はてなキーワード: 浅田とは
最近テレビとかでプロゲーマーとかe-sportsとか取り上げられたりしているけど、
彼らのどこがどうすごいのかいまいちわからないし、試合とか見ても面白くない。
DQNっぽい兄ちゃんが格ゲーでガチャガチャやっているのをよく見るが
「ときど」さんとか「ウメハラ」さんがガチャガチャやっているのと
どこがどう違うのか、教えてほしい。
私は別に「ゲームはガキの遊びなんだから、スポーツとして認められるのはおかしい」
とか言っているわけじゃないよ。
それを言うなら、サッカーだって野球だってガキの遊びになってしまう。
オリンピックにも選ばれるという話なわけだから、ゲームに興味のない人が
とか思えるのかって話。
フィギュアスケートとか、「ルッツ」とか「サルコウ」とかいう用語を知らなくても
羽生選手や浅田選手が演技しているのを見るだけで、「すげー」って思える。
でもe-sportsの場合は、何が起こっているのかさっぱりわからない。
あと見てて気になるのは、選手同士の妙な「身内感」ね。
テレビ見ていても、そういうのががんがん伝わってきて
なかなかこっちが入っていきにくい。
思うが侭に書きなぐったので、見苦しいところもあるかもしれないが
http://anond.hatelabo.jp/20170411084732
そうなの?しらねえ
俺ネトウヨなのになあ
そうなの?しらねえ
浅田真央ってむしろフジテレビとかに嫌がらせされてるんじゃなかったっけ?
ずっこけてる場面のフリップを設置したスタジオに呼ばれてインタビュー受けてる画像とか見たことあるよ
あれコラなのかどうなのか確かめる根気なかったから判断保留だけど
気に食わないブームは在日認定して自分がオナニーの対象にしてるババア顔は国のシンボルみたいな発言するって自分の中で整合性ついてるの?
姉のほうがいいとか言ってる奴は何も判って無い
お前はメクラ
まあこの部分は世間も大半はメクラだが
浅が左右非対称なのをなんで無視するの?
落ち目になるまでは凄かったでしょ
お前も少しは外に出て世間を感じろよ?
ところで俺は勝ちまくってる結絃の方が好きだな
金メダリストだし2個目取れそうだし
http://anond.hatelabo.jp/20170116162327
リンク先『婆ちゃんに戦争の話聞いてきた』で語られている「婆ちゃんの工場を襲った」空襲はおそらく、1945年8月1日深夜から2日未明にかけて行われた富山大空襲のことだろう。
それ以前、7月にも市街地に対する比較的小規模な空襲は度々行われている(模擬原子爆弾、いわゆるパンプキン爆弾の投下も行われた)が、8月の空襲は市街地の実に99.5%を焼き尽くす大規模なもので、ブコメでも言われているように「空襲で全部なくなった」。燃え盛る炎が明々と夜空を照らしていたという証言はネットでも複数読める。
で、だ。問題は
ものすごく暑かったので、多くの人は川に逃げたらしい。そんな人でごった返した川めがけて、空襲は襲った。川に逃げた人はみんな死んだ。
というくだりである。この「川」というのはおそらく、富山市街地を貫流する神通川を指す。皮肉にも、上空から夜目にも目立つ神通川と広大な河川敷そのものが攻撃目標となって多くの犠牲者が出たといわれているが(富山大空襲 浅田 高明|戦争の記憶~寄せられた手記から~|NHK 戦争証言アーカイブス http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/kioku/31/ )、そのいっぽうでこんなことも行われていた。
(あの戦争「富山大空襲」 : 勝手に言ってます http://yosirin.exblog.jp/21519632/ )
火たたき・バケツリレーなどによる「防火演習」がしばしば行われ、空襲の際には、避難する道路に、警防団・警察・憲兵などが立ち、「戻って火を消せ」、「非国民!」などと、避難を押し止めた
(イントロダクション | 「富山大空襲」のことを知って下さい! http://www.geocities.jp/toyamakushunokaii/introduction.html )
逃げたらアカンかったわけである。何故か? これは日中戦争が始まる前に公布された「防空法」という法律に拠っている。直接的には、真珠湾攻撃の直前に行われた防空法の第一回改正、およびそれに基づく内務大臣の通牒で、空襲時の退去の禁止(罰則を伴う)と応急消火義務が国民に課せられたことに由来する。この規定が、10万人の死者を出した東京大空襲のあともなお有効だったことは、まさに富山大空襲でのエピソードが物語っている。
富山空襲ではまず市街地の周縁部に焼夷弾を投下し、市民の逃げ道を断ったうえで存分に焼き払うという手法が用いられたが、地上でも軍や官憲によって逃げ道が断たれていたわけである。その結果が婆ちゃんの語った戦争の話、ということになろうか。
最後に、いち地方都市にこれほど大規模な空襲が行われた理由がふるっている。
「これ(=第13回の大挙出撃)は、陸軍航空部隊の第28回記念日にふさわしい祝賀であった。またカーチス・E・ルメイ少将に対するすばらしい餞別となった。同少将は米国戦略空軍の参謀長となるため、第20航空軍の司令官を辞任する前に、この攻撃を自ら計画し、かつ指揮したのであった。」 (1945年8月2日付ニューヨークタイムズ)
「陸軍航空軍記念日である8月1日の攻撃は、持てる空力を駆使し、あらゆる努力を払うよう指示する。(米本国陸軍戦略航空軍司令部から、第20航空軍「現地」司令官への指示文書)
(富山大空襲と母のこと: 壺中山紫庵 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/2010/08/post-78e5.html )
参考:防空法について
「空襲は怖くない。逃げずに火を消せ」――戦時中の「防空法」と情報統制 / 大前治 / 弁護士 | SYNODOS -シノドス- http://synodos.jp/politics/13238
怪我や賞金なしのリスクは選手本人だけが負ってるし⁽公営競技みたいに出場手当を設けたらいいんじゃないか。今やってる全日本は選手がエントリー料を払ってるって織田くんが言ってた)
真央ちゃんは優しい子だよね
国内拠点にし続けてるのってみんなが応援してくれるからって素直な気持ちからだろうし
信夫コーチにまたお願いしたのだって、今まで自分がしてきたことを信じてるからだろう。
でもそういう気持ちが裏目に出てる気がする。
私も泣いたし、スポーツであんなに誰かを応援したり感動したことなかったけど、あれが良くなかった。
本当は練習拠点とか、団体戦、GPFは捨てても良かったかもしれないこととか、戦略的に間違っていたんだけど、
真央が休養するといったときに「ん?ひょっとしてわかってないのか?」と思ったけど
復帰会見で的中した。
真央ちゃーん、私たち確かに感動したけど、それはそうしないと浅田真央というアイドルに傷がつくから。
才能に恵まれ、努力する日本人の少女という虚像に、朝ドラの主人公のように共感したいだけなんだよ。
本当は日本人には才能がないし正しい努力もできないんだけど、問題点を洗い出し必要なら環境を変えて働く⁽ワーク⁾をしたくないんだよ。
命がけで頑張った!ってお互いに讃えあい国内だけで感動して沈んでいくんだから
もっと世界のことを学んで、良い演技をしてほしい。テレビやラジオで聞く限りあなたまだまだものを知らなすぎる。
他の選手にも言えるけど、上で書いたようにフィギュアの選手はサーカスの少女のように幼いうちから大人の言いなりで訓練をして競争させられてろくに教養や常識を身につけないで
スケート連盟は世界選手権の代表に全日本台乗り逃すであろう浅田をむりやり入れたりしないで⁽今年はメドベデワなので出ない方が彼女のため)
自由にしてあげてください。
真央ちゃんは変わらなきゃいけないし変われると信じてる。
私たちも 才能ある少女が数々の苦難を乗り越え努力し続けて世界に挑む みたいな物語を消費するのをやめて、
アマチュアスポーツが世界で通用するための教育や選手の引退後のプラン、良いプログラムをどう残していくかとか、普通の人に氷の上で体を動かす楽しさを知ってもらうとか、
怪我や賞金なしのリスクは選手本人だけが負ってるし⁽公営競技みたいに出場手当を設けたらいいんじゃないか。今やってる全日本は選手がエントリー料を払ってるって織田くんが言ってた)
真央ちゃんは優しい子だよね
国内拠点にし続けてるのってみんなが応援してくれるからって素直な気持ちからだろうし
信夫コーチにまたお願いしたのだって、今まで自分がしてきたことを信じてるからだろう。
でもそういう気持ちが裏目に出てる気がする。
私も泣いたし、スポーツであんなに誰かを応援したり感動したことなかったけど、あれが良くなかった。
本当は練習拠点とか、団体戦、GPFは捨てても良かったかもしれないこととか、戦略的に間違っていたんだけど、
真央が休養するといったときに「ん?ひょっとしてわかってないのか?」と思ったけど
復帰会見で的中した。
真央ちゃーん、私たち確かに感動したけど、それはそうしないと浅田真央というアイドルに傷がつくから。
才能に恵まれ、努力する日本人の少女という虚像に、朝ドラの主人公のように共感したいだけなんだよ。
本当は日本人には才能がないし正しい努力もできないんだけど、問題点を洗い出し必要なら環境を変えて働く⁽ワーク⁾をしたくないんだよ。
命がけで頑張った!ってお互いに讃えあい国内だけで感動して沈んでいくんだから
もっと世界のことを学んで、良い演技をしてほしい。テレビやラジオで聞く限りあなたまだまだものを知らなすぎる。
他の選手にも言えるけど、上で書いたようにフィギュアの選手はサーカスの少女のように幼いうちから大人の言いなりで訓練をして競争させられてろくに教養や常識を身につけないで
スケート連盟は世界選手権の代表に全日本台乗り逃すであろう浅田をむりやり入れたりしないで⁽今年はメドベデワなので出ない方が彼女のため)
自由にしてあげてください。
真央ちゃんは変わらなきゃいけないし変われると信じてる。
私たちも 才能ある少女が数々の苦難を乗り越え努力し続けて世界に挑む みたいな物語を消費するのをやめて、
アマチュアスポーツが世界で通用するための教育や選手の引退後のプラン、良いプログラムをどう残していくかとか、普通の人に氷の上で体を動かす楽しさを知ってもらうとか、
http://anond.hatelabo.jp/20140225140142
“日本て何だろう”なんて、深遠なテーマではないと思うけどな。
感動を生むには、つまり、人の心を動かすには物語が必要であって、
その物語もなんでも良いわけではなく、困難な状況を克服するストーリーでなければならない。
これは散々言われてるし、広告やコピーライティングの世界ではまあ常識ではある。
アスリート達はメディアに「やれ」と言われなくても、自分を追い込み努力して涙を流す。もちろん、自分のためにだよ!
アスリート達が自分のために行った努力を、効果音や映像を使って盛り上げ、ストーリーを完成させて視聴者や読者にお伝えするのが、メディアのお仕事。
クソ仕事だよね。
困難→克服の流れを得たストーリーはおのずと「感動」を生みやすいし、実際に心を動かされる人も多いわけだよね。
ただ感情移入することが得意でないタイプの私や増田のような人間にとっては、
感動感動と煽るテレビ放送や、SNSにあふれる「泣いた!」「すばらしい!」というような一般人の賞賛コメントは、うざいことこの上ないわけだ。
銀の人はそこそこ美しかったがBBAだから、銅の人はサワニキ似だから扱いのレベルが落ちるわけだ。
浅田さんは容姿に恵まれまくっているというほどではないけれど、ローティーンの頃から全国的によく知られている。
愛らしい天才少女がジャンプを決める姿が、多くの人の記憶に残っているから身近に感じやすく、気色の悪い中年女性ファンが生まれることになるんだと思う。
成長しても昔から知ってる子、近所の子じゃないけど、よく知ってる子…
あ、エナリだ!
http://anond.hatelabo.jp/20140225061332
ソチの試合だけみたらショートでやらかして\(^o^)/オワタ なんだけど、
バンクーバーでラスボスに負けて(ラスボスに一度やられてリベンジという一番盛り上がる展開)
ソチで金メダル取ってハッピーエンドをみんな見たかったわけで。
ここで聴衆は思うわけ。終わったと。
人生の全てをかけてきた目標に届かないとわかって望むフリーの演技に万全のコンディションで望めるはずがない。
凡人なら、もういいやーと投げてしまう、相撲取りなら休場するぐらいの展開。
そこを、翌日強い精神力で全てをやりきった。
もう結果じゃない、その演技が自分の全てだと思えるようなスケーティングをした。
そして鬼気迫るスケーティングで自ら化したプログラムを完璧にこなした。
演技終了後抑えきれない涙、そして笑顔。
金メダルでハッピーエンドの安っぽい脚本しか思い浮かべていなかった
そりゃ感動するなってのが難しいわ!
浅田が高難易度の構成に最後までこだわったのは、彼女がエッジエラーや回転不足をとられやすく
予定といえば、閉会式の日本選手団の旗手を開会式と同じくカーリング選手がしたと聞いて、「ああ本当は浅田真央の予定だったんだろうなぁ」と推測してしまった。
前回は浅田真央、今回もメダリストに閉会式の旗手をさせるつもりだったんだろうが、浅田真央がまさかのメダルなしに終わり、そこで他のメダリストに旗手をやらせると、浅田がメダルをとれなかったことが目立ってしまう。
浅田のフリーの演技とスキーハーフパイプの小野塚が銅メダルを獲得したのは同日だが、翌日のワイドショーは全て浅田フリーをメインで扱っていた。
「とくダネ!」「スッキリ」はトップニュースから延々1時間浅田真央特集。
「モーニングバード」はトップにチョロッと小野塚メダルを紹介して、後は浅田真央。
同日のNHKニュース7でも、トップから10分以上浅田真央で始まって、その次に小野塚銅メダル。もちろん時間は浅田真央より短い。
確かに、フィギュアよくわからない人には何のこっちゃになる状況なのかも。
浅田選手は最終的に6位で確かに思ったような成果ではなかったのかもしれないけど、彼女のフリープログラムは世界で最も難しい構成をしています。トリプルアクセルは女子選手で跳べるのは現在彼女だけで、過去にも跳べた人は4人だけととても難易度の高いジャンプです。
実際、フリープログラムでは浅田選手の基礎点は全選手の中でもトップでした(全選手の中でのフリー順位は3位)。採点は「技術点(基礎点+出来栄点)+構成点=総合点」で行われます。採点競技の問題点でもあるのですが、フィギュアの場合は後半に滑る選手にどうしてもジャッジは点を多くつける傾向にあります。浅田選手はショートのミスが響き前半滑走でしたので、ノーミスで素晴らしい演技をしたにも拘らず出来栄点と構成点があまり伸びませんでした。
結果的にはフリー3位、総合6位なわけですから、確かにここまで騒ぐほどの結果ではないと思われるのもわかります。ただし、それは本当に結果だけでの結論であって、フリーに限って言えば歴史に残るぐらいのものすごい偉業だったわけです。
それと、どうしても長年フィギュアを見続けている者にとっては、浅田選手がずっと逆境に晒されてきた状況を知っています。彼女に不利なルール改正が数多く行われました。それにも文句ひとつ言わず、苦手なジャンプを練習してきたこと彼女の肩を持ちたくなるフィギュアファンは、とても多いと思います。フィギュアは芸術的な要素が強いとはいえやはりスポーツですから、難しいジャンプや苦手な要素を克服し、努力する選手を称賛したい気持ちになるのは致し方が無いことなのかもしれません。
特に彼女は既に二度トリプルアクセルに失敗していましたし、前日のショートはひどい出来でした。直前の練習でも身体が固く、これはもうだめかと誰しもが思っていたところでした。それが、フタを開けてみれば、ノーミスで美しい、最高の演技だったわけです。実際私も前半の段階で大泣きしておりましたし、今でもそのシーンが映るとちょっと泣いてしまいます。フィギュア好きにとっては、感動なしでは見られない最高の演目だったわけです。ナショナリズムの欲目もあるかもしれませんが、正直なところメダリストの誰よりも記憶に残る滑りでした。
…とはいえ、本当にフィギュアファンでもない人には、ただただ演技を流してスタジオで泣いてるアナウンサーが「真央ちゃんすごい」って言うだけでは、さっぱりわからないと思います。きちんと何が凄い、ここが良かった、という解説があれば、多少は違うのかもしれませんが。日本のメディアの軽薄さは自分も実感しているところです。
浅田選手といえば、子供のころから活躍し、その純粋さ無垢さ天真爛漫さで、日本国民を虜にしました。
今回のオリンピックも、曇った表情、思いつめた発言、見ていられないほど追い詰められていました。
SPが大失敗に終わった後、彼女は「なにもわからない」と答えています。
もう3回転アクセルを飛ばないでいいという声も、ありました。
浅田選手ほどの技術を持っていれば、ほかのジャンプステップを磨くことで、他にも金メダルへ到達する道はあったはず。
それが、ファンやマスコミや日本国中が「飛べる!」と望みをかけたがために、彼女は3回転アクセルに呪われました。
羽生選手は、FPで何度も失敗をしました。それでも、彼自身の話す、「絶対に飛んでやる」という気迫が、最後まで見て取れました。
ロミオとジュリエットは悲劇ですが、その悲劇の物語と相まって、何度うまくいかなくても諦めないという
結果的にはある種すばらしいプログラムにすることができていました。
それは彼の話した「自分の中にいるオリンピックの魔物」との戦いでもあったでしょう。
羽生選手の一番のライバルは自分自身の影でした。これは羽生選手に限らず、多くの選手が戦っていたものでした。
一方の浅田選手は、抽選順が決まったときの記者会見でもアメリカの記者に突っ込まれていたのですが
3回転アクセルが「飛びたいジャンプ」ではなく「飛ばなくてはならないジャンプ」になってしまっていました。
日本中から、「3回転」「3回転」と言われ続け、飛べないときも飛びたくないときも飛ばされ続け
それが「存在価値」と言われ続け、思い込み、転倒し続けました。
自分の中で、飛ばないという選択肢を導き出すことが、彼女だからこそ、できなかったのです。
浅田選手の心を支配していたのは、3回転の呪いだけです。オリンピックの魔物すら近寄れませんでした。
ある種の思考停止状態のなか、それでも、強迫観念に似たものに突き動かされ、ただ、飛ばなくてはならないのです。
そして、飛んだのです。
あのような深い慟哭を、あの愛らしかった少女が、あんな慟哭をするとは、それほどまでに呪いが深かったのだと、思い知らされました。
うれし涙ではない、あれは慟哭です。
できた!!!!!飛べた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分の生活のすべてを、人生を、人質にとられ、あらゆるものを犠牲にし、最愛の母も亡くし、それでも、強いられ、休むことも辞めることも赦されず
「真央ちゃんなら大丈夫!」「真央ちゃんならできる!」という無責任な期待を背負わされ、日本中から呪われ、
初日で大失敗をし、呪いの底で押しつぶされている彼女は、恐ろしいことに、それでもなお、泣くこともできず
私たちの、悪意ある無責任な期待を、背負わなくていいのに背負い続け、滑ってくれてました。
自分の意思とはまともに向き合うことを必要とせず、ひたすら耐え、為しました。
これは、ある種の奇跡であったことと思いました。あの慟哭は、あのシーンは神がかっていました。
でも、奇跡が起こったこと、それこそが、彼女が最も一途で、最も純粋な証拠で、だからこそ日本国から愛されのでした。
この呪いから、なんと、自らの手だけで、解き放たれたプリンセス。
美しかったです。強かったです。
そこらじゅうで感動した感動したなんて言ってて
全くピンときてなかった
「スポーツで感動する」ということ
幼い頃からそれなりにスポーツはやってきたし、身近にやってる人もいたけれど
あんなシュート打てたら、あんなスケーティングができたら、というたらればの話。
憧れに近い「感動」だと思ってた。
眠たい中4時半まで起きてて、
一緒に緊張して、転倒して、絶望した。
終わったあとのインタビューを見ている間も、茫然自失だった。
彼女の辛すぎる現実は、オリンピックに「ゴラク」を求めていた私にとって、重すぎた。
そしてフリー。
普通の選手はこのスピン、このターンなのだ、と改めて気付かされた。
そのたびに昨日の浅田選手のSPがフラッシュバックし、私は自分の中で彼女をどんどん遠ざけていった。
そして、彼女は舞った。
険しい表情、緊張した表情はSPと変わらなかったが、
そこに気づいた時、私はスポーツで感動していた。
自分は自己投影すら諦めたけれど、彼女は諦めず、やりきったことに。
どんな時でも人間は、その先の未来に向けてベストを尽くすしかないということに。
そして、どんな時でも前を向く人間は、とても美しいということに。
誰でもそうあるべきだと、まさに感情が動いた瞬間だった。
2020年までにあと6年もある。
ソチ五輪・フィギュア女子シングルフリーにおける浅田真央選手の演技について、「感動した」と無邪気に語っている人たちがいる。
彼・彼女らは浅田選手の演技に感動したのだろうか。それとも物語に感動したのだろうか。
演技に感動したなら、浅田選手と同等かそれ以上の演技を見せたソトニコワ、キム・ヨナ、コストナー選手らの演技にも同様に感動するはずだ。
しかし浅田選手に感動した人たちは、外国人選手の演技には感心や感嘆はしても感動することはない。
彼女たちの物語をよく知らないからだ。彼女たちが味わってきたであろう、挫折や苦労を知らないからだ。
佐村河内守氏は知っていた。
それを売らんがなのための戦略だと非難するのはあまりにも容易い。
彼が意図していようがいまいが、我々は「作品ではなく物語を消費しているだけに過ぎない」と喝破されたに等しいのだ。
それは芸術とスポーツの違いはあれど、今回の浅田選手の物語にも完全に通じる。
ジャンプを2回ミスったことにも気付かず、浅田選手の涙を見て感動した人は佐村河内守氏が突きつけた物語消費の批判を免れないだろう。
だがそれでもいいのかもしれない。
誰かが苦しんでいれば、それを我が事のように感じる能力を有している。
みんな大好き朝日新聞。
「大事な時には必ず転ぶ」 森元首相、浅田選手の演技に:朝日新聞デジタル
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は20日の福岡市での「毎日・世論フォーラム」の講演で、フィギュアスケート女子の浅田真央選手のショートプログラムでの演技について「頑張れと思って見てたら、見事にひっくり返ってしまった。あの子、大事な時には必ず転ぶんですよね。何でなんだろうなあ」と述べた。
また、団体で日本が5位になったことについても「あれは出なければよかった。浅田さんが3回転半をすれば、ひょっとしたら3位になるかもしれないという気持ちで浅田さんを出したが、見事にひっくり返った」とも述べた。さらに「団体戦も惨敗を喫し、その傷が浅田さんに残っていたら、ものすごくかわいそうな話だ。負けるとわかっている団体戦に浅田さんを出して恥をかかせることはなかった」とも語った。
2014年2月20日20時23分の記事なのでだいぶ遅いですね。
発言の要旨をそのまま報じるような内容。
みんな大好き産経新聞。
【ソチ五輪】「フィギュア団体、負けると分かっていた」 森喜朗会長言いたい放題 - ソチ冬季五輪2014 - MSN産経ニュース
東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は20日、福岡市での講演で、ソチ五輪・フィギュアスケート団体について「負けると分かっていた。浅田真央選手を出して恥をかかせることはなかった」と述べた。さらに女子ショートプログラム(SP)で16位だった浅田選手を「見事にひっくり返った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」と評した。
森氏は団体戦で転倒した心の傷が、浅田選手を精神的に追い込んだとの同情も示した。
さらに、アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組に関し「米国に住んでいる。(米国代表として)五輪出場の実力はなかったが、帰化させて日本選手団として出した」と語った。
サンスポ。
森元首相、真央に「あの子、大事なときには必ず転ぶ」/フィギュア - ソチ冬季五輪2014 - SANSPO.COM(サンスポ)
東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は20日、福岡市での講演で、ソチ五輪・フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)で16位だった浅田真央選手を「見事にひっくり返った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」と評した。フィギュア団体については「負けると分かっていた。浅田選手を出して恥をかかせることはなかった」と述べた。
日本体育協会名誉会長でもあり、スポーツ界に一定の影響力を持つ森氏の発言に対し浅田選手の地元・愛知県やインターネットなどで、反発や批判の声が上がった。
浅田選手が団体でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させれば、アイスダンスの劣勢を盛り返し、銅メダルを獲得できるとの期待が日本チームにあったとの見方を強調。「(団体戦で)転んだ心の傷が残っているから(SPで)転んではいけないとの気持ちが強く出たのだろう」との同情も示した。(共同)
インターネット上の反応に言及。
森元首相 真央に「あの子、大事なときには必ず転ぶ」 ― スポニチ Sponichi Annex フィギュアスケート
東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は20日、福岡市での講演で、ソチ五輪・フィギュアスケート団体について「負けると分かっていた。浅田真央選手を出して恥をかかせることはなかった」と述べた。
さらに女子ショートプログラム(SP)で16位だった浅田真央を「見事にひっくり返った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」と指摘した。
浅田が団体でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させれば、アイスダンスの劣勢を盛り返し、銅メダルを獲得できるとの期待が日本チームにあったとの見方を強調。「(団体戦で)転んだ心の傷が残っているから(SPで)転んではいけないとの気持ちが強く出たのだろう」との同情も示した。
このあたりが最速なんでしょうか。
さて、これらを読んで分かることはですね、「最初マスコミは森喜朗が浅田真央を叩いたように報じた」と言われているのが嘘っぱちだということですね。
産経やサンスポ、スポニチは「同情を示した」という表現を用いていますし、朝日も「ものすごくかわいそう」という発言を抜き出しています。
記事を最後まで読めば「あぁ森喜朗は浅田真央に同情しているんだけどとんでもなく馬鹿だから逆に侮辱になってしまっているんだなぁ」ということが分かるはずなんですね。
初期報道を読んで「森喜朗が浅田真央を批判した」と捉え、全文を読んで「森喜朗は浅田真央に同情しただけだったのか」と手のひらを返している人たちは、「マスコミが切り貼りしたから勘違いしたんだ」と言い訳せずに、素直に「私の読解力の低さが誤解を招いたんだ」とか「偏見があるから思い違いをしてしまったんだ」とか「記事の見出しだけ見て脊髄反射するのはやめよう」とか反省していただきたいものです。