はてなキーワード: 大泉洋とは
水曜どうでしょうの対立項に松本人志を持ってくる人はじめて見た。
むしろ水曜どうでしょうファンはガキトークも好きだと思う。松本がウソ話でボケる構図は水曜どうでしょうの車内トークと同じだ。
大泉洋のトーク力には目を見張るものがある。最近まで知らなかったが、子供の頃から落語をよく聞いていたそうだ。恐らく漫画や映画にも明るい。
•あれってテレビで深夜ラジオ的グダグダ感をやってるだけだし、それなら普通に伊集院をはじめとする深夜ラジオ聞いた方がよっぽど面白い。
•旅行番組として見てもやっぱりつまらない。乗り物に乗ってるだけ。ちょっと面白い素人のyoutube動画レベルのクオリティ。大体おっさんが深夜バスに乗ってる絵のどこが面白いのか一度冷静に考えた方がいい。
•普通の感性の持ち主が見ると、大泉洋の軽薄さが鼻につく。初期は知らないが、途中からは俺大物オーラと俺面白いでしょオーラがウザい。あのチリチリとニヤニヤで面白そうな雰囲気を醸し出してるだけだが、実際は若手のひな壇芸人レベル。(つまり、吉本の若手のひな壇芸人も、あのガチガチの体育会系に埋れてるだけでノビノビやれば化ける奴は多いと思う。そういう意味では吉本は罪。年功序列で一定のレベルまでの成長しか許容しない。だからポストダウンタウンはもう吉本からは生まれない。)
•大泉洋は芸人じゃないし、水曜どうでしょうはお笑い番組ではない、というツッコミには、「大泉洋は自分をお笑い芸人レベルで面白いと思ってるし、そのファンもお笑い芸人と比較したがる傾向がある。旅番組だとしたら、旅ではない企画が多すぎる。それでも成立するのは、水曜どうでしょうの本質は旅ではなくお笑いにあるからだ。」と答える。
•実際ダウンタウンの番組に大泉洋が出てた時は松本にトークの仕方を揶揄されてた。松本はああいう調子乗りを嫌いなんだと思う。伊集院光も同じく嫌いだと思う。ハマタとは太鼓持ちだから気が合いそう。
•もし見るなら、夜食食べながらとか勉強しながらとかがベストで、集中して見ることには耐えられないレベルのつくり。そういう意味では、ラジオのように声を聞いてるだけで状況を把握できる作りは当時は新しかった。しかしそれは面白さとは別。
•最初と最後のネタが笑い声被せてるだけであまりにもつまらない。おっさんが仮装して変なことしてるだけ。滑っても笑い声が入るぬるま湯。ああいう雰囲気を楽しむものだとしても、やはりつまらなすぎる。吉本の養成学校の入学当初に披露してボコボコにされてトラウマになるレベル。
•タレントにただキツイことさせてれば面白いと思ってるあたりがやはりつまらない。大学生で卒業すべきノリ。
•水曜どうでしょうは、どんなにつまらなくても笑い声を被せれば面白風味になるということを発明した画期的な番組とも言える。吉本や東京の芸人ならば、このクオリティのものは世に出さないから、そこは盲点だったのだと思う。
•そんな水曜どうでしょうを惰性で見続けるファンはやっぱりつまらない。水曜どうでしょうに対するお笑いファンの正しい姿勢は、「うわー昨日夜更かししてたらたまたまやっててさ〜、面白いとは思わないけど人気あるし一応見とかなきゃお笑いファン名乗れないかな〜って思ってさ、まあ見たけどさ、ああ〜これは雰囲気だけだわ〜ロジックないわ〜って思って、まあ勉強しながら耳が寂しい時にはまあナシじゃないかな〜ってぐらいな感じだった〜」ぐらいが正しい。深夜ラジオならケンコバレベル。下の上くらいだ。
•個人的な経験としても、水曜どうでしょう好きは松本の一人ごっつやVISUALBUMはおろか、伊集院の深夜の馬鹿力、爆笑問題カーボーイなども見てない人ばかりだった。多分水曜どうでしょうは面白くない人の面白い番組なのだろう。
•番組がつまらないのにファンが面白い、なんてことはあり得ない。だから水曜どうでしょうファンはつまらない。はいQ.E.D。
怒らないでください。批判的なことを言っているのではありません。疑問なんです。
僕が男だからこう思うのかもしれませんが
男を惚れさすことなんか超チョロイのに世の中の女性は何をやってるんだろう?
と。
というのが、先月初めて街コンに参加してきたんですよ。
イベント企画会社を経営する友人が「街コンめっちゃもうかるらしい。俺の会社もやる。まずは競合が何してるか調査したいから行くベ」と言うので、僕も一口このもうけ話に乗っかろうと思いまして、一緒に参加したんですよ。会社の経費で。なんと昼、夕方、夜と1日に3ヶ所の街コンに。
男2名。両名共に31歳独身。
選んだのは男性が高い参加費を払うタイプのものから女性側もある程度の参加費を払わないといけない街コン(つまり、男性サイドにはある程度の年収や職業や地位が求められる)まで様々。
おもしろかったのは女性側の参加費が高い街コンほど女性の割合が高くなっていくこと。
参加費が男性8000円で女性3000円とかの街コンは男性67%×女性33%の割合で男性が多いんですけど、参加費が男女共に6000円とかの街コンは女性の方が多いんですよね。
女性の平均年齢は参加費に関わらず26.4歳でした(40名平均)
そして、どの街コンもとにかくコストが安い。どう計算しても1回の開催で膨大な粗利を出していることは明らかで、そのからくりは非常にシンプルで効率的ですし、毎週末どころか平日も街中で街コン(街というより1店舗で行うスタイル)が開催されていることから今、いかに街コンが儲かるかが分かります。
今後、ニッチなターゲットの街コン(例:ふくよかな女性×ふくよかな女性が好きな男性の街コンなど)が流行するかもしれません。
ここからが本題です。
それで、街コンで数十人の様々な女子とお話をしたんですけど、わかりましたね。
ああ、こりゃ彼氏できねぇな
と。
男と女について。
今日、終止符を打ちましょう。
「彼氏欲しいのに彼氏できないよー(>_<)!なんでなんでー!」
と嘆き悲しむ女子のためであり、既婚者や彼氏持ち、彼氏を必要としない方はどうぞ高い所から見物していてください。
まず、めっちゃ当たり前のことなんですけど、男女の出会いの場においてコミュニケーションの大半はQ&A方式で行われるわけです。
男性も女性も「質問する側」と「質問される側」になりえるわけです。当然ですよね。
男性の回答に対して
さ さすがですね!
し 知らなかった!
す すごーい!
せ センスいい~
そ そーなんだ~
驚くほどにできていない。基本中の基本なのに。
男という生き物は例外なく単純でスケベな生き物です。
ほめられればそれだけで好感度上がります。場合によっては好きになります。
「彼氏いるの?」
「どんな人がタイプ?」
「結婚願望ある?」
「休みの日は何をしてるの?」
「どこに住んでるの?」
「どんな仕事をしてるの?」
なんて答えてますか?
チャンスタイムなのに。
質問を受ける側になった時こそ攻撃側なのです。
男性というピッチャーが投げる「質問」という球をいかに打ち返すかが勝敗を分けます。
まずは
聞かれますね。
必ず聞かれますよね。
なんて答えましょう?
まさか「EXILEのTAKAHIRO!」「関ジャニの錦戸君!」って言っていませんか?
多くの男性はEXILEとジャニーズの名前が出るたびにこう考えます。
「そっち側の人間か」と。
なぜなら、多くの男性はEXILEやジャニーズのように歌った踊ったりできないからです。
伊勢谷勇介、福山雅治、西嶋秀俊、玉木宏の名前を出していませんか?
まさかオーランド・ブルーム、ジョニー・デップの名前を出していませんか?
「高っ!ハードル高ぇよ」と。
高いんです。ビジュアル面でのハードルが。飛べる気がしないのです。
では、何と答えるか?
「阿部サダヲ」
「原田泰造」
「大泉洋」
「照英」
上記から、選んでください。4択です。
彼らにはEXILEのフィジカルもジャニーズのさわやかさもありません。
あるのは「圧倒的な親近感」です。
EXILEのことが好きな女子より照英さんのことを好きな女子の方が絶対に優しいし一途だし健気だし家庭的ですもん。
しょうがないです。
だって、そういうふうにできてるんです。
「彼氏いるの?」
これもよく聞かれますね。
何て答えましょう?
「彼氏いるの?」は「仕事なにしてるの?」「休みの日は何をしているの?」等と比べても「興味あり度」が高い質問です。
超チャンスタイムです。
そこで、最強の一言を公開します。選択肢はありません。一択です。
これです。
待ってください。
最後まで聞いてください。
「えーーー、彼氏いないって言ったらー、ちゃんと口説いてくれるんですかwwww」
でもいけますし、サラリと
「彼氏いないって言ったらちゃんと口説いてくれるんですか?(ニコッ)」
でもいけます。
「彼氏いないって言ったら…ちゃんと…口説いてくれますか…(ウルウル)」
でもいけます。
(なんてコミュニケーション能力が高く意外性のある返しができる子だっ!これまで何人もの女性にこの質問をしてきたけど、こんなセンスいい返しははじめてだ!すすすす、好きだ!扶養だ!)
そういうふうにできてるんです。
だまされたと思って、恥を捨てましょう。
「彼氏いなかったら嬉しいですか?」
なんて少し言葉を変えてもいいのかもかもしれません。慣れるまでは。
「彼氏いないって言ったらちゃんと口説いてくれるんですか?」のあとに、どぎまぎしたり、あたふたしたらその人は合コンでワンナイトカーニバルを繰り返すような男性ではありません。
きっと女遊びをしていない男性です。
あなたに本当に興味があればその後、一所懸命あなたを口説くでしょう。
逆に、急にボディタッチが増えたり距離を縮めてきたりする人はワンナイトカーニバル狙いの狼です。
つまり、相手に好印象を与えつつもその時のリアクションで男性の本質も覗ける魔法の言葉なんです。
間違いないです。
そういうふうにできてるんです。
その他に、上級者向けとして「意味ありげに黙って首を振る」や「ウソついてもいいですか?」などもありますが今日は止めましょう。
あと、すごく重要なことはたとえそれが真実だとしても「元彼がイタリア人」や「元彼は会社経営者」と言うのは止めましょう。
無意味です。
逆です。
男性は「どうせ俺はイタリア人でも経営者でもないやいやい」と引いてしまいます。
自分をほんの少しでも大きく見せたい生き物なんです。
お願いします。
ここだけ、少しだけ、男を立てましょう。
あと、元彼がどんなに悪者であなたのことを傷付けたとしても、悪口を言うのは止めましょう。
わりと多いです、元彼の悪口言う人。
ここまで読んでいただいた多くの女性が
「無理だしwwww」
「ありえねーし」
「そんなのに引っ掛かかる男なんていらねーし」
「死ねよ」
と感じているのも知っています。
でも、聞いてください。
この世の中は頭の良い女性、物分かりのいい女性、がまん強い女性ほど幸せになりにくいように仕組まれています。
言い変えれば、わがままで弱い女ほど幸せになるように仕組まれています。
さらに言い変えると、わがままで弱い女を演じることができたなら、幸せになれます。
そういうふうにできているんです。
ウソだと思って一回実践してみてください。ウソみたいにモテますから。
彼女いない歴4年の僕が言うのもなんですけどね。
TVがツマランとのことで。
リーマンショック&地デジ移行の負担後、TV業界が危ないという話もあった。でもツマラン=製作費がないという主張は違う気がする。
ネットをぷらぷら見ていたところ某後継番組がネットコンテンツのダイジェストとのことだった。
思い起こすに低予算番組で面白いものも沢山あった。なんとなく視聴者としちゃあ企画力=カネじゃないと思う。
大昔の話をすれば深夜番組などの貧乏番組で奇跡のように面白いものがたくさんあった。下衆だったかもしれないけど勢いがあった。
これ、若さのなせる技なんだと思う。
皆で「バカじゃないのー」と笑える勢いがあった。TV、健全な若さがない。でも今は若手がバカやらかしてガハハって笑って始末書書いちゃう中高年もいないとかで。
TVは30代~40代以降の女性向けにターゲットを絞り込んでしまい、何かを作りこもうといった姿勢が消えてしまった。グルメ&美容健康まみれ。
グルメや健康話も好きだけどそれだけに一点集中だと何か物足りない。
犯罪性のない悪ふざけを皆で「バカじゃないのー」と言える娯楽があったっていいじゃない。深夜遊んでる子を放送倫理とかで排除するほどのモンかな。
ここんとこ遊びがなくて暗い。
学生で、就職のために東京に行こうと思った人は参考にしてくれたら幸いです。
結論は「一時的な出稼ぎと遊び以外に東京に行く価値は無い」です。
1.みんな、びっくりするほど余裕が無い。
会話する時間も勿体無い、みたいな人が多い。
コミュ症と変わらない感じの受け答えで、2ちゃんねるに書かれているような汚い言葉で会話している人が多い。一方で電話で済むことをメールで書いたりとか、訳わからんことをする。偉そうに命令口調で押し通すようなしゃべり方をする人が、東京では仕事が出来る人みたい扱いだった。声が大きいだけの人よりもやっかい。大体は本当に仕事が出来ないお坊ちゃん、お嬢さんみたいな人だった。大阪でも口だけの人もいたが、東京だと「仕事を頼んでやってる」みたいな、常に上から目線で頭がおかしい、厚かましいのが物凄い多い。
2.みんな冷たい。
本当に冷たい人が多い。
道を聞こうと店の人に尋ねたら嫌な顔されて断られた事が多い。中国人や韓国人でも、やる気のない奴が多くて笑ってしまった。
誰かが困ってたら助けよう、ということも殆ど無いし、善意も大体は世間体を気にしてだったり、逆恨みをされないよう、保身のためにするような人が多い。まるで全員、役所の人間みたいだった。回りにいる人は全て敵、と思ったほうがまだ気が楽。
3.育てる・築く、とかそういう考えが全く無い。
色々な人がずっと働ける職場を作ろうとか、経験や知見を踏まえていい仕事をしよう、という感じで長く働くような取引先があまり無かった。色々な業界を超えて、そんな感じだった。同じ会社で同僚ですら、「仕事で死ねたら本望だろう?」みたいな意見を強要するようなのが少なからずいて、ぞっとした。育てるのは、若者でも見込みがある人間に対してだけで、やる気や熱意とは別のもので測っている。金を出せばなんとかなる、みたいな意識の人が多い。金の匂いで人に近づいて、用が済めば平気でクビにしたり縁を切ったりして、愛想や繋がりを大切にするような人がいない。
とにかく自分が正しい、という考えの人が多い。
というか、自分が正しいから、何やっても構わない、みたいな言動の人が多い。
金があっても東京で幸せに生活する事は出来ないだろうなと思った。アホ、バカ、貧乏、容姿や個性に少しでも難があるような人間は追い詰めても問題ない、みたいな攻撃的な人が多くてびっくりした。
テレビでボロカスに言ってて「そんなことないだろう」と思ってたけど甘かった。正直、東京がここまで酷い場所だとは思ってもなかった。
帰りたい。
(以下返信)
確かに関西の企業はジリ貧になっていますね。シャープもパナソニックも駄目だし、三菱なんか昔からダメでしたし。良いのは京セラとダイキンぐらいですかね。
大阪で食えないから東京で稼いでこいと言われた私の境遇にも近いものを感じます。
どんな職場かわからないのですが、とてもいい環境だと思います。もしあなたが関西出身の方でしたら、間違っても東京で転職しないことをおすすめします。
田舎もんが圧倒的に多い
田舎もん、とは言いますが選りすぐりの不寛容な人が多い印象です。
例えば、下町を全て潰して都市再開発、みたいな事を見ていると「過去を全部否定して、新しいの(今の自分)が最強」という成金趣味に見えて、個人的には拒否感を感じます。ブラタモリでは秋葉原を「振り返らない街」と好意を寄せてましたが、酷い街と思いました。洗練、とまでは行かないですけど昔からの暮らしを今のものに少しずつ組み替えていく、という暮らしを当たり前にしていたので、東京は色々と設備が新しいのに下品、というのに残念と感じます。
それに、きざみうどんも、にしんそばも、木の葉丼もないし、本当に帰りたいです。
知ってる範囲でテレビだと北海道なら大泉洋、関西だと冠番組を持ってる中堅の吉本芸人、福岡だと華丸・大吉が東京に集まってますね。
地元で安泰出来るのに「このままじゃ地元の芸能がダメになる」と危機感を持って地元を振興させるために出稼ぎで東京に行ってます。
他にも農作物でおいしいもの、高級なものは全く日持ちしないものをのぞいて、殆どが東京に行きます。
本当だったら、隣町や県とかでも売れるかもしれないのに必ず東京を経由する。
飛行機も直行便がJASが潰れてから採算性を理由に地方同士を結ぶ便が激減しました。
この前仕事で表参道に行った時、韓流スターみたいな髪型で裸足で革靴を履いてる三田村邦彦みたいな格好した人が大勢いて驚きました。
梅田や堀江、アメ村でも見かけない格好で「うわ、雑誌や!!」と内心驚きました。
住みづらいです。
住民自身、自分たちの街を自分の手で発展させる事を放棄してることが多くて、嫌なら余所者は東京に行け、みたいなことが多かったです。
ブックマークに対して横槍
旅をしている画面を見てもそこそこ面白いのは、
・大泉ものまねショー(田中真紀子、鈴木宗男、マイケル・ジャクソンなど)
・パイ食わねえか
・エッチデーデー
みたいな何かしらハプニングが始まっていたから、というのが大きい。
ネタを積み上げるのは大泉洋で、彼が番組当初から柱として一番頑張っている。
コスプレで出オチ担当として笑いと心を掴みに行くミスターと違い、スイッチを切り替えてるのは大泉。夏野菜の半角斎一門でプロ根性を出している。
ミスターは、藤村が空気読まずに色々出すぎてキャラも濃いから、自分が身を引いてバランスを取ってる。
藤村が怪我や病気で勢いが弱まると、ミスターが嬉々として前面に出てくる場面をよく見る。
この当たりは駆け引きがあって、ミスターは全体をよく見て役割がない所には確実に拾いに行ってる。
対決列島は、MCとしてのミスターの引退作品と思って見ている。
(企画もここから全て藤村・嬉野でやるようになって更に杜撰さに磨きが掛かった)
物凄い努力をする安全弁役だったミスターが阻害されたことで、ゆるい番組になって行った。
個人的には藤村が欲を出して、アレコレやり始めてからおかしくなっていった、というのが心にある。
ミスターの役割であった企画構成とMCにまで手を出して4人の関係性を乱した、と思う。
危険や無謀な企画をしなくなったというけど、それは違うと思った。
・夏野菜
・釣りバカ
は、大人数でやっているし、何よりヘタな旅企画よりも面白い事がある。
まず最初に断わっておくと自分は、どうでしょうの大ファンです。
多くの人の目に触れるように、タイトルは少し大げさに付けました。
タイトルを観ただけで気分を悪くした人がいれば、本当に申し訳ないです。
また、地方によって放送開始日にバラつきがありますが、最新作のネタバレが文中に
入っていることも予めお断りしておきます。(私は現在第7夜まで視聴済)
× × ×
現在、最新作の『アフリカ』が全国で順次放映中ですが、観ていても
「この4人が揃って旅をしているのが見られるだけで充分嬉しいんだけど、やっぱりなんか違うんだよなあ」
と、私は思ってしまうわけです。この違和感は、前作『原付日本列島制覇』から続いているものです。
その違和感の正体を自分なりに考え、予測を交えいくつかの項目にまとめてみました。
× × ×
①【企画を引き延ばし過ぎている】
最も大きな原因はコレかな?
前回の『原付日本列島制覇』から顕著になっている傾向ですが、番組の人気(加えて大泉洋の人気)が
飛躍的に高まったおかげでしょうか、一つの企画の放送回数が大幅に増え、ファンとしては長い時間
どうでしょう班の活躍が見られることは嬉しい一方で、結果的には一回一回の放送の中身が
レギュラー放映終了後の企画を順に追っていくと
2005『西表』全8回
2007『ヨーロッパ完全制覇』全9回
2013『アフリカ』全14回予定
となります。
レギュラー放映時に長丁場とされていた『対決列島』が全10回。
レギュラー最後の企画『原付ラストラン』が全8回(放映回数は全7回だが最終回が1時間枠)
と考えると、前作と新作が、いわゆる「取れ高」を引き延ばして作っている企画であることが伺えます。
逆に考えれば、例えば今回の企画の回数が半分の全7回であれば、これまで放送したシーンの内の
半分はカットされ、もっと笑いが凝縮された作りになっているはずなのです。
大泉さんのエッセイネタの繰り返しも、冗長なサバンナの動物のカットも、半分ぐらいの時間でちょうど良いのでは?
②【出演者が無茶をしなくなった】
二つ目の原因はこれでしょう。
テレビの業界事情に私は全く詳しくありませんが、全国区の俳優となり、過密スケジュールの大泉さんが
万が一どうでしょうのロケで怪我をし、仕事を休業せざるを得なくなった場合。あるいはそれ以上の
大怪我を負った場合に関係者に与える影響がとてつもなく大きい、と言うことは想像に難くありません。
そんな中での今回の『アフリカ』です。
最初、旅の行先がアフリカだと知った時、多くのどうでしょうファンは色めきたったことでしょう。
「ついにどうでしょう班が長年、未開の地として挙げていたアフリカに!」
「これはブンブンやベトナムを越える危険が降りかかるかもしれない!」
私も思いました。
しかし、実際今のところの放送内容を見ている限り、番組史上最高レベルと言っても良いほど
サバンナの動物たちを、安全な車の中から見渡すだけの旅。食うものにも何一つ困らない旅。
次々と映し出されるサバンナの動物たちは確かに生で見れば見応えがあるのかもしれません。
どうでしょう班が興奮する姿には実感が籠っていることは理解出来ます。
しかし、その映像って視聴者が本当に水曜どうでしょうに求めている大事な要素なのでしょうか?
キー局でお笑いタレントや人気俳優が出演する、ありきたりな○○アフリカ紀行と何が違うのでしょうか?
『ジャングルリベンジ』で剝き出しの軽トラの荷台に乗って野生のヒョウを観に行ったこと。
『ユーコン』で、いつクマに襲われてもおかしくない状況でテントに毎晩寝泊りしていたこと
『ラストラン』で異常な数のカブ渋滞を潜り抜け、事故車が横たわる悪路を走っていること。
それらを知った上で最新作を観ているのです。
パワーダウンした感は否めません。
また、これは身体的な危険に限った話ではありません。
なども含む、「出演者が嫌がっているのに企画に抗えないシーン」の欠如が前作・最新作には著しいのです。
もしも、人が苦しんでいる姿を見て笑うなんて、と言う否定をする人がいるならば、それは過去の
どうでしょうの企画の大半、この番組の根幹の部分を否定することになるでしょう。
③【旅の目的が無い】
例えば、過去の海外企画でも『中南米コスタリカ』は、身体への危険が起こる可能性はほとんど無い
企画でしたが、そこには「幻の鳥、ケツァールを写真に収める」と言う実際に高難度の目的があり、
そのゲーム性のおかげで、視聴者は最後まで緊張感を持って楽しむことが出来たのではないでしょうか?
(とは言え、この企画の一番の楽しさは制作陣が予期していなかったであろうバズーカの功績が
大きかったことは言うまでもありませんが)
では、今回の旅の目的は何でしょうか?
それともどうでしょう班が初めてアフリカに行く、と言う事ですでに目的は達成されるているのでしょうか?
アフリカと言うセンセーショナルなイメージを与える場をロケ地に選んでおいて
冒頭で藤村Dが言っていた
「アフリカに着いてからの流れはムゼーにすべて任せている」と言う趣旨の言葉は恐らく真実でしょう。
そのノープラン至上主義のスタンスはどうでしょうらしいのですが、いかんせん企画の骨子の部分すら無く
それを14週持たせるのは、いくらなんでも無謀すぎたんじゃないかなあと感じてしまいます。
④【その他】
偶然的要素が強い部分ですが。
思いつくままに箇条書きで
→西表のロビンソン、ベトナムのニャンさん、アラスカのジム、ユーコンのピート。
・アクシデントが起こらない
ただこればっかりは狙って出来るものでは無いのでしょうがないですね。
・名言が出ない
→不作かなと個人的には思っている前作でも「文久三年!」などは印象に残っているのですが
最新作では、今のところ名調子が無いなあ。死の危険が迫っているとかじゃなくっても
暑いとか寒いとか眠いとか腹が減ったとか、そう言う時に大体名言が出るんですけどねえ。
× × ×
などなど、次から次へと文句ばかり書きましたが、それでもやっぱり私はどうでしょうが好きですし
一生どうでしょうするつもりです。
冒頭にも書きましたが、出演者の高齢化も進み、いつまで全員の元気な姿が見られるかも分からない中で
あの四人が揃って旅をしているだけで嬉しくて仕方が無いのです。だからこそ、昔の放送の方が良かったなんて
懐古主義には陥りたくないとも思うのです。
であれば、企画の方向性の見直しは必要なんじゃないかなあとは。
・長期の放送スケジュールに耐える企画の創出。あるいは、スケジュールの短縮。
これらを踏まえた上で、カントリーサインとかサイコロの海外版とかって駄目でしょうかね?
それか試験に出るどうでしょうの世界史版とか(安田さんのスケジュール抑えるのも大変だ)
あまりに熱狂的なファンの前では、どうでしょうって否定しずらい雰囲気があるし、頭ごなしに否定する
一部の自称お笑い好きにも辟易しているのだけど、同じように感じてくれる人がいたら嬉しいです。
「今ちょうどテレビで新しいのやってるから観て!」って、どうでしょうを知らない周りの友人に
自信を持って勧めたいんですよ。
「昨日見た!?」って周りのどうでしょう好きと言い合いたいんですよ。
ほんとそれだけです。
まかり間違って、制作陣の目にこの駄文が触れることで、何かを考えてもらえるキッカケになれば
最高なんですけどね。そりゃ無いか。
ダウンタウンというコンビについて、「天才・松本を補佐する凡才・浜田」という間違った認識の人間がとても多い。ゆとり以下のガキどもに至っては、浜田に対して、クソつまらん芸人だという認識しか持っていないと思われる。
たしかに近年、クソ番組でMCをただこなしているときの浜田は、いくつか落とすパターンこそ持ってはいるが、さんまや、中堅のくりぃむ上田等に比べると、明らかにパターンの数が少ない上に、相手の話を膨らませる能力にも乏しくはっきりいって面白くない。
浜田がその実力を遺憾なく発揮し芸人として、テレビタレントとして革命的な存在だったのは、売れ始めてから成り上がるまでの時期だ。
テレビ画面に現れた、まだ若さの残る浜田は、競演した大御所や先輩タレントに対して、問答無用でツッコんでは、時にどついてみせた。
たったこれだけである。
だが、これがとんでもなく衝撃的だったのだ。
それに先んじて、とんねるずが お笑いとアイドル・ミュージシャンとの関係性を変化させていた。当時、芸人は歌手より地位の低い物と見なされており、「公の場」でアイドルをバカにしたり、ミュージシャンに無礼な振る舞いをする芸人は、ほぼ存在しなかった。たけし(軍団)ですら、公の場ではその関係性を守っていたのだ。
だが、とんねるずは体育会系のルールそのままに、年上に対してはそれなりの礼節を持って振る舞ったが、年下のアイドルやミュージシャンに対して、平気でタメ口をきいたり、時にバカにしたりして笑いに変えた。そうして芸能界の暗黙の掟を一変させたのである。
浜田の革新性は、こういった土台があったからこそという側面はある。それでも、芸能界において先輩後輩の序列は絶対であり、そこを侵す者は現れなかったのだ。浜田を除いて。
そのことに気づいてから、俺はテレビで浜田を追いかけるようになった。相手が誰であろうとも、己の信念と姿勢を曲げることなく容赦のないツッコミを浴びせる浜田は間違いなく『パンク』な存在であった。そして、上下関係抜きの辛辣なツッコミを浴びせても、浜田は決して場の空気を乱すことがなかった。それ故に、つっこまれた人間は、浜田に怒りの感情を示すことがなかった。松本の天才性の陰に隠れてはいたが、この事実は、浜田もまた紛れもなく天才であったと言うことの証左である。
だが、いつの頃からだろうか。おそらく、ダウンタウンが多くの冠番組を持ち始めてからのことだが、主に若い世代から、浜田に叩かれることを喜ぶような連中が現れた。こうなると、もはや猪木のビンタと変わらない。ツッコミの鋭さそのものは変わらずとも、その意味合いは、全く別のものになっていった。
わたしはそれを否定する。松本が天才であったのは間違いないが、浜田という斬り込み隊長の存在がなければ、もっとマニアックな存在としてしか、世に出ることはなかったと思われる。若かりし頃の浜田には、とんねるずと同じように、予定調和をぶち壊し、新しい地平を切り開く革命家としてのパワーが宿っていたのだ。それは、ともすれば狂気的とも言えるものであった。
浜田が切り開いた新しい地平の上で、松本がその才能を遺憾なく発揮した結果として、日本のテレビお笑い史上最高のコンビになった、というのが俺のダウンタウンに対する短評である。
今のテレビお笑い界、特に若い世代に、登場するたび「今日は何をやらかすんだろう?」と、わくわくさせてくれる存在がいるだろうか? 浜田もとんねるずも年をとった。丸くなってしまった。たとえ懐古厨と言われようとも、俺をテレビに夢中にさせた、かつてのダウンタウンととんねるずほどの存在は、テレビに誰一人見あたらない。強いて言うなら大泉洋であったり、ブラックマヨネーズであったりといったところだが、大泉は役者であるし、ブラマヨは真の実力(フリートークスキル)を発揮できる場を与えられないまま年を重ねている。
寂しいことだ。