ちょっと前に話題になった中古車にはひさし(ドアバイザー)がない、っていうのだけど
タバコを吸う人が雨の日に駐車場で待ってる時にどうしても車内で吸いたい、っていう人が付けるものであって
「雨の日に窓を少し開ける」とか「暑い日に少し開けて駐車しておく」とか言う人いるけど
雨の日はエアコン付けるべきだし、窓を開けて駐車とかは絶対止めておいた方がいい
おまけにドアバイザーがあると高速運転時の空気抵抗になるし、音の原因にもなるし、洗車の時に邪魔だし、まったく役に立たない
じゃぁなんでみんな付けてるのかっていうと、新車で買うときの基本オプションに入ってるからだ
なぜかほとんどの日本車は基本オプションを付けないと足マットすらない
だからみんな当たり前に基本オプションを付けるんだけど、その基本オプションのほとんどにドアバイザーが付いてくる
だいたい4パターンぐらい用意されてるんだけど3パターンぐらいはドアバイザーが付いてくる
だから何も考えないで選ぶとドアバイザーがついてくることになる
で、わざわざドアバイザーを選ばない人はどういう人かっていうと、車の見た目にこだわる人だ
それも当たり前で、自動車は設計する時にドアバイザーのことは基本的に考えていない
どこの自動車メーカーでもいいからホームページに乗ってる車の写真を見て欲しい
当たり前だがドアバイザーは付いていない
そりゃオプション品だから付けない写真なのは当たり前だが、付いていない状態の見た目が最もかっこよくなるようにデザインされてる
スポーツカーでもミニバンでも軽自動車でもみんなドアバイザーが付いていない状態の見た目を最大化して売ってる
クーペってのがどういう車かっていうと、ドアのガラス上部にフレームがない、ガラスがむき出しの車のことを言う
つまりドアの上部にドアバイザーを付けられないので、ドア上部の屋根につけることになる
そのままだとドアバイザーにガラスが接触して窓を開けられないので、なんとドアバイザーが水平に付いている
驚くほどダサいから基本的にクーペ買う人はドアバイザーを付けない
なので、見た目がカッコいいようなスポーツタイプの車とかは基本的にドアバイザーを付けない人が多い
それを証明するように基本オプションでドアバイザーのないプランを選ぶとエアロが付いたりして少し割高になったりする
外車も基本的に見た目を気にする人が多いという理由で付けない人が多い
日本人が日本車に付けている謎のアクセサリーといっても過言ではない
一方で中古車にドアバイザー付きの少ない理由はなぜか、というと少し事情が変わる
中古車でドアバイザーが付いていないのは試乗車であることがほとんどだ
試乗車は基本オプションなんて付けないからドアバイザーも付かない
それだけの理由になる
これを読んだ人は自動車を買う時によく考えて欲しい
クーペってのがどういう車かっていうと、ドアのガラス上部にフレームがない、ガラスがむき出しの車のことを言う ピラード・ハードトップ ピラーレス・ハードトップ サッシュ...