1位はポケモン!キャラクター「メディアミックス」総収益の世界ランキングに日本の底力を見た
ジャンプに属する作品の弱みは時流に応じてドル箱作品が入れ替わってしまうことだ。
対してベビーグッズはほぼアンパンマンのデザインで独占されている。親にはアンパンマン以外の選択肢がほぼない。
これまでもそうであったようにアンパンマンは乳飲み子の絶対王者であり続ける。新たなコンテンツが台頭してアンパンマンと対等にパイを奪い合うという事態になることは考えづらい。
長期的に見ればしょせんジャンプの一作品である鬼滅はアンパンマンに対して万に一つも勝ち目がない。ジャンプ発、それ以前に一介の漫画雑誌発であるという性質上、時代とそれに伴う人々の関心の変化というに制約には抗えないからだ。
アンパンマンはベビーグッズのシェアを半ば独占しているので多少の少子化傾向もどうってことない。上位のキティーちゃんやミッキーやプーさんはもう少し対象年齢が上で、それなりに競争が激しい。こちらもいずれアンパンマンに飲み込まれるだろう。