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はてなキーワード: イスラエルとは

2021-07-31

ワクチン感染予防効果はあります

ワクチン感染予防にはならない」というデマが後をたちません。

下記は7月24日ニュース記事

ファイザーワクチン感染予防効果39%に低下 重症予防は91%」

イスラエル保健省は、ファイザー製の新型コロナワクチンについて、感染予防効果が64%から39%に低下したと発表しました。一方、重症化の予防効果は91%とし、依然として高い水準を保っています

感染予防効果はたしかにあるが、摂取から半年ほどで低下していくという話です。

からって「ワクチン接種しても発症重症化しにくいだけ」などの言い方するのは間違いです。

警鐘を鳴らしたいなら「感染を完全に防ぐわけではない」「感染予防効果は低い」などと言えばいいでしょう。

感染予防効果ゼロ扱いする言い方はデマになります

2021-07-29

anond:20210729211736

ADEが起こる可能性については厚労省ですら認めてることだよ

そしてイスラエルアメリカファイザー2回接種した人が感染しているのも事実

anond:20210729190646

モデルナが優位な国ってのが存在してないから分かってないだけだから安心はできないよ

まぁ今のところファイザー変異株に一番良くないってのがイスラエルでわかってることではある

自分が開発を始めたソフトウェアイスラエル企業の目に留まってそのまま現地に行っちゃった人のお話を読んでいた。

すごいなー→仕事心底楽しそうやなー→自分の実現したいことが周囲から認められて幸せそうやなーまでは思った。

けれども、こーなりたいなーとか自分もいつかのために勉学に励まなくちゃ!って気概まで全く至らなくて

プロ野球選手目指しますとはちゃうんだからと思っても、自分にはもう踏み出す足がないことにため息をついてしまった。

プログラミング嫌い、特にgo言語なにそれおいしいの?原始的で野蛮書くの辛いって口悪しくぶっちゃけたら転職面接で落ちたばかりだ。

実際に似たような業界だけど、プログラマーとしての才能まじでないし、寿司打は一回り年下の後輩にぼろ負けするくらいタイピング遅いし、

正直コーディングよりも、yamlファイル、tomlファイルという設定ファイルもっちり整えてる時間の方が好き。

マネージャー職もリーダーも無理。自分はこのポジむいてないなっていうのはよく知ってる。ソフトバンク行った同僚の残した資料を見てるとこれと同じレベルドキュメント作る自信も皆無で。

...そんなワイでも、もっとお金もらえる仕事いかな。さすがに禿が気になる年頃だし、600万円ほしいな。無理かな。

ワクチン打っても半年したら感染するのぉ?

イスラエル保健省、ファイザーワクチン効果で新たな分析結果を公表(イスラエル) | ビジネス短信 - ジェトロ https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/07/16bdadf02845ac35.html

 

なんちゃら免疫ってイキってた人は、嘘つきなのぉ?

まだ時間かかるのぉ?

2021-07-27

anond:20210727115101

赤白のアンナイスラエルが逃げているって情報が入っていたんだけど

赤白のアンナオーストリアポーランドの二人いたのは知らなかったってオチだったりして

オリンピック女子ロードレース奇跡素人にも分かるよう解説する

7/25(日) 13:00から行われた東京オリンピック 女子ロードレース奇跡が起こりましたので普段自転車ロードレースに関心の無い方でも分かるよう解説してみました。

何が起こったのか

オーストリアからたった一人参加していたプロではない博士号持ちの数学研究者アンナキーセンホーファー選手スタート直後から飛び出し、そのまま最後まで逃げ切って金メダルを獲得してしまいました。

何がすごいのか

通常ロードレースでは大きな集団(メイン集団とかプロトンと呼ばれます)になって走りますが、そこから飛び出して先行する少人数の逃げ集団も良く作られます

今回もアンナ選手と他に4人がスタート直後にメイン集団から飛び出し、5人の逃げ集団を作って先行しました。

しかし、そのような逃げ集団レース終盤にはメイン集団に追いつかれて吸収されてしまうのが一般的です。

たまに逃げ集団選手がそのまま逃げ切って勝ってしまうこともありますが、それだけでニュースになってしまうぐらい珍しいことです。

しかも、今回はオリンピックという一大イベントで逃げ勝った選手プロではない数学研究者だったということでロードレース界隈を越えて大きなニュースとなりました。

なぜ逃げ集団はメイン集団に追いつかれてしまうのか

そもそも逃げ集団が終盤にメイン集団に追いつかれてしまうのは一言で言うと「人数が違うから」です。

自転車スピードを出すと空気抵抗が大きくなります

集団場合、先頭の人はこの空気抵抗をまともに受けながら走ることになりますが、2番目以降の人は直接空気抵抗を受けないので楽に走れます

どのくらい楽に走れるかというと先頭の人の6割程度の力で同じ速度で走れると言われています

そこで、集団で走る場合は先頭でしばらく走ったら後ろに下がって、次は別の人が交代して先頭を受け持つという戦術が取られます

この場合、交代要員がたくさんいるメイン集団の方が少人数の逃げ集団より圧倒的に有利なため、ほぼ必ずレース終盤には逃げ集団はメイン集団に追いつかれてしまうのです。

なぜ今回は最後まで逃げきれたのか

ところが今回、アンナ選手最後までメイン集団に追いつかれませんでした。

理由の一つは今回勝ったアンナ選手最後まで速かったからです。

スタート直後からゴールまで残り40kmぐらいの籠坂峠というところまでは複数人で走っていましたが、そこでアタック(スピードを上げて飛び出すこと)を決めて他の人を振り切り、以降はゴールまで単独で走っていました。

下記のリンク女子ロードレスコース図があります

http://www.vill.doshi.lg.jp/ka/info.php?if_id=929&ka_id=4

単独だと空気抵抗をずっと受け続けるので、しばらくすれば速度が落ちてくるものですがゴールまでスピードを緩めることがありませんでした。

これは彼女ロードレースよりも単独走行時間を競う個人タイムトライアルという競技を得意としていたからだと思われます


そして、もう一つの理由は今大会随一の強豪であったオランダ チームが彼女の事を見落としていたことです。

今回のオリンピックでは各国毎にポイントで参加人数が割り当てられ、強豪国オランダは最高の4人が割り当てられていました。

そのメンバーリオ五輪優勝とかロンドン五輪優勝とかのすごい選手ばかりです。

ところが、そんなオランダ チームはアンナ選手に振り切られた2位のイスラエル選手に追いついたところで、それ以上追おうとしませんでした。

なぜなら、そのイスラエル選手の前にまだアンナ選手がいることを見落としていたからです。

なぜこんなことが発生したのかというと、通常のプロレースでは選手無線を使ってサポートカーに乗ってる監督から様々な情報や指示を受けることが出来ます

しかし、今回のオリンピックでは国毎に参加人数が違う有利不利を緩和するため、選手無線を使うことが禁止されていました。

そのため、情報を得るには集団から離れてサポートカーまで下がって直接聞くか、ホワイトボードを持ったバイクが先頭との時間差を書いて教えてくれるのを見るかしかありませんでした。

しかに終盤はオランダ選手サポートカーまで下がる場面は見ませんでしたが、バイクホワイトボードで先頭との時間差を伝えていたでしょうから、なぜこんなことが起こったのか本当のところは良く分かりません。

いつものレースの様に無線で十分な情報を得ることのできない環境に戸惑っていたのか、あるいは日本真夏の暑さにやられてしまっていたのでしょうか。

彼女は運が良かっただけなのか

もし、オランダ チームが彼女を見落とすなどというミスをしていなかったら、彼女は勝てなかったのでしょうか?

一般的に逃げ集団をメイン集団が追う場合「平地なら10kmで1分差を縮められる」と言われています

今回のレースでは中盤のゴールまで残り約60kmの山伏トンネルあたりで、逃げ集団とメイン集団の差は7分弱ありました。

しかも、下り坂ではコーナーを曲がるために単独でも集団でもある程度以上の速度を出せないため、あまり差を詰められません。

そんな下り坂がゴールまで約40㎞の籠坂峠から10キロあるのです。

この時点で当然、オランダ チームは前に逃げ集団がいることと時間差を把握していたでしょうから、確実に捕まえるならここから既に追走を始めていなければならなかったと思われます

しかしながら、オランダ チームはまだ追走態勢に入りませんでした。

追走態勢というのはこの場合、メイン集団の先頭でオランダ チームの4人が次々と交代しながら全力でスピードを出して集団を引っ張っていくようなことを言います

自チームだけが全力を出していると相対的に他の国のチームが有利になるので、逃げ集団の5人がアンナ選手も含めて有力な選手では無かったため、ここで追わなくても後で追いつけると判断したのでしょう。

しかし、結果的にこの判断は間違っていたわけです。

これは運が良かった、悪かったというレベルではなくオランダ チームの判断ミスだったと思います


次に、アンナ選手に振り切られた逃げ集団の残り二人をメイン集団が視認したのはアンナ選手がゴールまで残り10km前後の時点と思われます。(逃げ集団の他の二人はそれ以前にメイン集団に吸収されていました)

この時、アンナ選手とメイン集団時間差は3分以上ありましたので、仮にオランダ チームがアンナ選手を見落としておらず、その二人の前にアンナ選手がいると認識していてそこから全力で追ったとしてもゴールまでに追いつくことは出来なかったでしょう。

また、オランダ チームは二人を視認するまではアンナ選手認識していたかどうかに関わらず、先頭に追い付くつもりで追っていたのでしょうから、結局予想よりも先頭との差が詰まらず追いつけなかったという判断ミスを犯したということになると思います

よって、自分としては彼女は運が良かっただけでなく、終盤にオランダ チームが彼女を見落としていなかったとしても逃げ切っていたと考えます

ちなみに2位となったオランダ チームの選手との差は1分15秒でした。(あれ、けっこう微妙?)

彼女はどんな人なのか

そんな彼女学歴は下記のように立派なものです。

現在スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)で非線形偏微分方程式研究するポスドク研究員だそうです。

先月も学術誌に論文投稿しています。下のリンクがその論文ですが、さっぱり分かりません。

https://www.researchgate.net/publication/352447874_Small_data_global_regularity_for_half-wave_maps_in_n_4_dimensions

そして彼女スポーツ歴はというと下記の通りで、短期プロチームに在籍していたこともありますが、オリンピック参加時はプロチームとの契約の無いアマチュアです。

最近は大きなロードレースに参加することも無かったため完全にノーマークだったようです。


彼女を含めたレース後の選手へのインタビュー記事が以下にあり、彼女名言を読むことが出来ます

https://www.cyclowired.jp/news/node/350652


研究者らしくツイッターではオリンピック前に準備として自身の体の熱順応を分析してたりします。

トレーニングから機材管理まで全部自分で行っているそうです。

https://twitter.com/AnnaKiesenhofer/status/1411359788454363138

(元のツイートにあったグラフが削除され、URLが変わったようなので修正しました)

最後

今回のロードレースNHKの下記のページから見逃し配信で全て見ることが出来ます。(いつまで見られるかは分かりません。大会間中ぐらいは見られるのかな?)

表彰式まで含めると5時間ほどあって実況も英語しかありませんが、綺麗な景色も見れるので環境ビデオ代わりにずっと流して見てみてください。

https://sports.nhk.or.jp/olympic/highlights/list/sport/cycling/

ちなみに男子ロードレース女子のようなサプライズはありませんでしたが、普通にかなりおもしろレース展開でしたのでこちらもお勧めです。8時間弱ありますけど……

(好評だったので続きを書きました。https://anond.hatelabo.jp/20210806115303)

anond:20210727090416

叩くべきはサブカルが何たるかを何も理解せずに勝手に擦り寄ってきたでかい企業や国の重鎮ではないと思います。少なくとも国ではない。

国は海老蔵とか江戸消防記念会を入れてきたり、国の奨学金入れてイスラエル留学させた森山未來を入れてイスラエルに対する外交的メッセージを送ったりして、ベタ外交してた気がするんですよね。

問題はでかい企業の方のクリエイティブ。コンセプトが英語な割には国際感覚ゼロだし、全体仕切り監督能力ゼロ。一部海外ウケしてるサブカル人脈を、どういう文脈でどこにウケてるか考慮せずに使ったこと。

椎名林檎MIKIKOというより、椎名林檎人脈がやばい椎名林檎AKBとかジャニーズとかを開会式に出さないってところだけは仕事したけど、それは恥ずかしい文化海外に出したくないってだけで、じゃあ、椎名林檎とその周辺がオリンピック憲章に照らし合わせるとAKBと同様に恥ずかしい文化じゃなかったんですか?って内省がない。

椎名林檎MIKIKOの代から最初からベッタベタに『日本復興五輪』的なテーマで作っていれば、あと2ヶ月で変更って事態、無かった気がするんですよ。彼女たちって、ボランティア活動に勤しむMISIA比較したら『日本復興五輪』的なベタなことできないじゃないですか

電通絡みで開会式映像ディレクターである児玉裕一椎名林檎旦那さんで、そこにMIKIKOを連れてきたっていう椎名林檎人脈から全ては始まっていて。他のマイナーサブカルコンテンツはともかく、椎名林檎人脈は完全にオリンピックというパブリックな場では切るべきだった。児玉裕一小山田氏を切るのに反対してたぐらいには、オリンピックという外交舞台理解してなくてやばい

サブカル責任押し付けてって言いますが、いいかげんサブカル大人なので、最初から自分の身を弁えずに調子に乗ってホイホイ仕事受けたのが悪いって思いますし、そこで更に、サブカルサイドが、国の外交日本民意ではなく、自己表現海外に見栄を張りたい自分達の身内のキャリアを優先したのはタチが悪いって思います。こんな場所冷戦時代手垢がついたイマジンを墓から掘り起こしているの、何の教養もないでしょう。

2021-07-23

anond:20210722191747

増田立場は違うかも知れないけど、私が表現規制について日々考えていることと近かった。

表現に対する批判について、「規制要求するものではない」という前置きは、よく見かけるものだけど、

その批判のスジの中に「人権侵害」が含まれていれば、それは国家による強制力によるものでなくとも、

直ちに有形無形の圧力による、事実上規制へ繋がるご時世なのだよね。

これに抵抗するのは、なかなか難しい。

SWO副代表もその辺りはよく分かっているようで、彼のコメントでも、肝になる部分はここだ。

人間尊厳に関しては、基本的規範がある。苦しみ続ける人たちが『冗談』の標的になってはならない。」

https://digital.asahi.com/articles/ASP7Q4WNKP7QUHBI00J.html

自身小林氏の即時解任を支持する理由として、

ホロコースト冗談めかして語ることが「ユダヤ人尊厳」を傷付けるものだと言ってるのだよね。

これを「ぐうの音も出ない正論」と捉える人もいれば、

ホロコーストといえども、明確な否定論でもないものに対して「人間尊厳」を持ち出すのは行き過ぎと捉える人もいるだろう。

もちろん増田文脈に沿えば「ユダヤ人たる私が尊厳を傷つけられたように感じた」主張をすることに、何の障害もあってはならない。

私もそれに全面的同意する。

ただし、このSWO副代表の主張は、小林氏に釈明や謝罪の機会すら与えず、問答無用で解任したことを支持する内容なので、

私はそれには明確に反対だ。

もちろんそれはまず、判断主体である組織委員会に向けられるべきものだが、

20年前の表現について、釈明や謝罪の機会を与えず解任したこと正当化するに足る理由にはなっていない

と私は考える。

私は小林氏やラーメンズに詳しくないが、多くの人が、この20年間に彼らの表現に対する姿勢が変わったことを指摘していた。

なぜ、その変化について、釈明や弁明が許されないのだろうか。

駐日イスラエル大使なども誤解したままだが、まず重要事実として、

彼らが「ホロコースト否定」したのでもなければ、「反ユダヤ主義」的な主張をしたわけでもないということは、確認されなくてはならない。

私が危惧するのは、ジェンダーからホロコーストに至るまで、

コードに触れたら終わり」という事例が、徐々に増えていっていることだ。

その表現が、誰の人権を傷付けているのか、傷付けているとすれば、どの程度傷付けているのか、

それは、その表現が置かれた文脈を幅広く見据えた上で、なされるべき判断だ。

不快感と、人権侵害あいだに、明確な一本の線を引くことが難しいことは理解しているが、

からこそ、表現多面的に捉えることによって、そこに線を引こうという努力を投げ出すことは、

表現の自由を手放すことと同一であると感じている。

anond:20210723070035

第一安倍内閣の久間防衛大臣は、「原爆しょうがないこと」と発言してキャンセルカルチャーの餌食になったんだよね。

でもアメリカ韓国世論多数派は彼の発言整合しているわけで、国際世論といっても一枚岩じゃない。

現在防衛副大臣は自らが率先してキャンセルカルチャーを仕掛ける一方で、パレスチナには冷淡な態度を示しているらしい。

理想アメリカも、韓国も、イスラエルも、パレスチナも、全員が受け入れられるスタンス日本が表明することなのだが、これが難しい。

恐ろしく誤解されてるホロコースト犠牲者数について

anond:20210720153943

その割には、アウシュヴィッツで死んだユダヤ人の数は、600万人から300万人に減らされ、今はドイツ国公式見解100万人ということになっているが、その実態10万人である

なぜ600万という途方もない数字が出たのか回答していただけないだろうか?

 

強烈に誤解されることの多いホロコーストにおけるユダヤ人虐殺数。

 

600万人と言う数字にどうしても目が行ってしまうため、その途方もない数字に信じ難いと言う気持ちが起きるのでしょう。ちなみに、「アウシュヴィッツで死んだユダヤ人の数は、600万人から300万人に減らされ」や、「ドイツ国公式見解(何それ?)100万人」だとか実態が「10万」なんてどこから出てきたのか知りたいところですが、まぁそれはいいでしょう。一応全部間違いです、そんなの聞いたことありません。

 

先に、私は研究家でもなんでもなく、本やら様々なネット情報海外サイトが主)を色々と調べ回っただけの知識しかないと断っておきます

 

どうやって600万人と言う数字が出てきたのか。

これはまず、ナチスドイツ内でアイヒマンが語っていたとされる数字として、ニュルンベルク裁判である親衛隊将校が語りました。それによると「収容所で400万人、それ以外で200万人」という数です。これが最初に出た600万人ですが、実は別にニュルンベルク裁判では判決で触れられているだけで、別に認定などされていません。また、ニュルンベルク裁判起訴状に「570万人のユダヤ人ヨーロッパから消えそのほとんどがナチスに殺された」なる文言がありますが、これもまた別に認定などされていません。

 

そして、裁判以外で、1950年から人口統計学者によって600万人や550万人以上のユダヤ人人口が失われていると計算されるようになります。で、今度は歴史家ジェラルドライトリンガーの方から反ユダヤ主義意識して」極力最低限の数字計算し419〜458万人という数字を弾き出します。以降、有名な『ヨーロッパユダヤ人絶滅』の著者であるラウルヒルバーグが1961年に510万人という数字を弾き出しました。

以降様々な研究者が発表してきましたが、概ねの間違いない数字としてはユダヤ人600万人説が変わったことは実際一度もありません。以上のように、例えば「ニュルンベルク裁判勝手に決められた数字であるとか、「イスラエル公式数字である」とかは全然違うわけです。おそらく適当数字は一つも無く、近年は非常に膨大な資料を用いて推計しているようです。

 

ではあのアウシュビッツは? というところですが、アウシュヴィッツについては最初は基本、二つの数字からまります。何故二つあるかというと、その出所が違うのです。一つは、よく言われる400万人説です。これはソ連の0018-USSRと呼ばれる戦争犯罪調査委員会報告書1945年5月)です。ここに、400万人という数字が登場しますが、この数字報告書上は火葬能力からの推計値と書かれていますが、それはあり得ないと言われています火葬能力があり得ないのではなく、火葬能力で推計値を出すということ自体があり得ないわけです。問題は実際に殺した人数だからです。では一体どこから400万人説が実際に出てきたかというと、それはおそらく火葬場で働いていたユダヤ人ゾンダーコマンド生存者の証言です。その中に400万人説が出てくるのです。おそらくソ連はそれを聞いて、火葬能力など何も調べずそれっぽく推定たかのように書いたのではないかと思われますしかし、奴隷労働をしていたゾンダーコマンドが正確な数字を知るはずもなく、単に囚人同士で噂話のように推計していただけの数だと思われます

 

ところが、1946年3月に、逃亡していたアウシュヴィッツ司令官だったルドルフ・ヘス逮捕されます。ヘスはニュルンベルク裁判証人になったとき証言で「250万人を殺害し、50万人は病死餓死でなくなった」と証言したのです。ところがこの250万人という数字は実際にはヘスが現場で知った数字ではなく、アイヒマンに教えてもらった数字だと答えています。何故なら、犠牲者数の数を記録することを許可されていなかったのです。ただしヘスは司令官なので、それなりに犠牲者数の実感は持っていたようで、250万人は多すぎると自伝に書いています

 

なので、アウシュヴィッツ犠牲者数は、最初はこの250〜400万人説からスタートしたのです。が、実際にはすぐにこれは多すぎるとわかっていました。何故ならば、研究者によると、アウシュヴィッツへの囚人移送記録が出発駅や経由駅などにたくさん残っているので、それをもとに計算すると、いくらなんでもそんなに大勢ユダヤ人移送されたはずがないことが明らかだったそうです。それで、前述したライトリンガーなどは80〜90万人だろうとし、ヒルバーグは100万人とします。で、現在数字は、アウシュヴィッツビルケナウ博物館主席研究員であったフランシスゼク・ピーパー博士による研究成果として、110万人(ユダヤ人以外も含めて150万人)の犠牲者が出たとされているのです。

 

以上の通りなので、例えば「以前はアウシュヴィッツ公式プレートは400万人だったのに今では110万、なのに何故トータル600万人が変わらないのか?」が誤解であることはお分かりいただけるかと思いますそもそも600万人の数字計算の中に400万人説は含まれていないからです。

 

それ以外の収容所犠牲者数の細かい計算方法は存じておりませんが、最もわかりにくいのがソ連ウクライナバルト三国など)でのいわゆるアインザッツグルペン、移動虐殺部隊を主体とした現地殺害による虐殺数で、広い範囲でたくさんの場所で細かな殺害が行われたため、いまだによくわかっていないそうです。概ねの数字で言えば100万人から200万人の間だろうとされてはいます

 

さて、もちろんこんな数字修正主義者達は全く否定しております。はっきりした数を言わないのが修正主義者で、ないとも言っていません。修正主義者達は、人口調査すら自分達でした気配もありません。たまに適当なことを言って「600万人などあり得ない!」と主張するに留まります。でも、大勢ユダヤ人移送されたことは認めているのです。で、どっかに殺されずに消えたんだと。私には修正主義者が何を言っているのか意味がわかりません。修正主義者は、例えばアウシュビッツであるとか、トレブリンカ・ソビボル・ベウジェツなどのいわゆる絶滅収容所絶滅収容所とは認めず、「通過収容所」と読んでおり、そこまで移送されたことは認めるのに、その通過収容所から先を言いません。言ったとしても「ミンスク1000人移送されたことはわかっているから通過収容所であることは間違いない」であるとか、その程度です。実はこのことが、修正主義者の最大の問題であり、修正主義者達はこの件の答えを常に誤魔化していますが、絶対にはっきりしたことはいいません。もちろん一般歴史家は全員が「虐殺された」です。

 

ともかく、それら犠牲者数の数字は、色々な人たちが様々な資料検討した上で推計した数字であって、別に適当数字を言っているわけではありません。中にはよくわからない計算方法で算出している人もいるかもしれませんが、一般に言われている数字は全て研究者達が推計した数字です。ですから別に誰も数字を盛ったりしていることもありません。

なお、最新のユダヤ人人口統計でさえも、ユダヤ人人口数は第二次世界大戦中の最大値を回復しておりません。ともあれ、戦後様々な推計結果はあったとはいえ、概ね600万人という数字は一度も変わったことはなく、最近でもそれはありません(リビジョニスト達はしょっちゅう「600万人説は既に信じられていない」だとかのデマをばら撒いていますがね)。実は、ユダヤ人人口を把握している元は、ユダヤ人教会みたいなシナゴーグなのです。シナゴーグなしにはユダヤ教はあり得ないので、シナゴーグ管理しているユダヤ人数を集計すれば自ずとユダヤ人の数はわかるのです。もちろん近代的には国勢調査で把握される宗教人口もありますが、昔は主にシナゴーグ集計を使っていたようです。ですから戦前などの場合は、ユダヤ人協会に聞けばわかったので、ナチスもそれを元に殺すべき人数を知っていたわけです。

  

以上簡単ですが、おわかりいただけたでしょうか。それでは失礼いたします。

2021-07-22

anond:20210722225412

自衛隊出身者じゃない人が防衛大臣なると嫌がらせコメントしろというネトウヨルールでもあるのかね

気持ち悪い流れ

どこに相談しようが自由だろ

そもそもアメリカ軍下請けだし宗主国イスラエル確認を取らないといけないのも仕方ないだろ

小林賢太郎さんに思う

学生時代からラーメンズに魅せられた。

圧倒的な才能だった。

プラチナチケットラーメンズライブヤフオクで倍額で落札して行ったこともある。

ラーメンズライブが何年もやらなくなって、解散ニュースを聞いて、残念に思ったけど、小林賢太郎の圧倒的な才能は裏方として発揮され続けると思った。

オリンピック開会式責任者になったと聞いて嬉しかった。

今回のホロコーストコントDVDを持ってた俺すら知らない古いビデオだった。誰かが刺したんだろうな。

とても無念だ。悪意はないんだよな。

しっかりイスラエルに伝えて欲しかった。守ってやれよと思う。朝から怒りでイライラしている。

小林賢太郎の再出発と成功を祈る。

anond:20210721162040

まあ、イスラエルなんかは状況が極めて特殊だし。やるかやられるか。現に二次大戦時にはユダヤ人全滅の瀬戸際まで行ったからね。生き残るためにはいかなる手段も厭わない。

anond:20210722141308

擁護できんでしょ…表現不自由展は反枢軸国価値観でやってる

昭和天皇写真を焼き、慰安婦の苦しみを分かち合うんだから

当然被害を受けたユダヤ人(イスラエル)に寄り添うよ

anond:20210722112110

タイミングが悪いんだろ。

コロナワクチン自国で開発できて前倒しで設備投資できる国でイスラエルイギリスみたいに数ヶ月前に国民の6割が接種完了できるような国ならできた。

長年の新自由主義で基礎研究がボロカス崩壊しているからできなかった。mRNAワクチン2018年に中止させられたし。

あるいは、2年延長にして今のペースぐらいでワクチン接種をしていれば来年はできた。もっとも、夏休み小学生みたく五輪が近くなってきてから慌てて接種に急ぎ始めたから間に合わなかった。

炎上起きてるのは平時だったらスルーされてたよ。あるいは、五輪はやるが子供ピアノ発表会はやらないみたいな選択なんて強いることもなかった。

まあ、もう五輪へのヘイトまりまくって、毎日のように五輪関係者炎上していて、ある意味炎上エンタティメントになってる。

都合の良い時だけシオニストユダヤ擁護する左翼 左翼ダブルスタンダード 日本左翼ユダヤの味方をしたいのか?敵になりたいのか?

都合の良い時だけシオニストユダヤ擁護する左翼ってのは酷い

数ヶ月前、イスラエルパレスチナ攻撃した際に日本防衛副大臣Twitter上でイスラエル擁護した時、ユダヤ組織サイモン・ウィーゼンタール・センターがそのツイートを褒めた時は日本左翼副大臣サイモン・ウィーゼンタール・センターも叩いたのに、今回の件でサイモン・ウィーゼンタール・センターが某人物批判すると待ったましたかのように、サイモン・ウィーゼンタール・センターを支持する左翼左翼新聞社掌返しが酷すぎる

左翼左翼新聞社シオニストユダヤをどうしたいのだ?

シオニストユダヤは既に(アラブ諸国へ対する)加害者なのに、いつまで被害者扱いなんだろうな・・・左翼世界の国々も・・・

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