はてなキーワード: 屋根とは
ソース(星条旗新聞): https://www.stripes.com/news/protests-on-okinawa-aren-t-always-what-they-appear-to-be-1.222240
沖縄では反基地運動の人々のふりをした右翼活動家が「カーブボール活動」をしている。これは、過激な反基地活動を装うことで、反基地運動から人々を遠ざける戦術となっている。これは、中国に対してスキを見せる行動かもしれないし、そうでないかもしれない。分断はさけるべきであろう。
との内容。
中国の軍服をまとった沖縄の2人の抗議者。彼らの小型車には北朝鮮の創設者金日成(キム・イルソン)現職の金正日(キム・ジョンウン)夫人と中国共産党の毛沢東が貼られている。
街宣車に乗っていたKiyotaka Itayaは、沖縄での最近の過激派の中国と過激派の北朝鮮のデモを「カーブボール」戦術と呼んでいる。
この65歳の退職者は、「新しい憲法をつくる国民会議」と呼ばれる右翼のグループに所属している。
彼と他の20人のグループメンバーは、実際のデモンストレーションの中で偽の反左派抗議を繰り広げ、島の反米軍事運動を弱体化させ、野党を中国と北朝鮮と結び付けることによってより穏当な沖縄の活動家を撃退することを望んでいると、ItayaはStars and Stripesに語った。
ここでは両国(訳注: 中国と北朝鮮)が広く嫌われている。 怒った沖縄人が、グループの乗り物に岩を投げ、中国と北朝鮮の旗を屋根から壊そうとした、と彼は言った。
偽装抗議に出向き、マスクとサングラスを身にまとったItayaは言う。「反米集会に参加している人々は、「私たちはここにいることで北朝鮮や中国を支援しているのか」と言う」。
沖縄の海兵隊員と米軍団は、沖縄の地元の反軍事感情はそれほど広がっていないと主張し、抗議行動についてスター・ストライプスやその他のジャーナリストに警告した。
ロバート・エルドリッジ(G5計画・Liaison Office for Marine Corps Bases Japan)アシスタントチーフは、大規模な抗議行動は、東京から飛び込んだ教員組合や労働者団体などの外部団体や専門家グループによって組織されていると言う。
彼は、普天間飛行場での反基地活動家に偽装している右翼を知らなかったが、Itayaが偽の抗議活動を行っていることも聞いたとのことだ。
新しい憲法をつくる国民会議は、「カーブボール」戦略によって反米抗議を脅やかしているのかもしれない。
しかし、右翼グループは実際に沖縄に対する米軍の利益をさらに進めることを望んでいると語った。長年にわたる国民の反発とデモで停滞してきたが、日米の長年の合意に沿って、 普天間は移設するべきだとItayaは言った。
沖縄平和運動センター事務局長のHiroji Yamashiro氏は、木曜日から始まる予定の米軍基地周辺の一連の抗議行進を主導している。毎年、1972年の米国の占領から沖縄が日本の統治に復帰したことを記念して、沖縄人達は記念日の間に拠点を行進する。
Yamashiro氏は、中国の偽名の中国の抗議行動を「汚いトリック」と呼んだ。
「沖縄に反米と反日を装う抗議集会をイメージした写真や画像が放映されたとき、間違ったメッセージが本土に伝えられることが懸念されている」とYamashiro氏は述べた。
長期的な沖縄抗議運動の低下は、海外からの新たな脅威によるものと思われる。
Itayaのグループは、米国のプレゼンスに対する揺るぎない支持を、中国の領土的野心によって正当化していると考えている。
中国の学者と中国の最高級軍人は、無人の尖閣諸島に対する何年もの緊張と暴動の後、今月、約140万人の住む沖縄の所有権を問うことで紛争を激化させた。
Itayaなどの右翼は、米軍が島から撤退された場合には、中国の土地奪取や侵攻の恐れがあると主張する。
「力のバランスが落ちれば、それは起こりうる」と彼は語った。
最近の日本の世論調査では、沖縄の90%近くが中国の領土野望に懸念を示している。
しかし、中国のセンセーショナルな公式声明は、煙と鏡の戦術かもしれない。
「中国は沖縄の反応を今や耳にしている」と軍の役員が訓練されている防衛大学校の国際関係教授であるTomohide Muraiは語った。
胡錦濤国家主席は、このコメントが、東京に不満を持ち、米軍基地のホストとしての役割に長い間不満を抱いてきた沖縄の国民の支持と誇りの高まりを引き起こすことを期待していると語った。
沖縄での中国の活動は、さらに本土から日本を分離し、尖閣の支配などの領土紛争で中国の地位を強化する可能性がある、とMuraiは言った。
水曜日、活動家の小グループが、沖縄が日本から分離して独立国家になることができるかどうかを研究すると発表した。これは沖縄と日本のメディアによって報告された。
中国の指導部が真に「沖縄を所有していると信じている」、あるいは「日本の領土を占領しようとしている」とは思わないとMurai氏は述べた。 「彼らは主張を信じているわけではなく、日本を分裂できるかどうかを見守っている」
Itayaの偽装デモがこのような中国の目的を助けるか妨げるかどうかは不明である。 Itaya氏は、今週の那覇での反中国行進でも彼のグループが参加したと語った。
Muraiは、中国本土との関係に影響を与える国民の反発がなければ、中国は沖縄に対する、日本の主権への挑戦を放棄する可能性が高いと述べた。
「日本が今やるべきことは、結束することで、国家を分裂させることは避けるべきだ」と述べた。
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誰が本当に沖縄、ないしは「日本」を愛しているのだろうか。日本人同士が仮面をかぶって石を投げ合い、意見は分断され続けている。基地の是非は議題にあげる価値のある問題だが、議論をせずに石を投げ合っているだけの人々がおり、ちゃぶ台自体が破壊されつつあるのもまた事実である。
今年の全米オープンは酷暑に見舞われてリタイア続出だったんだけど、
女子決勝が行われた日の外気温は22度だった。
なのにアーサーアッシュスタジアムの屋根は閉じられていたため、
その前の大阪なおみとの試合では、セレナはなおみたんに負けている。
第1セット、序盤からセレナらしくないミスを連発し、なおみたんにリードを許すセレナ。(注1)
セット終了時に、選手席のコーチからアドバイスを受けたとしてセレナがコーチングの警告を受ける。
セレナは「私はそんな卑怯な事は今まで一度もやったことはない」と抗議。
それに対して主審はほぼ何も言わないので、セレナは自分の主張が認められたと考えていた。
普通だったらここで「私もそう思うけど運悪くそう見えざるを得ない状況だったので、仕事柄警告しないわけにはいかない」とでも言っておけば
セレナは矛を収めた筈なのだけど、主審はなんのリアクションもしなかった。(注2)
第2セット、サービスをブレークされセレナがラケットを折って警告(これは妥当な警告)
コーチングの警告とラケット折りで累計二つの警告となり、セレナはポイントペナルティーとなる。
ペナルティーをとられたゲームが終わった後で、コーチングの警告が撤回されたとばかり思っていたセレナは
コーチングの警告に対してまた訴える。
朝日の新聞記事だとポイントペナルティーに怒ったように書いてあるけれど、
セレナは徹頭徹尾「コーチングなどというチートなことを私はしない!」と言って怒っていた。
セレナ「私がそんなことしない人間だと、あなた知ってるでしょ」
主審 無言
主審 無言
主審 無言
ゲームが再開され両選手立ち上がったところで主審はセレナに対してゲームペナルティーを宣告。(注3)
「うそつき」に対しての警告で、累計3回の警告でゲームペナルティーになったらしい。
これで第2セット3-4が5-3になる。既にワンゲームダウンだったセレナは貴重なブレークチャンスを失う。
これには場内騒然。
セレナはレフェリーを呼んで、暫し訴えた後、納得はしていないが従うと述べて試合復帰。
このあとセレナは、この状況から考えればかなり良いプレーをし自分のサービスゲームはきちんと守ったものの、
(注1)
確かにセレナは調子が悪かった。新聞記事にも、ペナルティーがなくてもセレナが負けていたという観客の声が載っている。
でもどんな不調でも、微かな契機を掴んで調子を戻し逆転勝利に持ち込めるのがトップ選手。
もしペナルティーでここまでこじれなかったら、フルセットにもつれ込んで歴史に残る名勝負になった可能性もあった。
(注2)
それに対して主審は何故その判断に至ったかをきちんと説明している。
少なくとも私が観てきた試合ではそうだった。
ごねるけれど、審判は選手を試合に復帰させるべくすかしたり脅したりと、あの手この手で選手を言いくるめている。
(注3)
これが今回最大の争点ではと思う。
更に警告を出すとき、主審はその前に「警告だすよ」と口頭で脅しをかける。
たまに突然警告を出す場合もあるけれど、それはその前に散々言い聞かせ、「警告を出す」といっていたのに
その時は、選手が納得せずとも観客がこれならやむを得ないと納得するのだが、今回この流れで出たゲームペナルティーを納得した観客がいたのだろうか。
私がこの試合をみて思った事。
この試合について直後から差別だという非難があって、私もそう思う。
この試合の障害は主審と選手のコーチングへの認識の相違であり選手そのものではない。
主審は相違の溝を埋めようとしたのだろうか。それをせずいきなり選手の排除に動いたように私にはみえる。
決勝で男子選手にゲームペナルティーを科して試合の結果を決められるのかと。
セレナが大人しく従っていたらよかったのではとは私は思わない。
セレナは過去にも、コートサイドの愚痴を(コート内で言ったわけではない)わざわざマイクで拾われ、
それに対して大々的な批判をされた。
この時も当然ながら「男子はもっとひどい事を言っているのに騒がれないのは何故か?」という声がでた。
命に関わる病気(血栓症)のために着ていたウェアを「品位にそぐわない」として禁止した全仏のキャットスーツ騒動も記憶に新しい
。
何度も何度も、あげつらわれ嘲笑され、人格を否定されてきた経験の積み重ねだったセレナに、そうでなかった人と同じ態度を求めるのはフェアではないと思う。
そしてセレナが騒いできたからこそ、テニス界の差別が少しはよくなって、錦織や大阪が過去の東洋人選手よりは活躍できるようになったとも言える。
忘れてはならないのは、セレナは抗議はしたが最終的にはペナルティーに従い、なおかつ表彰式では鳴り止まないブーイングを制止し
会場をコントロールすることで女王の貫禄をみせつけた。短気で怒ったわけではないのはこれをみてもあきらか。
「自身の立ち居振る舞いが恥ずかしいと気づいたのか」などと書いた新聞記者は恥を知れと言いたい。
ユーゴスラビア紛争の真っ最中に彗星の如く現れた、セルビアのモニカ・セレシュは試合中に出す声が大きいと散々揶揄され、
アメリ・モレスモはレズビアンであったためか、試合に勝つ度に「本当に女なのか」「検査しろ」などなど、デリケートに扱うべき問題をあげつらわれた。
これらに誰も何もいわなかったら、今のテニス界はどうなっていただろう。モレスモはマレーのコーチを務めていただろうか?
抗議することは重要だと思う。
https://digital.asahi.com/articles/ASL9944QGL99UTQP01G.html
某所で連れ去りの話について、その後どうなったのかが分からずモヤモヤすると言うコメントを見かけたんで、私が見た事例について語ってみる。
もう10年程前の話で、連れ去りではなく、正確に言えば声かけ事案になった話。
ショッピングモール程は大きくなく、建物は数件あるイオンでのお話し。
平日の日中のこと、引っ越して数日だったのでまだ町に慣れてなかったので、イオンをぶらぶらしてた。
映画を見てちょっと買い物をしようと道路を渡る歩道橋の上でそれを見かけた。
歩道橋は普段からあまり使用者がおらず、使われているのは主に横断歩道なのだが、イオンのそれぞれの建物の2階を繋げている。
それぞれの建物の2階は、駐車場、ゲームセンター、それと買い物できる建物の用品店などが主で、広くて屋根がある。
だからか、連れてこられた子どもがつまらなくなって遊んだりしているのをよく見かけていた。
その日は平日で、引っ越したばかりだったので、買い物をよくすることになるであろうイオンをぶらぶらしてた。
ゲームセンターの様子を見てから、ついでに本屋に寄ろうと買い物できる建物の方へ行く為に直接渡れる歩道橋に出るドアを開けた。
反対側の広くなっている部分で、幼稚園程の女の子一人がしゃがんでいた。遠目にはしゃがんでいる所しか分かってなかった。
ぶらぶら歩道橋の上からもう少しは食べ物屋さんとかないかなーと通りを眺めながらゆっくり歩いていると、対話が聞こえてきた。
「そうか、そうか、じゃ僕と一緒にいこうか」
「ヤッ!」
「一緒に来たら、ケーキを食べさせてあげよう」
「ヤッ!」
え、と思って、あらためてその二人を見ると、女の子は体育座りの腰を上げたような状態で丸くなっていた。
顔はよく見えなかったけど、丸めた膝に押しつけるようにして隠してた。
男性の方はフリースを着たいわゆる休日のパパ風味の格好で、のぞきこむように屈んで話しかけていた。
正直、判断はつかなかった。
父親かもしれない(そういう会話をしている家庭なのかもしれない)。
親戚の人かもしれない。
近所の知り合いの人なのかもしれない。
そもそも父親で喧嘩中なのかも、イヤイヤ期ってきいたことある。
色々と浮かんだが、どうしたものかわからず心臓がバックンバックン鳴っているのが分かった。
まだ近づききっておらず、男性は夢中になっているのかこっちに気がついてない様子だった。
「あのう……」と声が出てしまい、一瞬びっくりした。
男性はばっと顔を上げて、目に見えてうろたえていたのが分かった。
ただ、それでも確証がなく、どうしたものか、と混乱しながら「道を聞きたいんですけど」と続けた。
こっちはうろ覚えなので、どんな会話をしたか正確には覚えてない。
なんとなくこんな感じだった。
「あ、は、はい」
「いや引っ越したばかりで、よく分からなくて、お店なんですけどね、えーっとなんて言ったかな、いやー最近物忘れをするがあって」
という感じで、世間話にしようと、一方的にべらべらしゃべったのは覚えている。
すると、女の子がパッと飛んで(本当に飛んだみたいだった)ダーッと建物の方へ駆けだしていった。
男性はそっちを見た後、こちらを凄い目で一瞬睨んで、「今忙しいんで」と吐き捨てた後、私が来た方へ足早に去っていった。
えって言う間もなかったし、もう心臓が凄いことになっていたから、追いかける気は起きなかった。って言うかそういう発想がなかった。。
っていうか、こういう時どうしたらいいんだ? とか思って呆然として、子ども戻ってきたら話聞いた方がいいのか? とキョロキョロしていた。
多分、5分ぐらいぼうっとしてたんだと思う。
その間誰も通らなかったんだけど、何かした方がいいんだと考え続けて、あ、警察とようやく浮かんだ。
ただ、電話ではなく、交番がイオンの一番はずれにあると、思ったので、そっちへ行った。
幸いというか一人警察官がいて、しかしどうしたらいいんだか分からないんで、とにかく事情をはなしてみた。
その時の会話は大体こんな感じだったと思う。
「すいません」
「はい、なんでしょうか」
「そこの歩道橋で女の子に声を掛けていた男性をみかけたんですが、どうしたらいいんでしょうか」
「え、その人はまだいますか?」
「いえ立ち去った後で、女の子もイオンの中に入って、そのまま戻ってこなかったので」
「あ、はい」
「さっき?」
「はい」
「その男性は今どこにとかは?」
「あ、立ち去った後ちょっとぼうっとしてしまったので、そこまで見てませんでした。ゲームセンターの方へ歩いたのは分かるんですが中に入ったのか降りたのかまでは……」
で、その後警察官が男性の服装や容貌を聞いて、無線で連絡、さらに詳しいお話しをという事で中に入れてもらい、少し待って下さいと言われて、ぼんやりとパイプ椅子に座ってた。
多分見廻りの人に連絡したんだと思う。
その連絡をした後、調書(なのかな?)を取り出し、「あらためて詳しいお話しをお聞かせください」と言われて、話をした。
で、「ご協力ありがとうございました、後はお任せ下さい」と言われた。
「えーっと、こう言うのってこれで終わりなんですか?」
「はい。もしかしたら、あらためてお伺いする場合もありますが」
「うーん、何とも言えないですね。お話しだけだと、それだけで何かできるかどうかと言うのは判断できませんので」
「ええ、でもちゃんと関係者には注意喚起をしますし、警邏中の者も気をつけますから」
「そうか-、なにもできなかったんですかねー」
「いえいえ、十分なご協力ですよ」
で、まぁ、こんなやりとりがあって、私個人は終わり。
その後、町内会の連絡網の中にこの話が載っているのに、数日して気がついたぐらい。
その後どうなったりしたのかは分からずじまいで、また別の町へと引っ越した。
こういうのは捕まったりしない限りは決着はないんだろうなぁ。
そして大抵の場合は犯罪要件を満たさないので(連れ去りなどの行為があれば別だろうし、被害者ならもっと話は別だろうが)、通報者程度だとこの程度。
お盆に田舎をドライブしたのだけど、信号待ちで少し衝撃的な住宅団地を見た。屋根はコンクリート瓦で、外壁は錆びたトタンと木造の戸箱、汲み取り式トイレの煙突が基礎のマンホールから出ていて、築50年はたってそうなボロ屋の1階建てが、10軒くらい並んでいるのだけど、うち2軒には人が住んでいるようだった。とても人が住めるような住宅には見えないのだけど、これは健康で文化的な最低限度の生活と言っていいのだろうか。ここに住んでいる人はそれで満足なんだろうか、役所の人はこれで問題ないと思っているのか、地元の議員は、などと思っていたら信号が青になって走り出した。住んでいるのはきっと老人なのだろう。建て替え交渉が難しいのかもしれない。予算がないのだとしたら将来はどうなるのかと、少し心配になった。
辛くて辛くてどうしようもないので増田を書いている。
生後6ヶ月で足が立たない病気になり、車椅子で歩行訓練などしてみたがやっぱりダメで、仕方なく家の中で世話をしていた。
はじめのうちは前足をたたんで上半身を起こすことができたから、自分でエサの桶に顔を突っ込んで食事ができた。
でもだんだん関節が動かなくなり、横たわった状態で頭にまくらを敷いてエサの葉っぱやなんやを口に入れてやらないと食べられなくなった。
最後の1ヶ月は食欲がなくなってしまったので、オートミールでおかゆを作ってシリンジで口に流し込むしかなかった。
床ずれができないように、人の介護用ムートンの敷物を敷いて、1日6回寝返りをさせた。(体重が80kgもあったけれど、工夫して一人で寝返りさせられるようになった。最後まで床ずれはできなかった。)
大好きな柿の葉っぱを取るために崖を登ったり屋根に上がったり。庭に柿の苗を3本も植えたりしたけど、大きくならないうちにヤギは死んでしまった。
なきがらは家畜衛生所の職員が来て引き取って行った。「毛並みがいい。大切にされていたんですね」と職員は言った。去っていく車に手を合わせたら、涙があふれてきた。
今、部屋にはムートンマットとおしっこのついたペットシートがあるけどヤギの姿はない。このことにただ呆然としている。
クリクリした目と笑っているような口元でおいしそうにシリンジの水を吸い込む様子を見るのが好きだった。
もっともっと生きていて欲しかった。ずっと一緒に生きようねと言っていたのに。
昨日の昼、血尿が出て医師を呼んだ。点滴、抗生物質、強肝剤など気休め的な治療。そして未明に急変。苦しそうにしていた時間はわずか10分あまり。うろたえてただ後ろから首を抱いて腹をさすっていたらあっという間にこと切れてしまった。呼吸が静かに遠のいていったのである。いまわのきわの出来事は恐れていたほどショックじゃなかった。あっという間に、こちら側から死へともぎ取られて行ってしまった。
さて、これからどうしよう。とりあえず落ち着いたら、大型偶蹄類が足腰を痛めたときの介護のやり方をまとめてブログでも書こうかな。
ちょっと前に話題になった中古車にはひさし(ドアバイザー)がない、っていうのだけど
タバコを吸う人が雨の日に駐車場で待ってる時にどうしても車内で吸いたい、っていう人が付けるものであって
「雨の日に窓を少し開ける」とか「暑い日に少し開けて駐車しておく」とか言う人いるけど
雨の日はエアコン付けるべきだし、窓を開けて駐車とかは絶対止めておいた方がいい
おまけにドアバイザーがあると高速運転時の空気抵抗になるし、音の原因にもなるし、洗車の時に邪魔だし、まったく役に立たない
じゃぁなんでみんな付けてるのかっていうと、新車で買うときの基本オプションに入ってるからだ
なぜかほとんどの日本車は基本オプションを付けないと足マットすらない
だからみんな当たり前に基本オプションを付けるんだけど、その基本オプションのほとんどにドアバイザーが付いてくる
だいたい4パターンぐらい用意されてるんだけど3パターンぐらいはドアバイザーが付いてくる
だから何も考えないで選ぶとドアバイザーがついてくることになる
で、わざわざドアバイザーを選ばない人はどういう人かっていうと、車の見た目にこだわる人だ
それも当たり前で、自動車は設計する時にドアバイザーのことは基本的に考えていない
どこの自動車メーカーでもいいからホームページに乗ってる車の写真を見て欲しい
当たり前だがドアバイザーは付いていない
そりゃオプション品だから付けない写真なのは当たり前だが、付いていない状態の見た目が最もかっこよくなるようにデザインされてる
スポーツカーでもミニバンでも軽自動車でもみんなドアバイザーが付いていない状態の見た目を最大化して売ってる
クーペってのがどういう車かっていうと、ドアのガラス上部にフレームがない、ガラスがむき出しの車のことを言う
つまりドアの上部にドアバイザーを付けられないので、ドア上部の屋根につけることになる
そのままだとドアバイザーにガラスが接触して窓を開けられないので、なんとドアバイザーが水平に付いている
驚くほどダサいから基本的にクーペ買う人はドアバイザーを付けない
なので、見た目がカッコいいようなスポーツタイプの車とかは基本的にドアバイザーを付けない人が多い
それを証明するように基本オプションでドアバイザーのないプランを選ぶとエアロが付いたりして少し割高になったりする
外車も基本的に見た目を気にする人が多いという理由で付けない人が多い
日本人が日本車に付けている謎のアクセサリーといっても過言ではない
一方で中古車にドアバイザー付きの少ない理由はなぜか、というと少し事情が変わる
中古車でドアバイザーが付いていないのは試乗車であることがほとんどだ
試乗車は基本オプションなんて付けないからドアバイザーも付かない
それだけの理由になる
これを読んだ人は自動車を買う時によく考えて欲しい