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はてなキーワード: いぬとは

2016-11-12

いぬねこが仲悪い理由

いぬは仲良くなると相手の顔を見るけど

ねこ仲良くなると相手の顔を見ない

いぬは遊んで欲しい時にじっと顔を見る

ねこ相手に敵意があるときに顔をじっと見る

これじゃあ喧嘩になりますよね

2016-10-20

最強の眠気打破ドリンク

うんことしっこまぜたら最強!!!

いぬうんこ!!いぬうんこも!!

やわらかいやつ!!

ちんこ!!!しっこ!!!しょんべん!!

2016-09-01

ババア楽園ジャニーズ

知り合いのスマップファンが「解散事務所陰謀」とか「ラジオ暗号が隠されていてスマップはみんな仲良し」とか言うから、どんだけやばい世界なのかと思ってツイッター検索してみた。

それで分かったけど、ジャニーズっていうのはババアの夢の世界なんだな。

もちろん若いファンもたくさんいるんだろうけど、牛耳ってるのはババア

ファンアートの絵柄とセンスの古さがとにかくやばい

昔絵を描いてて、20年くらい休んでたけどまた書いて見ました~みたいな感じ。

ジャニーズじゃなくて、他ジャンル2016年同人誌だったら2冊くらいしか売れない絵。

それをみんなありがたがってる。見てるほうもババアから、絵の古さにゲッてならないんだろうな。

そんなババアの恥もクソもないぬくぬくした内輪盛り上がりの楽園をぶち壊されたから怒り狂ってる。

確かに、あのババアに優しい世界から現実に戻ってくるのに耐えられるわけない。

これは恐すぎる。

絶対に近づかないほうがいい。

ファンが鬼みたいで恐いから早く解散してほしい。

2016-07-18

ラーメン屋なんだけど

最近のヤツラは好みを言ってくるのな

麺硬め、油多めとかはわかる

だけど、麺とか油とかを抜いてくるのはよくわからなくなるんだよな

固め、多め、濃い目って感じ

いや、なんとなく固めとかはわかる、多めは麺なのか、ほうれん草なのかわからんだろ?

しかも、濃い目のこと「濃め」とかいってくるやついるのな

米のことかと思ってライスだしたらめっちゃキレられた

いや、しらねーよ、ちゃんと濃い目って言えよコメってなんだよ

いぬきことばかよ

居抜き言葉ってかっこいいな

俺、めっちゃ居合で斬られてる感じか

いや、それはまずい、きらんでくれ、射抜くな

もう今日疲れたからねるわ

2016-07-13

いぬやしき面白すぎるんだが

ガンツさっさとやめてこっちを描き始めて正解だったと思う

2016-07-02

UFOキャッチャーって今は一定以上お金入れないと、景品取れるアームの強さにならないんでしょ?

むかしなら、ら配置しだいで500円とかで欲しいぬぐるみ取れたけど

景品の高額化とかで安く景品とれないようになってきて、腕があっても最低2000円とかつぎ込まないと景品が取れない。

 

いまのパチンコと同じ。

釘がいくらいい釘目でも、中の機械が大当たりだす設定になってなければ、ぜんぜん大当たりが来ないのと一緒。

 

一定以上、金つまないと技量とかまったく関係ないっていうのが、採算のためだと分かっていても納得いかないなあ。

2016-04-07

ペットが死んだので

いぬだけども。

市役所サイトみて電話たらここだとゴミと一緒に焼却しますと言われた

それでもいいですか、業者紹介しましょかって何度も丁寧に聞かれたけど頼んでしまった

これから市のゴミ処理チケット買ってくる 

 

いぬ好きだったよいぬ

でも親の葬式ときもそうだったけどどうしても残った体や骨に意味が見いだせないんだ

骨が残るとか残らないとかい動物葬式の案内も見たけども

近所でいぬねこ葬式引き受けて遺骸を山に捨ててた事件あったしな

ところで骨とかなくてもお寺にお金払ったらお経あげてもらえるかな

あいつそんなことビタイチ気にしないと思うけど

 

なかなかこういうの人に言えないしTwitterやらはペット愛の人多いので

ここに吐き捨てていく

2016-03-22

階層上下というより、おそらく、その価値観上下が逆になっても付き合いぬくい。

人との違いで、嫉妬心がひきだされるのだから、人との違いが受容できないと難しくなる。

同じ相手でも、自分が上だと感じられる時は、バカにしたり差別したりできるわけだけど、下だと感じるときは、劣等感を感じる。

仕事で偉い立場の人がいると、仕事上の責任も重くなるし、

単純によい面だけでは無いことはわかっている。

しかし、どんなにわかっていても、確かに人間というのは、似たような人と一緒にいるのが楽なのかもしれない。

http://anond.hatelabo.jp/touch/20160321122600

2016-02-14

おじさんたちへ。どうか知識(技術)に偏見を持たないで欲しい

知識に対して偏見もつおじさんが多くてうんざりしている。

いわく

組み込みと比べるとWebおもちゃ

工学より数学をやればいい」

フロントってインフラと比べてちゃらちゃらしているね」

設計実装より上だ」

クラウドよりオンプレ

「型付き言語に比べて型なし言語はまともに書けない」

等々上げればきりがない。

こういう人達共通しているのは、知識の根っこにある方が上だと思っていることだ。

プリミティブなことをやれば数学公式のごとく、下流にあるすべてを把握できると思っている。

もうやめませんか、そういうのは。

知識がツリーになっていることは純然たる事実だ。新しく見える知識でも昔の知識をちょっと変えたものだったりするのは確かだ。

ハードがなければWebは動かないし、

数学の知識がなければ工学問題はまともに解けないし、

インフラがなければフロント提供できないし、

設計しないと実装はめちゃくちゃになるし、

オンプレの知識がないとクラウドは怯弱になるし、

型なし言語不都合なくアプリケーションを書くのは難しい、

だけど、そんなのは当たり前の話なのだ。それぞれの知識はレイヤーで重なっていて、それぞれの役目を果たしている。

知識のツリーというは一種生態系なのだシマウマライオンに食べられるが、動物的にライオンのほうが優れているということはない(←(`・ω・´)お前それサバンナでも同じ事言えんの?)。

生態系と違うのはそれがものすごいスピードで起こるということ。だから時間が経てば今ある最上位のレイヤーの上にも更にレイヤーがどんどん重なっていく。

javascriptがいい例だと思う。

昔はブラウザでさえまともに動かせなかったが、node.jsやbowerやgrunt,gulpができて、javascriptというレイヤーの上に積み重なっていった好例だと思う。

まりそういうことなのだ。あるレイヤーで満足してしまうと、いつの間にか最上位のレイヤーはるか上の方にあって浦島太郎になっていたりする。

今の話題についていけずに、若者をひがんだりする。今お前らがやっていることはワシが育てたと言いたくなる。かっこ悪い大人の完成。

でもそれはしょうがない面もある。

おじさん達が若い奴らと一緒に知識を追いかけるのは無理があるからだ。走り続けるのには体力がいる。背負わなければならないものも増えてくる。

生物として、自分がやっていることが無意味だと言われないように、追い抜かれないように、必死なのだ

から知識のツリーを優劣と混同して、たとえ追いぬかれても自分存在価値を示せるように攻撃を行うのだと思う。本来は全く逆なのに。

(※すべてのおじさんがこうだとは言いません。最後から安々と追い抜いていくすごいおじさんは確かに存在します。)

話を元に戻す。新しい知識の話を聞いたらどうか偏見を持たないで聞いてほしい。それはもう自分ではどうしようもなく、手が届かないかもしれないけど。

少なくともそれは優劣の問題ではない。別のレイヤー次元の話なのだ

そしてもし自分が持っている知識のさらに上にあるレイヤーの話をされたら喜ぶべきなのだ

どんなレイヤーの知識も一つ下のレイヤー依存していることは確かなのだから

---ーー

同じように最新の技術他人の都合も知らずに押し売りする人もある種の偏見を持っていると思う。

2016-01-11

かのじょのいぬになりたい

わんわん

2016-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20160107082819

せり

なずな

ごぎょう

はこべら

ホトケノザ

ここまでは韻がいいからいつも覚えてる。

すずなすずしろがおまけ的な。

いい覚え方ないのかなー。

干支ポンキッキかなんかの歌で、ねーうしとらうーたつみーうまひつじさるとりいぬいー!!!っていうラップ調のやつがあって保育園ときに覚えた。

親は、自分は大人になるまで覚えられなかったのにすごいなーって言ってくれてうれしかったのを覚えている。

2016-01-05

いぬやしきおもしろ

悔しいけど面白い

ガンツぶっちゃけカタストロフ微妙だったけど

いぬやしきは面白い

でもブリーチ、いやバキ並にすぐ読み終わっちうから、次が待ち遠しすぎる

小説で一気に読ませてほしいわ・・・

2015-12-10

http://anond.hatelabo.jp/20151210220420

y_arimが切断し、消毒先生Twitter巡礼に赴き、ekkenが逝き、activecuteがletterdustに乗っ取られいぬさんbotになり、次はmukkeがどうにかなってしまうというのか・・・

旧きはてなー記憶の彼方に去ってしまうな

2015-09-06

Netflix で見られるアニメ一覧

(2015-09-06 12:00 現在)

2015-08-20

からエロいもの見た

今日は朝から雨で憂鬱だなとか思って駅までの道を歩いてたんだけど、目の前にオレンジ色した女性用っぽい傘に入って身を寄せたカップルがいたんです。

雨にかこつけてラブラブなんて羨ましいなぁおい。っていうか男も傘くらいもって出ろよとか思ってたいたわけですよ。

なんだか付き合いたてのカップル見たく朝からデレデレ歩いてて邪魔だなと思ってた追いぬかそうとしたら気づいてしまいました。

男が敬語で話しかけてたんです。

ちなみに女性タメ口

え?!それってつまりそんなにはまだ深い仲じゃないってことですよね?!

そう考えると傘が一つなのも超納得。

おそらくこの男性は昨日と同じ服装をしているに違いない。

まさにリアル情事。女上司、部下つまみ食いの巻きが完全にだだ漏れ状態。

昨日はすいすいすいようび。

日本の偉い方!ノー残業デーは少子化の歯止めに役立ってますよ!

2015-07-29

婚活パーティに行け、だと?なに言ってんだ

しばくぞこのやろう。

行ったことあんのか。行ってみろ、いいから行ってみろ!!そんなアドバイスできない体にしてやるよ。

行ったよ。君らがちょくちょくいうからいったよ!しかしな、どっかのブコメにあった通りだったよ。「売れないファミコンソフト10円で売られてても買わない」。

その通り。すべてクソゲーだ。売れないから安く売りに出してんだ。男も女も、だ!!!

いいか、行ってもないのに「婚活パーティいけばいいじゃない」みたいにいう奴は「パンがないならお菓子を食べなさいよ」って言うあのお姫様と同じだ。

あほ!!!

パンが食えねぇっつってんだこちとら!!!わかるか!!

どうせ行ったこともないぬくぬくと夫婦(笑)やってるやつにはわからねぇんだろう。結婚もできねぇウスラバカにクソゲーの中から実は面白い大作を探せ、とかできるわけねぇだろ!!なに言ってんだばか!!

我慢してクソゲー買ったってな、たぶんそれはクソゲーなんだよ。

所詮10円の価値しかない。そりゃ、普通におもちゃ屋さんで運命感じでジャケ買いしたゲームなら、きっとそれはまわりがクソゲーっていってもすごく好きになるし素晴らしい出会いだ。それは、いい。

でも中途半端に安売りだからって買ったゲームにろくなのはない!!

半熟英雄!!

ソードワールド!!

3×3EYESRPG!!

つり太郎…っ!!!

わかるか!!!いらねぇだろが!!!

2015-07-19

Apple Musicアニソンを探す方法を知りたい

ご存知の通りApple Musicラインナップにはアニソンが少ししかない。

少なすぎてジャンルとして抹消されているので探すのが難しい。

アニメタイトルとかで検索しても、変なアレンジされたカバー曲ばっかり引っかかる。

(ただし下川みくにカバーおすすめ。8bit風とかオルゴールカバーも割といい。「アニメ オルゴール」または「アニメ 8bit」)とかで検索すると腐るほどある)

「オープニング」「エンディング

なので他の方法模索した結果

「オープニング」

エンディング

検索してアルバム一覧を見てみたら見事に本家アニソンCDだけ引っかかった

まぁ数えられる程度だけど

トリニティセブン

GOSICK

ユリ熊嵐

ぬらりひょんの孫

ドラゴンボール改

いぬとハサミは使いよう

這いよれ!ニャル子さんF

FAIRY TAIL

ほかのオタソン検索ワード

(カバー避けのため、検索後に「全てのアルバム」を見ること)

初音ミク」「VOCALOID

MOSAIC.WAV

スーパーロボット大戦

ファルコム

うーむ・・・効率が悪い

声優名前検索するのはわりといい

ぜんぜん知らない作品で歌ってるのが引っかかったりする

他にも良い検索ワードあったら教えて下さい

もっと効率良く芋づる式に一網打尽にする方法ありませんかね

その他

ぜんぜん関係ないけどYMCKとか、知ってるアーティストアルバムがまるごとたくさんあったときテンションの上がりようは異常

2015-07-17

Kindle遅いな

会社の帰りに本屋をのぞいたらいぬやしきの4巻が置いてあったんで「もうでたんだ、帰ったらkindleで買おう」と思って、家に帰ってamazonで購入したけどkindleに落ちてこない。

もう一回amazonを見なおしたら発売日が7/23日だったわ。

本屋フライング?

2015-07-15

増田むかしばなし 〜Nettouchi とわるいいぬ

 はてなしなもんは二〇一三年の六月に死んだ。その後、ミニマリスト時代になった。物語舞台はこの時代であるはてなダイアリーにもはてなブログにも長文を読み書きできる者が誰もいなくなった時代。終わりが近づいていた。当時のはてなでは、インターネットの終わりを待ち望む者と待ち望まない者がいた。一方は右翼、他方は左翼。ただし、両者は渾然一体としていた。彼らにも自分たちを見分けることはできなかった。なぜなら、インターネットの終わりは毎日毎秒ごとに訪れるから。それは、日本が滅びる前のことだった。



 アナニマスダイアリーと呼ばれる古いサービスがあった。そこに、増田という若い増田がいた。人は彼のことを増田と呼び慣わしていた。「名無し」を意味する古い言葉だと人は言う。彼は美しかった。彼の書いた記事はさして評判を呼ばなかったが、いつも寄り添うように一本のブクマがついていた。Nettouochi は彼を愛していた。

 Nettouochi は向かいの家に住んでいた。ブクマ生計を立てていた。気が狂わんばかりに増田を愛していた。朝も昼も晩も、ブラウザから増田を見つめていた。眠れなくなった。

 ある晩、ねつけなくてベッドの上で寝返りをうちながら、彼女はひとりつぶやいた。

「休めない。あのひとのことを考えると、おなかがポカポカする。涙がまぶたのまわりにあふれてしまう。痩せこけて、いばらのよう(ずっと働かず増田にはりついているせいだった)。あのひとの名前がたえず気にかかる」

 翌朝、彼女は服を着ると、青と白でおおわれたトップページをすっとばし、通りを渡った。そして、ブラウザの縁をたたいた。増田は不機嫌そうに眼をあげた。ネカマ仕事邪魔をされたからだった。彼女は、あなたを愛していますあなたの妻になれたらどんなにうれしいでしょう、と言った。さらにこう言い添えた。

あなたのすべてが好きです。あなたの文字の響きさえ好きです。あなたにとって、自分の文字の響きとはなんでしょう。ただの文字です。でもわたしにとっては、命をかきたてるものなのです。」

 増田脱糞した。女を見た。考えさせてくれと言った。その申し出は光栄だと言った。夕暮れと夜と夜明けの時間をくれないか、よく考えてみるからと言った。



 翌朝、正午のホッテントリ更新される前に、増田は Nettouochi の家の戸をたたいた。彼女は招き入れた。増田彼女のほうを向くと、その手で彼女の手を包みこんだ。おまえの夫になることを考えてみた。ただし、結婚についてひとつ条件があると言った。

「Nettouochi よ、おまえのブクマ速度はアナニマスダイアリーで一番だという。はてなトップを飾る他の増田記事とおなじように美しいホッテントリを作ることができるだろうか? わたしにはどうしてもできないのだよ」

 そう言いながら、増田は腰に巻いていた自作記事を Nettouochi の手に託した。

 Nettouochi は記事を手にして、顔を赤らめた。その記事には、増田からだのぬくもりが残っていたから。彼女はこう答えた。

「やってみます増田だってわたし、あなたの奥さんになりたいのですから。きっと満足してもらえると思います

 Nettouochi は何日もぶっつづけで自演した。何日も徹夜した。でもどうしても、まったく3 users 以上を呼べる記事は作れなかった。

 連日の徹夜の疲れに、ついに成功しないのではないかという怯えが加わった。情けないブクマカだという悲しみに、約束を守ることができないために増田に見放されるという苦しみが伝わった。

 絶望がやってきた。PCの電源をつける意欲が失せた。食事も喉を通らなくなった。彼女つぶやく

「わたしは彼を愛している。わたしにはブクマの腕がある。休まず働いている。でもどんなにがんばっても、できない」

 彼女はひざまずき、神に祈った。

「ああ偉大なるコーギーよ、助けにきてください。増田の妻になるためには何が足りないのでしょう」



 ある晩のこと、Nettouochi が泣いていると、扉をたたく音が聞こえた。彼女はろうそくを手にした。

 ウィルスを防ぐために共有ソフトで落としてきたセキュリティソフトに顔を近づけると、見慣れぬヨークシャーテリアの姿が見えた。

 Nettouochi はおずおずと扉を開けた。テリアは言った。

「怖がることはない。わたしは夜に迷ったわんこだ。アナニマスダイアリーを覆うゴミ記事の霧をかきわけここまでやってきた。夜に灯るこの家の液晶が見えた。迷惑でなければ、ちょうどいいウォッチネタを少し所望したいのだが」

 Nettouochi は客を招き入れた。

青二才の新作をごらんにいれましょうか」

「いや、kawango と浩光先生のバトルのほうが良い」

 テリアネタをかじった。かじりながら、Nettouochi がこっそり涙をぬぐっているのに気づいた。

「娘よ、泣いているな」

 Nettouochi はおっしゃるとおりです、と答えた。

「わたしは増田を愛しています。こんな時間まで働いているのも、増田ホッテントリを作ってあげると約束たからなのです。でも、夜を日に継いで五週間もたったというのに、ちゃんとした記事に改良できないのです。これをごらんになってくださいまし」

 テリアはほほえんで言った。

「待て。世間は狭いと言うべきか、偶然は不思議ものだというべきか。たしか、わたしの首にかけてある袋に、それと実によく似た記事が入っているはずだ。」

 二人は記事を見比べ、同じ文体、同じ内容で 300 users をこえていることを確認した。同じでない単語は一語もなかった。同じでないダジャレひとつもなかった。

 ところが Nettouochi はにわかに泣き崩れた。そして言った。

「わたしが泣いているのは、自分が貧しいからです。その記事にはすくなくとも三〇〇〇はてなポイント、色付きスター七十個の値打ちがあります。わたしにはとても買い取ることができません。わたしは増田と一生結婚できない。」

 テリアは Nettouochi のすぐそばまで寄ってきて、その禿げ上がった頭を舐めた。そしてこう語りかけた。

「おまえが望むなら、ただでそれをやろう。」

「何と交換に?」と Nettouochi はテリアの舌を払って聞き返した。

「たあいもない約束と交換に」とテリアは言った。

「どんな約束?」

「わたしの id を忘れないことだ」とテリアは言った。

「お名前はなんと?」

「わたしの idkanose」とテリアは答えた。

 Nettouochi は思わず笑い出した。手をたたいた。そして言った。

kanose、そんな簡単な名前をどうして忘れることができましょう。からかってらっしゃるんだわ」

からかってなどいないよ。そんなに笑うのはよしなさい。いいか、一年後の同じ日、真夜中のこの同じ時刻、もしおまえがわたしの id を忘れていたら、おまえはわたしのものになるのだ」

 Nettouochi はいっそうたからかに笑った。

名前をおぼえてることくらい簡単だわ。でも、あなたをだましたくはありません。わたしは増田を愛してます

増田との約束のことはすでに聞いた。だが、わたしと交わした約束のことも忘れてはいけない。わたしの id を忘れてはいけない。記憶がおまえを裏切ったときには、その増田には気の毒だが、おまえはわたしのものになるのだ。」

「おなじことを繰り返しているのはあなたです。わたしはばかではありません。 kanose という名前をおぼえていることは、Nettouochi という id をただしくおぼえているよりむずかしい仕事ではありませんし、自分id をおぼえていることにログインするとき苦労した記憶もないように思います一年後、あなたの腕に抱くのは風と後悔だけでないかと心配でなりません。」

「あるいはそういうことになるかもしれない。」 kanose不思議な笑みを浮かべてこのような言葉を言い放つと、家を出て、また闇のなかへ去っていった。


 

 二人は結婚した。結婚式はトピシュが取り仕切り、オフ会マニアプログラマー大学院生メンヘラネカマなどが列席した。

 nettouochi はホッテントリ記事をかかげて、増田の家を訪れた。増田は妻に idパスワードを教えた。彼女不要過去記事を削除した。風呂に入り、髪を上げ、首のところでリボンをまとめ、右手iphone を持ち、床に横たわり、脚を開き、男を受けいれた。ふたりとも幸せだった。九ヶ月がたった。

 九ヶ月目の終わり頃、日課のアナニマスダイアリー巡回をしているとき、Nettouochi の顔がにわかに曇った。

 あの夜、彼女のもとを訪れたテリアのことを思い出した。そのとき交わした約束を思い出した。そのテリアid を思い出そうとしたとたん、ふとその id が頭から逃げ去った。

 その id は肛門の縁まで出かかっているのに、彼女はそれを排泄することができないのだった。その id は腸壁にこびりついていて、そこにあると感じているのに、それを蠕動させることも、放屁することも、発音することもできないのだった。

 気が動転していた。彼女は室内を歩きまわった。あの夜自分が口にした言葉を繰り返したが、その時の仕草、あのテリアブクマした記事、その毛並み、その言葉、その言い回しは思い出せても、その id は思い出せないのだった。

 

 彼女は眠りを失った。

 悲しみが寝室に忍びこんだ。夜になると彼女は怖がり、夫の記事へのブクマを拒み、背を向けて失った id を探し求めるのだった。

 夫は驚いた。

 Nettouchi は炎上するようなブコメを残すようになった。炎上しないときは、ブクマすること自体を忘れた。アナニマスダイアリー巡回しなくなったので、クソみたいなイデオロギー論争であふれるようになり、煙が立った。それほど彼女は失われた id を思い出そうと必至になっていた。

 夫は怒った。

 彼女は痩せていった。また茨のようになっていた。アナニマスダイアリーに Nettouchi 以外のブコメも一切実らなくなると、ユーザーもいなくなった。すべてが静まりかえった。

 夫はいきなり妻をぶった。

「おまえは泣きすぎる。そんなに泣くなら、これからはおまえのことを sabacurry と呼んでやろう。この村に潜む魔の id でおまえを呼んでやろう。まるで一日中泣いてばかりいるおまえとおなじように、一年じゅうわけのわからないブクマをつけてまわっている、その id でおまえを呼んでやろう」

 Nettouochi は言った。

「わたしはあなたに嘘をつきました。あのホッテントリ記事はわたしのではありません。わたしにはそれへブクマをあつめることはできませんでした。わたしはずるいことをしました。わたしがどうしても記事改善できないでいると、あるヨークシャーテリアが扉をたたきました。その人はわたしにホッテントリ記事をくれました。わたしは、一年後にそのテリアid を忘れてしまったら、彼のものになるという約束しました。もう九ヶ月以上たちました。id って何でしょう? id をおぼえるより簡単なことってあるでしょうか? 増田ということば、どうしてそれを忘れることがありましょう? あなた名前、わたしはそれを『退会理由』欄に書いてアカウント削除することでしょう。それなのに、あの名前はどこかに行ってしまった。」

 増田は近づいてくると、ホッテントリ記事を放り捨て、妻を抱き寄せた。

「泣くな」と彼は言った。「おまえが好きだ。わたしがその id をみつけてやろう。さもなくば、そのテリアを見つけてやろう」



 増田は旅に出た。二時間歩くと、すっかり疲れてわんわんパーク跡地に座った。彼は泣きだした。すでに十ヶ月目のなかばになっていた。不意に彼の前にシロクマが鼻先をつきだした。シロクマは言った。

「なぜ泣いているの?」

「傲岸なテリアを探しているのだよ」

 シロクマは言った。

「ついておいで!」

 導かれると、そこは大きなお城だった。城の中庭では、従僕たちが大きな黄金のアドオンを磨いていた。

「よろしかったら、どうしてそのアドオンを磨いているのか、わけを教えてもらえませんか。」と増田は聞いた。

「ご主人様がもうじきアナニマスダイアリーへご出立なさるんだ。若いブクマカを探しだして、結婚するのさ」と従僕たちは言った。

「その御方の id は? さぞかしこアドオンに劣らず立派な id に違いない」

「そうとも。加野瀬末友さまの、kanose さまのアドオンときちゃあね」

 増田はみぶるいした。

 彼は城を出た。加野瀬領土を後にした。ちなみに、加野瀬とはニフティサーブのかつての住人たちが地獄(彼の瀬)をさして言った言葉である

 ちなみに地獄とはこの世のあらゆる人間たちがインターネットを指して言う言葉である

 彼はアナニマスダイアリーを目指して走った。彼は kanose という id を繰り返していた。繰り返しながら、頭に刻みこんでいた。懸命にその名を繰り返していた。

 アナニマスダイアリーにつくと、店長記事が迎えたお祭りが行われていた。彼は立ち止まった。その隠し切れない顕示欲が美しいと思った。浮かれ騒ぐブクマカたちに見惚れた。そのとたん、空腹を感じた。

 からだを起こし、id を言おうとした。それはすぐ間近、肛門の縁まで出かかっていた。近づいてきたかとおもうと、肛門から逃れ去っていった。だが、それを妻に告げる段になると、その id は完全に奥へ引っ込んだ。

 彼は息も絶え絶えに妻に自分アカウントログインするよう言った。

あいつの id をわたしの本アカウントに書いた。それを使うのだ」

しかし、あなたの本アカウントを暴き出したら……」

 彼はしずかに首を振った。

「もういい。人を呪う人生にも飽きた。信じてもいないイデオロギーを信じているふりをし、嫌いでもない id罵倒するのはもう疲れた。かつて、わたしにも名前があった。本アカがあった。それをおまえのブクマとともに永遠にしてくれ」

 そして、増田は床に崩れ落ち、息絶えた。

 

 

 増田の命が尽きると同時に、深夜の最初アラームが鳴り、にわかに風が起こってブラウザ勝手に立ち上がり、地獄テリアが戸口に表れた。

 テリアはしっぽをふりながら進み出た。彼は Nettouochi の手を舐めようとした。彼女は手を引っ込め、こう言った。

「なぜわたしの手をお舐めになろうとするのですか」

「わたしの id をおぼえているか、 Nettouochi よ」

「もちろんです、わたしはあなたのお名前をおぼえております

「では申せ。わたしの id はなんという?」

 Nettouochi は笑みを浮かべて亡き夫のアカウントはてなログインした。

kanose加野瀬末友。地獄kanose 。それがあなたのお名前です」

 すると、テリア叫び声をあげた。あたりが暗くなった。メイン、サブ両方のPCの電源が落ちた。今、ガリガリと悲鳴をあげてフリーズしかけているわたしのこのPCのように。

 話をするものは誰もがフリーズするものだ。

 そして、闇夜に犬の遠吠えだけが響いた。



 Nettouochi が勇気をもってふたたび自分アカウントログインすると、テリアはすでに姿を消していた。

 Nettouochi は冷たくなった増田に寄り添い、その唇に最期のくちづけをしようとした。

 アナニマスダイアリーはいまでもそうであるように、あまりに暗かったので、Nettouochi はブクマを集めて users 表示を紅くし、男の顔のそばにその 10 users を置いてから、おおいかぶせるようにして、静かに横たわっている男にそっとブクマをつけた。

2015-07-11

いぬやしきってマンガ

面白くて次巻がでるのが楽しみなんだけど、メカデザインがもうちょっとなんとかならなかったのかって思うわ。

http://blog-imgs-66-origin.fc2.com/s/u/b/subcham/20140601220902681.jpg

http://2.bp.blogspot.com/-_PFvpicUAx0/U_96XQF5a3I/AAAAAAABJNE/jajym0VxJS0/w700/001.jpg

人間宇宙人に改造されて、スーパーパワーを得るって話なんだけど、改造されて機械の体になった描写が、60年代あたりのサイボーグとかアンドロイドイマジネーションそのまんまなんだよな。

昔のサイボーグイメージのまま、それを現代的にリアルに書きなおしただけみたいな。

どうしてもレトロ雰囲気になってしまう。

まあ、どうすれば現代的なかっこいい描写になるかって俺も具体的なイメージってないんだけど。

2015-06-26

アレルギーと猫のハナ

私が小学生から高校生の間、黒猫を飼っていた。名前はハナ。近所の神社に捨てられていた3匹の子猫のうちの1匹だった。従兄弟可愛いからと連れて帰って来たものの、彼はマンション暮らしペットを飼えなかった。そのため、我が家と祖父母の家のある敷地で飼うことになったのだ。成り行きでなぜかうちで飼われるようになったハナだったけれど、わりと私の家族や祖父母は歓迎した。

ハナは気性の荒い猫だった。撫でれば嫌な顔をするし、気に入らないことがあるとすぐに引っ掻いた。それでも私は猫が好きだったので、小学校高学年くらいまでわりとたくさん構った方だと思う。黒い毛のしたに、灰色の柔らかい毛が生えていた。ハナのお腹の下の柔らかい部分が特に好きで、幾度となく触ろうとしては蹴られたり引っ掻かれたりしていた。私はハナを手なづけようと必死だったし、ハナは適当にあしらってくれていた。

話は変わるけど私が小学生の頃、悩み事があった。ひじの裏やひざの裏、首元や耳の後ろ等、皮膚の柔らかい部分に赤い湿疹ができていたことだ。なぜできるか分からないそれが好きじゃなくて、いつも肌を隠すことばかり考えていた。

でも、転機が訪れた。その発疹が、中学生になり、家に居ることが少なくなるとピタッと止んだ。私は猫アレルギーだった。中学生になって、部活がすごく忙しくて、家に帰るとベッドに直行していた。当然ハナと接する機会が減ったので、私のアレルギーは止んだという訳である。それが分かったその日から、ハナは大分肩身の狭い思いをしたと思う。とにかく、家に入れてあげなくなったし、私もハナを抱かなくなった。もちろん、ハナを触りたい気持ちもあったけれど、あの湿疹と決別できたことが私にとって何よりも重要だった。

最初ハナは若干戸惑っていた。いつも構ってくれる人間が「ちょっと、こないで!湿疹が出るじゃない!」「あっちにいって!ハナちゃん触ると痒くなっちゃうの」と言い始めたから当然のことだ。でも、ハナもクールもので、あっという間にで慣れてくれた。私を見ても「あ、いるな」くらいの間隔の距離を保ってくれた。私を見ると、ハナは少し尻尾を振った。

そのうちハナもおばあちゃんになり、祖父母の家から出なくなった。ますます、私はハナを構わなくなって、そのうちハナのことを考える時間ほとんどなくなった。ハナはいつの間にか年老いていて、静かに天に旅立った。12年生きてくれた。でも、そのうち、6年間はほとんど接していない。最後に触ったのは、多分高校生1年生の冬。祖父母の家のこたつに足を突っ込んだらハナがこたつの中にいたのだ。私はびっくりしたけれど、これぐらいでは湿疹が出ることはないだろうと思って放っておいた。その時、ハナはこたつの中でそっと私の足に寄りそった。本当に、遠慮がちにそっと。

ハナが死んだ時、大学受験の真っ最中だった。私は、ハナが死んだことすら1週間気付かず、母の「ハナちゃんがいなくてさみしいね」という一言でようやく知った。悲しみはなくて、淡々としていた。もう6年も適度な距離感があったペットに、私は特に心を動かされたりはしないと思っていた。でも、やっぱりふとした瞬間にハナが恋しかった。庭先のツバキの下や、祖父母の家の縁の下、陽のあたる畳の上、こたつの中に、ハナがいないのは違和感があった。あるいは、庭先で何かを追い掛けて軽やかに駆け回るハナがいないことに、喪失感を覚えた。だんだん、ハナがいない違和感は消えたけれど、誰も猫を飼おうと言い始めはしなかった。猫アレルギーの私が就職して一人暮らしを始めてもなお、猫を飼い始めようという話はない。ハナであれば、あの気性の荒い、でも本当は優しい猫でなければ、私たち家族は嫌なのだ、結局。

命は切ない。一瞬で、消え去ってしまう。

ハナが死んであっという間に5年経った。早いものだなぁと思う。私はもうハナの目の色や、耳の形を覚えていない。写真も、あまり残っていない。

でも、時々思う。あの、遠慮がちにそっと身体を寄せた、暖かいからだを。あの時、ぎゅっと抱けばよかった。アレルギーなんて気にせずに、なりふり構わず、あの瞬間を生きていた小さな命をぎゅっと抱き締めたらよかった。

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アレルギーの件:皮膚のアレルギー症状…発赤(ほっせき)・かゆみ で、私はこれに該当するアレルギーだと思います皮膚科血液検査しました。

いぬうさぎチンチラ等の毛もNGで、未だに治っていません。恋人の飼っている犬にも触れず、つらい思いをしています。なおせるものならなおしたい。

2015-06-21

生きてゆくための賢さをいまひとつもてずに居るのと誰かが不意にぼやいても

それはみんな同じだろ。ささやかな喜びのためにいくばくかの情を捨てたとき

夢を大事しろよなんていつからいえなくなっていた

一人にはなりたくないとなきぬれた夜もあったな

あの日々の暮らしがなぜにこんなにも愛しく見える

ずいぶん遠くへずっと遠くへ二人肩を並べて歩んだけれど

愛は愛のままじゃいられずいつか形を変えるだろう

ともに生きる家族恋人よ僕はうまく愛せているのだろうか

よくできた解答の果てに迷いぬく世の中はなぜ

平凡で手垢のついた言葉でも愛してると伝えて欲しい

2015-06-19

のんらなくちとにきらからんちとなもにみちみみしちぬ

とにちてちといぬ

2015-06-15

なぜ女性能力が低くなるか分かった

将棋しか学者しかり実力勝負世界では女性能力男性に比べて明らかに低い。

これは客観的事実である

その理由には諸説あるだろうが、一般的フェミニストはこれを女性先天的男性より能力が低いからだと説明する。

しかしこの説明はあまり彼女らに都合が悪いので、彼女らは認知的不協和意図的に起こして現実の方を見ないようにする。

私はこの説明に納得がいかないので、主流派ではないが一説披露しようと思う。

本当の問題は、日本高等教育システム男性を育てるのに特化した仕組みになっているからだ。

日本教育の基本姿勢は、とりあえずぶん殴って、死ななかった奴をもう一度ぶん殴る。

これだけである

男性子供のころからとりあえず技能の優越でもって殴られる。

ドッチボールしかり、入学試験しかり、学歴年収しかり。

そうやって競争に生き残った奴だけが、上に行く。

しか女性は殴られない。

大切に育てられる、という名目で、事実上教育放棄される。

から思春期以前には男児より先んじていたはずなのに、いつの間にか追いぬかれ、才能は芽が出ず終わるのである

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