はてなキーワード: Zoomとは
https://www.dailyshincho.jp/article/2024/05250900/
"削減をいったん凍結”ではなく、窓口を“復活”させるべき
については本当にそう思う。
昔よりは便利になっていってること、その為の努力してる事は分かってるけど、現状で使い勝手悪いサービスの対応コストを利用者側に押し付けるな、JR東は公共性高いんだしって感じ。
家族に学割で取りたい子が含まれる様になるとネットで完結しなくなるんだよ。
中学生〜高校生の6学年、もしくは大学まで含めると10学年幅があるし、兄弟いたらもっと幅がある期間対象家族が居るんだよ。
あと、ブクマの方に年寄りより若いカップの方が多いってのもあったけど、大学・専門学校生とかが学割使って旅行するなら窓口使わなきゃいけなくなるんだよ。
帰省先が、学割使える位は距離があって飛行機じゃないような場所とかじゃ無ければ知らないかもだけど、世の中には結構いるから混んでるの。
GWと秋のシルバーウィーク、夏季休暇と正月休みの帰省や旅行で、別に自分の家族が年4回全部出掛ける訳ではないが、世の中の需要は年4回ピークがある訳で、子どもの学校もあるからそこで出掛けるとなったら年2〜3回は面倒すぎる状況が10年近く続いてる。
1ヶ月と1週間前から特急券はネット予約出来るから、ネット予約した後に激混みな窓口で学割乗車券に行くの年々辛くなる。
https://www.jreast.co.jp/net-de-teiki/receive/tsugaku.html
>学校が発行した「通学証明書」をご提出(「通学定期券購入兼用証明書」をご呈示)いただき、窓口で「ネットde定期申込み」とお伝えください。
夏季休暇(7月下旬〜8月末)分の受取が、7月中旬〜8月中旬頃まで
で、実際には移動日直前で変更したい突発的な理由(子どもの体調不良とか)ができたら、ネット購入じゃないから窓口行かないと変更とか払い戻し出来ないんだよこれ。
で、実際に窓口に並んでると発券後の変更対応の人は結構いるんだよな。
閑散期が、1月下旬から3月上旬位と、5月中旬〜6月、10月〜11月中旬までじゃない。
まあ、これでも春休みには中高生を連れた帰省や旅行がない想定だけど。
話せる指定席券売機がある?
あれな、初手からオペレーターがzoomのMTGみたいに常駐しておきなよ。
呼び出してから繋げるんじゃなくて。
繰り返しになるけど、独占企業の公共性のある事業で利益上げるために利用者側に不便と時間的なコスト押し付けるなって思う。
そんな完成度になってないでしょ。
イギリスが公共事業の水道局を民営化したら、今、民営化した会社か利益あげて役員に巨額な報酬払う為にサービス劣化が酷いってのと同じ構造だよ。
将来的にAIとか使って窓口に人を雇わなくてもよくなるのは別にいいんだけど、サービスのクオリティは担保して切り替えてよ。
現状サービス維持出来ないクオリティーのものにしかなってないのに窓口減らすのは判断ミスでしょ。
「話せる指定席券売機」の導入で有人窓口減らせるはずって目論見は経営判断としては分かるけど、サービスクオリティが足りてませんでしたってミス。
【学費問題】東大 年間授業料2割増し検討 来年度より適用の可能性 教授会で議論 - 東大新聞オンライン
深夜に。
東大の学費が上がるらしい。増田は東大から大学院(文系)に内部進学をしようとぼんやり考えてはいたけど、年間64万払って自殺による人生中退オプションを購入するのは冷静に考えたらばからしくなってきた。増田の専門分野(大学院に行かないんだからそう名乗る資格はないが)は、とにかく就職先がない。
アカデミアになんて残るもんじゃないことを、再確認できてよかった。アカデミアに心残りがあるとすれば、知的生産のための会話の愉悦にあるけど、それももう無理なんだと知った。
藤井輝夫総長は、Zoomウェビナーで学費値上げを学生と「対話」するらしい。ウェビナーって配信者が一方的に喋るだけで、コメント機能くらいはあるけど、「対話」ってのは無理なわけ。コメント読み上げられるためにスパチャに使う金があったら学費払うわ。
そもそも藤井総長が就任したときに不正選挙疑惑があったはずなんだけど、ウヤムヤになったんだよね。
そっちの「対話」は済んだのかしら。
理系の大学院じゃなくて文系の学部の方の事務の派遣職員だけど。
大学って場所では、変な先生には本当に常識が通じないんだよね。
人としてそんなこと言っちゃダメでしょ? とか、我々事務職に対する無理難題とかもないわけじゃない。
先生方は自分の研究が最優先なのは分かるんだけど、社会や大学のルールを逸脱するようなのはいかがなものかと思う。そこまで無茶を言う人はそこまで多くはないけど、いらっしゃるんだよな……これが。そういう先生には派遣じゃなくて大学職員さんが直接対応してくれたりしているけど、こんな人が教授やってたりするんだ……って最初の頃はマジでビビった。
文系の学部ですらそんな状況なんだから、理系の院で研究室でとなると、先生が絶対的権力者みたいになっているんじゃないかと思う。
一般社会ではそんなになんでもかんでもできなきゃ生きていけない……とかはないからね? もちろん、それなりの能力はあった方が有利ではあるけど、その程度だと思う。無能は死ぬしかないとか生きていけないとか、そこまでじゃない。
大学当局としても、学生さんが無茶をやらされているとしたら見過ごせないはずだから(そこは学部も院もないと思うよ)、なんとか、学生相談室とかにつながって欲しいな。研究が忙しいなら、例えばメール相談とか受け付けてないかな?
ウチの大学の学生相談室ではZoom面談もやっているみたいだった。そういうこともあると思うので。
研究室の中のことは大学当局からは残念ながら見えづらい。声をあげてもらった方が大学としても助かると思う。この先、院を続けるにせよ、やめるにせよ、大学側への相談はした方が良いと思うよ。
学生さんの人格をふみにじるようなことは、教授だろうと誰だろうと、人として言ってはいけない! 言ったとしたらそれはおかしな人だよ。
ほとんどの学会はオンライン開催からオンサイト開催に戻ってしまった。ポスター発表が盛り上がるような良いシステムがないので得るものが減るし学生の未来がひいては学問の未来がヤバイのが理由である。
「学会も全部オンライン開催でよかったのにみんなオンサイトに戻った」のを不満に思っているのを確かGW前の増田で見た気がする。
まあ学問を仕事にしている人ならわかっているが、私は仕事にしている人ではないし、ここは増田なので書いておく必要があるかもしれない。付録にして後ろに置きたいが先に書いてしまおう。
コミックマーケット準備会とコミックマーケットに対応しているようなものだ。コミケットを開きたいから準備会を設立する必要があったんですね。
ただ、両方を指して学会って言ってるようなもんでなんでそんなめんどくさいことになってるのかは私の分野ではないので知らない。日本語関連の先生に聞いてください。
新型コロナウイルスcovid-19が流行り始めて対処も良くわからない時期があった。今なら換気してマスクしてワクチン打って手洗いうがいをすればかなり抑えられることがわかっているが、2020年、ダイヤモンドプリンセス号が魔界の船のような雰囲気を出していた時点ではそうもいかなかった。
というわけで現地開催が無理になり、急遽学会中止にしたり、スポーツで言う無観客開催のように予稿集に載ったことで発表したことにするね!現地には来ないでね!といった対応をとったりした。全部未発表扱いにした学会はあったのかな。私は知らない。
病気への対処は全然わからない時点でも、学会を開催する側は来年の開催を考える必要が出てくる。学会の準備って9か月前ぐらいからやってるんで。なんなら会場の予約は1年前にしとかないといけないんで。
そこで注目されたのがオンラインである。結構昔からオンラインで会議できることは知られていたしZoomは急速に普及した。それにyoutubeの動画でイベントや講義の動画を発表したりするのは以前よりよくやられていたから当然の帰結である。
vimeo使ってもいいし、youtube使える場合だってあるし(学会計画時点でだれでもyoutubeliveできたのに計画中にチャンネル登録が一定以上じゃないとできなくなって慌てて違うのを探したという事件を聞いた)、ニコニコだっていい(参加有料の学会をニコ生でやったのは知らない。一般向けの講演ならやってるのは見た)そもそも動画とっといてUPしてもらえば何とでもなる。
そんなわけで2021年から既存の学会がたくさん、オンラインにいったん移行した。
これはある程度うまくいった。講演や口頭発表のように、広い会場で一人が発表して、司会がほんの少しの質疑応答を仕切るスタイルだと、質疑応答がオンサイトよりやや盛り上がらないぐらいでほとんど問題にならなかったのである。なんなら質問はテキストでのみ受け付けて司会が代読するスタイルにすると演説始めるような変な質問者をはじけて最高。それに住んでいる地方に関係なく参加が簡単だし、おまけに講演者に外国で活躍している人を旅費なしで直接呼べちゃう。さっきまで動画でしっかり講演してた先生がリアルタイムの質疑応答になったらコロナで息も絶え絶え熱が下がんねえよって言いながら回答してたのは不謹慎ながら未来を感じたりした。
ところが大きな問題があった。懇親会とポスターセッションである。
あんなん飲み会じゃんと思う人がいるかもしれないが、基調講演するような偉い先生に対して講演の質問をできる機会というのは貴重である。懇親会に出てくれるから細かい質問は後にしろって講演の時に質問ぶった切られたりするしね。それができないんなら全部質問させろってことになりかねない。
それにそういう質疑のサブセットがフラクタル状に起きてるのが懇親会なのである。
でもまあ非常時だから仕方ないよね疫病だもんねっていうのでまあ納得できるぐらいのダメージではあった。
ポスターセッションというのは、会場に模造紙サイズのでかい紙を貼れる板を何十枚か用意して、そこに研究の成果を貼って、来た人に研究の説明をして、来た人の質問をもとに議論するっていうセッションである。
すげえよな2024年なのに板に紙貼ってるんだぜ紙。布もあるけど。私は全ポスターがモニターやプロジェクターになった学会は見たことない。多分お金と土地と電力が足りないんだと思う。
オンライン学会のポスターセッションではいわゆるZOOM/WebEX/Teamsみたいな会議ツールがよく使われた。Zoomのブレイクアウトルームでよく参加したなあ。わーい紙じゃない未来が来たぞ。
これの問題としては
などがある。
あとはoViceみたいなオンラインオフィス系統もあった。オンライン会議に比べると比較的質疑し易くはあるんだけど、一方これだけで学会しようとするとこの形式は講演がやりづらいとか資料が見づらいという問題がある。
どのシステムでも質疑応答が盛り上がらないし、質問する方は回れるポスターが減る、質問される方は場数が踏めないし、質疑応答から生まれる新しい発想なんてのも生まれてこない。
結局、多人数が発表していてさらに多人数が質問するけど質問者は発表者一人一人の声がクリアに聞こえなくちゃいけなくて、なおかつ空いた発表がどこなのかわかりやすいツールはまだ出てきてない。
そりゃVRChatの部屋みたいなところでポスターセッションできればいいと思うよ。でも同時に2百人とか3百人とかは入れないじゃん。3百人いて発表者30人ぐらいをさばけるシステムがないんだ。どうしても時間あたりに議論に参加できるポスターの本数が減っちゃうんだよな。
学生さんが充分な質疑応答の経験を積めないということは、学者としての経験値が不足するということだ。ということは学生さんの成長がヤバイ。学生さんが成長しないということはその学問の分野の未来がヤバイ。なんのために学会やってるんだっけってなる。
そんなわけで、covid-19の対策が進んだことにより学会はオンサイトに戻っていった。
オンラインだけだと不都合があるのは分かった。じゃあハイブリッドにしてオンサイトオンリーはやめてほしい。
うんわかる。参加者からそう言いたいのは分かる。特に参加費より旅費交通費が大きい民は特にそう思うと思う。わかるんだけど、発表者にオンサイトポスター見ながらオンライン会議の質疑応答もやれっていうのは負担が普通に倍なんで無理です。学生さんだぞ。ネットでレスバしながらゼミ受けろってのと変わらん。何の拷問ですか。
あとな、オンライン学会のシステム利用費、なんかリアル会場に引けを取らないぐらい高い。運営したらわかる。ピッタリ一緒じゃないけど、10分の1で済むとかそういう感じにはならない。桁がおんなじ感じ。
つまりフルにハイブリッドでやるとお値段がだいたい倍かかるんだ。参加者が倍になってくれないと割が合わないよな。で、倍にならなかったんです。
結局、いままだハイブリッドやってるとかは相応に頑張ってるので応援してあげてほしい。あとポスター少なくて口頭発表と講演中心の学会であればオンラインも十分やっていけると思う。そういう学会を自分でやるしかないんじゃないかなあ。
学会がオンラインだけに戻るのはポスターが盛り上がる発表システムがないと無理。そうじゃないと学生と学問の未来がヤバイ。オンライン学会向けの発表システムについては今後の課題である。
4年前にバイオハザードのかゆうま(飼育係の日誌)みたいなノリでコロナ禍の日々を集団で匿名記録するサイトを作った。ログイン不要。 https://enigmatic-brushlands-82725-herokuapp.com
1年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って3年が経った
知人が先々週にコロナに感染したり、友人が依然コロナ後遺症のブレインフォグに悩まされていたりなどしているのだが、世の中的にはコロナはすっかり明けたもの扱いになった。
外国人観光客も増え、出社する会社も増えて、前までランチ時間帯にすぐ入れた店もすっかり行列ができるようになってしまった。
例えば社員はオフィス出社しているが、フリーランスのメンバーはリモートなので、結局出社した社員もオフィスでZoomしてるだけだったりする。
それだったら家と変わらない、というか家だと自室でできるところを、オフィスでわざわざテレカンブースを予約したり、予約争奪戦に敗れた人はデスクで話してて周りは気が散ったりしてで本末転倒である。
コロナ禍をきっかけに地方移住した人は特例でリモートのままだが居心地悪そうで、実際フルリモートの会社に転職したりしてる。
あるいは正社員は辞めるが、業務委託契約を結んでフリーランスで働くことでリモートしてる人もいたりする。
オフィス回帰で帰属意識を高めるとか言われてるが、むしろ会社へのエンゲージメントは下がってる感が否めない。
飛び込み営業も増えてきたし、取引先のと打ち合わせも対面のものがちらほら出てきた。コロナ禍をきっかけに移動時間を気にせず仕事をしたり打ち合わせが出来る方法が普及したと思ったが、どうして人間はそんなに対面にこだわるのかワケガワカラナイヨ。
コロナ流行自体がある程度おさまってきたのは喜ばしい。(単に報道しなくなっただけで落ち着いてるだけ説もあるが)
ただ、逆にもう少しコロナ禍の頃のように外出しないで済む工夫をしてもいいんじゃないかと思う。
ということで今は「いかに外出しないで売上を上げるか」という経営シミュレーションゲームを作ってみようかと考えている
とはいえゲームプログラミングは全くしてきたことがないので、いまGodotを勉強中である。
これまでWebプログラミングがメインだったので、パラダイムが違いとまどうこともあるがなかなか楽しい。
来年の報告の際にも紹介できればと思う。
そんなこんなですっかりCOVID-19流行下ではなくなってしまったが、ありがたいことにサイトは日々書き込んでくれる方々がいるし、自分も心の支えになってるので、引き続きゆるゆる続けていきたいと思う。
COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌 https://enigmatic-brushlands-82725-herokuapp.com/
4年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作った
3年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って1年が経った
プリセットとネットで見たセッティング丸パクリで漫然と使っていたマルチエフェクターに出来立てほやほやの中本をぶち撒けた。動転しすぎて水洗いしつつ、乾くのを待つ間泣きそうになりながら部屋の掃除をした。シールドとかヘッドホンのとか諸々のコードが絡まってた所にぶっかけて、なんかベタベタが取れない。泣きはしなかったけど、せめて辛旨オイルを入れる前にこぼしていたら、いやそもそももっと部屋を整理していれば、いやそもそも中本を机のキワに置かなければ、とか考えてたら発作的にマジの絶叫が出た。マルチは壊れた。
バラして油取り除けば直るかなと思って分解してみたけど肝心の基板にネジ外すだけじゃ辿り着けないし、その奥でどっかが外れたっぽくてカラカラ言ってる。事態が余計悪化した。
少し冷静になったあとZOOMのサポートページで修理について調べたけど、一回バラしちゃってるし不具合の理由にカップ麺ぶち撒けましたと書くのも恥ずかしい。保証効くのか分からんけど保証書もどっか行った。
仕方なくアンプの埃を払って今となっては物足りない音のギターを弾いている。つまみを捻ってカッティングにはこのカリカリ感が良いかなとか試しつつ、ワウを踏みたくて仕方がない。
エフェクトが恋しくなって、Youtubeで色々と調べた。自分は今恐らく歪みとワウと、出来ればディレイとリバーブを欲している事が判明した。
ここまで分かったからコンパクト買い揃えて並べたい気もするし、金ないからまたマルチ買って安く抑えたい気もする。大枠の欲求は分かっても種別ごとのモデルの違いがほぼ分からんから何を選んだら良いかも判断しかねるし。ワンランク上げてGT-1買っちゃうか、いやそれならコンパクトをずらりと並べるか。
大切なものゎ失って初めて気がつくんだょ、、、
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2345573
この記事のブコメに「アメリカのGoogleやテスラでも出社させてる」とか出羽守みたいなこと言ってるやつがいるが
アメリカでreturn to officeつっても全日出社じゃなくて週1~2日が主だし
出社しててもそもそもオフィスが共有空間じゃなくて個人ブースが当たり前だし
コロナ関係なくメンバーの入れ替えなんて日常だからオンボーディングの仕組みを受け入れ側がちゃんと整えてるし
会社にいてもZoom使って1on1のデイリーミーティングしてるし
おっさんどもが考えてる「新人が困ってるところにベテランが通りかかって教えたら一瞬で終わった」とか
「一緒のデスクに隣同士に座って一日べったり教える」みたいのとかないんだけど
なにを見てアメリカガーって言ってんだろうね
博士論文の公聴会を無事に終え、学位を実質的に取得しても、私の心に平穏は訪れなかった。
その日、かなりの時間を費して準備したプレゼンテーションを、会心の出来で決めることができた。
もちろんその成果は、(他の院生も同じだが)3年間の博士課程で膨大な時間を費し、壁にぶつかって紆余曲折とそれなりのドラマがあり、研究を他の何事よりも優先して手に入れたものである。
もっと言えば、大学入学から約10年、研究者を志した高校生の頃からだとそれ以上、思い憧れ続けてきた博士号の取得である。
プレゼンを準備している最中は、公聴会の後に万感の思いを感じるかもと想像したり、泣くかもしれないなんて思ったりした。
Zoomでの発表を一人終え、研究室からの帰路、キャンパスから渋谷駅まで歩くことにした。
もう日も落ち、夜のキャンパスから裏の山手通りに出たが、私の心は晴れなかった。
審査員から問われたあの問いになぜあのような回答をしたのだろう、こう答えれば良かったのに。
齢三十を前にして、学歴ばかり積み上がった人生の実態は浮草稼業の根無し草。
死にたくなった。
ここで私は気がついた、私の人生に心の平穏は訪れることはないのだと。