はてなキーワード: 歯磨きとは
22歳フリーター。
先日、数年ぶりに歯医者行った。
最近ものを食べるときに歯が痛かったり、数年前に虫歯治療を途中でほっぽり出した罪悪感に耐えられなくなったりしたので、重い腰を上げた。
結果、親知らずは生えてるわ歯茎は炎症起きてるわ虫歯はあるわで、口内大荒れだった。
そして、歯茎の炎症を抑えたあと、虫歯治療をし、親知らずを抜くことになった。
2回目の通院で歯磨き指導受けたんだけど、歯茎の炎症のせいで血が出やすくてマジ痛い。でも痛さを我慢して頑張って磨いた方が炎症は早く収まるらしい(T_T)
抜く抜かないはまだ確定ではない。
しかし医者には「親知らずは今抜いた方が若いから治り早いし、磨けない位置だから虫歯になったりトラブル起きやすいから、その予防になる」と言われた。
下顎は大きい血管に接触してることがあるので、大病院で抜いてもらう方が安全らしい。
親知らずって調べたら10代後半から20代前半に生えるんだね。
10代のころ、親知らずの話を「自分には無関係〜」と思ってたから、説明受けてるときはほんとにビックリしてたΣ(・ω・ノ)ノ
個人的には抜きたいと思ってるが、1つ問題がある。それは趣味で管楽器を吹いてることだ。
楽団に入っていて今は休団しているが、来月以降は練習予定が入っている。
同じ趣味の知人には「親知らずを抜くと1ヶ月は楽器を吹けない」と言われた。
「親知らず 管楽器」とググってみても、早くて10日で吹けて、1ヶ月は様子を見た方が良いとある。でもこういうのって個人差あるから長引いたらすごく困るよね…。
腫れは2,3日で引くけどそれで楽器を吹けるわけではなく、まともに演奏できるのは別の話らしい。
1本抜くごとに1ヶ月と考えてみる。
楽器吹かない期間にやらなきゃいけないし、次吹かなくなるのは12月?1月?…。そういうことを考えて、ちょっと参ってる。
親知らず抜くの怖い。場合によっては結構腫れるし麻酔抜けるとめっちゃ痛いらしい。
やしろあずき先生も「親知らず抜くの怖い」みたいな漫画を描いてるし人類みんな親知らず抜くの怖いよね??
全身麻酔+入院はお金かかりそうだから無理だけど、漫画読んで「大病院で親知らず抜いてもらおう」という気持ちになった。
https://yashiroazuki.blog.jp/archives/21725763.html
震えて待つ。いつかは抜かなければならないし…(;ω;)
というわけで、親知らず抜くの怖いし予定の調整がめんどくさいというお話でした。
「親知らず抜くのこれぐらい痛かった!」とか、私と同じ趣味で「これぐらいの期間で吹けるようになった!」とかあれば教えて頂けると嬉しいです。
気にしないのが一番良いと頭では理解しているのですが、どうしてもストレスになります。
例えば、歩き煙草や、店員に文句を言って絡む客など、そういうのは見なかったことにしてスルーできます。
私には関係ないと思えるし、気にしたところで解決できないからです。
マスクをしていると息苦しいんだろうな、とは思うものの、感染症対策としては意味がなくなってしまう気がします。
また、他の従業員は仕事中はきちんとマスクをしているのですが、昼休憩になると、マスクを外して向かい合い、雑談しながらご飯を食べています。
このストレスはどう処理すればいいでしょうか。
自分に直接関係ないことだったら無視すればいいですが、これは私にも関係があるし、なんなら体調に直結します。
できる限り、心身共に健康に生きたいです。
おやすみなさい。
三月の初めのことなので、もう四ヶ月経っているが間違いなく今年、いや人生で一番辛い思い出だったと思う。
お気持ちではないけどかなり長文です。
私は二十歳のどこにでもいるちょっと芋っぽい女子大生だ。嘔吐恐怖症であり、ゲロを吐くのも見るのも嫌。正直ちょっと文字も打ちたくない。
代々胃が弱い上に家族全員ピロリ菌を持っていた最悪の家系なため、私が胃痛に悩まされるのも当然の話だった。家族に「病院行ったら?」と言われながら一年逃げ続けたが、さすがにそろそろ日常生活に問題が…となり、近所の小さな内科を受診した。
そもそもそんな小さな病院に若い女性がいること自体異質なのである。安っぽいソファーに座って周りを見渡せばおばあちゃんおばあちゃんおばあちゃん、そしておじいちゃんにおばあちゃんにおばあちゃんに、私。この時点でもう居心地が悪くて帰りたくなったが、ぐっと堪えて本を読んで待っていたりした。
胃カメラの予約の前に腹部のエコーを撮られるとは思わず、色々失うものが多かった。そんなんだったらもっといいパンツ履いてきたのに!!!ちゃんとムダ毛処理とかしたのに!!!! と屈辱を覚えたが、これはまだ地獄の一端にすぎない。
私は空腹時に胃痛を起こすタイプなので、胃カメラの前は食事抜きとか困るし、緊張で腹痛を起こしていつ呼ばれるかドキドキしながらトイレに駆け込んだりしていた。相変わらず若い人間は私しかいないので、居心地の悪さも健在。読んでいた本の内容は頭に入らない。四畳半神話大系が結局どんな話なのか知っている人がいたらあらすじをもう一度教えて欲しい。
そもそも注射も苦手だから四本も打たれると聞いて絶望していた。き、筋肉注射????? 意味わからんこと言うな! ともう泣きそうになっていたが、胃カメラの恐怖の前には痛覚も鈍っていて、あまり痛いとは感じなかった。インフルエンザの注射の方が意識が遠ざかりそうになった。
胃カメラを受けたことがある、胃が弱すぎるか、またはそこそこ歳を重ねたみなさんはご存知だろうが、まずは口の中に麻酔をしなければならない。なんかちょっとドロっとした変な液体を喉の辺りで飲み込まないように維持させねばならないのだ。しかも五分も。もちろん麻酔なので舌の上になんて乗せれば苦くてしょうがないし、ビリビリして気持ち悪い。勢い余って飲み込む人もいるそうだが、こんなの飲み込めるわけないし…と地獄のような五分を過ごしていた。時計の針ってこんなに進むのが遅いんだな、と嫌いな授業の最中みたいなことを考えていた。看護師さんのことをずっと見つめていてキモかったと思う。
口の中に麻酔が効いているので上手く喋れないまま「はえ」とか「だいしょうふでふ」みたいなこと言いながらまた注射を打たれていた。一応鎮静剤を打ってくれるらしいので安心していたが、これが罠だった。
とうとう胃カメラ入れるということで横たわり、ぶっとい長い黒い線を見ながら「こんなの入んないよ…」とエロ同人みたいなことを思っていたが、これが入るのは上のお口なのである。鎮静剤打ちますね〜なんて言われても全然分からないしボーっとする気配もない、ただ絶望の中「もう死ぬかもしれない…」という緊張に支配されていた。つまり、緊張が鎮静剤に打ち勝ってしまったのだ。これが最大の誤算だった。私はてっきり鎮静剤を打たれてすやすや眠るものだと思っていた。しかし現実は意識がはっきりしたまま胃カメラが口に入ってくるのをなすすべもなく口を開けて待つしかない。もう終わりだと思った、本当に終わりだったのだ。
何度も言うが私はまだ20歳だ。酒の味を覚えたばかりの若くてピチピチの女だ。嘔吐反射もピンピンしている。唾液はそのまま吐き出せと言われても反射的に飲み込もうとするし胃カメラも飲み込もうとする。するとどうなる? 嘔吐く。地獄のように嘔吐く。私は嘔吐恐怖症だ。ゲロを吐くのが嫌なのだ。嘔吐くのだって嫌で歯磨きには細心の注意を払っている。それなのに、胃カメラは容赦なく入っていく。私は自分の意思とは全く関係なく嘔吐きまくる、というかちょっとなんか出てるんだけど! 助けて〜〜〜〜! 誰か!!!! ギブギブギブ!! と脳内は大パニックなのだが、お医者さんが「動くと余計苦しいからね〜」なんて言っていたのを思い出す。動くと更に苦しい…動くと更に苦しい…とウミガメの出産のように涙をポロポロ零しながら、看護師さんに身体を撫でさすられながら大人しく耐えていた。一種の拷問に近かったと思う。本当ならパニック発作か何か起こして暴れてもおかしくないのに、私は本当に我慢強い性格なんだと泣きながら自分を褒めていた。早く帰りたくてしょうがなかった。早く終わってくれ、と願いながらまた嘔吐き、胃カメラが自分の胃を突っついている感覚にまた気持ちが悪くて泣いた。泣くことしかできなかった。
長い戦いが終わり、このまま泣き出しそうになるのを「もう20歳だぞ…! こんなんでめそめそ泣くな…!」と脳内の自分に怒られて耐えた。「よく頑張ったね」と言われて「いや頑張るも何もなかったんですが…(強いて言えば暴れなかったのは頑張ったに入るかもしれない)」と思いながら頷くばかりだった。
鎮静剤の効果が切れるまで休ませなきゃいけないらしいのだが、私はこの通りピンピンしているし、なんか吐き出したのを受け止めてくれたタオルも変えられることもせず、それを見つめながら点滴を打たれ続けている時間が苦痛でしょうがなかった。何度も泣きそうになるのを耐えて時間が過ぎるのを待っていたら、「点滴の時間早くしますか?」という神のお告げが来た。本当に早く家に帰りたかったので何度も頷いた。
結果が分かるまで時間がかかるらしいので、採血をして家に帰った。本当に辛くて苦しかったので、家に帰ってめそめそ泣いた。誠に情けない女である。
こんなに苦しい思いをして胃カメラをしたのに結果は異常なしである。ピロリ菌もいない、胃もちょっとだけ荒れてるっぽいけど綺麗。ただ胃酸過多だったそうだ。良く噛んで食えと言われたけど…と思いながら薬も出されることもなく、時々痛くなる胃には胃薬で対処している。そもそも空腹の時間を作らないように気をつけている。
それにしても今度何らかの形で胃カメラを受ける時、一体私はどうすれば良いのだろうか。鎮静剤が効かない嘔吐恐怖症の女vs胃カメラの戦いはまだ始まったばかりである。
おれはそういう欺瞞が一番嫌いなんだよ
なんて醜い表現だよ
てめえ、尿を絞り、糞を出す為に便所に行っておいてよ、さも「手を洗う」ことがメインであるかのように語りやがる
違うだろうが
布団に横になるのは寝るためだ 起きるためじゃねえ だから寝るっていうんだ
よし、ちょっと起き上がってくるわ!つってベッドに入るやつがいたら、超気持ち悪いんだ 病気なんだ 死んだ方がいいんだ
歯磨きするわ!つって飯食ってるやつがいたら、もう首を絞めて殺すしかないんだ 同じことだ
手を洗ってきます、つってブリブリ糞をたれにいくようなクズの生存を許してはいけないだろ
絶対に許せない
お手洗いで、手を洗ってきます、だと?ふざけるな
テメーがこれからやる行為の本質に目を向けろ 手を洗うことじゃないはずだ 手さえ洗えればOKじゃないはずだ クソさえ垂れられればいい そうだろ
だいたい、クソをたれることを隠そうっていう診断があまりに醜いよ
クソより汚い、ドブみたいな精神性だ
出るんだ糞は 絶対に出る
意味不明に恥じて、「手を洗う」みたいなきっしょくわりい婉曲表現をつかうほうがよっぽど恥ずかしいし、とにかく、はっきり言って、死んだ方がいい 死んだ方が遥かにマシだ
手を洗うなんて言ってんじゃねえぞ カス!!
糞を垂れると言え 心を曝け出していけ
いや、心を曝け出せとか、そんな高度な精神の話をしてんじゃねえんだ俺は
本当のことを言え そういうことだよ
電車に乗っていたらカップルの女性のショートパンツが非常に短い。今は割と長いのが流行なんじゃないかと思ったが、似合っていた。しかし、鞄で隠れている部分を見るとどうしてもスカートに見えてしまう。
それにしてもきれいな脚だなあと思っていると、二人が立ち上がった時に彼女がスカートだとわかった。もしかしたらキュロットスカートかもしれないが、それはわからない。
自分は夜に入浴するのではなく、朝シャワーを浴びる。寝癖がひどいからだ。その時についでに歯を磨く。朝の忙しい時間に二度も歯を磨くことなど考えられないし、歯磨き粉でスースーした口の中では朝食の味もまともわからない。
そういうわけで、いつものように洗面所で全裸になって歯磨き粉を絞り出そうとしたのだが、残りが少なくてまともに出てこない。裸眼のままでチューブをぎゅうぎゅうやっていたら、ポコンという音とともに大量の歯磨き粉が飛び出て、下腹部についた。
運の悪いことに一部がおちんちんの先っぽに着いた。朝から股間がさわやかだ。洗ったがしばらくはパンツの中で違和感があった。その後、おちんちんに異常はない。
ジョギングの帰り道、いつもの薬局でシャンプーを買ったのだが、レジの女性がアラレちゃんみたいなくりくりした目と眼鏡でかわいかった。いつもこの薬局ではTENGAやコンドームを買っているのだが、店を変えるべきか、淡々と買い続けるべきか。ちょっとだけ困惑した顔を見てみたいと思う下品で露出症的な自分の姿に戸惑う。
スマホをahamoに変えたので、ほとんど使っていないメールアドレスに、docomoのメールが今後通じないことを送ったが、定期的にやり取りをしていた旧友と家族を除いて1件も帰ってこず、半数以上がmailer daemonだった。
アクティブな人間関係は完全にツイッターとラインに移行していたので、当然の結果だろうと思うが、サークルの女子との縁もこれでほとんど縁が切れたことになる。特に未練はないので構わない。
三十代になったせいか性欲が落ちている。朝勃ちの頻度も減った。性病検査のついでに男性ホルモンの量を測ってもらったら正常値だったので、自分の年齢ではこんなものなんだろう。しかし数年前は真面目に勤務しても突然勃起していた。そのたびに困惑させられたが、意図しない勃起がなくなると寂しいものである。
ついでに、尿の軌道のコントロールも難しくなった。しかも、小便器で用を足した後おちんちんを振ると、なぜかスーツに尿が若干付着する。おちんちんの振り方を研究する必要がありそうだ。
20歳大学生、わたしは普通に生きてきました。普通ってなんなのか分からないけど。真面目な家庭に育ち、特に大きな事件も怪我もなく、平穏に過ごしていました。とにかく真面目が取り柄な家庭でした。母も父も健在、大きな喧嘩も病気も離婚もせずに子供3人を育て上げる。お金にも困っておらず、三食決まった時間に食べて、ピアノ、習字、武道、塾にも通わせてもらいました。兄妹はその甲斐あってか、有名大学へ進学、いい会社にも就職しました。私は勉強したくない、働きたくない。でも、ひとり暮らしはしてみたい。県外のてきとうな学科の4年制大学へ進学。だらだらと毎日を過ごし、2年生になっていた。まわりのみんなはサークルに恋人、アルバイトをしている。わたしはなんとなく授業に出る毎日。大学生の四年間でこんなになにもしないのどうなの、ということでアルバイトを始めようとした。
夏休み真っ最中。大学生の夏休みは長い。友だちも少なくて遊びにも出ずにずっとひとりでいた。睡眠とおナニーを貪る毎日で最終刺激を求めて辿り着くのはエロサイト。エロ同人誌、エロ動画、風俗、求人。こんな毎日でも働けば、「風俗より稼げる!3万円!」本当なのか、3万円って。正直、仕送りも十分すぎるほどもらっていたのでお金には困っていなかった。
そのサイトはセクキャバ ?女性コンパニオン?喋るのが苦手でもおっけー。髪型、化粧が苦手でもおっけー。容姿も気にしません。忙しいので採用率100パーセントです。との売り文句に惹かれた。私でもできる、したい。やりたい。
簡単ウェブ応募。それからすぐにメールが返ってきて面接日時と場所の確認をしたら、もうあとは面接。とんとん拍子すぎる。その日がきた。足を踏み入れたことのない繁華街。夜の街。派手な看板がギュウギュウでキラキラしてて、足を踏み入れるのも躊躇う。そこは天国みたいだった。
お店の前まで来たけれど、そんなお店に女がひとりで入るのなんて無理。でもここで行かなきゃ。行かなきゃ、行かなきゃいかなきゃ。ってお店の前をうろうろうろうろうろうろうろうろ10分程度。遅刻しちゃう。ああああああああああああああ、ああああああ、ああああああああああああ店へ突入。
扉が開く。一瞬聞こえたとんでもなくうるさい洋楽。薄暗い照明、煙たいタバコの匂い。無理無理無理無理、怖くてエレベーターの閉じるボタン連打。それでも、もう一度開く扉の正面、ボーイさんが立ってた。「面接で来たんですけど……」ボーイさんが慌てた様子でとりあえず「下で待ってて。」と、もどされる。すぐに店長さんが来た。一階のバーで面接。この店長がまた、めっちゃ優しい。大丈夫だよってさりげなく肩ポンボディータッチ、めっちゃ女の子の扱い慣れてる。
「どうしてこの仕事を?」と志望理由みたいなの簡単にお話。仕事の詳細の説明。「セクキャバって何するところか知ってる?」とても基礎的なところから。お触りアリのキャバクラってとこですかね…?「そうそう!うちはおっぱい触られて、舐められて、下も触られて指入れもアリです。大丈夫そう?」指入れもありって何するのか分からなかったけど、頷くことしかできなかった。他にも挨拶する時のダウンサービスの仕方、指名についての説明。時給について。そのくらいだったかな。ほんとに最低限の事項だけだった。まあいいのか。40分ほど説明してから小休憩。
「タバコ吸う?」あ、はい、吸います。ってわたしの顔に似つかわしくないタバコに店長爆笑してた。ギャップだねーって。付き合い程度で吸うだけだったのでタバコ持っていなくて一本もらって吸った。学校では何してるの?とか、休みの日は?とか、雑談しながらめっちゃ笑う店長。ヘラヘラしてるなあ。
それから、源氏名を決めてもらった。自分で決めてもいいし、僕が付けてもいいよ、って。源氏名なんて考えていなかったので、店長にお願いした。さっきそこの看板で見かけた女性芸術家のマリーローランサンから「まり」に決まった。かわいいを生涯描き続けた油画の作家さんらしい。
「今から働ける?」面接終わってからすぐさま体験入店へ、それはもうここまで来たのでもう逃げられない。頷く。今日のぱんつ可愛くけど大丈夫かなって綿のパンツが頭をよぎる。がんばるがんばるがんばる。って本日2度目のエレベーターで上へ。
狭い廊下をカーテンで仕切られて作ったお客様の待機所を横目に、慌ただしく女の子たちが出入りする待機室に入る。ようやく人がすれ違えるくらいの狭い部屋だった。うがいをする水道と、製氷機と、小物置き場と、座るところ。女の子7人くらい座れるのかな。
水で薄めたモンダミンで口をすすぐ、おしりふきで股をふく。ローションを股に塗る。目まぐるしく待機室へ流れてくる女の子。
そして、店長から先輩女の子へバトンタッチ。出てきたのはギャルのお姉さん、これに着替えてね〜って渡されたのメンズのワイシャツ、これが噂の彼シャツ?「えっと、正直にいうね。ストッキングとかアクセサリーは外して下着はぱんつだけにしてね。」ってあー!!!ワイシャツぱんいち。噂の彼シャツ、えっちだ!えっちー!!!!もうどうにでもなれ。
そのあとはお店のロゴだけが入った真っ白な名刺を渡されて、ここに名前書いてねーって。数十枚ほど油性ペンで描き描き。まり、まりまりまりまりまりまりまり、私はまり。かけたらお客様のいる表ステージへ。と言っても、狭い一室内に2人がけのソファが間隔を空けて15席。
オープンすぎる席の一番隅っこの席へ連れて行かれる。先輩女性スタッフに教えてもらう。名刺の渡し方、お客様の手の消毒の仕方。突然、照明が落とされミラーボールが回ってギラギラ音楽が激しくなって、はじまるハッスルタイム。この時はね、こうやってやるんだよーって対面座位の形になる。お客様の膝の上に座るんだ。「大丈夫?」何度も聞かれた。怖かった。顔が強張ってるらしい。まだ怖い。ずっと怖いと思う。
それで、ここから接客本番なんだけどあんまり覚えてない。お客さんとキスしたら、頑張ったねって言ってもらった。無理矢理触られたりキスされたりすることもなく、基本的にはお話だけで終わるのが多かった。なんの話したかも覚えてないし無言の時間を過ごしていた気がする。今思えば、ごめんねの気持ち。
セクキャバ1日目。面接からのいきなり体験入店。ギラギラのなんて言ってるのかどこの国の言葉で歌っているのか分からない音楽に乗せて「まりちゃんリストバックよろしくー」の声。リストバックは接客終わりの合図。もう時間だから帰っておいでの救いの言葉。
その日は、一万とななひゃくえんもらった。
キス、手マン、キスキスキスキス、おつぱいおっぱいおつぱいと、手マン。アナルも触られる、お話からの手マン。俺は何もしないよって言いつつ手マン。ちゅーしていい?接客を終えてボーイさんに言われる、ありがとう。って言われた瞬間にんげんに戻った気になる。ものだ。わたしは物だと。ものになる瞬間と、人間の狭間。ものとして扱われる瞬間、何かが削げてくのがわかった。減っていく。確実に減っていく。ものはモノでしかないんだ。
場内指名や私に会いにきてくれる人の存在がいるのでがんばれた。なんにもできないふつうのにんげんでも大丈夫なんだって思えた。
時給980円の仕事なんて目に入らなくなった。コンビニで1000円越えの買い物をするのが当たり前。自炊をしなくなった。スタバで甘いドリンクを飲んだ。ニキビが出来た。薬局で1番高いシャンプーと歯磨き粉を買った。なんの迷いもなく化粧品をカゴに入れた。まだお客様の匂いが残ってる気がして、香水を買った。拭きすぎた股が痒くなった。乳首を舐められた感覚が残ってたけど、気づかないふりをした。お刺身を食べてキスの感覚を思い出した。街でお客様に似てる人を見かけて座り込んだ。彼氏に無料で抱かれるのに疑問を覚えた。嘘をつく回数が増えた。
彼女と寝起き即のチュ~したら「・・・くさい(小声」って言われたのがトラウマ。
1年半歯医者に行かず、歯磨きは朝風呂入りながらの電動歯ブラシだけ、夜は口ゆすぐ程度の僕でしたが、
つい先日気まぐれで歯医者にクリーニングに行ったついでに夜の歯磨き習慣も復活させた。
リステリンを口に含みながら歯磨きして、ドルツのウォーターピックで掃除してる程度だけど、
口内のねっちょり感が消えてなくなった気がしないでもない。
【私の治療前】
何も無い平坦な床で転んだり、柱・ドア枠・壁など、明らかに目に入るはずの障害物を避けられず、ぶつかるなどの現象が頻繁に起きる。
夜、なかなか眠りにつけない。仮に眠りについたとしても、何度も何度も目が覚める。
寝床から起きられなくなる。とにかく身体が重い。歩くのもきついので、スポーツのような運動は出来なくなる。
プライベートな時間が確保できても、不調となる以前に楽しんでいた趣味などに対する興味や意欲を失い、娯楽を何もしなくなる。
簡単な計算もできなくなるし、二三の選択肢からものを選ぶような簡単な作業すらできなくなる。
自分がしたことだけでなく、世の中の何もかも自分が悪いのだと感じて、本来自分とは無関係の他人の不幸すら、自分のせいで起きたと罪悪感を抱くようになる。このため、自分から他人に対して何かの要望を出すようなことも出来なくなる。
気づいたら泣いている。
薬を服用し始めて眠りにつけるようにはなったが、眠っている時に悪夢にうなされて、大きな悲鳴を上げて飛び起きることが度々あり、その度に妻にハグされて正気を取り戻していた。やがて少しづつ、悪夢や就寝中の悲鳴は減ってきた。
医師から身体を動かすように勧められたことから散歩をするようになったが、その散歩をできるようになるまでにも、半年以上の時間を要した。
服用している薬の副作用で性欲の減退、治療前に比べて15kg超の体重増加が起こって、これまでのところ元には戻っていない。
【疑問点】
うつ病を発症した後、私は休職に入り、家族と医師を除き、人との接触を断った。うつ病を発症したら、先ずは休養させるのが第一なので、医療機関の診断を受けて治療を開始したら、家族は患者に学校や仕事を休ませるはずである。
しかし、うつ病を発症した彼女が休養に入っていた形跡は、これまでのところ確認されていない。ということは、彼女は治療を受けていなかった可能性が高いと判断せざるを得ない。
彼女の恋人、家族、トレーナー、マネージャーは一体、何をしていたのか?
彼女がうつ病を発症していたことを知っていた場合、それにも関わらず休養をさせず、テニスの大会に参加させ続けていたのだとしたら、彼らの責任は極めて重大である。
彼女がうつ病を発症していたと彼らが知らなかった場合、彼女の変調にすら気づかないようなネグレクトの状態に置いていたことになる。
いずれにしても、テニス大会の運営に文句を言う前に、恋人、家族、トレーナー、マネージャーの責任が厳しく問われるべきであろう。まさかとは思うが、彼女の健康よりも、彼女が稼ぐお金を優先したのだろうか?
もしも、彼女が治療を受けていなかったという私の推論が誤りで、彼女は実際には治療を受けていたと仮定する。そうすると今度は、別の疑問が生まれる。
私を含むうつ病患者が服用するような薬は、テニス大会におけるドーピング検査には引っ掛からないのだろうか?風邪薬すら引っ掛かる検査に?
また、うつ病治療のために服用する薬の副作用やストレスからの過食で太ったり、逆に食事を取れずに痩せたりといった変化は、彼女の身体には起きなかったのだろうか?
私を含めて現在うつ病の治療を受けている人間や、過去にうつ病の治療を受けた人間は、彼女があれだけ身体を動かすことができて、体格に変化も無いのを見て、驚いているというのが率直な気持ちである。彼女が受けた治療の方法や服用した薬の詳細について、我々は是非とも知りたいと願っている。そのような治療方法や薬に関する知識は、私たちにとっても福音になるかもしれないからである。
彼女との試合に敗れた対戦相手が選手控室に引き上げようとしていたのを「一人でシャワールームで泣くよりも、私と一緒にインタビューを受ける方が良い」と言って、コートの上に引き留めてインタビューを受けさせたというエピソードも、うつ病を発症した私から見ると大きな驚きである。治療を受ける前も受け始めてからも、私にはあんな積極的、能動的な行動をとることは出来ない。あの時に引き留められた対戦相手は、彼女のことを「敗者の私を気遣ってくれた」と称賛していたが、私の場合、何かの間違いで自分が褒められたら「こんな私なんかが褒められて申し訳ない。死にたい」という気持ちになって苦しくなり、とても耐えられなかった。称賛されるに値する行動をとることはおろか、自分の行動の理由を人前で語ることなど、私にはできなかった。
どうやらライオンという会社が歯磨き剤のことをカタカナで「ハミガキ」と称する方針のようだ
参照↓