はてなキーワード: 自己評価とは
これは二次創作界隈で性根を拗らせてしまった、文字書きの独り言だ。
個人サイトから幾星霜、TwitterやPixivなんかで手軽に作品を投稿できるようになった昨今、規模の大小はあれどどのジャンルも二次創作は盛んであると言えるだろう。
そんな中で私も、細々と小説を書いていた。身の内を焦がす推しCPへの熱を昇華したくて、欲望のままに書き連ねていた。
最初は本当にそれだけだった。
ただ、自己評価の捻じれまくった私には、「評価が見える」という環境が苦しくて仕方がなかった。
二次創作において、小説は決して絵より評価されない。誰だって視覚的に直接訴えかけられる絵の方が、いとも容易く拡散されて評価される。
分かっていた。そんなことは分かっていたのだけれど、それでも辛いものは辛いのだ。
私には絵が描けない。描けるようになりたいと練習したこともかつてはあったけど、自分の下手な絵が見るに耐えなくて続かなかった。
才能に恵まれなかった、と言ってしまえば聞こえはいいが、つまりは向いていなかったのだ。
そんな劣等感と嫉妬を抱えた私は、絵の描ける人間が羨ましくて仕方がなかった。
具体的に指し示すことなどしないけれど、私は今いわゆる「流行り」に相当するジャンルに身を置いている。
ただしCPは少しマイナーで、Pixivでもページ数は片手で足りるほどしかない。
それでも萌えが留まることを知らなくて、それこそ検索で数人しか呟いている人がいない頃からひっそりと書いていた。理由は、書きたかったから。
Twitterとは便利なもので、いつの間にか同じCPを推す人たちが増えていた。
相も変わらず逆の方が多かったけれど、それでも同好の士が増えて嬉しかった。
しかし悲しいかな、やはり小説しか書けない人間に人権はなかったのだ。
同好の人たちは、皆絵が描ける人たちばかりだった。絵で摂取する推しCPは本当に素晴らしくて、見ていて幸せだった。
だけど、私の中のどす黒い感情は抑えることが出来なかった。
一番の理由は、その人たちが絵だけでなく小説も投稿する人たちだったからだと思う。
言い方は悪いが、絵が描けるくせに、何故小説を書くのだろう。そう思えて仕方がなかった。
彼女らは、その絵を気に入った沢山のファンがいる。小説しか書けない奴とは、影響力が違うのだ。
そういう人たちが書いた小説は、専業の文字書きよりたくさんの評価をもらえる。
何故なら、絵が描けるから。
推しCPに落ちたきっかけを話すタグが流れてきたことがあった。同好の士たちは、楽しそうにきっかけを話していた。
「○○さんの絵を見て」
「きっかけは○○さんで」
当然、挙がるのは絵が描ける人たちの名前ばかりだ。文字書きの名前など言及されるはずもなく。
見えたと思えば、「○○さんので落ちて、△△さんから供給をもらって」、だとかそんな感じで。
そんなマシュマロから始まったいつかの論争には、たくさんの擁護意見があった。
それらもかなりバズっていたから、「小説は必要だ」と思う人もたくさんいるのだろう。
そんなことは分かっている。分かっているけれど、事実としてただの文字書きは評価されないという現実はここにある。
読まなくても大丈夫。垂れ流したいだけ。
ここ最近、ずっとくすぶっている規制がどうとかジェンダーがどうとかっていう問題の話。
先に表明しておくと僕はオタクだった。
そして引きこもりだった時期もある。
別にイジメとかがあったわけじゃないけど、クラスメイトと会うのが苦痛だったのだ。
特に、自分の容姿が情けなくなるほど自信がなかったので、女子の視線が怖かった。
そんな(子供ながらに)人生何にもいいことないぜ!状態だったわけだけど、アニメだけは楽しんで見ることができた。
雑食だったから、ドラえもんとかサザエさんみたいな国民向けアニメから、深夜枠だとハルヒとかローゼンメイデンとかだったかな??
当時は本当に生きる糧だった記憶がある。
とにかく、周囲に迷惑をかけないように、人目を気にして、人目を避けて、いわゆる隠キャとして過ごしてきたわけだけど
幸いにも中学に上がり、共通の趣味を持つ友達も持てて、なんとか一般社会に溶け込んでいる。
そんな人生も、もう30年近い。
ずっと、周囲に気を使って生きてきた日陰者だ。それが自己評価。
そこから時代は進み、アニメや2次元という娯楽は、それなりに市民権を得てきたようだ。
僕が子供の頃は、コミケなんてニュースで取り上げられなかったし、一般の人の前ではアニメを鑑賞しているとは口が裂けても言えなかった。
今は違う。
アニメは国外の方含め、いろんな層の人が見てくれているし、今やアニメが国のセキュリティ強化月間や献血のポスターにも採用される時代になった。
誇らしいと思う。
あの時の、どうしようもない孤独感が報われたような気がした。
陽の光を浴びてもいい場所に来ても良いのだと、そんな許しをもらった気分だった。
でも、いい面ばかりでもなかった。
どうやら、僕の生きがいであった二次元やアニメは、女性の権利を侵害してしまっているのだそうだ。
ツイッターで見かけることがある。
「某アイドルゲームで、巨乳が売りの女の子がいて、コンプレックスだったけど、アイドルになって克服できた設定のキャラクターがいるそうな。地獄かと。」
。。。悲しい。逃げついた先の希望が地獄と呼ばれることが、悲しい。
「規制反対派は、女性を性的消費する権利を剥奪されることを嫌っているから反対しているのだ」
。。。3次元の女性から逃げ続け来た人間なのに?そんな権利があるなんて、1ミリも思ったことない。
悲しい。悲しい。なんなんだこの分かり合えなさは。
声を上げているみなさんを否定することは決してあり得ない。
その行動は賞賛されることはあれど批判されることはあってはならない。
今を生きる全員が着たい服を着る、履きたい靴を履く。大いに結構だし、そうあってしかるべきだ。
そんな当たり前の、当たり前の、ことを主張する人がいて、それを受け止めるだけなのに
なぜそれがこんなに難しいのか。
僕は、あなたのしたいことを否定しない。なので、僕な好きなコンテンツも否定しないでいただきたい。
ましてや、女性の権利を脅かすことを是とすることはあり得ない。
アニメや2次元は、3次元の人間の権利を帯びやすことになるなんて、そんなこと決してない。
僕みたいにな、被害者意識が先に来ちゃっている隠キャにとってみれば、逃げた先の2次元も否定され、
その上、よっぽど性を諸費している風俗とかキャバクラとか、そっちに矛先が向けられれない意識が先に来てしまう。
(ちなみに僕はどちらも行ったことない。苦手なので。)
その上、社会に出たら、女性を性的諸費したい、性犯罪者予備軍みたい扱いを受けるのが悲しい。
・規制派(?)やフェミの皆さま(という形でカテゴリーするのが相応しいのかわかりませんが、勉強不足ですみません。)
僕なんかよりも、よほど耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、やっと声をあげることが出来ているのかと思います。
しかし、上記のような形で指摘を受けることがやはり悲しいのです。
そして、女性の性的諸費を推奨もしないし、しているつもりもないのです。
僕は支持します。
無知は罪かもしれませんが、僕は変わりたいと思う。
・オタクのみんな
僕みたいな人がどれだけいるかわからないけど、きっと今まで被害者意識の隠キャで、それでも身をわきまえて、犯罪を犯さず、迷惑かけないように過ごして来たと思う。
そんな中で、突然、地獄だとか、全否定で入られるときっと思うところもあるのだと思う。
けど、過剰に反応することもないんだ。
きっと僕らは共存できる。
・異性を不当に性的諸費している人
まじ、ここまで色々こじれているのはお前らのせいだぞ。
例えば、女の子が可愛い格好をしていても、それは高確率で自分が着たい服なだけだぞ。間違っても男のためじゃあない。じろじろ見るなよ。
逆も然り。
痴漢とはする奴は本当に、○ねばいいのに。
40代夫婦、中学校2年生(都内私立男子校 中高一貫。本人が希望して入学したが、少し勉強についていくのに苦労している)の3人暮らしの我が家。
夕食の席で、中学校2年の息子が「学校のことで話をしたい」と言い始めた。
そして、家族会議をすることに。
議題は、彼の「学校でのこと」について。
俺に似て、ナードな息子は「運動部の奴らにイジられていて辛い」と話し始めた。
運動部に入っていたが、同年代の子に「辞めちゃえばいいのに」と繰り返し言われて辞めたという経験がある。
俺は運動部が憎い。
自分が中学生の時も、サッカー部と野球部の連中は我々のようなスクールカーストの低い人達を虐げていた。
坊主憎けりゃナントカだとは分かっていても、本当に気に入らない。
本人の希望で、スクールカウンセラーにも相談に行っている。
カウンセリングの内容は当然だが、親も知らない。
息子は「話せる人がいるのはありがたい」と話している。
この年代で、親に話せないことがあるのは当然なので、援助希求能力を上げるためにもとても大事だと思っている。
ところで、我が家では、家族会議のときには、いつも俺が議事録をつくる。
Macにメモをとりながら、Apple TV経由でリビングのモニターに映しながら、問題を外在化しようと試みるのだ。
そこで、ある程度のフェイクを入れながら、下記に転記する。
___________________________________________________
*息子より問題提起
「授業中など勉強しているときに、運動部でイケている感じの奴らに後ろからちょっかいを出されたりする」
「進学校だからか、勉強も運動もできるやつは威張っている。とくに背の小さいやつをイジってくる」
「家庭科の授業中に後ろから糸くずを置かれた。遠くで笑われたりする」
「ちょっと気分が悪い。それが辛い。」
「体育の時間にいろいろ言われるのが辛い。たとえば、「邪魔」「動けよ」「ちゃんとやれよ」「デブ」ということを言われて、大変だと思っている。」
「いろいろ試してみた。キチンと嫌だと言ったり、おちゃらけてみたり、ちょっとキレ気味にいったり。でも、どんな風にしても馬鹿にされる」
「次回の(スクール)カウンセリングで(このことを)聞こうかな、と思っている。」
>妻「Sくん(彼の仲の良い友人。自分と同じようにイジられている立場だ、とのこと)も同じような感じ?」
息子「Sくんは、教室の後ろの方の席だから(息子ほどでは)ない」
>妻「特定のひとに言われるの?」
息子「5〜6人くらい。あとから、のっかってくる人もいる」
(他にも具体例はあったが省略)
>妻「私はSくんの親とも繋がりがある。Sくんの母親に相談するのはナシ?」
息子「それはSくんに悪い。話していない可能性もあるし」
息子「(あるいは)Sくんもカウンセリングに言ったら、楽になるのではないかと思う」
>妻「いつ頃からなのか?」
>妻「他にも言われている人はいるのか」
息子「Kも、デブとか言われている」
息子「カウンセリングでは言おうと思っている」
>妻「結局、(前の部活)もそういったことで辞めていることもある」
息子「そうだね」
>妻「介入するべきかどうかは迷っている。でも、介入が必要なようにも感じる」
>父「『イジる』というのはプロの行為。素人が真似していいものではない」
(ハラスメントについて、適当なPDFを探し、参考資料として共有)
https://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/kk-010/documents/harasumentobousi.pdf
息子「うーん。今の時点では、よくわからない」
息子「いえない」
>妻「たとえば、こちらとしては保護者会の後に、先生にお話しをしてもいいとも思っている」
>妻「でも、あなたが『言ってほしいかどうか』を大事にしたい」
>妻「自分としては、どうしようと思っているのか」
>父「気になったのは、助けてほしいかという質問に対して『よくわからない』という感じ。少し不思議。もう少し詳しく聞きたい」
息子(息子の現状への認識の話)
息子「自分はオンラインで仲の良いゲーム友だちもいる。まだ頼れるところもあるし、大丈夫だと思う…という感じ」
息子「(息子が)イジられなくなると、他の誰かのところに行くのではないかと思っている。先生に相談できない一番の理由もそれ」
息子「奴らは次の標的を探していると思う」
息子「一番自分と仲の良いSは友達もあまりいない。心の拠り所もなさそう」
息子「だったら、自分が(ある種の)タンク役として、受けられるといいのかとも思う」
>妻「息子は、イジりに対して、反応がいいのではないか」
息子「反応は良いと思う。アイツラは楽しそうにしているし」
息子「実際、格好の餌だと思う」
息子「ただ、ひとりだけ本当に嫌で…〇〇って奴」
息子「あいつの弄りは本当に嫌だったから、その人からは本当に距離を置くようにしている。物理的に。ただ、それはそれで反応を面白がって近づいてくる」
>父「次の標的を探している→だから自分が犠牲になるべきだ、というのは、ある種の過大な自己評価ではないか」
>父「彼らは単に反応のよい人に触れているだけ、とも思う。ボタンを押して、反応するのが楽しいような原始的な感覚」
息子「(モニターをみながら)文字だけ見返すと、確かに過大評価かもしれない」
息子「でも、家庭科の授業のときに、◆◆が小声で言っていたのは『いじめるんだったら、Sとか(息子の名字)とか…』と言っていた」
息子「遠くでこちらをみて、笑っていることがある。本当に、こっちをみているかどうかはわからないが…」
息子「Sについて、責任を感じる必要はないかもしれない。でも、万が一、あるいは数%でもそういう可能性があるのは『怖い』と思う」
<話し合い中、またはその後の息子の反応や言動>
(話し合いの最中から涙を流し、一時中断した。15分程度、タイムアウト)
(話し合った直後)
息子「学校のことで時間をとってくれてありがとう。少し楽になったよ。助かった」
(しばらく経った後に泣きながら)
息子「なんか、いろいろと思い出して辛くなった」
息子「学校で色々言われていると『自分は消えてなくなった方がいい』と思うこともある」
息子「家でも居場所がないように感じてしまう。自分がいない方がいいようにも感じる」
<話し合い後:今後の具体策>
定期的に、家族へ現状の報告をする
場合によっては両親の判断で「タオル」を投げる(両親としては現時点でもタオルを投げたい)
カウンセリングの先生との面談が3日後。そこで話してみる(こちらの会議内容のコピーを持参してみる)
→毎日の出来事やカウンセリングでの反応をみながら、適宜、話し合いを持ちたい
__________________________________________________
と、まあ、こんな感じになりました。
子供の抱える問題は、どこまで介入するか、とてもむずかしいなー。
悔しい。
遠くから悪口が聞こえたり、自分の存在を消してしまいたいと思うなんて、ちょっと鬱だよね。
なぐりてえ。
ウチの大事な息子をそんな目に合わせた奴らのことを殴りてえ。
でも、殴ったらいけないことくらいは分かっている。
彼らにとっては本当に些細なことでも、居場所を失いそうなくらい、息子は気にしているんだ。
息子が嫌がることをしないでください。
本当にお願いします。
もっと早く気づいてあげられてたらなあ。
ごめんな、ごめんな。
ごめんな。
思い出す度に気分悪くなるし、考えるだけ無駄ということもわかっている。
初めてバイトしたのは10代の時で、友達の紹介で単発の飲食だった。
特にこれといって忙しくもなかったけど、楽しくはない。バイトってこんな感じか、という気持ちでいた。
酒が入った席で、男の人が5、6人はいた。机に注文された品を届ける度に酔っていってるのが分かる感じで賑わっていた。
あと1時間もすればバイトも終わるだろうというところで、またそのテーブルに配膳しにいった時、ひとりの男から突然「彼氏いるの?」と聞かれた。周りの人ももちろん話に参加して聞いている。
私は若かった。
どういうこっちゃ、と思いながら
「いないです」
と端的に事実を答えた。
すると周りの中のひとりが
と聞いてきた。
この質問に対しても私は
「いないです」
と端的に事実だけを述べた。
「エッ⁉︎
俺でもイケんじゃん!!」
と最初のひとりの男が言った。
私は何をいわれたのか、その瞬間すぐにはわからなかった。
ただ返す言葉もなくて、ハハ…と笑って(本当に笑えていたのかは不明)少しずつ後ずさりして、その場を去った。
この少しのやりとりが、もうずっと何年も消えない。
私は若かった。
初対面の人間にこういう話をされることを知らなかった。
そういう人種がいることを知らなかった。
出来ればずっと知らないままで生きて、そして死んでいきたかった。
そして、その時いえなかった気持ちがどんどん腐っていって私の思考まで侵食する。
当時の気持ちを今の私に語らせれば、この発言、出来事、相手の男、周りの男、社会環境、全てが憎く、
きっっっっっっったな!!!
である。
10代そこらの女の子がいい年した男に声かけられて嬉しいと思ってんのか???思ったんだろうな!だから平気で「彼氏いるの?」とか聞けるんだろうよ!!ゴリラみてぇな容貌してよくそんな恥ずかしい真似が出来んな!!どうやったらそんな自信がつくんだよ!不思議でならねぇよ!!!きったな!!周りの男もうるっせぇんだよ、生きたまま地に埋まっとけ!
なーーーにが「俺でもイケんじゃん!!」だよ!イケねぇよ!!!!!!!!!!
なんで私に選ぶ権利がねぇんだよ!!!!きったねぇゴリラは断固こっちから願い下げすぎんだろうがよ!生き地獄味わわせるつもりなんか!??てめぇこそが常時死ぬほど苦しんで長生きしろゲボが!!!!!!!!!
10000000000歩譲ってやって仏かってほど慈悲深い私の情けをかけてやって言葉にすると、私がいない聞こえない所でその話をするべき。
こういう事が許されてる世界に社会に絶望した。周りの人たちは止まるどころか持て囃すような雰囲気でいたのが、私にはとても理解できなかった。みんな私よりひとまりは上のはずなのに、誰ひとりとして私を助けてくれようと、手を差し伸べようとはしてくれなかった。
「酒が入ってるからしょうがない」って思った人おる?
じゃあ私も酒飲んだら、そう思ったお前のこと殺そうとしてええか??
根本的に話が違う??
いや一緒だよ。あの男、私の人権まるっと無視して体狙ってきてんじゃん。
レイプを筆頭とする性犯罪は人殺しだ。自分の欲のためだけに人権を無視した行為してるんだから。まさに生き地獄という他ない。
私にいわせてみれば一方的にイケるだの、ヤる、だのは殺害予告も同然。
普段生きてて初対面の相手に性体験の話する??話のレパートリーそれしかないんか??
とここまで怒りを撒き散らすと、今度は自分の存在に疑問がわいてくる。
怒りに任せている時は強い自分でいられるのに、考えれば考えるだけ自分のことも嫌いになってしまう。
私が若くて女だったからナメられた態度をとられた…?
私が屈強な男だったらいわれなかったのに、と。
あんな汚ねぇゴリラに自分でもイケると思われるような存在だった…?
私は人並みには容姿に気をかけているのに、と。
それからは可愛くなりたい、可愛くありたい自分とナメられたくない、気持ち悪い目で見られたくない自分のせめぎ合いで、髪を伸ばしたりベリーショートにしたりの繰り返しで生きている。
可愛い格好をした自分を、無限に湧く自己評価男が、あれ男ウケ狙ってるよな?俺イケちゃう?と思われてしまうかも、と考えてしまってオシャレが出来ない。
あの発言がなけりゃ、こんな観点持ち合わせず、変に縛られて生きることもなかったのに。
ツイッターをしているとここに書いてあるみたいに、嫌な思いをした人のツイートも流れてくることがある。
共感のリプがある一方で、所謂女叩きをしたい人たちが目に入ってしまいウンザリすることがある。
お前もツイフェミの一派か!と思われていることだろうな、と思いながら今もこれを書いている。
ツイッターではそういう活動とかはしていないけど、もうそれでいいです。という気持ちが最近よくある。
もうそろそろ終わりにしたい。
とりあえずクソキモ男は私に慰謝料5億払ったうえで去勢しろや。
うーん、私って本当どこまでも仏。
36歳男。10年前に既婚者であることを隠して不倫し、数ヶ月交際した後に絶縁した相手の女性のことが忘れられない。今は妻とも子とも仲良く、幸せな家庭生活を送っているけれど、あの時にまだ独身だったら彼女と最高のパートナーになれたのかな、とたまに思い返す。
出会いはネットの「オタクのメル友募集スレッド」的な掲示板。妻と一時期うまくいってなかった自分が彼女の書き込みを見つけ、返信をもらってメル友になった。好きなアニメやゲームの話題で意気投合し、実際に合ってみることになったのは夏の始まりだった。
一目見てお互い「アリ」だと思ったのか、バーでの会話は弾み、二次会のカラオケでは歌もそこそこにセックスしたい意思を確認、ラブホテルに移動して最高のセックスをした。
その後もデートを続け、2回目のお泊りデートでは体の相性だけでなく、お互いの恋愛感情も確認し合った。クズな自分は、その時も既婚者であることを隠したままだったけど。
彼女と別れた帰り道、ふとしたことで罪悪感にさいなまれ、既婚者であること、妻との離婚を考えていること(当時は子どもがいなかった)を明らかにしたうえで、関係をもう終わりにすべきだと思う、と彼女にメールで伝えた。
別れ話の形式にしたのは卑怯な気持ちのなせる業で、「不倫は絶対あり得ない」という倫理観の持ち主である彼女に対し、さすがに妻と別れるから付き合ってほしい、などとは言えなかった。
心の底では彼女と付き合えることを望んでいたのか、それとも彼女が怒って去ってくれることを望んでいたのか、今となってはよく覚えていない。
「これを伝えるのにメールを選んでくれてありがとうございました」と静かにキレた彼女の怒りはすさまじく、離婚前提で付き合うというシナリオがクズ男の都合のいい願望でしかないことにはすぐに気づけたけれど。
怒る彼女はそれでも冷静で、「貴方は最低で私は被害者だけど、貴方の奥様に対しては加害者で、発覚すれば私にも賠償責任がある」から、「やり取りしたメールは全て消し、この話は奥様に隠すように」と指示した。
全くその通りだと思い、彼女の連絡先と全てのメールを削除した。10年経った今でも覚えているのは彼女の本名と、お互いが好きだったゲームについてのメールのやり取り、デート中の会話のごく一部、それと、何度も思い返した情熱的なセックスの細部、それくらい。
彼女は今、どうしているのだろう。見た目も性格も素敵でスタイルもよく、(一部の)サブカルコンテンツをこよなく愛する彼女は、ふさわしい恋人を見つけたかもしれないし、結婚していてもいなくても、人生を謳歌しているのだろうと思う。クズ男に騙された一瞬を忘れ去って、楽しく生きていてくれればと心の底から思う。
こちらの方は、その後妻と大きなケンカを経て仲直りし、子どもにも恵まれて充実した日々を過ごしている。共働きで家事育児を4割程度、家計をほぼ全て負担し(年収約2千万の大半を家族のために使うor貯金している)、子どもとも毎日仲良く遊んでいるので、夫として、親としては及第だと自己評価している。
そんな中、ふとしたきっかけで彼女のことを思い出す。今では不倫など全く考えられず、当時妻や彼女に対してしたことは人生の最悪の暗部だけれど、彼女への恋愛感情だけは、(許されないのはわかっているけれど)ポジティブなものとして大切にし続けてしまっている。
もう会うことはないと思うし、会いたいなどと言える立場では決してないけれど、どういう生活を送っているのか、ふとした瞬間に知りたくなる。向こうはとっくに終わったこととして処理し、何の感情も残っていないだろうけど。
不倫の除斥期間は20年らしいから、あと10年経って法的リスクがなくなったら、クズ男を罵倒しに目の前に現れてくれるだろうか、と夢想する。