はてなキーワード: 大友良英とは
その音楽的ピークはとうとうあっちの世界に踏み込んじゃいました。
アメリカーナとは関係なく、フォークロアや地域性に根を張った手垢のようなものを感じさせない普遍的、天国的で透徹した音楽。
(などと勝手に感じてしまってるけど勿論、この国の偏った舶来文化の大勢の意識の中で生きている一個人の独りよがりですが)
全ての曲が完璧ですが、とりわけrebecca sylvesterはこのアルバムのハイライトです。
そしてGastr del Solの最高到達点…のひとつでもあると思います。
「why did the sharks watch him drown?(なぜ 鮫たちは彼が溺れるのを見守ったのか)」
という述懐と共に奏でられフェードアウトしていくコーダの、夜空へ飛び立つような心地よさに何度涙したことか。
the sea incertainの複雑な和音を多用した繊細なピアノのつぶやきは、大友良英さんのおっしゃる「恋をしている気分」そのもの。
hello spiralはポストミニマルがロックやノイズと結びついた、明るみに向けてグラデーションを伴いながら上昇していく、
構造的ではあるものの、光の回廊を進んでいくようにみずみずしい喜びにあふれた名曲。
バランスを失うとときに過剰な禁欲性を聴き手に要求しがちなミニマリズムの厭味がありません。
孤独とメランコリーの彼方を遠目に深呼吸するよう甘やかな浮き沈みを繰り返すthe relay、
our exquisite replica of “eternity”の一部分と同様のループの中で(この形態での)最後の爪弾きと独白のような歌を終えるGrubbs…。
そしてエンディングはJohn Faheyの名曲に、天かけるTony Conradの純正律バイオリンと、
わずかに3(4)回ピアノの和音が雨しずくのようにそっと寄り添う雄大なもの。
もちろん冒頭our exquisite replica of “eternity”はコラージュにおけるGastrでのO'Rourke畢生の大作。
そしてアメリカ、スイス、スウェーデンなどから参集した数々の即興・ノイズ畑の実験音楽ミュージシャンとのインタラクションは壮絶です。
これは共同的な創造プロセスの成果としても音楽史に刻まれるものではないでしょうか。
中核となる二人にしろ、誰が強固に支配的であってもこの音楽は生まれなかったのは間違いありません。
聴きすぎて一通りの音が頭に入ってしまった後は(それ俺です)自分の聴く環境・コンディションの変化の中でいつまでも楽しみましょ~!
GrubbsとO'Rourkeの敬愛するLuc Ferrariが言っていました。
「結局、私の最も興味があることは擦ることのようだ」
人にもモノにも、擦り合わせることで新しい何かが生まれる興奮があるっていう事でしょうね。
さまざまな異種の要素たちが無時間的な感覚で摩擦し、それらの反発や調和が要素の単なる総和をはるかに超え、躍動的・神秘的に関わり合っていくGastr del Solの作品群も、その音楽的大成者に違いないと思います。
はじまりは14歳の頃、地方在住の俺は水禁止、体罰あり、毎日理不尽のモラハラの部活に所属していた
顧問の車を仲間とどうやって破壊し学校に来れなくなるかを相談しては
先輩、後輩、同級生を片っ端から視姦し毎日毎日が山のようなティッシュに埋もれていた時代だ
金曜にその部活は夜間練習があり、帰りは親が車で迎えに来てくれてその車内でかかっていた
NHK-FM「ミュージックスクエア」を毎日聞くうちにDJの中村貴子さんの喋りと選曲にハマった
自分は音楽好きなのでラジオと音楽が絡むと最高なので偏見に満ちたランキングになっている
電気を好きになった流れからWinMXや2ちゃんのDL板で落としまくって
全ての回を聞きAMの沼に落ちて行く
信じられないことだがこの時の彼らは20〜23歳くらいで1部を担当していた
リアルタイムで聞いているから太田光のその時興味あることをモロに影響を受けている
ハガキ職人のレベルは他の追随を許さないほど高く、OPトークは自分の栄養剤だ
この番組が終わる時のことを考えると怖くて仕方ない、それほど依存してしまう魅力がある
太田さんは何か大きな出来事が起きるとギャグも交えながら自分の考えをじっくりと語ってくれる
このようなことを深夜番組で話し、尚且つ成立してしまうのはカリスマ性があるからだと思う
2007年頃にPodcastを配信し始た頃に名物コーナーだった「コラムの花道」に非常に影響を受けた
各曜日コラムニストが登場し吉田豪、町山智浩、勝谷誠彦、辛酸なめ子、阿曽山大噴火
おじさんとFM出身の美人パーソナリティの組み合わせが素晴らしかった
ジャーナリストとしても活躍する小西さんはアメリカの大統領選の時は誰より分かりやすく
TBSに偏りがちで申し訳ないが、15年前くらいからコロナ禍まではすごい番組が乱立してたんだ
この番組は2000年にスタートしており好きなのところは伊集院光が自分のコアな趣味、嗜好を
全て聞いた中でも好きなコーナーはもちろん「秘密キッチの穴」
ネットがまだ今ほど普及する前だったから成立していたのは間違いない
この前終わった朝の番組にも似たようなコーナーもあったり、竹内香苗アナという最高のパートナーとの
邂逅を果たしたのもこの番組で、売れる前のサンドウィッチマン、アンタッチャブルも出演していた
あまちゃんで全国的に名前が売れた大友良英によるNHKFMでの音楽紹介番組
これは大友さんに加え、異常な知識を持つ大学教授やバンドメンバーが
この曲はこういう意味があってこういう背景から出来た曲で、その影響を受けたのが,,,,
など永遠にマニアックな知識を惜しみなく披露してくれるので音楽好きの自分にとって
5回ほど放送して止まってしまっていますが、大友さんは今ジャズ・トゥナイトという
これまた素晴らしい番組もやっているのでぜひ一度聞いてみてほしい
コロナ禍と同時にリニューアルし各曜日に新しいナビゲーターを起用して
音楽はもちろん政治や時代の流れに沿った企画などもありJ-WAVEでこれやる!と驚いた
特に火曜日の高木完さんは初回にヤン富田氏がゲストに来て2週じっくりトークを聴くことができた
その他、ボアダムスのEYヨ、YOSHIMI、RIDDIMというレゲエフリーペーパーの石井志津男氏
などかなりレアな面子が続々出てくるのは完さんのコミュ力だと思う
7. ダイアンのよなよな
2014〜2021までABCラジオで3時間の生放送をしてた人気の番組
自分が聞いたのは2020年からだったのでリアルタイムでは短かったが
あまり馴染みのなかった関西のラジオを初めて聞いてハマったのがダイアンだった
幼馴染のコンビなので、リスナー以外分からないネタのオンパレードに加え
うんこ、おしっこ、おならでゲラゲラ笑っている40歳のおじさん達の会話は
癒し以外何も無い、ダイアンは今はTBSでラジオをやっているが
ABCで一ヶ月に一度「ラジオさん」という1時間半もどうにか続いているが
8. アッパレやってまーす! 極楽とんぼ
MBSラジオで土曜日にやっている番組で3月までは木曜だった、
メンバーは隔週で小峠と小沢、=LOVEの大谷、フリーのモデル池田裕子、
初めて聞いた時、こんな大人数で喋るのってどうなんだ?と思ってたが
元々極楽とんぼのが好きだったので
加藤を軸に知らない人のキャラや人間性がどんどん分かってきてハマった
男女も年代も入り乱れたワチャワチャの会話に独特なグルーヴがあり、
あまり知られていないが極楽とんぼはMBSで2001年ぐらいからずっと
ラジオレギュラーも持っており、山本も一人で地元広島で喋っている
JUNKの中でもシカゴマンゴか吠え魂かと思えるくらい毎週腹を抱えて笑った
Xの最終回のゲストはCreepy Nutsで最初から最後までテンションが上がりすぎて
聞いてるこちらも疲れるくらいの回だった
この番組は今はゼロの枠だが特徴としてフワちゃんが曲を流しても
曲に乗っかって歌ってしまうカラオケスタイルだった事に衝撃を受けた
パーソナリティは友近で2022年4月から始まったばかりの番組
今年のベストラジオだと既に思っている6月17日のロバート秋山がゲスト回は
もはや3時間のコントラジオだった、フワちゃんのカラオケスタイルを友近も取り入れており
この回は秋山と友近でBAYFMの交通情報BGMに歌詞を即興で乗せて歌ってたのが
信じられないほど面白かった
YouTubeに上がってるのでぜひ聞いてみてほしい
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39905
偽ベートーベン事件の論評は間違いだらけ
この記事のブコメは割と現代音楽の高尚な作曲家様が商業及び無知な人たちを見下してるのウゼェという感じが多く見受けられて、そういえば日本の音楽の授業とかだと現代音楽についてってあんまり触れてなくてなんとなくそういうのが原因な気もした。
そこで日本の現代音楽界とか教育をDisるのもいいんだが手っ取り早い方法としてここに現代音楽の超大雑把な歴史を書こうと思う。
大まかさ重視だし自分もかじった程度なので細かいところは気にしないでくれい。その上でこれはさすがに語弊があるとか難しくてわかんねーよってとこはフォローお願いします。
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まず、本当におおまかな2大ジャンルして「無調」と「偶然性」がある。前者が先で後者が後の時代。
まずショパンとかがいたロマン派とかの時代の後半から調性音楽をどんどん複雑にしていって和音とかもそれまでは不協和音とされていたものも許容されていくようになる流れがあって(ちなみに中世ぐらいはドとミは不協和とされてたのよ)、そのうち「無調」を目指すようになる。
一番有名なのがシェーンベルクって人で、この人は「既存の技法にとらわれてちゃ新しいもんなんて出来ないぜ!」ってことで「12音技法」ってのを作った。
これは何かってうと、まず1オクターブの12音を自由な順番に並べて、「そのまま並べる」「逆から並べる」「最初の音を中心に上下逆さまにする」「上下逆を逆から並べる」っていう4種類の音列を作る。
で、この4種の音列だけで曲を作るってものなんだ。順番があってれば始めの音はどの音程でもいいし、同じ音名ならオクターブが入れ替わっても良い。リズムについては特に指定はない。
それから時系列的に順番だけじゃなくて和音の上から順に1,2,3番目みたいなのも有り。これ以外は何でも許される。ただ音の並べ方によっては調性があるものも出てくるのでそれは使わないようにしてたみたい。
つまりはルールを最低限にすることで既成概念にとらわれない曲ができたわけだ。ある意味これは「言い訳」的でも有り「どんなものが音楽的か?」は作曲家自身に委ねられる。
でもそれじゃ和音の取り方とか特にリズムの作り方とかは今までの概念とか染み付いてきたものからは抜けだせないんじゃない?と思う人もいるんじゃないかと。
シェーンベルクの弟子たちがそう考えて、より主観性を排除する方向に向かうわけです。
どうするかというと、音列1〜12番までにそれぞれ強弱や、音の長さとかを割り当てていく。「総音列技法」とか「セリエリズム」とか呼ばれたりする。
どう考えてもめちゃくちゃなリズムだろこれ、みたいなのがこういうのだったりする。メシアンの「音価と強度のモード」とか。
そうするとどうなっていくかというと段々作曲者が考える必要性がなくなっていく。
同時にこの頃コンピュータとか電子楽器が出てきまして(まだ研究所とかしか持てないレベルだけど)、ある程度のアルゴリズムを決めたらあとは技術者に任せて音を作ってもらえば良くなってしまう、ということになってくる。
(実はこの辺の技術開発がシンセサイザーや録音技術の向上にもつながって、今日の我々の聞く商業音楽の礎(踏み台かな?)になっているというのは多分事実で案外重要なポイントだと個人的には思ってるよ。)
でも当然こんな流れを続ければみんなおんなじように一聴意味不明なものばっかり出来上がって行き詰まってくるのはだれでも予想がつくことで。
ここまでが「無調」。
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そんな中登場したのがみんな大好きジョン・ケージ。
彼がやったことをざっくり言うと「お前ら既成概念から外れた音楽作ろうとしてたのに何そんな頭固いことやってんの?もっと音楽って自由だろ?」みたいな感じで
サイコロで演奏順がその時々によって変わるとか、人によって解釈の異なる五線譜以外の楽譜とか(これはケージが最初ではないけど)、果てには皆さんご存知「4分33秒」が出てくる。
ちなみに4分33秒が有名ですけど実はその後に「0分00秒」っていうのも作ってて、演奏しなくていいどころか始まらないし終わりもしない、存在はあるけど存在しないみたいな不思議なことになってしまうわけだ。
このへんはそりゃあもう革新的だったんですが当然、さっきのよりも深刻な袋小路に入り込んでしまったわけです。
このへんは現代美術もおんなじような流れがあるけど「やれることやり尽くしちゃった」です。だって音楽なのに音楽が存在しなくてもいいんだよ。
さあ、この後どうします?っていうのが現代音楽の現状と言っていいんじゃないかと。(当然皆この後もいろんな取り組みはしてるし、このへんの見解は分かれるとは思うけど。)
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ちなみにあんまり触れなかったものとしては未来派、スペクトル楽派、ミュージック・コンクレートとかがあるんで興味があればググってみてね。
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以上を踏まえた上でイトケンさんの記事に対する個人的な思いとしては
調性音楽を作るのは現代音楽を作っていくより圧倒的に楽だ、っていうのは現代音楽の道に入る人らはみんなまず調性音楽から勉強していって、その上でないと現代音楽が作れないってことだと思う。歴史の積み重ねつながりを知らんと無理だし、調性音楽の仕組みも理解してないと無理。
ただ調性感のある音楽は大したことがないからと著作権を放棄する作曲家ばかりなのかは自分は作曲家ではないしよくわからんが、上の流れで見たように、もはや調性感があるかないかなんて昨今じゃどうでもよくなってるんじゃないかということがあるのでそれはどうなの、と思う所あり。
あとブコメでも多分触れてたと思うけどあまちゃんのテーマを作った大友良英さんはおそらく一般大衆には理解され難いノイズミュージックをバリバリやってた人です。
そういう人がなんであまちゃんテーマのような超親しみやすい曲を作るのか?ということは結構考えて行くと興味深いのではないかと思うが、自分の考えはまとまってないのでやめとく。
こんなこと許されていいのだろうか 踊る自由について - 大友良英のJAMJAM日記
何時以降は踊ってはいけないとか、指定された店以外では踊ることを禁ずるなどという法律自体が、わたしにはおかしなものに見えるんだけど、間違ってるかな?
クラブ行かない人達からは「法を守れば問題ない」という意見もあることなので、まとめてみる。
合法的に踊れる店とは、
・風俗営業の許可をとっている。
・24時以降は営業しない。
以上。
文章にすると簡単。踊るために風俗営業許可が必要という時点で違和感あるけど、法がそうなっているんだからしょうがない。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO122.html]
第一章第二条を見ると「設備を設けて客にダンスをさせる営業」のみでも、第二条一項四号に該当する。これに、飲食が加わると同一項三号にあたり、さらに接待が加わると同一項一号に該当する。そうすると「風営法を尊守したクラブ」は三号の営業許可がとれればいいわけだ。
「許可の基準」は第二章第四条から記載されている。第三項と第四項は「風営法を尊守したクラブ」にはあまり関係ないので無視。なので第一項と第二項を満たせばOKになる。
では第一項から。「許可を受けようとする者が次の各号のいずれかに該当するときは、許可をしてはならない。」とある。まとめると、クラブ経営者は「犯罪暦がなくて未成年でなくてジャンキーでない」人ならOKということ。善良な市民だったら大丈夫、って感じだろうか。
続いて第二項。「許可の申請に係る営業所につき次の各号のいずれかに該当する事由があるときは、許可をしてはならない。」とある。これをまとめると「店の構造と設備及び住所が基準を満たしてないとダメ」となる。構造と設備については公安が、住所については都道府県条例で決められている。条例は地域によって違うけれど大体は「住宅街の中、学校・病院の近くはダメ」という感じ。構造と設備についての条件は以下のようになっている。
1 客室の床面積は、一室の床面積を66平方メートル以上とし、ダンスをさせるための客室の部分の床面積をおおむねその5分の1以上とすること。
2 客室の内部が当該営業所の外部から容易に見通すことができないものであること。
3 客室の内部に見通しを妨げる設備を設けないこと。
4 善良の風俗又は清浄な風俗環境を害するおそれのある写真、広告物、装飾その他の設備を設けないこと。
5 客室の出入口に施錠の設備を設けないこと。ただし、営業所外に通ずる客室の出入口については、この限りではない。
6 第29条に定めるところにより計つた営業所内の照度が5ルクス以下とならないように維持されるための必要な構造又は設備を設けること。
7 第31条に定めるところにより計つた騒音又は振動の数値が法第15条の規定に基づく条例で定める数値に満たないように維持されるための必要な構造又は設備を有すること。
1について。床面積66平方メートルということは20坪でおよそ40畳。あくまで「客室の」というところに注意。その上「一室」とあるように「40畳の客室と20畳の客室」という構成だとダメらしい。この2つを合わせて一つの客室とする場合、3が邪魔をする。「見通しを妨げる設備」の条件は、仕切り/つい立て/カーテン/背の高い椅子など高さが1メートル以上のもの、となっているから壁なんて問題外。新規で店内レイアウトして基準に合わせる、であればクリアできそうだけど、既存営業所を利用してとなるとこれに合わないことが多いらしい。あったとしても大家が風俗営業所としての利用を認めない、とかもあるし。
じゃあ飲食なしでいいから第四号の許可を・・・としても条件は第三号とほとんど同じ。違いは「営業所内の照度が10ルクス以上」ということくらい。さらに、「設備を設けて客にダンスをさせる営業」ということなので「ダンススクール」もかつては四号営業に含まれていた。しかし、
1998年、映画「Shall We ダンス?」の大ヒットや国際ダンススポーツ連盟(IDSF)の国際オリンピック委員会(IOC)加盟など世論の後押しを受け、14年ぶりに大改正された。文部省認可の公益法人日本ボールルームダンス連盟(JBDF)の存在や、ダンスに理解の深い国会議員の組織「ダンススポーツ推進議員連盟」の精力的な活動により、ダンススクールの風営法適用除外が実現した。
ということで、ダンススクールは四号営業に該当しなくなった。法律を見ても、
(第一号若しくは前号に該当する営業又は客にダンスを教授するための営業のうちダンスを教授する者(政令で定めるダンスの教授に関する講習を受けその課程を修了した者その他ダンスを正規に教授する能力を有する者として政令で定める者に限る。)が客にダンスを教授する場合にのみ客にダンスをさせる営業を除く。)
と書いてある。だから「クラブ」じゃなくて「ダンススクール」としてダンスさせるのは合法なのだ!・・・というのは早計で「ダンスを教授する者が客にダンスを教授する場合にのみ客にダンスをさせる営業」、簡単にいうと「習うときだけ踊る」という条件の上、ダンスを教授する者、いわゆる先生は「政令で定めるダンスの教授に関する講習を受けその課程を修了した者その他ダンスを正規に教授する能力を有する者として政令で定める者に限る。」わけで。講習については以下のとおり。
http://www.npa.go.jp/syokan/shiteitouhoujin/03dansu.pdf]
ダンス教師の要件については、社団法人全日本ダンス協会連合会及び財団法人日本ボールルームダンス連盟が行う講習であって国家公安委員会が指定するものの修了者又はこれらの法人が同講習の修了者と同等の能力を有する者として国家公安委員会に推薦した者(これらの法人が行う試験であって国家公安委員会が指定するものの合格者等)に限定されている。
要は「資格を持った先生がダンスを教える」以外の営業はダンスホールとして四号許可が必要ということで。無許可でかつ無資格の人がダンスを教えると、風営法違反という解釈も成り立つ。「どこか場所を借りて会費を集めて盆踊りの練習をする」のも会費を集めるという行為が「営業」と判断されたら摘発の対象になる、ということだ。
・・・さて、こうした「人・環境・設備/構造」をクリアできれば、晴れて「合法的に踊れる店」の出来上がり。ただし、許可が降りたその後も、店内のレイアウト変更などに制約があったりする。そして閉店は24時。志がある人はぜひ経営に乗り出してほしい。
風営法は厳密に運用すると「許可された所以外では何時だろうと踊らせるな。許可した所でも24時以降は踊らせるな。」ということになってしまうんだなーと。「踊っている人を見たらとりあえず通報」したらどんなことになるだろう?「風営法を尊守したクラブ/ダンススクール」ってかなり少ない気がする。
じゃあ店じゃなくて外で踊ろう、というのも結構厳しくて。公園で音を出していると大抵警備員さんや警察の方に「苦情があったから止めて」って注意される。イヤホンすれば、「無音で動いている人」になるから不審人物ということでやっぱり注意される。運良く注意されずに満足いくまで踊れるかもしれないので「踊るのはどこでもできる」という人は是非チャレンジしてほしい。
昨今騒がしい風営法である。昨日は大友良英さんが話題にして http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20120516 、ちょっとした議論になっている。
ただし、すでに高橋健太郎さんが指摘しているけど、大友さんが言うように「単に古い法律が今でも自分たちを縛っている」というのはちょっと素朴すぎる議論だ。趣旨も新聞の記事そのもので、この点では大友さんが踊らされていると言っても良い。
実際、今までクラブの周辺で悪いことは行われてきた。既に指摘のあるディスコ殺人事件 http://www2.atwiki.jp/onthecorner/pages/183.html もそうだし、たとえば悪名高きスーパーフリーもダンスイベントを開催して悪事を行った口だ。自分はクラブにそこそこ行ったことある(渋谷のオルガン・バー、Womb、代官山Air、六本木の小さいヤツ、新宿にあった頃のリッキッドルームなど)し、たいていは悪事なんかやる場所もないくらいのところだけど、数回黒いスーツの兄ちゃんの集団を見たこともある。売春や麻薬だって取引されてきただろう。だから、「クラブは悪いところではない」というのは「道路は悪いところではない」くらいのものだと理解している。じゃあ、これが、「野球場で人が死んだ」とか「テニスコートで殺人事件があった」のと何が違うのか。
ここで箱としてのクラブの特徴を考えてみる。
要するに、一般の店舗の営業形態と違うことが多く、理解を得にくいのだ。
一方で、 http://1st.geocities.jp/metelgiar/dance_law.html のページにあるように、本来対象だったはずの社交ダンスが「理解を得て」対象外になったことがある。だから、今クラブを支えるには、「どうしたら一般に理解を得られるか」に尽きる。
そこで思うことが、パフュームである。パフュームは今や武道館が瞬殺と言われるほどの人気グループである。そしてその音楽を支える中田ヤスタカも、プロデューサーとしては非常に高い知名度を誇る。ところが、その中田がどこでDJしているかといえば代官山や渋谷の小さなクラブだ。多くても1000人も入らないような場所だ。あれだけ有名ながら、知名度と動員が連動していないのだ(中田にとってはそっちの方が良いだろうけど)。そうでなくても、一般にクラブっぽい音楽はあふれているのに、いまだにその演奏場所が理解を得られてないというのは、不思議なことだ。
さすがにAKB商法が参考になるとは思わないけど、音楽の販売とクラブの動員はもっと積極的に結びつけられていい。なんのお咎めもないものを違法にするのは簡単だけど、一度違法になったものを合法にするのは大変だ。上に挙げた社交ダンスの例だって、90年代まで風営法の適用内だったことが、今となっては笑い話のようだが、事実でもあるのだ。
もう何かいろいろ有り過ぎて引きずってます。スパンと切った筈なんだけど、キレて無ーい。
「ああそうか。2chの連中は今年は本当に良き、あるいはどうでもいいようなクリスマスを過ごされたのだな。大して憎悪を膨らませる事無く、好きな人や物に囲まれ、好きな物を喰らい、好きなように過ごす。これが出来るのはクリスマスと正月ぐらいだもんね。」と内心感動していたら、吠えました。ワタシが(笑)
例のはてサにゲバ棒持って襲撃をかけ...。ってかこれじゃどっちが左翼か訳が解らず。「んなもん俺の方が本物(笑)」とキッチリ示そうとしたら、
案の定コメ禁になり、いつものように酷く腑に落ちてますが(笑)いかがお過ごしでしょうか?(笑)
結局2夜に渡って説得を続けたんだけど、ごねたんだわ。アチラさんが。
「30人31脚は悪の権化」とかそんな事ヌカし、子供を放ったらかしたまんま「アレは悪い、アンタは良い事言った」っていう同じくはてサ連中のコメントを選りすぐり、部屋にデコレーションして楽しんでたんだわそいつは。
うん。ワタシは「んな事ねーって!アンタのクラスの子供に聞いて回ったんかい?それでも教師かい?」とか、「子供の方が大人なんですよ。アンタ見たく吠えないし。良い子にしてるからサンタさんからご褒美貰ってる。」と言ったら、何も答えず、ひたすら部屋からつまみ出した。2夜もだぜ?信じられるか?
って事で、もうメッチャクチャなダーティーダズンを今でも吐き出したいんだけど(吐き出してるか・笑)