はてなキーワード: プランとは
ベーカムは新自由主義の究極だぞ。ベーシックインカムは都市部にいたい人には地獄なんだよ。日本国民でいる以上は、同じ額が必要だろうが。例えば東京で生活したい生活保護の人なんかは、無理してでも東京に居座るだろ?そうしたら、ホームレスは溢れるに決まってるじゃん。それにバカだろ、デフレで若者が安くで働いてくれる状況が、インフレになったら不可能になって、ご老人共のプランが台無しだ。
論点変わってすまない。
参加人数が1人のオーストリア選手と、参加人数が4人のオランダでは空気抵抗云々の影響で前者が不利ってことだけどさ、
じゃあ参加人数が1人の選手はオランダの後ろにピッタリ張り付いて空気抵抗減少の恩恵を受け続けるってのはできないのかな。
なんとなくオランダチームから「お前ずっと金魚のフンみたいに後ろに付いてこないでたまには前に出れよ…」
みたいな空気を出されてもガン無視でひたすらオランダチームの後ろにぴったり張り付いてずっと空気抵抗減少の恩恵を受け続けるの。
そんでラストスパートで全力を出して疲弊したオランダ勢を追い越すってプラン。
どうかな?
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 69 | 17136 | 248.3 | 49 |
01 | 115 | 9402 | 81.8 | 50 |
02 | 122 | 8987 | 73.7 | 39 |
03 | 55 | 6540 | 118.9 | 49 |
04 | 64 | 8726 | 136.3 | 60 |
05 | 24 | 2180 | 90.8 | 55.5 |
06 | 29 | 2712 | 93.5 | 41 |
07 | 86 | 8668 | 100.8 | 36 |
08 | 118 | 10879 | 92.2 | 34.5 |
09 | 138 | 12180 | 88.3 | 32 |
10 | 158 | 14181 | 89.8 | 54 |
11 | 219 | 19734 | 90.1 | 43 |
12 | 238 | 15988 | 67.2 | 35 |
13 | 178 | 12980 | 72.9 | 32.5 |
14 | 206 | 24723 | 120.0 | 34 |
15 | 178 | 12120 | 68.1 | 36.5 |
16 | 246 | 14218 | 57.8 | 32 |
17 | 218 | 12133 | 55.7 | 34 |
18 | 234 | 17723 | 75.7 | 31 |
19 | 151 | 12321 | 81.6 | 44 |
20 | 150 | 18988 | 126.6 | 42 |
21 | 192 | 15425 | 80.3 | 39.5 |
22 | 189 | 16122 | 85.3 | 32 |
23 | 267 | 26049 | 97.6 | 30 |
1日 | 3644 | 320115 | 87.8 | 37 |
2848人(6), 混合ダブルス(5), 武術家(5), 骨法(4), 82人(3), スノボー(3), 伊藤美誠(3), 桃尻(3), メイドラゴン(4), カラム(11), スケートボード(7), 堀米(4), 故意犯(3), 転売(79), 無観客(31), 大坂なおみ(18), 反対派(20), 五輪(128), 観戦(14), 競技(38), アスリート(31), オリンピック(187), 開会式(19), 選手(80), 試合(22), 感染者数(22), 新自由主義(18), 重症(32), 開催(52), メーカー(29), ワクチン(98), 中止(38), スポーツ(40), 解説(24)
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はてブって過疎なんですよ
たくさんブクマついたなあって思う数って1000ぐらいでしょ?
じゃあ、はてなブックマークプレミアムプランを作って500円で加入できるようにしたとします
売上は月25万円です
わかりますよね
連打対策はされてるが、スター稼ぎっぽい複垢とかは素通りするの消し去りたい
この人はどういう傾向の記事をブクマしているのか、どういう経緯でお気に入り登録したか知りたい時がある
後で読むの日時付きスヌーズ
〇〇は何日何時に放送とか受付開始、後々結果を知りたい〇〇を予想みたいな記事は後で読むタグをつけても忘れる
この辺の機能が付けば月600円ぐらいなら払える
ついでにカラースターも毎月十個ぐらいおまけにつけて、緑でいいから
音楽流すにも演出的な必然性というものがあるけど選手の入場にゲーム音楽流すのは出来合いのもので間に合わせているだけ。
本来あのようなイベントには一回限りのそれ専用の曲を用意すべきなんだよね。というかTVCMでも大河ドラマでもそうしてるわな。
その楽曲制作を誰に依頼するのかは演出プラン次第なんでゲーム音楽の作曲家に依頼することだってあり得る。時間長いから複数依頼してメドレーにするプランでも良い。採り上げるべき才能が沢山いればね。
そういうことをしないと新しいものが何も生まれてこない。世界に向けた式典で出来合いのものを寄せ集めて内輪受けのチグハグなイベントを披露してしまった。クリエイティビティが枯れてる。
アスリートたちは挑戦するために参加してるのにホストの日本国は過去の栄光という埋め草でなんとかする方を選んでしまった。
埋め草扱いなんですよ、あれは。まあ喜んでたら良いんじゃないですか?
ドコモから「はじめてスマホプラン」というのが登場している。今年の4月から出ていたようだが私はつい最近知った。
ドコモまたは他社の3G契約からのみ変更可能なプランで、データ量は1GBしか使えないが、5分かけ放題がついている。
気になるお値段はなんと1632円(税込)、最初の12カ月間は550円引きで1082円となる。
このプランについて詳細を聞いたので参考に紹介する。
継続して利用できる。
継続する。
(docomo利用なしのdアカウントに契約を追加できるかは確認していない)
5G→Xi、Xi→5Gにはじめてスマホプランのまま変更できる。
ただしドコモショップ店頭で即時のみ。変更月は二重課金される。
はじめてスマホ割(冒頭の-550円)も期間変動なしで継続する。ただし変更月に二重適用されるかは不明(わからないと回答された)。
はじめてスマホプランを契約後でもdカードの支払い設定をすれば、次の支払い時から適用される。
私の場合、現在1328円に1100円分の無料通話(通信含む)が付いているので変更しても特に得にはならないが、3Gが停波するので検討している。
扇風機かいにいったりLEDシーリングライト買いに行ったりそれ以外の時間はほぼ全部光インターネットについて調べてたわ・・・
インターネットは内見時に捨てられてたauひかりのチラシをまさか採用することになるとは思いもしなかったわ・・・
引っ越しのときはインターネットの調査とか申し込みは早めにやると学んだ
これまでの引っ越しではモバイルルータしか使ったことなかったしなあ
当時はモバイルルータは月額2000円きってたし速度制限もなかったからコスパよかったけど、もう今じゃ固定回線とかわんないどころか制限ついて劣化でしかないもんなあ
ただ固定回線でもしばりなしのものが出てきつつあるというのは勉強になった
さらにURならauひかりでしばりなしプランがあるということも
・荷造り
(自由化でいろいろさがすかとおもったけどもうインターネットの調査だけでお腹いっぱい・・・そんなに使わないしデフォの九電とかでいいかなと思い始めてる・・・ただしUQ電気とか良さげだからなー
今イオンモバイルがクソオソいからUQモバイルに変更がてらUQ電気にしようかなとも思ってる
くらいかなー
問題点1
◯頑張る過程を楽しむ
どうしても解決型の人間だから、目標達成に向けて頑張ってしまう
目標達成までは苦しいし、目標達成できないと落ち込むし、目標達成できると次の目標を探してしまう
過程がつらいとその分達成後に期待してしまうが大抵はそんな良いことは起きないので収支マイナスになる
問題点2
×人を大切にする
◯人に興味を持ち、かつ大切にはしない
目の前の相手をどうでも良いと思いつつ、興味本位で適当に近づくのがよい
問題点3
×一つのことを突き詰める
◯色んなことに手を出す
一本得意なことを持つのは良いことだけど
それだけやると人生が先細りになる
それがダメになった時に困る
問題点4
×お金をたくさん稼ぐ
◯お金をほどほどに稼ぐ
それ以上は1億超えるまで大差ない
もちろん1億超えを狙うプランはあっていいが、問題点1を守るようにする
以上は概ね正しいと思うが、前提としてかなりスペックの高い人でないと成立しない
多くの人にとっては逆の戦力しか取れない
決め手:初期手数料3300円だが、代理店から3000円CBある。工事費用無料、しばりなし、解除料不要、
デメリット:税込み月額3465もするのに16メガなので激オソ。でも月をまたいでプラン変更したらg.fast660メガに切り替えられるのでそれまで耐える。プラン変更は800円かかる。
人口数について簡単に解説したけど、そのついでというかこんな話も。
ホロコーストは誤解が多いというか、そんなに簡単でも無い話なのは間違いない。日本人にありがちな多くの誤解の一つが「アウシュヴィッツがドイツにある」というものだろう。日本人に取って縁遠い話だし、義務教育の世界史でも大して詳しく教科書に書いてあるわけでも無いから仕方ないが、ドイツ本国ではそんなに沢山のユダヤ人は殺されていないだとか、強制収容所と絶滅収容所は違うだとか、ソ連でも現地虐殺部隊(映画では例えば『炎628』は有名だが、あんな風なことが実際にあったかもしれないけど、その多くはピットを使った銃殺である。現実の現地虐殺は映画にしたら正視に耐えないだろう)でたくさん殺されたとか、細かい話をし出すと訳がわからなくなるかもしれない。
そんな多くの無理解や誤解の中でも、「ヒットラー・ナチスドイツは計画的にユダヤ人を大量虐殺した」なる言葉に対する誤解があると思う。「計画的」とあるから、何やらナチスドイツはユダヤ人絶滅のために綿密なプランを策定してから絶滅計画を推し進めたかのように捉えられがちだが、実は全然違う。むしろ、最初から計画されたものではなかったと、今ではほとんどの歴史家が同意している。昔は意図派と機能派と呼ばれる歴史家グループが盛んに論争したそうだが、最初から計画的=意図的にユダヤ人絶滅を進めたという説はこの論争に敗れ去ったようである。私個人は、ナチス内部の権力争い・主導権争いがユダヤ人絶滅を引き起こした原因だと考えているが、ユダヤ人絶滅がヒトラーの夢でもある事は間違いなかったと考える。そうでなければ、親衛隊だけでなく、ナチス全体、国防軍までユダヤ人絶滅に協力するなんてあり得なかったろうからだ。
しかし、ユダヤ人絶滅は、当初は確かに単なる支配地域からのユダヤ人の排除だった。そして当初のユダヤ人排除のマスタープランであったマダガスカル作戦がバトル・オブ・ブリテンでのドイツの実質的敗北によって実行できなくなった為、ドイツ人地域を東方へ拡大するというヒトラーの目論みと共に始まったバルバロッサ作戦、すなわち独ソ不可侵条約を勝手に破ってソ連領へ進撃すると、今度はヨーロッパのユダヤ人をソ連地域へ追放するという東方移送計画が生まれる。ところが、この独ソ戦の見通しの甘さから、最初こそ快進撃だったものの、1941年末には戦線が拡大しすぎて膠着状態に陥ってしまう。
しかし、ユダヤ人のポーランド地域などにあるゲットーへの移送(要するに狭い地域に押し込めることによる排除政策)がずっと続いため、とうとうゲットーは悲鳴を上げ始めた。で、ゲットーに集めておいて、さらに移送させるなどという面倒な事はやめて、ユダヤ人を殺すべきだ!との声が実際に上がり始めたのである。現実には、共産主義と結託していたとみられたソ連地域のユダヤ人は危険と見做され、ドイツ軍の進撃とともに、現地で絶滅させられる動きが既に始まっていたからであろう。
このような流れの中、1939年頃から既に始まっていた障害者絶滅作戦であるT4作戦を、ユダヤ人絶滅に流用する形で、ガス殺による大量殺戮が実施されていくのである。だから、毒ガスの代表格であるとされる青酸ガス=チクロンBは最初は用いられず(実験的に使用されたという説もある)、T4作戦を引き継いだ形での一酸化炭素ボンベから始まったのだ。もっとも、最初はポーランド・ポズナンでの精神障害者虐殺からスタートしたものをその辺の地域のユダヤ人殺害に転用しただけのことである。そのうちに、ガスボンベ積載車で地域を移動してガス殺を行うようになり、それがガソリンエンジンの排ガスを使えば手っ取り早いということで、本格的なガス車へと移行していく。
このガス車によるユダヤ人殺害が、その近くにあったリッツマンシュタット・ゲットーでの「ユダヤ人なんか殺すべきだ!」との声に呼応する形でヘウムノ収容所で利用されるようになっていく。こうしてまず最初の絶滅収容所であるヘウムノ絶滅収容所がガス車を持ちた形で稼働し始めたのである。リッツマンシュタット・ゲットーのユダヤ人を絶滅させるために。ヘウムノは一旦1943年中に活動を終えたのちに、1944年に短期間だけ再稼働され、トータルで15万人以上のユダヤ人が虐殺されたと言われる。
これがいまいちよくわからない。ベウジェツ・ソビボル・トレブリンカはラインハルト作戦収容所として、ユダヤ人絶滅目的だけのために建設された収容所であり、かなり計画的なものであった事は間違いない。しかし、アウシュヴィッツはラインハルト作戦の収容所ではなく、そもそも一般の強制収容所・捕虜収容所であり、絶滅の機能はあとで追加されたものであった。ではどのような経緯で絶滅収容所に設定されたのか? これが司令官だったルドルフ・ヘスの証言の中にしか出てこない話で、ヘスは記憶を誤って証言したりしており、はっきりしない。最初のガス室はアウシュヴィッツの基幹収容所で始まったのであるが、最初にガスで殺されたのは、1941年当時大勢いたロシア人捕虜だった。だが、この時確かに毒ガスを、アウシュヴィッツでは他の絶滅収容所とは違ってチクロンBで行くと決めたのである(チクロンB自体はマイダネク収容所も使っていたが、マイダネクでは一酸化炭素ガスやガス車もあるようで、これについては実態が不明瞭ではっきりしない)。
そして、アウシュヴィッツ・ビルケナウで本格的なガス室によるユダヤ人大量虐殺が始まったのは、実はアウシュヴィッツ基幹収容所のガス室(観光用に公開されているガス室)でもなければ、有名なビルケナウのクレマトリウムでもなかった。ビルケナウの敷地外にある農家を改造した、日本語ではブンカーと呼称されるガス室からだったのである。このガス室は二箇所あったが、一箇所は既に影も形もなく、もう一箇所はほんの少しだけ土台を残す程度であり、おそらく一般にはあまり知られていないだろう。ここで、おそらく1942年3月頃から1943年3月頃の一年の間に15〜20万人程度のユダヤ人が虐殺されたと考えられる。なお、同時に基幹収容所の第一火葬場のガス室も使われていたようであるが、ここでは併設の火葬炉を死体処分に使っていたのだが、この火葬炉の数が少ししかなかったため、一度のガス室での殺害人数の少なさや焼却処理能力に問題があり、毎日使うなどは全く無理であり、トータルで一万人もガス殺はされていないと言われている。このガス室は1942年末で使われなくなった。
では有名な、ビルケナウのクレマトリウムはどうだったのか? 実は当初はこのビルケナウのクレマトリウムにはガス室は設定されていなかったのである。元々は純粋にビルケナウの囚人用のために設定された火葬場であり、のちにガス室となる場所はただの死体安置所であった。これが、どうしてガス室に変わったのかは、事情は複雑である。この謎については、実際にはとっくの昔にルドルフ・ヘスが自伝にその理由を書いていたのだけど、細かく解き明かしたのは、1989年に発表されたJ-C-プレサックという薬剤師(プレサックは当初はホロコーストを題材にしたSF小説を書こうとしていたのである)による『アウシュヴィッツ ガス室の操作と技術』である。
ヘスは自伝で、ブンカーのガス室殺害遺体は、最初は単に近くにピットを掘って、埋めていただけだと書く。ところが、この大量遺体の埋葬が衛生的な問題を引き起こしたので親衛隊トップのヒムラーの命令で、アウシュヴィッツを含めた各地の大量埋葬地の遺体をもう一度掘り起こして、焼却処分することになった。だがアウシュビッツでは焼却の始まる夏の終わりまでに10万体もの遺体を埋めていたため、これを焼却し切るには昼夜を問わず延々と焼却をし続ける必要があった。これが問題化する。夜でも煌々と光る焼却の炎は何キロも離れたところから見えるほど目立ち、ものすごい煙で悪臭が周辺数キロにまで漂い、地域住民は全員がアウシュヴィッツで大量殺戮を知ってしまう事態へと発展してしまう。すでにある程度はガスによる大量虐殺の情報は外部へ漏れてワルシャワの地下組織などに伝わっていたが、この焼却はなんとニューヨークタイムズで報じられるまでになってしまう。
実は、ビルケナウのクレマトリウムにガス室を併設する案は、これが原因だったのである。野外焼却をこのまま続けるのは秘匿性の観点で問題がありすぎるので、ビルケナウの焼却場で遺体焼却を行い、それなら基幹収容所のガス室同様、焼却等に併設してしまえということになったのだと考えられる。そして、ソ連やアウシュビッツ博物館の資料から大量の図面を入手していたプレサックは、クレマトリウムに重大な設計変更がなされていることを見抜く。1942年の夏頃の図面にはあったはずの地下死体安置所に死体を下ろすための死体シュートが1942年12月19日の図面から消え去っていたのだった。これはどう考えても、死体が地下へ自分の足で降りていくことを意味するとしか考えられない、とプレサックは自著に記述したのである。他にも、死体安置所の扉は内開きだったのが外開きに変更されていたり、その後の図面では外開きの一枚扉に変更されていたりと、結論としてプレサックは、やはり多くの証言どおり、図面には死体安置所としか記述されていないそこは、ガス室である事は間違いないと決定付けたのだった。なお、証拠はそれだけではないのだがややこしくなるのでここでは省く。
修正主義者達はどんなことがあっても、ガス室だけは絶対に認めない。知恵の限りを絞り尽くしてでも、ガス室を否定する論拠を導き出し、それがどんな出鱈目でも採用しようとする。有名なアルフレッド・ロイヒターなる死刑技術コンサルタント(当時彼1人しか全米にいなかった)がカナダの修正主義者、エルンスト・ツンデルの扇動罪に関する裁判で、有名なロイヒター報告を裁判に提出した(しかし裁判所から証拠採用されなかった)。曰く、アウシュヴィッツのガス室とされる場所の採取サンプルを分析すると、極めて微量のシアン化成分しか検出されず、ガス室などなかったと結論付けられると。「極めて微量」というのは、チクロンBの合法的な使用方法である害虫(疫病を媒介するシラミ)駆除をしていた害虫駆除室のサンプルと比較して、という意味である。しかし、これは分析のルール違反であった。なぜなら、害虫駆除室と殺人ガス室におけるチクロンBの使い方は同じガスを使うというだけで全く異なる使用方法であり、さらに、害虫駆除室はガス処理は二十四時間が基本(ガス殺は1日あたり一回で30分程度)、その使用状況の違いから害虫駆除室ではプルシアンブルーという極めて安定したシアン化合物を生成しており(殺人ガス室にはなく、通常の壁表面などに浸透したシアン成分は安定度が低く、水などで大半は洗い流されてしまう)、これをロイヒターはサンプルにしているのだからほとんどインチキなのである。なお、余談的ではあるが、このロイヒターのアウシュヴィッツにおけるサンプル採取は完全に違法であり、無許可である。その上、ロイヒターらは入ってはいけない施錠された部屋の施錠を勝手にぶち壊したりして入ったりもしており、無茶苦茶であった(それをあろうことかロイヒターのチームはビデオに収めて堂々と公表しているのだから呆れてしまう)。
その数年後に、ポーランドのクラクフ法医学研究所がアウシュヴィッツ博物館側の正式依頼でロイヒター報告に対する対抗調査を行なって、プルシアンブルーを除外した上で分析した結果、殺人ガス室であると断定できる濃度のシアン成分を殺人ガス室から検出している。しかし、修正主義者は、クラクフの調査方法の方がインチキであるとして全く譲る気配はなかった。ともかく、修正主義者は、ほんとに知恵の限りを絞り尽くしてでも、そこはガス室絵ではなかったという結論を無理からにでも捻り出して、断じて認める気配はない。プレサックの死体シュートの話だって、実際には設計変更が工事の進捗状況に間に合わず、死体シュートが作られてしまっていたことを理由に「死体シュートはあったのだから死体シュートは実際に使われたのである」などと、設計変更のことを無視したりしている。だが、その死体シュートが使われた証拠は何もない。
そう簡単な話でもないという事は少しは理解してほしい。もしホロコーストを勉強したいのなら、修正主義なんかから入らず、まずは普通のホロコースト関連書籍を読むべきである。どうしてユダヤ人迫害がホロコーストに発展してしまったのか、あの時代はどんなことがあったのかなど、先に歴史を学ばないと、修正主義にコロッと騙されると思う。ガス室ひとつとっても、述べたようなさまざまな経緯の中で成立したものなのであって、予断を可能な限り廃して、普通の真面目な歴史学者・研究者達の記述内容に従うべきだろう。