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2022-01-05

やわらかマゾ(愛でられマゾ)ってマゾでもなんでもない

一部界隈が「やわらかマゾ」(愛でられマゾ)という言葉でにぎわっている。

「肉体や精神の過度な毀損を伴わない、女性上位のラブラブエロ」みたいなのをジャンルとして成立させて欲しいんだよな。身内では「やわらかマゾ」って呼ばれてる。

https://twitter.com/Lacenaire_ssw/status/1477827858924208128

これに対して、それがマゾであるという前提で考えて「マゾから苦痛の部分を抜いたもの」みたいな見方が出ていたりするけど、むしろから考えた方がわかりやすいと思う。

まり、「自分受け身な側になって愛されたい」というマゾでもなんでもないジャンルを何故マゾと呼ぶことになるのか、という話。

例えば女性向けであれば、こういうシチュエーションをわざわざ「マゾ向け」なんて言わないわけで。

それがどういうことかっていうと、つまり性愛(あるいは恋愛)の場面において、男性能動的にふるまうべきって規範が前提にある。

からこそ、男性受け身にふるまっているだけで、それをマゾと言うのがしっくりする表現になってしまう。

もちろん「やわらかマゾ」が指し示すような作品の中では、「マゾである自分を受け入れてくれることが嬉しい」みたいな快感もある。だからマゾという言葉を使うのが間違っているとかそういう話ではない。

ただ「マゾである」という前提でやわらかマゾを扱うと見えないものがある。

男性性愛恋愛においてどのように振る舞うべきとされているか、そこを踏まえて始めて「やわからマゾ」が示す欲望がわかりやすくなるんじゃないかと思う。

マゾ向けの作品の中では、そういう規範を利用して「男なのに」という気持ち快楽ブースターにすることもあって、それが良いとか悪いとかではない。

良いとか悪いとかではないけれど、「自分受け身な側になって愛されたい」というだけのことを「マゾ」という強い言葉を使ってやっと表現できるというのが興味深い。

まり、これはジェンダーの話なんですよ。

ジェンダー観点から男性について語られる文脈マゾヒストが取り扱われることは(インターネット上では)全然ない気がするけど。

ネット女性蔑視批判した日々の全てが黒歴史に思える

小学校先生がなかなか嫌な(婉曲表現)先生で、何かにつけて「男のくせに~~するな」「男なら~~しろ」というのが口癖だった。私はその先生が本当に嫌で、誇張や比喩ではなく学校が怖くて夜にはよく泣いていたし、割と慢性的自殺を考えたりしていた。そんな経験があったので、私がジェンダー論や性差別に興味を持つのはごく自然な流れだった。「女性になりたい」と思ったことや、「私はもしかしたら"男性"ではないのかもしれない」と思ったこともある。今となってはそれはトラウマ思春期による揺らぎの一種であったと認識していて、性自認に関しては私はシス男性だと自認しているけれども。

私の初恋は、とある絵本キャラクターだった。絵本児童文学を読みながら、キャラクター同士の親密な関係(カップリング)や、窮地に陥ったキャラクター(ヒロピン)などに触れて、何かいけないものを見ている気分で、こっそり楽しんだ。同級生達の、「どの女の子かわいい」とか、「誰とそれが付き合ってる」とか、そういう話は嫌いだった。その頃から私はフィクトセクシュアルだったと思う。

ふたりはともだち』はBLですよね?異論は認めません。

当時放送していたアニメと言えば、『幻想魔伝 最遊記』とか、『しあわせ荘のオコジョさん』とか。テレビゲームだと『テイルズシリーズ』とか。そういうのを見て育ったオタクなので、「オタクたるもの、男でもBLくらい嗜んでしかるべし!」くらいに思っていたし、今でも思ってる。ちょうどニコニコ動画流行った世代でもあって、(今の倫理観では褒められたことではないにせよ、)「ホモネタ」でケラケラ笑うのも楽しかった。

先にオタクになったのは私よりも兄の方だった。当時の私は兄を「ホモソーシャル(という言葉は当時知らなかったが)に親和的な人」と見下していたが、兄は兄で色々と思うところがあったと今では思う。兄はあまり頭が良くないので、私のように細かく言語化したりはしないが、おそらく私たち世代の平均的な「オタク」だと思う。美少女美少年が好きで、百合BLが好きで、口では「恋人欲しい」なんて言うけど、内心エロゲで満足してる。そういう人。『ガンダムSEED』が「腐女子向け」と叩かれていたのを兄も知らないはずはないが、兄はそんなSEEDに心からハマっていた。『テイルズシリーズ』については私よりも兄の方がハマっていたから、いのまたむつみ美少年絵は兄の琴線に強く触れたのだろうと思う。

兄が好んだ「ちょっとえっち」な漫画ゲームを、私は内心見下しながらも、それは常に身近にあった。エロ漫画について伊藤剛先生が『MANGAの自由 平成から令和へ』の中で、「あんまいいもんじゃないだろうという感じで、手に取ろうとはしなかった。」と語っているけど、私もそういう感じ。読まず嫌いだった。でも実際にはむしろその中にこそ多様なジェンダーセクシュアリティが描かれていることに気付いた。セックスパロディし、時に嘲笑うことが、セックスを相対化するのだと。

少なくとも私にとって、ジェンダーセクシュアリティ呪いから逃げられる空間が、オタク文化だった。


2ちゃんねる(今は5ちゃんねる)というのは、今も昔も治安悪い場所だった。大学院生から無敵の人」まで、全く知識・知能・倫理観レベルの違う人々が同じ空間で同じ顔をして過ごしている。まともな精神じゃできない書き込みなんていくらでもあったが、それはほんのひと握りの底辺書き込みしかなかったのだろう。そしてそんな底辺書き込みの一つは「女性蔑視」だった。当時の私はまだ子供で、ジェンダーセクシュアリティ話題に興味のある子供だったから、それがどうしても許せなくて、「論破しなければいけない」ものだと思い込んでいた。今思えばそれは逆効果だったのかもしれない。私が来る日も来る日も女性蔑視的な書き込みを「論破」しても、その勢力が衰えることは無かった。昨日論破したばかりの同じような書き込みを、今日明日も繰り返すような、そんな連中ばかりだった。

しかし、ネット空間というものが、誰もが使う表の空間に成り下がると同時に、そうしたネットの闇はあっさりと自然消滅していった。厳密に言うと消滅はしていないが、その権威はもはや見る影もなくなった。犯罪誹謗中傷は取り締まられ、多くの暴言も各種サービス規約によって削除されやすくなった。何よりも、そのような暴言を吐くのは、少数の異常者であることが露呈した。

私は安堵した。しかし、そんな時代になっても、「表現の自由」を掲げて「フェミ叩き」を頑張っている人達がいるらしい。私は呆れた。非実在児童ポルノ騒動の時、表に立って漫画擁護してくれたフェミニストの人々のことを忘れたのかと。

私はほんの少し、Twitterフェミニストの人々と繋がってみた。とても勉強になる話をたくさん聞いた。その話は納得できるものが多かった。しかし、次第に違和感を覚えてくるようになった。その違和感がなんなのか、すぐに言語化することは出来なかったが、どうも彼らは「フィクション性的対象とする」というセクシュアリティについて、全くと言っていいほど無知で、配慮がないどころか、むしろ憎んでさえいるのだ。恥ずかしながら私自身、「エロ漫画」や「えっち表現」というものを読まず嫌いしていた時期もあるから他人のことは言えないのかもしれない。しかし、ジェンダー論や文学研究している大学教授などが、そうしたセクシュアリティについて全くの無知で、研究など出来るのだろうかと心配になった。そして怖くなった。現代の「ジェンダー論」というものは、そのような前提の元に立脚しているのかと。そして「エロ漫画女性蔑視」のような前時代封印したはずのトンデモ言説が、再び亡霊のように復活しつつあることを。あの「非実在児童ポルノ騒動の時、表に立って漫画擁護してくれたフェミニストの人々」ですら、彼らが味方する対象ではなかった。

結局私は苦しくなってTwitterもやめてしまった。トランプ大統領当選した時、オバマは「国の歩みはジグザグだ」と言った。もしもわたし第三者立場であれば、昨今のフェミニズムの暴走も、「ミソジニーに対する反動」として呑み込む事が出来たと思う。「今はまだ無知でも、時間解決してくれる」と、民衆の成長を待つことができたと思う。でも残念なことに私は当事者だった。私は、性差別を憎む二次元性愛者の一人だった。

とにかく怖くて仕方がない。苦しくて仕方がない。そして、憎い。ああ、これは、かつて2ちゃんねる女性蔑視の書き込みを見た時と同じ感情だと思った。

今では私は子供ではないから、もう少しだけ冷静に論じたいと思う。でも、行動を多少抑えることは出来ても、感情それ自体を抑えることは難しい。悔しいとか情けないとか。無力感とか徒労感とか。

2ちゃんねる女性蔑視を批判した日々は無駄だったのだろうか。実際、無駄だったのかもしれない。でも、せめて、それをした私自身のことは誇りたい。誇りに思えるだろうか。彼らをのさばらせた責任の一端は、私にもある。

2022-01-04

anond:20220104203443

私はアセクシュアルなのでシスヘテロ対人性愛社会崩壊してくれて嬉しい以外の感想がない。

そこに「萌え」が貢献したわけですね。素晴らしい。

anond:20220104095635

そもそも人間関係なんてアトランダムに結んだ方が効率いいというのをベースとして、

当人積極性(そして軽薄さ)が織り込まれコミュニティベース依存する選出が悪いというと

知り合い→友人→恋人結婚という従来型の性愛形式破綻ちゃうからね。

後世の人間反面教師として伝えていくしかない。

2022-01-02

anond:20220101231113

恋愛性愛に関しては、弱者気持ちなんかわからなくて結構。わかっても仕方ないじゃん。意味ないし。

2022-01-01

anond:20211230175125

交通事故はなくならないのに自動車はなくならないのは何故か?

副作用はなくならないのにワクチンはなくならないのは何故か?

それ以上に救う命が沢山あるからだよ。


たかエロくらい我慢しろって?なら対人性愛者がセックス我慢しろよ。「性欲は本来オナニーによって一人で解消すべきなのに、不道徳な人々によって生きた人格のある他者と内蔵を擦り合わせるという危険行為正当化されている」ということにしても、アセクシュアルの俺は困らんよ?

それができないのは何故か考えてみるといい。


例えば同性婚を認めることによって10代の自殺者数を減らすことが出来る。

https://forbesjapan.com/articles/detail/15323

韓国では実際に二次元性愛に対するヘイトに耐えられず自殺した少年の事例もある。

https://togetter.com/li/1499996

セクシュアリティ肯定はそれ自体が命を救うことなんだよ。

それを否定するのは殺人と同じ。

命を否定すんな人殺しどもが。

2021-12-30

anond:20211230020819

いい悪いだけで人の性癖が変わるなら強姦性愛者なんて存在しないんだよ

悪いのは性犯罪者であって性的嗜好じゃない

「いつか誰かと同意の上でセックスしてもよい」という権利を失いたくない人間は、「いつ誰かにセックスを申し込まれるかわからない」という恐怖が理解できない。

非対人性愛者だけの国があれば安心して暮らせるのにな。(ユートピア思想)

シスヘテロ対人性愛からすれば同性愛者も無性愛者も下級市民しかいから、彼らの言う「受け入れる」というのは常に条件付きなんだよな。

シスヘテロ対人性愛者に迷惑をかけない範囲で」という条件が必ず付く。

マイノリティがそこに「生きている」ことが想像できないんだろう。

同性婚を認めようって話になると必ず「税金がー」という反発が出てくるけど、異性婚を維持するために同性愛者も払っている税金が使われていることには目を向けない。

anond:20211230025754

突然「私は性犯罪が軽視されてジェンダーギャップの激しい現在日本価値観内面化したセクシストです」と自己紹介してどうしたんですか?

単一立場で極論を言い続けているのは対人性愛者だと何度言えばわかるんだろう。

特権階級にいる人間特権に気付けない好例ですね。

anond:20211230025253

元増田のような性犯罪サバイバーが「別の人」として尊重されているところを見たことがないので非対称ですね。

なぜ人間セックスするのをやめないのか。

対人性愛者は例外なく犯罪者予備軍なのだから未来犯罪を防ぐために真っ先に節度を持つべきは対人性愛だろう。

anond:20211229152345

これだけ丁寧に「性にトラウマのある人間から逃避先を奪わないでくれ。対人性愛押し付けないでくれ」と言っても、見えない敵と戦うことしか考えていない連中の濁った瞳には「俺はそんなの気にならない。大したことじゃない」と言ってるようにしか映らないらしい。

2021-12-26

フィクトセクシュアルと呼ばれている人々の中には、背景にストーリーを持つ「キャラクター」に性的に惹かれる人々(オートコリスセクシュアルに近い)と、背景にストーリーを持つとは限らない「図表」や「記号」に性的に惹かれる人々(対物性愛に近い)と、その間のスペクトルに属する人々がいるのだが、性的対象化の議論で「ストーリーがないかダメストーリーがあればよい」と単純化することは、後者の人々を透明化することに繋がるだろうなと思う。

必要なのはストーリーではなく、文脈と言い換えるべきだろう。

単に何も考えず、ストーリーのない「女性」を図表化したアイキャッチを利用することは、性的対象化の議論によって批判されるべきだろう。一方で、それが「図表化したアイキャッチに(性的に)惹かれる人々へのアウトリーチ目的として」表現される場合や、「多様性を受容する観点から、図表化したアイキャッチに(性的に)惹かれる人々もまた同じ社会共生する仲間であるというメッセージ行政として積極的肯定していくため」に表現される場合などは、むしろ推奨すらされるべきだろう。

2021-12-22

anond:20211222153654

頭悪いんだから生物的におかしい」なんて使わないほうが良いぞ。

一定割合同性愛両性愛やいろんな形の性愛もった個体が生まれるのは「生物学的に正しい」んだよ、バカなんだから難しい言葉使わずに「気に食わない」程度にしときな。

2021-12-21

どうして大人でも三次元性的に見てはいけないのか

anond:20211220152453


うんうん。生きた人格ある子供を、まだ物事分別がつかない子供を、性的に消費するなんて卑劣だよね。

わかるよ。

でも私の話も聞いて欲しい。

対人性愛傾向を持たないフィクトセクシュアルの私の話も聞いて欲しい。

広義のアセクシュアルの私の話も聞いて欲しい。


シスヘテロの皆さんは、どうして対人異性を性的に見ることをやめないのですか?

対人性愛者のみなさんは、どうして対人セックスをやめないのですか?

フィクトセクシュアルの私からすると、「二次元の子供」なんかよりも、「三次元大人」の方がよっぽど「三次元の子供」に近い存在だと思うんですよ。

「たとえ二次元であっても、子供性的に見るメッセージを発してはいけない」と言うなら、「たとえ大人であっても、三次元性的に見るメッセージを発してはいけない」と言ってもいいんじゃないですか?

なぜそう言わないんですか?

それは結局、あなたが「三次元大人性的に見る文化を守りたいから」でしかないんじゃないでしょうか?

であるならば、「二次元の子供を性的に見る文化を守りたい」という動機にも、是非とも理解を示して頂きたいです。

2021-12-20

anond:20211220004145

二次元性愛とかフィクトセクシュアルとか、何と呼ぶのかわからない人々とか、とにかく様々なマイノリティ包摂するアンブレラタームとしての「オタク」の権利

の話をしていることがご理解いただけていないようで残念です。とりわけ、私個人はフィクトセクシュアルの当事者ですので、「フィクトセクシュアルの権利」の話をしていると解釈してもらっても構わないのですが。どうやら「オタク」の定義根本から食い違っているようです。

オタク(あるいはフィクトセクシュアル)」のセクシュアリティが原因で逮捕拘留されるという事案は、少なくとも海外では現実に起こっていることです。妄想でも仮定の話でもありません。事実です。

https://wired.jp/2012/03/19/manga-is-not-a-crime/

https://afee.jp/2015/12/21/6917/

https://gigazine.net/news/20201030-australia-banned-japanese-hentai/

そして日本でもそれに追従する動きが一部にあるということもまた事実です。

日本は元々「男色」のような文化に寛容でしたが、近代化にあたり「欧米を見習って」、明治5年から明治15年までの10年間、肛門性交禁止された時期がありました。

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20150917-OYTEW55199/

幸いにも日本でそのような法規制が行われたのはこの10年間のみでしたが、二度と繰り返してはいけない黒歴史です。

そのような法律ができてからでは遅いのです。

2021-12-19

anond:20211219235133

ある意味これは真理だなぁ。

二次元性愛とかフィクトセクシュアルとか、何と呼ぶのかわからない人々とか、とにかく様々なマイノリティ包摂するアンブレラタームとしての「オタク」の権利というのは、本来道徳とか倫理とか、あるいは「ポリコレ」とかそういったもので守らなきゃいけないものなんだけど、マイノリティというのは構造的に不利な立場にあるので、一般論としての「人権」で説得するしかないっていう側面が大きいんだよな。

ぶっちゃけて言えば、「オタク差別表現」というものを、女性差別表現人種差別表現LGBT差別表現と同じように、「許されない」表現として扱って欲しいというオタクがかなり多いんじゃないかな。ここで言う「差別表現」というのはもちろん、SNSなんかで拡散されるヘイト言説のことね。創作物のことではなく。

2021-12-17

同意があれば性加害にはならない」という歪んだ倫理観が、性犯罪者に「酒やドラッグで昏倒させて同意捏造すれば性加害にはならない」という認知の歪みを構築してきたんだよな。

すべての対人性愛者が性加害に加担してきたという現実と、今こそ向き合う必要があるだろうな。

2021-12-16

anond:20211215233834

正しい性愛と誤った性愛区別しよう

チューリングのように本来は正しい性愛の持ち主が誤った扱いをされる悲劇をなくしていきたい

2021-12-15

不快感があるなら仕方ないよね

両性愛告白尼崎市職員に市幹部指導

 「市民に明かすのは不適切

 失望退職「ショック。無理解容認」】

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202112/sp/0014918486.shtml

ロリコン幼児性愛カミングアウトしてるやつなんかに公務やらせるな気持ち悪い、とか「健全感覚」を持った左巻きの人がよく言ってるよね。

不快感がある市民には配慮して当然だよね?

萌え絵ロリコンへの不快感OKで、LGBTへの不快感ダメ不快感て誰が決めてんの?平等にいこうや。

2021-12-09

anond:20211209100406

性愛がどっちに向いているか関係なくくっそ汚いフケだらけの爺が一番不快度高いってだけだぞ

くっそ汚いフケだらけの爺に触られるのが不快だったらなんでゲイを傷つけることになるんだ?

梅雨の時期の臭いオッサン電車で密着するのが不快だって話でもゲイ差別になるんか?

それに俺はフェミニストじゃないから、仮想敵と戦うために論理性捨てるとかツイフェミレベルの知能しかないんか?

2021-12-08

婚姻制度が無くなったほうが嬉しい

婚姻制度自体存在しない>性別関係なく結婚できる>異性間でしか結婚できない

じゃん 平等さで言ったらさ

愛を育める人だけがトクできる制度があります、無性愛者?知らねえよ、一生ひとりで損してろ!ってのはヒドイ

同性婚、そりゃ今よりはあったほうがマシだけど、ゴールかっていうと全然そうではない

つうか、無性愛から見たらむしろ同性でも結婚できて控除とか受けられるほうが差別的な気もしてきたぞ

やっぱ、真のリベラルなら婚姻制度破壊の方向に行くよなあ?

同性婚をゴールとしてるやつって、FAKEじゃねえか?

つうか、シンプル差別主義者じゃねえか?

2021-12-03

昨日今日に読んだBL

 シーモア無料で読めるBLを物色したのだが、無料作品最近新刊が出た作品の1巻部分とか以外は、精神力をごっそり削がれるなぁ。ずらりと並ぶ表紙の裸率の高さたるや。無料なんだから仕方ないけれども、頭痛くなってしまい、面白そうなタイトルが探せない。

 ともあれ、読んだBLのことを書く。

オレとあたしと新世界(古宇田エン)

 シーモアで今月の9日まで、4話ぶん無料公開されている。

あらすじ

 日雇い労働者マコトは、ある夜、仕事仲間に連れられて入ったゲイバーでしのぶと出会う。しのぶが元彼が家に置いていった棚を解体する為の工具をマコトから借りたことがきっかけで二人の距離は縮まる。仲のいい友達のはずが、いつの間にかしのぶの部屋に入り浸っていたマコト。ほぼ恋人同士状態にも関わらず、マコトはしのぶの本名さえ教えて貰えないまま日々が過ぎていった。そんなある日、しのぶは職場ゲイバーの夏恒例の日帰り海遊びから帰ったら本名を教えるとマコト約束する。ところが海遊びの帰りのバスの中、マコトがしのぶの肩に持たれたまま寝入ってしまい、目を覚ますと……。

増田感想

 軽い気持ちで読み始めたら、ヤバい、猛烈どシリアス。わかりやすい超特大不幸急展開に突き落とされてしまったぁ! すごくベタなんだけど前フリほぼ0でこれはかなりきついな。1話目の陽気なゲイバーのイケイケなノリはなんだったのか。ずっと陽気な仲間でキャイキャイしながら支え合っていくのではなかったのか。

 時の経過とか時系列がかなり分かりづらくて、何度もページを行ったりきたりしてしまった。そこが分かりづらいからこそ突然のシリアスにまんまと衝撃を受けてしまったのだけれども、しかしそれにしても第一話半ば辺り、解りづらすぎね? という気もする。

 期間限定無料の4話のラストがあまりにも引きが強すぎて、思わず1巻を買いたくなってしまったのだが、某BLレビューサイト確認したところ、最近4巻が出たばかりでしかも未完。3巻から4巻が出るまでに三年以上の空白があったというので、続きを正座待機するのはかなり辛そう。完結するまで買うのは止めとこうかな。恋愛ものというよりも、とあるゲイカップル人生を描いた超大作なのかな。読むのに覚悟が要りすぎる。あと、読み応えはあるけど萌えはしなかった。



『飛行少年ズ』(野火ノビタ

(【追記】おもいっきタイトル誤変換していた!「非行少年ズ」ではなく「飛行少年ズ」が正しい)



 「野火ノビタ」は榎本ナリコ先生二次創作でのペンネーム。本作は『幽遊白書』(冨樫義博)の二次創作BL漫画で、カップリングは蔵馬✕飛影。

あらすじ

 百年後の未来。飛影が東京タワーの近辺をうろついていたところ、偶然蔵馬と再会する。妖力を喪いただの人間となった蔵馬は、人としての天寿を全うして一度死んだが、自分そっくりアンドロイドに憑依して復活し、日本に帰ってきたという。ちなみにタイトルsteel man No.28の意。つまり鉄人28号

  • 『好き好き大好き』

 黒龍に心の表層部を喰われてしま精神幼児化してしまった飛影が、蔵馬の背中にへばりついて離れなくなってしまった話。タイトル戸川純の曲から

 大人になった蔵馬が、飛影と自身との関係ピーター・パンとウエンディの関係になぞらえて語る話。

二次創作なので感想を書いても仕方ないような気もするが……。

 一話目は飛行して、2話目はぶっ飛んでいて、三話目もやっぱり飛行していた。さすが『飛行少年ズ』というタイトルなだけのことはある。久しぶりに読んだが、懐かしき平成同人誌のにおい! 楽曲引用、枠外で語られるどうでもいい設定、変な模様のスクリーントーン。懐かしい、ああ懐かしい!!

 『SM-28ラスト辺りの飛ぶシーン、鉄人28号というよりはサイボーグ009だった。002と009は飛ぶというよりは墜落したのだけれど。『好き好き大好き』は全力で飛ばしてるギャグから最後ストンと切なさ残すエンドなのがとてもいい。これ、こういうところが、野火ノビタ先生同人誌の好きなところ。『飛行少年』では、唐突にフック船長役で軀が登場したけれど、そんなことして、剃刀入の殺害予告とかビリビリに破られた本の返送とかに遭わなかったのだろうか。と、昔の過激派やおいちゃん(←腐女子という言葉が当時はなかったのだ)恐すぎ伝説を当時の同人界隈を知る人からいたことがあるので思った。ピーター・パンとウエンディ……原作はどうかなと思うが、二次創作での蔵馬と飛影の関係性って概ねそんな感じがする。

 榎本ナリコ先生の『センチメントの季節』が読みたくなっちゃったな。BLじゃないけど。


 私自身はリアタイ当時はBLをまだ知ったばかりだったという(むしろ幽白で知ったのだが。)のもあり、幽白BLにそこまで深い思い入れはない。だが、野火ノビタ先生の蔵飛はすごく印象に残ったので、大人になってから再録本を買った。今の私のBL読書傾向からすると、幽助✕蔵馬辺りにハマりそうな気がするが、さてどうかな。といって、幽白全巻読み返すのはちょっと億劫だ。いざ読めば面白くて徹夜読破しかねないほどだというのは、分かっているけれど。


『日々、君』2巻(小池定路

あらすじ

 劇団の手伝いやさとるの脚本を通して、演劇をしてみたいと思ったいつきは、そのまま入団新米役者として稽古に精を出すことになった。一方、さとるはというと、いつきが入団したことを嬉しく思いながらも、私情を挟んで依怙贔屓をしてしまうのではないかとおそれていた。また、自身のいつきへの感情性愛含みの恋愛だと気付き、自己嫌悪に陥ってしまう。

増田感想めっちゃネタバレする。)

 んまぁー!? 想像以上にちゃんとBがLしているではありませんこと!?

 ていうか、最後まで恋なのか何なのかわからないままもだもだし続けて終わるのかなと思っていたから、ちゃんと告るまで行ったことに驚いてしまった。その前に、いつきの豪快な脱ぎっぷりに動揺したさとるが、「そういう意味」での欲をいつきに対して持っていたことを自覚して悩む……ところまで行くとも思ってなかったし。ほのぼの系かと思ったら、案外シビアに掘り下げたな。1巻の冒頭辺りでまず、いつきのうなじの辺りが綺麗だと独白していた時点で、さとるがそういう欲を持っているのはモロ見えだったから、今更いつきの後頭部の刈り上げ部分を触りたい以上のことを言うとは思わなくて。いいけど……読んでるこっちもかなり動揺する展開w

「同性をそんな目で見るのは失礼では?」

「異性に対しても失礼じゃないの?」

 というさとると坂上の会話が印象的。自分気持ちを打ち消すのに、もはや同性だから言い訳にはならない。いい時代だけど奥手人見知りには退路がなくて大変かもなあ。

 それと、最強に萌えた&笑ったのは、パーカーonパーカーいつきくん。いつきのかわいい挙動の最たるものがこれ。かわいい

 この巻で早くも完結になってしまったけれども、もっとさとるといつきの日常を見てみたいなぁと思う。小池先生あとがきに描き足りないと書いておられたので、小池先生ツイ垢フォローしなくては! ちなみに、ずっと自キャラで遊んでいるタイプBL作家さんが私は好き。

 

2021-11-24

男性への性的搾取って腐女子だろ?

なんで誰も指摘しないんだ。

友情とか仲間意識とか上下関係とか、そういうの全部性愛に変換して消費してるだろ。

これって女性ファッションとか体型とか全部性の対象としてしか見ないキモ行為と同じでしょ。

自分が楽しんでる漫画キャラが全部同性愛関係には改変されてるの知ったとは不快だったし、

実在人物に対してそういう妄想を楽しんでるやつも不快だよな。

自分勝手ゲイってことにされるのも辛い。

性的視線に晒される不快感ってそういうことじゃないの?

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