「芦原」の検索結果(245件)

2024-02-20

漫画における映像化の改善案について具体的に考える

今回の芦原妃名子先生の件は業界にとっての重大な転換点だと考える。

例えば暴対法を作るきっかけとなった山下事件のようなものである

実際のところ暴力団ではないので法律規制が動くことは難しいが、改革ルールづくりが必要だ。

まず協会を周知させる。

SNS漫画家が呼び掛ければいいだけ(なんと簡単

新人漫画家向けのセミナー漫画家協会が『無料』開催をする。

弁護士独立した編集者森川ジョージ里中満智子等で知名度を持って安全セミナー認識させる。

ちゃんと顔出ししている有名作家が呼びかけをすることで、流行りのねずみ講みたいな変なセミナーに行く人を防止してほしい。

おそらく漫画家協会疑念を持っている人も居る

協会というものが怪しいと思うお年頃があるはず)

組合員かいうとヤクザイメージする人もいるはず)

から有志がyoutube等でHow to動画を作ってもいいかもね。『ゆっくりしていってね!』とかで。

グッズ化など何においても契約書を用意することを基本とすることを周知する。

そして大きなメディアミックスをする場合

必ず紙の契約書を用意する。

しか契約書が難しい、誰かを頼りたい。

そんなメディア化の際、作者にも守秘義務が課せられるので漏れるのが怖くて協会にも知人にも言えない状況が起きるだろう。

ただ自らの弁護士にならそれは伝えられるはずだ。

そこで漫画家協会やそこの支援をする弁護士もっと必要である

メディアミックスまでいく作品作家は既に売れている場合も多く、今後売れる見込みもある。

顧問弁護士のようになれば、うまく行けば弁護料はしっかり貰えるだろうから良い商売になると思うし、おそらくもう動いている弁護士は多いだろう。

アデ○ーレ法律事務所あたりが「過払い金からメディア契約」でCMしだすかもしれない。

契約書を編集者に任せないことも大事

編集者インテリではあるが基本オーバーワークなので意外と助かると思う。

「○テレさんそんなこと言っても…先生弁護士が言ってましてぇ…僕らでは止められませんのでぇ…」で切り抜けられる問題は多いはずだ。

でもまぁ編集者もそのへんの契約文の知識は入れておく風潮にすべきだろう。

資格化、免許化してしまえばいい。資格取ったフリー編集者商売になりそうだ。

ユーキャンの人気講座になるはずだ。

テレビ局は、おそらく契約書について詳しい。

契約自体はたくさん交わしているだろう。

しか契約についてよく知らないタレント権利者などをはぐらかす風潮がどうもありそうだ(芸能事務所構造と似ている)

出版社の一部編集者も同罪である。もうそのやり方は通用しない。まず反省しろ

テレビ局側はさっさと問題が起きにくい構造にすべきだ。

製作期間の話だ。

今回の田中さん製作期間も短いと思ったが、ある新本格ミステリが3ヶ月前に映像化が決まった件を聞いたことがある。

新本格といえば鈍器本だ。シリーズ物だとしたら3ヶ月で読みきるのも大変だったりする。忙しい主演俳優など使ったら絶対読めない。

結果的キャラストーリーだけではなくトリック動機にまで大改変が起きた。

テレビドラマ業界スケジュールが明らかにおかしいのだ…。自転車操業すぎる。

映画だって企画から上映まで早くても2年くらいかけるが(それでも短いと思うときもある)日本ドラマ業界はいつまでもバブルスケジュールで働いていやしないか

働き方改革とかで少しは改善できたのなら、撮影スケジュールもっと大幅調整しろ、今すぐに。

今すぐじゃないと、急にはできないんだからいつまでもできない。

あと役者大麻をしないでくれ。マジで迷惑

事務所との信頼とかじゃなく探偵使って調査リスクヘッジしとけ。

素行は悪いほうがいい?役者は品行方絶対

無理ならyoutuberか自主制作映画やっとれ。

脚本と脚色をはっきりさせろ。

原作物は脚色表記

オリジナル脚本

いいじゃないかオスカー部門賞みたいでかっこいいだろ。なんか文句あるか?

これだけじゃない。もっとやることはある。

件の関係者たちは調査という名の過去に向き合っていく時期だろうが…

業界人ではあるが完全な第三者なら、

これ以上悲劇を起こさないために今すぐにできることをしてほしい。

メディアミックスをするなと言ってるんじゃ無い。

改変するなとも言ってない。

無駄に揉める仕組みをやめろって言ってるんだ。

おそらく何もかもがめんどくさくなった映像業界が、作者死去作品に手を付けだすころだろう。

しかしそれじゃあ題材も切れて進化は止まるだけだ。

まり死だ。

2024-02-14

anond:20240213130804

ここでいわれるように「ライバルキャラは●●」なんてきめる商業漫画

昭和はいっぱいあったのかもしれんけど

令和は多様性社会だし残ってるのは週刊少年ジャンプの頭の固い編集長んとこだけなんじゃないの

ピクシブコミックはじめとする電書だの、amazonKindleだのみても他はもっと自由漫画作りしてるとおもう

(一応いっとくと上の商業漫画誌以外にも、アニメだの、芦原妃名子さんが苦慮していた実写テレビドラマあたりには

まだ当然のように女らしければ長髪、子供に親しみやすい丸顔といった基本の記号化はまだまだのこっているので

なろう小説の悪役令嬢のごとく改善必要はあるとおもうぞ)

 

多様化を前提にして考えると巨乳キャラ嫌いな読者はそもそも掘るところまちがってる可能性もあるし、

なんなら女キャラ全部嫌いだからしかかかないBL漫画家さんがうまれている女性向けジャンルやら

自給自足のためにAIつかう絵師やらもみならえばいいのにとおもいました

anond:20240214014903

人気アニメ舞台化・映画化するのはやおいファンがついた作品じゃなくてもファンがおおければやるよね、翔んで埼玉とか。

原作二次創作人気だけを目玉にしてやったことが成功することってあまりない(二次創作者本人が主催したこと以外は)。

SMAPはあのダメ事務所が圧でねじ込んでたのでは。

正直作品のものにいい評判はきかなかったし(いやあれ私は好きだったよって先輩にはすまんけど)。

現在も双方にとっての黒歴史になってる。

そりゃそうだ、演じてるのがアクション役者じゃなくてそこらの高校生に性虐待してしあげた歌手なんだもん。

芦原妃名子先生でなくても違和感あるだろ。(いや許可だしてくれた車田先生には感謝しかないけど)

その後つづいたテニミュとか弱ペダ、刀ミュあたりはちゃんアクションスペクタクルがあっておもしろかったときくよ

2024-02-13

id:ch1248にはあきれた

説得力があり言葉が強いので、小松氏がこの評を読んだとき、深刻に悩んで後悔し、作品消したり、芦原先生の顛末みたくならないか気になってしまった……。whkrさんが腹立ったのも解るけど、自分の評の影響は考えた?

b:id:ch1248にはあきれた。マジであきれた。

 

言論の中身ではなく、赤の他人の行動を自分の都合良く憶測して批判

まずはここ。

小松氏がこの評を読んだとき、深刻に悩んで後悔し、作品消したり、芦原先生顛末みたくならないか気になってしまった……。/自分の評の影響は考えた?」

 

小松氏がこの評を読んだとき

 →読むの?

・深刻に悩んで

 →深刻に悩むの?

・後悔し、

 →後悔するの?

作品消したり、

 →作品消すの(消せるの?)

芦原先生顛末みたくならないか

 →そんなことになるの?本当に?

 

こんなふうに他人の行動を、「かもしれない」の連続によって、自分の言説に都合がよいように誘導して「最悪のときにこうなるから慎め」って、そんなことを言い出したら、何でもありだよね。

あなたが現内閣を支持することによって、社会の変革を求める者が、いつまでたっても政権が交代しないことに対する絶望感を募らせ、ついには直接行動をおこして要人殺害するといった、山上徹也の顛末みたくならないか自分の影響は考えた?」

とか、

核兵器の廃絶運動によって、世界から核兵器がなくなると、核の抑止力もなくなって、戦争が増えて、私の息子が徴兵されて戦場へ連れて行かれて殺されるということにならないか自分運動の影響は考えた?」

も、何でもありになっちゃうけれど?

人の死をにおわせることによって言論掣肘するのは、ちょっと卑怯じゃないか

 

いまだに芦原先生が亡くなられた、有力かもしれない理由理解していない

小松氏がこの評を読んだとき、深刻に悩んで後悔し、作品消したり、芦原先生顛末みたくならないか気になってしまった……。」

 

芦原先生が亡くなられた本当の理由なんてもちろん分からないけれど、私たちに見えている事象としては、芦原先生最後

攻撃たかったわけじゃなくて。ごめんなさい」

というメッセージを残しているよね。

これを素直に受け止めれば、先生自死の大きな要因として考えられるのは、先生脚本家批判されたからでも、ネットリンチにあったからでもなく(先生被害を受けたことの苦痛ではななく)、

先生自身ブログが発火点となって、SNSユーザーらが脚本家をはじめ関係各位に攻撃を始めて収拾がつかなくなったから(自らが加害の発端となってしまたことへの後悔)だと考えられるよね。

 

それを今回にあてはめていえば、むしろ心配すべきは、自身エントリブックマーカーどもが追随したせいで、結果として小松氏への批判だらけのブックマークページをつくってしまったid:whkrだろう。

一歩譲って、小松氏がブックマークページに並んでいる非難文章を読んで気に悩むことを心配するとしても、釘を刺すべきはブックマーカーどもだろ。

そこを非難せず、id:whkrに言うのは違うんじゃねーの?

 

ブックマーカーどもへ

Twitterが地獄、誰のせいで死んだか犯人探し

をもう一度読んだ方がいいと思うよ。

 

おわりに

私はid:ch1248お気に入りにこそ入れていないけれど、私の敬愛する方がid:ch1248お気に入りに入れているし、私自身もid:ch1248エントリを何度も読んだことがある。

別に嫌いではなかったし、別にお気に入りに入れてもいいぐらいに思っていた。

 

だが、今回のこのブクマに関してはマジであきれた。

この記事で芦原先生みたいなことにならないか心配ですねぇ(ニチャア…

みたいな気持ち悪いコメントみちゃった

2024-02-11

anond:20240211001721

ならおまえもここ使うなってはなしになるやんけ

無料でこの手間と迷惑しか発生しないとこ維持してるとこ推せるし

たまに値上がりすんのよ

こないだ芦原妃名子事件で流速早くなったときバンバンストップ高になったのわろたw

でもコレクションアイテムから売らんやったけどな

2024-02-10

anond:20240210161841

ChatGPTで要約しといた

----------

小学館第一コミック編集者一同の声明に対する批判的な見解提供しています問題文章は、作家、読者、関係者に宛てたものであり、著作者人格権問題時系列本質から逸らし、小学館自体責任隠蔽しようとする意図を持っていると批判されています文章は内容が曖昧で、著作者人格権に関する認識の不足を後悔するというスタンスを取りながら、その実、本質的な問題から目を逸らし、責任を逃れようとしていると指摘されています

批判の核心は、小学館ドラマ制作過程において、芦原氏(故人)の意向を適切に伝達・保護することに失敗し、その結果、彼女が心身ともに追い詰められる状況を招いたことにある。小学館声明は、このような状況を矮小化し、誤解を招くような内容であり、本質的な問題解決に対して何の寄与もしない虚妄に基づいていると非難されています

さらに、文章は芦原氏の言葉を捻じ曲げ、著作者人格権問題すり替えることで、小学館責任隠蔽しようとする不誠実さを示しており、このような姿勢が非常に問題であると強調されています。また、芦原氏への言及が、批判を避けるための手段として利用されていることも指摘されており、このような行為が非常に不適切である批判されています

最後に、この問題小学館だけのものではなく、メディア化の過程における構造的な問題テレビ局の体質的問題SNS問題など、さまざまな複雑な要因が絡み合っていることが指摘されています。それにもかかわらず、小学館がこの悲劇を防げた可能性があるにも関わらず、問題を避け、責任回避しようとした姿勢批判されるべきである結論づけられています

なぜ「小学館第一コミック編集者一同」の声明気持ち悪いのか

面倒なので前段は省く。タイトルを見て「アレのことか」と分からない人はスルーしてほしい。

問題文章

https://petitcomic.com/news240208/

この文章が一読して耐え難いほどに醜悪理由を書く。以下、上記URL文章について「本テキスト」と呼称する。

結論

テキストは「作家の皆様 読者の皆様 関係者の皆様へ」あてた、「本事件を、時系列から本質ではないことが自明である著作者人格権」の問題ミスリードすること、および当の芦原氏本人の言葉を捻じ曲げてまで、本来存在するはずの小学館責任隠蔽すること」を目的としたものである。だから気持ち悪い。


こうとしか読み取れない理由を書いていく。

なにを主張している文章

テキストそもそも内容が水のようにうすくあいまいだ。それでもなお、執筆者たちの「主張」を読み取ることはできる。

前半が「著作者人格権」について。後半が「小学館ドラマ制作サイドに芦原氏の意向を伝えていたこと」について。


順番に見る。

テキストでは、まず「著作者人格権」について触れる。その後、「著作者人格権を守ろうとしたこと」を芦原氏が「恐らくめちゃくちゃうざかったと思います…。」と自己評価していたことを明らかにする。そして「私たち編集者がついていながら、このようなことを感じさせたことが悔やまれてなりません」と続く。


ポイントは、執筆者が「何を悔いているのか」だ。本テキストにおいて執筆者が「後悔」を明確に示しているのは、このくだりだけだ。これは非常に重要なことだ。

要約するとこうなる。


著作者人格権という権利を周知させることができなかったために芦原氏に不要自責の念を抱かせた。著作者人格権についての認識を広げることが再発防止の「核」になる」


この後に、「これだけが原因だったと単純化はしない」としつつも、あえて本文中に「核」なる単語使用している以上、ここには明瞭な主張がある。

それは「本件がこのような悲劇に見舞われたのは芦原氏が著作者人格権についてしっかり認識していなかったからだ。その認識を与えることができなかったことを悔いている」というものだ。

暗に「芦原氏は「恐らくめちゃくちゃうざ」いことを自分がしてしまった、という自責の念によって自ら命を絶った」結論していることになる。


……なんだか、我々とはずいぶん違う世界観をお持ちのように見える。これまでの経緯を振り返って、こう結論するのは相当に無茶なのではないか

彼女が本当に「ドラマに口を出してしまたこと」を自責した結果として死を選んだのであれば、1月26日以降の騒動はなんだったんだ? 彼女の死に、あの騒動関係なかったということにならないか? なぜなら「ドラマへの口出し(=著作者人格権行使)」は、12月時点で終わっていたのだから


そんなわけねえだろ。馬鹿か。


ここには明らかに問題すり替えがある。「著作者人格権をめぐる認識」に焦点を逸らし、本質的な問題から目をそらそうとすると極めて醜悪論理欺瞞があるのだ。

明らかに本件は「芦原氏が著作者人格権についてしっかり認識していなかったから」起きたことではない。

一連の騒動を振り返って「芦原氏が著作者人格権について深く認識していれば本質的に問題は起きなかった」と思う人だけが、本テキスト同意することができるだろう。


そんなやつ、どこにいんの?


誰がどう見たって本件は多岐にわたる複雑な問題が絡み合って、最悪の結末を迎えてしまった事件だろう。わかりやすい「核」なんてものがあるはずがない。

にもかかわらず、スケープゴートのように「著作者人格権」を持ち出して「核」として据えるのは、故人に対してあまりにも不誠実すぎないか

何のための文章

素直に考えれば「何のための文章か」という問いに、ここで一度答えが出る。作家、読者、関係者に「著作者人格権」を正しく認識してもらい、悲劇再現を食い止める」だ。

まりね、このテキストは「経緯説明」も「調査報告」も何もかもすっ飛ばして「とにかく「著作者人格権」を知ってもらえれば再発防止につながる!」という、何の根拠もない虚妄によって書かれているのだ。

ごくごくごくごく普通に時系列を追うだけで著作者人格権をめぐる認識」が事件本質ではないことは明らかなのに、だ。繰り返すが、論理的に考えてここが「核」なら1月以降の騒動自殺関係がないことになる。


ああ、めちゃくちゃ気持ち悪い。


なにが「事態単純化させる気はない」だ。ここで行われているのは「単純化」などということではない。もっと悪い、明らかに事実関係時系列無視した、問題ミスリードだ。

そして、ミスリードした先にある「著作者人格権」を取り上げ、「本質問題解決に対して寄与しない」とわかっていつつ、ここが再発防止の核であると述べる。

ここには事態の再発を防ごう」なんていう真摯な態度は欠片も見られない。あるいのは「そういうことにしたい」という卑劣な思惑だけだ。

そうするともう少し穿った見方をしたくなる。

まり「本件を「著作者人格権問題」にすり替える」ことが、本テキスト目的だったのではないか、ということだ。

看過しがたい欺瞞

この「著作者人格権」にまつわるテキストの不誠実さだけでも、十分以上に気持ちが悪い。しかもっとおぞましいのはこの先だ。

要約するとこうなる。

ドラマに対する芦原氏の意向は、小学館ドラマ制作サイドに伝えていた。芦原氏は納得のいくまで脚本修正した。ドラマは芦原氏の意向が反映されたものである

テキストを読めばわかるが、これに関する一連のセンテンス、どこか誇らしげでさえある。


正気で書いているのだろうか? 芦原氏の「言葉」を軽んじているのは、ドラマ制作サイドなのか編集サイドなのかわからなくなる。


芦原氏の意向は、よく知られている通り「原作に忠実なドラマ化」である。これが小学館からドラマ制作サイドに伝わっていたとしよう。その後どうなった?

他ならぬ芦原氏がブログで書いていた言葉引用する。

https://piyonote.com/ashiharahinako-twitter/#google_vignette

ところが、毎回、漫画を大きく改編したプロット脚本が提出されていました(略)粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いでほぼ原作通りの1~7話の脚本の完成にこぎつけましたが…。

加筆修正の繰り返しとなって、その頃には私も相当疲弊していました。

(略)8~10話となりましたが、ここでも当初の条件は守られず、私が準備したものを大幅に改変した脚本が8~10話まとめて提出されました。

何とか皆さんにご満足いただける9話、10話の脚本にしたかったのですが…。素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです。(中略)原稿の〆切とも重なり、相当短い時間脚本執筆しなければならない状況となり、推敲を重ねられなかったことも悔いてます

これは芦原氏が「小学館時系列に添って事実関係確認し、文章の内容も小学館確認して書かれた」文章だ。

さて、あらためて本テキスト引用する。

原作である先生にご納得いただけるまで脚本修正していただき

馬鹿じゃねえのか。芦原氏は「推敲を重ねられなかったこと」を「悔いて」いたのだ。「加筆修正の繰り返しとなって相当疲弊して」いたのだ。

その文章確認しておきながら、舌の根も乾かぬうちに「ご納得いただけるまで脚本修正していただ」いたとのたまう。本当に血の通った人間のすることか? ご納得いただけるまで脚本修正するという作業がどれほど心身に負担をかけることか、わからない編者者でもないだろう。それを何を誇らしげに「わたしたちに落ち度はありません」と言わんばかりの態度で書いているんだ?

ここに自己保身以外のいかなる感情があろうか。

ここに事実を捻じ曲げる意図がまったくないとでも言うのだろうか。


そもそも意向を伝える」ことは伝書鳩のように「言いましたよ」ということではあるまい。なるべく芦原氏に負担がかからないように交渉を詰めて、芦原氏が心身を疲弊させながら手ずから修正」をしなくてもいいように、ドラマ制作サイドに「条件の履行」を求めるのが「意向を伝える」ことではないのかガキの使いじゃねえんだ。「ちゃんと言いましたよ」で責任を逃れるビジンスシーンがどこにある。

明らかにドラマ制作サイドに芦原氏の意向が「伝わっていなかった」から彼女修正を繰り返し、自らを追い詰めなければならないことになったんだろう。そこに「伝わるまで伝えなかった」小学館責任はないのか?


無論、担当編集者メディア担当者が「仕事をしていなかった」というつもりはない。担当者が誰よりも働いただろうし、想像するだに困難な局面連続だっただろう。いまの心痛はいかばかりか。結果は最悪なものになってしまったが、それは決して現場担当者たちを非難していい理由にはならない。

繰り返すが、現場担当個人責任を追及せよと言いたいのではない。むしろ、それは決してやってはならないことだ。しかしまた同時に「頑張ったから」「努力たから」「不運としか言いようがなかったから」という事実は、決して責任消滅させる理由にもならないのだ。


小学館責任はある。絶対的にあるのだ。それは「著作者人格権にまつわる認識を周知徹底できなかった」ことなどではない。芦原氏の意向ドラマ制作サイドに理解させることができずに、結果的ドラマ制作過程において芦原氏を心身ともに追い詰める結果を招いたことについて責任があるのだ。

にもかかわらず、そうした自らの責任にまったく目を閉ざし、ひたすら問題矮小化させ、ミスリードしようとする意図が、行間に充満している。

それこそが本テキスト歴史的気持ち悪い理由ひとつだろう。

再度「誰に当てた文章か」

書くまでもないことを最後に書く。

ここまで確認してきたように、本テキスト作家の皆様 読者の皆様 関係者の皆様へ」あてた、「本事件を、時系列から本質ではないことが自明である著作者人格権」の問題ミスリードすること、および当の芦原氏本人の言葉を捻じ曲げてまで、本来存在するはずの小学館責任隠蔽すること」目的としたものである


その最後に付された言葉が、芦原氏への「寂しいです、先生。」だったことは、瞠目すべきだろう。人間どこまでも恥知らずになれるらしい。


この一文が本当に気持ち悪いのは、SNSで言われるように「TPOにそぐわぬポエティックなもの」だからではない

欺瞞自己保身のために芦原氏の言葉さえ踏みにじって醜悪レトリックを駆使した挙句そもそもテキストの「宛先」でさえない芦原氏を「文章の結び」のためだけに泉下から引きずり出し、まるで批判除けのお守りのように利用してしまう、学館第一コミック編集者一同の浅ましい精神性が悪魔濃縮されているかだ。

終わりに

本件の内幕はおそらく当事者たちにすらもう分からなくなるくらい複雑化していることだろう。

小学館悪者にして幕引きをすればいいという性質のものでもない。巷間指摘されているように、メディア化における構造的な問題TV局の体質的問題、悪意を増幅させるSNSというシステム問題、他にも種々様々な問題が複雑に絡み合っているはずだ。


それでも、この悲劇を防げたプレイヤーの一人であるはずの小学館が、「ことなかれ主義の上層部」「責任回避編集局」という内実を露呈していることは、必ず批判されなければならない。

騙されてはならない。


テキストは、どこをどう読んでも、クソ以下の文章だ。

2024-02-09

芦原妃名子さんのおかげで自殺が増えそう

芦原妃名子さんの自殺で大騒ぎしたおかげで自殺が増えそうなのが確定的だよ

https://x.com/BitYoutube/status/1755889735153967277

私は死のうと考えています中国籍男性に、あるVTUBER事務所「H」を2022年に売却しましたが、この男性から脅迫と、2000万以上を未払い、そして4000万の泣き寝入り強要されています

https://twitter.com/BitYoutube/status/1755903661480476821

最近セクシー田中さん原作者にとても共感ができます

もし私の小さい命で、少しでもこういった手口がある事が世間に知れ渡り、今後の被害が減るのであれば、それもいいかな、と考えてます

あーあ。お前らが自殺によって社会的影響力を与えると希死念慮があるやつに学習させて、一歩踏み出すきっかけ与えちゃってるじゃん。

ネットイナゴのおかげで自殺すればいいと考えるヤツはコイツだけじゃなくて何人もいるだろうな。

お前らが自殺によってその人を支持したってことの重大性を自覚しろよ。

anond:20240209193850

芦原先生ドラマ制作陣に対して「自分意向が伝えられていると勘違いしていた」という可能性は?

その時系列だと実際に放送が開始されるまで確実に伝わってるかどうか芦原先生確認しようがないじゃん。

誰かが伝え損ねていたり反故にされていたらとか、その辺小学館はどう考えてるんかなあ

anond:20240209201745

2023年8月31日 芦原先生が👆のコメントを書く

コメント掲載された7巻が発売される

2023年10月22日 ドラマ放送開始

時系列が——…この順番になってる事自体証拠なのよ。よく考えてみてほしい…

もし、スタッフ原作側の意向が伝わってなかったら、この時系列にはならないでしょ。

ドラマ放映が最後コメントを書いたのは最初

セクシー田中さんの件は相沢友子最終話脚本書いたものでもう1回ドラマ観てみたいよな

芦原さん(でしゃばり原作者ちゃん)の脚本のものとどっちが面白いはてな審査して白黒つけるべき

エヴァンゲリオンだって最終話の作り直しを映画でやってたし全然アリだろ

anond:20240209175517

小学館分からん

時系列』がキーワード。それに注意して読み直してみて。

芦原妃名子先生のご逝去に際して | 小学館

セクシー田中さん』第7巻冒頭には、2023年8月31日付で先生メッセージ掲載されています。「原作の完結前に映像化されることに対してどのように向き合ったのか」について、こう言及されています

〈まだまだ連載半ばの作品なので、賛否両論あると思いますが キャラやあらすじ等、原作から大きく逸れたと私が感じた箇所はしっかり修正させて頂いている〉

物語終盤の原作にはまだないオリジナルの展開や、そこに向かう為の必要アレンジについては、あらすじからセリフに至るまで全て私が書かせて頂いてます。恐らく8話以降に収録されるはず。〉

2023年8月31日 芦原先生が👆のコメントを書く

コメント掲載された7巻が発売される

2023年10月22日 ドラマ放送開始

時系列が——…この順番になってる事自体証拠なのよ。よく考えてみてほしい…

もし、スタッフ原作側の意向が伝わってなかったら、この時系列にはならないでしょ。

こういう順番になってる事が、

ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様にはご意向が伝わっていた状況は事実かと思います

の十分に簡潔な根拠になってる。

セクシー田中さん騒動スルーされがちな点

芦原妃名子先生自分からドラマ制作に関わったんだよね。

ドラマ化にあたって条件を出して、その条件を履行して関わることになった結果苦しみ、締め切りにも追われて疲弊し、出来上がったものも不評で、最後は自ら命を絶ってしまった。

自己責任」と言うわけじゃないけど本来やらなくていい事をやった、自らが招いてしまった状況ではあるんだよ。

(だからこそつらい)

これはドラマ制作視点からすれば、こちらの領域原作者自分から入ってきて、自分の決めた事で苦しんで命を絶ってしまい、その責任を取れと言われてる状態

これは貰い事故のようなもので、納得がいかないとしても無理はないんじゃないかな。

anond:20240209113022

編集との信頼関係を前提にしていいなら

自分発言結果的に信頼していた編集への攻撃に繋がったことにショックを受けた」みたいな物語想像することもできますね。

SNS上では原作者以外の関係者はほぼ全員攻撃されてましたし。

編集悪者にしたいなら「芦原先生SNS上での攻撃非難に受け取られるような形で報告した」

などのエピソードを挟むとよいかもしれません。

anond:20240208202916

芦原妃名子先生もっとから精神的にまいってたんだと思う

そんな感じのことを言って本人の心の弱さのせいにする人が出てこないように

有名漫画家が「普通の人が傷つくように傷つき、悩んだのだと思います」って言ったり

色んな漫画家自分の嫌な体験談を語っているのに。

芦原さん死をめぐるとんちんかんツイッター正義はどこに着地するのか

本来なら、脚本家がインスタで原作者著作者人格権毀損する投稿をした直後に小学館が抗議し、日テレが弊社の見解ではないと遺憾の意を表明し、脚本家が頭を下げて終わりなはずだったのに。未だに小学館は抗議しないし日テレは黙ってるし脚本家は逃げ出すし、原作者はもういないし。なんなんだこれ。」

https://x.com/sorachiakira/status/1755550581429805466?s=20

漫画家芦原妃名子さんの死去をめぐり、X民、ツイッター民は働いたことがないのだろうかと思えるほど、1つひとつのありえないロジックをもとに積み上げれた意見が、幅広く共感されているという正義感の迷走状態うんざりしている。

脚本家相沢友子さんに日テレが、真実を伝えたら仕事を引き受けてもらえなさそうな面倒くさそうな契約だったら、詳細を伝えると思うのだろうか?これからモチベーションを上げていい仕事をしてもらわなければいけない相手に。脚本家は、芦原さんの条件を知らずに、脚本を書き進めたのだろうと思われる。

そして、脚本家の動きをめぐり小学館日テレに苦言を言うと思うのだろうか?

ドラマ化するのは年に50ということで、その原作を勝ち取れるかどうかは、苦境すぎる紙媒体の版元はノドから手が出てもほしがっている。それがあるかないか経営明暗が分かれるだろう。

今回の最大の問題は、紙媒体だけでは坂を転がり落ちている経営状況の出版社は、試聴者に向かって発信力のあるテレビ局の動向に左右されてしまうという不況構造と、テレビ局もつ権力性にある。

日テレ側は、原作として使うことで、むしろ原作料を支払ってまで出版社宣伝に協力をしたのに迷惑をかけられたというスタンスがあるだろうし、小学館側はそれを否定できない、漫画家原作者の足並みをうまく揃えさせられなかったことをむしろ詫びねばならないような力関係想像される。

不遇な死をとげてしまった原作者が報われるためにはこの、権力構造を壊さないといけない。

ウヨカルト脳死儲の脚本家小学館叩き

本当醜悪

行き過ぎた資本主義権威主義も、クールジャパンと言う搾取構造も全部自民が作り出した現状で、

それに対して疑問を挟まずに支持してきたのは壺ウヨカルト脳死儲で、

言い換えれば今回の漫画家自殺に追い込んだ社会は壺ウヨカルト脳死儲達が作ってきた

それなのに、蓋を開けてみれば自分自身の愚行を反省することもなく、

それどころか漫画家側に立って脚本家小学館叩きをしている

お前等が自民に信任を与えて作ってきた社会芦原妃名子先生自殺に追い込んだんだ

お前等が殺したんだ、この殺人鬼

 

もっと人殺しにふさわしい顔をしろ

ゼロから1分でわかる『セクシー田中さん騒動と、小学館お気持ち表明

今までの経緯のふりかえりと、今回何が起きたかお伝えしますね。

この記事目的は以下の2点です。



ゼロから1分でわかる『セクシー田中さん騒動のふりかえり

まずは何が起きたか振り返ろう。

ソースがない、との指摘がありますが、「本人の証言レベル」ですがありますよ。事実ベースです。後で貼っておく。

原作者はドラマ化にあたり「原作に忠実に描く」条件を出し、日テレ合意
・いざ開始してみると原作から乖離した脚本が毎回提出され、毎回大幅に修正する始末(1話から8話まで)
原作者と脚本家は最後まで1度も会話せず、間にはチーフプロデューサー1人のみ
原作死守という条件が一向に守られず、他の脚本家を探す時間も無くなったため、9話と10話は原作者が仕方なく自分脚本を書いた…が、脚本素人なので当然不評
脚本家の元に9話と10話の不出来について視聴者から様々なDMが届くも、脚本家は「9話10話だけ原作者が書いた、私じゃない」とインスタで弁明
さら脚本家は「最後原作者がワガママで書きたがったので、仕方なく協力した」と激怒してポスト
脚本家のインスタを受け、原作者はブログにて「窓口はプロデューサー1人のみだった。そもそも原作を守る契約脚本家に伝わってなかったのでは?」と暴露
暴露ブログについて、ネット上では擁護の声多数
・その後、なぜか原作者は謝罪し、記事を削除してブログも閉鎖
・なぜか原作者「攻撃たかったわけじゃなくて。ごめんなさい」とポスト
原作者が自殺
・しばらくして2024/02/08、脚本家は「知らされていなかった」、小学館は「日テレには間違いなく伝わっていた」と暴露


2024/02/08発表された、「小学館編集からお気持ち表明文」と「小学館としてのコメント

小学館編集からお気持ち表明文について

https://petitcomic.com/news240208

小学館編集お気持ち表明記事について批判するつもりはありません。

最後の一文「寂しいです、先生。」についてはXでトレンド入り。「打算的で女性共感を求める戦略的コメント」などとバッサリ切り捨てた投稿がバズっていましたが、この編集は長きにわたり深い信頼関係があったようなので、救えなかった自分の無力さを嘆き感情吐露したとしても不思議ではありません。

また、この記事では日テレとのやりとりに関する経緯について説明不足ですが、「編集として」のコメントなので致し方なしかと

小学館としてのコメントについて

https://www.shogakukan.co.jp/news/476200

小学館としてのコメント説明には経緯の説明が皆無でした。

組織として検証すると宣言されたのは大きな進歩ですが、結果は公表するということですね?

この2週間何やってたのかわかりませんが、それではみんなで結果の公表を待ちましょう。

第三者検証でないと意味をなさないのですが、一歩前進かと思います

なんでこのタイミングでのコメント発表なの?

芦原妃名子先生がが亡くなられてから二週間強、先日(2/5)以下の記事バスっていました。

小学館が『セクシー田中さん』に関係する記事を削除したことについて

https://anond.hatelabo.jp/20240205173407

穿った見方をすると、この記事がバズったから「もう精神的に無理です、コメント出させて」と小学館上層部に泣きついたとも推測できます事実不明ですが。

衝動的に記事を消すのは不要疑念を招くことになります。恥ずかしいことがなければ堂々としていればよいのです。

しかし、はてな匿名ブログがバズらなかったら、ひょっとしたらこれらのコメントは出なかった可能性があるのでしょうか。

全部推測ですが、そうだとしたら恐ろしい話です。

追記 小学館コメントだしたのは、「外部に情報は出さない」と宣言したことに対し、漫画家らが異を唱えたからとのこと

え?それってやばくないですか?

非難轟々じゃなかったらずっとダンマリだったってことですか?

終わってない?

外堀を埋められた日テレは、もう言い逃れができない。大至急、組織として会見を開くべき。(※目的個人攻撃ではありません)

今回のコメント表明は、脚本家と小学館が歩調を合わせて公表されています

まりタッグを組んだ「日テレに対する徹底抗戦」にも見えるのです。

脚本家は「何も聞いてなかった」と言い、小学館は「日テレにはしっかり伝えていた」と言う。

それに加え「原作者と脚本家の間に入っていたのは日テレの人のみ」だと原作者がブログ暴露していたことを考慮すると、

自ずと「日テレ原作を守るという約束反故にし、好き放題コントロールしていた」ということになるのですから

窮地に追い込まれ言い逃れができない日テレ

ずっと沈黙を貫くのも流石に無理があるでしょう。

今後の日テレの動向に注目が集まるところです。

anond:20240208184136

小学館編集部コメントを出さざるを得なくなったのは炎上たからだと思うがな。

芦原先生自殺したのは炎上させたと思ったからだよな。

まりトレードオフ炎上個人を殺す。

今回のように攻撃した(と思った)側が気に病むケースだってありうる。

個人を殺すが集団を動かせる力、これが本当に理想民主主義か?

「芦原」を含むカテゴリー

「芦原」を含むキーワード

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん