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はてなキーワード: 印税とは

2024-08-09

anond:20240809122735

こんなアホな契約交わしてたの? まじか?

  

紙の本は紙の本で、印税契約しろ。そのうえで電子版の印税契約をする。

  

紙の方は売れれば売れるほど、印税が入る。

電子版は、電子版の制作費(例えば15万)を払い切るまで印税は入らない。15万を超えれば、契約どおりの印税が入る。これが一般的

  

普通はこういう契約をするはず。

anond:20240809122735

紙が売れないか印税0ならわかるけどマイナスって何?

刷った分のコスト印税関係いか出版社が被るんじゃないの?

仮に電子も売れてなかったら請求書が届くってこと?

なんか契約おかしくねえ?出版業界はこれが普通なの?俺がおかしいのか?

anond:20240809124827

まぁ専門書で印税もどうせ数万程度なので、チェックする時間の方がもったいない

あと編者が文句言ってないとこに突撃して迷惑かけるわけにもいかんし。

anond:20240809123023

出版社によるが概ね初版には支払い保証とそうでないものがある。支払い保証場合は何部分のお金を先に支払う代わりに、後に払う印税を安くする契約が多い。

前者の初版保証場合印税は含まれない。なぜなら初版の部数分、出版する権利出版社が買っているだけだからだ。初版保証印税のものである見方ももちろんできる。

そうでないものは一冊売れるごとに印税を支払う形になる。ただし増田が書いているように、何ヶ月かのスパンごとに支払うのがほとんどである

印税率も出版社によって変わるが5%〜10%くらい。電子場合は5%〜8%と少なめに設定される。

これはKindleなどであればAmazonなどに出版手数料を払うためである

印税税金ではないのだ。

anond:20240809122735

共同執筆だけど3社3冊書いたけどどれも電書出てな……今見たら出てたわ。

紙の方の印税は3冊とも初版発行部数で貰ったきり。どうせ重版からんタイプの本だし。

印税の決め方自体契約次第なのである部数までは印税0も無くは無い、けど、増田の電書絡みのはかなり変な気はするので、契約書持って法律相談行くべし。

契約書に書いてあったらしゃーないけど、たぶん解釈余地あるんじゃなかろか。

anond:20240809122735

まあ倉庫保管にも経費はかかるけど

一般的にはその手の経費は出版社全持ちだし刷った部数で売れる前から印税もらうわな

自費出版勧誘についていって作家気取りの脳ミソが小さめのお方

追記>紙の本と電子書籍印税計算方法おかしくないか

追記

前提条件をきちんと書かなくてすみません

こちらは自費出版ではありません。

本が出版された時点で、まとまった初版印税をもらっています

紙の本の場合は、増刷になったタイミングで、以降は売れた分だけ印税がもらえます

以前出版した、電子書籍なしのタイトル場合は、初版がはけないときは、

出版社側はマイナスという状態ではありますが、こちらが支払いを求められることはありませんでした。

今回の場合は、

電子書籍プラスになった分、紙の本のマイナス分を支払っているのに、そのマイナスゼロになることはなく

それが次のタイミングでそれが考慮されることな

常にマイナスで、電子書籍印税から引かれ続けていることを疑問視しています

まり

>紙の本:初版がはけていないので、ー9万円

電子結構うれて、+10万円

>このときに、私がうけとれるのは、10万円ー9万円で1万円となる。

このタイミングで、紙の本のマイナスは精算されたのではないか、ということです。

次のタイミングでは、マイナスを精算したことはなかったことになって、またマイナスとなっていて、電子書籍からひかれているのです。

出版社は、弱小ではなく、その分野では中堅〜大手のところです。

追記ここまで>

私は著書が何冊かある。一つのタイトルで紙の本と電子書籍の両方が販売されている。

印税計算について変だなと思うことがある。

紙の本:初版3,000部

初版がはけるまで、印税は発生しない。それまでは出版社側は収支マイナスとなる

電子:1冊売れれば、印税が発生する

半年に1回、印税支払いの報告書がある。

紙の本:初版がはけていないので、ー9万円

電子結構うれて、+10万円

このときに、私がうけとれるのは、10万円ー9万円で1万円となる。

しかし、これでマイナスが精算できたわけではないようなのだ

次の半年後、

紙の本:少し売れて-8万円

電子:+9万円

このときもまた、受け取れる印税は1万円となる。

出版社の契約は、こういうものなのか、それとも、この会社おかしいのか?

契約書をみろ、という話ではあるが。他の著者、出版社はどうなのだろうか。

これなら初版500部とかにしたい。

2024-07-26

漫画単行本の表紙、対価は支払われている

漫画単行本の表紙、描いても0円。出版社おかしい。金を払ってください。」とする投稿がバズっていました。

結論からいうと実際には0円ではなく、お金は支払われています。ただし、それは原稿料ではありません。印税です。

複数の方が指摘するように原稿料印税定義が異なります

原稿料発行者が出す著作物寄稿した原稿への「掲載料」です。漫画では大抵、1pいくらといった計算です。

印税は著者が出す著作物発行者が支払うものです。発行部数に比例した金額となります

1000円の単行本を1万部刷り、印税10%だと100万円が支払われます

これに表紙や描き下ろしなどの対価が含まれます

10万部だと1000万円、100万部だと1億円、1000万部だと10億円!

注目すべきは、刷った部数に応じるのであり、実売部数ではないことです。※電子書籍は別

現実的には大多数の単行本は刷り部数の半分も売れず、重版がかかることはありません。

大体赤字です。採算ラインを知りたい場合は「商業漫画 黒字」などで検索してください。

2024-07-23

anond:20240722171223

>「編集部が引き伸ばした」というより「作者が詰め込みすぎて長くなってしまった」


サンデー漫画が長引きがちなのもそうなんだけどなぜか「編集が無理やり描かせてる」ことにされがちなんだよな

80、90年代の段階で既に印税で一生暮らしていける富を得ながらも漫画を描くのが好きでしょうがいからまだ漫画家してる狂人相手になにを言ってるんだと思うけど

絵師編集虐待されている」っていうストーリーの方が面白いしそういうことにしたいんだろうな

2024-07-19

anond:20240719185042

¥528×50万部かあ

印税イクラだろ?

映画化もされてるし

小説蛇にピアス」はサディスト入れ墨掘り師と同棲している主人公が、自らも舌にピアスを入れ、次第に肉体改造の深みにハマっていく激しい愛と絶望を描く。

原作はすでに65万部を売り上げ、

世界105か国、10地域翻訳され海外にも熱狂的なファンがいる。

anond:20240719184731

¥528×50万部かあ

印税イクラだろ?


映画化もされてるし

小説蛇にピアス」はサディスト入れ墨掘り師と同棲している主人公が、自らも舌にピアスを入れ、次第に肉体改造の深みにハマっていく激しい愛と絶望を描く。

原作はすでに65万部を売り上げ、
世界105か国、10地域翻訳され海外にも熱狂的なファンがいる。

anond:20240719183847

印税大金持ちになってフランス移住してんねんから嘘やで。可哀想なフリで、本を買わそうとしてるやで。おんなじように貧乏で誰にも助けてもらえない女性が「私も同じ…!!」って思うかもしれないけど実態全然違う

2024-07-04

30代女性管理職n年生のキャリア面談の記録

先日、私が勤めている会社で「上司とのキャリア面談」というものがありました。

もちろん私もチームに部下がいる立場で働かせてもらっていますので、面談をする立場面談をされる立場視点の差があることは承知しています

20代後半から現在にかけて約n年間、降格もしないが昇格もせずに働いてきました。

当時横並びだった面々や私が昇格をさせた元部下たちがどんどん自分を追い越して上の役職に就いていく背中を見送るのは、戦友や育てた後輩たちの功績が評価されたことを嬉しく思う気持ちや誇らしく思う気持ちもありながら、この人たちにできていて、私にできていないことは何なのだろうか?と考えることも多かったなと思います

過去に、何度か組織の都合で上司も変わっているのですが、直接尋ねてみたこともあります

「私は何ができるようになったら、昇格候補として検討していただけますか?」

「今の働きでなにか不足していることや、もっとこうしてほしいと思うことはありますか?」

当時の上司たちから

「売上を150%達成できたら検討しますよ」

「●●さんの部署でなかなか教育が難しい若手たちがいるので、その子たちが稼げるように教育してくれたら検討しますよ」

と言われたので、言われた通りその年は売上150%を達成し、他の部署で手を焼いていた若手の教育に力を入れ、相性の良いお客さまのお仕事担当してもらうまでに成果を出しました。

しかしながら、その年の査定フィードバックでは「会社の人事規定が変わったので、色々頑張って成果を出してくれたみたいだけど、こればっかりはしょうがないですね」とのことで、約束を守ってもらうことはできませんでした。

代わりに私のチームで売上を牽引してくれていたリーダー格のスタッフが、私よりも40万近く高い給与オファーを受け、同じ組織の中で昇格となりました。

あれから数年が経ち、昇格へのこだわりも、正当な評価も薄れてきていたのですが、今年の住民税確定通知書を見て我が目を疑うような事実に気付いてしまいました。

「3年くらいかけてじわじわ給与が減っている……?」

コロナ会社の業績が悪かった時期も知っています。あのときしかに、経営管理職ボーナスから減らして従業員への割当金額を増やそうという方針になっていたなという記憶もあります

ただ、去年、上司が代わったタイミングでも減らされているのはなぜだ……?と。会社業績は盛り返してきていたではないかと。

新米上司が困っているときにだいぶ、サポートをしたような気もするのになぜだ…・・・・?と。

しかしながら、直接上司にそんなことを質問するという行為は、あなた査定結果に文句があります!と言ってしまっているようなものなので、冒頭で言及しました「上司とのキャリア面談」を通じて、情報収集に漕ぎ出しました。

ここまで前説が長くなりましたが、以下は面談の会話記録になります

一部、個人特定できそうな情報は伏せたり、フェイクを混ぜたりもしていますのでご容赦ください。

もちろん、フィクションとして読んでいただいても構いません。(楽しんでいただけたら光栄です)

X月X日

私「弊社の管理職はたくさんお金を落としてくれるお客さまのお仕事担当できるかどうかででしか評価されないじゃないですか従業員はこういうスキルを身につけた。とかこういう仕事もできるようになりました。という仕事における成長がちゃん評価給与に反映されますけど、私は管理職になって8年経って、もうそういう話を評価フィードバックでいただくことはなくなりました。それでも3年ほど時間をかけて、給与が200万程減少傾向にあります。もしこういうスキルが身についていないから昇格や昇給の機会が与えられていない。とかがあれば教えて下さい」

※これは私よりも管理職経験の短い上司に対して意地悪を言ったような気はします。反省

上司「えっ、そんなに減ってるの? でもたしか管理職収益成果だけで評価されがちですよね」

私(この人がそういう評価をしているのになんで他人事なんだろう……。しかも「えっ」ってことはこいつ昇進してから給料増えてるのか……?)

※私の現上司は前任の上司がX年前に不祥事地方へ飛ばされたときに、私の役職を飛び越えて上司になっていたパターンの人です。

私「うちの会社制度的にも昇給機会は年1回、業績連動賞与2回しかチャンスがないので、減った分を補填するには副業視野に入れるしかいかなと思っているので、会社がもしキャリアサポートを考えてくださるのであれば、余暇時間の確保とか副業規定の緩和を検討してもらえたらなと思います

※弊社の管理職裁量労働制のため、いついかなるときも呼び出されたら業務対応を優先しないといけない不文律がある。

上司副業については、他の人たちから要望が増えているところだから会社としてゆくゆくは考えていく必要があることになるでしょうね。ただ、それとは別に、賞をとるとか、執筆活動をしてネームバリューをつけることで売上を伸ばしていく方向性とかはどうですか?」

私「それって、私個人としてではなく会社名義で名誉労働ってことですよね? 弊社の規定では賞金や印税個人で受け取れないルールになっていたかと思います

上司「そうですそうです! 有名になって名前を売って、たくさん仕事を頼んでくれるようなお客さんを捕まえるって感じです」

私「それでたくさんお金を落としてくれるお客さまを見つけることができるんですか?」

上司選択肢として、アリかなと!」

私「なるほど。であれば上司は下位組織収益達成に悩んでいるのに賞をとったり、執筆活動をして新しい仕事を獲得して分け与えることをしていないのはなんでですか? 選択肢として有効なんですよね? 下位組織ノルマが未達だと、上司も未達になっちゃますから困ります給料も下がっちゃいますよね?」

上司「……」

私「別に責めてないです。質問しているだけですよ。私はX年ほど前に違う上司の元で、賞をとったり講演会に出させてもらったり、広報取材を受けたりと社外活動をさせてもらいましたが、仕事を頼みたいので商談させてくださいというお声掛けはひとつもいただけなかったです。逆にうちはこういう仕事ができるので機会があれば発注してほしいです。という協力のお申し出はたくさんいただきましたけど……」

上司「あー……そうなんですね。でも執筆活動はしてないですよね? 本の出し方とかってご存知ですか?」

私「会社広報からテーマに沿って、売り出したい人材に打診が来るはずです。最近若い女性や働くパパ/ママが注目株なのでそういう人たちならお声がかかると思いますよ」

上司なるほどですねー。勉強になります! あっ、そろそろ時間ですね。また何か困ったことがあれば相談してください。おつかれさまでした」

私の収入はこの上司によって、これからもどんどん下がっていくことになるだろうな。ということがなんとなく想像できてしまってとても悲しい気持ちになりました。

楽しいこともつらいことも色々あるけど、なんだかんだ嫌いじゃないなと思えたこ会社を思って1X年近く働いてきたので、給与以外で収入を得るという選択肢を常に近くにおいて置かなかった自分バカで情けないなと。

そしてこれからも、みんなの背中を見送る人生を受け入れていかないといけないんだなと。

国の施策で今後増えていくだろう、女性管理職候補の方々の未来はどうか明るいものになるようにと願いを込めて。

賢い方ならきっと準備も当たり前にされるだろうと思いますが、女性管理職を増やそう施策が注目されなくなったとき、一番最初に切り捨てられるのは女性管理職だろうなと思います

その時に、切り捨てられても生きていけるだけのちから絶対必要になるときがくるのでしょう。

2024-06-28

https://archive.md/NYrUL#selection-1333.4-1831.8

「著書の中身」と「機微情報」をわざと区別せずに議論するのもどんなもんかねえ、とは思った。

前者だったら「印税なんぞ業腹だからブックオフで買うわい」のvariantでしょ。

ようつべの中では「氏の」 「機微情報」の話はしていません……「国家安康とは家康の首を切ることか」クラスのことを言われても、その、困る。)

ダークウェブの話をするなら https://archive.md/HRLHe https://archive.md/0cs1J https://archive.md/AoTlE https://archive.md/h4b09 https://archive.md/cx9Tk てことにはなるんですけどね。

2024-06-12

anond:20210924164601

そういう営業というか1回X万円のビジネスの小商いと、

表に出る、作品作りとか、印税ベース商売とか、フックアップ意味とかはやっぱ重みが違うだろうよ

2024-05-15

漫画家という収益構造理不尽

 漫画家の「儲け」にまつわる話には、ふたつの矛盾するように見えるストーリーがある。

 世間一般の思う、一度当たれば「印税」でガッポガポというイメージ

 一方で、例えば「バクマン」に描かれる、(いちおう)漫画家自身表現によると「連載が終われば数年で貯金も尽きる」という話。

 どちらが間違っていて、どちらが正しいのか? というのは誰しも思う疑問。

 しかし深掘りして考えてみると、これは「どっちも正しい」。だからこそ、漫画家って商売は他にない特殊営業形態なんだとわかる。

 

 ※以下では、漫画家業のもっとも「売れる」形態として「週刊連載漫画」に限った話を考える。

 

原稿料印税

 漫画家収入についてざっくりまとめる。

 まずほとんどの漫画家雑誌に連載するという形で基本的収入を得ている。

 その原稿料掲載料)がだいたい1Pあたり数千円〜数万円。

 ここではわかりやすく、1万円とする。

 すると、1万円×毎週20P×月4本で、月収は約80万円(100万円弱)くらいが一般的な週刊連載漫画家の最低収入相場と言える。

 

 一方で、単行本が売れると1冊あたり10%の印税収入がある。

 ジャンプコミックス場合約40円。連載が続けば年に約5冊出るわけだから、例えば単巻10万部売れていたら2000万円の収入になる計算だ。

 もちろんこれは税金等を一切考慮していない売上高であり、これだけの額になれば実際には半分程度持っていかれるだろう。それでも、なかなかの高収入に見える。

 

スタジオ制という自転車操業

 しか問題は、これだけ大きな売り上げが見込める週刊連載漫画には、実際にはスタジオ制作というコストのかかるシステム必要なことだ。

 最低限度で考えても、アシスタントを4人雇えばその人件費だけで40万は下らないだろう。さらに、それだけの人数で描くと、多くの場合自宅作業ではなく別途仕事場を借りる必要もある。

 まあこのあたりは人により原稿料スタッフ給料もさまざまなので一概に言えないのだが、一般論として原稿料の高いベテランほど、大きなスタジオ技術の熟れた固定メンバーを確保して経費も大きくなる傾向がある。

 そんなこんなで、よく言われるのは、原稿料はこれらの諸経費だけで全部消えてしまうという話。

 

 つまり雑誌掲載だけではプラマイゼロという話だ。

 増田にも漫画を描いた経験があるが、20Pの原稿を1週間(弱)で仕上げるというのは信じられないような過酷作業であり、アシスタント制をなくしては、現代商業誌に載っている平均的なレベル漫画を毎週仕上げるなんてことは、作家の「画力」がどれだけあろうとほぼ不可能に近い。

 商業漫画クオリティというものは、この自転車操業のほぼ利益0のシステム必須であるということはよく覚えておきたい。

 

単行本はどれだけ売れているのか

 一方で、出版冬の時代といわれる昨今、単行本はどれだけ売れているのだろう。

 実は、漫画雑誌の中でも押しも押されもせぬ発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」と言えども、信じられないような低い数字も珍しくない。

 「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」の華々しい数字メディアに踊るので勘違いしがちだが、ジャンプ連載漫画ほとんどは単巻10万部も売れていない。

 例えば、最近アニメ化もした「アンデッドアンラック」や「夜桜さんちの大作戦」(どちらも20巻を越える長期連載)でやっと10万部前後だ(総発行部数を巻数で割って大まかに計算)。

 ものすごいものになると、大人漫画磯部磯兵衛物語」の作者・仲間りょう次回作高校生家族」は、ネット上ではちらほら好意的感想散見されたものの、実は売り上げは単巻1万部以下(計測不可)で打ち切りとなってしまった。増田も好きだったのでショックを隠しきれない。ドラマ絶対いけると思たのに!!!!!

 閑話休題そもそも、「磯部磯兵衛」も単巻ではやっと30万部売れたくらいだ。「斉木楠雄の災難」も同レベルギャグ漫画はヒット作でももともとそんなものだということも注意しておきたい。

 

 上でも計算したように、10万部売れてやっと年収2000万、税金が多く引かれることを考えると、サラリーマンならそれなりに良い会社に勤めているというレベルだが、長くても数年で終わってしま印税収入であることを考えると、はっきり言って少ない。これが一桁上がると一気に数億円になって生涯年収というクラスになるが、そういう「上がり」の漫画家は本当に一握りなのだ

 

連載がなければスタジオが立ちいかない、印税がなければ儲けが出ないの生むレバレッジ

 原稿料スタジオ維持費で消える。「もうけ」は単行本売り上げ次第。この二重構造が生むのは、株の売買でいうレバレッジの危うさだ

 株のレバレッジ買いというのは、簡単に言うと「株価が上がった時は2倍儲かるが、下がった時は2倍損する」ような信用買いを言う。らしい。増田素人なのでそこら辺は聞き流していただきたい。比喩なので。

 漫画家場合ある意味でなお悪い。連載があるときは、定期収入スタジオを維持しつつ、漫画が当たれば大きなもうけがザクザク入るが、当たらなければそれなり。連載がなくなるとスタジオの維持費を賄う原稿料もない上に、普通は昔の単行本もそこまで売れ続けないので、ただ金が減るばかり。

 当たらない漫画を描くということは、その連載中の儲けが少ないだけでなく、連載を終わらせることのリスクも同時に上げてしまうのだ。

 当たらない漫画ほど、原稿料の維持のためにしがみつきたくなるという負のインセンティブが働くのである

 

 こうした不思議構造は、漫画家作品を当てて印税収入で儲けを出すという「作家」の側面を持ちながら、スタジオを抱えて自転車操業で日々口に糊するという「中小企業経営」を求められるという二面性を持つ仕事であることに起因する。

 本来トキワ壮くらいの時代漫画家は、前者の性質しか持たなかった。小説家や他のフリーランスアーティスト業と何も変わらない「作家業」であった。

 しかし、彼らが売れていくにつれ、漫画産業が盛んになるにつれ、漫画家は「作家」ではいられなくなって来た。

 当たれば天国、外れてもまあまあの貧乏暮らしという気楽な稼業でなくなった漫画は、作家としての挑戦に誘うものよりも、日々の仕事キッチリキッチリで稼ぐ真面目な仕事という側面が大きくなってきてしまった。それでいて、やはり作家自身成功の如何は、印税収入という儚い夢だけに支えられているのだ。

 たまに当たりはあるけども、当たったところでそれはそれだけ、次の事業拡大には繋がらないビジネスなんて、他にあるのだろうか? 

 

 こうした漫画家業の二重性は、もしかすると将来の漫画産業に負の影響をもたらすかも知れない。あるいは、既に?

 

最後に:週刊連載漫画家以外は?

 週刊連載をしないと、ここまでのスタジオワークは必要ない場合がある。

 とは言え、多くのメジャー月刊誌を見ている限り、やはりある程度売れる作品は週刊漫画と同じスタジオワークとクオリティ商品価値を保っている例が多いと感じる。

 さらに、やはり週刊連載漫画漫画界におけるある種の花形である

 「鬼滅」「呪術」の例に漏れず、誰でも知ってる大ヒット作というものは週刊連載作品が多い。

 これは作品の展開が早いこと、露出が多くなり話題にあがりやすことなどが理由としてはあるだろう。

 ジャンプ連載作品というブランドがまだまだ強いとも言える。しかし、それでも上で述べたように、大半は10万部も売れない自転車操業なのが現実である

 逆に言うと、この状況を変えれば、週刊連載という危うい綱渡りに賭けなくても良いのかも知れない。

 現代ネット社会である作品を世に出す、露出させることについては技術恩恵がさまざまに得られる時代である

 

 漫画産業がこれから時代も伸びていくかどうかは、こういった状況をうまく利用して、漫画家という「稼ぎ方」をどれだけ変えていけるのかにかかっているのかも知れない。

2024-05-08

anond:20240508133539

普通に壊れるよ

あとなろう系でもなぜこの読者数でコミカライズした?みたいなやつは原作知名度いかコミカライズしても印税雀の涙だし壊れる

2024-05-07

漫画家印税頼りの水商売だよ。

10年間休まず一人で書き続けて連載してる漫画家記事に「そこまで仕事して釣り合う額貰って無いだろうに漫画業なんて割に合わないよな」みたいなコメント書いたら

ヒット作だから儲かってるんだとか漫画家業ディスんなとかマンガ大好きキッズ達にボコボコ叩かれて心底ムカついちゃった。

とにかく夢夢って言いまくってキッズ騙してるのがヤバい印税抜いたら年1000万も貰って無いし印税頼りの水商売な事位、ちょっと計算すりゃすぐ判るだろ。何言ってんだこのクソガキ共が。ホント青葉の気持ち判るわ。

anond:20240507070152

漫画家印税頼りの水商売だよ。

10年間休まず一人で書き続けて連載してる漫画家記事に「そこまで仕事して釣り合う額貰って無いだろうに漫画業なんて割に合わないよな」みたいなコメント書いたら

ヒット作だから儲かってるんだとか漫画家業ディスんなとかマンガ大好きキッズ達にボコボコ叩かれて心底ムカついちゃった。

印税抜いたら年1000万も貰って無いし印税頼りの水商売な事位、ちょっと計算すりゃすぐ判るだろ。何言ってんだこのクソガキ共が。ホント青葉の気持ち判るわ。

投稿は甘え。

anond:20240507061946

印税抜いたら年1000万も貰って無いし

そこ抜いたら苦し紛れ以外の意味なくなるわな

2024-05-05

他人アドバイスはだいたいゴミ老害自分の事は自分が1番理解

[:contents]

公務員の600万円は自営業785万円

年収600万円の公務員(会社員)は自営業年収600万円と比較して、源泉徴収票年収に含まれない会社負担部分の厚生年金介護保険健康保険107万円の差額がある。

更に退職金として2000万円超の支給を見込めるが、現在税制で勤続38年だと2060万円までの退職金は完全無税で受取できるため、自営業3000万円相当の収入計算でき、年収ベース78万円加算。

年収600万円の平均的な公務員と同等の賃金自営業で得るには、785万円稼ぐ必要がある。

田舎(東京以外)の1人自営業における金儲けの鉄則。

マルチタレントとして本業にこだわらず、関連類似職能積極的に取得しはたらく。

原画も、グッズも、プリントも売るし、依頼の商業仕事もこなす。SNSは売名目的と意識してやる。

そもそも自分で絵を描く事にこだわらず、自分の絵をAI学習させてAIに描かせる商業原画を受注するとかもやるぐらいのアグレッシブさは欲しい。自分自分を雇って使いこむ間隔。

東京(海外)に類似仕事があるが、その地方では誰もやってはいないが需要のありそうな仕事仕事のやり方をする。

◯時給2500円以上の皮算用ができない仕事最初から受けてはいけない。ただし、広告宣伝目的場合は除く。

ちなみに週休2日年収785万円の最低時給4400円。

最初は不足してる美味しい部分だけやるから利益率が高くても、仕事デカくなると他者と単価競争が出て、粗利は減る傾向がある。

何をやるかは、何ができるか?何が好きか?

最終的に自分がいる場所において周辺のお客様利益を共有できる(お客様希望している)のは何か?

やりながら、引きが強い物を育てていく。

私の場合、絵を描く事より絵を買う事で、社会の中に絵を描く仕事タネを残して行きたいと思っている。ただ、無価値な絵を買っているので死後買った絵はほとんど残らないだろうが、文化としてそれは引き継がれていく。

社会に絵を残す。社会的的に自分を残す。生きている限り何もしなくても何かは残る。

わかりやすアイコンキャラ(画風)の確立と、キャラクターの感情を書き込む表現を取得する。
aI補助を使って自分の絵を量産し、いらすとやと同等のレベルフリーイラストサイトを作る。

フリーイラストサイトTwitter とインスタアカウントを作り毎日投稿サイトの方は週1回ペースで更新ていく。実際の製作は月3日20時間(5分で1個20時間で240個)ぐらいで行いアップ作業は後日やる。まず1年間回した所で、lineスタンプ制作、「いらすとや」といつワード検索広告を月5万円使い、フリーイラスト探してる人をサイト誘導して、サイトからSNSアカウントへも誘導し、フォロワーを増やす。とにかくフォロワーを増やすために、同人イベントなんかにも出てみる。

イベント商業案件の告知に使えるので、後々印税が増える。

チェコ絵本風という切り口なので、いらすとやとは差別化できる。基本はいらすとやを良く見て、カットイラストとして使いやすさと検索ワードに反応しやすバリエーション意識する。

いらすとや10年で25000個描いてるので、最初の1年で2500個を絶対作る。上手く行きそうなら、2年めから5000個作る。3年で12500個のイラストサイトができる。

自動運転も不完全な様に、AIが発達しても使う人間側がAIフィットするには30年はかかるし、AIイラストは金の成る木。

2024-04-29

anond:20240429114028

被害を訴える女(警察司法に訴える者多数)=男のほぼ全員が非難する

警察司法には誰一人訴えず、ほぼ全員が巨額の謝礼や印税補償と引き換えに被害を訴えたジャニーズ性加害騒動ジャニヲタのうち少数の陰謀論おばさん(アラフィフ以上)しか非難しない

セカンドレイプ体質なのは

2024-04-27

anond:20240427111742

9年続けて書籍化したら印税脱税分が完済できるかもしれない

チャットAIに書かせたとても面白くなりそうなプロットがあるんだけど、そこから先が進まない。

起承転結はもう面白いの確定なので、あとはメリハリつけてシーンを作るだけなんだけどなあ。

なんとなく面倒で進まないよ。もう少しでAI印税ハウハなのに。

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