はてなキーワード: デマ情報とは
最近大規模な炎上を引き起こしている楠栞桜さん。ですが今回の炎上事件は非常に複雑な事情を持つ騒動であり、詳しく、なるべく事実ベースの観点を持って解説したサイトがありません。炎上しているのは知っているけれど、楠栞桜ってダレ?そもそもVTuberってナニ?といった方でも分かりやすく炎上の理由を纏めた記事が必要だと思ったため、ここに書くことにしました。
VTuberとは乱暴に言えば、キャラクターになりきって動画サイトで活動する人の事です。大規模なブームの到来により、日本のインターネット文化の一つとして定着しました。
今回の騒動で言えば、楠栞桜さんは「楠栞桜」というキャラクターを演じている方のことです。
楠栞桜さんは麻雀が得意な女性VTuberです。VTuber界隈、及びそれから広がるような形でインターネット麻雀の普及に非常に貢献した、VTuberの中でもトップクラスの人気を持つ方です。
この炎上は非常に広範にわたるもので、大きく分ければ「ドルアンec騒動」「Cottage疑惑」「ゴースティング疑惑」の3つに分類されます。主に炎上とされているのはドルアンec騒動とCottage疑惑であり、麻雀界隈を中心に別の問題としてゴースティング疑惑が炎上しています。
まず前提として知っておくこととして、楠栞桜さんは以前株式会社アップランドのVTuberグループ「アイドル部」のVTuber、「夜桜たま」として活動していました。ですが彼女はアイドル部の運営体制の不備、自分が不当に扱われている事等をファンに向けて告発。他の所属VTuberが運営側を庇い、夜桜たまさんを批判したためアイドル部は激しい炎上騒動を引き起こすことになり、彼女はアイドル部から脱退しました。
楠栞桜が以前夜桜たまだったことは公然の秘密となっており、彼女のファンには当時夜桜たまさん側を支持していた層が多く見受けられます。今回の騒動をわかりにくくしているのは、楠栞桜さんに対する熱心で攻撃的な過激派アンチと炎上騒動で楠栞桜さん側についていった熱心なファン(通称塩信)による、事実に基づかない罵り合いやデマの吹聴合戦が原因だと筆者は思っています。
ドルアンとは前述したアイドル部炎上騒動の本場である、ネット掲示版5ちゃんねる(通称5ch、以前2ちゃんねると呼ばれていたサイトのこと)における、「アイドル部アンチスレッド」の事です。アンチスレッドとは特定の何かに対する否定意見を書き込むスレッド。このスレッドには、楠栞桜さんの個人情報をリアルタイムで把握して書き込むユーザー、通称ecや、アイドル部の内部事情に詳しすぎるユーザー、通称76が書き込んでいました。(匿名掲示板なのに通称がつくの?と疑問の方もいるかも知れませんが、近年の5chは荒らし対策により匿名での書き込みが原則不可能になっています。)
ある時ecの書き込みの不可解さからecは楠栞桜さん本人なのではないか?という疑惑が発生しました。楠栞桜さんは自らがecであることをブログサイト「note」で否定。ですがnoteのバグにより、ecが楠栞桜さんと同一人物であることが発覚してしまったのです。
そもそも他のVTuber、特に揉めたとは言え元同僚のアンチスレッドに書き込みをしていたのは大スキャンダルです。その上ecの書き込みの中には、他のVTuberの個人情報をリークした物や、デマ情報を書き込んで攻撃を促した物、楠栞桜さんと親しくしているVTuberに対する暴言など、問題のある書き込みが大量にありました。これにより楠栞桜さんはYouTubeでの活動を休止。様々な企業案件から降板することになりました。
なお楠栞桜さんは休止の主な原因の一つとして自身や家族のアカウントへのハッキング未遂を挙げていましたが、ハッキングは未遂であれば確認する方法はありません。
また、書き込みの事実が明らかであるにも関わらず、楠栞桜さんは謝罪や問題を認める発言を行っていません。むしろ騒動を追っている層への挑発行為を繰り返しました。それが後述する疑惑の発覚に繋がります。
まだ不確定な部分が多いものの、事実であれば非常に重大な問題です。
Cottageとは「三田村匡厳」さんが運営するVTuberグループです。このVTuberグループの運営者が楠栞桜さんなのではないか?というのが当初のCottage疑惑でした。
特定が進むにつれ、楠栞桜さんと三田村匡厳さんは約10年以上の付き合いがある親密な関係であることがわかりました。何が問題かというと、Cottageが発足した当時は楠栞桜さんはまだ夜桜たまとしてアイドル部に所属していたのです。前述した匿名ユーザー76がCottage発足前から楠栞桜との関係が深いグループとして宣伝、ファンの誘導を行っていたことも問題視されています。楠栞桜さんが原因のアイドル部炎上騒動によりCottageは大きな利益を得ることになったのです。
また、楠栞桜さんと同一人物である匿名ユーザーecはCottageに所属するVTuberも個人攻撃の対象にしていた事も補足しておきます。
この疑惑が発生した事で三田村匡厳さんは声明を発表。楠栞桜さんがCottageに資金提供を行っていたこと、動画制作スタッフを担当していたこと、現在は関係がないこと、彼女の悪質な5chの書き込みに対して法的措置を検討している事等を主張しました。
ゴースティングとは、ゲームにおいて他のプレイヤーの画面を盗み見て、得た情報を利用して有利にゲームを進める事です。
楠栞桜さんは他の方との麻雀コラボにおいて、「人読み」と称して他のプレイヤーの非公開情報をピンポイントに言い当てる事が得意技とされていました。ですが今回の炎上騒動により、的中率が高すぎる事や、明らかに予測不可能な内容すら予測できているのではないかといった事が話題になり、麻雀界隈を中心に議論になりました。
内容についての詳細な解説はhttps://note.com/longicorn_beetle/n/nb03fba5e87e2 に丸投げします。
ゲーム競技の世界では、例え99.9999%の不正行為でも疑わしきは罰せずが原則となっています。そのためやった、やっていない、やったが問題ではない、わからない、等の意見により水掛け論となっているのが現状です。
この疑惑に関してはあくまでドルアンec騒動がきっかけで話題になっただけで、元々の炎上との関連性は薄いと言われています。混同して語られている場合や、ゴースティング疑惑だけが炎上していると勘違いしている人もいるので注意したほうが良いかもしれません。
なるべく中立的な観点を心がけたつもりですが、私としては楠栞桜さんに良い印象を持つことはできず、やや否定的な意見に偏っている可能性があります。
トイレットペーパー品薄デマの出所が富田優史なる人物であるという情報がTwitterで拡散されている。
<script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>トイレットペーパー買い占め騒動の出所特定したらメルカリ転売屋だったわ本当クソ。 pic.twitter.com/jpi4EgIb6a— しとばむ📸 (@musitoban) February 29, 2020
これはデマである。その理由は↓の記事が簡潔にまとめてくれているので読んでいただきたい。
「トイレットペーパー不足デマの発信元はこの人!」→というデマが流れて個人叩きに
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20200229-00165350/
ではなぜ彼が疑われてしまったのか。発端は02/27に配信されたテレビ朝日、ANNニュースの映像である。
https://www.youtube.com/watch?v=3MLKavaaFNw&t=42s
紙製品品薄の原因として、こんなデマ情報がある、とデマ情報の例を紹介した。
もちろんどこに書かれていたものかは伏せられていたが、その内容が彼のツイートそのまんまだったのだ。
ニュースで紹介された文言をもとに検索した結果彼のTwitterアカウントに辿り着いたのである。
ANNニュースでは「(品薄の)背景にあるのは、こんなデマ情報です」という言い方だったが、
いつの間にか「出所」が彼であるということにされてしまったようだ。
これは彼のツイート自体も良くなかった。彼がツイートする以前から品薄が発生していたのは冒頭に挙げたyahooニュースの記事にある通りだが、
彼は「品薄になる品予測を根拠付きでお伝えします」と一次発信者を気取った言い回しをしてしまった。
彼はインフルエンサーに憧れていて、一部から意識高い系と揶揄されるようなSNS投稿ばかりしていた。その癖か、自分が最初に思いついたような言い回しをしてしまった。
なので実際の品薄の時系列を知らない者からすれば彼のツイートが発端であると受け止められるのも仕方がなかった。
また、彼が叩かれてすぐTwitterアカウントを消したのも悪手だった。
元ツイートがなくなったことにより、情報はスクリーンショットだけが一人歩きしたため「出所」のレッテルを貼られる原因になってしまった(Twitter民に魚拓を取る文化はないようだ)。
彼が品薄の発祥だというのなら当該ツイートはある程度バズっているはずなのだが、拡散されているスクリーンショットは意図的か偶然かRT数Fav数が映っていない。
なんとか数字が載っているスクリーンショットを見つけたのだが、その数字はRT数19 Fav数23 というとても拡散されているとは言えない数字だった。
彼がTwitterアカウントを消さなければ、品薄騒ぎ起こせるほどバズっていないという証明になっただろうに。
https://i.imgur.com/6codOKt.jpg
ついでに言うと、ANNニュースもデマ広めてる人への攻撃の意図がないならもうちょっと内容ボカすべきだったんじゃないの?と思う
この件に限らず、テレビのニュース番組などでTwitter上の出来事を報道するときに、アカウント名とアイコンにモザイクかけたツイートのスクリーンショットが使われる光景をよく目にするが、
文章で検索したら普通にアカウント特定できちゃうから全く意味がないよね。
https://togetter.com/li/1473856
これとか読んで、あとは身の回りの人たち見てての体感でしかないけど、実際の感染力とか影響力に関しては定期的に流行る感染症とそこまで離れてるようにはどうも思えないのよね。
実際若くて電車通勤してたような感染者も出てきている割に、もし相当な感染力を持ってたら今の状況じゃ済んでないと思う。
(検査してないから出てきてないだけだ!という反論ありそうだけど、報道やSNS見ててもそもそも疑いのある症状になってる人が思うほどには多くない気がする)(体感なので間違ってたらごめん)
で、なぜこれがこんなにも連日におよんで巷を賑わせてるかというと、(ほとんどの人はもう既に内心思ってるような気もするけど)、コロナウイルスが色んな不満を爆発させるのにちょうど良すぎたような気がしてる。
例えば
・桜の会問題で今まで以上に露骨になった政府対応の杜撰さ とか
・中韓ヘイト問題とか転売ヤー問題とかデマ情報の拡散とかなんとかかんとかエトセトラ、、
これらを全て巻き込めて、かつ、地震とかと違って家が流されたりしないし、自分が罹らなければ特に何かを失うわけではないので、正常性バイアスが働きやすい。
でも死亡率はインフルよりも高くて報道なんかを受けると、客観的にはリアルな緊急事態そのものである。
みたいな、上手いこと条件が重りまくってしまってるんだろうなあ。
デモ起こしたりできない日本人の膨らみすぎた風船に穴を開けてくれたという点ではある意味良いタイミングだった気もしつつ、
今の各所からの意見や報道や個人の不安や焦りが、単にウイルスだけから来ているわけじゃなさそうだというのはなんとなく意識しておこうと思う。
すると
・ダラダラとツイートを見たりすることがなくなって時間を有効に使えるようになった
・寝付きが良くなった
・不毛な争いやデマに心を乱されることが無くなったので心が穏やかになった
というわけで良いことしか無かった
デマに関しては自分もすぐRTするタイプだったんだけど自分の関わってるものがデマ情報を元にツイッター民に袋叩きにあってるのを見て初めて恐怖を感じたんだよね
実生活にも影響があるかもと思ってビクビクしてたけど結局何の影響も無かったし、やっぱりツイッター民の意見は偏りがちなんだって思った
でも多くのツイッター民は出回ってるものを簡単に信じてそれが多数の日本人に支持されてると思い込んでる
こんな世界にどっぷり浸かってたらヤバイぞと思ったのが直接的な辞めるきっかけになった
同じ趣味の人同士でワイワイやってるのはいいけど、間違ってもツイッターで回ってる社会的政治的な話題がマジョリティの意見だと思ったりしてはいけない
楽しく使う分にはいいけど辛くなってきたら思い切ってやめよう
書き出したらとても長くなったので、最初に結論を書いておく:NGT山口の件で「人権侵害」とか簡単にいうやつは信用できないのではないか、という事だ。
NGTの山口の件で気になる事があるのでここに書いてみる事にしたが、ただ陰謀論じみたというかデマを広めるだけ(金の為?それとも秋元に親でも殺された妄想に取り憑かれているのか?)の週刊誌なりゴミサイトのデマ情報とかは論外なので触れるつもりはない。そんなものを真面目に信じている連中はどこかのクソ議員が山口の「ハレンチ動画」を暴行事件の動画だとかいって広めたのでも信じてればいい。
気になる事とは、山口のいわゆる「暴行事件」後に山口が運営に要求した事についてだ。山口の暴露配信やまともな報道によると、事件後に山口は運営に対してヲタクとつながっているメンバーの処分を要求、運営側は一旦これを受け入れ調査を開始したが処分を行わず、結果山口がその事についての暴露配信を行ったという事らしい。この要求について語りたいわけだ。あと、事件発生からこの配信までこの事件の事は世間では知られていなかったので、この事を「隠蔽」とする意見をよく目にするが、その事についても後で触れる。
NGTはAKBの姉妹グループなわけだが、AKBあるいはアイドル全般というと「恋愛禁止」という認識がある。だが、知っている人も多いはずと思うのだが、AKBグループは恋愛禁止、ではない。
これについては峯岸坊主事件後にラジオに出た秋元康がはっきり断言している。勿論、秋元が断言すればそうなのかというとそんな事はないのはAKBヲタクなら新公演事件等々知っている事ではあるが、少なくとも公式の方針として(現在)存在していないらしいのは、メンバーである須田亜香里や松村香織が証言している。AKBグループはグループ毎にいろいろと違うし、この二人のメンバーはどちらもSKEメンバーなので、彼女たちの証言はSKEについてのものではあるが、他のグループは恋愛禁止なのにSKEだけOKというのはちょっと考えづらい。
つまり、AKBグループは恋愛禁止ではない、あるいは少なくともその方向に進んでいる。SKE以外からのこの事についての少し変則的な証言としては、秋元系アイドル最大の成功者である指原莉乃がプロデュースしているアイドルグループ(非AKB)について「恋愛禁止ではない」と断言している事がある。指原はAKBグループにおいてはプロデューサーではないが、彼女のグループ内での立場を考えれば彼女のこの考えがAKBグループに影響を与えない事はないだろう。そして勿論、指原といえばAKBグループでもっとも有名な「ヲタつながりアイドル」なわけでもある。
この「ヲタつながり」、つまりファンとのプライベートでの交流(どういう交流かは当たり前だが様々)の排除を事件の被害者という立場によって運営に突きつけたのが山口である。この事には恋愛禁止が必ずしも運営からアイドルに押し付けられるものではないという事が現れていて興味深いが、さて、ではなぜこの恋愛禁止がAKBグループからなくなりつつあるのか?ホントのところは知らないが(まあそもそも「恋愛禁止自体がネタだった」という秋元の主張も秋元本人が書いた「恋愛禁止条例」という曲(公演タイトルにもなった)の歌詞を見てみればありそうな事ではある)、「恋愛禁止は人権侵害」といった批判を受けて変化していっているというのは想像に難くない。
この「恋愛禁止は人権侵害」という観点からすると、事件後の山口の要求はどうなのか?もし山口が示唆していたようにヲタつながりをしていたメンバーが山口の事件の裏にいたのなら、そういったメンバーを処分するのは当然だろう。しかし、警察による調べでもそういった証拠は出てきていない。だとするとその要求は運営がアイドルをヲタつながりによって、つまり「恋愛禁止」によって処分するという事になる。第三者委員会の報告によるとヲタつながりのアイドルが12名いたそうだが、運営は12名を処分するのか?処分とはなにか?解雇か?もし12名の解雇となっていた場合、いまNGT運営を批判しているヲタクはそれを納得していたのか?NGTに興味がないのに運営批判をしている人達は、恋愛禁止による大量処分を目にした時、運営批判をしなかったか?「人権侵害だ!」と?
「恋愛禁止は人権侵害」を真面目に受け止めるなら、12名を処分しない、山口の要求に答えないという運営の判断は全く当然である(繰り返し書くが、これは山口の事件に関わっていた証拠がないならという条件付きで)。故に、その運営の判断に反発した山口の行動の方に非があるということになる。
勿論これは、事件発生までの運営の安全管理がどうなっていたのか、および事件後の運営による山口のメンタルケアがどうだったのかという疑問を否定するものではない。それらとは無関係に、「アイドルの恋愛禁止は人権侵害」という立場からするなら山口の要求については運営が正しいというだけだ。そして勿論、「恋愛禁止は人権侵害」などバカバカしい、アイドルは恋愛禁止であるべきだという山口の立場もあるわけで、この立場に立てば運営はこの点でも間違っていたという事になる。
さて、やっと結論部分にたどり着いた。これまで、例えば峯岸坊主事件の時などに上から目線で「アイドルの恋愛禁止は人権侵害」などとのたまっていた人達は今回の山口の件についてどういう発言をしているのだろう?「恋愛禁止は人権侵害」であるなら山口によるメンバー処分の要求は不当なのだから、彼等は、安全管理やメンタルケアの問題について取り上げる事はあっても、この点については山口の要求を批判しているだろうか?そして山口の要求は罪のないメンバーを処分する事なのだから、山口が不当な要求で他のメンバーを傷つけようとしていると世間に公表しなかったのは隠蔽ではなく正しい事だったと述べているだろうか?(もし罪があったとしてもアイドル運営は警察でも裁判所でもないのだから、内々で処分はしてもそんな事を世間に公表すべきではないと私は考えるが)きちんと調べたわけではないのだが、「恋愛禁止は人権侵害」などと批判していた人達がもし今回の件についても発言しているのなら、おそらくはその逆、つまり山口は悪くない、運営が人権侵害、隠蔽だ!とまた運営批判をしているのではないかという邪推が頭から離れない。「恋愛禁止は人権侵害」と批判する人達が「恋愛禁止」による要求を批判しないのは矛盾なのだからありえないというのが正しい筋なのはずだが、残念ながらもし賭けでもするならそちらにかける気にはなれない。申し訳ないが、彼等は人権侵害などまともに考えてはおらず、単に叩きたいだけなのだろうという方に賭けてしまいたい。悲しいけど、これが現実なのよね。つまりだ、あえて言おう、カスであると。
なあ、例えば結婚とか日本だと3組に1組、アメリカなら半分が離婚しているよな。
結婚式だと「病める時も健やかなる時も 死がふたりを分かつまで――」とかいって、それを合意するわけだけど、全然判断能力なかったっていうことじゃん。
別に結婚とか大きなことでなくても、例えば携帯電話の回線業者で詐欺同然のやつに引っかかっているやつもいるよな。もっと言えば、リボ払いとか、Twitterのデマ情報とか。引っかかるやつたくさんいるよな。
大人同士が判断能力がまともにないのに結婚できるのなら、ロリコンと子供だってありだろ。両牲の同意ってことで。現実に実現数がどうなるかはともあれ、理論上はな。
なあ、例えば結婚とか日本だと3組に1組、アメリカなら半分が離婚しているよな。
結婚式だと「病める時も健やかなる時も 死がふたりを分かつまで――」とかいって、それを合意するわけだけど、全然判断能力なかったっていうことじゃん。
別に結婚とか大きなことでなくても、例えば携帯電話の回線業者で詐欺同然のやつに引っかかっているやつもいるよな。もっと言えば、リボ払いとか、Twitterのデマ情報とか。引っかかるやつたくさんいるよな。
大人同士が判断能力がまともにないのに結婚できるのなら、ロリコンと子供だってありだろ。両牲の同意ってことで。現実に実現数がどうなるかはともあれ、理論上はな。
はてブでこのようなことを言ってる人をよく見かける。インテリはてなーに対してはわざわざ忠告することもないのだが、インテリはてなーのフォロワーやワナビーはインテリではないので、ここでちょっと申し上げておいてもいいのではないだろうかと思った。
「またナントカ案件か」思考法において彼らが行っているのは、物事を自動的にパターンA、パターンBといったように振り分けることである。もちろんこういったパターン認識は情報を素早く処理できるというメリットがある。パターンAであればそれへの最適な解答はαであり、パターンBであればそれへの最適な解答はβであるというように。彼らはそれがナントカ案件であると認識した段階ですでに最適解を反射的に出しているわけだ。問題の認識と解答がほぼ同時に行われている。刺激に対して反応が決まっている。
たしかにこれは非常に合理的な判断のように思える。同じようなパターンなら同じような解答が最適になる蓋然性は高い。しかし彼らはその問題が以前の問題と比べてどの程度類似していてどの程度類似していないかについてまったく考えていないのではないだろうか。彼らは自分の思考法の陥穽を十分に理解しているだろうか。
物事というのは細部が重要である。細部の差異を認識し、その都度そこでしか発生していない特殊条件を勘案し、適切に処理できるかどうかに知性の差が現れる。どんなに素晴らしいデザインであっても、設計がその場に適応したものでなければ効果が得られない。「またナントカ案件か」思考法においては細部の差異を自動的に切り捨て、その場の状況に合うかどうかの深慮もなく、決まりきった解答αやβを放り込むのだ。そして「これで万事解決!」そう彼らは思っている。
この思考法を採用している者は物事を分かった気になっているが、正確に言うならば、彼らが分かっているのは物事から細部の差異を切り落としたあとに残った理想上空想上のイメージである。
彼らは物事の正確な認識を避け、「またナントカ案件か」思考法によって情報処理の負荷を軽減し、空想上のイメージに飛びついてそれを現実だと思い込む。そして、いまや現実と同じ価値を持つにいたった空想上のイメージについて彼らは解答αなりβなりを提示して、すべてがうまくいったような気になっているのだ。物事がパターンAそのものであれば彼らの解答αで完全に片がつくだろう。しかし世の中はそれほど単純ではない。それは問題の矮小化、議論の簡略化にしかなっていない。
物事にはすでに用意されたパターンによっては拾いきれない膨大な背景が存在し、その背景の要素同士がさまざまに絡み合って、一つ一つの物事をそのときそこにしか存在しない独特のものにしている。
情報を受け取ったときの第一印象として、パターンAに類似している、あるいはパターンBに類似しているなどと察するのは問題ない。賢い人は一瞬でそういった思考をめぐらせて大体の全体像を把握する。しかしそこで「これはパターンAに類似しているからαをやっておけば問題ない」とするのははてなーに求められる態度ではない。類似したパターンを検索するのは始まりにすぎず、むしろそこからすべての議論が始まって深まっていくはずなのだ。
だがどうもこういったことができない人をよく見かける。「AだからAなのだ。だからαすればよい」などといった態度はどれほど知的な態度だというのだろうか。こういった種類の人間は自分の有するパターンの数を誇っているのかもしれない。「俺は1000のパターンを持っているから現実に対処するには十分であろう」などというように。こういった傾向を「知識オタク」と言えるかもしれない。
しかし実際のところ、彼は1000個のボタンと、そのボタンを押すことによって得られる効果を丸暗記しているだけなのだ。Aを押したらαが出てくる。ただそれが1000個あるだけなのだ。1000個では現実を生き抜くには少なすぎるだろう。それなら1万か、10万か、100万か?
おそらくそういうことではない。
こういった「またナントカ案件か」思考法によると、完全に未知の問題には対処できないのだ。未知の問題に挑んでいくのが知性というものではないだろうか。
安易な判断を下す前にまずは物事をよく観察し、情報を揃えてみてはどうだろうか。SNSを中心にやっているとインターネットというのは速さが求められがちだが、実は自分のペースで好きなだけ考えることができる空間でもある。
かつてお笑い芸人のおぎやはぎが「一概には言えない」と言っていたことがあるが、まさにこれなのだ。こういった態度にネガティブな印象を持つ人も多いかもしれない。しかし一概に言えないということは何も言えない、言わないということを意味するものではない。むしろ何かを言おうとしている態度である。だから何か言うまで待ってほしいし、十分に待つべきなのだ。
デマ情報、嘘ニュースの拡散が問題になっているが、「またナントカ案件か」思考法ともつながっているのではないだろうか。情報を見た瞬間に「これはひどい」あるいは「これはすごい」と認識し、それですべてを理解した気になってしまう。背景にどういった事情があるのか記事のバイアスはどう評価できるかなどを考慮せずに、あるパターンに類似した情報を、「きっとあれのことだろう!」と自分の中にある既存のイメージに結びつけて理解した気になってしまう。現代のインターネットには速さと同時に短慮がある。あるいはそれは短慮ですらなく、自動化されていて、ほとんどbot化しているとも言えるかもしれない。
MACの外付けGPUのbizon boxの購入を検討していた。
このフォーラム(http://egpu.io)でbizon boxは非常に勧められないという書き込みを見つけた。
他のEGPUと比べて非常に高いのが原因だという。
いろんな人が言っているのでオススメのEGPUボックスを買った。。
結果全く繋がらない。
一度はMACが立ち上がらなくなり、完全に死んだかとも思ったがなんとか修復できた。
だいたい4万円ぐらい高かったが時給換算でそれ以上の時間を無駄に過ごしたと思う。
このEGPU捨てるにしても、うるにしてもさらに余計な手間になる。
みんなが強く買わないのを勧める中、この状況を説明し、強く購入を勧めた。
1日経ってフォーラムをのぞいてみたら静かにBANされていた。
なんでこんなサイトが上部にくるのか。