現実世界だと「乗り物の動物避け」ってのは、動物が近づかないようにする対策がメジャーっぽい
車が鹿と衝突するのを避けるための、鹿が嫌う音を出す機械
サメが船に近づかないようにするための、サメが嫌う音やサメの感覚を狂わせる磁石
飛行機のエンジンに鳥が飛び込むのを避けるための、空港に設置された鳥が嫌う音を出す機械
船がクラーケンや人魚の襲撃を対策したいのであれば、それらを撃退するのではなく避ける・逃げる発想がまず第一にあるかもしれない
ファンタジー世界ということで魔法が有りなのであれば「人魚避けの魔法」「クラーケン避けの魔法」のような
ところでファンタジー世界でなくとも昔のヨーロッパではクラーケンや人魚(セイレーン)の実在がある程度は信じられていた
少し調べてみたが、対策らしい対策を行っている資料を見つけることが出来なかった
魔除けのひとつでもやってそうな気はするのだが……調べ方が悪かったか、見つからなかっただけで何かやっている気はする
ひょっとしたら怪物の脅威の前に対策すべきこと(沈没、座礁、船員の反乱、壊血病、etc)があまりにも多かったのかもしれない