はてなキーワード: かみさまとは
及川眠子先生がデレマスの「未完成の歴史」という楽曲の作詞を担当することが公開されました。
及川眠子先生といえば、残酷な天使のテーゼを作詞したにもかかわらず、エヴァンゲリオンを一度も見たことがないことで有名です。
ですが、この話落ち着いて考えると、残酷な天使のテーゼに関しては終わった仕事だからいいとしても「魂のルフランのときにはテレビ版見ろよ」というツッコミもいれれます。
そこで、原作にあまり興味がない可能性が高い彼女が突然アイドルマスターのパーティーに呼ばれたら、困惑してしまいます。
なので、及川眠子さんの知り合いから知り合いへと10人挟んで、彼女をパーティーに招待しましょう。
かみさまから、「マルコ福音書にある言葉だ。神はひとりであって、そのほかに神はない」
後期クイーン的問題の本質とは論理的な誤謬の可能性ではなく、犯罪者を断罪する倫理的な問題への問いかけだから。
「マルコ福音書にある言葉だ。神はひとりであって、そのほかに神はない」から、さくらももこ。
2人は、ブレイブストーリーという熱い絆で結ばれている。
2人は、模倣犯とう熱い絆で結ばれている。
ちょっと待って!
終了ー。
兄の家に恋人といった。
成長した顔をみたら小さい頃の兄にそっくりだった。
バッキンガム・バックブリーカーの模擬をするなどして適当にあやした。
実父母も来ていて、ルイボステーを囲いしばし談笑した。
みな楽しそうでよかった。
帰途。電車。
寝耳に永久凍土が落ちてきたような衝撃だった。
恋人はこちらがとぼけていると思ったようで、不快感をあらわにする。
「リトル・タニグチは、私のバッドボデーにご不満のようで」
どうやら恋人は私が義姉、実父に欲情したと誤解しているようだ。
私の勃起条件
「いずれか一つでも、要件を満たしていないと、勃起は発動しない」
そう説明したが、恋人は納得しない。平素インテリな頭脳はもう赤チン寸前。
「うそよ、この目で見たもの。あなたのミニ・ミニ・テントとチノパンのマイムマイム!」
声が大きくなる。向かいの席の老夫婦が怪訝そうな顔でこちらを見ている。
「やめてくれ。人が見ている」
「後ろめたいことなんてないわよ! ほら! 見せて御覧なさい! マイムマイム! マイムマイム! マイムベッサンソン! ヘイヘイヘイヘイ!」
「やめなさい!」
「うひょ~! マイムマイム~! おそ松チンポ~! うひひ~!」
「失笑噴飯!」
人波もまばらなプラットフォームのベンチに座り込み、しばらくうなだれる。
誰そ彼時の風にあたり、少しだけ冷静になって考えた。
私のリトル・ミスターについて。彼はなぜ暴走してしまったのか。
そうすると、一つのことに気づく。
ふふ。と思わずこぼれる。これは笑みだ。汁じゃない。
リトル・ミスター。しばらくぶりだ。元気かい。こっちはまあまあうまくやってるよ。
ずっと欲しかったベスト・パートナーも出来た。時々ファイトもあるけど楽しいよ。
なんてね。ちょっとかしこまってみたけど、こんなこと全部知ってるよな。
なにせ、君とはずっと一緒だったんだから。
小さい頃は毎晩ベッドのなかで、語り合ったよな。
未来のセックスフレンドをどうすれば喜ばせることができるか研究しようと、
アダルトショップでエアドールを買った夜はケッサクだったよな。
バスタブに浮かべたせいで中の空気が膨張して君がはまっちまって、
帰ってきた母さんがみたこともないような顔してさ。
テンパッて円周率を覚えてるだけ叫んだっけ。
でも義姉さんに、じゃない。
ぼくの家族はみんなバカだから、あいつが発情期に突入したことに気づいてないんだ。
だけどぼくだけはそれを知っていて、あいつもぼくを知っているんだ。
そのせめぎあいの末路、バニシング・ポイントがあの勃起ってわけ。
勃起のアルファベなんてでたらめさ。あんなものを信じるのはバカなジョックスだけ。
ぼくらは目を背けたい真実と出会ったとき、見てみぬフリしてしまう。
でもそうやって蓋をした真実は、ナイトメアのようにぼくらを襲う。
きっと君のような。
いつかまた、夜が明けるまで語り明かす日を楽しみにしている。
親愛なるリトル・ミスター
手紙を書ききったところで、静かな風が吹いた。
どうやらもう最終電車のようだ。
「いきましょ」
彼はそういって私のチンポをつかんだ。
「離せ変態!」
私は走って帰った。
手紙は川に捨てた。
讃美歌リスト。順番に聞いていきたいなと思ったので
番号 讃美歌1番~100番 番号 この頁のトップに戻る
1 主イェスよ、われらに 2 聖なるみ神は
3 扉を開きて 4 世にあるかぎりの
7 ほめたたえよ、力強き主を 8 心の底より
9 わが身にたまいし 10 今こそ人みな
13 みつかいとともに 14 たたえよ、王なる、われらの神を
15 みことばにより 16 われらの主こそは
17 聖なる主の美しさと 18 「心を高くあげよ!」
19 み栄え告げる歌は 20 主に向かって喜び歌おう
21 主をほめたたえよ(歌えハレルヤ) 22 深き悩みより
29 天のみ民も 30 主よ、あわれみを
35 主よ、あわれみたまえ 36 いと高きところには
43.1 マラナ・タ 43.2 マラナ・タ
43.3 主よ、おいでください
44.3 キリストは死に
45 わが主のみことばは 46 すべての人よ
47 とわに たたえて歌え 48 主をほめうたえ
49 全地よ 主をほめうたえ 50 みことばもて主よ
51 愛するイェスよ 52 歌え 高らかに
55 人となりたる神のことば 56 主よ、いのちのパンをさき
59 この地を造られた 60 どんなにちいさいことりでも
63 天にいます父よ 64 まごころこめ
65.1 今ささげる 65.2 今そなえる
66 父と子と聖霊の
67 貴きイェスよ 68 愛するイェスよ(おさなごとともに)
71 近づき、み前にでよう 72 まごころもて
75 今、装いせよ 76 今こそ歌いて
77 パンくずさえ拾うにも 78 わが主よ、ここに集い
79 みまえにわれらつどい 80 今 与えられる
81 主の食卓を囲み 82 今こそここに
83 聖なるかな 84 聖なる神よ
87 罪なき子羊 88 心に愛を
89 共にいてください 90 主よ、来たり、祝したまえ
93 礼拝文 94 わが主よ、すべてを
95 聖なる霊よ 96 恵みあれ しもべらに
99 主イェスよ、われらの 100 聞きたまえわれらの祈り
125 いかに幸いなことだろう 126 感謝してあたらしい歌で賛美せよ
129 私の望みは 130 涸れたる谷間に
131 谷川の水を求めて 132 涸れた谷間に野の鹿が
133 み神は避けどころ 134 神よ、われをあわれみ
135 あわれみをたまえ 136 わが魂 黙して
137 聖なる主の家で 138 全地よ、神に向かって
141 主よ、わが助けよ 142 主はわがかくれが
143 主をほめ、主に感謝せよ 144 主に向かって喜びうたおう
145 全地よ、主に歌えよ 146 主は来られる
151 主をほめたたえよ 152 みめぐみふかき主に
157 いざ語れ、主の民よ 158 捕われの民
159 主が建てなければ 160 深き悩みより
163 み恵み深い主に 164 バビロンの流れの
169 ハレルヤ。主をほめたたえ 170 わが魂よ、主をたたえよ
181 主よ、今こそ 182 ほめうた歌え
187 よろこびの歌で 188 歌え、デポラ!
191 われら迎えん、救いの光 192 主イェス・キリストはわれらの道
193 神の使者、その名ヨハネ 194 神さまはそのひとり子を
195 まかれた種 196 主のうちにこそ
213 み神をたたえよ(さびしきこよいも) 214 わが魂のひかり
215 心をはずませ 216 月はのぼりて
219 夕日落ちて 220 日かげしずかに
221 この日のつとめ 222 キリストよ、光の主よ
227 主の真理は 228 造り主なる主
229 いま来たりませ 230 「起きよ」と呼ぶ声
231 久しく待ちにし(すくいの主きたり) 232 神のみ子は世に来られた
235 久しく待ちにし(イェスよ、きたりて) 236 見張りの人よ
241 来たりたまえわれらの主よ 242 主を待ち望むアドヴェント
251 羊飼い群れを守る夜に 252 羊はねむれり
255 生けるものすべて 256 まぶねのかたえに
259 いそぎ来たれ、主にある民 260 いざ歌え、いざ祝え
265 天なる神には 266 イェスは生まれた
269 飼いば桶にすやすやと 270 神はひとり子を
271 喜びはむねに 272 おやすみなさい
273 この聖き夜に 274 救い主キリストよ
277 罪なき神の子 278 暗き闇に星光り
291 み神の座を捨て 292 勝利をたたえて
293 救いのぬしは罪もなしに 294 ひとよ、汝が罪の
297 栄えの主イェスの 298 ああ主は誰がため
番号 讃美歌301番~400番 番号 この頁のトップに戻る
301 深い傷と流れる血に 302 暗いゲッセマネ
303 丘の上の主の十字架 304 茨の冠を主にかぶせて
305 イェスの担った十字架は 306 あなたもそこにいたのか
309 あがないの主に 310 血しおしたたる
313 愛するイェス 314 神の国の命の木よ
315 茨の冠かぶせられ 316 復活の主は
317 主はわが罪ゆえ 318 勝利の声を
341 来たれ聖霊、わが主 342 かみの霊よ、今くだり
347 たたえよ、聖霊を 348 神の息よ
349 神の息よ 350 来たれよ、聖霊
351 聖なる聖なる 352 来たれ全能の主
355 主をほめよ わが心 356 インマヌエルの主イェスこそ
357 力に満ちたる 358 小羊をぱほめたたえよ!
361 この世はみな 362 創造の主
363 み神の力は 364 いのちと愛に満つ
365 古い年は行く 366 悔い改めつつ
367 偉大なみ神の 368 新しい年を迎えて
369 われら主にある 370 おもいもことばも
371 このこどもたちが 372 幾千万の母たちの
375 賜物と歌を 376 人の知恵と言葉を超え
377 神はわが砦 378 栄光は主にあれ
381 力に満ちたる 382 力に満ちたる(わがかみの)
383 証し人の群れ 384 盾も武器もなく
385 花彩る春を 386 人は畑をよく耕し
389 み神をたたえよ 390 主は教会の基となり
395 建ちては崩るる 396 喜べつねに
397 主の教えのべ伝え 398 光りさす朝
399 さすらいの民よ 400 たとえ塔は崩れ
番号 讃美歌401番~500番 番号 この頁のトップに戻る
401 しもべらよ、み声きけ 402 いともとうとき
403 聞けよ、愛と真理の 404 あまつましみず
407 この世のすべては 408 この世のもので
415 せかいの友と 416 神の民は
429 世界のどこかで 430 とびらの外に
431 喜ばしい声ひびかせ 432 重荷を負う者
433 あるがままわれを 434 主よ、みもとに
435 主よ、みもとに 436 十字架の血に
437 行けども行けども 438 若き預言者
439 暗い夜 440 備えて祈れ
441 信仰をもて 442 はかりも知れない
443 冠も天の座も 444 気づかせてください
445 ゆるしてください 446 主か手をとって起こせば
449 千歳の岩よ 450 死に勝利された
451 くすしきみ恵み 452 神は私を救い出された
455 神は私の強い味方 456 わが魂を愛するイェスよ
459 飼い主わが主よ 460 やさしき道しるべの
461 みめぐみゆたけき 462 はてしも知れぬ
463 わが行くみち 464 ほめたたえよう
465 神ともにいまして 466 山路こえて
467 われらを導く 468 神をたたえよ
469 善き力にわれかこまれ 470 やさしい目が
471 勝利をのぞみ 472 朝ごとに主は
473 世界の望みなる主よ 474 わが身の望みは
475 あめなるよろこび 476 あめなるよろこび
477 主イェスを想えば 478 どんなものでも
479 喜びは主のうちに 480 新しい時をめざし
481 救いの主イェスの 482 わが主イェスいとうるわし
483 わが主イェスよ、ひたすら 484 主われを愛す
485 この世を愛する神は 486 飢えている人と
487 イェス、イェス 488 この世に造られた
495 しずけき祈りの 496 しずけき夕べの
497 この世のつとめ 498 道、真理、命
499 平和の道具と 500 神よ、みまえに
505 歩ませてください 506 すべては主のため
507 主に従うことは 508 救い主イェスこそは
513 主は命を 514 美しい天と地の造り主
515 きみのたまものと 516 主の招く声が
517 神の民よ 518 主にありてぞ
521 とらえたまえ、われらを 522 キリストにはかえられません
525 主なるイェスは 526 苦しみ悩みの
529 主よ、わが身を 530 主よ、こころみ
531 主イェスこそわが望み 532 やすかれ、わがこころよ
535 正義の主イェスに 536 み恵みを受けた今は
537 眠りからさめよ 538 力の限りに
539 見よ、闇の力 540 主イェスにより
541 また会うその日まで 542 主が受け入れてくださるから
549 わたしたちを造られた神よ 550 大地よ、星々よ
555 真っ青な空と海に 556 神の賜物を
557 み神の風うけ 558 主よ、聞きたまえ
559 見よ、世はすべて 560 主イェスにおいては
565 働く人びと 566 むくいを望まで
569 今やこの世に 570 主はわが命
571 いつわりの世に 572 主をあがめよ
573 光かかげよ、主のみ民よ 574 雪より真白い
575 球根の中には 576 天の輝きの宿る都よ
577 聞けよ、主の民 578 平和を求めよう
579 主を仰ぎ見れば 580 新しい天と地を見たとき
海外で運転してた事故った。ナビがわりのタブレットを落としてしまって拾おうとしたんだけどめんどうがってサイドブレーキあげなかったのでブレーキのふみが甘くなって電柱にがしゃん…情けないというかバカというか泣きたい。
でも、パニクる暇もなく人がたくさんきて救急車から警察の連絡やってくれた。こっちが英語が流暢でないとわかったらかわりにレンタカー会社にまで連絡してくれる。しまいにはとりあえずうちでコーヒーでも飲んでいきなよって。
虫の知らせがあったのかエクストラの保険に入ってたんだがピックアップが来るまで一時間かかるからうちでゆっくりしていきなって。けどピックアップが結局六時間待っても来なくて夕飯までご馳走になってしまった。その家の子どももなついてくれて、大きくなったら日本いくよ!とか一緒にねるーとかいっててさ、結局ピックアップこなくてかわりにクレームいれてくれてもろもろの今後のやりとりはシェアして確認してくれるっていうし、なんつーかね、なんでそんなに親切なんですかって泣きそうになった。事故は最悪だし自分はバカなんだけどこんな優しさに触れるなんて思ってなかったよ。でももう事故はいやだから車はのりません。神様ありがとう。世界は優しい。
最愛のおばあちゃんがお昼頃亡くなった。
朝、妹にたたき起こされた。「おばあちゃんが救急車で運ばれたって!」母親からの電話をとった妹も目を丸くしていて、なんだか現実味がなかった。
おばあちゃんは高血圧持ちで、3年前の夏もそれで倒れていた。そのときも体の衰えに「しぬしぬ…」とこぼしていたが、高血圧以外の異常はなく、薬を飲むことで持ち直していた。
今年の6月ぐらいからか、おばあちゃんは自己判断で高血圧の薬を飲むのをやめた。薬を飲むのをやめて、少し経ったごろから気温がばかみたいにぐんぐんあがった。
むしむしした空気はおばあちゃんからあっという間に覇気という覇気を奪った。おばあちゃんはまた「もうだめかもしれない」と口にするようになった。
わたしは、家族のだれよりもおばあちゃんにかわいがられていた。一人娘である母が少しやきもちを焼くほどである。
おばあちゃんは少女時代のほとんどを戦争と共に過ごした。とはいいつつおばあちゃんの実家は田舎のお金持ちでだった。家にはお手伝いさんがいるような、当時にしては裕福な家庭だったと話してくれたのを覚えている。
子供の頃は足が速くて、トロフィーもいくつか持っているのよ、と嬉しそうにしていた。
おばあちゃんはお見合い結婚だった。成人したら家を出るのが普通だったのよ、と言っていた。
おばあちゃんは愉快な人で、少しわがままなところもあった。
おばあちゃんはすっとした切れ長の目の持ち主で顔は小さく、いわゆる美人の部類だ。そのためたくさんのお見合いの申し込みがあったそうだ。
その中からおじいちゃんを選んで結婚した。おじいちゃんはぱっちりとした二重まぶたを持ったハンサムなひとだ。
数ある中から気にいって選んだおじいちゃんも、結婚後に借金が発覚して、おばあちゃんは物心ついたときから私にその話をよくした。
お母さんがいうには、小さいころから二人は口げんかばかりだったという。それでも、わたしはおじいちゃんと口げんかをする元気なおばあちゃんだ大好きだった。
おばあちゃんの口癖は「借金のあるひと、田舎の長男とは結婚しちゃだめよ」だった。
これは、さっきも話したおじいちゃんの借金の件と、母の結婚相手が北海道から出稼ぎに来ていた長男坊だったことに由来する。
お母さんは、高卒で事務員として働いていた。その先輩社員が私のお父さんだった。お父さんはお母さんの8つ年上で、就職したばかりのお母さんとすぐに付き合い始めたのを快くは思っていなかったそうだ。
おばあちゃんは、私のお父さんのことを自分の息子としてそれなりにかわいがっていたし受け入れてはいたが、娘をたぶらかした男として、私だけに、内緒の話として、お父さんの悪口を教えてくれた。
わたしは、これがうれしかった。父親の悪口を受け入れる娘など、世間的には非常識かもしれないが、おばあちゃんとする秘密の共有がくすぐったくて仕方がなかった。
関東生まれのお母さんはもちろん生まれた時代も土地も違うお父さんの実家では苦労した。これがおばあちゃんがお父さんを少しいじわるな気持ちで見てしまう理由だった。
おばあちゃんは少女漫画のような人で、フリルとレースとリボンが大好きなひとだった。会いに行く度に満面の笑みで向かい入れてくれて、家族で一番の私の理解者だった。
おばあちゃんは、お父さんとお母さんが妹に甘いことを知っていた。だから、わたしをその分飛び切り甘やかしているのだ、と言っていた。おばあちゃんのそういうところがだいすきだった。
おじいちゃんに「おばあちゃんが元気がないから、会いに来てくれ」と言われた。わたしはいくら元気がなくとも私に会えば元気になるだろう、と能天気にも高をくくっていた。
ところが、玄関を開けてくれたおばあちゃんの声はか細く、首筋には骨と血管が浮かんでいた。おばあちゃんは笑ってくれなかった。
わたしはなんとかおばあちゃんを元気づけようとした。なかなか彼氏ができないこと、就活がままならないこと、妹の高校の話、昔飼っていた柴犬の話、お母さんの話……。
おばあちゃんは少しだけ笑ってくれた。だぁら、きっと元気になるだろう、そう思っていた。またね、とあのとき確かに、言ったのに。おばあちゃん。
そのあともおばあちゃんの具合はすぐれなかった、いろんな病院に行った。胃カメラもしたし、レントゲンも撮ったし、脳もスキャンした。以上はどこにもなくて、高血圧と気候の所為だと、安心していた。
そのうち、実は目が見えないと訴えたので、眼科へ行くと白内障だったことが分かった。すぐに手術が決まって、目がゴロゴロする、と言いつつ手術は成功した。先週の木曜日のことだった。おばあちゃんは、まだまだ生きると思っていた。
でも、全然そんなことなかった。おばあちゃんは突然倒れて、突然死んでしまった。おばあちゃん、わたし、就職も結婚も子供もまだだよ、ねえ、おばあちゃん。
おばあちゃんは藤とか、スミレのような淡い紫色がよく似合う品のあるかわいいおばあちゃんだった。わたしは、こんなにかわいくて、すこしわがままで、でもなんだか許してしまう女性を知らない。
世界で一番かわいいおばあちゃんが今日亡くなった。願うように、かみさまにすがるように叫んだ「またね」の約束はもう永遠に果たせない。
けれど、いつまでも悲しむことをおばあちゃんはよく思わないだろう。だから、わたしは世界で一番大好きなおばあちゃんへの愛のしるしとしてこの文章を残そう。
おばあちゃんの孫になれて、こんなに幸せなことはなかった。きっと、またどこかで会えると願っている。
おばあちゃん、このさきもずっとずっと大好きだよ。
ある日機会があって会うことに。お互いセックス目的であり、待ち合わせして会話もそこそこにホテルへ向かった。
体の関係だけでなく、ご飯、買い物なども行くようになった。いわゆるデートだ。セックスだけではないデートもするようになった。
彼は私を“パートナー“と呼び、良く尽くしてくれる。
すっかり私もその気になった。
ところが彼は既婚者だ。
彼は否定も肯定もしなかった。タブーかなっと思ってその場はすぐ流したが、
その時の私は割り切った関係だからどっちでもいいや。と本心から思っていた。
彼も隠しているのだろうと思ったし、今後とも言わない方向性だろうと理解していた。
あきらかにお子さんがいるという確証に繋がる物を持っていたりする。
隠す気ないのか?それとも、「察して」というサインなのか?
「あえて自分の口から既婚ですとは言わないけれど、察してわきまえてね」ということなのか!?
私はだいぶ悩んだ。
言う気がない、隠してる、のだとするとそれらはあまりにも不注意すぎた。
ならばやはり、察してということなのか。
そして触れるなと。
なんだそれは。
いや、なんとなく、想像することに、
私が彼に本気になってしまい、果ては結婚してと言い出すかもしれない。
そうすると、既婚の彼と勘違いした私とで揉めるかもしれない。そうなると大変面倒くさい。
だから、「察して」と。
彼の献身的な尽くす体勢により、それに彼のパートナー宣言もあり、かなり彼にのめり込んでいた私はその事実をことあるごとに意識するようになっていた。彼には決まった相手がいる。それも“妻“。オンリーワンだ。かけがえのない存在。愛するたったひとりの女性だ。
確実に事実だが、真実は知りたくない聞きたくないと思っている自分もいた。
原因は、やはり彼の不注意であった。
彼の名前が書いてあるものをうっかり私の前に出してしまったのである。
彼はその件には特に触れなかったが、あきらかに私の目に触れていた。
見てないかのように振る舞ってしまった。
この日一日は思考の外に出して過ごした。いや、それから数日は考えないようにしてたかもしれない。
悲しい?ようなー
その時の彼の返答はなんだったか。
その時の会話はどうだったか。
あまりはっきり思い出せない。あやふやにされたんだろうか。私が自らあやふやにしたのだろうか。
そして私の感情は遅れてやってきた。
この人に夢中になってはいけないと。のめり込んではいけないと。
遊び相手と思わなきゃいられないと。もうかなり好きだが、ほどほどにしないといけないと。
彼にぐちゃぐちゃと当たり散らした。
私が何故取り乱しているかは本人には言えないのでそこはふせて、
それでも彼は優しく、私の言葉に悲しみ、私を好きだと言ってくれた。
私は再度割り切ることにした。
彼は偽名だけど私にとっては彼を表す名前であることに違いないし、
何か事情があるのだろう。それは私の知るところではない。
でもいつか教えてくれたらその時には喜べるからいい。
既婚なのも万が一の時に私が不利にならないよう逃げ道を作ってくれてるのかもしれない。
それにもしかしたら奥さんにできないことを私にしてるのかもしれない。
そうでなくてもいい。彼が私と会う日、彼がセックスしたい、遊びに行きたい、ご飯を食べたい、と
何を考えているの?としょっちゅう思っていたし聞いたりもしてたけど、
それもいつしか止めていた。
今は私も楽しい。
それでも彼にはもっと気を付けて欲しい。
隠してる事が不注意で知られてしまうことは良くない。
それに私もこれ以上真実を知りたくない。
先日起きっぱなしのスマホの画面に女の人と赤ちゃん、らしき画像が見えた気がするが、
私の見間違いだということにしておいてる。
もっと警戒するべきだ。
もっとも、前述の通り、察して欲しくてわざと見せてるのでなければ、だけど。
たまに、急に、彼に対していわれもない不安が沸いてくることがある。
私はにそれをぶつける場はなく、そっと飲み込み落ち着くのを待つ。
実行し終えた時でないとそれは分からない。
いつかくるであろうその日を楽しみに
今日も彼を想って眠りにつく
大好き
今に始まった話ではない.
大学学部での生活に慣れ始めたころから,ずっと自分の感性の鈍さを気にかけてきた.
英会話とか,プログラミングとか,スポーツとか,ネトゲとか,いろいろ挑戦してきてはいるつもりだけど,でも,すぐに飽きてしまう.
「あ、なんだ。こんなものか」という感じ.
わくわくするとしても,最初だけ.
数日もするとつまらなくなってしまう.一事が万事そんなかんじ.
決して斜に構えているつもりはない.周りの学生が楽しそうに活動している姿を見ると,とてつもなく羨ましいと思う.
「自分もこんな風に楽しみたい.」「何かに夢中になりたい.」
でも,実際はそうもいかない.
皆は何がそんなに楽しいんだろう.どうしてそんなに夢中になれるんだろう.
妬みに近い感情すら感じることがあるし,なんとなく辛い.
ここ数か月間は,もう何を見ても気分が冷えてしまっている.
以前は,すぐにつまらなく感じるにしても,最初だけはわくわくした気持ちを持っていた.
でも,今はそれもない.
何を見ても,聞いても,読んでも.
おもしろくない.楽しくない.
むしろ,新しいものを見ることに対してストレスすら感じてしまう.
いったいいつからだろう.
もしかしたら,気づかなかっただけで,これまでの人生ずっとそうだったのかもしれない.
だとしたら,そもそも僕に感性などなかったということか.
この鈍くて重い鉛のような感性を生きて死ぬまで引きずる運命なのか.
いやだ.それはいやだ.
僕もときめきたい.楽しみたい.何かに夢中になって,仲間たちとはしゃぎたい.
でも,すくなくとも今の僕には無理だ.
とてもできそうにない.
かみさま。
言葉にできない怒りがふとした拍子に噴出する。いつまでも持ち続けるのはしんどいという理由で手放したはずの親に対する怒り。書き起こすにもしんどいが、心の奥底には確かにあって煮えたぎっていることを久々に確認したので整理をつけるためにも書き留めねばならない。
多分、私は無条件で親に愛されている自信がない。いつだって、いい子だからとかキリスト教信者でいるからだとか、そういう条件つきな気がしていた。25になって、そうではない自分、自分らしい自分をおずおずと見せているのだが、それに対する親の対応に過剰反応してしまう。
親が自分たちに非があると考えていないところが憎い。自分たちの子育てが正しかったと盲信しているところが憎い。教会の中だけで寛容なキリスト教信者を演じている感がとてもあるのが気色悪い。それでいて自分たちは善人だ、私たちのようにキリスト教信者であれと他人を断罪しているのが納得いかない。
周りのキリスト教信者の子供たちは、幸せそうに同じキリスト教信者として生きている。それに引きかえ、うちはデキ婚・酒・タバコ・異性交遊・夜遊び・キャバクラ通い・パチンコと、子供全員がキリスト教信者とは真逆の生活を送っているが、その発端は自分たちの教育だと自覚しているのだろうか。
きっと分かっていない。罪のせい(笑)とか思ってそう。悪魔もいい迷惑だ。だから私の子育てに対して批判的なのだ。あんたたちの子育てでどんな子が育った?どっちにしろ泣き喚いたりするのは子供によくあることだろうに、私たち姉弟も通ってきた道だろうに、私や娘の人格否定までしてそうで悔しい。
無自覚に排他的な偽善者たち。あなたたちを見ていて、キリスト教信者になりたいとは思えない。非信者の方がよっぽど寛容で親切で真摯で家族思い。それらを切り捨てることはかみさまの教えではないはず。私がかみさまに願うことは、彼らが自分たちの矛盾と向き合う機会がくること。そうならないのならば、彼らの信仰する形での「かみさま」を信じることはないだろう。
ぽけっとジャーニー(おおた綾乃)(創刊号(2002年7月号))
トリコロ(海藍)(2002年10月号 - 2004年5月号、2004年9月号 - 2005年2月号、2005年4月号 - 2005年5月号、2005年7月号)
ホワイトロリータ(むっく)(2004年6月号 - 同年7月号)
かみさまのいうとおり!(湖西晶)(2005年3月号、2005年8月号 - 2006年2月号、2006年10月号)
棺担ぎのクロ。〓懐中旅話〓(きゆづきさとこ)(2006年3月号 - 同年4月号、2006年7月号、2006年11月号 - 同年12月号、2007年12月号、2008年3月号 - 同年4月号、2008年7月号、2008年10月号、2009年2月号(最新号))
ドージンワーク(ヒロユキ)(2006年5月号 - 同年6月号、2006年8月号 - 同年9月号、2007年1月号 - 同年2月号、2007年4月号 - 同年10月号、2008年1月号 - 同年2月号)
ふおんコネクト!(ざら) (2007年11月号、2008年6月号、2008年11月号)
ドージンワーク番外編(ヒロユキ)(2008年5月号、2008年8月号)
Healing Spell. (水瀬凛) (創刊号(Vol.1))
魔法のじゅもん(あらきかなお)(2004年11月号(独立創刊号)、2005年2月号、2005年5月号)
LR少女探偵団(濱元隆輔)(2004年12月号、2005年3月号 - 同年4月号)
天然女子高物語(門井亜矢)(2005年6月号 - 2006年8月号、2008年5月号、2008年10月号)
イチロー!(未影)(2006年9月号 - 2008年1月号、2008年3月号、2008年6月号、2008年8月号 - 同年9月号)
落花流水(真田一輝)(2008年2月号、2008年7月号、2008年12月号)
ひろなex.(すか)(2008年4月号、2008年11月号)
ぽけっとジャーニー(おおた綾乃)(創刊号、2003年8月号)
心理学的には精神的飢餓の原因が何かによる。それが解決できる場合とできない場合(もう取り返しがつかない場合)がある。
自覚出来てるだけ増田は偉いと思う。ただその偉さは苦しみを減らしてくれない、どころか増すばかりだろう。その意味でも更に増田は凄い。掛け値無しに凄い。オレなら耐える自信など毛ほども無い。増田で吐き出すくらいしないと本当にやってられないだろう。
ちなみに仏教的に言えば『救い』は無い。仏教は人を『救う』宗教ではない。執着からの『解放』を追究する実践が仏教であり、そこでは『救われたい』というそういう気持ち自体が既に解脱の妨げだから。まあ、世俗を離れ修行に生きれば代償行為的に最低限「人に迷惑をかけずに生きる」ことはできないわけではない。だけどそれは仏教の本来の目的とは違うな。解脱の目的は「他人を救うこと」であって「自分を救うこと」ではないからね。
思うんだが、増田のような人のためにキリスト教みたいな宗教があるんだと思う。あの宗教の「かみさま」の愛は、理論上のべつまくなし無限大だからな。増田には宗教人になる才能があると思う。ただ巷にあふれるインチキ宗教は、金取るばかりで何の役にも立たないからスルーで。いつかその気になったら教会の門を叩くと良いと思う。