はてなキーワード: 統合失調症とは
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02 | 55 | 9021 | 164.0 | 62 |
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05 | 21 | 1798 | 85.6 | 39 |
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1日 | 3419 | 368876 | 107.9 | 42 |
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例えばフェミ関係が突然発狂するのは勝手に自分と作品の中にメタ構造を見出して攻撃してるだけ(あれは政治意図もあるけど)。
京アニ事件の後で「精神疾患持ちはちゃんと隔離しろ」など散々言われていたけど、なかったことになっているのか。
『ルックバック』の犯人の特徴が統合失調症と一致する問題が話題になってます。
この問題の本質は、作者や読者、個人レベルの差別の問題ではなく、そして個人を責めるべき話でもなく、社会と統合失調症の果てしない遠さにあります。
この殺人犯に関するマンガ内の描写は極めて簡素です。およそ記号的です。それが当事者、関係者が見れば誰でも統合失調症を想起する描写(その他には薬物依存症ぐらいしか考えがたい描写)で描かれています。つまり、殺人犯という記号に、統合失調症が使われたということです。
これはおそらくそこまで意図的な使用ではないでしょう。良くも悪くも統合失調症に対する思い入れは作品からは感じられません。つまり、統合失調症も単に記号として使われた、ということです。
殺人犯という記号に統合失調症という記号を代入した。それだけなのでしょう。しかし、だからこそより問題は根深いわけです。
軽い気持ちで殺人犯に統合失調症を当て嵌めることは「差別的で問題である」ということは多少でも事情を知る人には常識です。マンガの世界でも、20年前に『ブラックジャックによろしく』で全く同じ問題が取り上げられています。
にもかかわらず、さしたる配慮もなく使われたというのは、統合失調症に対する全くの無関心と捉えざるをえません。
統合失調症という疾患についても詳しく知らないし、知る必要も感じないし、殺人犯に統合失調症と一致する特徴を描写することで、当事者、関係者がどのように感じるか、ということが想像出来ていないし、それを想像する必要すら感じていない、ということです。
仮に、単なる偶然、適当に描いた特徴が、たまたま統合失調症と一致していた、としても同じです。無知であり無関心であることに変わりありません。当事者、関係者ならそんな偶然は絶対に起こりえないわけですから。
繰り返しますが、作者や読者を責める意図はありません。本当に悪気もないし、無垢で無邪気なのでしょう。だからこそ問題なのです。
統合失調症の有病率は約100人に1人です。それは途方もない数です。そんな数のありふれた疾患に関して、これほどまでに無関心に無配慮でいられる、ということが、そういう社会状況をいつまでも許してしまっているということが、統合失調症の差別、ひいては精神医療全体の問題の根深さを如実に示しているのです。
この問題にもう少しでも関心のある方は以下のコラムを読んでいただければより理解できると思いますのでご参照ください。『ブラックジャックによろしく』精神科編は20年経っても古くならない素晴らしい作品です。それはこの20年、日本の精神医療の根本的な問題が何も変わっていないことも示しているわけですが。
村崎百郎の場合は「精神疾患罹患者の苦しみをビジネスとして喰い物にしてきた人間が、その報いを受けて悲惨な最期を遂げる」と云う悪趣味エンターテイメントを、自らの命と引き換えに提供したのだから、身体を張ったと言えるかもしれませんね。もっとも、村崎百郎の精神疾患に関しては、ビジネス上の(もしも本物の精神疾患罹患者や関係者から差別的だと抗議を受けた時に「精神疾患罹患者の当事者が書いているので差別ではない」と言い訳するための)フェイク、ギミックだったのではないかと云う疑惑を抱いています。まあ、死ねば官軍なので真相は闇の中ですが。
こんな事件があったんだね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E5%B4%8E%E7%99%BE%E9%83%8E
2010年7月23日午後5時頃、村崎は読者を名乗る32歳の男性に東京都練馬区羽沢の自宅で48ヶ所を滅多刺しにされ殺害された[2][16]。自ら警察に通報して逮捕された容疑者は精神病により通院中で[17]、精神鑑定の結果、統合失調症と診断され不起訴となった[18]。
悲惨な最期というのは、殺人事件で、しかも結局犯人は病気が原因で不起訴になってしまったのか。
いくら生前のご本人の言動に弱者を虐げるものがあったとしても、命を落としてなお犯人が罪にすら問われないのは無情だとも感じられる。
でも、法律の専門家が不起訴だと判定したことだから、どうしようもないことだったんだろうね。
マンガ家・森園みるくが激白、“鬼畜ライター”村崎百郎刺殺事件の真実! 憑依、幽体離脱、魔術訓練… 死は予見されていた!?(インタビュー)
https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201709_post_14564/
精力的な創作活動を続ける森園氏だが、今年「めちゃコミック」をはじめとする電子書籍サイトより配信が開始した漫画『私の夫はある日突然殺された』が各方面で話題沸騰中だ。村崎氏の死に関する実録エッセイである同書によると、彼は生まれつき“電波”を受信する特異な霊体質だったが、小学5年生の夏休みに海で溺れかけた際に宇宙の始まりを目撃し、その神秘体験を通して身体に侵入した何者かのメッセージを受け取り始めた。この“何者か”こそ、鬼畜活動に邁進する使命を授けた存在なのだという。そして、なんと村崎氏は、自身の死さえ予知していたというのだ!
――森園先生、よろしくお願いいたします。早速ですが、村崎さんは本当に死を予知していたのですか?
森園みるく氏(以下、森園) 主人は、殺された年に何度か「俺は精神病者に殺されるから、ごめんね」と言っていましたね。そして、「世界は終わるが、それは俺にとっての世界で、他の人にとっての世界は終わらない」と謎めいたことも……。特に脅迫状がきたり、前兆があった訳ではないのだけど、予知通りに2010年7月23日に、私が食事に出掛けている間に殺されたんです(※)。しかも、主人が最後に仕事で使っていたPCがありまして、そこには<ミズの中からさざ波を立てて移動しながら浮かび上がる十字架のイエス像>という文章が残されていました。
※ 村崎氏は、読者を名乗る32歳の男に自宅で48カ所を刺された。容疑者は自ら警察に通報して逮捕されたが、精神鑑定の結果「統合失調症」と診断され不起訴となった。
精神鑑定の結果不起訴になった犯人の殺人事件という、難しい題材ではあるけど、遺族の手で漫画化されたのか。
漫画を通じて多くの人にいろいろなことを考えさせるのだろう。
「批評家が決めるよ」
「IQが110以上ある人たちにとっては答えなんてそもそも1つしかないよ」
「物語のテーマが最も濃厚に伝わるにはどうすればいいか考えれば分かるよ」
「もしも妄想じゃなかったと言うなら4コマの貼ってある窓が映る漫画的な意味がないよ」
「もしも平行世界じゃなかったと言うならふさぎ込んでたやつがいつあんなふざけた4コマを描いたんだよ」
「起こった悲劇は変えられないよ」
「都合が良すぎると疑問に思わない人はメンタルを病んでるよ」
「正解がないと延々と不毛な議論が続くから正解があるべきだよ」
「正解がないと考察した俺が馬鹿みたいだから正解があるべきだよ」
「多数派が選んだのが正解の不在だよ」
「正解がないことが正解だよ」
「タツキが答えを一つだと言っても出された作品がそうじゃないならそうじゃないよ」
「物語に意味が必須だと思う人は現代アートとか大嫌いだろうね」
「創作に意味が必須だと思う人は現代アートとか大好きだろうね」
「可能性のゆらぎを描写している作品に一つの解があると思うのが間違いだよ」
「正解があると延々と話し合えないから正解はないべきだよ」
「正解があると他の考察してたら俺が馬鹿みたいだから正解がないべきだよ」
「とにかく愛の力だよ」
「愛は平行世界を超えるよ」
「愛は現実を超えるよ」
「LGBTだよ」
「友情だよ」
「間に挟まりて~~~」
「病気の人をだすのはよくないよ」
「俺は傷ついたよ」
「唐突すぎるよ」
「地震で殺したら災害に絡められるからと安易に殺人鬼を出したのが逃げだよ」
「異常者が起こした事件をダシにしてステレオタイプみたいに扱うなよ」
「俺がでてたよ」
「普通に楽しめばいいよ」
「正解があってもなくても名作だよ」
「背景が綺麗だよ」
「お前ら漫画読むの下手すぎるよ」
「正直大したこと無いよ」
「この程度で騒げるやつが羨ましいよ」
「俺はつまらなかったよ」
はてんだけじゃなくてtwitterやFaceBookでも精神病だったり精神障害者手帳を持ってることをわざわざ言及してくるタイプの人いるじゃん。
医者(メチャクチャ頭のいい人がその分野を勉強しまくった人)が公式に、この人は物事の捉え方や考え方や行動がおかしいです、ってお墨付きをつけてくれてるわけじゃん。
普通の人じゃないです。おかしい人です。その代わり福祉をあげましょう、みたいにされた人の意見を真正面からまともに聞く必要って何があるの?
おかしなやつの意見をまともに取り上げたら、社会や生活がどんどん悪くなってくよ。
反ワクチンの陰謀論なんで、まさに統合失調症のやつがドハマリしそうな妄想なわけだし、そういうことを言う人いてもまともに意見を聞く必要ないよね。
というかそんな意見を聞くとますます病識のない人の病気を悪化させてしまいそう。
だからワクチンを打った後に、そういう人のそばにノーマスクで行って、コロナをうつして全滅させてより良い世の中を作ろう!(笑
まず、下のリンク先を読んでみてほしい。5分もあれば読めるはず。
『どうすれば、差別や偏見をなくせるの?~人権侵害の歴史を考える~』
https://www.jamhsw.or.jp/ugoki/hokokusyo/20110219-kenri/26-30.pdf
"1960年代に、駐日米国大使が、精神障害のある人に刺されてけがをするという事件が起こり、社会で大きな問題となりました。この事件は精神障害のイメージに大きく影響し、地域行政の相談機関が設置されるなどの法制度改革の一方で、強制的に入院させる制度(→入院形態;p.35)が促進され、全国各地で、多くの精神障害のある人が強制入院をさせられました。"
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E4%BF%9D%E5%81%A5%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
"1964年(昭和39年)、ライシャワー駐日大使刺傷事件が発生する。精神障害者を隔離収容すべき、と言う新聞や雑誌などが主張し、世論も野放しは危険と支持して、厚生省も日本のハンセン病問題同様に、精神科病院への隔離収容政策(社会的入院)を始める。"
"2013年(平成25年)、国際連合人権理事会は日本に対し、精神障害者の非常に大勢が自らの意思に反して長期間に渡って社会的入院されていることや、身体拘束と隔離が過剰に用いられていることを警告。"
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/4/
"現在グループホームで暮らす時男さんが初めて精神科病院に入院したのは、今から46年前の1968年。当時、時男さんは16歳で親戚を頼って福島から上京し、働き始めたばかりでした。しかし、慣れない環境と人間関係のストレスから体調を崩し、妄想などの症状に襲われるようになります。そして都内の精神科病院に入院。
このころ、国は精神障害者の隔離収容政策を進めていました。大きな契機となったのは、1964年に統合失調症の少年が起こした傷害事件。マスコミも一斉にキャンペーンを展開し、精神障害者を「危険な存在」と見なす社会の風潮が作られていきました。"
"精神科病院の入院患者の数はおよそ32万人。そのうち、1年以上入院している人は20万人以上、10年以上同じ病院に入院し続けている人は7万人もいます。しかもこの長期入院者のなかには、社会的入院の人が相当多いといわれており、そのために「日本の精神科の平均在院日数は諸外国に比べて突出して長くなっている」と精神科医の岡崎伸郎さんは言います。"
つまり、一精神障害者が事件を起こす→精神障害者全体が危険視される→「危ないから隔離しとけ」という世論や政策が生まれる→強制入院や退院後の受け入れ先がないための「社会的入院」が多発、というようなことが実際に歴史の中で起きてきた。これはまだ過去の話とも言えず、日本各地の精神病院にはこうして何十年も病院で過ごしてきた高齢の方がたくさんいる。
こういうことを多少とも念頭に置いて見ると、今回の『ルックバック』の描写、幻聴と台詞の内容で(統合失調症とは限らないが)何らかの精神障害を暗示した後、その人物が理不尽に襲いかかってくる殺人犯としてのみ描かれるという描写に、精神障害者やその周辺の人々が危惧を抱くのは合理的に思える。少なくとも、危惧を表明した人に「被害妄想」や「自意識過剰」と言えるほど、現実の歴史は優しくはなかった。
もちろん現在はまた時代が変わっている。また事実として精神障害者が犯罪を起こすこともあり、そういう報道や描写を一律に避けるというのも不自然だろう。報道や表現の自由と偏見強化の危険との間でどうバランスを取るかという議論はこれからも地道に続けていくしかない。
しかしとりあえず今言いたいのは、これを機に上のような日本の精神障害者が置かれてきた状況、いまだに残っているいろいろな問題がもっと知られてほしいということ。それから、昔にはなかったような形で出てきている精神障害の多様な語り方、その面白さももっと知られてほしい。有名でとっつきやすいものとしては、やはり「べてるの家」の記録などだろうか。まあ「べてるの家」も最近は内部告発が出て来たりいろいろ問題含みなのだが、『べてるの家の「非」援助論』(2002年)や「当事者研究」シリーズなど、読み物としても非常に面白かったのでおすすめしたい。「偏見・差別大歓迎」と掲げて近隣住民と交流集会を開くなど、柔軟で斬新な実践の数々に衝撃を受けた。
あらためて、今回の議論が例の描写を認めるか認めないかというような話に終わらず、かかわった人が精神障害について新しく何かを知るきっかけになってほしいと願っている。
ルックバックのストーリーはリアルに限りなく近い世界を描いてきたのだから、あそこで絵の幽霊に男が取り付かれている解釈にはならない。
この増田へのブコメを読んで絶望感を抱いた統合失調症当事者がここに。
増田の考えこそ妄想的でさすが糖質ですねお薬飲みましょう、みたいなやつ。
私は増田が妄想の症状として増田を書いたとは思わない。正直な感想を言うと、貴様らごときが理解できる程度の文章のどこが妄想的なのか?だ。
私もルックバックを読んで、あの犯人は統合失調症として描かれていると思ったよ。そうした人物が大量殺人を犯す描画はいかにもテンプレで差別を助長するとすら思わないくらい薄っぺらな描写でしかなかった。
でも、あれで統合失調症への偏見が助長されるという意見には反論の余地はないよ。自分の感想をベースに薄っぺらい描写だから他人への影響なんてないとか主張する気はない。
というか、差別か否かってのは被差別者が声を上げるべきで他人がジャッジするものじゃないってのが差別問題を考える第一歩で、人物自分は差別と思わなかったから差別じゃないなんて言い訳にすらならないことなのになんでそれが統合失調症に対してはまかり通ると思ってるの?
お前らの一時的な(しかも極めて限定的な)お気持ちで創作が殺されていく。
「ルックバック」は良作であるにも関わらず、既に精神障碍者を揶揄する問題作になりさがろうとしている。
これさあ、仮に漫画の中で統合失調症だと明言されていたとしても
作中の人物が統合失調症であることを否定するんじゃなく、統合失調症に対して社会はどう向き合っていくかって考えてくれよ。
鬱も社会的に受け入れられてきたから、鬱であることを否定せずに「じゃあどうしていくか?」を考えるだろ?
それと同じだよ。
統合失調症もどうすれば社会的に受け入れられるかを考えていけばいい。
そこで否定しかできないならそれは統合失調症患者を否定する流れになりかねない。
何ひとつ良いことはない。
>また、犯人が統合失調症であることは、物語が京アニ事件をテーマにしていることも示している。
ここはわからんなぁ 統失の事件=京アニ事件はさすがに論理的飛躍が強すぎる
火事起こしたわけでも、アニメ制作会社で起きたわけでも、賞応募者が起こした訳でもない
誰がこれ京アニ事件と似てるって言い出したんだろうね?何を統失ってだけだとしたらそれこそ安易なこじつけで
迷惑だと思うんだが
身体障害者はインターネットでは健常者と変わらぬフラットなユーザーの一人でしかない。知的障害者は重度であればネットにはアクセスしないだろうし、軽度であってもせいぜい「少し変わってる」程度でブレの範疇でしかない
しかし統合失調症はそうではない。とにかくインターネットのおもちゃとして相性が良すぎる。なまじ知的レベルは高く、一見するとまともなことを言ってるように感じさせつつ、よくよく耳を傾けると変なことを言っている
しかも良くないのは、インターネットではこちらからも糖質にアクセスできる。レスバしたり、ラジコンにしたりできる。ネット越しであればこちらが燃やされることもないから好き勝手にいじれる
90年代の「いじめってエンターテイメント」は批判されたが、実際に現代では「岩間ってエンターテイメント」になっている
糖質をウォッチするのはツイッターなどの文字ベースのコミュニケーションでも面白いし、もちろん動画のようなリッチコンテンツでも面白い。一般人に「剣持って俺のことか???」と絡む著名人が面白くないわけがない
ほかの精神疾患と比べても糖質だけピックアップされてネットのおもちゃになってしまう。その娯楽性がインターネットと相性よすぎるのがよくないんだと思う
そもそも藤野は犯人を悪者とは言っていないし、京本が死んだのは自分の責任だと思っている。
そして、実際に復讐するのではなく、空想の世界で事件を予防(≠復讐)するだけ。
そもそも蹴りを入れたのも統合失調症患者を悪としているわけではなく、自分で京本を美大に入学させた責任を果たすにはどうすべきか考えた結果。(懲悪ではない)
藤野は犯人の素性を知らないので、犯人の人生をどうにかする、という解決法はなく、藤野個人で考えられる予防方法としては直前の蹴りしかない。
正直そこまで統合失調症患者を批判する文脈が無かった気がする。交通事故と同じ扱い。
普通に統失をもっとやばい奴として扱っている作品はたくさんあるし、京アニ事件の報道の方がよほど統合失調症患者を悪として扱ってたと思う。
その京アニ事件を引用しているのが悪いと言われたらその通りだが、ルックバックの主題はどう京アニ事件を乗り越えるかってところにあったと思うから仕方ない。
その乗り越え方としても、統合失調症を悪とする方法、勧善懲悪ではなく、あり得た世界でも京本に漫画を描き続けて欲しいと言われたから、と非常に前向き。