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はてなキーワード: 絶対王者とは

2021-09-25

鬼滅VSアンパンマン経済効果を中心に

1位はポケモンキャラクターメディアミックス」総収益世界ランキング日本底力を見た

https://finders.me/articles.php?id=1492

この記事によるとアンパンマンの総収益は約6兆円。

鬼滅「も含まれる」ジャンプ全体の総収益はその半分ほど。

ジャンプに属する作品の弱みは時流に応じてドル箱作品が入れ替わってしまうことだ。

対してベビーグッズはほぼアンパンマンデザインで独占されている。親にはアンパンマン以外の選択肢がほぼない。

これまでもそうであったようにアンパンマンは乳飲み子の絶対王者であり続ける。新たなコンテンツが台頭してアンパンマンと対等にパイを奪い合うという事態になることは考えづらい。

長期的に見ればしょせんジャンプの一作品である鬼滅はアンパンマンに対して万に一つも勝ち目がない。ジャンプ発、それ以前に一介の漫画雑誌であるという性質上、時代とそれに伴う人々の関心の変化というに制約には抗えないからだ。

アンパンマンベビーグッズのシェアを半ば独占しているので多少の少子化傾向もどうってことない。上位のキティちゃんミッキープーさんはもう少し対象年齢が上で、それなりに競争が激しい。こちらもいずれアンパンマンに飲み込まれるだろう。

2021-07-06

anond:20210706190025

まり自民党政権を維持した場合、逆に結局未だにネットはクソ雑魚テレビ絶対王者だということになるわけだな

2021-01-30

キン肉マン完璧超人始祖編読み終えた

1/29を記念してキン肉マン完璧超人始祖編あたりの話が無料で読めたから一通り読んでみた。

面白かった。

色々あって、最後にそれぞれの陣営で強さの考えが違えど、力自体拮抗する表現が良い。

完璧超人陣営も最終的に没落したり他の陣営合併するわけでもないと言う終わり方も良い。

完璧超人が持つ絶対王者カリスマ性は、正義超人でも悪魔超人でもないな。

読み終えるまでに3時間位掛かったな…。

リアル世代では無かったけど、劇場版キン肉マン子供のころから見ていたから好きな作品だった。

さいころ王位争奪編のアニメは見た覚えはある。

2世から連載を追いかけてたから、実は本編について良くわかってない話もある。

オメガケンタウリの六鎗客編でビッグボディが活躍したという噂で連載を追いはじめたから、完璧超人始祖編が良くわかってなかった。

「私は良いと思う」とか「俺はブロッケンJr、おまえはザニンジャ…」のくだりのネタしか知らなかったけど、結構重要なシーンじゃないか

あとビッグ・ザ・武道ストロング・ザ・武道の違いがやっと分かった。

2021-01-15

[]2021冬アニメ概ね見たざっくり感想

見てないのもそこそこ

一覧はアニメイトサイトが便利(https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=6212

前期で面白かったのは アクダマ、呪術体操侍、魔女

感想には偏りが強い

欠けてる部分は見次第追記しま




世界ピクニック

1話だけだとよくわからないが2ch流行った都市伝説物語に落とし込んだアドベンチャーらしい

アニメ新規を取り込むよりも原作ラノベファンへ向けた作り方と感じる(割りに評判が微妙?)

絵は綺麗だけどストーリー方向性がよくわからないので2話まで見て好き嫌いが分かれるタイプ



EX-ARM エクスアーム

ジビエート(実況しながら楽しむ)枠、詳細は下記

https://togetter.com/li/1651370



俺だけ入れる隠しダンジョン

隠しダンジョン出会った魔法使いエロ目的行為?など?がスキルポイントになるようにしてもらった

RPGベースギャルゲってかエロゲを地上波用に仕立て直したらこんな感じになりそう

1話で要点全てわかるのはありがたい



怪病医ラムネ

予算からなのかロークオリティ怪異に犯された人をいろいろ治療

多分中高生向け

このジャンルが好きならちょっと前にやった地縛少年花子くんの方が面白



回復術士のやり直し

復讐ダークファンタジー、回復しか出来ず虐げられてきた主人公記憶キープしたまま人生リセット

回復ヒール)する際に経験値を奪ったりスキルを奪ったりする、それとは別にヒール使用主人公にも強烈な苦痛が発生

エログロ多く地上波では黒塗りばっか、そこまで目新しさはないけどダークファンタジー好きならいいのでは

追記 ただのエロアニメじゃん…



蜘蛛ですが、なにか?

一言で言うと転スラ+同級生も転生

クラス丸ごと異世界転生は意外性あるけど蜘蛛と化した主人公は結局転スラと同じパターンっぽい

貴族に転生した同級生がどう今後絡んでくるかだけどそこまでが長そう


追記・この先の展開が転スラとは全く違うっぽいので返信から引用

「「蜘蛛ですが、なにか?」は漫画セールしてたので読んだら、

早々に人間の姿を手に入れてスライムであることがほぼ死に設定な転スラと違って、

延々と蜘蛛のままダンジョン攻略してて好感が持てた。

5巻くらいまで名前がついた人間/亜人キャラが誰一人として出てこない。」ここまで



怪物事変

見終わって最初に思ったのがクオリティ高い

怪異要素+ミステリー1話が今後どう展開してくか

ミステリー枠なら今期空いてるから当たりかも



五等分の花嫁

1期やってから間空きすぎて原作完結しちゃったし盛り上がりきってタイミング逃した感

前回終盤作画ネタにされるほど酷かったのでそこが直ってればファンは良しとしてくれるのでは

新規で入るなら原作読んだ方が早くて楽



弱キャラ友崎くん

自分が陰で何かキッカケで変わりたいと思ってる人向け

ストーリー導入は強引

アニメ見ながら姿勢やらファッションやらオタクから一般人矯正できる、アニメとして面白いかは別



SHOW BY ROCK!!STARS!!

シリーズ物3作目で1と2のコラボ

片方だけでも見てないとキャラ覚えるだけで大変そう

もし新規参入するなら ましゅまいれっしゅ を見よう



宇宙よりも遠い場所再放送

未見なら必見



たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

転生じゃないけど要はオレツエー型

このパターンが好きならいつも通りの流れだろうからあとは良きように



転生したらスライムだった件(第2期/第1部)

1期とかなり時間空いた、とりあえずクオリティキープいやさらクオリティ増してるかも

ゼロから見直してもまだ追いつくのでオススメ

途中でコミックス追い越す気がする



天地創造デザイン

世界存在する動物や虫はこんな感じで出来たんじゃね?ってコメディ

ヘラヘラ見れるのに勉強にもなるふしぎ

提案した動物不採用になった場合はなぜ不採用一言あるのが良い



2.43 清陰高校男子バレー部

スポーツ物、バレー強者が止むを得ずその環境を捨ててまた1から仲間増やして全国目指すぜって感じかな

序盤は田舎独特の閉鎖的な感じで進む雰囲気

大きくハズレはしなそうなストーリー



のんのんびより のんすとっぷ

にゃんぱすー



はたらく細胞!!

クオリティキープ、ちょっと間延び感がなくもない



はたらく細胞BLACK

見てて気分が下がる、そういう仕様なので仕方ないが

タバコストレス身体へのダメージアニメ視覚化!

本家から続けてやるけど雰囲気の落差で脱落者多そう



バック・アロウ

物凄い金がかかってるっぽいのになんか古臭くね?なんだ?

ロボットアクション

2クールやるには間延び感ありそうで脚本力が試される



BEASTARS(第2期)

超強力タイアップを引っ提げて2期

レゴシの呟く声が感情こもってる分声質なのか微妙聞き取りにくくて悔しい

あとはもうちょっと展開早くてもいいか



PUI PUI モルカー

Twitter界隈で覇権



ホリミヤ

王道ラブコメ、なぜ今更アニメ化?クオリティは良い

絵柄がリメイクベースなので古参にはアレルギー出るかも

無難に誰でも進められる



舞妓さんちのまかないさん

期待してるけどまだ



無職転生 ~異世界行ったら本気だす~

語りが杉田、思ったよりクオリティ高め

絵もこのまま安定してくれれば良い、ストーリーは今後次第

結局オレツエーになったらもったいないと思える

2話でリアル引きこもり描写エロ描写が出るのでそこで人によって好みが分かれそう



約束のネバーランド Season 2

実写映画化もして原作完結して話題性充分

クオリティも充分、強いて言うなら先が長いのでもうちょっと展開早くてもいいか



八十亀ちゃんかんさつにっき 3さつめ

安定

中部に住んでればより笑えるだろうに

自分が住んでないのが残念に思える楽しさ



ゆるキャン△ SEASON

絶対王者

もし3期あるなら早く企画して作り始めて欲しい



Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season(後半クール

2クールつながってるのに分割したのはコロナのせいか

レムが出ないとちょっと物足りないのは気のせい

今のところ作戦準備で話がたいして進まないのがヤキモキ



Levius -レビウス-(地上波放送)

鋼の錬金術師機械鎧、あれでボクシングするのがイメージとして近い

ネトフリ原作が当たりと大外れの差がエグいので見るけど危なかったら切る

今後の展開はまだ未知数



ワールドウィッチーズ発進しますっ!

ストパン短編

個人的には501 の方が良くも悪くもぶっ飛んでで面白かった



ワンダーエッグプライオリティ

1話だけだと何もわからない、アニメ表現を使いこなしたドラマみたい

いじめられっ子オッドアイJK?が主人公親友がいたが自殺したっぽい

の子を最終的に助ける為にガチャで知らない虐められている誰かを助けて回る?

多分最終回まで見終わって初めて評価が定まるタイプ、全体的なクオリティは異常に高い



※お手数ですがアニメゲームカテゴリへの変更を手伝って頂きたいです

↑無事変更されました、ありがとうございます

2020-12-03

今週末のサクヒールGPのみどころ

F1初開催のコース

二週続けての舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットですが

先週末行われたバーレーンGPとは異なり、今回はアウタートラック使用されます

一周わずか3.5km、60秒に満たないレースとなる予想です

スピードトラップも少なく、マシンの性能差が如実に出てしまいそうです

ホンダPU使用するレッドブルには不利とも噂されていますが、どうなるでしょうか

F1絶対王者ルイス・ハミルトンの欠場

なんとコロナ陽性によって出場停止になりました

代わりのシートはなんと、ウィリアムズ所属ジョージ・ラッセル

2018年F2で優勝し、2019年からF1で走っている彼ですが

未だに表彰台はおろか、入賞すらできていません

今回彼が乗るのはコンスト優勝を決めたメルセデスマシン戦闘力も一番高いのです

これは流石に初入賞できるのではないか、と期待がかかっています

もう一人のメルセデスドライバーバルテリ・ボッタスとの勝負にも注目が集まっています

7年ぶりの日本人F1ドライバー誕生なるか

現在F2ポイント5位につけている角田裕毅

今年2勝を挙げており、ポールポジションも3回と速さを見せています

シーズン終わって5位以内であればF1参戦することが決まっています

他者との接触マシントラブルによってノーポイントとなることも多いため

週末の二戦(フィーチャーレーススプリントレース)でどれだけポイントを持ち帰れるか

F1参戦へ向けて期待が高まります

レース開始時間が遅い

先週は23:10からだったのに、なんで今週は26:10なんですか?

2020-09-28

ハミルトンって絶対王者のくせに人気ないのほんまわかるわ

誰もがマシンの性能のおかげやろ?と思ってるし

本人も無線芸での小物感半端ない差別差別愚痴がうるせーしな

2020-07-22

anond:20200722213510

続き

ザコ敵A and B:グロ and マグ(ハース)

二つ名が「オープニングラップ狂人」and「暴れん坊」という迷惑コンビ。結局お互いでぶつかって両方リタイアする。二人のむちゃくちゃに頭を抱える小松エンジニア激怒するシュタイナー組長の4人組のコントF1箸休め。ちなみに日本人エンジニア小松氏は毒舌キャラなのでそこも含めて面白い

〜〜中略

中ボス: ボッタス(メルセデス)

皇帝の最強番犬F1史に残るNo2ドライバー。寡黙、だが勝利するとブチ切れる。

ラスボス: ハミルトン(メルセデス)

絶対無敵王者。すべてにおいて盤石。ナルシスティック言動多し。無線芸は「もう〇〇がダメだ」からの圧倒的勝利というコンボ

番外

トト・ウルフ:

 絶対王者メルセデスを率いる男。その芸はカメラ確認してからの机たたき。

ホーナー

 レッドブルリーダー世界で二番目に有名な旦那スパイス(一位はベッカム)

2020-07-03

将棋暗黒時代

思えば、2020年7月9日が、この鬱屈とした時代の始まりだったのだ。

平成から、令和に変わって17歳の新星が次々とタイトルを獲得していく。そう、最初の頃は、皆んな新しいスター誕生に湧き立っていた。

しかし、それが20年、30年と続いたらどうだろう。タイトル戦を注目して見る価値があるだろうか?

結果の分かりきっている勝負ほど、面白くないものはない。

藤井8冠と言えども勝率10割ではない。だが、いったい誰があの藤井8冠相手番勝負で、勝ち越すことができるのだろうか。

思えば、平成時代タイトル戦が羨ましい。タイトルを1人ずつで分け合っていたなど、今からは、想像もつかない。

藤井8冠の絶対覇権が続いてから将棋人気の凋落が著しい。 恐らく、彼も年齢からくる衰えには、勝つことはできないだろう。数年後には、タイトル返上して引退するだろう。しかし、それは彼が誰がに負け続けて引退するわけではない。単純に年齢からくる体力の衰えが原因なのだ

今後、新しいタイトルを取った棋士が、現れたとしても、彼を超えたことにはならない。

彼が引退する前に誰かがあの絶対王者を打ち倒さなけば、将棋未来は無い。

誰でもいいから、あいつを倒してくれ。

2020-06-21

アフターコロナNZラグビー事情

こんばんは、お久しぶりです。

レビュー増田です。

緊急事態宣言も解除になりつつも感染拡大防止の観点からどこまでやっていいのかと言う感じですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

まあ増田は2ヶ月半全くの在宅勤務でしたが来週から少しずつ出勤でございます


さて、ここで増田が言うことといえば、ラグビーなんですが、ラグビーといえばこれは密としか言いようがなく、国内ではせっかく史上最高、世界レベルプレーヤーを集めたトップリーグシーズン半ばで強制終了、再開の目処もたっておりません。


しかしながら、世界最強のラグビー大国にしてコロナ対応優等生ニュージーランドは様子が違います

先週末、ニュージーランド国内限定ですが、スーパーラグビー参加5チームの対抗戦、スーパーラグビーアオテアロアスタジアムに満杯の観客を迎えて開幕しました。

https://www.youtube.com/watch?v=XDlQ3Bw2ZfA

https://www.youtube.com/watch?v=ljx8COYfRz4

https://www.youtube.com/watch?v=PZa8KZdSxuA


ロックダウン最中3月末に、

First time in history

We can save the human race by lying in front of the T.V. and doing nothing

Lets not screw this up

(史上初!テレビの前で寝そべって何もしないだけで人類を救える!しくじるなよ!)

という粋なメッセージ警察から受け取ったニュージランド国民は、少なくともニュージランド感染者を0まで押さえ込んで、国民スポーツを再開。

彼らはしくじらずにやり遂げました。

「500万人のチーム」と言う言葉国民に呼びかけたアーダーン首相指導力について長々と話すと日本対策と比べて話が荒れそうなので、ここは再開したアオテアロアから見る、アフターコロナ時代ラグビーについて少し。


ラグビーメジャースポーツにしては珍しく毎年のようにルール改正がされるスポーツで、過去にも危険タックルに関する反則の適応や、トライキック得点数の配分などが改正されました。

だいたい、この辺のルール改正は国際プロリーグ実験的に導入して、有効性の検証を経てワールドラグビーが追認するケースが多く、今回もこのコロナ禍を受けた改正ルール採用してアオテアロアは開幕しました。


大きなルール改正は以下

タックル成立後のブレイクダウンにおけるプレー厳格化

レッドカードが出た場合、20分の退場をへて交代選手の投入可能

・80分で同点の場合、最大10分の延長。先にいずれか得点した場合、そこで試合終了。

このルール改正の実情と、国際ルール採用になった場合日本への影響を考察したいと思います


タックル成立後のブレイクダウンにおけるプレー厳格化

これは早くもアオテアロア様相を変えており、日本に最も影響が出そうなポイント

具体的に言うと、「タックルが成立したら倒されたプレーヤーただちにフィールドボールをおかなくてはいけない」と「タックルした側は攻撃側チームの邪魔にならないように即座に地点から退かないといけない」が非常に厳格に適応されています

日本で姫野なんかがよくやっていた、タックルを食らっても倒れても身体を前に回転前進させて食い込むようなプレーは「ダブルモーション」として反則。

ちょっと微妙だが、倒れた後でタックルした相手が手をはなし、フリーになった時に周囲にだれもいなかった場合ボールを一度置いて立ち上がって拾い直すのはOK

反対に、これも姫野がやっていた防御時のボール奪取、「ジャッカル」はボールに手がかかった瞬間、0.5秒ほどで成立。

タックルしたプレーヤーが、相手チームのフォロワーによって密集に巻き込まれて逃げる間もなく下敷きとなり、プレー邪魔をしないよう、身体半分ずらしてバンザイ体勢で「試合に関与してません」アピールをすることは今までよくあったんですが、今回はそういうのは容赦無く「はい邪魔。反則」となります

この結果、ゲームスピード・クイックネス重視になり、頻繁に反則の笛が鳴り、攻守交代のセットプレーが増えています

パワーよりスピード重視は日本に有利といえるものの、セットプレーが増えるのが問題で、国際試合における日本ブレイクダウン時の反則からセットプレーラインアウト問題を抱えやすい。

どうしても高さの差が出るのがここなのです。

日本としてはクイックなブレイクダウンいかに笛を鳴らさないか重要ポイントとなるでしょう。


レッドカードが出た場合、20分の退場をへて交代選手の投入可能

これは増田としては嬉しいルール改正

現代スポーツ全体に言えることですが、アスリート身体能力はどんどん高くなっており、とりわけ接触プレーの多いラグビーはその危険度を増しています

今までのルールレッドカードで退場になった場合、受けたチームは残りの時間を14人で戦い続けなばならず、15人で分散していた負荷が残りの14人に集中することとなり、非常に危険でした。

このルール改正で、選手フィジカル危険度はかなり下がったと言えます


80分で同点の場合、最大10分の延長。先にいずれか得点した場合、そこで試合終了

このルール改正により、同点の場合ノックオンでは試合が終わらないこととなります

今まででも同点の80分後にペナルティを獲得した場合ショット試合が決するケースはありましたが、今回、それに加えて、相手陣深く、中央付近スクラムを獲得した場合ドロップゴールを狙うのが有効選択肢となります

キックの精度が試合を左右する重要ファクターとなるでしょう。

この点、日本は必ずしも最優秀とは言えず、やはりニュージーランド欧州勢の方がキックは上手い印象があります


全体的な印象だと、このルール採用されれば現状では6/4で日本不利、しかし工夫でどうなるかわからない、と言う感じです。


日本スーパーラグビーに参戦していたサンウルウブズが今年で除外、そのシーズンコロナ強制終了となり、国際シーンにいつ復帰できるかと言う状況ですが、再開になった時には新ルールにうまく対応していただきたいところです。


そこら辺りは大変気になりますが、ニュージーランドラグビー界の絶対王者であり、国内5チームはどのチームもティア2のナショナルチームを一蹴する実力がある。

この現状で見られるラグビーリーグとしては世界最強のリーグといっていいでしょう。

マスクもせず隣同士と肩が触れ合う距離熱狂する観客で満たされたスタジアムが見られること自体希望を感じる風景であります

皆さんもよろしければぜひ、J-Sportsなどでその熱気に触れてみてください。

2020-06-20

やや月刊ブクマカウォッチングニュース2020年6月増刊号 令和のスターレンダー号

前号 anond:20200615145904


時系列こちらで把握し次第なので何を今更ってのは勘弁してつかあさい

ブクマカ引退情報はてな脱村もしくは404にて発見情報は随時募集中です。



① b:Id:pratto さん、危うく禁句を言いかけて思いとどまるファインプレー披露

ブクマするあらゆるエントリに「中世ジャップランド」「企業不祥事」「嘘大げさまぎらわし」という謎のタグと「な?ジャップノータリンだろ?」というブコメ定型句だったb:Id:pratto さんが、先日某方面から怒られたらしく今までのブクマを全削除したのは上記前号で既報の通り。

その後、普通銭湯大好きブクマおじさんに戻ったかと思われたが、危うくその禁句を言いかけて踏みとどまるというファインプレー披露した。


https://b.hatena.ne.jp/entry/4687210941542572226/comment/pratto

麻生、二階、森元が死んだら、中世ジャッ…日本は変わるかな。早く死なないかなあ。


なお、実に際どいプレーかつスターを稼ぎやす与党政治家悪口にもかかわらず、残念ながらついたスターは三つだけと寂しい結果となった。

ちなみに、現在でも他ブクマカジャップランドという言葉普通使用している為、b:id:pratto さんの必殺定型句である「な?ジャップノータリンだろ?」というフレーズノータリン部分が怒られた可能性が高いのではないかと識者は指摘している。


② b:id:scopedog さん、はてなブックマークを引退する


「誰かの妄想はてな版」というはてな村においてある側面で確固たる地位を築いている id:scopedog さんのはてなブックマークが全て削除されている事が関係者の調べでわかった。

セルクマ」とのブコメと共に更新されるブログブクマページには「scopedogってボトムズの機体名で紛らわしいかidオチンチンdogに変えろ」とブコメされるほど、一部好事家ブクマカたちから熱い視線が注がれていた。

彼のはてなブログはまだ更新が続いており、はてな村を去った訳ではないが、その消されたブコメ群を惜しむ声がはてな村各界から上がっている。


③ b:Id:standup_1973 さん、はてな界隈を脱村する

キュアサンシャインサムネでおなじみ、はてな村の左の方々といつも天高くメタブタワーを築いていた Id:standup_1973 さんが脱村していた事が関係者の調べでわかった。

それ以前からプライベートモードになっており、ブクマカスターを配給していたという情報もあるが、この度はてなアカウントのものが消されていたとの事。

界隈では「あまりメタブタワーを高く築き過ぎて神の怒りを買ったのではないか」との噂があるが、現在裏付けはとれていない。

なお、Twitterプライベートモードのままである


④ はてブ百物語b:Id:avictor さん、突然サムネイルが黒川検事長顔写真になるという怪現象に見舞われる


はてなブックマーク百物語と思われる現象が発生した。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4686980087429703746/comment/avictor

6月11日、21時18分。この記事否定的ブコメをつけた直後、アイコンが突然勝手黒川検事長写真に変わった。何これ?

https://b.hatena.ne.jp/entry/4687273196064410082/comment/avictor

0618またデフォルトアイコンに戻った。



いったい、何があったというのか?まだこの謎は解明されていない。

次は、あなたサムネが、黒川検事長になるかもしれない………。

⑤ 令和のスターレンダー・ b:id:speed_star_99 さん、スターを連打しすぎて通報される

自らのブコメほとんど残さず、他ブクマカスターを連打しまくる「平成スターレンダー」 b:id:kiya2015 さん亡き後、 b:id:speed_star_99 さんがそのid名の通り、新世代のスターレンダーとして名乗りを挙げた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4686247620007398786/comment/HIMOTE_no_MATSURO

https://b.hatena.ne.jp/entry/4684305890856453826/comment/sds-page

https://b.hatena.ne.jp/entry/4685031173353802818/comment/take-it

他多数。URLスパム判定されるので除外。

まりにも連打しすぎて id:take-it さんに通報されるという憂き目にも遭うが、そんな通報ときスター連打は止まらない。また、運営も止める訳がない。連打できる仕様が悪い。

今日も何処かで、スターレンダー。


⑥ b:Id:hurehure さん、b:id:finalvent さんをチンカス呼びして無事404送りにされる

サムネトランプ大統領ブコメほとんどが罵倒だった id:hurehure さんが、強制プレイベートの後にブコメ修正せずに無事404送りとなった。

その直接の原因は、b:id:finalvent さんの「極東ブログ」における以下のエントリで「チンカス個人ブログがなにほざいてる」(要旨)と適当すぎる罵倒ではないかと推測されている。

https://b.hatena.ne.jp/entry/finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2020/06/post-9bb9d2.html

次はどんなidサムネで転生をするのか、関係者からの期待は高い。


⑦ b:Id:Aikoku_Senshi さん、殺人事件被害者人権蹂躙しつつスター獲得数トップに躍り出る

Id:lacucaracha さんのブログゆとりずむ」の2020年5月はてブスター獲得数ランキングによると、獲得数2位に初登場の b:Id:Aikoku_Senshi さんがランクインした。

https://www.yutorism.jp/entry/HatenaStarRanking202005

既にいろいろな方のブコメ増田で何度も指摘されているように、 b:Id:aikoku_senshi さんのサムネ画像は元農水事務次官殺害された被害者熊沢英一郎さんの顔写真であり、政治社会カテゴリで極めてはてブ受けしそうなブコメや、初期にスターをつけてるidマルチポストスターの付け合いなどで似たような傾向がある為、id名も含めて大掛かりな釣りなのではないかとの見方が一部でされている。

b:id:HAN_NICHI

b:id:JiminTou_NetSupporters

b:id:mentalost

b:id:net_penis

b:id:HIMOTE_no_MATSURO

b:id:kourei_DouTei

他にもまだそれっぽいのはいくつか散見されるが省略。

なお、スター獲得数1位の b:id:Tucana さんは現在既にはてなから去っており、b:Id:aikoku_senshi さんが5月に最もスターを集めたスターブクマカという事になった。

集計したb:Id:lacucaracha さんも、「うーん...id:Aikoku_Senshiさんが気になるなあ。」と、納得の微妙コメントを残す事となった。

b:id:Tucana さんは確か4月はてブが新型コロナニュースで埋め尽くされた時にそろそろはてなやめるかなとブコメしてたので、遂に去ったか…と感慨深い)


その他ダイジェスト見出しだけ。

b:id:Tucana さん、はてなから去る

b:Id:fubar さん、身を隠す

b:id:zyzy さん、圧倒的zyzy力でzyzy界の絶対王者として君臨を続ける

b:id:yoh596 さん、レッドスターブコメに6連打と大盤振る舞いするもリストでは1つで表示されてしま

b:Id:kasubatashi さん、ブコメで新型コロナでジジババは死ね連呼したあと5月末をもって消息不明になる


ネタを探すと週刊でも行けそうなところが怖い。

2019-10-26

ラグビーW杯 準決勝1 イングランドvsニュージランド レビュー

10月の第4週、関東はまたも台風21号から変化した温帯低気圧が大雨をもたらし、千葉では河川の氾濫が起きた。

自然災害の多い日本だが、今年の秋はそれがもたらす結果が深刻だ。

ラグビーW杯でも、予選プールの2試合台風リスクで中止になったが、その判断は正しかったように思う。

日本が初のノックアウトラウンド進出したこと話題になったラグビーW杯だが、その他にもこの台風による試合中止や、ティア1の伝統国でないアジア初開催など、2019年大会歴史に残るW杯になるだろう。

その大会に、史上初の3連覇という新たな歴史が生まれるだろうか。

それとも、ラグビー母国がそれを阻むだろうか。

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今夜、日産スタジアムではラグビーW杯準決勝が行われる。

対戦するのは黒衣の絶対王者ニュージーランドと、白のジャージに身を包んだイングランド

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大会自国開催でありながら予選プール敗退という屈辱を味わったイングランドは、勝負師エディー・ジョーンズをHCに迎え、破竹の勢いで準決勝まで勝ち上がってきた。

前任の日本でチームにW杯で初となる3勝をもたらしたことでも有名なこの名将は、その激しい気性と独自すぎる指導アプローチで数々のエピソードを持つ。

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南アフリカ戦の最後の場面で自らのキックの指示に反しスクラム選択した選手判断をみて激昂し、インカムコーチボックスの壁に叩きつけ破壊したなどというのは可愛いもので、日本代表合宿で毎朝6時から練習を強いて吐き気がするほど走らせた上、うまく行っている練習のシーンでもいきなりブチ切れて選手の不確実性への対処を見たり、イングランド代表合宿柔道家招聘して代表選手の顎の骨を骨折させたり、その狂気エピソード枚挙にいとまがない。

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2015年大会の結果を受けて、著書がビジネスマン大受けしたエディーだが、こんな滅茶苦茶がまかり通るのは指導相手ナショナルクラスフィジカルエリートであり、彼自身教員免許を持った上で三度もナショナルチームのHCを歴任して指導メソッドを磨き上げたからであり、凡百の経営者が彼の真似をしたら社員の8割は辞めると思う。

ちなみにエディーの指示をサラッと無視してブチ切れさせたリーチマイケルは、今大会合宿でそのエディーが考案した「石鹸水でボールヌルヌルにしたパス練習」をやろうとして、ジェイミーにすげなく却下されている。

こっちはこっちで会社の先輩だったら、なんかちょっとめんどくさい感じだ。

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一方、3連覇を目指すオールブラックスのHCスティーブハンセン

警官の彼が激しい感情をあらわにしたのを増田は見たことがない。

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試合前にエディーが「練習スパイされていたのでは」という記者質問に対して否定肯定もせず「まあでも誰かわかんないけど撮ってる奴はいたけどね」などと言わなくていいことを言っても「私は心理戦なんかやりませんよ。エディーがとても賢い人だということは、よく知っています。そんな事をしても、何の意味もありません」と泰然自若として受け流した。

聞くところによると宇宙飛行士というのは、どんな状況にあっても感情的にならず、そのときに最適な解決方法を考えて淡々と実行しなければ務まらないものらしく、それに近いメンタリティの持ち主なのかもしれない。

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注目の準決勝第一試合は、破茶滅茶パワハラおじさんとベテラン宇宙飛行士の名将対決となった。

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HCのキャラが濃すぎて説明字数を取られてしまったが、ここでゲームプランについて考えてみよう。

伝統の強力FWに加えて、BKの展開ラグビーでもトライが取れるイングランドだが「出来るからといってそれをするべきなのか」という問題がある。

イングランドの展開ラグビーは、どこからでもかけられる圧力相手晒した上で、順目順目にオーソドックスに展開したり、ディフェンスラインわずかに広めな隙間にパワフルランナーが走り込んでこじ開ける、といったもので、シンプル強力ではあるが意外性はない。

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この展開でボールを持ち続けてしまうと、いつターンオーバーされるかがわかりづらい。

オールブラックス世界一のアンストラクチャーラグビーのチームだ。

突然始まったような攻守交代からの混乱で彼らを上回ることのできるチームなどありはしない。

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イングランドとしては、むしろボール計画的に渡してディフェンスで潰してエラーを誘発し、セットプレーの展開に持ち込んだ方が、数々のチームをねじ伏せてきた必殺のモール攻撃を繰り出せる。

しかし、それだってディフェンスちょっとでも遅れれば何をされるかわからない。

オールブラックスは本職LO長身スコット・バレッドフランカーに起用してラインアウト対策を取り、その上フィールドでは抜け目のない黒子、モウンガが目を光らせているのだ。

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エディーはこの難解なパズルに解を見つけることができただろうか。

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この試合でも、台風被害に遭われた方への黙祷が捧げられ、両国国歌斉唱されたのち、オールブラックスウォークライハカを行う。

これにイングランドはその三角陣形を包囲するかような翼型の陣形を取って受けて立つ。

それはまるで試合の展開を予言するような光景だった。

いつもはシリアスで怖い表情のCTBオーウェンファレルが不敵な笑顔視線を送る。

その笑顔もやっぱり怖かった。

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前半、イングランドキックオフ。

これが自分たちボールが戻るセットプレーとなり、ここから大幅にブレイク、順目のパワフルな攻撃を攻めきってわずか1分30秒、イングランド王者から先制のトライを奪った。

コンバージョンも決まり7-0。

この攻撃イングランドキックを蹴らず地上戦で取り切り、これはこの後の展開を予想させるものだった。

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その後も身体をぶつけながら前進攻撃も防御も出来のいいイングランドに対し、ディフェンスの上がりが悪いオールブラックスは切り返すこともできずに序盤一方的に攻められてしまう。

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オールブラックス17分、18分と二度敵陣に進入してのセットプレーを得るが、これを強力ディフェンスで凌ぎきられる。

待望の切り返しの機会を得て攻撃しても、イングランドラインを押し上げる早いタックルの前に下げられてしまい、アンストラクチャーラグビーを全くさせてもらえず、自分たちボールラインアウトもいい形でボールが出ない。

ポゼッションイングランドが6割、プレーエリアは半分以上オールブラックス陣内だ。

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前半最後の38分、オールブラックス得意の切り返し攻撃も不発におわり、逆にイングランドペナルティゴールを獲得、スコア10-0で前半を折り返した。

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ぶつ切りのゲームを挑むのではないかという増田の予想を覆し、ほとんどキックを蹴らず、横に展開しつつ地上のフィジカルバトルを制圧して前進するイングランド

スコット・バレッドを入れてのラインアウト対策をスカした上に、そのラインアウトでも幾度も競り勝ち、エディーに言わせれば「してやったり」という展開だ。

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予想したかしないか、全くボールを渡してもらえない上、守れば押され、攻めても包囲されるかのようなディフェンスの早いチェックと激しい当たりで前進できないオールブラックス

前3メートルのスペースがあるところでボールが欲しい、しかしそれが全くできないのだ。

前に出られないディフェンスと噛み合わない攻撃修正できるだろうか。

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後半、オールブラックスキックオフ。

機能しなかったスコット・バレッドを外し、地上戦制圧するためにFLサム・ケインに交代。

しかし49分、それでもイングランド圧力の前にペナルティゴールを献上、13-0とされてしまう。

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オールブラックスは苦戦していたラインアウトテコ入れするため、HOデインコールズを投入。

経験豊かなSH TJペレナラCTBソニービルウィリアムズも投入し修正を図る。

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すると、54分、相手陣深くに進入し、相手ボールラインアウトの一瞬のミスをついたFLアーディー・サヴェアがインゴール飛び込みオールブラックスが待望のトライを奪った。

コンバージョンも決まって13-7。

ほとんど表情が変わらないスティーブハンセンHCは注意しないとわからいくらい少しだけ頬が緩んだ。

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だが簡単に流れは変わらない。

ここで試合を戻したいイングランドがまたも力押しで前進し、60分にペナルティゴールを獲得し、16-7。

コーチボックスでは勝負を左右する時間帯に追加点を得ても、緊迫した表情のエディー・ジョーンズ

ここから先はフィットネスが切れる可能性があるのだ、そうなれば独創的な攻撃を誇るオールブラックスに9点差などあっという間にひっくり返されてしまう。

傍らで見るアシスタントコーチにしてみれば、フィットネスが切れるも心配だが、エディーの方だっていつキレるかわからないので全く油断ができない。

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しかし噛み合わないオールブラックスは反則がかさみ、主審のナイジェル・オーウェンスさんから注意を受け、終盤に差し掛かる68分にもイングランドペナルティゴールを与えて、19-7とされてしまう。

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トライを取るしかないオールブラックスボールを持って前進するが、終盤になってもフィットネスの切れる気配がないイングランドの高速ディフェンスの網を全くかいくぐれない。

勝負師エディーのプランは「地上で展開してボールを渡さず押し下げて、ボールを奪われるたら前進ディフェンスで潰しまくるね、それも80分ね、Go!走る!走るね!」というものだった。

ラグビー研究が進み、ボールを展開するだけでは突破できない現実に、キックからのアンストラクチャー攻撃という回答を見せて絶対王者に君臨したオールブラックス、それに対する解は「前に出る攻撃的防御、展開しながらの防御的攻撃、その狭間からの一撃」だった。

からまれフィジカルさらいじめ抜いて徹底的に鍛え上げたからこそ取れるプランだ、ラグビー母国に渡っても、やっぱりエディーはエディーだった。

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勝負は決しても一矢報いたいオールブラックス最後の猛攻を見せるが、80分、ボールは蹴り出され、黒衣のディフェンディングチャンピオンを封じ込めたイングランドが準々決勝、準決勝にについで、三度の一番乗りを重ねて決勝に進出を決めた。

コーチボックスのエディーは今回は何も破壊しなかった。

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33しか地域獲得率を与えることなく、オールブラックス試合をさせなかったイングランド

「いいふいんきつくりました、すばらしいワールドカップ

試合後のインタビュー日本語で答えるエディー・ジョーンズの顔は笑っているが目が全然笑っていない。

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ありがとうございます、みなさん」

4年前、日本代表を率いて世紀の番狂わせを演じた勝負師、その目が見据えるのは優勝だ。

3度目のナショナルチームのHCとしての挑戦にして、ついに視線の先に収めたウェブエリスカップ

あと一勝だ、もう逃がさない。

anond:20191021220820

2019-09-21

ラグビーW杯 21日第2試合 ニュージランド vs 南アフリカ レビュー

前のレビューをみんな読んでくれて、ラグビーの見所が伝わったというのが嬉しいので、注目の対戦カードが立て続けに3試合行われた21日の試合も続けてレビューすることにする。

義務感は感じてないけど、さすがにいい試合すぎて、これはちょっと書きたくなったので。

これでラグビーW杯もっと楽しんでもらえるとれしい。

とはいえ、全部は厳しいので1試合を選ばせてほしい。

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21日は面白い試合目白押しで、全く違う個性がぶつかったオーストラリア×フィジー、似た者どおしのシーソーゲームとなったフランス×アルゼンチンも良かったのだけど、この日最注目のカードということと、増田本人が普段から南半球ラグビーを追っており、選手個性もとりたい戦術理解してるということで、ニュージランドオールブラックス南アフリカスプリングボクス試合としたい。

南アフリカというと4年前、日本アップセット演出したので、ライバルとみなす向きもあるけど、実力でいったら日本は話にならないくらい負けている。

絶対王者オールブラックスはいうと、圧倒的に強い彼らが肝心なところで負ける時、相手フランスか、このスプリングボクスであり、因縁でいうとこちらの方が深い。

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ゲームが始まる前に、オールブラックス伝統ウォークライハカパフォーマンスをしたのだが、その演目は「カパオパンガ」であったのにちょっと驚いた。

通常、予選では、もう一つのバージョンである「カマテ」が演じられることが多いのだが、大勝負の時しか出ない「カパオパンガ」であったのはオールブラックスも相当な気合いが入っていたのだろう。

ちなみに、ハカは通常、リードとよばれる独唱からはじまり、これだけはマオリの血を引くメンバーでないといけない。

今回のリードはTJペレナラ。第二スクラムハーフ最近は彼が多い。

世界最高とも言われる第一スクラムハーフアーロンスミス資格があり、彼がリードだったこともあるが、国際試合の旅先で女性トイレに連れ込み、セクシー行為に及んだのがオールブラックスっぽくないと懲罰を受け、代表から外れていた時期があり、その時からペレナラリードになった。

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さて試合の方だが、伝統的にこのカードロースコアになることが多く、その理由スプリングボクスのとる戦術にある。

一言で言うと「トライはいらない、マイボールもいらない」。

彼らはボールを持つと、非常に単調な攻めを繰り返し、パワーをテコに相手苦し紛れペナルティを狙ったり、キックを蹴って落下地点でど迫力のタックルかまして、ポロリからリスタートスクラムでパワーで押しつぶして前進を狙う。

大事なのはディフェンスで、キックボールを渡すので、絶対突破されてはならず、それさえ可能ならロースコアにコントロールできる。

こんな戦術が取れるのは世界でもスプリングボクスくらいだ。

オールブラックスの華麗なパス回しと走力は世界一だが、それを止めうるのが「単純なガタイデカさ」「常識はずれのパワー」「きれない集中力」「決してサボらない真面目さ」そして「異常なくらいの単純さ」というのが面白い

実際この試合でもスタートスプリングボクスが狙い通りコントロールしていた。

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ただ、計算違いが生じたのは前半20分ほど。

予想外を演出したのはオールブラックス10番、リッチー・モウンガ。

彼は前W杯から3年ほど、本日15番に入ったボーデン・バレット怪我で今大会出場できなかったダミアン・マッケンジーの陰に隠れて、司令塔としては「第三の男」扱いされていたが、今年になって地元NZのチームでの活躍頭角を現し、オールブラックスの10番を射止めていた。

オールブラックスは、このどちらかと言うと手堅さと抜け目なさを信条とする地味なモウンガと天才的な閃きのある派手なバレットの2人を併用し、実質W司令塔形成していた。

モウンガについては、栄光オールブラックス司令塔という、ラグビー界において文句ない立場にいるのだが、「天才」だの「イケメン」だの「最注目選手」だのともてはやされるバレットと比べて、彼自身プレースタイルのせいかルックスのせいか立場に見合った注目をされてると言い難く、なんかちょっと悲哀を感じさせるものがある。

とはいえ、この男がこの試合を大きく変えた。

彼が自陣で平行に蹴ったキックパスきっかけに、オールブラックスは一気にトライを陥れる。

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その後も、モウンガかバレット、どちらかが密集に巻き込まれ機能停止しても、もう一方がゲームを組み立てるので止まらない、という攻めにスプリングボクス対応できない。

前半で計2トライを献上。

この時間帯はあまり長くなく、2トライを与えてしまった一瞬以外はディフェンスもよく機能し、前半のほとんどの時間がむしろスプリングボクスロースコア狙い戦術の通りに進んでいた、でも結果として一瞬の破綻で点差は開いてしまった。

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後半はトライがないとプラン遂行できないスプリングボクスだが、驚くべきことに彼らはあまり戦術を変えず、なんとオールブラックスの一瞬の油断から逆にトライをもぎ取ってしまった。

ここら辺は、自分たちのやることを信じて崩れなければ、幸運一定確率でやってくると言うことかもしれない。

さらに後半20分、SOポラードが虚をついてドロップゴールを狙うと、これが入り、当初の予定通り、「トライはいらない、キックで刻むぜ」戦術現実的に見える線まで引き戻した。

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しかし、その後、お互いがあまり大きなミスをしないまま時間は経過し、いくつかの幸運の中でオールブラックスが獲得したペナルティキックを、地味な男モウンガが確実にきめ、スプリングボクス勝機じわじわと離れていった。

スプリングボクスとしては長時間ゲームコントロールし、自分たち好みのゲーム演出したにも関わらず、前半に一瞬の隙で奪われた2トライ試合を失うという結果になってしまった。

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ゲーム概観としては、オールブラックススプリングボクスも非常に出来が良く、プールに彼らを脅かす敵がいないことから、双方決勝トーナメントに進む可能性は高いと見る。

そうなると、1ヶ月後に彼らは再び相まみえるかもしれない。

そのときスプリングボクス意趣返しできるだろうか。

なかなか楽しみではある。

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ブコメ質問があり、増田的にも非常に印象的だったので、フランス×アルゼンチンにおけるドロップゴールについて解説を試みたいと思う。

多分だけど、チームとしての戦術ではなく、個人のとっさの判断だと思う。

ドロップゴールは陣形ゲームスピードから、出そうなタイミングがわかるものだが、あの時「これは蹴るぞ」というタイミングでは全くなかった。

ゲーム全体の流れを思い出してほしいんだけど、あのゲームは前半、フランスが圧倒的に優位に進めていたものを、後半、アルゼンチンゲームを辛抱強く戻して、ペナルティキックで刻んで追い上げていた。

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特徴的なのはキックモールで、前半、双方まったくキックを蹴らず、ムキになって走り合っていた結果、フランスゲーム支配していたのが、後半アルゼンチンキックを蹴ったり、モールで押すようになり、長時間の走りあいにこだわらなくなった。

その結果、ゲームが落ちついてアルゼンチンは刻みながら追い上げ、ついには逆転した。

この時点で、計画的アルゼンチンゲームコントロール自分たちのものにしていた。

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フランスにとっての後半は、前半とうって変わってコントロールできない上にじわじわ追い上げられてしまいに逆転されるという非常に嫌なムードに飲まれそうになっていた時間だった。

はっきり言って増田アルゼンチンが勝つと思っていた。

そこにリザーブで入ってきた奴がまったく空気に合わせずにシレッとドロップゴールを決めて流れをブった切ってしまった。

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俯瞰で見てる奴がゲームをまるっきり変えてしまうのは、どことな会社などで中途採用よそ者がガラッと慣習をやぶって風穴をあけるのを連想させる。

あれはラグビーフィジカルな面でなく、「我慢スポーツ」「コントロールスポーツ」としてのメンタルな面をよく表していたと思う。

ラグビーでは、戦術フィジカルといった見えるものと、もっと上位にあって見えづらい「客観性」「空気」「メンタル」みたいなもの勝負を大きく左右するケースがあるので、そこにも注目してみると、味わい深くなると思う。

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あ、あとついでに、オールブラックス選手リーコ・イオアネのNZから日本に向かう様子を本人が投稿した動画リンクを貼っとくわ。

彼は「恩人が日本人なので日本語の名前を息子につけたい」と希望した両親に危うく「リエコ」と名づけられそうになったが、「それ女の子名前やで」と訂正され、「リーコ」になった経緯がある。でも綴りはRiekoやんけ。

そんな人たちもやってくるW杯、みなさん楽しんでほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=UQGqItNsago

anond:20190920220725

2019-03-28

anond:20190328163537

しろ馬と違って考えながら走ってメンタルの違いも出る人間からこそ荒れるって言うのもある。

相手が先行逃げ切り選択してどんどん離されても自分の一番得意なスタイルを貫けるのか、

体力を温存してもそれでも終盤は疲れが出てくるものからそっから捲くれるのかってのもある。

というかめっちゃ差を付けられてて最下位から捲るってなったらいくら体力残ってても、トップまでに障害物が多いから余計に体力が必要になる。

1周走ってお終いって言うなら完全無欠の絶対王者が出てきてもおかしくないけどね。

anond:20190328153423

そりゃあ強い弱いはあるだろうけど100戦100勝の完全無欠の絶対王者はおらんのだから

事実として賭けとして成立してる。

2018-11-21

[]【13】2018 晩秋広島博多別府

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anond:20181121125645




湯気と入れ墨と楕円球


日豊本線を引き返し、別府に向かう。


目指すは鉄輪温泉別府からさらバスで30分程だ。

著名な温泉町なので、賑わっていると思った別府だが、19時台はもうすっかり落ち着いている。

乗車6人ほどで夜の山道を登るバス

自分以外は地元の人だ。

窓の外を見ても時折湯気が上がっている以外は何の変哲も無い地方山村といった風情で、昨日までの賑やかさを考えると全く別世界に来た感じがする。

欧米アジアもここはあまり関係なさそうだ。


そう言えば、大分駅前で、来年ラグビーW杯のサイネージ広告を見た。

44日に及んで熱戦が繰り広げられるW杯は、北海道から九州まで、日本各地で開催される。

大分で行われる初戦は絶対王者ニュージーランドが登場する豪華なカードで、多くの外国人が観戦ついでにここ別府温泉を訪れる事になろうが、温泉タトゥー対策はどうなるのだろうか。


辿り着いた鉄輪温泉は人通りも殆どなく、入湯施設飲み屋以外は閉まっていた。

やはり大分は全体的に夜が早いらしい。

ただ、バスを降りてすぐに無料足湯発見

台湾人と思しき数組が笑顔で足を突っ込んでいる。

大分で初めて見た外国人だ。

自分も少しだけ温まって、ネットおすすめひょうたん温泉に向かった。


ひょうたん温泉はさすがに賑わっており、日本語の他にも中国語韓国語も聞こえてくる。

逞しい胸板に豊かな胸毛を蓄えた欧米人もいた。

脱衣所で着替えてミシュランでも紹介された湯に向かう。

関東スーパー銭湯の様なオシャレさと無縁の無骨な作りだが、蒸し風呂、檜風呂、岩風呂、歩行風呂、高さ3mから浴びる打たせ湯、この施設名前の由来にもなっているひょうたん風呂など、風呂の種類は多岐にわたり、豪華な野趣という様な趣が感じられた。


と、洗い場を見ると、隣のお兄さんの右肩に鮮やかな和彫が。

しばらくすると、ウェットスーツの様に全身を覆う和彫の兄さんもいる。

自分心配など余計なお世話だった。

この状況ならやってくるのが欧米人のデザインタトゥーだろうが、マオリパシフィックアイランダートライバルタトゥーだろうがどうって事はない。

要は柄の種類が増えるだけの話だ。


11月の夜の空気はひんやりしているが、さすがは音に聞こえし別府温泉山道を下ってホテルに帰る間も、さっぱり感と温かさが持続している様に感じられる。

明日は昼前に再び訪れよう、その為にも早く寝るかなどと思い、部屋に帰って何気なくテレビをつけると、ラグビー日本代表が、母国イングランド代表聖地トゥイッケナムスタジアム対峙していた。

旅行中は観られないと諦めていたカードだったので、嬉しい偶然だ。


液晶モニターの中でキックオフを告げる楕円球が高く舞う。

歴史も実績も歴然とした差があるイングランドだが、日本代表は3年かけて磨き抜いたテンポの速いラグビー奮戦

日本の仕掛ける高速ラグビーについていけずミスを連発するイングランドディフェンスライン突破してトライを重ね、日本は前半を15-10リードで折り返した。


後半、日本さらゲームスピードを上げることを目論み、早い配給でもって鳴らす若手スクラムハーフ流大を投入する。

対するサイドからは、眉に異様に近い目から鋭い眼光を送る、亜麻色の髪の角刈りが姿を現した。

前回のW杯、予選プール敗退の悔しさを乗り越え、今や欧州最高選手との呼び声も高い司令塔オーウェン・ファレルだ。


ファレルが入ったイングランドはまるで別のチームだった。

前半に日本スピードについて行こうとしてボールも人も前後左右に動かしたプレーと一転、一度手にしたボールに巨躯の男達が殺到し、力づくで押し込んでくる。

その動きは重鈍で、一気に振り切られるようなスピードはない。

しかし、重機のような圧力を前に日本代表はジリジリと後退させられる。

イングランド代表が一体になって前進するその姿は「これこそが我々だ」という確信を掴み取ろうとしているように見えた。

ついには快速自慢のバックスまでもが一塊りになってインゴール雪崩れ込み、日本代表はトライを献上。

結局、自らを見つけ直したイングランド相手にして流れが再び戻る事はなく、日本代表は15-35で屈した。


やはり己を知り、信じる者は強く、世界の頂はまだ遠い。

来年W杯大分では予選プールだけでなく、決勝トーナメント 準々決勝 プールCとDの1・2位突破チームのカードが組まれる。

死の組と噂されるプールCに組み込まれイングランドだが、その実力を持ってすれば2大会ぶりの決勝トーナメント進出可能性は濃厚だ。

後半に登場して日本代表を締め上げた鋭い目つきのファレル選手も、別府温泉にやってくるかもしれない。


【14】2018 晩秋、広島・博多・別府 7日目|7日目 地獄の老婆と台湾ギャル へ >>

2018-10-07

anond:20181007172826

なんじゃこりゃあああwwwwww

セイバー強すぎやろ。10年近く絶対王者ってなんやねんw

2018-07-17

anond:20180717171144

新人潰しひでえw」「さすが我らがちっひw」みたいな品のない喝采を最近見なくなってしまったのが逆に悲しい俺は少数派なのかな。

衰えを隠せなくなった絶対王者を黙って見守るしかないデレステPたちを見ると「ざまあみろ」って感情よりも「おい…なんだよあんなに下品だった絶対王者がたった一年で…」って感情が先に来る。

2018-02-22

スケート

ずっと羽生結弦が嫌いだった。

発言優等生、行動はドラマチック、絶対王者の名に相応しい勝率。それにあの綺麗な顔と、二次元から出てきたような体と、二次元キャラクターみたいな名前字面

肝心のスケートは全く好みではないが、並の実力と精神力では不可能ジャンプの堪え方と、演技中にジャンプ構成を即座に計算・変更する頭の回転は尋常ではなく、そこだけは本当に認めていた。

どこを取っても全く隙がなく、面白くなくて不愉快で大嫌いだった。

自分はあまり人気ではないスケーターのファンだったので、僻みだとか言われたらあまり否定できなかった。

僻み半分、完璧すぎる存在へのおぞましさ半分といったところだろうか。とにかく嫌いだった。

それが、平昌五輪で変わった。

もともと好きではなかったので、あまり見てなかったために今まで気付いてなかったことは多かったのかもしれない。動画などで彼の演技をとりあえずおさらいするくらいのことはしていたが、ただの流し見で足元までは注視していなかったので、今までも同じことはあったのかもしれない。

しか自分は今回で始めて気付いた。

ショートプログラム、怪我でずっと休んでいたのに素晴らしい演技だった。相変わらず魅力は感じなかった。でもやっぱりすげぇ奴なんだなと思った。

問題フリープログラムだった。

冒頭の4回転サルコウ、着氷時にフリーレッグが表面に触れた。

これは両足着氷の判定になるはずの降り方だった。きっとそれは本人が一番わかっているはずなので、いつもの通りすごいリカバリーをしてくるのだと思った。

4回転トゥーループまさかのザヤック規約抵触した。

彼も怪我でしばらく氷に触れていなかったとのことだったので、まだ本調子でないのかもしれない。後半は失速し、3回転ジャンプの着氷も乱れ、ステップパートは彼らしい気迫が見られたが、繋ぎスケーティングは遅く、これは宇野ハビエルの演技によっては金メダルを逃すかもしれないと思った。

しかし実際はそんなこともなく、フリーレッグのことはなかったかのように満点のGOEがつけられ、後半明らかに滑りきれていなかったスケーティングも素晴らしく加点され、彼は金メダルを獲得した。

このような事はこの競技ではよくある。

演技以上に何故か不明瞭な加点減点がされる、それはもう10年以上もこの競技を蝕む癌のようなものである銀メダル銅メダル選手にも、それがないわけではないことは知っている。

しか自分が嫌いになった羽生結弦プライドが高く、スケートにひたむきで、「全員がノーミスの中圧倒的に勝ちたい」と発言するなど、誰よりも高みを、競技の成長を望む人物だった。こんなことで満足するわけないと思った。不正な採点をされたとまでは言えなくとも、「満足はしていない」くらいは言ってくれると思った。

それなのに現実羽生結弦は涙を流して連覇を喜び、他の選手の肩を抱いて健闘を称え、とても満足げだった上にあろうことか「演技が終わったときSP僅差の2人が後ろに控えてるにも関わらずに、だ)勝ったと思った」とメディア発言した。

なんだそれは。

見間違いだっただろうかと何度演技を見直しても、フリーレッグの着氷を主張するように削られた氷が飛ぶ。

安藤選手が「もっと流れのあるサルコウを飛べるはず」と完璧ではなかったことを指摘する。

首相が祝電で後半の疲れを指摘する。

さらには怪我だ。彼が発言する度に矛盾が生じる。

右足靭帯損傷で全治何週間とか報じられていたのにも関わらず、検査ができてないとか注射ができない位置だとか(注射ができない足ってなんだ)、まぁ紆余曲折あってあんまり良くないので団体は欠場、痛み止めを飲んで競技に臨みました!と言っているのに、よくないはずの右足を携えて表彰台に勢いよく飛び乗ったりする。その後のインタビューではやっぱり「良くない」と言うのに、21日の練習では問題なくアクセルジャンプを飛びまくる報道があった。日の丸大事にするくせに団体戦は休むほど重症だった足は、ある日突然治るものなのだろうか。

嫌いになった羽生結弦はこんな人間ではないと思っていた。

おまけに怪我の休養が明けて五輪に出たらまぶたが二重になっている。

多分、これからもずっと羽生結弦が嫌いだ。

2018-02-19

私的牛丼チェーンランキング

1位 松屋

pros
  1. メニュー豊富で、そのどれもが大きくハズレることはない。牛丼チェーンの優等生
  2. 味噌汁無料でつくのが嬉しい。あの味噌汁別に美味くないけどそれでも嬉しい。
  3. コミュ障歓喜の食券制。
  4. 地味に嬉しいのが、持ち帰りのとき具と飯をセパレートにできること。汁でびちゃびちゃになった飯を食わずに済む。
cons
  1. 一つだけケチをつけるなら、どこの松屋清潔感がない。他の牛丼チェーンに比べても悪い。普通に床にゴミとか落ちてる。

2位 吉野家

pros
  1. やっぱ牛丼は一番美味い。絶対王者の貫禄がある。
  2. 店の清潔感ピカイチだし、接客も良くて、やはり絶対王者の貫禄がある。
cons
  1. メニューの少なさがネック。昔に比べてだいぶ増えたとはいえ、他の牛丼チェーンに比べると弾不足の感が否めない。

3位 なか卯

pros
  1. 他の牛丼チェーンとは一味ちがう、個性的ラインナップ。そばとかうどんとか。
cons
  1. 行くたびに思ったより高くてビビる吉野家牛丼チェーンのなかでは価格帯高めだけど、それに見合った高級感があるので許せる。でもなか卯は安っぽいのに高くてビビる

4位 すき家

pros
  1. スプーンがついてる。
cons
  1. 美味しくない。

2018-02-18

メランコリックな夜

羽生くんが金メダルを取った。

感動と興奮とが一気に押し寄せ、それと同時に無事滑り終えた安堵感が綯い交ぜになり、私は感極まってしまった。

彼のファンなら皆、彼の演技を祈るような気持ちで見ていただろう。

私もその一人だ。

ファンではあるけれども、フィギュアに詳しくない私はアクセルフリップの違いもよくわからない。

そんな中途半端な私にも見終えた瞬間に「素晴らしかった」と思える演技だった。

表彰台笑顔で上る彼を見ていて湧き上がるのは感動、興奮、安堵の感情

そして、私はその裏にある自分のもう一つの感情に気づいてしまう。

憂鬱である

彼はソチから4年間、絶対王者としての意地、国を背負うという重圧、様々な葛藤の中で選手としても、一人の人間としても大きく成長し、今日私たちを大きな感動に包んでくれた。

彼の4年間は間違いなく波乱に満ち、また誰よりも努力した濃厚な時間だったことは容易に想像できる。

私の4年間は。

私の4年間、あのソチからの4年間。

あの頃大学生だった私は、今、「自分の夢を追う」という名目フリーターという心細い身分を自ら選択し、人生迷路に絶賛迷い中である

人に誇れるものでもなく、かと言って破滅的というほどでもなく、惰性的に夢を追う若者ありがちな堕落した時間を送ってしまっている。

羽生くんの演技による興奮なのか、自分の不甲斐なさに対する憂鬱からなのか、私は真っ暗な布団の中で時計が深夜3:00を過ぎても眠ることが出来ずにいた。

眠れないまま布団の中にいると、脳内走馬灯のように私の4年間のなかの少し印象的だった出来事や思い出なんかが駆け巡る。

そして、私は一つの出来事を思い出す。

大学進学とともに東京に出てきた私が、少し東京という街に慣れ始めた頃。

私は友達とともに有名大学の文化祭に足を運んだ。

自分大学とは違う、歴史的な校舎の作り等に感心しながらなんとなくお祭り気分を堪能していると、ふと見知った人の顔が目に入った。

Aくんだ。

高校一年生の春から夏へと季節が移り変わる頃、「ねえ、Aくん、増田のこと好きなんだってよ」と人づてにAくんの名前を初めて聞いたのを覚えている。

私はその時、Aくんの名前と顔も一致せず、「誰か知らないし、話したこともないし、なんかの間違いなんじゃない?」みたいな返事をしたのを微かに覚えている。

自分で「間違いなんじゃない?」なんて友達に言っておきながら、私はそのAくんの苗字を忘れられず(Aくんはちょっと珍しい苗字だった)、頭の片隅になんとなくそ苗字が引っかかっている状態が続いた。

次にAくんの名前を聞いたのは、同じ高校に進学した幼なじみからだった。

一緒に文化祭自由時間のんびり過ごしていると「Aくんって知ってる?」と突然聞かれた。

名前だけしか知らないので、「知らない」と答えると、「ジャニーズの〇〇くんにちょっと似てるんだよ。あっ、ほら、あの人」と控えめに指さす。

指の先には確かにちょっとジャニーズの○○くんに似てると言えなくもない男の子が歩いている。

私自身、あまり惚れやす性格でもないため「あの人かー」という感想以外特になかったのだが、それでもやっぱり高校生なのでちょっとキドキしたりして、勘違いかもしれないのに馬鹿だなとか思ったりして――。

でも、なんとなくAくんも私を意識してるような気もして――。

なんだかんだ廊下ですれ違ったりするとき意識してしまったり、今考えても自分の単純さに呆れる。

国語テストの成績上位者の紙で名前前後に載ったり、何度か運命的な(?)出来事もあったりしたものから余計彼を意識するようになってしまったのかもしれない。

ここまで読んでくれた人はこの後、高校時代、私とAくんが付き合う展開が待ってると思うかもしれないが、私とAくんはなんとその後、卒業まで一言言葉を交わさなかった。

現実少女漫画のようにいかないらしい。

そんなAくんがたまたま行った大学文化祭ギターを持って少し目の前を歩いている。

見間違いかと思ったが、向こうも私に気づいたようで、こちらを注視しており、私は謎の気まずさと恥ずかしさとで完全に見ない振り。

私とAくんが通っていた高校東京とは縁もゆかりも無い田舎だった。

そんな田舎高校しかたことがなかったAくんが目の前に、東京に、たまたま来た文化祭にいる。

私も相当に驚いたが、Aくんも相当驚いたのだろう。

しばらく物陰からAくんの視線を感じた。

それでも気付かないふり――。

だって、話したことないもん。

深夜3:00、羽生くんによって開かれた記憶の扉によって、私は一つの衝動に駆られる。

「Aくんが今どうしてるか知りたい!!」

喋ったこともない相手の近況を知りたいなんて、私とストーカーの違いって果たしてなんだろうと一瞬踏みとどまるもやはり衝動はおさまらない。

真っ暗な部屋で布団の中からスマホに手を伸ばす。

Google検索欄に入力しようとして、我に帰る。

「Aくんの下の名前ってなんだっけ?」

国語テストの成績表で私の名前の上にフルネームで載っていたのに……。

なんだっけ……。

正攻法じゃわからないと考えた私は次に検索欄に Aくんの苗字+自分の母校+彼を見かけた大学名 を入力

すると簡単にヒットした。

彼のフルネームがわかったところで、またGoogle検索

すると彼がバンドマンなこと。

ライブをちょこちょこやっていること。

音楽に詳しくない私でも知っている大きなフェスの小さなステージに出たこと。

そんな情報ポロポロと出てきて、「頑張ってるんだな」と笑みを漏らすとともに、湧き上がる一つの感情に気付く。

そう、憂鬱である

Aくんもまた、夢に向かって4年間駆け抜けてきたのだろう。

それに比べて私は――。

言ってしまうと、私も全く頑張っていなかったわけじゃない。

私の夢を叶えるべく、その道のプロとなんとかコネも作ったし、その人たちに評価されようといくつか作品も作った。

でも、プロにかけられた言葉非難の嵐で、私はプロ評価される度に夢に対する熱意、情熱を失い、失速していった。

夢にほんの少し近づいて持った感情希望なんかじゃなく、絶望だと気付いた時、私は精神バランスを崩しやすくなり、自分の弱さにまた失望した。

ここ半年作品を作ることもできず、ただただ漠然とした不安単純作業非正規労働で埋める毎日

そんな自分が情けなかった。

そんな私には最近、昔好きだった、自分が憧れていた作品をもう一度見返す機会があった。

久々に心を揺さぶられた。

もう一度、いや、何度でも自分の夢に再挑戦したい。

そういう気持ちがふつふつと湧いてきたのだ。

僅かな希望を胸に抱いたところで、私の人生のちっぽけさは変わらない。

メダリストとは月とスッポンの差だし、駆け出しのバンドマンの足下にも及ばない。

皆それぞれ、人生をがむしゃらに走っている中で私が歩みを止めてしまった4年間。

その4年間を悔やむとともに、彼らの4年間を讃えたいと思うこの感情を色で表すと、きっと夜明け前のような仄暗く、それでいて深い青と紺を混ぜたような色なんじゃないかと思う。

それぞれの4年間に想いを馳せる夜。

そんなメランコリックな夜が今、明けようとしている。

2018-02-04

anond:20180204233705

気持ちは分かるけどさー

そりゃ既婚者が、日本未来のために子供産んでくれたのなら、独身だってありがとうございます既婚者様」ってなるけどさー

結果的日本未来に貢献してはいるけど、子供作る人って、「日本のために」「国が滅びるから」って気持ちで作ってなんかないでしょ?

欲しいから作ったんでしょ?

日本のために作ったの?自分のためでしょ?

自分が欲しくて作ったのに、文句を言うから、疑問に思ってるんだと思う

日本のために子供作ったんだからもうちょっと融通してよ!なら、その通りだわかりました。ってなるけどさ。

将来に貢献してるってのは結果論であって、じゃあもし、国として、人口増えすぎで、子供は作らない方が喜ばれる、まあ作ってもいいけど、ってなったら、増田は作らないの?日本のために

欲しいから作るでしょ?

既婚の人は何かにつけて、子供がいないと日本未来が、っていうけどそんなの後付けにしか聞こえないんだよね

 

そーはゆーても、子供は国の宝だと思うので、既婚者の人には感謝してるし、いろいろ大変かもしれないけど、他人に後ろ指指されることも馬鹿にされることもない絶対王者勝ち組なんだからなんで苦しむのかよくわからないわ

独身なんて自分もだけどただの負け組なんだから何言われてもほっときゃいいじゃん。

増田勝ち組なんだし

不公平って増田はいうけど、そんなの子供の笑顔で帳消しで幸せなんじゃないの?既婚の人って

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