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はてなキーワード: 児童文学とは

2016-07-18

ハリポタに思うこと

一言で言えば、「いや児童文学だろ?」とツッコミたくなる。

ずいぶん昔から、本のブームやら映画化やらのニュースを見聞きしてきたが、

どうも日本では大人商売事情ばかり見え隠れしていて、肝心の子供が置き去りにされている印象すらある。

そもそも、大の大人必死になるようなもんなのだろうか。

例を挙げよう。私の地元は『ズッコケ三人組シリーズ舞台稲穂ミドリ市の元ネタとして有名だが、

そこに熱狂的な外人がやってきて、「ここがアカツキ書店の元になった本屋か!」とか言ってたらどうだろう。

一応その場は適当ごまかすかもしれないが、内心ものすごくドン引きである

児童文学なんてそんなもんではないか

これが子供向けアニメ特撮だったらどうか。確かに、いい歳こいてはまる大人というのは山ほどいる。

しかし、それがどちらかといえば恥ずかしい趣味だという自覚は彼らにもあるだろうし、

何より、あくまでメインのお客は子供たちである、という原則は守られていると思う。

ところが、日本におけるハリポタにはそれがない。

リア充サイドの人らが、堂々と吹聴して回る趣味になりかねない勢いだ。

おそらくJKかそこらの女の子が、USJCMで恥ずかしげもなくメテオロジックスとかやっているのを見ると、

やっぱりどこか違和感がある。

2016-06-11

[]

空色勾玉を読んだ。重厚世界観を作り上げている和製ファンタジーだった。ただ終始神様翻弄させられるばかりの展開では物足りなかった。最後ぐらい人間が泡吹かせてやったっていいと思うの。

個人的に一番好きな登場人物伊吹王だった。責任も取れるし大らかに包み込んでくれる年長者は素敵だと思う。死に様も作中で一番格好いい。素晴らしいおっちゃんキャラでした。

時点で鳥彦と岩姫が好き。主役を導く役割や、軽妙な口ぶりで助けてくれる人物はポイントが高くなりやすいのです。ファザコンを拗らせた照日王の子供らしい素顔は可愛らしかった。

Amazonレビューを流し見すると、低評価理由としてキャラが幼稚ってのが見られた。この意見肯定しないけれど、中盤から終盤にかけての自分意志を見失ってしまった状態の狭也は読んでいて退屈だった。挙句とある場面で絶対にやってはいけない行動を取ってしまいいろいろと振り出しに戻るわけだけれど、その辺りの物語の運び方が型に嵌まり過ぎているような気がしてならなかった。

また、ああいう再出発のために用意された重大な失敗って嫌いだなあって改めて思った。読んでいて辛くなる。青春モノとかでもあるんだけど、本当に苦手だ。ちょっと本題から外れるけど、いま放送してるリゼロって失敗ばかりの物語っぽいけど見てるだけで胃が痛くなってくる気がする。

話を元に戻す。空色勾玉物語としては結構普通な感じだった。ちょっと少女小説っぽいのかな。児童文学としては世界観が抜きん出ているけれど、物語の力はあんまり感じなかった。でも、この構成和風ファンタジーに与えた影響って計り知れないと思う。ちょっと前にも似たような流れの小説を読んだ気がするし。

何はともあれ次は白鳥異伝を読む。勾玉三部作攻略してやる。

眠い

2016-05-28

ズッコケ3人組最高傑作とは何か

を思い出そうとしたが、何一つとして覚えて居ない所に児童文学を感じる。

2016-05-11

北杜夫の「ぼくのおじさん」が実写化するらしい

あれはもううん十年前の児童文学だと思うのだけど、読んだことがある。

いや、まったく児童文学ではないし、児童向けに制定されていた時代があることにビックリするんだけど。

確かに面白いが「不朽の児童文学」とかいって宣伝するんだろうか。

大丈夫か?主人公の「おじさん」、増田みたいなやつだぞ。

2016-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20160112144551

そのあたりは対象年齢層の問題なんだよな。

対象年齢が上がると一般文芸に吸収されるし、下がると児童文学に吸収される。

児童向けのジャンルラノベで少ないのは確かにそうだ。

そのかわり、ファンタジーバリエーションでは、アニメはかなり劣る。

アニメでは戦記ものほとんどないし、Web小説由来で大量生産されている異世界召喚・転生系の流行も、アニメにはまだ波及してない。

少女向けラノベがぜんぜんアニメ化されないので、そちらで人気の姫嫁系などがアニメでは手薄。

ライト文芸で人気のお店ミステリは、ドラマ化はされても、アニメ化はなかなかされない。

あとは全体の話になるけど、漫画しろラノベしろ刊行点数が多ければ一つのジャンルの中でどんどん複雑化・細分化していくのに対して、

アニメは放映本数が少なく、そのジャンル代表的作品だけを抽出してくるので、そういう点でもバリエーションではやはり劣るよね。

2015-12-01

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2015-03-06

児童文学サーガ

小学生の頃、親が児童文学サーガを勧めてきたの。

赤毛のアン」と「次郎物語」ね。

今考えてみると親だって面白いなんて思っちゃいないのに小学生はこれを読まねばならんと強制的に読まされたのよ。

全く面白くないし共感できない上に長過ぎる。

面白い児童文学サーガってあるのかね。

2015-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20150119153008

ライトノベルより更に対象年齢が低い児童書は割とブンガク扱いされてるものも多いよね。「児童文学」と言うくらいだし。

子供自ら選ぶものではなく親が買い与えるものから

本読みというか意識の高い系の子供は児童文学卒業するとそのまま大人向け読んでるような。

そういう子は古典名作なんかを中高生時代に読み終わってしまう。

そうではない、小学校時代漫画しか読んでなかったような子向けがライトノベルか。

2014-12-26

http://anond.hatelabo.jp/20141226113402

本来ならその年齢も児童文学の射程範囲内なんだが、そこに欠落があるからラノベや大人向けを読まざるを得ない、ということだろ。

「本好き小学生なら大人向けの小説も読める」と「本好き小学生は大人向けの小説を読むしかない」はだいぶ違うよ。

http://anond.hatelabo.jp/20141226105633

ラノベが受け皿」じゃなくて「元々児童文学卒業する年齢なので、ラノベを読んでいる」んだろ。

ラノベなんて無い時代小学生やってたけど、本好きの友人は高学年になったら大人向け読んでたよ。

まして今はラノベも山ほどあるし大人向けでも漢字にいちいちフリガナ振られてるし、

小学生でも高学年で本読みなれてる子なら普通に読めるだろ。わざわざ児童文学読む必要がない。

本読まない子だったらどうせ自ら選ぶのは漫画だろうし、意識高い親好みのものとか読書感想文需要程度ならあるんだろうし。

児童文学男子けがないとか言ってるが

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/761669

ズッコケ三人組卒業する頃にはそのままラノベや大人若者向け(ヤングアダルト)に行ってるんじゃ?

ラノベって大多数が男子向けだよね。一部に少女小説もあるけど。

つか女子向けの児童文学ってズッコケと同じくらいの対象年齢で、

女子もそれ卒業したらラノベや大人向け読んでると思ってたけど。

女子男子ズッコケ卒業する歳になってもズッコケレベルのもの読んでると思ってるんだとしたら、女子馬鹿にし過ぎだろと。

小学生なんて大抵女子の方が発達早いのに。

2014-10-31

創作小説、また一次選考で落ちる

以前ここでさらした者です。

さらしたら、その増田http://anond.hatelabo.jp/20140620190651)がちょっとブックマークされて、小説ブクマも伸びました。どなたか知りませんが、本当に本当にありがとうございました(´;ω;`)

ちなみに小説はこれです→『月精のコニーリョ』http://ncode.syosetu.com/n8411cb/

「なろう」の相互お気に入りユーザーの方に「1話読んだだけでおなか一杯」って言われたので、まあそうなんだろうなと思いました。活動報告にだらだら書きましたが(http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/445982/blogkey/928868/)、文体微妙ジュリアン・グラック意識したのでとにかくだるいです(いや、全然そんな完成度はないんですが)。

で、今回この小説を「なろう」との連動企画「第2回オーバーラップ文庫WEB小説大賞」に応募したんですね(タグはもうはずしました)。今日一選考通過作品が発表されたんですが(http://over-lap.co.jp/bunko/narou-award2/)、まあ、普通にぼくの名前はありませんでした。

でも一次落ちなんてよくあること。つぎは「創元ファンタジイ新人賞」を目指しています。ぼくはラノベはあまり読んでこなかったので(少女小説児童文学は好きなんですが)、こういう普通ファンタジーのほうが適性があるのではないかと思いました。

ちなみに、次回作スティーヴ・エリクソンをかなり意識してますスティーヴ・エリクソンのような大胆な構成で、日本サブカルチャーのぶっとんだ荒唐無稽さを利用して、人間おかしさ、悲しさ、愛、さらにはそれを超えた永遠性みたいなもの表現したいと思ってます。あと、大好きなル・クレジオエッセイ上橋菜穂子の某小説オマージュみたいな部分もあります

話は戻りますが、じつはこの『月精のコニーリョ』はガガガ文庫の賞でも一次落ちしたやつなんですよね(もちろんガガガ落選原稿を書き直して「なろう」に投稿したわけですが)。だから今回落ちたことにはあまりダメージはないんです。でもまあラノベはむずかしいのかなあとあらためて思ったりもします。ラノベってほんとにむずかしいよ。だからといって、自分ガチ純文学人間でもないので、めんどくさいんですが……。

ぼくは文学が大好きで、人生でそれしかやる気がないんですが、悲しいことにまったく才能がなさそうなのです。でももう引き返しません。もう人生消化試合なので。ほかにやることもない……。

ぼくの場合他人に認められるかどうかよりも、真の芸術がやりたいというか、結局自分が納得するものが書きたいのです。書けたらもう死んでもいいのです。もちろん他人評価されたほうがいいのだろうけれど、でも世の中つまらない低レベル作品ばかりが売れているので、べつに認められなくてもいいのかなとか思ったりもします。どうせぼくがすばらしい作品を生み出したところで世間は見向きもしないだろう、そういう失望感はあります。ただまあこれはワナビ堕落最終形態ですね……。それをいってしまったらおしまいってやつです。でも実際、ル・クレジオの『調書』が大好きな人間とか日本にあんまりいないですよね。そういう日本小説読者を相手にどうやって表現していったらいいのか……。わかりやすエンタメ、わかりやすエンタメ、わかりやすエンタメ……。

先日、冗談で『スタバ☆de☆マック』(http://ncode.syosetu.com/n0138ci/)というショートショートを「なろう」に投稿したのですが、ありがたいことに現在74ptついてます。書くのに全然時間かかってないのに。あ、ちなみに、わかると思いますが、書き出しはカルヴィーノオマージュです。あまり意味はないですが、ワナビなら一度はやりたくなりますよね!? こういう雑なギャグのほうが需要があるんだなあと、なんか自分で書いてて複雑な気持ちになりました。

なんだろう。真面目なファンタジーはだめなんでしょうか。もう日本ファンタジーはできないんでしょうか。でもぼくはまだファンタジーの可能性を信じたいです。というわけで、「創元ファンタジイ新人賞」に向けて頑張ります。でもまた一次選考で落ちると思うので、それを「なろう」に投稿して、また増田愚痴って、そうやっていつの間にか年を取って死んでいくんですねw

でもその辺の一般人人生なんてそんなもんかもしれません。なにかを成し遂げようと思ったはいいけれど、それを夢見ただけで終わってしまう。自分はいつも自分人生から疎外されているわけです。ため息が出ます

2014-10-03

http://anond.hatelabo.jp/20141003083000

児童文学に多いファンタジーは、CGが発展する以前はほとんど映像不可能だったし、今だって巨額の制作費がかかるもんじゃね?

あ、すまん。読み違えてた。スルーしてくれ。

http://anond.hatelabo.jp/20141003082144

指輪ハリポタ実写化されてるしなあ

大人のファンが多い児童文学は大抵ファンタジーファンタジー実写化するのに金がかかるってのと

実写化が容易に出来そうな児童文学純粋子供向けであり、子供は実写よりアニメの方が好きってだけでは。

2014-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20141002015232

ラノベ定義ラノベレーベルから出てること」と定義するなら「半分だけラノベレーベル」なんて曖昧な言い方はだめだろう。

ラノベと一般レーベルの間のジャンルってことになるな。

まりラノベじゃない。

編集がなんと言おうが、挿絵が無かろうが、ラノベレーベルから出ていればラノベだ、と言ったのはおまえだろ。しっかりしろ

ああすまん。新潮社公式アカウントラノベレーベルじゃないと言ったんだった。新潮社nex編集が言ったんだと理解してた。

参考: http://togetter.com/li/684962

まりラノベじゃない。

ちなみに「ラノベじゃないと言ったほうが売れる」のは「書店ラノベ棚が飽和している」という前提あってのことだ。

そうかな。売れるなら書店は棚を拡大するんじゃないかな。

ライトノベルとは違うんだ」っていうところに価値観を見出す市場存在するからこういうブランド戦略で売れるだろう、という目論見があるのでは?

おいおい、「ラノベラノベじゃないのもどっちも出すレーベル」なんてもの存在したら、

その時点で「ラノベレーベルから出ている本がラノベ」なんて定義は成り立たないじゃないか。

これはホント君の言うとおりだな。

ラノベ定義を「ラノベレーベルから出ている本がラノベ」とすると講談社ノベルス存在破綻するということが判明したわけだ。

まあ講談社ノベルス中の人が何を考えているのかはよくわからないけど。

そこで修正案を提案したいんだけど、

ラノベ定義を「レーベル側(出版社)がラノベだと言ったらラノベ」というのはどうだろう。

これだと「ラノベレーベル」だと宣言しているレーベルの出す本は当然ラノベだし、ラノベラノベ以外も出版するレーベル包括的定義できる。

なかなか良い案じゃないかな?

エンタメ傾向と対象年齢」によって内容は変わらないのかよ、おい。

ああ、確かにエンタメである必要があるという意味では内容は制限を受ける可能性があるね。

ラノベでは何でもできるみたいな言い方は間違いかもしれない。

大衆文学比較してエンタメ傾向が存在することに起因する内容の変化はないということは言えると思う。

対象年齢については、文学作品対象年齢に下限はあっても上限は無いと思う。

子供漢字が読めなかったりするので読める小説制限はあるが、低年齢向けに書かれたものが大人の鑑賞に耐えられない内容であるという説得力のある根拠はないからだ。

結局、「対象年齢が低い」ということを定義に含めるかという話をするべきだと思うんだけど、

今書いた理由もあって、それはするべきではないと考えている。

それに加えて「対象年齢が低い」というのがラノベ出自としてはあるとしても実際は児童文学を読んでいる大人よりも明らかに多くの大人がラノベを読んでいて

実際に大人の鑑賞に耐えうる作品存在するという反論もそこここに見られる。

じゃあ今度は君は「大人のラノベ」はラノベじゃないのかよ、なんて話をし始めるのかもしれないけど、

まあ結局ジャンル分の定義存在するものに対して後付でしていくものなので、世の中が変化していく以上完璧定義はありえない。

結局、妥当性が高いもの共通認識として提案し続けるしか無いだろう。

というか完璧定義をすることは僕の目的じゃない。

僕は「ラノベ」っていうジャンルが、蔑称としても通称としても流通している現状は良くないと思う。

実際の文化的状況に対しての妥当定義付けは、論理的根拠の無い区別偏見差別を横行させないために必要だろう、と考えている。

黒人定義する際に、粗暴だとかリズム感がいいとかい定義は間違っている、粗暴じゃなくてリズム感の悪い黒人もいる。黒人定義は『黒色人種に属する人。』で十分だ」

と言っているのに、

「50%黒色人種の血が入っていて50%白人の血が混じっている人が存在するじゃないか! 黒人定義できない! 」

と言われても困る。やれやれ

2014-10-01

ラノベ馬鹿にしている奴らは馬鹿なのではないか

http://anond.hatelabo.jp/20141001193557

ジャンル小説判断する奴は馬鹿だ。

ライトノベルと言うと、表紙と挿絵アニメ風の美少女イラストが入った内容の軽い低俗な本、がすぐ思い浮かぶだろう。

雰囲気としては合っている気がする。僕の読んできたライトノベルもだいたいそんな感じだった。

でもとりあえずは、無用な誤解をさけるために定義付けをしっかりしよう。

ラノベというジャンル定義はなんだろうか。

ラノベ定義イラストが入っていることだろうか?

だけど、すぐに反証が見つかる。

例えばここに、さっき本棚を一分漁って見つけた佐々木マキイラストが入った村上春樹の『カンガルー日和』がある。

この本が刊行された時、日本文壇は春樹は文学ではないと言っていたかもしれないけど、少なくともラノベとは言えない。

よって、イラストが入っていることはラノベ定義ではない。

それに、児童文学イラストが入っているのが一般的からイラストラノベはいえないんじゃないだろうか。

じゃあ内容が低俗だとか軽いのがラノベだ、ということだろうか?

いやそれはおかしい。シドニィ・シェルダンの『空が落ちる』は一般小説の棚に置いてある。

入っているイラストアニメ絵からか?

だけど今度はラノベの方に反証がいくつか見つかる。

紅玉いづきの『ミミズクと夜の王』のイラストはどう見てもアニメ絵じゃないが、ライトノベルを名乗っている。

(表紙がアニメ絵の一般小説ちょっと名前は挙がらないけど、本屋でたまに見かける)

こんな感じで、ラノベラノベである理由はおよそはっきりしない。

はっきりしているのは、ラノベであると名乗っている出版レーベルが幾つかあり、それについて一般的ラノベであると認められているという状況のみである

こんなわけなので、定義ラノベレーベルから出ている本がラノベだ、ということにしておくのが妥当だろう。

から筒井康隆ラノベレーベルから小説を出したらラノベになるし、『百瀬、こっちを向いて。』の中田永一ラノベを書いたらラノベになるし、中島梓ラノベレーベルから本を出したらラノベになる。

大江健三郎児童文学だと言いはって『二百年の子供』を書いたら児童文学になったように、大江健三郎ラノベレーベルから小説を出したらラノベになるだろう。

ラノベゴミの山だと皆は言う。

その通りだ。

しかしそういう人は、日本文学が垂れ流した私小説という肥やしにもならない糞の山のことはどう考えているのか。

僕が言いたいのはつまり未来ノーベル文学賞作家ラノベから出ないと誰が言い切れるのか、ということだ。

いや言い切れるはずがない。

さっき書いたように、ラノベラノベであるのはレーベル問題であって、その内容だったり作者には関係が無いからだ。

だとするとどこにラノベ馬鹿にする論理的必然性があるのか。

そんなものはない。

ラノベ馬鹿にしている人は、ハリーポッター児童書版で出たら恥ずかしくて買えないのに一般書版で出たら買う人たちだ。

そういう人は自分の力で、自分だけの「ハリーポッター」を発見することは絶対にできない。

そういう人は本当に面白いものを見つけることも、それを評価することもできない。

周りの価値観ではなく、自分価値観で何かを判断することができない。

そういう人間を僕は馬鹿だと定義している。

2014-06-12

バッハ エルフエゴ チュパチュ

って、昔絵本児童文学かなんかで見た呪文なんだけど誰かしりませんか?

ぐぐっても0件なんです

2014-05-04

森絵都カラフルを読んだ

もう何度目かわからないけど。

やっぱり面白いわ。

児童文学から一般文学に行ってからは正直微妙だけど、森絵都を初めて知ったきっかけでもあるカラフル次元が違うわ。

読んでるときの切なさ、生々しさ、痛々しさが何かに似てると思ったら、桑島由一小説と似てるんだ。

でも桑島のと違うのは、きっちり脈絡のある起承転結があるというところだ。

桑島はどうも投げっぱなしジャーマンと文字水増しが多すぎて辟易ちゃうから

2014-04-22

http://anond.hatelabo.jp/20140420200750

ラノベしか読まない?他の小説は読む?それは何故?どこに魅力を感じている?

もともとは児童文学から大人版ルパン明智小五郎ホームズを読むようになりミステリ新本格SFへ。そこからコバルト文庫ラノベまで。

実用ビジネス書料理本、本と言う本が好き

おもしろ作品を探しただけ。

ラノベで好きなのは「ホライゾン」とか「され竜」「Dクラ」。別格で「ゼロ使」。

ラノベファンはラノベを一般娯楽小説定義付けのために一般と称しているだけ)と同じだと思っている?

違うものでしょう。

ラノベイラスト込みで作品

ラノベで、パロディ要素が殆どを占めるようなものはどう思っている?

おもしろければいい。

ラノベは何故ジャンル分けされない?ライトノベルという呼称は既に不要ではないか?

ラノベも単なるジャンルの1つで、元増田が思っているような特別ものではない。

ジャンルと言うのは読む側が選ぶための指標として存在している(こういう内容が読みたいと思った時に選ぶ指標)のだから

SFサイエンスフィクションならファンタジーから青春チックなもの宇宙の興亡を扱ったハードものまで含むのと同様、

ラノベイラストを楽しめる気軽な内容であることを意味してるだけなのでは。

ちなみに年配の小説読みなら、以前はSFミステリがバカにされていた時代を知っているはず。

権威けが好きな人の題材として、常に何かのジャンルが低く見られるだけです。

2014-02-02

国語出題題材確保に苦労する中学受験

先日、子供が通っている某N塾の国語の問題を見てみたら、いかにも「自己啓発」本な内容が文章題として取り上げられていた。

こういう文章題って、本来なら「日本文豪の作品」とか「日本児童文学の作品」とか「一流の随筆から出題されるもんだと

思い込んでいたが、この前見た文章は、「発売数か月で、ブックオフジャンクで並びそうな」スカスカ自己啓発本っぽかった。

あるいはコンビニ文庫に並んでそうなテイスト

まあ、こういう自己啓発本テクニックで、比喩の使い方が「一流」っぽかったので、それで「国語テスト材料にいい」とN塾が判断したのかも。

あと、確か谷川俊太郎あたりが、「受験産業が俺の作品を無断で国語試験題材に使うのはまかりならん」と

以前塾業界を訴えていた記憶があるので、「著作権的に、文豪の作品は使いづらい」時代なっちゃったのかもしれない。

塾の国語担当あたりが、「何か国語テストに使える題材、ないかなあ・・・」として、自己啓発本コーナーやコンビニ文庫

買いあさるシーンを想像すると、なんだか笑えてくる。

2013-11-21

海外子育てはしやすそうか

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.madameriri.com/2013/11/20/%E3%81%AA%E3%81%9C%EF%BC%9F%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%81%8C%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%81%AF%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%82%88%E3%82%8A10%E5%80%8D%E8%BE%9B/

欧米だけだろというコメントもあるので北京も加えて考察してみたい。東京は東と西では文化が違うのでそれも別だな。米は言ったことないのと欧で大都市パリしか知らないけど、個人的な感覚としてはどっか不親切な部分はあるけど、どっかしら親切、表出の仕方は文化の差としか思えなかった。

1. 外出時における周囲の人による移動手伝い

東京東:よく見かける。

東京西:よく見かける。ただまぁ嫌な顔してどかないなどして邪魔する人も時々いる

パリ:割と見かけるが、バスなどに乗る場合はたいていカップルで移動しているので、どちらかがやっている。いない時は(関係ない)おばちゃんが指令を出して若い人にやらせたりする。終わった後ににっこりしあうのはマナー特に意味は無い

北京:あんまりベビーカーを見かけないが、基本的にカップルまたは家族で移動しているので誰かが抱いている

2.妊婦赤ちゃんへの「声掛け」や「温かいまなざし

東京東:基本無反応かな。下町を歩いていると声をかけられることもあるが、知り合いでないとねぇ

東京西:レジとかでよく話しかけてるの見かける。多分レジパート日本人が多いせい。眼差しは無関心を体現した感じ

パリ:基本的に目が合うとにっこりするのがマナーというだけで別段あたたかいわけではない。そのかわり騒いでいても気にしない

北京:ぐずってる幼児に席譲ってあげる若い子をよく見かける。というか基本的にまったく知らない人でも隣にいると急に話しかけ始めたりするので優しさというわけではなく、そういうものだと思ってるぽい

3.子ども連れのママがいるだけで何となくその場があたたかく和む

東京東:まわりにいる人による

東京西:ママの様子による

パリ弱者外国人観光客ふくめ)が基本的優先+ママが周りを気にしていないので特になにが変わるわけではない。和むかどうかは本人のひとがらによる

北京子供の様子によっては和む

4「他人に不都合を与える人」に対して異様に厳しい社会である

東京東:知らない人間だと厳しいが、知り合いならなぁなぁ

東京西:知り合いになるほど厳しい

パリ:厳しくないが適当といったほうが適切。他人はどうでもいい。他人が嫌なことしてると黙ってそっと距離を取る

北京:何かアクションがあるまで他人がいることに気づかない。自分優先。他人がイライラしていても気づかない(イライラしてる方もイライラする前に口に出す

5ベビーカーに気を取られてる隙にバッグをひったくられたり、車を盗まれたり…

東京東:基本安全なのでそういうことはないが、千葉茨城側に行くと一部地域ではあぶない

東京西:基本危ない

パリ:かなり危ない

北京:よっぽどのことがない限りない。ボッタクリはあるかもしれんが

6狭いバス内でベビーカーの子供が泣き叫んでも、別に誰も嫌な顔しない。でも子連れ差別の前に人種差別的なものがある

東京東:良い意味人種差別的なものはある。外国人相手にはどんなときでもたいてい親切

東京西:かなり嫌な顔をする人の割合が多い。人種差別はないか

パリ白人なら嫌な顔はされない。ほかは乗ってきた時点でされる。何人でも子供が泣き叫ぶことに関しては無関心。バスの中とか走り回ってても気にしない

北京:そもそも大人がうるさい。言葉が通じない相手には親切(というかおせっかい

7絵本児童文学が豊か

東京東・西:豊か

パリ:少ない印象はある

北京:豊か

8.日本とくらべると乗車率が違う

東京東:まぁ多い

東京西:多すぎ

パリ:朝はかなり満員。押さなくて入らなくて良い程度。ストライキがあったら埼京線並み

北京バス地下鉄も路線によっては常にかなり混んでいる。日本通勤時間帯なみになることも

9泣いたりしたら、次の駅で降りないといけない気分になる

東京東:人が少ない時間帯だとなる

東京西:つねになる

パリ:ならない

北京:ならない

10パパが子育てしてない

東京東:あまりセットでは見かけない

東京西:若い人だとセットで見かける

パリ:基本的にカップルで移動。パパが子供の手を握っている

北京:基本的にカップルで移動。ママ子供を抱いているがパパがちょっかいしまくっている

11 子連れの優先されて当然って態度

東京東:基本申し訳なさげ

東京西:周囲に無関心

パリ:当然という態度

北京:周囲に無関心だが席譲られたりしたら一応お礼は言ってる

言葉通じるという点で日本が一番楽ですね。個人的には東京の西側よりは東・北側の下町が楽だと思います。ほんと。田舎のほうが厳しい印象はあるなー。あと大人のネットワークがめんどくさい。

2013-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20130605233438

元増田です。トラバありがとうございます

児童文学を上げる方がいらっしゃって驚きました。

ムーミン名前の意外性に笑わせていただきましたけど、

そういえば、そうでしたね。

青い鳥文庫といえば、はやみねかおるさんの夢水清志郎シリーズ

幼少のころ繰り返し読んだのをよく覚えています

(今懐かしくなって調べたら、いつのまに髪の毛の色が黒から赤に

変わってて衝撃でした。歳がばれそうです)

児童文学出身作家さんやその人が書いた児童文学など

確かに安心して読めそうですね。

クレヨン王国アニメ見てました。懐かしいw

小説原作だったんですね。今度読んでみます

「大人向けの恋愛コミックならわりかし、キスまり

顔がほてる程度でいいのですけど、小説の方が筆走ってる感じはありますね。

アシモフは「夜来たる」(中篇)しか読んだことがございませんが、

タイトルと簡単なあらすじから想像される童話のような世界とは裏腹に、

「夜が来る」ことを信じる考古学者や科学者とそれを信じようとしない人たちの間に

どろどろの係争最後まで繰り広げて夜を迎えるお話だったのを覚えてます

確かにそういう話は出てこないですけど、硬すぎます(笑)

増田さんがおすすめしていたのは「神々自身」でしょうか。逆に気になって読んでみたくなりました。

十二国紀の新刊楽しみですね。タイトルの「丕緒の鳥」は、

丕緒の脳裏に浮かんだ慶王と二人きりで楽しむ陶鵲の静かな時間に胸を打たれてしばらく戻れなくなったのを覚えています

「落照の獄」は入るのかな。あの話はとてもよくできてはいるのだけど、読むのにすごく体力使いますね。。。

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