2014-12-27

人を信用できないという私の知り合いについて

私の周囲には人を信用できないという人が何人かいる。そういう人に限って人脈に恵まれているし、信用できないと言いながら人と一緒にいることが多い。恋人や友人(彼らは大体知り合いと言うが)もいる。

彼らは親を恨んでいたり嫌っていたりする。だが話を聞いてみると大したことはされていない。そりゃあ理不尽に殴られているとか、理不尽暴言を浴びせるとか、それならわかる。

しかし、そうではない。一般的教育ママじゃない? と言う程度の親なのに何故か親のせいだと信じ込んでいたり、親に縛られ続けていたりする。

そりゃあ私は話を聞いただけだし、実際に体験していないから事実もっと過酷悲惨ものだったのかもしれないが、どうにも違和感を感じる。

そんな彼らのもう一つの共通点はいじめ被害者という過去である

いじめられたことを引きずるのは不思議なことではない、ただ私が疑問に思う点は彼らは社会的に見て勝ち組に近い存在なのにどうして執拗過去を振り返るのだろうということ。

正直私もいじめ被害者側の人間だけど、それは過去のことと割り切っているしもうどうでもよいことだ。その価値観押し付けるつもりは微塵もないが、どうにも違和感を感じる。

そんな彼らは心療内科受診してもろくな診断を得られないようだ。

統合失調症うつ病解離性障害強迫性障害境界例人格障害発達障害双極性障害など様々な症状を持っている。

薬を服用しても回復することなくむしろ悪化したり、ジスキネジアなどが発生するようだ。私の周りはそんな人が同一人物なのではないかというほど同じような状態に陥っている。

ネットはいわゆる境界例人格障害のような振る舞いをするので、よく喧嘩になっているのを見かける。

でも、実際に境界例人格障害かと言うと疑問に思える点がいくつもあるし、恐らく境界例ではないのだろうと思う。私は医者ではないからはっきりとしたことは言えない。

そんな彼らは不幸なことに沢山の薬を服用し続けている。薬を飲んでも調子が良くならないのに薬を服用し続けるなんて不毛だと私は思うし、セカンドオピニオンを勧めるのだが

大体彼らは良質な医者の元へたどり着くことができない。

薬を大量に服用し、依存している彼らが一か月以上待たなければ受診できない病院を選ぶはずがないのだ。

正直、どうしようもない。

私も彼らの「知り合い」ではあるが、どうすることもできない。

個人的な予想だが、彼らは発達障害なのではないかと考えている。発達障害二次障害ではないかと。

発達障害二次障害なら統合失調症うつ病解離性障害強迫性障害境界例人格障害双極性障害と誤診されるのにも納得がいくし、薬で症状が悪化する理屈理解できる(発達障害者は薬に対して過敏に反応してしまう)。

だが、もしも発達障害とわかったところでどうすることができるのだろうか。

減薬の離脱症状に耐えられるのだろうか、というより適切な減薬をできる医者にたどり着くことが可能なのだろうか。

減薬したところで彼らは薬物療法だけでは改善しないだろう、ではカウンセリングを受けるようになるだろうが、それが続くのだろうか。

そもそも人を信用していないと言い切ってしまう彼らが、カウンセラーに心の内を打ち明けられるのだろうか、高い金額を払ってカウンセリングに通い続けられるのだろうか。

では精神科病棟入院して改善するか、そんなはずはないだろう。

どうしようもないのだ。

そんなどうしようもない人たちは一人くらいだと思っていたけど、案外少なくないことをしって唖然とした。

彼らがいつか報われる日が訪れるのだろうか。

私は彼らの「知り合い」として心配に思う。

  • そのほうが利得があるんだよ。復讐心は効率の良いエネルギー源だし、そういうモチベーションで勝ち組になれるんだからいいじゃないか。納税もしてくれるし(医療という意味で)消...

  • ひょっとして、あなたが信用されていないだけでは

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