はてなキーワード: 薬物療法とは
日本では本格的な調査がなく、過剰診断気味といえる根拠がない。厚生省発表では有病率はI+II型で0.7%とされているが、世界的には2-3%ほどとも言われ、おそらく日本では過小診断と思われる。ちなみに米国などでは「小児双極性障害」などという過剰診断(誤診?)がなされていて、こちらの方は過剰診断であると思われる。
統合失調症の予後は適切な薬物療法によって大きく改善させることができる。現在では永久的に能力が大きく失われるものは全体の1/3に満たなくなっている。
物質関連障害はそもそも双極性障害や統合失調症に併発するものが多い。
統合失調症では自殺率は10%ほどであるが、そのうち発症が遅く病前機能が良好な患者(いわゆる妄想型)が自殺のリスクが最も高い。これは人格が荒廃に至らない患者ほど悲嘆や苦悩する能力を維持しているため,現実を認識し絶望のうちに行動しやすいためと思われる。すなわち「人格が荒廃に至らないこと」はその患者のmortalityを直接的に上げることに繋がる為、凶悪性の要件である。
易怒性の最良の治療法は、その原因となっている疾患を治療することです。
精神障害によって起こっている易怒性はメンタルヘルスの専門家が治療します。 専門家は気分を調整する処方薬を勧めるでしょう。 薬物療法と併せてトークセラピーを行なうことが一般的です。
易怒性は、アルコール、薬物、カフェイン、ニコチンの摂取をやめた結果であることがよくあります。 その場合、医師はトークセラピーと薬の組み合わせで欲求をコントロールできるようにします。
感染症の症状として易怒性が現れる子供は、感染が治れば通常、短気も収まります。
ホルモンの不均衡は通常、ホルモン補充で修正できますが、 これは誰にでも利用できる方法ではありません。あらかじめ医師と相談してください。 医師は、あなたに合った治療プランを考案してくれるはずです。
飼いならされて
それと認知行動療法
この2つ
医者は薬をどんどん投与して、患者に不信感を抱かせないくらい精神をコントロールし、たとえどんなにその患者の肝臓がいつかこわれると言う未来も目を背けて投薬していく。
薬で落ち着いたら、不安もない相手は何も言わなくなる。
これで楽になったと、一時的な幸福を掴み、患者は納得してくれる。
原因までは直せない。
車に乗ること、外出すること、人前にでること。患者はパニックにたいする恐怖を抱えながら大事な働き盛りの20代30代40代を棒にふって生きていく。
認知行動療法もやってみたい。
薬じゃ治らないんだと思う。
でも結局、「薬と並行して減薬とともに漢方を兼ねて認知行動療法をしましょうね」
という医者に巡り合っても、薬に怯える患者はあいかわらず薬を拒み続けて不安にさらされたまま電車や車でパニックを起こしやすい日常を抱えていく。
認知行動療法のマニュアルもがんばってみたが、結局この認知療法は患者の頑張り努力心がけしだいなのだと気づき、楽な方法がえられなくて症状は改善されないまま通院し続ける。
収入もへる。
人生詰んでいく。
これを取り除く方法は、「いつ死んでもいいや」と思い、行動するしかない。
どうするよ
病名
「外出困難で無為に過ごすことが多い。
多彩な自律神経症状を伴い罪悪感が強い。予期不安・希死念慮がみられる。
薬物療法としては抗不安薬(BDZ系)を受け入れるのみで全ての抗うつ薬についてはその後の身体変化を副作用として解釈し、服薬しなくなり、治療に抵抗を示す。
パニック症的な要素が強く認知行動療法を行っているものの、これが効くのかという不安が強く遅々として進まない。
今後は支持的・受容的に傾聴していきながら不安・抵抗を少しずつ和らげる予定」
受付「お名前とご住所生年月日これでよろしいでしょうか?」
私「はい」
受付「封はされますか?」
私「いえ、そのままでいいです」
受付「え・・・でも・・・?わかりました(笑顔)封筒にお入れするだけにしときますね」
書かれた内容をじっくり見てみようと思ってそのまま密封されない診断書を手に取って、帰宅。
予約制で人がまばらな精神科なので、この受付嬢にも心理検査中の1時間ほどこの内容を吟味されてたんだろうなと思うとせつなかった。
パニック障害とうつで2年ほど通院しているが、このたび、会社に診断書を提出することになって医師に診断書を書いてもらった。
私の通う精神科では、マスクを鼻の下までかけて顔を隠す受付の女性2人がいつもいる。
診察中や受付する患者がいない時は大きな声でぺちゃくちゃしゃべって愚痴や文句を言ってる若い人たちだ。
この人たちが、これを読んだのかと思うといい笑い話とネタなんだろうなって感じた。
帰宅してじっくり書面を読んだ。
そして、なんだか症状を抱えて通院してた自分の精神面の状態がすこぶる悪くなった。
通院したくなくなった。
そのとおりなんだけどね。
「無為にすごす」とか「治療に抵抗を示す」とか「効果が遅々として進まない」とか
ああ、自分はポンコツ人間なんだなってあらためて会社だけでなく医師にも判定されてると落ち込んだ。
10年前に通ってた精神科で(3時間まって3分だけお会いして薬をもらうという大病院だったけど)多剤併用両方でたくさんの抗うつ剤と
睡眠薬を処方され、服用し、(胃腸薬含めて1日34錠飲まなければならなかった)動くこともできず、生活が破綻して寝たきりになった経験があった。
だから、できるだけ薬の負荷のかからない治療を・・・と泣きながら初診の時は言ったっけ。
例えて言うならこのURLの人と同じ状態(https://www.youtube.com/watch?v=tq2pzyhqXxw)
パニックは8年前になんとか自力で飲むのをやめて寛解しつつ5年ほど良好だった。
通院もしなかったのに、職場がかわったストレスで10年後に再発したので今の医院に行ったんだけど。
今度こそは、なんとか良好な医師患者関係を築いて治療を・・・と願って行ったけど、先生にとっては私はやはりこういう「やっかいな」患者なんだろうなって本音をこの診断書で感じて
あー薬だして長いこと飼いならすATMなんだなあってあらためて思ってしまった。
信頼してた先生の本音が見えると通院治療断念したくなってきた。
今、通院断念して、自力で治ったって思ってまた再発前の状態になって、いつかまた再発→今回と同じ経験と気持ちと落ち込みで治療断念→自死
最終形態が見えた。
運良く長生きできたら認知症になってるころにまた精神科にお世話になるんかなあ。
安楽死法案が通って、自分で死を選ぶという楽な生き方死に方ないかなあとか夢ばっか見るわ
とりあえず通院したくなくなった。
私の周囲には人を信用できないという人が何人かいる。そういう人に限って人脈に恵まれているし、信用できないと言いながら人と一緒にいることが多い。恋人や友人(彼らは大体知り合いと言うが)もいる。
彼らは親を恨んでいたり嫌っていたりする。だが話を聞いてみると大したことはされていない。そりゃあ理不尽に殴られているとか、理不尽な暴言を浴びせるとか、それならわかる。
しかし、そうではない。一般的な教育ママじゃない? と言う程度の親なのに何故か親のせいだと信じ込んでいたり、親に縛られ続けていたりする。
そりゃあ私は話を聞いただけだし、実際に体験していないから事実はもっと過酷で悲惨なものだったのかもしれないが、どうにも違和感を感じる。
そんな彼らのもう一つの共通点はいじめ被害者という過去である。
いじめられたことを引きずるのは不思議なことではない、ただ私が疑問に思う点は彼らは社会的に見て勝ち組に近い存在なのにどうして執拗に過去を振り返るのだろうということ。
正直私もいじめ被害者側の人間だけど、それは過去のことと割り切っているしもうどうでもよいことだ。その価値観を押し付けるつもりは微塵もないが、どうにも違和感を感じる。
そんな彼らは心療内科に受診してもろくな診断を得られないようだ。
統合失調症、うつ病、解離性障害、強迫性障害、境界例人格障害、発達障害、双極性障害など様々な症状を持っている。
薬を服用しても回復することなくむしろ悪化したり、ジスキネジアなどが発生するようだ。私の周りはそんな人が同一人物なのではないかというほど同じような状態に陥っている。
ネットではいわゆる境界例人格障害のような振る舞いをするので、よく喧嘩になっているのを見かける。
でも、実際に境界例人格障害かと言うと疑問に思える点がいくつもあるし、恐らく境界例ではないのだろうと思う。私は医者ではないからはっきりとしたことは言えない。
そんな彼らは不幸なことに沢山の薬を服用し続けている。薬を飲んでも調子が良くならないのに薬を服用し続けるなんて不毛だと私は思うし、セカンドオピニオンを勧めるのだが
大体彼らは良質な医者の元へたどり着くことができない。
薬を大量に服用し、依存している彼らが一か月以上待たなければ受診できない病院を選ぶはずがないのだ。
正直、どうしようもない。
私も彼らの「知り合い」ではあるが、どうすることもできない。
個人的な予想だが、彼らは発達障害なのではないかと考えている。発達障害の二次障害ではないかと。
発達障害の二次障害なら統合失調症、うつ病、解離性障害、強迫性障害、境界例人格障害、双極性障害と誤診されるのにも納得がいくし、薬で症状が悪化する理屈も理解できる(発達障害者は薬に対して過敏に反応してしまう)。
だが、もしも発達障害とわかったところでどうすることができるのだろうか。
減薬の離脱症状に耐えられるのだろうか、というより適切な減薬をできる医者にたどり着くことが可能なのだろうか。
減薬したところで彼らは薬物療法だけでは改善しないだろう、ではカウンセリングを受けるようになるだろうが、それが続くのだろうか。
そもそも人を信用していないと言い切ってしまう彼らが、カウンセラーに心の内を打ち明けられるのだろうか、高い金額を払ってカウンセリングに通い続けられるのだろうか。
では精神科病棟に入院して改善するか、そんなはずはないだろう。
どうしようもないのだ。
そんなどうしようもない人たちは一人くらいだと思っていたけど、案外少なくないことをしって唖然とした。
彼らがいつか報われる日が訪れるのだろうか。
私は彼らの「知り合い」として心配に思う。
Beck Depression Inventory (ベックうつ病調査表)
http://www.sannoclinic.jp/bdi.html
結果は32点でそのホームページによると
ということだった。
ネットで色々調べてみると
「精神科に一度行くと一生通うことになる」
「薬は対処療法であって飲んで治る訳ではない」
薬物療法を使わない療法の本を買ってきて
自分でやってみることにした。
ご存知の方も多いと思うが認知療法の前提には
これに対して苦しむことは認知の歪みでもなんでもなく
ただの健全な苦しみなのではないか。
もちろんこの例に対して色々突っ込みどころが
あるのはわかってる。
ブッダの二の矢を受けず的な発想にはついていけなかった
家族構成,症状を軽く聞いて今度は一週間後に来てください
ということだった。
どっかで聞いたことのある名前だ。
どうしたらいいんだろ。
はてな民て。
…こちら側から見ると構ってちゃんのノイローゼさんにしか見えないんだ。精神病院に行きな、今は過去ほど恐ろしいところじゃない。 2014/03/12Add Startriggerhappysundaymorningcider_kondo
sorano_k sorano_k 増田
カウンセリングか心療内科に行くべきに一票。お薬貰ってよく寝て下さい。 2014/03/12Add Starguldeen
hinaho hinaho
自分の立場が危うくなると記事を消して捨て台詞吐く人多いよね。そんなに心が弱いなら知恵袋行けばいいのに 2014/03/12Add Starguldeenguldeenpacha_09tencafusimulacrecider_kondoyukimi1977QJV97FCr
「「二度とお前の実を食べる者がないように」。 弟子たちはそれを聞いていた」を思い出した 2014/03/12Add Starcider_kondo
ceixu ceixu
2014/03/12Add Star
babelap babelap
不安商法でデマ撒いてる連中の被害者ではあろう 2014/03/12Add Starfesterfester15hima-ari
vid vid
元記事が何かはわからんが、つまりこの書き手は放射脳だった(過去形)って事はわかった。 2014/03/12Add Starguldeennekora
htnmiki htnmiki
お疲れ様でした。お大事に。 2014/03/12Add Starfesterfesteruximeinnsimulacre
kiyoshi-n kiyoshi-n あとで読む ネタ [放射脳 釣り
] 2014/03/12Add Star
alloreverything alloreverything
質問の仕方の重要性を思い知らされた。そして、それ以上に質問する場所が重要だということも。 2014/03/12Add Stargazi4uximeinntriggerhappysundaymorningmisomico
ublftbo ublftbo
精神科と心療内科を標榜する医療機関の受診をお勧めします。PSWやCP、精神科医などが話を聞いてくれ、必要なら薬物療法なり認知行動療法なりを行ってくれます。考えこんで悪循環でひどくなってしまう前に。 2014/03/12Add Starnaqtnoosansyouuoiota_moshiota_moshkazomfesterfesterguldeenobjectOautomaton37564hi_kmdmisomicomimizuku-owllaislanopirasimulacrecider_kondo
kaitoster kaitoster 放射能
『そして、ただひたすらの罵倒とあげ足取り、「放射脳」という言葉を投げ掛けてきた人たち。不幸になれ。』←元記事消したあげくのこの捨て台詞。現在、増田で一番情けない人間と言っても過言ではない。 2014/03/12Add Starguldeenuturilaislanopiram-naze 不適切なブックマークを通報する
stet stet
捨て台詞に感じるこのイエイリズム 2014/03/12Add Stariota_moshiota_moshiota_moshiota_moshiota_moshiota_moshiota_moshguldeentriggerhappysundaymorningmisomicokuro_pp
pkm pkm 放射能
もう不幸なんですけど 2014/03/12Add Star
ネットウォッチ界隈(?)で話題のイケダハヤト師だが、彼のこれまでの言動を見ていて、これはどうも「自己愛性人格(パーソナリティ)障害」に該当するのではないかと思えてきた。
下記サイトにはこのように記されている。
自己愛性パーソナリティ障害の特徴・症状・治療法 [メンタルヘルス] All About
自己愛性パーソナリティ障害には、「自分は周りのみんなとは違う」と、自分を特別視し、自己の外見、能力など、自己の属性に自信を持ち過ぎる傾向があります。
同サイトより。この障害が生じることで
他人には、自分に対する賞賛の言葉や特別扱いを求めるのに、相手の気持ちにはまるで無頓着なことが多く、対人関係において深刻なトラブルが生じやすくなります。
やまもといちろう氏と間で現在進行中の件をはじめ、この手の(自分を特別扱いし、相手の気持ちに配慮しないことが原因の)トラブルがよく見受けられるのはご存知のとおり。
wikipediaより。「以下のうち5つ(またはそれ以上)当てはまれば自己愛性パーソナリティ障害だと診断される」そうだ。
1.自己の重要性に関する誇大な感覚。自分の業績や才能を誇張する。
2. 限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。
3. 自分が特別であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人や施設(団体?)にしか理解されない、または関係があるべきだと信じている。
4. 過剰な賞賛を求める。
5. 特権意識、つまり特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。
6. 対人関係で相手を不当に利用する、つまり自分自身の目的を達成するために他人を利用する。
7. 共感性の欠如。他人の気持ちや欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。
以下、1つずつ確認してみたい。
彼はしばしば、自分の重要性を誇大にアピールする。たとえば「僕は強者」と発言したり、最近の記事では自分のことを「優等生」になぞらえた発言をしている。
広がる格差と、強者に求められる「ノブレス・オブリージュ」 - ihayato.書店 | ihayato.書店
さらに厄介なことに、こういう人間は自分が弱者であることすら正当化します。「おれは落ちこぼれだから、目立っている優等生を叩く権利がある」というロジックです。
大衆を愚劣へ導く切り込み隊長 - ihayato.書店 | ihayato.書店
twitterのフォロワーが2万人を超えたことについて、下記のようなツイートをしている。2万人程度で?と思うのだが(しかも単なる野次馬的フォロワーもいるであろうし、せいぜい数十人の信者から罵倒されて終わりじゃないのかな…)、それでも「僕を怒らせたら人生潰せるからね!」と、自分に強大な力があると空想している。
フォロワーはしばしば無条件で支援してくれる存在なので、その力に甘えてはいけない。影響力が高ければ高いほど攻撃力は高まる。大袈裟ではなく、人の人生すら潰せる。
https://twitter.com/IHayato/statuses/172691977199030273]
また、やや違った角度からになるが、こんな例もある。彼は周囲から「一貫性のなさ」を指摘されたとき、下記のようなツイートをしている。指揮でも作曲でも多才にこなすのは0.0001%レベルの天才バーンスタインだからこそできることであり、そこを自分を重ね合わせるあたり、自分も相当の才気を持っている空想しているようである。
一貫性がないと批判する人もいるのだろうけれど、僕が僕であり続ければ、一貫性のなさすら個性になる。かのバーンスタインだって、指揮やったりミュージカル書いたり現代音楽書いたりしてますしね。試行錯誤も寄り道も、全部含めてバーンスタイン。
Twitter / IHayato: 一貫性がないと批判する人もいるのだろうけれど、僕が僕であり続 ...
基本的に、彼は自分の間違いを認めない性向がある。たとえば、やまもといちろう氏に「ちゃんと仕事やってくれ」くらいのことを言われた際に、それに逆ギレして両手グルグルパンチレベルの人格攻撃。
では、そういう性向がどこからくるかというと、彼の「自己特別感」だと思われる。自分は特別だと思うから、自分は常に間違っていないと考える。(多くの人がそうであるように)もし自分のことを特別視していないのであれば、「自分にも非があるのかも知れない」とどこかで気づけるはずなのだが。
大衆を愚劣へ導く切り込み隊長(イケダハヤト) - BLOGOS(ブロゴス)
同じくやまもといちろう氏との対談企画において、彼は「収益をNPOへ寄付する」と言い出した。周囲としてはちゃんと対談さえ実現してくれさえすればよいのだが、わざわざNPOとか寄付といった構想を示すあたり、賞賛を得たいという彼の承認欲求が見え隠れする(しかも、彼が具体的な寄付先を示さないため周囲から不信感を持たれつつあることはご存知のとおり)。
隊長、イベントやりましょう。ただし条件があります - ihayato.書店 | ihayato.書店
また、得意の「カジュアルにブロック」によって都合の悪い意見は次々と切り捨てるが、これも賞賛だけを集めたいという意識の裏返しなのだろうと思われる。
これも、「収益をNPOへ寄付」の話が当てはめられる。繰り返しになるが、当初は単なる対談イベントであったはずだが、尊師から一方的に「条件」を出してきた。やまもと氏が大人の対応を見せて生暖かく成り行きを見守ってくれたからこそよかったものの、こういった言動こそ、まさに「自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する」彼の性格が現れている。
彼が他人の記事や書籍を利用して「コピペ記事」を量産しているのはご存知のとおり。たとえば、はるかぜちゃんのツイートをもとに記事を投稿しPVとアフィリエイトを稼ごうしたことがあった。
イケダハヤト,はるかぜちゃんネタで我田引水しようにも,本人からステマと言われて撃沈される - NAVER まとめ
はるかぜちゃんの件でこのような批判を受けている。やはり共感性に欠けるのであろう。
イケダハヤトさんのエントリ、ブログで稼ぐために、はるかぜちゃんを利用している印象を受けます。これは不快。というか、他者に対する思いやり、想像力がなさすぎ。
Twitter / BirdWing09: イケダハヤトさんのエントリ、ブログで稼ぐために、はるかぜちゃ ...
また、「マックジョブ」発言で炎上したこともあった。最高レベルのオペレーションノウハウを持つマックで働くことは多くの学びがあるはずだし、プロ意識を持って働いている方も多いのだが、そういう人々の気持ちを想像せずに見下すような発言をしている。
イケダハヤト,マクドナルドでバイトする人々に蔑称をつけて炎上 - NAVER まとめ
彼は誹謗中傷はもとより、まっとうな意見や批判に対しても耳を貸さず考えを改めようとしない。ということは、尊師の心中ではそういった意見・批判も「嫉妬」と捉えて切り捨てている可能性がある。
たとえば下記のようなツイートがあった。もしかしたら本当に嫉妬している人もいるのかも知れないが、周囲からの批判や異論をいくつか見る限りでは、贔屓目に見ても嫉妬として捨てきれない意見が多い。おそらく痛いところを突くような意見について「これは嫉妬だ」と解釈することで、心の平安を得ているのであろう。
Twitter / IHayato: BLOGOSアワードへの反響をなんとなく見てみたら、大人の妬 ...
それにしても、コピペブログを量産したり、やまもといちろう氏との対談イベント絡みでこれだけ「仕事ができない人認定」されている人を、誰が嫉妬するのだろうか…
彼の尊大さ。傲慢さ。これについては言うまでもないことであろう。自分を成長させてくれるかもしれない意見に謙虚に耳を傾けることなく、
めんどくさい人はカジュアルブロックで!
Twitter / IHayato: めんどくさい人はカジュアルブロックで! ...
また、「イケハヤ目線」なる言葉があるが、下記の記事では「上から目線が嫌い」という内容を上から目線で語るという離れ業を演じている。
「下から目線」を持とう - ihayato.書店 | ihayato.書店
…ふむ。5つどころかすべてが彼には当てはまってしまうなあ…
ともかく、以下ではその障害の治療法について紹介する。
では、彼がこの障害に該当していたとして、その治療法はというと下記のようになる。
自己愛性パーソナリティ障害の治療ゴールは、他人の気持ちを汲めるようになることです。主に心理療法が行なわれます。ただ、他人の気持ちを汲めるようになるということは、自分の優越性をある程度否定することでもあります。本人にとって受け入れがたいような場合、治療が難しくなってしまう傾向があります。
薬物療法が必要か否かは個人個人の病状によりますが、自己愛性パーソナリティ障害では、年齢を重ねるにつれ、自己愛の源である、性的魅力、肉体的能力などが失われて、気分が落ち込み、薬物療法が望ましくなるケースが少なくありません。具体的な治療薬に関しては、気分の大きな落ち込みに対しては、抗うつ薬。気分の移り変わりが大きい場合は、気分安定薬……など、状況に応じて、治療薬が選択されます。
自己愛性パーソナリティー障害では、他人からの批判など、日常生活でも自意識がダメージを受けることが多くなってしまいます。大きな心の苦しみにつながらないよう、早期に精神科(神経科)を受診することが望ましいです。もしも社会生活上、自己のナルシスト的傾向のため、心の苦しみや落ち込みが大きくなっているような場合は、ぜひ、精神科(神経科)受診を考慮してみてください。
今は若くて一定数の信者(?)もいるからよいのかも知れないが、年齢を重ねたりネットでの知名度が下がってきたりすると薬物治療に頼らざるを得なくなる可能性があるということだ。
というわけで、尊師にはぜひ治療やカウンセリングを受けられるところに行ってほしい、と思う。今の彼に必要なのはきっと、的を射た批判とか異論ではなく、まず専門家のところに行って治療に専念することなのだと思う。
苦労してこられてたんですね。文章を読んで今もとても辛いこととお察しします。
脳は孤独を常に望んでいるんだそうだ。
日記からは、このようなASD的断定(想像力の欠落)、独特な思い込み(認知の歪み)、そして辛辣さ(感情コントロールの難しさ)が、ADHD的な衝動性を伴って現れやすい事が継続的な人間関係を築くことの障害になっているように感じられます。
このような人間関係を築くことの障害は、ディスクレパンシーの大きさからも顕著に現れそうです。
それでも、医師や心理士とWAISなどの発達検査結果と自閉症的エピソードとともに評価して、粘り強く薬物療法・心理療法を続けてゆけば、改善されていきます。
例えば、経験から学ぶことを苦手にされている一方、高い言語性の知的能力をお持ちと思います。改めて経験を振り返りながら言語性の高さを活かして対処パターンを見つけるなど、強い部分で弱い部分を補っていく方法を見つけられると改善につながっていく事でしょう。また、処方名は伏せますが、薬物療法でも効果のある薬がいくつかあります。
「脳は孤独を常に望んでいる」としながら日記で気持ちを伝えたいというアンビバレントな感情は、辛い一方で、継続的な療法の支えともなります。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93 アドレナリン受容体 - Wikipedia]
http://medich.net/2ch/utu/1097862171/ セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリン (1001) | メンタルヘルス@2ch | Medichannel]
http://logsoku.com/thread/life7.2ch.net/utu/1152812631/ セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリン 2]
kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ) http://ameblo.jp/kyupin/
SSRI離脱症候群 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/SSRI%E9%9B%A2%E8%84%B1%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
ベンゾジアゼピン - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%BC%E3%83%94%E3%83%B3
ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱その14 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/utu/1339771034/
ベンゾジアゼピン系 離脱症状 薬物依存 http://www.sam.hi-ho.ne.jp/tootake/s6361.htm
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%86%8D%E5%8F%96%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%E9%98%BB%E5%AE%B3%E8%96%AC
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E4%BD%9C%E5%8B%95%E8%96%AC アドレナリン作動薬
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ジェイゾロフト・トレドミン減薬に伴なう離脱症状の記録 - おもてなしの空間 http://d.hatena.ne.jp/amt/20090712/Tredomin
LDC1E31FF8/ref=cm_pdp_rev_all?ie=UTF8&sort_by=MostRecentReview 精神科臨床医さんが書き込んだレビュー
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http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E9%9A%9C%E5%AE%B3 キーワード障害
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3 キーワードセロトニン
http://anond.hatelabo.jp/keyword/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3 キーワードノルアドレナリン
http://anond.hatelabo.jp/keyword/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%9F%E3%83%B3 キーワードドーパミン
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB キーワードメンタル
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91 キーワード精神科
http://anond.hatelabo.jp/search?word=%E5%BF%83%E7%99%82%E5%86%85%E7%A7%91 キーワード心療内科
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更にあとで追加とかすると思う。
素人が手を出してどうなることも出来ない。
彼女を助けることで、恩人になりたいだとか、それを自分の喜びにしたいとか思ってはいないか?
救いたいと支配したいは紙一重。
救いたいなら、支配するつもりで奪いとれ。
でもそれができたところでDV加害者か共依存廃人の出来上がり。
もちろんあなたにはそれが出来やしないわけで、メンヘラの常識を外れた行動に、あなたのメンタルヘルスがやられるだけ。
第二に、mixiやtwitterから得た情報はそれ以上は書かないほうがいいと思う。
ソーシャルネットワークというのは、情報がクローズドというお互いの信頼で出来てるわけだろ?
今書いてるのはけっこうギリギリのラインのような気がする。
真面目に質問しておられるようですので、ご意見を尊重した上で恐らく認識に誤りがあると思われる点について指摘させていただきます。
まず非定型うつ病にMAO阻害薬が有効というのは順序が逆です。うつ病の診断基準を満たす人々の中に一定の割合でMAO阻害薬に反応する一群が存在し、それをして「非定型うつ病」と称するようになったのが非定型うつ病の名称の始まりです。現在では非定型うつ病については、MAO阻害薬への反応性についてもあまり言及されなくなっており、対人反応過敏性との関連が強調されています。
またMAO阻害薬自体は現在の日本でも処方可能です。抗パーキンソン病薬として認可されている商品名「エフピー」はMAO-B阻害薬です。またエフピーの非定型うつに対する臨床研究は、保険適応の問題からパーキンソン病合併者に限定してだとは思いますが、日本国内でも実施されていると耳にしたことはあります。
日本国内に新規の抗うつ薬を導入しようとする流れはさほど乏しいものではありません。しかし国内導入に際しての指標とするべきRCTで既存の薬剤と比べて効果の優位性を示せずに脱落するケースが多いのです。ここからは私見ですが、これらの薬剤の抗うつ効果を認める多数のRCTが存在することを考えると、むしろ問題の本質は対象となる「うつ病」の診断をなされた対象の方々の傾向に要因がある可能性があります。つまりいわゆる診断基準的診断では「うつ病」となるものの、既存の抗うつ薬中心の治療では解決しがたい人々が少なからず存在しているという可能性です。この方々が軽症であるとか重症であるとかいうことではなく、既存の治療が有効ではないという点が問題だと思います。
水一滴も口にできず、言葉も発せず体も動かせないほどのいわゆる重症うつに対しても、多くの場合において現在の日本国内で処方できる処方薬で治療することが可能です。抑うつと自殺の関連については十分に対策が練られるべきですし、既にいくつかの実際的な対策は全国の研究機関、治療期間で実施・検討されていますが、現在の精神科臨床にうつ病界隈において問題となっているのはむしろ薬物療法ではいかんともしがたい方々の治療であり、薬物療法を中心とした医師主導・病院および治療機関中心の方針では解決しがたい状況に対する対応が、自殺対策という観点からもより重要であると考えられます。
今後のご自身の療養において、ご参考にしていただければ幸甚です。
1、性質
・完全主義者、潔癖、感情に左右されやすい人が陥りやすい。
・一番問題なのは、何度もいやな気分を体感的に反芻する傾向があること。
・これは仕方ないからと割り切れない。腹をくくれない。
・客観的な視点で状況を把握できない。とくに自分のこと。
2、条件
・季節の変わり目は発症しやすい。
・環境が著しく変化した場合も良くない。引っ越し、転職、学校が変わるなど。
・精神的な落ち込みによる不眠。
・体調不良。
・年齢による新陳代謝の低下が始まるあたり。20代前半。若いうちは蘇生できたものができなくなる。
・精神的にショックを受けることがいくつか重なる。
※上記がいくつか重なると、どかんと来る。とくに体調不良と精神不安が重なるとかなりやばい。
3、うつ病の最悪な点
・基本的には感情をコントロールするべき脳内分泌を司る器官が過度に使われ壊れること。
・わかりやすくいうと長期にわたる凹みと体調不良で、いやな気分になる分泌物を出す蛇口が馬鹿になってで続けるといった状態。
・例えば今イメージできる最悪な出来事のいやな気分を思い出して頂きたい。蛇口が壊れることで常にその最悪な気分のままということ。
・さらに最悪な点は、うつ病になってしまうことでまわりの環境が、自分が望むものからかけ離れることによる不安が、その状態を悪化させうるということ。負のスパイラルに陥りやすいということ。
4、治療と対策
・結論から言うと治ります。上記でもわかる通り、蛇口が壊れている訳ですが、例えば胃酸過多と同じ状態と言えます。胃酸過多は治りますよね。ただ、癖になることはあります。でも治ります。それはどうすればいいか。食べ過ぎないことです。ですので一番の対策は凹みすぎないことです。
・認知療法で、物事を客観的にとらえる術を身につける。
・自律神経訓練法で、とても落ち着いた状態を身につける。
・かなり具体性がありませんが精神的な成長も必要です。自立心など。
・薬物療法とはあくまで緩和です。蛇口を止める、もしくは相殺するなどです。でも根本原因は物事を悪くとらえたり、いやな気分を何度も反芻する、客観的に物事を判断できずにドツボにはまったりする癖です。そこをどうにかしないと良い方向には向かいません。
・周りの人間の理解と協力が必要です。ただ、うつ病に陥りやすい人の周りには理解が乏しい人が多いようです。かなりエネルギーが必要になるので、一番理解してくれそうな人から少しずつが良いでしょう。
・その他、カウンセリング、NLP、催眠療法などがありますが、用途が異なります。主治医に相談したり自分で調べてみましょう。ただし、ネット界隈で調べることはお薦めしません。できれば簡単な本から始めましょう。
・ネットで同じ境遇の人とコミニュケーションすることもできます。が、程々にしましょう。依存する傾向があり、獲得するべき価値観とは逆行することが多いようです。
・病院の先生も様々です。この人なら信用できるなと思える先生を見つけた方が良いでしょう。ただし、相手も人間ですので100%をむやみに求めてはいけません。
5、注意
・いろいろ書きましたが、うつ病のパターンも重さもつらさも人によってかなり差があります。体質もあります。元から体力がある人とない人では出方も違うのです。一般化することはできません。今回書いたことはうつ病の60%ぐらいが当てはまるとかその程度のことです。
・もっと原因が深い場合があります。また、他の病気や精神疾患が絡んでいることもあります。信用できる先生と相談することが一番大切です。当テキストはあくまで参考程度でご活用ください。
100エーカーの森のどこかで少年とクマが遊んでいる。表面的には純粋無垢な世界であるが、我々専門家グループが詳細に観察すると、この森には発達上の問題や心理社会的な問題が気づかれず未治療で放置されている。表面的には純粋無垢な世界である:クリストファー・ロビンは忠実な動物の友達に囲まれて美しい森に住んでいる。何世代もの読者がA.A.ミルンの「クマのプーさん」の話を優しくあたたかい物語として楽しんできた。しかし、時とともにとらえ方は変わり、現代の発達障害の専門家である我々のグループから見ると、これはDSM-IVの診断基準を満たす重大な問題を持つ動物たちの物語であることが明白である。我々はA.A.ミルンの作品を徹底的に読み、100エーカーの森の住人たちの診断を行ったのでそれを紹介する。医療関係者にこの物語には暗い裏側があることを理解してもらえたら幸いである。
まずプーから始めよう。このかわいそうなクマは2つの問題を合併している。もっとも目立つのは注意欠陥多動性障害(ADHD)の不注意優勢型である。また、例えばプーが雨雲に変装してハチミツをとろうとするなど愚かな考えを起こしたりすることから、我々はプーに衝動性の問題もあるのではないかと議論した。しかしながら、我々は、この行為はむしろ彼に合併する認知障害によるものであり、ハチミツに対する強迫的執着がそれをますます悪化させていると判断した。ハチミツに対する執着は、当然ながら彼の肥満の原因にもなっている。プーの食べ物に対するこだわりと何度も数を数える行為は強迫性障害(OCD)を疑わせる。ADHDとOCDを合併していることから、プーは将来トゥレット症候群を発症するかもしれない。また、プーは脳味噌がからっぽだと描かれている。しかし、クマの頭の周囲の長さの標準値がわからないのでプーが小頭症なのかどうか診断することはできない。プーの脳の発育が悪いのは物語の中に書かれていることが原因かもしれない。物語の最初のほうで、プーは(クリストファー・ロビンに)階段をひきずられて後頭部を何度も階段にぶつけている。彼のその後の認知障害はクマにおける一種の揺さぶられっこ症候群 によるものなのだうか?
プーには治療が必要である。我々は薬物療法が有効だと考える。プーに少量の中枢刺激薬を飲ませてみたら彼の日常生活がどんなに改善するだろうと考えずにはいられない。メチルフェニデート(リタリン)の服用を含む適切なサポートによって、プーは適応性が高くなり、多くの仕事がこなせるようにるであろう。そしてたぶん、もっと多くの詩を作って覚えていられるようになるかもしれない。
僕は薬をちょっとだけ飲む
薬は僕をちょっとだけ良くする
薬は僕をちょっとだけ良くする
悪くはないね
ピグレットはどうだろうか? 不安で、顔を赤くし、狼狽する、かわいそうなピグレット。彼は明らかに全般性不安障害である。もし彼が子供の時にきちんと診察と診断をうけたなら、パロキセチン(パキシル)のような抗パニック薬を処方され、"ゾゾ"(ゾウ)をつかまえようとした時のような心理的トラウマに悩まされることはなかったかもしれない。
プーとピグレットは、彼らの隣人イーヨーの慢性的な気分変調症により、二次的なセルフ・エスティームの低下を生じる危険性もある。このロバはなんとかわいそうな毎日を送っているのだろう。イーヨーの気分変調症が遺伝性・内因性のうつ病に由来しているのか、あるいは以前の心理的トラウマが彼の慢性的な否定的考え方、元気のなさ、失感情症の原因になっているのかの十分な情報は得られていない。イーヨーには抗うつ薬と個人精神療法が大いに効果があるであろう。少量のフルオキセチン(プロザック)の使用でイーヨーはシッポを失った事件のトラウマから解放されるかもしれない。もし彼が食べるアザミに混じって、セント・ジョーンズ・ワートがちょっとだけ生えていたら、森にはイーヨーの元気な笑い声がひびきわたっていたかもしれない。
かわいそうなオウルについて我々発達障害グループの意見は一致した。彼は非常に頭がいいが、読字障害(ディスレキシア)を持っている。彼が言葉の能力の欠点を克服しようとする痛々しい努力は、我々が毎日目にする読字障害で悩んでいる人々のそれと同じである。彼の障害がもっと早く気づかれて、徹底的なサポートが受けられていればよかったのに!
我々はルーのことを特に心配している。我々が心配しているのは彼の衝動性や多動ではない。これらの症状は彼の年齢相応である。我々はルーが育っている環境を心配しているのだ。ルーは片親の家庭で育っており、これは彼の将来に問題が生じるリスクを高めている。我々はルーが将来不良少年になって夜中に森の中をうろつき、ウイスキーの割れたボトルとアザミの煙草の吸い殻をあたりにまき散らすのではないかと予想している。我々はもう一つの問題からも、それがルーの将来の姿として十分にありうることだと考えている。ルーの親友はティガーだが、彼はルーにとって良いモデルではない。つきあう仲間は将来に大きく影響する。
ティガーは社交的で親密だが、危険な行動を何度も繰り返す。例えば、彼は初めて100エーカーの森に来た時、見たことのない食べ物を衝動的に食べてしまっている。ちょっとした挑発にのり、ハチミツやドングリ、はてはアザミまで食べてしまった。ティガーは自分の実験が後でどんな結果をもたらすのかをまったく考えていない。後に彼は高い木に登り、他の人の邪魔になるとしかいいようがない行動をとっている。ティガーはルーを危険な目にあわせる。我々のグループはティガーにはどんな薬がもっとも効果があるかを議論した。何人かは彼の問題行動は明らかに多動と衝動性によりもたらされており、中枢刺激薬が必要であると主張する。また、何人かはクロニジン(カタプレス)単独、あるいはクロニジンと中枢刺激薬の併用が有効なのではないかという。残念ながら、これらの薬物の効果はヒトでしか試されたことがないので、トラにも有効であるかどうかを科学的に判断することはできない。
たとえ我々がティガーを治療できたとしても、片親のもとで育っているルーの将来には問題が残ると思う。カンガはちょっと過保護すぎる。カンガのルーに対する独占欲は以前に社会保障サービスに逃げ込んだことがあるのと関係しているのだろうか? カンガの将来 はどうなるのだろうか? 彼女は何人かの男性と一時的な関係を持ち、その結果妊娠して生まれた子供達の世話をするのに疲れ、財政的困難に直面して、年老いていく可能性が高いと考える。しかし、我々は悲観的すぎるかもしれない。カンガは立ち直る力のある数少ないシングル・マザーの一人かもしれない。 ひょっとしたらカンガは高校の到達度テストに合格し、大学を卒業し、さらにはMBA(経営学修士)を取得するかもしれない。そして、カンガはいつの日か100エーカーの森を買い取り、1軒50万ドルもする高級住宅地に変えてしまうかもしれない。しかし、教育を評価せず、女性の強いリーダーシップを認めない(100エーカーの森の)社会の中ではそのようなことは実現しそうにない。
100エーカーの森では、小さな1人の少年、クリストファー・ロビンが強いリーダーシップを持っている。我々は今のところクリストファー・ロビンには診断しうる問題を認めないが、いくつかの点について心配している。この子が動物と話をすることに時間を費やしていることは言うに及ばず、両親の監督の完全な欠如には明白な問題がある。我々は物語の中で学業困難の初期のサインを見いだしている。また、E.H.シェパードの挿絵を見ると、この少年は将来、性同一性障害に陥る可能性があると思う。我々のグループの中の精神分析に重点をおくメンバーの一人は、彼がクマのぬいぐるみにウイニー・ザ・プーという風変わりな名前をつけたのにはフロイト的意味づけがあると言う。
最後にラビットにうつろう。彼は非常に尊大にふるまう傾向があり、まわりの者(しかも多くの別の種類の動物たち)と非常に親密な関係で友達がたくさんいると妙に信じ込んでしまうところがある。ラビットはしばしば他の者の意志を無視して彼らを新しいグループに組織し、彼自身はその頂点に君臨しようとする。我々は彼には明らかに病院の上級管理職の適性があると思うのだが、彼はその天職につく機会をのがしている。
森のどこかで少年と熊が遊んでいる。残念ながらこの森は実際には魅力的な場所ではなく、発達上の問題や心理社会学的な問題が診断されず未治療のまま放置されている幻滅するような場所である。彼らが小児発達クリニックに”てぁんけん”(探検)に来なかったのは残念である。