はてなキーワード: サンタとは
年の離れた兄がいたからか、もともとひねくれて生まれついたからか、生まれてこのかた「サンタクロースをわくわくして待つ」という体験をしないまま大人になった。
記憶をさかのぼって一番古いクリスマス体験は、ほぼ3歳のクリスマスなのだが、その時すでに親に「リカちゃんが欲しい」と言った。
よくある「おかあさんがサンタさんにお願いしてあげるからね」という面倒なやりとりすら無し。
何が欲しいの?うーん、リカちゃんかな、わかったじゃあ買ってくるわね、的なやりとり
なぜリカちゃん人形に決めたかというと、戦隊もののグッズをすぐに飽きておもちゃ箱で埃かぶらせてしまう兄を見て思ったのだ。
私は一人でおはなしを勝手に作ってお人形さんごっこをするのが好きで、お人形さんごっこなら、ずっと飽きずに遊べるしな、と思ったのであった。
それまでは、お土産やらプレゼントで頂いた色んなぬいぐるみを並べてお話を作っていたのだが、人間がいないと話が膨らみにくいなと感じていたこともある。
そうして我が家に初めてリカちゃん人形が来て、私はまんまとお人形遊びに夢中になった。
サイズもまちまちなネコやら犬やら熊やらのぬいぐるみとリカちゃん人形を融合させてお話をつくるのは、なかなかの想像力が必要な作業だったけど、なぜか兄(当時小学生)を巻き込み共にお人形さんごっこを楽しんだ。
小さな妹とリカちゃん人形で遊ぶ兄、習いたての家庭科を駆使してリカちゃんの洋服を作る兄、というと、今の尺度だとかなり危険度が高い感じもしないでもないけど
彼はその後バリバリの体育会系の道を歩むこととなり、今や子供3人の父親をやっているのでご安心ください。
あと、サンタを信じ続けさせるかどうかをやきもきしてる親御さんを見てると、ちょっと面白い気持ちになる。子供って色々折り合って勝手な着地点を勝手に作ってるからね。
芸能担当記者だった父が死んだ。遺品を整理しているところ←今ここってことで、何も孤独死という今の流行まで追いかけなくてもというしみじみとした感情に身をゆだねている。
父はワイドショーに出るいわゆる芸能リポーターとは違って、テレビに出たことは数回の大衆紙(雑誌、自称大衆含む)に芸能記事を売る生粋の記者ないしライターだった。
本人いわく大手新聞の政治部に引き抜かれそうになるくらいの敏腕記者だったというが、まぁそれはゴシップ紙の記事を信用するに等しい。
とはいえ、私の知っている父がとってきた最大のニュースは、事務所の方針で恋人も認められていないようなトップアイドルが突如結婚したというのだから、まぁ本当にすごい気もする。
さて、その記者は私を四年制大学に出してくれるほど芸能記事で稼げる敏腕だったのだけれども、その敏腕さは家庭生活を犠牲にして成り立っていた。
出版関係者という魅力に(も)ひかれて結婚したであろう私の母は、私を産んで8年目に離婚。親権が母親にいくとはなんのことやら、私は父の実家で育つこととなった。
父の業界友達が、私と父が街で歩いていた時に未婚の○○さんも若い子とやることやっちゃって!と思って言いふらしたため、数か月後父が訂正しに駆け回ったという笑い話を
別のご友人からきいた時は仰天したものだ。まず、それは笑い話なのだろうか。
そんなことで、あまり会うこともなかった父との直接の思い出というのは多くない。ものごごろがつく前までは、両親が家にいないことを悩んでいたものだけど、
ものごころがつきはじめる思春期にはむしろいない方がよかったと感謝すらした。父の仕事を聞かれて、いや父は記者らしいんですけど母と離婚しまして…といえば
それ以上に興味をもたれることはないわけであり。ただ、この言い方だとお母さん大変だったでしょうと来て、私が大変なことになるので、郵便局員だった祖父が私の父となっている。
すこし話がそれたけれども、そんな父との数少ない思い出の内、一番心に残っているのは私が首都圏の大学に入学した結果、父親と一緒に飲みに行くことになった話だ。
なじみの店だという店は50歳前の人間のチョイスとは思えないほど洒落ていて、そしてそれに父親が誰よりもはまっていた。
香水の香り匂わせながら妖しい魅力を娘の前でみせる父は、そこで色々と苦労させてごめんな、けど首都圏の大学に来たからにはいつでも俺が助けに行くからとまず話すと涙をうっすらにじませていた。
あ、これはどこかで泣くやつだろうなと私が思いながら、大学での近況を話しているうちに、飲み会の中ごろで話は私の将来についてになった。
卒業後は公務員になろうと思っていると私がいうと、やっぱり父親は泣いた。それもこんなに涙って大量に出るっけ?と思うくらい大粒の涙をみせて。
それがいい、それがいいと自分に言い聞かせるように口ずさんでいたのがとても印象的で、おじいちゃんのところで働こうと思ってるからお父さんには会えなくなるんだよねとは言い出せなかった。
父の色々な葛藤や苦労が垣間見れた一瞬で、多分、それでも仕事続けたのは、きっと天職だったからなんだろうなと不思議と思ったし、やっぱり今もそう思っている。
その後の私の彼氏のせいで、香水の匂いの理由は風俗でつけられたものだと推測することができてしまうようになったのだけど、
きっとそれは芸能人のおごりというやつでしぶしぶ父が娘の飲み会の前にいかなければいけなかったものだと信じたい。
後の思い出はというと、たまに実家に帰ってきた父親とテレビを見ていて、いや、その話は誤報だからとか、△△につかまされたなといっていたのくらいか。
あ、幼いころ、クリスマスにはサンタが来るものだし、正月には父親はハワイに行くものだというのは嘘だと知って友人の前で泣いたときもあるか。それはれっきとした笑い話だ。
というわけで、みんなが知りたい業界の暴露話を娘に仕込むこともなく(娘が無関心なのも手伝い)、私の父はあっさりと心臓発作で逝ってしまった。
救いは会う約束をしていた友人(上の人とは違う)が父が来ないことをいぶかしんで、大家に連絡してくれたため、きれいな体のまま発見されたことだ。
持つべきものは芸能担当記者の友人というところか。孤独死問題の処方箋を見つけたのは父の最後の傑作だろう。神様?、父に天職をありがとう。
頼られると嬉しくてついつい引き受けてしまう。
大体なんとかこなしているけど、たまに自分が『オツベルと象』の白象に思える時がある。
「済まないが、税金が五倍になった、今日は少うし鍛冶場へ行って、炭火を吹いてくれないか」
「ああ、吹いてやろう。本気でやったら、ぼく、もう、息で、石もなげとばせるよ」
オツベルの物腰は柔らかく、こちらへの配慮が見られる。これも同じだ。そんなふうに配慮されると、ようし頑張ってやろうという気になる。
その晩、象は象小屋で、七把の藁をたべながら、空の五日の月を見て
「ああ、つかれたな、うれしいな、サンタマリア」と斯う言った。
そうして、疲れて帰ってきて、誰かを助けられたことを喜ぶのである。疲れも心地よいくらいだ。
だがいつかこんなふうになるんじゃないかと思う。というか、なりかけている。
まあ落ちついてききたまえ。前にはなしたあの象を、オツベルはすこしひどくし過ぎた。しかたがだんだんひどくなったから、象がなかなか笑わなくなった。時には赤い竜の眼をして、じっとこんなにオツベルを見おろすようになってきた。
ある晩象は象小屋で、三把の藁をたべながら、十日の月を仰ぎ見て、
「苦しいです。サンタマリア。」と云ったということだ。
でも自分にはサンタマリアの遣いはこないし、お筆も紙もあったところで助けを呼ぶ仲間などいない。たとえ呼べたとして、そのあとはどうなるんだろう?
今、東京都中央区の賃貸住宅に住んでいる。中央区歴8年その前は世田谷区に8年住んでいた。
子供3人と夫婦の5人家族。30代後半、中小企業の部長をしていて、共働き。
子供が増えたので、住宅問題が勃発し、60平米台の2LDKに肩を寄せ合うように住むことに限界を感じて近くのマンションを探し始めて、あちこち調べていて色々と思ったことを書いてみる。
ベイエリアでもざっくり3エリアあり、八丁堀、新富町、築地、明石町、湊などの都市エリア。勝どき、晴海、月島、佃、豊洲(駅に近いエリア)などのメインベイエリア。豊洲(はずれの方)、有明、東雲、新豊洲などのネオベイエリアとしよう。
それぞれ住んでる人も、街の色彩も違うが、主に勝どき、晴海、月島、佃、豊洲の中心地の話をする。
このエリアはここ数年で恐ろしい程大規模タワーマンションが建っており、これからもっと立つ予定だ。
総戸数200戸などは小ぶりな方で、SKYZ、ドゥトゥール、勝どきザタワーなど、総戸数1000戸以上のマンションが昨年から立て続けに売り出されている。しかも、今後の開発計画を聞くと、このメインエリアの再開発計画を勉強会ベースで立ち上がっているものだけ見ても、このクラスのマンションが最低でも10本は立つ。しかも、オリンピック後は晴海の選手村は中層の住宅となるはずでこちらも住宅となる。
現時点でこれらのマンションの平均価格帯は70平米2LDKで6000万円~8000万円。もう麻痺してしまったが、たまに実家に帰って不動産のチラシを見ると如何にこの価格がとんでもないか分かる。いくら金利が安いとはいえ、頭金を1000万円入れても月の支払は18万~23万、管理費や修繕積立をすると20万~25万円となる。
ほとんどの人間がローンで買っているらしいが、普通に逆算すれば世帯年収は1000万円以上ないといけないことになる。
で、、実際売れているのか? 僕が実感値で感じる限り、、やはり「売れている。」ようだ。キャピタルゲートプレイスもSKYZも完売した。
むしろ、いい間取りや手ごろな価格帯の部屋は倍率が高くなかなか買えない。
・・・で、、ここで疑問が出てくる。誰がそんなに買ってるんだ?ということだ。
一般的には、1000万円以上の年収の人間は3.9%とか言われている。
3.9%の人達だけが1400世帯と考えると、すさまじい光景だ。
平均的な世帯人数が2.5人として、人口3500人の中央区のタワーは、言いようによっては、約9万人規模、東京郊外のベットタウンの綾瀬や八潮と同規模の街の富裕層だけを集めたたった一本の建物なわけだ。
前述のたとえをしたのは、いろいろ聞いたり、見たりしていると最近売り出されたタワーの内、比較的間取りがコンパクトで仕様が高級なものを買っているのはよく言われる外国人などを除けば、地方の裕福な高齢者がかなり多いように見受けられるからだ。購入者は北海道から鹿児島などまで広範囲にわたっていて、現在はセカンドハウスとして、将来的にはこちらにと購入する人が後を絶たないとのことだ。
彼らの購入背景として代表的なものは、娘、息子夫婦が首都圏に居て、東京にはちょくちょく来るとか、健康不安を抱えて医療が充実したところで日々を過ごしたいとか、一戸建て&クルマ中心の地方の暮らしは面倒だ。
とかいう意識と、それを相続税対策という資金の裏付けが後押ししている。
本来、これだけの金額のマンションを購入できる60歳以上で地方となると、もはや地場の経営者や開業医などが大半だろう。これまでならロータリークラブや商工会議所で音頭を取って地方の発展を真剣に考えていた人たちはもはや表向きではそういうことを言いながらとっくに匙を投げて順次脱出しており、現状の地場産業はせいぜい自分と息子世代向けのキャッシュマシーンくらいにし考えていない。
というか、彼らにもどうにもできないのだから、今ある資産で将来に備えるのは当たり前の話で別に非難すべき理由はどこにもない。現実を真正面からとらえてちゃんと意思決定をするだけの合理的な判断力と資金力を歳を取っても持っているわけで、むしろ尊敬すべきだろう。
3.購入者像-②郊外庭付き一戸建てに魅力を一切感じないエリートサラリーマン
時はカネなりである。大江戸線や、有楽町線の銀座や六本木に向かう路線は朝8時でも座れる。通勤時間は丸の内で15分、汐留10分、赤坂25分、六本木25分といったところか。
僕は昔、成城や二子玉川に住んでいたこともあるので小田急線や田園都市線のラッシュのすごさはよく知っている。西武線に至ってはもっとすごい。
高年収のサラリーマンと言えば、商社、マスコミ、広告、テレビ、通信、金融などだが、これらは汐留、丸の内、赤坂、六本木に集中しており、激務の彼らは、満員電車がなにより疲れることを知っている。経費節減でタクシーチケットもおいそれとは切れない現在、近くに住まないとやってられないという現実的な事情と、合理的な彼らは無駄なところで見栄を張ったり、無駄遣いしたりしない。古き良き一戸建てファミリーを無理して演じることに魅力を感じないのだ。
彼らは、自分が浮き沈みの大きい業界の中でいつ今の高給が無くなるか分からないから大切に使おうとする。つまり、多少高くてもいざと言うときに売れる物件、あわよくば儲かる上に、会社から近い物件を物色するようになる。先の不安は給料の多少にかかわらず皆同じである。但し、今取れる選択肢の幅が給料と勤め先で多少異なるだけだ。
彼らは、将来が安定しないことを知ってるから、住み続けるしか投資回収できない郊外の一戸建てを嫌い、ベイエリアのマンションを買う。
4.購入者像-③空中移動族
新築マンション相場は中古相場と密接に関係がある。そしてその中古相場は同一エリアの賃貸相場と密接に関係がある。
新築マンションを新たに購入する動機はいつでもこれだ。
「ここに住みつづけたいけど家賃が高い」
つまり、逆説的に言えば同一エリアに高い家賃を支払っている人がたくさんいると、常に潜在的な高級物件の購入希望者を抱えていることになるわけで、彼らの基準は常に「今の家賃」vs「月々のローン支払額」で、現在の似たような条件で子供の小学校も中学校も転校せずに月々の支払が下がるならメリットが多く常に中古物件を探す人間が増える。
中央区はその点では非常に面白く、大川端リバーシティーを中心としたURなどの賃貸タワー群がその中央区とタワーマンションのエントリーユーザーの製造装置になっていると考えている。
リバーシティーは日本で最初のタワー林立再開発エリアで現在もずば抜けて環境がよい。さすがに築年数は20年を超えてきているが、それでも豪奢な造りと素晴らしい眺望、下手な田舎より緑が多い水辺の生活にファンも多い。、、、が実に10棟近くのタワーや大規模住宅が並び立つこれらのタワーの中で分譲タワーはいくつか?実は三井不動産のフラッグシップ センチュリーパークタワーなど3本しかない。
家賃は、2LDK中心で、URや三井で23万円~30万円。都営で14万~20万。
こんな家賃を払い続けている人たちが数千世帯単位でおり、常に同じ島の中でマンションを探している。
実際、僕が保育園や幼稚園の他の保護者に聞くと、5年以上月島、佃、勝どき周辺に住んでいる人たちはほとんどが住み替えを島の中でしている。すごい人では、10年の内に最初はリバーシティのURに居たけれど、近くのマンションを3回購入し、家族構成が変わる度に周辺のタワーマンションを移動しているのだ。
しかも、この買い替えは当たりのマンション価値の値上がりもあって、やればやるほど儲かる人が出る始末なのである。
10年くらいのスパンでいえば、高級タワーに住みながら、10年実質家賃を払わなかったうえに、1000万円ほど資産が増えたなんてことが起きるのがざらに起きるのがこの島なのだ。
彼らは、常に中古や新築の近隣物件に目を通して良いものがあれば住み替える。そして空中を移動しながら資産を増やしていく空中移動族なのだ。
2020年のオリンピックに向けて、ベイエリアの開発は進む。晴海は選手村跡地が中層の住宅群になり、報道センターは商業施設になるそうだ。築地市場は16年には新豊洲に移転し、新豊洲は活気を見せ、逆に築地の広大な後地は良すぎる立地を生かして汐留からつらなる再開発の目玉になる。
日本の抱える限界集落や、医療制度の崩壊、地方と中央の経済格差の拡大や、郊外ニューターウンの高齢過疎化など致命的ともいえる地方の問題、製造業からサービス業への基幹産業のシフトなど国家レベルの変化進む中で、わずかに残った地方や郊外の資金的、人的リソースをベイエリアは天空を貫く塔に貪欲に接収しながら今後急速に発展するだろう。
一部にはベイエリアの住宅の過剰供給を懸念する声もあるが、そういう意味でいえば、私はまだまだむしろ足りないくらいだと思う。
逆に言えば、このシナリオは一部の例外はあれど、全体として地方都市が、壊滅的に沈みゆくこととワンセットになるはずだ。
地方の担い手と資金をタワーに10万人規模の市町村の富裕層だけをどんどん引き抜いていくのだ。
その中には、腕のいい医者も、意欲のある実業家も、有能な実務家も、スタースポーツ選手も、皆に夢を与えるアーティストが含まれている。
コアな人材とお金がどんどん中央に流出することで地方は加速度的に貧しくなってゆくだろう。
地方が苦悩しているうちに残酷なまでにベイエリアの街は発展と集約を進めていく。
6.ベイエリア、この島に来るという選択。
僕が保育園の保護者同士のコミュニケーションや、近所の住民と接していて思うのは、ベイエリアの住人は非常に合理的な人が多いということだ。
見栄やステータスなどを追う人たちも無駄遣いが好きな人も少ない。とても自然体でただ、少し冷えた目で現状の自分が置かれている経済状況と今後の東京の見通しを考えている人が多い。
また、職業柄もあり様々な情報を持っている人が多く、非常に緻密に計算した結果この島に住んでいるようだ。
そういう意味で、今、まだ、なんとかなんとか勤め先があって、がんばって稼げている人が、合理的にこれからの生活と人生の質を向上させたいなら、このエリアはおすすめできると思う。
では、ベイエリアのこれらの島でやって行くために注意することを個人的視点からいくつか書いてみる。
①子供が何人できようが共働きを目指す。
男性1人の働きではこの時代、不安定すぎる。嫁や彼女、女性なら自分が正社員で勤めているなら絶対に仕事を辞めてはいけない。
専業主婦を抱えて、郊外の一戸建てをローンで買うなんていうのは、今時、一流企業の中堅なんかじゃ到底できない神の国の話だ。
ただし、二人で働けばベイエリアに住むのは難しくない。僕はオスプレイ型と呼んでいる。二つのエンジンで垂直に離陸して(マンションを買って)、高度を持ってから滑走する生き方だ。飛行機のように滑走路が無い(親の資産や特殊な能力)人は、二人で働けるうちに一気に高度を上げるべきだ。あと、子育てはどんなにしんどくても2人で仕事はやるべきだ。たとえ保育園代が妻の稼ぎを越えても仕事は辞めてはいけない。オスプレイは片方のプロペラが止まったら即座に墜落するのだから。
独身男女はパートナーが仕事することに対してネガティブでないかを確認しておくのが重要だろう。
ベイエリアでは、確かに保育園は不足気味だが、急速に充実してきており交通の便や医療サービスが充実していること、公園や道路が大きく街が整備されている割に交通量は多くないことから子育てはしやすい。
現在の課題は高校以上が近くにあまりないということだが、私学をメインに子どもの将来を組み立てるならさほど問題ではない。
まずは、自分たちがしっかり稼げる心身の状態を維持することが人生においては重要だ。この街は腹を括って働くことを決めた家族にはとても優しい街だ。
この島には賃貸物件のタワーがたくさんある。
前述のリバーシティー21もそうだし、日本一の巨大マンションTOKYO TOWERSもミッドタワーは賃貸だ。
家賃は安くはないが、私が住んでたURの定期借家物件、JKK(都営住宅)の物件も古いが設備は過不足なくおすすめだ。
家賃は東京郊外、世田谷区、杉並区などと比べれば5万円~8万円ほど上がるが、クルマを所有して賃貸住宅に住んでいる人ならクルマさえやめれば十分対応できる。
中央区はカーシェアリングがかなり盛んで(法人も多い為)今のところ借りたい時に近くで借りれないことはほぼない。
それに、そもそも銀座まで歩いていけるのに自動車の必要性が著しく低い。
都心に通っている人なら通勤の楽さにビックリする。生産性以前の問題だ。勤務地によっては毎日2時間は得をする。
まずは、賃貸に住んで月々のローン負担や街の住み心地を確かめ、好条件の分譲物件を探す方がいい。はずれは少ないとはいえ、購入する際は売れない物件を高掴みすることは避けたい。じっくり価値ある物件を腰を据えて探す為にもまずは賃貸からエントリーだ。
③賃貸vs持家 思想にこだわらない
この島の中のタワーマンションの価格は非常に安定している。なので、ローンで購入して、金利負担と管理費修繕費、固定資産税、売却時の購入価格との差額だけを足して、住んでいた期間で割った金額がこの島に住むコストと考えることができる。
物件選びが確かなら家賃換算で10万円以下で高級タワーマンションの3LDKに住むことも可能だ。
どうせ、家族構成も仕事先も変化するのだ。期間コストで考えれば目先の購入金額は高く感じても、中途半端な郊外物件を買うより売却可能なタワーマンションの方がよっぽど安全だし、満員電車に揺られて片道1時間かけて家賃12万円の狛江のアパートから会社に通い、週末は自家用車で買い物に出て環八で渋滞にはまる生活より期間コストも安くなる場合がある。
買ったが最後、一生住むとか、買わずに一生賃貸とかそういう極端な考えをせず、変化に合わせて売却と購入を繰り返して空中を移動する柔軟性を持とう。
ネット上ではホリエモンやちきりんが ストック型じゃなくてフロー型の思想を持て!とか、煽りまくってるが、この島の住人はフローで稼げる力を持った人が大半だが、もっとしたたかで柔軟だ。
彼らは自身の賞味期限や稼ぐ力の変動、抗えない市場の激変においてストックがモノを言うことを知っていてフローで稼いだお金を決して無駄にせず日々の営みの中で着実にストックに変化させている。
たとえば、月島に住むある中堅商社の友人は独身だが、自身で駅前の2LDKのマンションを買い、ローンを払いながら、同じマンション内の別の1LDKの賃貸に会社に住宅手当をもらいながら住んでいる。
自分の2LDKのマンションは家賃25万円で他人に貸している。ローン支払いを他の人にしてもらいながら、もし空室が長く続くようなら自分が住んでロスを減らすという考えだ。
もちろん結婚したら、自分のマンションが空いていればそこに住むし、そうでなければまた近くに借りるかもう一軒買うという具合である。
現状は激務だが、ローンを早めに終わらせて、賃貸収入が入るようになれば人生の保険になるので起業にチャレンジしたいと言っている。
フローをストックにストックを使ってまたフローを増やし、またストックに。
謙虚で、粘り強く、情報収集を欠かさず、無駄遣いはしない、ただ、時間と自分がしっかり稼げるための環境と、家族を大切にしてゆくにはこの考えはとても有効だ。
そしてその思想を実行に移せる数少ないエリアがこのベイエリアなのだ。
7.最後に
僕は東京では家を買うつもりはなかった。
しかし、満員電車での通勤が苦痛でたまたま移り住んだベイエリアで、すっかり考えが変わった。
日本中でこのロジックが通用するのはおそらくここだけだろうし、それを知った日本中の人たちがどんどん流れ込んできている。
別にすべての情報は隠ぺいされているわけではない。なのに僕は全然このロジックを最近まで知らなかった。
ベイエリアには誰でも住むことができるし、ローンを組んで家を買うこと自体は比較的多くの人が体験することだ。
僕は自分の人生に慎重な方だし、自分の実力を過大に評価もしていない。
驚くほど稼いでいるわけでもないし、夫婦二人で一生懸命働いているだけのサラリーマンだ。
でも、ベイエリアではそんな人たちに合理的に資産と家族を形成しながら高い行政や民間サービスを受けるチャンスが開かれていて、住環境も良い。他の選択に比べてリスクが比較的低いと思う。
夏までにはなんとか僕も空中移動にエントリーしたい。
引き続きベイエリアのタワーマンション探しをがんばろうと思う。
追記
だらだらと書いたものを投稿したらすごい反応もらっててビックリした。
ツイッターなどでいくつかツッコミが入ってるので、ちょっと追記。
>地震が来たらどうすんだ?!破滅やで!
という話については、単純に安全性に関しては僕はタワーマンションの方を信頼している。311のあの日、20階以上の僕の部屋はグラス一つ食器棚から落ちていなかった。
同じタワー内でも上層、中層、下層で揺れ方が異なるようだが、僕はできれば大地震は家に居る時に来てほしいと思っている。
資産価値の下落に対するリスクに関しては、もはや、人間のコントロールできる範囲ではないわけで。そもそも、タワマンがぶっ倒れ、東京が火の海になった中でそれでも資産を保全したいというほどリスクを取りたくないということであれば何もできない。そん時はその時。。元々大して資産もないわけだし、無一文になっても、結局元に戻るだけ。自分の努力でコントロールできないものを恐れすぎて満員電車の中で人生を終わりたくない。この辺は正直リスクをゼロにはできないからエイヤーの世界。当然、エイヤーするのは家族がいるからだけどね。
僕はむしろハイパーインフレの方が怖いので、ローンは10年固定で組む。
>おまえ業者やろ!
まぁ、絶対言われると思ったw
まったく違うのだけど、、自分の文章を見返すと三井不動産にセールストークのテンプレートとして売って頭金にしたいなと自分でも思うw
これはそうだね。この数年ずっと、いろんなディベロッパーのマンションを見てきたけど、やっぱり気になる。
だからやっぱり大手のディベロッパーの大規模物件に絞って探している。
さらに追記
「売れている」「売れてない」とかは言ってるのは単なる僕の主観なので、実際のデータ云々はしらないです。
>売りたい業者だろうが!そんな売れてないよタコ。
っていうつっこみもあるけど、単純にこの数年条件に合う物件を申込してローンを仮審査通しても、抽選ではずれて買えてない。
なんでもよければ買えると思うけどね。1LDKとかでは抽選1倍の部屋もあるし。
僕が買いたい物件が、高倍率で外れて買えてない状況を単純に「売れている」と言ってるだけだけど、いじくりまわされた業界のデータより信憑性はあると思うよ。
買いたい人が買えない状態を「売れてる」って僕は認識してます。
>なんで増田で書くの?
って言うのもあるけど、かなりプライベートな話なんでね。
途中までノリでブログに書いてたのだけど、やめて、もったいないから、おもしろ半分で投稿したらこんなことになった。
>釣りもできない海沿いに住む意味がわからない
リバーシティー周辺は釣りできるよーw
僕は関西に居た頃釣りが趣味だったのだけど、今は隅田川でシーバス釣ってる。これは田舎出の僕的にはポイント高い。足場がよいので八王子あたりからわざわざ来るアングラーもいる。
ロッドにルアーだけつけて風呂入る前にキャストしに行く。かなりスレているからライトゲームになるけど結構釣れる。さすがに釣れた魚は食わないけどね。
>自分が住んでない家のローンを組むのは銀行NGなんじゃないの?
これはそんなことはない。
オリックスなどは自分が住まなくても貸してくれる「フラット35」なんていう謎な商品もある。
今もあるのか知らないけど。
追記の追記の追記
もはや完全に炎上。三井さん。僕に広告費ください。
>文字どおり地に足が付いてない感。共働きの強い決意をした瞬間、嫁の実家近く以外の選択肢は消えた
これを書いた人は、共働きの実際を知ってる人。
その通りだと思う。共働きの子育ては保育園だけで解決できるほど甘くない。
僕が中央区に引っ越したのは妻の母も中央区に来たことも大きい。今では元々世田谷に住んでいた妹夫婦も中央区ベイエリアに引っ越して来た。
一族丸ごとこのベイエリア発展、地方郊外壊滅シナリオに乗っかっていくと、更に共働きもかなり楽になる。
妹夫婦も共働きで。妹の子供を含め、子育ては認可、無認可保育園、おばあちゃん、妹など同一エリアのサービスのフル活用と身内の協力で成り立っている。
民間サービスでは、フローレンスや聖路加をはじめとした病児保育施設の充実もありがたい。
共働きオスプレイ編隊を作ってこの殺人的な日本の社会環境を機動的に乗り切ろうと試行錯誤している。
>全く個人的な印象だが、ベイエリアのマンションというと、どうも潮見のマンションでの猟奇殺人事件が起こって以降、偏見がとれないままでいるのだよなあ。
なるほど。確かにそんな事件もあった。
僕は逆に世田谷の低層住宅に住んでいたころ近所の一戸建てで一家殺人事件が起きて、本当に夜怖い思いをしてセキュリティを始めて意識するようになった。
タワーマンションは戸締りが玄関一か所で室内は心から安心できるのも実は気に入っている。ベランダから侵入できる奴はたぶんサンタかスパイダーマンなので来てくれると子供が喜ぶのでそれはそれでよい。
毎週1回園長先生の聖書のお話があったが、内容は何も覚えとらん。
食事前の挨拶が、いただきますじゃなくてお祈りだった(「天にましますわれらが父よ」から始まってたのは覚えてるがその後の文句は覚えてない)
毎年クリスマスに学芸会みたいな劇をやるんだがその題材は必ずキリストの誕生だった
(ヨセフ役とかマリア役とか東方の三博士役とかがいるわけだ、年少は全身白タイツで「羊」の役とか)
あと北欧からサンタ呼んでた。サンタ協会?かなんか所属のやつ。
ざっとそのくらいは覚えてるが、それで別にキリスト教徒になったとかそんなこと全くないし(うちの親なんかガチの天理教だし)
特に悪影響があったとも思わない。
明かりを消しローソクに火をつけ大合唱。
プレゼントの話で盛り上がりながら、パクパクむしゃむしゃケーキを頬張る。
ふと横を見ると、3歳の息子がお気に入りのイチゴとサンタの砂糖細工を最後に食べようとしているようで、ケーキの外堀から徐々に崩していた。
3歳の息子は、他の息子たちと一緒に楽しそうに盛り上がっている。
俺はとっさに、3歳の息子の皿と、空っぽの自分の皿をすり替えた。
盛り上がりが一段落し、3歳の息子は皿に目を移す。
何故か空っぽの皿。
目の前の出来事が信じられないようで、オロオロしだす3歳の息子。
狐につままれたような顔とはまさにこのこと。
それもそのはず。大切にしていた宝物が一瞬で目の前から消えたのだから。
そして3歳の息子は一言こういった。
「もうご馳走様じゃん・・」
泣き出しそうな3歳の息子に「こっちでしたー!」なんてネタバラシして、皆で大盛り上がり。
あの頃は楽しかったなー。
あれから十数年。
「赤鼻のトナカイ」という歌は割とひどい歌だなぁと思う。
そもそも赤鼻ルドルフは役に立つから認められただけで、赤いだけで光りもしない鼻なら嗤われっぱなしだったんだろうな。
「ホーホーホー、ソリをひくのに役立たずのトナカイは我慢するしかないね。さぁコークを飲んでストレス発散だ」
とでもいって、無視していただろう。
それに、サンタはいざクリスマスになってから来るのも怪しい。さっさと来ればいいのに。
これはルドルフの心が折れるまで待ってから救世主のようにやってきて、心酔させるのが目的だったんだろう。
「ホーホーホー、今まで苦労してきたんだね。これからは私が一緒だよ。さぁコークで盃を交わそう」
とでもいって、シンパに仕立て上げたんだろう。
歳を経たり、足を故障してそりを引けなくなったトナカイはなかったものとして扱うんだろう。
「ホーホーホー、今日のディナーはトナカイのステーキだよ。さぁコークで乾杯だ」
とでもいって、舌鼓を打つんだろう。
というようなことを、クリスマスソングがエンドレスで流れている街中で考えていた。
自分のことを人の楽しい気持ちを妬むタイプとは思っていなかったが、どうにもやさぐれているな。
このままでは駄目だから、積極的にクリスマスを楽しむようにしていこう。
どんなに言葉にしてもそれが本心なのか、また、その考えを一生貫けるかなんて誰にもわからないと思うんだよね。
本人が今強くそう思っていても、いつその考えを脅かすような出来事に直面するかは誰にもわからない。
理想的だと思った相手でも長く親密な時間を過ごすことで、今まで見えなかった部分を嫌でも見なければいけないし、
加齢や両家の親や親類、子供を含めた様々な環境の変化がもたらす影響は結婚前に考えたってわかりっこない事柄なわけで。
正直、最初の5年くらいはとても良いものとは思えなかったし結婚した事を後悔したこともあった。
でも、ネットや既婚者がつぶやく結婚のネガティブな問題を乗り越えていくとその先が確実にある。
健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも・・・
てのはそれを乗り越えていかないとその言葉の本当の意味は理解できないと感じるアラフォーの今日この頃。
そんな自分が今現在心から思うのは、独身のまま三十路を過ごさなくて本当に良かった。
嫌な事も沢山あったけどそれらを全て避ければ良い人生なのか・・とてもそうは思えない。
すごく優くて良い友人である上司でさえ、離婚の危機になっててすごく辛そうで、なんかむしゃくしゃしたので。
まだ20台前半の小僧で普通ならエロザル化してる時期なのに、結婚したくないどころか付き合うのもイヤになってる。
俺が恋人や伴侶に求めるのって、必要最低限の経済的な状況とか外見とかを抜きにして
「価値観が似てるね」とか「お互い心の拠り所に出来たら良いね。」みたいな事だけなんだ。
特別な1人がいるのってすごく心強くなるし、安心感があるじゃない。
そういうのを女性に求めるのは重いなんていわれそうだけど、恋人はともかく結婚相手だぜ?
俺が死ぬ時は傍に居て欲しいし、彼女が死ぬ時は傍に居てあげたい、位思って始めて結婚しようかと思うレベルなんだけど。
離婚するかもしれないと思って結婚するのは人はともかく俺はどうかと思うんだよな。
それって夢見すぎとか、真面目すぎる、とか言われるけど、べつに彼女が欲しいわけじゃないんだよ。
自分が求めるものを持った女性がいないなら、別に付き合う必要もないかなって。
まぁ、別にいなくても今の毎日に満足しているし、たまった性欲はソロプレイでどうにかすればいい。
ただ、小学生のころ、薄々気がついては居たけどサンタは居ないのを知った時と同じような寂しさを感じただけです。
【追記】
朝起きてふとはてブみたら自分の記事が上がっててビックリした。
全部のブコメ、トラバみています。いろいろな意見がありますけど、勉強(?)になります。
【追記2】
そういう嘘かも知れない発言を、まっすぐ信じる前にちゃんと自分の頭で考えろって話さ。
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いや、君がサンタならそれでいいんだけど。
そうなるとみんな不幸になるから。
昔、ニューヨークの新聞だったかで少女からの質問に「サンタはいるのです」て回答したことがあったらしい。
美談だけど、駄目だよ。
サンタがいると言うのは簡単だけど、でもそれは安易な思考で、きれい事で、それを信じる子供の現実をゆがめてしまう。
子どもの夢を壊す子どもというのは己の知識量でもって周りから頭抜けたいというタイプで早い話が中二病の萌芽期みたいなところがあるので、
「サンタクロースは昔は実在したけれど初代サンタが働けなくなってから協会を作って結社化して全世界に広がっていて、大人の男女が子どもを持つと(大抵は彼ら自身の親から)結社に勧誘されて正式に『サンタ』として登録され活動することになるんだよー」
みたいな中二風味の組織話に仕立てると効果がある場合があります。
ただし、自分が夢を壊されて傷ついたので他人の夢も壊してやる的に逆恨みの復讐が混じっている場合はこの手の詳細を仕立て上げるやり口は不信を招いて逆効果なので注意が必要です。
そういう場合は「昔々北の国に聖ニコラウスという聖人がいて…」と本当のサンタの歴史を語って、このようにして子どもたちにプレゼントを配るという行為がサンタという名の善意に化身したんだよと正直にしゃべるといいです。