はてなキーワード: ヤンキーとは
あ、来世も結婚って書き忘れてた…
駄目じゃん、俺無理じゃん結婚
早生まれで学年の中では体つきが小さく、割と性格もおとなしい方だった。出身は関西の田舎の方にある小規模の都市で、中学だとクラスに何人かはヤンキーがいるようなところ。そういう土地だと、体が大きかったりスポーツができたり、ハッタリでもいいから悪ぶってたりする人がとにかく幅を利かせているから、自分みたいなタイプは割と居場所がなかった。あと、子供はほとんど全員が小学校まで、野球かサッカーのチームに入っている(地方の人はわかると思う)けど、自分はより田舎の郡部の村から小学低学年の頃に引っ越してきたこともあり、どちらも入っていなかった。こうなるととにかく居場所がないし、舐められるし、劣等感ばかり募る。
生きる術として、絡まれにくい目線の外し方とか、自虐とかで笑いをとる最低限のコミュニケーション能力があったから明確にいじめられたことはなかったけど、ヤンキーだけじゃなくてたくさんの同級生に舐められてるな、と思うことは何度もあった。中学では運動部に入ってないからとか、体が小さいから、悪ぶってない(学ランの第一ボタン、第二ボタンを外してない)から、というのでよく下に見られることが多かった。高校では偏差値が上位の公立校に入ったのでヤンキーはいなくなったけど、場の雰囲気は変わらないどころかもっとみんなマウンティングし合ってるような感じになった。高校では、球技が苦手で球技大会とかで活躍できないことも理由に加わって、見下されたり、ということが多かった。気にしすぎなんだと思うけど。
その後、大学から東京に上京してきて、就職して今に至るが、いまだに当時の価値観や劣等感を引きずって幸せになれない。誰かに見下されてるな、とか舐められてるな、という感覚に異常に敏感で、常に頭の中で憤ってしまう。そうじゃない人から見たら本当にバカだと思われるだろうけど、頭の中で常にいろんな知り合いが自分を見下して馬鹿にして、それに何も言い返せなくてもがいている感覚。
東大を出て公務員系の仕事についたから、お金はないけど会社の名前はインパクトがあるということで、高校とか中学の地元の元同級生と、誰かの結婚式とかで再会すると、同じ価値観を引きずってると思しき人からちょっと卑屈な感じで言葉をかけられたりすることがある。「おれはちょっと勉強舐めててサボりすぎたわ〜」とか、「お前の職場なんか天才ばっかりなんやろ?」とか。逆に同じ東大に入った別の地元の同級生からは、よく海外出張に行ってることを自慢げに話されたりすることもある。(そんな小さなことでマウンティング合戦をするのが当然の価値観の中でみんな育ってきたのだ)
高校までそればかり気にして生きてきたからか、誰かが誰かを見下すとか見下されるとか、そういう価値観が本当に苦手で、そういう言動に触れると本当に嫌な気持ちになってしまう。自分のおとなしい性質が地域の雰囲気に全く合わなかった結果の不幸だと思っている。
また、他人の言動を聞くよりももっと嫌なのは、内心では自分もその価値観(人を上とか下で見る価値観)にどっぷり浸かってしまっていて、地元に残った元同級生で、昔は威張っていた人なんかを、心の中で無意識に見下して溜飲を下げようととしているのを感じる時。
とにかく人と接するとそんなことばかり延々と気にしてしまうから、とにかくコミュニケーションを取るのがほとほと嫌になってしまった。どうすればいいですか、神様。
ああいうのはマイルドヤンキー向け。ちょっとエッチなコミック系とかもそっち向け。縦スク文化もケータイ小説みたいなもんで、オタクの本流には入れないヤンキー向けでは?つまりオタクリテラシーが染み付いていない人だから奇抜な方式を受容できる。
スマホゲームで中国・韓国産の影響力が、なんてのは、PCオンラインゲームが90年代ゼロ年代に通ってきた道。でもその流行ってるスマホゲーム、どれも日本のオタクリテラシー極めてる海外のオタクによるものじゃない?
オタクが目を向けてるオタクコンテンツ、たとえばVtuberとか萌えアニメとかは世界中のオタクがもっぱら日本のスタジオが作り日本の声優が声当ててるものを称賛し追いかけてる状況。
それは当分変わらんと思う。
褒められたい。
仕事頑張って、かついい成績残せた時、めちゃくちゃ褒められたい。
でも自分は身の内さらけ出して上司と仲良しこよしできる人間じゃない。ちょっとしたミスもわ〜すみません気を付けます!つって笑い合えるような人間でもない。
小さい頃から学校の先生とかは絶対に信用できなかったし(ちょっと気を許しても良いことが一つもなかったうえに最悪なことが多々あったので)、今更どうこうできるとも思えない。
ていうかなんとか頑張ってみてるけどどうしてもできない。人間信用できないし。
とか言ってもアホなのでついつい気を許して痛い目見るのがいつもなので、なんか、しんど〜!って思う。
出来の悪い奴がちょっと上手くいくと褒められるあれになりたい。ヤンキーがゴミ拾ってたらベタ褒めされるあれ。
褒められたいし認められたい。
はっきりいうが、外国人技能実習制度が支えているのは、大都市金持ちの豊かな暮らしである。
そこを無視して、あんなものは日本の恥だというのは、自分たちの暮らしを変える覚悟があっていってるのかといつも思う。
地方間格差と貧富の差によって、産業は極度の人手不足によって、結局成り立たなくなってしまった。その理由はいくつもある。
しかし、地方の食える仕事が全部都市部に吸い上げられたところによる。
まあ、いわゆる改革バカのせいで、地方が一番最初にフルボッコにされたわけで、こんな低待遇で働くのは外国人出稼ぎ労働者しかいなくなったというわけだ。
それは、「外国人技能実習生の待遇は、地方の仕事ではむしろマシな部類」ということが如実に起こるのだ。
「奴隷待遇だ」と起こるのは都市部の感覚であり、むしろ「いやいや。俺の待遇のほうがひどい。外国人出稼ぎ労働者に逃げられると仕事自体が成り立たないからこれでもむしろ頑張っている。むしろ俺の収入と休みのほうが少ないし仕事もハードなんです」ということは、本当にしょっちゅう起こるのだ。
当然、人権無視して働かせる事業所は論外にしても、普通の事業所だと、残念ながら日本人の待遇も同じレベルでダメだということはあるのだ。
地方の産業の疲弊はすごいものが有り、人手も足りない。そういう産業が食えるような施策には一切手を付けずに「奴隷待遇で働かせるのは恥だ」というのは、「いやいやいやいや。俺たちも、同じ奴隷待遇で働いてるんですけれど」という話になる。
しかし、全国でバタバタ倒産して、働く人がいなくなっていくという俯瞰した目で見て欲しい。
地方の貧乏の低学歴ヤンキーを助けなかったから、外国人技能実習生という制度が誕生したわけで、地方の産業を疲弊させつつ、その実は都会がしっかりとゲットしている状況を無視してこの問題を語るのはアンフェアだ。
そりゃ外国人技能実習制度でバカスカ儲けてる外道なところはあるのだが、残念ながら、大半のところはカツカツでやってるし、なんとか耐えているという感じだ。
だから、地方の外国人技能実習制度を廃止するのは良い。しかし、同時に地方間格差を放置しないでくれ。本当に。
びっくりするから。
いや、ほんとに。
地域で一番の進学校(といっても、全国的には”自称進学校”レベルで旧帝大早慶合わせて10人くらい)。
旧帝大早慶レベルに行った人で、その後、エリート的な仕事に就いた人は、ほぼ全員高校時代陰キャ。
逆にスクールカースト上位だった人は、ほぼ全員エリート職には就かなかった。みんな地元に帰って公務員や教師、地元企業のサラリーマンをしている。
田舎の学校で、スクールカースト上位になるような人たちにはヤンキーぽさがある。
しかし、そのヤンキーぽさはエリート社会では受け入れられない。
一流大学は育ちの良い人あるいはアスペばっかりなので、ヤンキーぽい人は浮いてしまう。
就活でも一流企業を受けると、面接官に育ち悪いなと思われて落とされてしまう。
だから、地元に帰るしかない。地元だとそういうヤンキーぽさは肯定的に評価されるからだ。
高校時代陰キャで、大学デビューしたような元ガリ勉がエリート企業に入ったり、大学准教授になったりしている。
エリート社会になじめる素質のあるような人間は、田舎では迫害されるのだ。
高校時代、スポーツも勉強も出来て、クラスの中心にいる、そんな将来有望な人たちの将来は実は暗かった。
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01 | 60 | 5027 | 83.8 | 27.5 |
02 | 17 | 2888 | 169.9 | 80 |
03 | 8 | 302 | 37.8 | 32.5 |
04 | 5 | 281 | 56.2 | 30 |
05 | 11 | 2310 | 210.0 | 31 |
06 | 8 | 367 | 45.9 | 48.5 |
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08 | 65 | 4848 | 74.6 | 29 |
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14 | 109 | 10521 | 96.5 | 45 |
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中学高校時代に誰でも心当たりあるだろうけど女にモテてセックスやりまくってたのは例外なくヤンキーやイジメ集団のリーダーだった。
イジメや差別、犯罪や戦争などの暴力が社会から無くならないのも、そういう事をする暴力男が女にモテるからなのだから仕方ない。
女は子供を産む性なので、より健康で優秀な遺伝子を持つであろう男としかセックスしたがらないのが本能なのは仕方ない。
男の場合は自分の遺伝子を残したいのが本能なので女の前でいかに自分が健康で優秀な遺伝子を持っているかをアピールしたがる。
そこで、暴力だ。
手近にいる弱い男を集団でボコボコにして、「どうだ俺はこいつよりは健康で優秀だぞ」とアピールする。
それを見て女は「なんて素敵な男性なのでしょう。是非ともセックスしてください。」と本能的に惚れる。
弱い男は常に他人のセックスを盛り上げる道具にされて次から次へと他の男たちからボコボコに殴られ蹴られ半殺しにされる。
そして全ての女性が自分をボコボコにした男たちとセックスしてる姿を見せつけられる。
これが現実だ。
あきらめろ。
ヤンキーとかマイルドヤンキーなんて言われる、地方に住んでて高卒で「アホ」で…みたいな層は最近同情を受けるようになりそうな流れがあるじゃん
俺は違うんだよな
両親ともに院卒で、田舎ながら世帯収入が多分800万とかあり、そこそこ裕福だった
五体満足で、地頭はあんまり悪くなかった 中学では塾にも行かず宿題以外やらないでも学年トップクラスにいられた
高校なんてなんなら首席で卒業した まあ偏差値55とかの学校だったけどな
そしていい大学にいったわけだ
そして今ニートになりつつある
何もやる気が起きないからだ
かといって勉強にも励まず、ボランティアもせず、サークルもやる気なかった
俺には何もない
他の人が俺に生まれたら、というか俺の人格がもうちょっと違ったら、わりと大成できてたんじゃないかと思う
高校にいたわりとガリ勉だけど成績的には俺に全然及ばなかったヤツ ヤツの性格で俺の身体と環境だったら東大とかいけてたんちゃうか
俺は本気出してないだけ!という気にもならない
なぜなら俺に本気を出すことはできないから
不可能なんだよな 1日に10分以上自主的に勉強することがマジでできない 途中から机に座ってぼーっとするだけになる
生まれつき気力の総量が少ないんだと思う
両親が恵まれた財力で海外旅行をさせてくれたときも、かなりの時間をホテルで寝て過ごした
ダメだ俺は
本当にカスなんだよ
そらニートにもなるわ
誰か代わってくんねえかな
わりといい機体なのにクソみたいなパイロットが乗って性能をまったく発揮できてないって感じがある
鮎川は中学校3年の時の同じクラスの女子だった。身長が高くて小顔。すっと通った鼻筋が印象的な美人だった。
校則で禁止されているのに、少し明るい色に髪を染めていて生活指導によく目をつけられていた。
当時はアムラー全盛期。クラスの女子はみんなルーズソックスくらいは履いていて、ギャルっぽい格好が普通だった。
その中でも彼女は少しヤンキーっぽくもあり、大人びた雰囲気もあり、いつも気怠そうな感じで「圧」があった。
休み時間に仲良くする友達も少なかったので、漫画の模写ばかりをして昼休みを過ごしていた。
無論、下手くそな絵を見られるのが嫌だったので、音楽室の隣の空き教室にいつも忍び込んでいた。
うちの中学校では3年生が町内10キロを走るマラソンが1番の目玉だったが、
そんな時「大看板を描いて、当日応援すればマラソン免除」という体育祭実行委員の役職は、
あまりに魅力的で、すぐに飛びついた。立候補したのは、俺と鮎川、鮎川と仲の良いギャルの3人だった。
例年、体育祭の看板は、ナウシカや紅の豚などのジブリ作品が描かれることが多く、
ついでドラゴンボールやエヴァなどの少年漫画がモチーフとされた。
自分は特に描きたいものもなかった(というか、模写してる絵は萌え絵ばかりだった)ので、
二人の話の成り行きを見守っていたところ、鮎川が「今日から俺は!!」を描きたい。と言ってきた。
当時サンデーを読んでいなかったこともあるのだが、ギャルがオタクの自分が知らない作品を挙げたことにびっくりした。
話を聞いてみると、高校生のお兄ちゃんがいるらしく、兄の影響で読み始めたがめちゃめちゃ面白いので、
その絵を描きたいという。俺は漫画の内容を全く確認せずにOKした。
翌日、鮎川が「今日から俺は!!」の漫画を10冊ほど持ってきた。とりあえず、読んで欲しいと。
ごりっごりのヤンキー漫画であった。特攻の拓や湘南純愛組!のようなヴァイオレンス&コメディー。
中学校の体育祭の看板にヤンキー描いて大丈夫か?という不安がよぎった。
しかし、鮎川に意見できるわけもなく、主人公の三橋と伊藤の絵を描くことになった。
製作が始まると、友達のギャルはなんだかんだ理由を言って、すぐに来なくなった。
しょうがないので二人で作ることになった。鮎川は複数のコマから
「このコマの三橋と、この表紙絵の伊藤を組み合わせた、殴りかかるような絵」にしたいと、
細かく指定してきた。彼女のこだわりはよくわからなかったが、俺はオーダーに応えた。
「増田、超絵うまいじゃん!漫画家なれるよ!!」と謎に褒めてくれた。
1週間も一緒に作業していると、ポツポツと話をするようになった。
4つ離れた兄と2つ歳上の兄がいること、浜ちゃん(友達のギャル)は最近塾忙しいから、
手伝うの難しいのわかってて無理に誘ったこと。
自分は商業高校行こうと思ってるから勉強しなくても余裕だということ。
目の前にいるのは気怠そうな怖いギャルではなくて、ただの普通の可愛らしい女子だなと思った。
女の子からそんな身内話を聞くのは初めてで、俺は多分恋に落ちていた。
提出日の前日、19時過ぎ。仕上げ剤が乾燥するのにもう1〜2時間ほどかかった。
家の遠い鮎川があんまり遅くなるのは良くないかと思い、先に帰した。
先生にもう少し居残る旨を職員室に伝えに行き、戻ってきたら1枚のメモ書きが残っていた。
体育祭は無事に終わり、懸念していたヤンキー絵ということで教師から怒られることも無かった。
クラスは受験一色に雰囲気が変わり、鮎川とはまた話す機会もなくなった。
それから数年後。成人式の時、久しぶりに中学校時代の同級生と再会した。
特に仲の良い友達もいなかったが、飲みに行くというのでついていった。
鮎川は来ていなかったが、思い出話の中で彼女の名前が出てきた。
彼女のお兄ちゃんは有名なチーマーのヘッドでめちゃくちゃ怖かったこと。
そして、お兄ちゃんの友達と当時付き合っていたらしいということ。
数年前、池袋を派手な格好で男性と歩いてるのが最後の目撃談だったこと。
俺が見えてた世界と、彼女が見えてた世界は同じ場面でもきっと全然違ってたんだろう。
でも黙々と絵を描いている彼女の横顔は綺麗で、今でも覚えている。