はてなキーワード: 一妻多夫とは
はてブでもあまり触れられていないので補足すると、日本の重婚に関しては1898年に日本の民法で初めて法令で禁止され、妾が法令の庇護下から外れたことで日本の法令制度としての一夫一妻婚はここから始まることになる
妾との間の子は庶子として扱われ相続権がなく人権に喪失があったと主張する者が居るけれど、法令婚として庇護下にあった妾の立場が重婚禁止によって法的根拠すら失ったので相続とかそういうレベルの人権喪失ではなく悪化しており、つまり当時の妾の犠牲、妾への人権侵害によって現代日本の一夫一妻婚は成立しているのだ
しかもこの重婚禁止、少なくとも一度は公的に廃案となったことがあり、一夫一妻婚への移行は当時の日本社会へ大きな影響を示す法案であったことが伺える
少なくとも現代日本で重婚の復帰が検討されるならば、当時のような妾や庶子といった制限を設けるとは考えにくく、一夫多妻婚を想定していた当時とは違って一妻多夫婚も平等に視野へ入るはずなので、当時のような状況が再現されるとは言いにくい
欧米は自由で平等で公正、女性は虐げられること無く性差別に合うこともない。
愛を語り合い、倫理を尊重し、平和を求める。
そういった欧米観がインターネットの普及とともに否定されていっている。
そもそもここでいう倫理自体がキリスト教的なものであることが色んな場面で報じられるようになり、自分が知らず知らずのうちにキリスト教的なものが正しいものだと刷り込まれていた。
これも増田で読んだんだけど、そもそも日本は一夫一妻でなくグローバルスタンダードという欧米基準、すなわちキリスト教的規範に合わせて一夫一妻へ移行したのであり、一夫一妻こそが正しいという価値観すら一夫多妻、一妻多夫の文化を持っている人たちからすると横暴であり差別であると見ることが出来るようだ。
芸能人や政治家の浮気(浮気判定も他人がそう印象付けているだけ。真実がわかるのは当人たちのみ)にワイドショーやネットなどが盛り上がるのも、盛り上がっている人たちは知らず知らずのうちに一夫一妻が正しいと刷り込まれているんだ。
白人ばかりが活躍するハリウッド映画は良くないとされ多様性で様々な人種が登場するようになったけれど、これまでのハリウッド映画は意識してか無意識か、白人による欧米文化を肯定する内容が描かれ続けて来たのだと語られるようになってしまった。
私が好んだハリウッド映画にオーシャンズ11とかがあるけれどコレはよく観ると白人映画なんだなと気付いてしまい愕然とした。
アメリカの夫は家事を手伝うとされたこともあったけど、これもまた夫が他人から見て家事をするのはホームパーティーのときであり、これは欧米文化のホストとゲストの関係性からホストとして欧米文化なりのもてなしをしているだけであると知った。
アメリカの夫がやる普段の家事は日曜大工とか犬の散歩、車の運転とからしく(アメリカではこれらは家事判定らしい)、妻が主に調理や洗濯、掃除(屋外掃除は夫)するのはアメリカでも変わらないんだそうだ。
むしろアメリカの妻と夫の役割が説明できてしまうくらいにアメリカにもジェンダーロールが普通に存在しており、何でも男性スポーツ選手の妻の義務的な役割は夫の試合を観戦することらしい。
トロフィーワイフが日本で騒がれたこともあったけどアメリカでもそんなもんなんだという情報がどんどん入ってくるようになった。
私が見ていた欧米の正しさがどんどん否定されていき、むしろ日本的なポップカルチャーが日本国内で肯定されるばかりか、YoutubeやInstagramを観ていると海外でも受け入れられていることを知ってしまう。
これまで私が好んでいたハリウッド映画が白人映画と揶揄され、日本のポップカルチャーは元々が多様性にあふれていると評価される。それが現代の多様性価値観だ。
最近アニメで観た本好きの下剋上、少女漫画御伽話の文脈ながら主人公は結果的に女王様になるようだ。
ピンチに王子様が駆けつけて2人は幸せに暮らしましたではなく、女主人公自らが困難に立ち向かって戦って国のトップまで登り詰める様はこれまでのハリウッド映画じゃウケることなかった設定。
あんな子供っぽい御伽話風の作品はディズニーが得意とする部分だけれど、今のディズニーであっても決して出来ないんだろうなと感じる。
私が欧米文化に感化され、おかしな肯定の仕方をしていたのだろうけれど、今までの私が、子供の頃から憧れを持っていた価値観が、決して正しくないこともある、文化を侵略していたこともある、何なら悪い文化であると知らされてしまう現状が本当に、本当にキツイ。
私だけを愛して欲しいと思うことが正しくないこともある、可愛くて綺麗なお姫様に憧れた小さな私が視点を変えれば正しくなかったこともある、化粧をすることも、可愛い服やアクセサリーを身に着けることも、いつか結婚して子供と夫と白壁赤い屋根のお家に住むことも正しくないことがある。
魅力溢れる高所得の男性を複数の女性が共有し、みんなで上昇婚して幸せになろうねっていうのが通常の一夫多妻婚。
だけどね、分かった。
必ずしも豊かじゃない人々にとっても、その人なりのメリットが一夫多妻婚にはある。
一夫一妻でも合わせて600万円で余裕はない。
だけど一夫二妻で900万円、一夫三妻では1200万円にもなる。
これだけあれば家賃も炊事コストもかなり余裕が出てくるし、子育ても互いに忙しくない時期に分担できる。
全員結婚は望んでないらしいけど、事実上の一妻八夫で子育てのシェアがうまくできてるみたいだね。
当事者が満足できてるならこのスタイルもアリだし、子にとって複数の親を確保する考え方はとても合理的と思う。
https://japan.techinsight.jp/2022/10/ac10281315.html
米テネシー州メンフィスに住むシングルマザー、ファイさん(Phi)には11人の子供がいる。年齢こそ明かしていないものの、よちよち歩きから10代後半と思われる子まで子供たちの年齢層は幅広く、ファイさんは「子供たちは私の全て」と語っている。
そんなファイさんは時折、フォロワーが9万5000人を超えるTikTokで賑やかな子供たちの様子を投稿しており、その中で「11人の子供たちの父親は8人! 全員結婚は望んでいないの!」と明かしたことで話題となった。
ファイさんが最初に妊娠したのはまだ学生の頃で、TikTokでは父親全員の写真をシェアしており、「8人とも子供たちを公園に連れて行ったりとよく世話をしてくれるの! 子供たちの父親との関係は良好よ」と明かしている。
ファイさんは「子供たちがかわいそうとか、勝手に想像するのは止めてよ! 子供たちはとてもハッピーよ」と反論、次のように意見を述べた。
「11人の子供たちに対し8人の父親がいるのには理由があるの。もし1人しかいない父親が亡くなったり、突然いなくなってしまったら、その子は父親がいない子になってしまうでしょう。でも8人いて、もし3人がいなくなったとしてもまだ5人が残るのよ。」
先進文明的な欧米制度と共に導入された一夫一婦制法令婚。
当時の資料を読んでも欧米型一夫一婦制がキリスト教文化圏下の影響によって維持されていたことに気付いているふしがない。
何なら文明国に於いて畜妾(※畜とは養うという意味)など悪風であると断じていて、(当然ながら現代の価値観で言う)法令婚の多様性を考慮されたものじゃない。
はっきりと言ってしまえば欧米型一夫一婦制法令婚は宗教由来であるにも関わらず先進文明的な制度であると誤って認識され導入されてしまった可能性が高い。
つまり複数のパートナーを持つのは悪だという価値観そのものが欧米型一夫一婦制法令婚導入以後の価値観であり歴史が浅く、宗教的規範なのだ。
これを令和のいまアップデートをし、男女関係なく複数のパートナーを持つ権利を制度として是認してはどうだろうか?
ぶっちゃけ言おう!
「他人の恋愛・結婚なんてどうでも良いじゃねーか!」「他人が浮気しようが愛人を持とうが関係ないだろ!」「異性同士でくっつこうが同性同士でくっつこうが他人の恋愛・結婚なんて放っておいてやれよ!」「それが婚姻の自由なんじゃねーの!?」
http://www.keidanren.or.jp/journal/times/2022/0519_07.html
>若年男性の経済格差が拡大し、女性が十分な収入を得ることや働き続けることが難しいなか、「男性が家計を支える」という意識が続けば結婚は増えない。今後の少子化対策は、「収入が不安定な男性をどのように結婚までもっていくか、そのような男性と結婚しても大丈夫という女性をどう増やすか」にかかっている。
もういいよ、ウンザリだ。
よーするに昔は大黒柱のとーちゃんに威厳があったってことだろ。そんな時代に戻れるわけねーだろノータリンのバカ金持ちが。
クワが持てれば一人前の時代とはもう違うんだよ。やれプログラミング教育だの、やれ英語で国際競争力だの、お前らも普段言ってるだろ?
俺たちも俺たちでいつまでも喚くんじゃねーよ。給付金やら子育て支援やら、二言目には金をくれだ。
俺たちにそんなことしたって票にもならなければ、生産性にも繋がらないんだからやる意味がねーだろ、やってくれるわけねーだろ。だいたい自分たちのことを幾つだと思ってんだ。
俺たちは働きアリでいいから、一夫多妻制でも一妻多夫制でも採用して余裕のあるやつだけ生殖してくれ。そのほうが人間は増えるし、相続が分散されて格差も縮むだろ。
それと一妻多夫を組み合わせて何とか島の女王みたいな物語を紡ぎたいな。
タロウA、タロウB、タロウC、タロウDはどれも単性生殖で増えた者だから、事実上1個体だと民法が認め、この4人が同時に1人の女性と婚姻関係を結ぶの。
体の大きなその女性がタロウA~Dと同時に契りを交わし、見事な満月の夜に4つ子を出産するの。
周囲の人は異父兄弟の誕生を大いに祝福するのだけど、いざお医者さんが遺伝子鑑定をしてみると、どの子もお父さんまで一緒という変な鑑定結果が出る。
普通の4つ子と変わらないじゃん。
周囲の人は落胆するが、4人は悪魔の子として忌み嫌われることもなく、神の子として持ち上げられることもなく、協力して穏やかな老後を過ごす。
Kindleに溜め込んだ商業BLのコレクションたち。最もお気に入りの作品たちについては前に書いてしまったので、今回は書かない。今回は「しゅみじゃない」~「けっこう好き」までのレベルが入り乱れる。せっかくの増田だし、辛辣なレビュー書いても消されたりしないので、素直に思ったことをぶちまけよう。
初めて買った商業BL。上下巻ある。表紙が綺麗だけど、中身はというと、そこまで絵が上手という訳でも……。特別下手でもないが。綺麗めの少女漫画といった感じ。ストーリーは、白泉社の匂いがする。と思ったら、作者は白泉社の、雑誌で少女漫画家としてデビューした人だった。
主人公(攻め)がドクズなので、受けの粘り勝ちなラストだけど、それでいいのかお前(受け)は? ともやもやした。あと、BLで性格の悪い脇役の女を見せつけられるのは、あまり気分のいいものではない。少女漫画でも性格の悪い脇役の女の登場はあまりいい気分ではないけど、まあ、必要悪だから仕方ないなと思う。
男だらけの登場人物の中で紅一点の女キャラが性悪って……。と思ったけど、初読み商業BLだったので、まあそういうもんなのかなと思ったし、実際、BLワールドでは女が悪役はそんなに珍しいものではないと後に知る。(悪役で出てくるくらいなら女一切出て来なくてよし!勢もBL読みには多いようだと、更に後に知る)
既刊三巻まで。一時期Rentaの広告でやたら出てきたので、興味本位で購入。もともと「メス堕ちBL」という企画のために作られた短編を長編化したものらしい。メス堕ちBLて。商業BL、たまに男性向けエロも真っ青なえげつない企画があるよな……。
そんな訳で、一巻は果てしなくセックスしてる(というか受けが攻めにレイプされている)感じなのだが、徐々にエロの頻度は減っていき、三巻では遂にエロはご褒美(巻末描き下ろしだけ)となる。
物語はタイトル通り嫁入り譚。だが主人公はララの双子の兄ラムダン(受け)で、彼が妹の代わりに政略結婚相手に嫁ぐというもの。どう見てもちんちんあるのに旦那(攻め)を騙し切れてるとけっこう長いこと信じている受け(濡れ場で紐パンぜったい脱がない)がすごい。んなわけあるかい!
パンツ脱がなければ大丈夫と思ってる受けとか、飛んでくる弓矢がどう見ても矢印とか、突っ込み処が色々ありつつ、ストーリーは少女漫画を通り越して昼ドラの泥つき具合で進んでいく。途中から登場した攻めの第二夫人がすごくいい子で自分から身を引いて退場となる辺りは清々し少女漫画のよう。
BL読んでる感がどんどんなくなってきたので、三巻でストーリーに一段落着いたことだし、これ以降は読まなくてもいいかなと思った。いやまあ、少女漫画が好きではない人間には商業BLの7割くらいはノットフォーミーなんだけれども。
ところで、登場人物の装束や村や街の風景がどう見てもチベット。しかし、チベットって一夫多妻というより一妻多夫のイメージがあったのだが? 幼い頃に許嫁が決まっていて、許嫁同士で遊んでいたとかいう描写は、中国のどこだかの幼児婚的なものに見える。
アサリがBLする。ミル貝もBLする。たしかアサリが攻めだったと思う(人間が受け)。ミル貝は立派なものをお持ちながら受けである。アサリに詳しくなれるかもしれない。西洋画パロディが素敵。
誤タップにより購入してしまい、購入した途端にページが開かれてしまったので、返品できなかった。悲しい。
サンプル1ページ目を読んで合わないと思った作品はほんとうに合わないと思い知る。悪くはないと思うけど、私には合わない。
作者のペンネームが中二病拗らせている感あるけど、作風は中二病が炸裂し爆発している。サンプル1ページ目の主人公(受け)のビアズリー的な美に惹かれて購入したが、なかなか良かった。BL世間的評価がどうであれ自分にはヒットした。
あれ、これBL? BLでない? よくわからない。商業BLも読むんならこれ読んでみれと強くおすすめされた1冊。特に私の推しジャンルの二次創作クラスタにはたいそうウケるらしい。が、私には全く面白さがわからなかった。ここまで何が面白いのかわからないという作品に当たったのはじめて。まあ、同クラスタの人ほど案外趣味合わないというのは、よくあることかな。『地獄楽』(これは少年漫画だが)とかも、正直わからんと思ったし。推しに似てると言われても……。
表紙の銃口を向けられている方が攻め。銃を向けている方が受け。仕事でヘマをして逃亡の身になったヤクザ(攻め)とその舎弟(受け)が海沿いの街を転々とするロードムービー。オールドファッションなヤクザスタイルだけど、時代は現代。平成前期くらいで時代に取り残されてしまったような懐かしい旅風景。
おすすめかというと微妙だけど、個人的にはかなり好き。最寄りのTSUTAYAのBL本棚では、イチオシ作品として飾られていたので、人気はあるのだろう。
そういえば、同作者の非BL作品が町田啓太主演でドラマになったかこれからドラマになるかだったような。
うん、思ってたんと違った!
私が持ってる商業BL漫画のなかで唯一の、18禁作品。これ以外はどんなにエロがあっても18禁にはならないのだった。前述の『ララの結婚』など、そうとうエロいはずなんだけどなー。
だがKindleにかかればVOIDも白抜き修正祭りさ! 18禁というレーティングで描かれた漫画であるので、同作者の他の作品とは違い、体位で局部を見えなくする技を使わずに描かれているせいで、よりいっそう白抜き修正祭りになってしまっている。あと、ほかに何が18禁なのかというと、アブノーマルなプレイがある。道具使用とか、プレイを超えた言葉や身体的な暴力とか。受けをただ虐待するSMのようなやつ。
エロがメインの作品なので、座裏屋先生らしくハイクオリティーの映画的な画面構成だけど、ストーリーの面白さとか辻褄とかは今一つ。受けが可哀想過ぎるし無理やりハピエンにまとめているのが却って理不尽に思えてしまうので、私はあまり好きではない。
本物の18禁(修正無し)だったらしい紙の方は受注販売だったために、現在は新品での入手は不可能。中古本がとんでもないプレミア価格で売りに出されていることがある。
商業BL入門時代に、とりあえず一人の作家さんにしぼって単行本を集めてみるかと思って買った。そしてここで挫折した。(他にも初期短編集も買ったけど。)『カッコウの夢』『ララの結婚』ほどは少女漫画的ではない。あまり記憶に残らない作品だった。
主人公二人が粕谷と葛谷という名前からしてろくでもなさそう(実在の粕谷さんと葛谷さんにはすみませんが)な二人の織り成すリバーシブルなギャグBL。
ひとしきり笑う。時々可哀想。
続きはまた後で。