロナ検査しようと思い立ち、都道府県のホームページで検査可能な医療機関一覧を見つけ、割と近くの耳鼻科に連絡して事情を話す。「発熱や感染疑いがある場合は診察と検査は屋外でしますが大丈夫ですか、熱中症対策してきてください」と言われかなり不安になる。
着いたら指示どおりインターホンを押して待つと、看護師が出てきて、医院の裏口の脇に連れられ、そこの椅子に座って問診票書いて待っててくれと言われる。ここで診察・採取・会計するんだと。ここ、陽が差してるやん。屋外とは聞いたがテント的な屋根くらいない?普通。しかもエアコン室外機2台も唸ってるやん。こいつが吐き出した熱のおかげで、室内の他の患者の人達は涼しいってか。
持っててよかった折りたたみ傘。日傘代わりにさしながら、喉のことや薬のことを問診票に書いて渡し、医師を待つ。医師が来て喉を見せると「左の扁桃腺に炎症がありますねえ」。知ってるし2回目。「重症の」。そうか、だからあんなにつらいのか。薬は今出てるので十分に見えるが足りないのはないか確認される。症状に変化があったり薬を飲みきっても治らないようならまた来てと。何も考えず近さでここを選んだけど、たしかに耳鼻科のほうが喉の専門だよな。
次は会計。最後に検体採取。綿棒の痛いやつかなと思ったら唾液だった。容器の一目盛分唾液を溜めて渡しておしまい。結果は夕方以降に電話でもらえるらしい。
ちょっと横になってから遅めの昼食。毎回だがつらい。1食分食べるのに時間のかかること。
37.9度。解熱剤を飲む。
寝ていてつらいことの一つが痰の処理。飲み込むのが痛くてたまらない。意を決して、洗面器に水を少し入れてベッド脇に置き、ここに吐き出すことにした。そうすると、痰に関するストレスからは大きく解放された。
起きている気力はないので、ほぼ横になりっぱなし、たまに水分補給とトイレで起き上がるくらい。
そうこうして外が暗くなった頃に電話が来る。本人確認して、「結果は陰性、マイナスです」と。淡々と礼を言い、電話を切る。安堵。
ベッドに横になったり四つん這いでうずくまったり座ったり。何をしても楽になれない。
遅い昼食に引きずられて遅い夕食。
38.1度。解熱剤を飲んで就寝。処方された3回分を飲みきったけど明日からどうしよう。
夜中は何度も目覚める。喉だけじゃなく奥歯まで痛く感じるし、頭も痛い。つらい。
しばらくベッドで苦しみながら過ごしたが、解熱剤は必要なのでドラッグストアへ。近くにあって本当に助かる。たしかにアセトアミノフェン系は見事に品切れ。まあなんでもいいだろうと店員に扁桃炎の熱と痛みに効くのはあるか聞くと、やはりどれでも大丈夫だと。このへんがおすすめですよって最後にさらっと指したのはめっちゃ高いプレミアムEXスペシャルクイックみたいなやつらだった。で、選んだのは、イブAと同成分の一番安いやつ。
空腹は避けたほうがよさそうなので、まずは昼食。これも完食できる気がしないのでいつもの半量程度にした。それでも食べるのに1時間くらいかかる。食後、解熱剤を飲む。37.8度。
食べ疲れたのでベッドに倒れ込む。ときどき寝入ったりしながら検温したりとりとめもないことを考えたりする。ふと気づいたのが、そういえば喉が痛くなってから勃起してないぞってこと。朝立ちというが朝だけじゃなく浅い眠りのときはたいてい勃起してるのにそれがまったくない。痛みとか熱と関係あるのだろうか。エロで勃起するかしないかは今は試す気すらしないが。
夕方37.2度。珍しく少し下がった。イブAもどきが効いたのかな?あれ、そういえば痛みも少し和らいでる気がする。奥歯とか頭まで痛くなってない。このまま治っていけばいいがそう甘くはないかな。
甘くはなかった。遅い夕食頃37.7度。痛みもぶり返した。昼と同じくらいだけ食べるので精一杯。
就寝前に解熱剤を飲み横になる。何分くらいで効果が出るのか興味が出てきたので、頭痛が引くのを期待しながら待った。20〜40分のあたりで効果がだんだん出てくる感じがわかって満足した。この薬は痛みも止めてくれる、このことで気持ちに余裕ができた。
7時ごろ36.6度。お、薬の効果がまだ続いてるにしては長いな。回復した?
朝食は食パン2枚食べられた。1日目の痛み程度かもしれない。ちょっと食べ過ぎ感がある。胃が小さくなったかも。
仕事に行けなくもない体調だが、少なくとも午前中は様子を見よう。
もう例の洗面器は必要ないだろう。何度か交換するのにそのままトイレに流していたが、ちょっとした好奇心が頭をもたげる。
痰の物性を知りたい。まずつまんでみる。痰部分と水部分がある程度分かれて1回分ごとのシマになっている気がする。まあそりゃそうだろう。ザルでも使えば水とある程度分離できそうだが、そんな用途に使えるザルはない。今度100均で買っておこう。今できそうな実験はシマがなくなるように全部混ぜることくらいなので、指を突っ込んでぐるぐるかき混ぜたら、なんと結構な粘度の(アダルトな意味での)ローションと同様の物質ができてしまった。痰そのものよりも水の方がはるかに多くてこの粘度である。ムチン恐るべし。感染症があると痰の粘度も上がるらしいからその影響もあるか。
ではこの痰ローションはその目的に使えるのか。つまり前とか後ろに塗りたくればいつもの一人遊びに使えるのか。これはさすがに実行できなかった。まだ賢者だ。これ以上の実験は諦めてトイレに流した。とたん、熱耐性が気になった。実用のためには殺菌が必須だが、加熱殺菌が一番簡単だからだ。ムチンはペプチドに糖鎖がいくつも生えている構造らしい。ペプチドが熱変性して物性が変わると困る。次の実験は決まった。あ、冷凍耐性も調べなきゃ。
こんなことを考えられるのも元気になってきた証拠だ。
36.8度。大丈夫だとは思うが、大事をとって今日も仕事休もう。
夕食はほぼ問題なし。
就寝するも寝入りは良くなかった。なんか夢と覚醒がぐちゃぐちゃに頭を駆け巡る感じがかなり続いた。
勃起した。
処方された薬はあと1日分あるから、念のためこれは飲みきろう。
扁桃炎でググるともっと高熱に苦しんだ人も多いらしい。今後苦しむことになる人はこの記事をみつけてくれるだろうか。もしみつけてくれて、経過の一例と少しでも快適にするための工夫を提供できたなら幸いである。
以上。扁桃炎闘病記録おわり。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000224300.html
この記事に対して概ね1割という数字の低さに安堵するブコメが多かったが、
やはり若年層に対してもワクチンを積極的に接種する意向がない層に対する批判があったのでデータを元にその批判の正当性を検証してみた。
7月27日時点のデータを元に年代別の累計感染者数、死亡数を元に死亡率を算出。
本当は重症化率も出したかったがデータ元のサイトから年代別で累計の重傷者数(または入院者数)が取得できず、
また他のソースでの情報収集も可能そうではあるが、ソース元が異なることでデータの整合性が担保できないため死亡率のみ算出。
〜9歳 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 | 90歳〜 | |
陽性者数 | 30429 | 68031 | 200693 | 133347 | 129247 | 114054 | 70318 | 59820 | 42247 | 16276 |
死亡者数 | 0 | 0 | 9 | 28 | 116 | 313 | 980 | 3047 | 5249 | 3005 |
死亡率 | 0.0000% | 0.0000% | 0.0045% | 0.0210% | 0.0898% | 0.2744% | 1.3937% | 5.0936% | 12.4246% | 18.4628% |
データ元 厚生労働省 データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-
ワクチンによる副反応については副反応の有無、重症化、死亡いずれのケースに関しても、
現時点でそれがワクチンの副反応によるものなのかの断定ができず、あくまで「副反応疑い(副反応の可能性がある)」報告ケースとしての実数を参照。
※重ねて注釈を入れるが、この死亡件数を見て全てがワクチンを要因とする死亡では無いことに留意。
日本ファイザー | 日本モデルナ | 米国ファイザー | 米国モデルナ | 英国ファイザー | 英国モデルナ | |
摂取回数 | 39,218,786 | 959,165 | 28,374,410 | 26,738,383 | 29,000,000 | 880,000 |
死亡報告件数 | 453 | - | 510 | 456 | 439 | 5 |
死亡報告/100万回 | 11.6(※17.3) | - | 18.0 | 17.0 | 15.1 | 5.7 |
死亡報告率 | 0.0012% | - | 0.0018% | 0.0017% | 0.0015% | 0.0006% |
※100万人当たり死亡報告数。2回摂取している人がいるため100万回当たりと、100万人当たりで数値が異なる。
データ元 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会資料
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000802395.pdf
などなど不確定要素ばかりの中で自分も断定的に是非を述べるつもりはさらさらない。
しかし表面的なデータでは20代以下に関してはワクチン接種のリスクがコロナ罹患リスクを上回る「可能性」がある。
集団の安全性のみを考慮するのであれば当然若年層も含め全員がワクチンを摂取し感染抑制を図るのが望ましいが、
それがもし強制・半強制的な空気が醸成されてしまえば若年層にとっては「年寄りのためにお前の命をかけろ」と言われてるのと同義となることに留意しなければならない。
また、ある程度運の要素も絡んでしまうコロナ感染に対して、ワクチン接種は自らの意思(または他者からの推奨・強制)で行うことになる。
そこに心理的なハードルがあることも当然留意した上で若年層のコロナワクチン接種意向についてはある程度の配慮をして欲しい。
医療関係の、しかも国を挙げての非常事態に関する内容において、飛ばし記事にはしっかり訂正の断りを入れてほしいものです。
現記事→
https://news.yahoo.co.jp/articles/edd30c6822606bf8869572c6ddb5906922e957c1
新型コロナウイルス感染症への対応で厚生労働省は2日、感染者の多い地域では原則、入院対象者を重症患者や特に重症化リスクの高い人に絞り込み、入院しない人を原則自宅療養とすることを可能とする方針を公表した。
無理やり修正したためにタイトルが「入院患者以外は原則自宅」と進次郎構文になっていますが、それはいいとして。
元記事→
政府は2日、新型コロナウイルスの医療提供体制に関する関係閣僚会議を開き、病床の確保に向けた方針をとりまとめた。
重症者については入院のための病床を確保するが、中等症や軽症者に関しては自宅療養を基本とする内容で、感染者増による医療提供体制の逼迫(ひっぱく)に備える。
日経や時事でも、
「重症患者やリスクの高い方は確実に入院できるように病床を確保する。それ以外の方は、症状が悪くなればすぐに入院できる体制を整備する」
とされています。
ちなみにそもそも「中等症」自体が入院が必要とされる段階の症状なので、これを全て自宅療養と述べたのだとすれば、大問題ですね。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引きの重症度分類等について
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000672044.pdf
重症度分類 臨床症候 診療のポイント 軽症 ・SpO2≧96% • 軽症患者のうち、リスク因子※1のある患者は入院が必要
急速な病状進行に備えた診療・巡回が必要中等症Ⅰ ・93%<SpO2<96%
・息切れ、肺炎所見・入院の上で慎重な観察が必要
1日3回のバイタルチェック(呼吸数、脈拍数、酸素飽和度)、症状を訴えない低酸素血症を見逃さない
重症化早期発見のための一般血液、生化学、尿検査等の実施
・抗ウイルス薬の投与を考慮中等症Ⅱ ・SpO2≦93%
・呼吸不全あり【中等症Ⅰの患者への対応に加えて】
・酸素投与が必要、動脈血液ガス分析検査で呼吸不全の病態を評価
・ステロイドや適応外薬のトシリズマブ投与も検討
・敗血症や多臓器不全の併発※2に留意が必要
肺炎の進行状況を確認のため、血液ガス検査や画像検査の必要性を判断し、実施する必要
SpO2が保てなくなった場合は人工呼吸への移行を考慮し、実施重症 ・重症肺炎 【さらに】
・ICUにおいて、人工呼吸器管理が必要
・ECMOや血液浄化療法、血栓症対策を実施
問題は「重症患者やリスクの高い方『以外』」の方が、どこまでを指すのかですが、
中等症Ⅰでも「リスクの高い方」に分類するなら、従前と変わりないように思えますし、
楊井氏のコメントにもあるように、そもそも中等症に係る入院基準はあいまいで、自治体任せだったとの指摘もあります。
自宅療養者にパルスオキシメーターが配布されたという情報もあったので、
「中等症も自宅療養」はデマだとしても、軽症と中等症Ⅰの基準を調整して、医療逼迫を乗り切ろうということなのでしょう。
「1年もあったのに何してたんだ!」と怒っても、仕方ありません。
医療従事者は1年では増やせないので、しっかり行動制限しましょうとしか。
いずれにしても今更ながら、毎日新聞の医療関係の記事についてはまず眉に唾付けて受け止めるべきだと、改めて確認した次第です。
妹の方が水疱瘡を発症し、ずっと我が家で寝ていた。数日滞在して、治ってから帰宅した訳だが、自分は妹と接触していないのに見事に感染して一週間ほど苦しんだ。
その時の疱瘡の跡が、身体の一部には今も残っている。
今その子の母と同じくらいの年になって思うが、あの時はどうするのが正解だったんだろう。
例によってへったくそなたとえ話をするんだが、、、
エアロゾル感染といっても、なんていうか湿度みたいなものだと思うんだよね。
これが50%で感染するみたいな。
そんなイメージをもっているんですよね。
比較的換気が行き届いているなら加湿器付近でも50%を超えることはないんだけど、密閉空間だと50%はまぁ超えるよね。的な。
コロナ感染者でも加湿能力にはそれぞれ差があって、もともとわかってる情報で言えば年齢によって比例する。少なくとも子供の加湿能力は0に近いレベル。ジジババの加湿能力は高い。
そして変異型も加湿能力が上がっていることがわかっているわけだ。
ワクチン摂取者は加湿能力がある程度下がっていることがわかっていて、デルタ株ではどの程度かはわからないけど、いろんな報告でもあるように、医療機関や介護施設でクラスターが発生していない分、それなりに加湿能力の低下はあると推察される。ワクチン摂取者間でのクラスターの発生頻度の低さを鑑みてみても、従来のコロナ感染者以下になるであろうことは予測がつく。現状ではだけどね。
まぁこの辺を踏まえての話なんだけど。
今の日本のコロナ対策は、電車内で感染しない前提で行われている。
しかし、先日の中央区だか大田区だかの保健所のインタビューであるように、通勤及びコンビニのみの外出の方が過半数ということである。
いくら電車で換気をしていたところで、加湿器の目の前にいたのでは、湿度は50%は超えるでしょう。
仮に毎日同じ車両に同じ人が乗ると仮定するが、電車内で加湿器が一つだけなら、その周辺の人、、、仮に4人として、その彼らだけが感染するかもしれない。
しかし、その三日後には加湿器が4人になり、さらにその三日後には加湿器は16台になる。
つまりいくら表向き換気していたところで、加湿器の量が多かったら車両全体の湿度は50%を超えるよね?っていう話。
本来であれば、各感染者データから地図上に配置して沿線を調査したいところ。相当数ノイズが発生するから難しいけど、感染ルート不明だけを追えばいいから、わかると思う。
っていうか保健所だったらもうそのへん肌感覚で掴んでるんじゃなかろうか。
この仮定が真だったら、電車を止める以外に感染が止まる可能性はなくなる。
このままどこまで増え続けるのか。
今週?先週の増え方は、開会式をテレビで見たことによる影響も大きいと思う。
ロックダウンは家庭内感染を誘発するので、ロックダウンしたタイミングから平均世帯人数倍までは感染者が拡大することはわかっている。
ロックダウンすれば、そこから先に広がらないから、感染症対策としては有効なんだけど。東京だと2倍で収まるんだし。
しかし、開会式をテレビ観戦したことで家庭内感染が増えたとしても、結局発症までのタイムラグの間での外出や週明けの出社などで、感染のリンクがとまることはない。
どこかのN江氏は似たような論でもう終わりでピークアウトを言うてましたけども、もともと緊急事態宣言下でも感染は拡大し続けていたのである。週毎に1.5倍くらいだったっけ。
開会式翌週は2倍程度だったから、今後もまた1.5倍程度まで下がるかもしれないが、それ以下になるには、そこそこ庶民の危機感頼りであることが現状である。
安倍氏を持ち上げることはしたくないが、政治メッセージとして一斉休校以上に強い意思や決断は、あれ以降ない。
今やるならオリンピック中止、パラリンピック中止、都内全鉄道を止める、テレワーク一日に付き個人と企業に5000円ずつ支給みたいなことやらんとだめに思う。
スガっちずっとゆるふわだからね。まぁ実際のところ、一斉休校であれだけの反発を官房長官として受けていて、今コレだけ支持率下がっていたら、思い切ったことできないと思うけどね。
そんなもんよ。
まぁみんながんばってねー。
って、20~30年後には、必ず来るだろう次の未知の感染症に比べてよ?
本当に空気感染する、致死率20%くらいの、後遺症の多い、一番ヤバイ系のが来てもおかしくない。
今のうちに準備しとかないと。
新型コロナウイルス感染症の後遺症による認知能力への影響は脳卒中よりも大きい
https://gigazine.net/news/20210726-cognitive-deficits-covid-19/
この記事にもあるけど
集中力低下や方向感覚の喪失、正しい言葉がわからなくなるなど「脳の霧(ブレインフォグ)」と呼ばれる症状が報告されています。
実際に8万人規模で能力測定テストを行ったところ、COVID-19感染者は非感染者と比べてテストのスコアが低く、特に人工呼吸器を装着したという重症の患者の場合、IQ7ポイント分に相当するスコア低下が見られたとのことです。
コロナで血栓ができて、脳の毛細血管が詰まって軽い「脳梗塞」が起きる
それが脳の機能の低下に繋がる
新型コロナウイルス感染症の後遺症による認知能力への影響は脳卒中よりも大きい
https://gigazine.net/news/20210726-cognitive-deficits-covid-19/
実際に8万人規模で能力測定テストを行ったところ、COVID-19感染者は非感染者と比べてテストのスコアが低く、特に人工呼吸器を装着したという重症の患者の場合、IQ7ポイント分に相当するスコア低下が見られたとのことです。
頭が悪くなるんだよ
たぶんそれは、事故は指数関数的な増え方をしない、感染症は指数関数的な増加により状況を制御することが困難になる、という現象の違いが理解できるかどうかなんだろうな。
ちょっと違う
コロナ分科会は新型インフルエンザ等対策の法律に準じて、有識者会議の下に
が設置され、2~3は1の取りこぼしを扱うようになっている。
だから公衆衛生や社会機能に関するもの、例えば飲食店営業や地方行政も、基本的に1で扱う。